JPH06208567A - バーコード管理方法及びこれを適用した流通管理装置 - Google Patents

バーコード管理方法及びこれを適用した流通管理装置

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JPH06208567A
JPH06208567A JP32012192A JP32012192A JPH06208567A JP H06208567 A JPH06208567 A JP H06208567A JP 32012192 A JP32012192 A JP 32012192A JP 32012192 A JP32012192 A JP 32012192A JP H06208567 A JPH06208567 A JP H06208567A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、全く関連性のない各バーコードの各
コードを前後に配置して1つの組み合わせコードの情報
単位を作成することによって各バーコードの一元管理が
容易となり、かつ各バーコードに付随する情報を相互に
活用、例えば物品の配送状況を迅速かつ正確に把握する
ことである。 【構成】百貨店から例えば簡易書留を差し出す場合、簡
易書留の封筒(1) に付された郵政引受番号及び百貨店の
伝票番号の各バーコード(7,4) が登録手段(20)によって
読み取られ、これらコードが配列されて1つ組合せコー
ドとして登録される。一方、この組合せコードのうち例
えば百貨店の伝票番号を照会部(31)に入力すると、この
番号に対応する郵政引受番号が検索され、その郵政引受
番号に関する情報を把握できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バーコードを用いて貴
重品等の物品を、例えば各配送会社の各流通系統により
配送する場合の配送状況を管理し、かつその物品の在庫
等の状況を管理するに適用するバーコード管理方法及び
これを適用した流通管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる貴重品等の物品を、例えば各配送
会社の各流通系統により配送する場合として、例えば百
貨店から郵便局に郵送物を依頼する場合について説明す
る。
【0003】百貨店から金券等をその届け先に発送する
場合、百貨店の売場において依頼主によって伝票が作成
される。この場合、伝票の控えを依頼主に渡している。
次に作成された伝票は、同百貨店における配送部門に渡
され、ここにおいて商品とともに伝票が封筒に入れられ
る。この場合、金券は貴重品として扱われ、例えば貴重
品郵便物の簡易書留として取り扱われる。又、これら郵
便物に対する料金後納郵便物差出票等の郵便局への提出
書類が手作業により同時に作成される。これら提出書類
が作成されると、簡易書留の封筒及び料金後納郵便物差
出票等の提出書類が郵便局に提出される。
【0004】一方、郵便局では、各簡易書留の封筒の個
々に対して郵政引受番号を付し、これら郵政引受番号と
料金後納郵便物差出票等とをチェックし、この後に簡易
書留の各封筒を各届け先に配達することになる。又、郵
便局からは、各簡易書留の各封筒に付した各郵政引受番
号を受ける。
【0005】ところで、依頼主は、百貨店に対して依頼
した伝票が現在どのような配送状況となっているかを問
合わせてくることがある。この配送状況の問合わせに回
答するために百貨店では、依頼主に渡した控え伝票には
百貨店側の伝票番号のみが記載されているので、この伝
票番号に基づいて郵政引受番号を調べる。そして、郵政
引受番号が分かれば、その番号の郵便物の配達状況を郵
便局に対して問合わせ、その配達状況の回答を依頼主に
対して返答している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、百貨店
から郵便局に依頼する郵便物やその他の発送物は大量に
あり、そのうち簡易書留だけでもその種類が定形内、定
形外とあり、さらに量目別に設定されている。従って、
郵便局に依頼する場合、百貨店では、例えば簡易書留等
の特殊取扱の種類別、定形外等の郵便物の種類別、重量
別、さらに郵便料金別に分類して差し出すことになる。
【0007】このため、配送部門において郵便物を作成
する作業は非常に大変であり、それに加えて料金後納郵
便物差出票等の提出書類を作成する作業は、膨大であり
非常に大変である。まして、これら作業は手作業により
行っているので多くの人員と時間がかかる。
【0008】そこで本発明は、全く関連性のない各バー
コードの各コードを前後に配置して1つの組み合わせコ
ードの情報単位を作成することによって各バーコードの
一元管理を容易とし、かつその物品を各流通系統で行っ
てもその流通状況を迅速かつ正確に把握するためのバー
コード管理方法及びこれを適用した流通管理装置を提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のバーコード管理
方法は、それぞれ付随する情報を有し、かつ互いに全く
関連性のないそれぞれ異なる各バーコードを読取り、こ
れらバーコードの各コードを配列して1つの組合せコー
ドの情報単位を作成し、かつこれらコードのうちいずれ
か1つのコードから前記組み合わせコードを作る他のコ
ードを検索するとともにそのコードに付随する前記情報
を相互活用するものである。
【0010】又、本発明は、物品に付され、それぞれ付
随する情報を有するともに互いに異なる各バーコードを
読取り、これらバーコードの各コードを配列して1つの
組合せコードの情報単位を作成する登録手段と、組合せ
コードを作るいずれか一方のコードからこのコードに対
応する他方のコードを検索し、この他方のコードに対応
する物品に関する情報を得る照会手段とを備えて上記目
的を達成しようとする流通管理装置である。この場合、
登録手段は、各バーコードを読み取る前に、少なくとも
物品の種類等の登録条件を設定する機能を有している。
【0011】又、本発明は、物品を少なくとも2つの流
通系統によって配送する場合に対する流通管理装置にお
いて、少なくとも物品の種類を設定し、この後に各流通
系統に対応しかつ物品に付されたそれぞれ異なる各バー
コードを読取り、これらバーコードの各コードを配列し
て1つの組合せコードを作成する登録手段と、この登録
手段により登録された各組合せコードを、各流通系統の
うち所望の流通系統に対応するコードの並び順序に従っ
て並び替えするソート手段と、このソート手段により並
び替えられた各組合せコードに対し、この組合せコード
を作るいずれか一方のコードからこのコードに対応する
他方のコードを検索し、この他方のコードに対応する流
通系統における物品の流通情報を得る照会手段と、登録
された各組合せコードを物品の種類別に編集して印字出
力する印刷手段とを備えて上記目的を達成しようとする
流通管理装置である。
【0012】ここで、覆体内に入れられた物品に対し、
覆体の表面に第1のバーコードを付すとともに物品に第
2のバーコードを付し、かつ覆体には第2のバーコード
の窓を形成してある。
【0013】又、登録手段は、組合せコードを作成する
際に、各バーコードのコードの桁数から組合わせコード
の配列順序を判定し、かつ次のバーコード入力時に同一
コードの重複入力を避ける機能を有している。
【0014】
【作用】このような手段を備えたことにより、物品を少
なくとも2つの流通系統によって配送する場合、物品に
付された各流通系統の各バーコードが登録手段によって
読み取られ、これらバーコードのコードが配列されて1
つの組合せコードとして登録される。
【0015】一方、組合せコードの一方のコードを照会
手段に入力すると、このコードに対応する他方のコード
を検索し、この他方のコードに対応する流通系統におけ
る物品の流通情報を得る。
【0016】又、上記手段を備えたことにより、物品の
種類等を設定した後に、物品に付された各バーコードが
登録手段によって読み取られ,これらバーコードのコー
ドが配列して1つの組合せコードとして登録される。こ
の登録された各組合せコードは、ソート手段によって所
望の流通系統に対応するコードの並び順序に従って並び
替えられる。一方、この組合せコードを作る一方のコー
ドを照合手段に入力すると、このコードに対応する他方
のコードが検索され、この他方のコードに対応する流通
系統における物品の流通情報が得られる。又、登録され
た各組合せコードが報知手段によって物品の種類別に編
集されて印字出力される。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
【0018】図1は本発明の流通管理装置を適用した貴
重品受渡システムの構成図である。この受渡システム
は、百貨店から簡易書留を郵便局に差し出す場合に適用
している。
【0019】簡易書留の封筒1には、図2に示すように
依頼主により記載された伝票2が入れられる。この伝票
2には、届け先の住所を記入する欄等が記載されている
とともに百貨店側で付した伝票番号3、例えば10桁の
伝票番号「5311−765−042」が記載されてい
る。又、この伝票2には、伝票番号3に対応するバーコ
ード4が記載されている。
【0020】一方、簡易書留の封筒1には、伝票2上の
届け先住所と対応する部分に届け先窓5が形成されてい
るとともに、伝票2上のバーコード4と対応する部分に
コード用窓6が形成されている。又、封筒1の表面に
は、郵便局から指定された11桁の郵政引受番号に対応
するバーコード7が記載されている。
【0021】一方、本受渡システムには、受渡プログラ
ムに従って指令を発する主制御部10が設けられ、この
主制御部10に各入力部11、12を介してバーコード
スキャナ13、キーボード14及びマウス15等が接続
され、又、各出力部16、17を介してCRTディスプ
レイ18、プリンタ19が接続されている。
【0022】又、登録手段20が主制御部10の指令に
従って作動するものとなっている。この登録手段20
は、簡易書留の封筒1に記載された各バーコード4、7
を読取り、これらバーコード4、7のコードを前後に配
列、つまりひもつけ処理を実行して1つ組合せコードを
作成して登録する機能を有している。
【0023】具体的な構成を説明すると、登録条件設定
部21は、作業日付、郵便物の特殊取扱の種類(例えば
簡易書留、速達簡易書留)、郵便物の種類(定形内、定
形外)、量目別(例えば25g以上、50g以上、…)
等を設定する機能を有している。又、郵便情報メモリ2
2には、郵便物の特殊取扱の種類、郵便物の種類及び量
目別に対応する郵便料金及び申出損害要償額が予め記憶
されている。一方、バッファメモリ23には、バーコー
ドスキャナ13により読み取られた各コードが一時的に
記憶されるものとなっている。
【0024】バーコード判定部24は、バッファメモリ
23に記憶されたコードを読み取って、バーコードスキ
ャナ13によりバーコード4、7が予め設定された順
序、例えば郵便局のバーコード7、次に百貨店のバーコ
ード4の順序で読み取られたかを判定する機能を有して
いる。この判定は、各バーコード7、4の桁数11桁、
10桁から判定し、その桁数でなければ読取り間違いと
してブザー等により報知する機能を有している。
【0025】ひもつけ処理部25は、バーコード判定部
24により読取り間違いでないと判定された各バーコー
ド7、4の各コードを図3に示すようにバーコード7の
コードを前とし、その後ろにバーコード4のコードを配
列して組合わせた1つの組合わせコードを作成して登録
メモリ26に記憶する機能を有している。この場合、組
合わせコードとともにバーコード読取り前に設定された
作業日付、郵便物の特殊取扱の種類及び郵便物の種類も
登録メモリ26に記憶される。次にソート部30は、登
録メモリ26に記憶された各コードを、百貨店の伝票番
号の小さいものから大きいものの順序に並び替えする機
能を有している。
【0026】照会部31は、ソート部30により並び替
えられた各コードに対し、このコードを作るいずれか一
方のコード、例えば百貨店の伝票番号からこの伝票番号
に対応する郵政引受番号を登録メモリ26から検索する
機能を有している。この場合、伝票番号又は郵政引受番
号の検索は、桁数毎の2分法検索により行なわれる。削
除部32は、バーコードスキャナ13により読み取られ
た伝票番号又は郵政引受番号の各バーコード、若しくは
キーボード14からキー入力された伝票番号又は郵政引
受番号の不要なデータを登録メモリ26から削除する機
能を有している。
【0027】印刷部33は、登録メモリ26に記憶され
た各コード及びその登録条件を編集して料金後納郵便物
差出票及び簡易書留郵便物受領票を作成し、これら料金
後納郵便物差出票及び簡易書留郵便物受領票をプリンタ
19に渡してプリントアウトさせる機能を有している。
【0028】又、ファイル管理部34は、フロッピーデ
ィスク35での運用管理を行うもので、登録メモリ26
からフロッピーディスク35へのデータのコピー、フロ
ッピーディスク35の初期化、フロッピーディスク35
内のデータの削除等を行う機能を有している。次に上記
の如く構成された装置の作用について説明する。
【0029】(1) 百貨店の売場において依頼主によって
伝票が作成される。この伝票の一部は、依頼主の控え伝
票として依頼主に渡され、その他の伝票は売場の控えや
発送部門に渡される。
【0030】次に百貨店の配送部門では、図2に示すよ
うに伝票2が簡易書留の封筒1内に入れられる。この場
合、伝票2には、10桁の伝票番号3、例えば伝票番号
「5311−765−042」が記載されるるとともに
そのバーコード4が記載されている。又、簡易書留の封
筒1には、郵便局から指定された11桁の郵政引受番
号、例えば郵政引受番号「300−84−00647−
0」のバーコード7が記載されている。そして、伝票2
が簡易書留の封筒1内にいれられると、封筒1のコード
用窓6を通してバーコード4が見える状態となる。そし
て、これら簡易書留の封筒1は、依頼された分だけ多数
作成される。又、これら郵便物は、簡易書留等の特殊取
扱の種類、定形外等の郵便物の種類、その重量別に分類
される。 (2) 次に各簡易書留の封筒1に対する登録作業が行なわ
れる。
【0031】システムに対して電源が投入されると、C
RTディスプレイ18の画面には、主制御部10の指令
により図4に示すメインメニュー画面が映し出される。
ここで、作業員によるキーボード14の操作によって
「登録」が選択されると、CRTディスプレイ18の画
面には作業日付の入力画面が映し出される。そして、作
業員のキーボード操作により作業日付がキー入力される
と、CRTディスプレイ18の画面には図5に示す登録
画面が映し出される。この登録画面には、登録作業であ
ることの表示、その作業日、郵政引受番号及び伝票番号
の入力欄、登録作業の条件の入力欄等が表示されてい
る。
【0032】この登録作業にあたっては、先ず登録する
郵便物に対する登録条件が設定される。すなわち、作業
員によるキーボード14の操作により特殊取扱の種類と
して簡易書留が入力され、又その郵便物の種類として定
形外、その重量50g以内がキー入力される。
【0033】これら登録条件がキー入力されると、登録
条件設定部21はこれら登録条件を保持し、かつこれら
登録条件に応じた申出損害要償額(例えば5000円)
及び郵便料金(例えば312円)を郵便情報メモリ22
を検索して設定する。なお、これら料金もCRTディス
プレイ18の登録画面に表示される。
【0034】この状態に、作業員によってバーコードス
キャナ13が操作され、郵政引受番号のバーコード7が
読み取られ、そのコードが一時バッファメモリ23に記
憶される。
【0035】このコードの記憶によりバーコード判定部
24は、バッファメモリ23に記憶されたコードを読み
取って、郵政引受番号のバーコード7が入力されたかを
その桁数から判定する。ここで、郵政引受番号のバーコ
ード7は、例えば「300−84−00647−0」の
ように11桁であり、その桁と一致すれば、バーコード
判定部24は次のコード入力を許可する。
【0036】しかし、バーコードスキャナ13によって
伝票番号のバーコード4が入力されると、このバーコー
ド4の桁数は10桁であり、バーコード判定部24はブ
ザー等を鳴動して読取り違いを報知し、11桁のコード
が入力されるまで同状態を続ける。この場合、次にバー
コードスキャナ13の読取りにより郵政引取番号のバー
コード7が読み取りされれば、上記の如く次のコード入
力を許可する。
【0037】次にバーコードスキャナ13により伝票番
号のバーコード4が読み取られると、そのコードは一時
バッファメモリ23に記憶される。バーコード判定部2
4は、伝票番号のバーコード4が入力されたかをその桁
数から判定し、伝票番号のバーコード4は、例えば「5
311−765−042」のように10桁であり、その
桁と一致すれば、バーコード判定部24は次のコード入
力を許可する。
【0038】なお、上記同様に違う桁数のコードが入力
されれば、バーコード判定部24はブザー等を鳴動して
読取り違いを報知し、10桁のコードが入力されるまで
同状態を続ける。
【0039】郵政引受番号のバーコード7及び伝票番号
のバーコード4の入力が共に許可されると、ひもつけ処
理部25は、図3に示すように郵政引取番号のバーコー
ド7のコードを前とし、その後ろに伝票番号のバーコー
ド4のコードを配列して1つの組合わせコードを作成
し、このコードを登録メモリ26に記憶する。ここで、
郵政引受番号「300−84−00647−0」と伝票
番号「5311−765−042」とをひもつけする
と、組合わせコードは、 「300−84−00647−0−5311−765−
042」 となる。この場合、ひもつけ処理部25は、コードの記
憶とともに登録条件も登録メモリ26に記憶する。以上
のようにして簡易書留の封筒1の1通に対する登録が行
われ、この登録作業が各簡易書留の封筒1に対して行わ
れる。 (3) 登録作業が終了、又はその作業途中において登録メ
モリ26に記憶された各各組合わせコードに対するソー
トが行われる。
【0040】すなわち、作業員のキーボード操作により
ソートが指示されると、ソート部30は、登録メモリ2
6に記憶された各組合わせコードを、伝票番号のコード
の小さいものから大きいものの順序に並び替えされる。 (4) 以上のようにして登録作業が終了すると、郵便局へ
の提出書類、つまり書留郵便物の受領票及び料金後納郵
便物差出票が作成される。
【0041】すなわち、作業のキーボード操作により再
び図4に示すメインメニュー画面に戻され、ここで「印
刷」が選択される。この選択により主制御部10は印刷
部33に対して動作指令を発する。
【0042】この印刷部33は、先ずCRTディスプレ
イ18に対して図6に示す印刷画面を映し出す。この印
刷画面には、書留郵便物受領票及び料金後納郵便物差出
票の選択メニューとなっている。
【0043】この状態に、作業員のキーボード操作によ
り書留郵便物受領票が選択されると、印刷部33は、書
留郵便物受領票のプリントアウトの日付を入力する画面
をCRTディスプレイ18に表示し、その日付が入力さ
れると、登録メモリ26に記憶されている各組合わせコ
ードから郵政引受番号及び伝票番号を読み出すととも
に、その郵便料金、請求損害要償額を読み出し、これら
に連続番号を付してプリントアウトする。
【0044】図7はかかる書留郵便物受領票をプリント
アウトした結果であり、伝票番号が受取人の氏名として
印刷されている。又、書留郵便物受領票では、ソート機
能が掛けられているので、受取人の氏名の番号順に記載
されている。
【0045】次に料金後納郵便物差出票が選択される
と、印刷部33は、登録メモリ26に記憶された各郵便
物のデータを、特殊取扱の種類、郵便物の種類、量目別
に分類し、かつその個数、合計料金等を集計して求め
る。この集計が終了すると、印刷部33はその結果をプ
リントアウトする。図8はかかる料金後納郵便物差出票
をプリントアウトした結果である。このように書留郵便
物受領票及び料金後納郵便物差出票をプリントアウトす
ると、これらと各簡易書留の封筒1とを郵便局に差し出
す。
【0046】(5) 一方、依頼主から百貨店に対して依頼
した伝票が現在どのような配送状況となっているかを問
合わせてくることがある。この場合、百貨店では、依頼
主から、依頼主に渡した控え伝票に記載してある百貨店
側の伝票番号を聞く。
【0047】作業員は、CRTディスプレイ18に映し
出されているメインメニューから「照会」を選択する。
そうすると、照会部31は、CRTディスプレイ18に
図9に示す照会画面を映し出す。
【0048】ここで、作業員によって依頼主から聞いた
伝票番号がキーボード14からキー入力又はそのバーコ
ードがバーコードスキャナ13によって読み取られる。
照会部34は、入力された伝票番号を登録メモリ26に
おいて検索し、この伝票番号のコードに対応する郵政引
受番号のコードを検索し、これと共にこの郵政引受番号
の郵便物の特殊取扱の種類、その郵便物の種類、その重
量を読み出し、これらをCRTディスプレイ18に表示
する。
【0049】(6) 次に登録メモリ26に記憶したデータ
を削除する場合には、CRTディスプレイ18に映し出
されているメインメニューから「削除」を選択する。そ
うすると、削除部32は、CRTディスプレイ18に図
10に示す削除画面を映し出す。この状態に、作業者に
よって削除する伝票番号又は郵政引受番号がキーボード
14からキー入力又はそのバーコードがバーコードスキ
ャナ13によって読み取られる。そして、その番号が削
除画面上の該当する欄に表示され、作業者によってキー
ボード14上の削除実行キーが操作されると、削除部3
2は登録メモリ26における当該伝票番号に対応する郵
政引受番号や特殊取扱の種類、その郵便物の種類、その
重量、郵便料金、申出損害要償額は削除される。
【0050】このように上記一実施例においては、百貨
店の伝票番号及び郵政引受番号をそれぞれバーコード化
し、それを前後に配列した1つの組合わせコードとして
登録するようにしたので、百貨店の発送部門における作
業量が大幅に減少でき、そのうえ郵便局へ提出する書留
郵便物受領票及び料金後納郵便物差出票を自動的にプリ
ントアウトできて、その作業の負担を大幅に減少でき
る。これに伴って郵便局においても各簡易書留の封筒1
に対する照合作業も容易となる。特に料金後納郵便物差
出票では、特殊取扱の種類、その郵便物の種類、その量
目別にプリントアウトでき、さらにその分類した各郵便
物の個数、1個の料金、合計料金を自動的にプリントア
ウトでき、作業の合理化が図れる。
【0051】又、登録作業では、先ず郵政引受番号のコ
ードを入力し、次に伝票番号のコードを入力する判定を
行うので、これら番号の配列が間違って登録されること
がなく、配達状況の照会でも正確な回答を行うことがで
きる。
【0052】一方、依頼主から配達状況の問い合わせが
あっても、百貨店の伝票番号と郵政引受番号とを組み合
わせた1つの組合わせコードとしたので、その伝票番号
に対応する郵政引受番号を直ぐに検索でき、かつ郵便局
に対して問い合わせることによって、その配達状況を直
ぐに返答することができる。なお、郵政引受番号が検索
された後、この番号の郵便物に対する問い合わせを郵便
局に対して電話を用いて行う。
【0053】又、百貨店の伝票番号はバーコード化さ
れ、簡易書留の封筒1に入れてもそのコード用窓6から
見えるので、簡易書留の郵便物として作成された状態で
登録作業ができ、そのときに伝票番号以外の情報、例え
ば商品の価格や体裁を開示することなく読み取ることが
できる。
【0054】さらに、書留郵便物受領票及び料金後納郵
便物差出票のプリントアウトに際しては、その日付が入
力されるので、各書留郵便物の登録日と、これら書留郵
便物を郵便局33に提出する日付とをそれぞれ別に管理
できる。従って、百貨店では郵便局の受付け時間が決め
られているので、この時間に間に合わなかった郵便物は
次の日の発送に回してその日付を管理できる。なお、本
発明は上記一実施例に限定されるものでなくその要旨を
変更しない範囲で変形してもよい。
【0055】例えば、上記一実施例では、百貨店と郵便
局との間に適用したが、これに限らず百貨店と配送会社
との間、配送会社と配送会社との間、さらには百貨店同
士の間における百貨店共同配送システムにも適用でき
る。
【0056】又、百貨店では、配達した物品が例えば住
所変更により戻ってくる場合がある。この場合に、配達
先の新住所を改めて聞いて新しい伝票を作成する。そし
て、旧住所の伝票のバーコードと新住所の伝票のバーコ
ードとを読み取って1つ組合せコードの情報単位を作成
し、これにより配達状況を管理するようにしてもよい。
さらに、百貨店の商品に対して付したバーコードに対
し、その商品の在庫状況、価格等の情報を付加し、商品
の管理に適用することもできる。
【0057】又、2つのバーコードを組み合わせて1つ
のコードを作成する場合について説明したが、複数のバ
ーコード、例えば3つバーコードを配列して1のコード
を作成するようにしてもよい。この場合には、例えば3
つの配送会社を通じて物品を配送する場合に適用でき、
各配送会社での配送状況を即座に問い合わせることがで
きる。さらに、貴重品に対する配送に限らず、一般的な
配送物全体に対して適用できる。
【0058】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、全
く関連性のない各バーコードの各コードを前後に配置し
て1つの組み合わせコードの情報単位を作成することに
よって各バーコードの一元管理が容易となり、かつ各バ
ーコードに付随する情報を相互に活用できるバーコード
管理方法を提供できる。
【0059】又、本発明によれば、全く関連性のない各
バーコードの各コードを前後に配置して1つの組み合わ
せコードの情報単位を作成することによって各バーコー
ドの一元管理が容易となり、その物品を各流通系統で行
ってもその流通状況を迅速かつ正確に把握できる流通管
理装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる流通管理装置を適用した貴重品
受渡システムの一実施例を示す構成図。
【図2】同受渡システムの対象となる郵便物を示す図。
【図3】同受渡システムにおけるひもつけ処理を示す模
式図。
【図4】同受渡システムにおけるメインメニュー画面を
示す図。
【図5】同受渡システムにおける登録画面を示す図。
【図6】同受渡システムにおける印刷画面を示す図。
【図7】同受渡システムによりプリントアウトされる書
留郵便物受領票を示す図。
【図8】同受渡システムによりプリントアウトされる料
金後納郵便物差出票を示す図。
【図9】同受渡システムにおける照会画面を示す図。
【図10】同受渡システムにおける削除画面を示す図。
【符号の説明】 1…簡易書留の封筒1、2…伝票、3…伝票番号、4,
7…バーコード、5…届け先窓、6…コード用窓、10
…主制御部、13…バーコードスキャナ、14…キーボ
ード、18…CRTディスプレイ、19…プリンタ、2
0…登録手段、21…登録条件設定部、22…郵便情報
メモリ、23…バッファメモリ、24…バーコード判定
部、25…ひもつけ処理部、26…登録メモリ、30…
ソート部、31…照会部、32…削除部、33…印刷
部、34…ファイル管理部。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ付随する情報を有し、かつ互い
    に全く関連性のないそれぞれ異なる各バーコードを読取
    り、これらバーコードの各コードを配列して1つの組合
    せコードの情報単位を作成し、かつこれらコードのうち
    いずれか1つのコードから前記組み合わせコードを作る
    他のコードを検索するとともにそのコードに付随する前
    記情報を相互活用することを特徴とするバーコード管理
    方法。
  2. 【請求項2】 物品に付され、それぞれ付随する情報を
    有するともに互いに異なる各バーコードを読取り、これ
    らバーコードの各コードを配列して1つの組合せコード
    の情報単位を作成する登録手段と、前記組合せコードを
    作るいずれか一方のコードからこのコードに対応する他
    方のコードを検索し、この他方のコードに対応する前記
    物品に関する情報を得る照会手段とを具備したことを特
    徴とする流通管理装置。
  3. 【請求項3】 登録手段は、各バーコードを読み取る前
    に、少なくとも物品の種類等の登録条件を設定する機能
    を有することを特徴とする請求項2記載の流通管理装
    置。
  4. 【請求項4】 物品を少なくとも2つの流通系統によっ
    て配送する場合に対する流通管理装置において、 少なくとも前記物品の種類を設定し、この後に前記各流
    通系統に対応しかつ前記物品に付されたそれぞれ異なる
    各バーコードを読取り、これらバーコードの各コードを
    配列して1つの組合せコードを作成する登録手段と、こ
    の登録手段により登録された各組合せコードを、前記各
    流通系統のうち所望の流通系統に対応するコードの並び
    順序に従って並び替えするソート手段と、このソート手
    段により並び替えられた前記各組合せコードに対し、こ
    の組合せコードを作るいずれか一方のコードからこのコ
    ードに対応する他方のコードを検索し、この他方のコー
    ドに対応する前記流通系統における前記物品の流通情報
    を得る照会手段と、登録された各組合せコードを前記物
    品の種類別に編集して印字出力する印刷手段とを具備し
    たことを特徴とする流通管理装置。
  5. 【請求項5】 覆体内に入れられた物品に対し、前記覆
    体の表面に第1のバーコードを付すとともに前記物品に
    第2のバーコードを付し、かつ前記覆体には前記第2の
    バーコードの窓を形成したことを特徴とする請求項2又
    は4記載の流通管理装置。
  6. 【請求項6】 登録手段は、組合せコードを作成する際
    に、各バーコードのコードの桁数から組合わせコードの
    配列順序を判定し、かつ次のバーコード入力時に同一コ
    ードの重複入力を避ける機能を有することを特徴とする
    請求項2又は4記載の流通管理装置。
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