JP3897952B2 - 携帯電話機及びそれを用いた非接触式自動改札機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話及びその携帯電話を用いて非接触的に入出場処理することのできる非接触式自動改札機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、特開平1−246687号公報に示されているように、自動改札機の本体と定期券との間で非接触的にデータの授受を行って、自動改札機の本体に定期券を挿入することなく入出場処理(入場又は出場の処理)を行うことのできる非接触式自動改札機が提案されている。この非接触式自動改札機は、定期券等の乗車券類を非接触式自動改札機の本体に投入する必要がないため、利用者(旅客)の利便性を向上できる特長を有している。すなわち、定期券利用者は、入出場の度に定期券を定期券入れから出し入れすることなく、定期券を非接触式自動改札機の本体に設けられているアンテナにかざしたり、そのアンテナに軽く触れるだけで足りるので、利用者の利便性を向上させることができる。
【0003】
上述の非接触式自動改札機で用いられる非接触式定期券は、無線通信機能を備えたICカードからなる非接触券で構成されている。したがって、その非接触券のメモリの内容を更新すれば、その非接触券を繰返し使用することができる特長も有している。また、その非接触券は、ICカードからなるので、従来の磁気券に比べて記憶容量が格段に大きいので、その非接触券に金額データ(SFデータ)を持たせ、その金額データを用いて定期券の乗車区間外を乗車できるようにしたり、あるいは、駅売店等で買物ができるようにすることが考えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、非接触式自動改札機は、定期券利用者にとって、極めて便利な自動改札機となるが、近年、いわゆるPHS(パーソナル・ハンディホン・システム)や携帯電話等の携帯電話(移動体通信器)が普及してきており、非接触式自動改札機が普及したときには、非接触券及び携帯電話を所持する必要がでてくる。つまり、同種の無線通信機器を2個所持しなければならないという面倒が発生する。
【0005】
また、定期券が非接触券となった場合、定期券データの更新は簡単に行うことができるが、その定期券の有効区間等の表示内容の更新、すなわち、券面の印字の変更を所定の発色温度で印字し、所定の消色温度で消字するリライト方式等の複雑な印字方式を採用しなければならないという欠点がある。
【0006】
さらに、近年の携帯電話の普及に伴い、その携帯電話を利用して予約乗車できるようにするとともに、非接触券に金額データを持たせたとき、その携帯電話を利用して銀行口座から金額データを書込めるようにすることが望まれている。
【0007】
そこで、本発明は、上記欠点を解決するとともに、上記要望に応えるためになされたものであって、その目的は、非接触式自動改札機で用いる携帯電話を提供するとともに、その携帯電話との間でデータ授受を行って入出場処理することのできる非接触式自動改札機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係る携帯電話は、上記目的を達成するために、携帯電話本体に非接触式自動改札機との間で非接触でデータ授受を行って入出場処理するための定期券等の所定の乗車券の乗車券データを記憶するための乗車券データ記憶部を設けるとともに、その非接触式自動改札機からの電力波を受信して駆動電源とし、その携帯電話機本体の駆動電源が切れてもその携帯電話機本体とその非接触式自動改札機との間で非接触でデータ授受を可能として入出場処理する入出場処理手段を設けたことを特徴としている。
本発明の請求項2に係る携帯電話機は、上記目的を達成するために、携帯電話本体に所定の金額データを記憶する金額データ記憶部を設けるとともに、非接触式自動改札機等の処理機からの電力波を受信して駆動電源とし、その携帯電話機本体の駆動電源が切れてもその携帯電話機本体とその処理機との間で非接触でデータ授受を可能として所定の処理を行なう処理手段を設けたことを特徴としている。
本発明の請求項3に係る携帯電話機は、前記金額データ記憶部に記憶される所定の金額データは、前記携帯電話本体を用いた通信により書込まれるものであることを特徴としている。
本発明の請求項4に係る携帯電話機は、前記乗車券データ記憶部又は前記金額データ記憶部に記憶されている内容を前記携帯電話本体に設けられている表示画面に表示する表示制御手段を有することを特徴としている。
【0009】
本発明の請求項5に係る非接触式自動改札機は、上記目的を達成するために、非接触式自動改札機の本体からの電力波を受信して駆動電源とし、携帯電話機本体の駆動電源が切れてもその携帯電話機本体とその非接触式自動改札機の本体との間交信を可能とする交信手段と、交信したときに得られた、前記携帯電話に記録されている定期券等の所定の乗車券データ、又は所定の金額データに基づいて入出場処理する入出場制御手段と、を有することを特徴としている。
【0010】
本発明の請求項6に係る非接触式自動改札機は、上記目的を達成するために、非接触式自動改札機の本体からの電力波を受信して駆動電源とし、携帯電話機本体の駆動電源が切れてもその携帯電話機本体とその非接触式自動改札機の本体との間交信を可能とする交信手段と、交信したときに得られた、前記携帯電話の識別データ及びその携帯電話の電話回線網を介して予め入力された乗車予約データに基づいて入出場処理する入出場制御手段と、を有することを特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、携帯電話を用いて入出場処理している状態を示す一実施の形態に係る非接触式自動改札機及び携帯電話の斜視図、図2は携帯電話を用いて予約乗車するときの全体的説明図である。
【0012】
先ず、非接触式自動改札機から説明すると、非接触式自動改札機の本体(以下、「本体」という。)の改札通路Pの入口側の筐体Hの上面には、図示しない非接触式券又は携帯電話本体(PHSも含む)H(以下、携帯電話本体を含めて携帯電話で説明する。)と交信するためのアンテナaが設けられている。
【0013】
本体Gの筐体G′の改札通路Pの入口側には、本体Gの使用状態、つまり改札通路Pを通過できるか否かを利用者に表示するための表示部1が設けられている。また、図中、S,S…は、改札通路Pへの利用者の進入又は改札通路Pからの退出、あるいは通過を検知するための光電式の人間検知器であり、筐体G′の側面及びセンサ取付アーム2に取付けられている。また、筐体G′の側面には、利用者に対して音声により所定の案内をアナウンスするためのスピーカ3が取付けられているとともに、筐体G′の上面の出口側には、利用者に対して文字により所定の案内を行う表示画面4が取付けられている。
【0014】
図中、5は、本体Gの動作を司どる制御器であり、マイクロコンピュータを中心に構成されている。そして、この制御器5には、携帯電話Hとの間でデータの送受信を行うトランスミッタ(リーダライタ)Tが接続されている。
【0015】
トランスミッタTは、周知の非接触式自動改札機と同じく、アンテナaを介して本体Gから携帯電話Hに駅名及び当日日付等のデータの送信信号を送信するとともに、携帯電話Hからの乗車区間等の非接触券のカードデータに相当する所定のデータ(本発明では「カードデータ」として説明する。)を受信できる機能を有している。
【0016】
図2は、携帯電話Hの基地局Bが各駅(ここでは、説明を簡単にするために甲,乙の2駅しか示されていない。)のコンピュータを中心に構成された駅装置C,Cと電話回線網(公衆回線網)Lを介して接続されている状態が示されている。
【0017】
すなわち、この図2は、後に詳述するが、携帯電話Hで予約乗車するときの入出場処理を示していて、携帯電話Hで各駅の本体Gに予約情報を書込み、その情報に基づいて携帯電話Hを用いて入出場できることを示している。
【0018】
図3は、本体Gの制御器5及び携帯電話Hの電気的構成を示すブロック図であって、本体Gに設けられている制御器5側から説明すると、この制御器5の制御部6は、メモリ7に記憶されているシステムプログラム及びワーキングデータを用いて演算処理を行って、本体Gを統括的に制御できるように構成されている。そして、この制御部6には、図示しないI/Oユニットを介してドアD1 ,D2 を駆動制御するドア駆動ユニット8と、表示画面4の表示内容及び表示色を駆動制御する表示画面駆動ユニット9とが接続されている。なお、この制御部6には、I/Oユニットを介してスピーカ3の音声を駆動制御する音声駆動ユニット、及び人間検知器Sの検知信号を入力するためのセンサアンプ等が接続されているが、ここでは省略されている。
【0019】
トランスミッタTには、携帯電話Hと交信を行うためのアンテナaが接続されている。なお、このアンテナaには、図示しない従来の非接触券とデータ授受を行うときに、その非接触券に電力を供給するためのアンテナも含まれているが、ここでは省略されている。
【0020】
携帯電話Hは、周知の携帯電話として機能する携帯電話ユニット(送受話器ユニット)hの外に、周知の非接触券として機能する部材(非接触式のICカード)が含まれている。すなわち、この携帯電話Hには、上述の携帯電話ユニットh以外に、アンテナ10と、通信制御部11と、CPU12と、メモリ13とが設けられている。このメモリ13には、CPU12の演算処理用のシステムプログラムが記憶されているとともに、図3の下部右側に示されるように、そのメモリ13の定期券データ記憶部13aには定期券データが、また、金額データ記憶部13bには金額データ(SFデータ)が記憶されている。
【0021】
定期券データ及び金額データ、すなわち、カードデータのメモリ13への記憶は、駅等の所定の場所に設けられるデータ書込機によって、すなわち、周知の非接触券へのデータ書込と同様に行われる。もちろん、このカードデータ書込は、前払い又は後払いかを問わず、乗車料金の支払を条件に行われる。
【0022】
なお、上述の通信制御部11、CPU12及びメモリ13は、説明を容易にするために、携帯電話ユニット(送受話器ユニット)hと別体として示されているが、携帯電話ユニットhに設けられている共通する各部材と共用してもよいことはもちろんである。
【0023】
しかし、携帯電話Hの電池Eが切れたときに、その携帯電話Hによる入出場ができなくなるのを防止するために、周知の非接触券に設けられているような本体Gからの電力波を受けるアンテナと、そのアンテナで受信した信号を基に電力を生成する電力生成回路とを設けて、電池Eが切れていても、常時、入出場処理できるようにすることが望まれる。
【0024】
次に、図4(a)のフローチャートを用いて携帯電話Hのメモリ13に記憶されている定期券データを用いた入出場の制御動作について説明する。
【0025】
今、携帯電話Hを所持している利用者が入出場をしようとして、その携帯電話Hを本体Gのアンテナaにかざしたとする(ステップ100肯定。以下、ステップを「S」とする。)。携帯電話Hがアンテナaにかざされると、本体Gと携帯電話Hとの間でデータ授受が行われる(S102)。
【0026】
本体Gの制御部(CPU)6は、データ授受により得られた携帯電話Hからのカードデータ(定期券データ)に基づいて入出場処理の演算を行い、その演算処理の結果、入出場を許可できるときは、ドアD1 が開かれて(本体Gがノーマルオープン型のときはそのまま)入出場が許可されるとともに、携帯電話Hのメモリ13に新たな入出場データが書込まれて、一連の入出場処理が終了となる(S104肯定、S106)。
【0027】
上述の入出場の演算処理の結果が入出場を許可できないとき、例えば、定期券の有効期間切れ等により入出場を許可できないときは、ドアD1 が閉じられるとともに、入出場拒否の原因が表示画面4及びスピーカ3を介して案内される(S104否定、S108)。
【0028】
上述の制御動作の例は、携帯電話Hのメモリ13に記憶されている定期券データを用いた入出場処理であるが、メモリ13の金額データ記憶部13bに記憶されている残額が入出場を許可できるときは入出場が許可され、また、その残額が不足するときには入出場が拒否される。
【0029】
図4(b)は、携帯電話Hを用いて予約乗車するときの制御動作を示すもので、図2をも用いて説明する。
【0030】
今、携帯電話Hを所持している利用者が甲駅から乙駅まで乗車しようとしているものとする。
【0031】
携帯電話Hの図示しない機能ボタンやテンキー等のプッシュボタンを所定の手順より操作されることにより、基地局B及び電話回線Lを介して甲駅に設けられている駅装置Cの乗車予約システムが稼動し、その携帯電話Hの識別データ(例えば、携帯電話Hの電話番号)とともに予約される。そして、この予約情報は、甲駅に設置される本体Gの制御器5のメモリ7に記憶される。
【0032】
メモリ7に予約情報が記憶されている状態で、予約に係る携帯電話Hが本体Gのアンテナaにかざされると、本体Gと携帯電話Hとの間でデータ授受が行われる(S200肯定、S202)。
【0033】
本体Gの制御器5の制御部(CPU)6は、データ授受によって得られた携帯電話Hの識別データ(携帯電話Hのメモリ13にカードデータとして含まれている。)と、予めメモリ7に記憶されている識別データが一致したとき、その携帯電話Hの所持者が予約客と判定されて入場が許可される(S206肯定、S208)。もちろん、上述の識別データが一致しないときは、予約客でないので入場は拒否される(S206否定、S210)。
【0034】
図4(b)のステップでは省略されているが、甲駅から入場するときは、携帯電話Hのメモリ13に入場データが書込まれ、また、乙駅から出場するときは、そのメモリ13に出場データが書込まれる。
【0035】
上述の予約乗車における乗車料金の徴収は、携帯電話Hによる予約成立時に、その携帯電話Hの使用料金の支払口座から、又は別の口座から引落すことにより行ったり、あるいは、乙駅からの出場時に甲駅から乙駅までの実際の乗車料金を算出して引落すようにすることができる。いずれにしても、キャッシュレスで乗車できる特長がある。
【0036】
なお、上述の例では、本体Gは携帯電話Hで入出場処理することを示したが、非接触券でも入出場処理できることはもちろんである。
【0037】
図5は、携帯電話Hの各種モードのうちの定期券の内容を表示する定期券内容表示モード、及び自己の銀行口座等の所定の場所から携帯電話Hに所定の金額を書込む金額積増モードの制御動作を示すフローチャートである。
【0038】
もちろん、この携帯電話Hには、周知の携帯電話と同様に、電話番号を登録するような各種モードを設定することができるが、ここでは、上述の2つのモードについてのみ説明する。
【0039】
先ず、携帯電話Hを定期券内容表示モードに設定するには、携帯電話Hの図示しない機能ボタンやテンキー等のプッシュボタンを所定の手順で操作すると、携帯電話Hは、定期券内容表示モードに設定される。(S300、S302a)。携帯電話Hが定期券内容表示モードに設定されると、携帯電話Hの液晶等からなる表示画面H′に、図6(a)に示されるような定期券の内容が表示される。したがって、利用者は、自己の定期券の内容を確認することができ、定期券の更新等を効果的に行うことができる。
【0040】
次に、携帯電話Hを金額積増モードに設定するには、携帯電話Hの図示しない機能ボタンやテンキー等のプッシュボタンを所定の手順で操作すると、携帯電話Hは、金額積増モードに設定される。(S300、S302b)。携帯電話Hが金額積増モードに設定されると、携帯電話Hは、利用者の銀行口座を管理している所定のセンタ(例えば銀行)と電話回線が結ばれる。そして、携帯電話Hから暗証番号や金額等の所定のデータが入力されると、携帯電話Hの液晶等からなる表示画面H′に、図6(b)に示されるような金額の積増内容が表示される。したがって、利用者は、自己の所持する携帯電話Hに所定の金額を積増すことができ、以後、この金額を用いて入出場したり、商品の買物を行うことができる。
【0041】
【発明の効果】
本発明の請求項1に係る携帯電話は、携帯電話に非接触式自動改札機との間で非接触でデータ授受を行って入出場処理するための定期券等の所定の乗車券の乗車券データを記憶するための乗車券データ記憶部を設けけるとともに、その非接触式自動改札機からの電力波を受信して駆動電源とし、その携帯電話機本体の駆動電源が切れてもその携帯電話機本体とその非接触式自動改札機との間で非接触でデータ授受を可能として入出場処理する入出場処理手段を設けたので、携帯電話を用いて非接触で入出場することができるとともに、携帯電話機の電池が切れても入出場することができる
本発明の請求項2に係る携帯電話機は、携帯電話に所定の金額データを記憶する金額データ記憶部を設けるとともに、非接触式自動改札機等の処理機からの電力波を受信して駆動電源とし、その携帯電話機本体の駆動電源が切れてもその携帯電話機本体とその処理機との間で非接触でデータ授受を可能として所定の処理を行なう処理手段を設けたので、携帯電話に金額データを含ませることができるとともに、携帯電話機の電池が切れても所定の処理を行なうことができる
本発明の請求項3に係る携帯電話機は、前記金額データ記憶部に記憶される所定の金額データを、前記携帯電話を用いた通信により書込まれるようにしたので、携帯電話を介して金額を簡単に積増しすることができる。
本発明の請求項4に係る携帯電話機は、前記乗車券データ記憶部又は前記金額データ記憶部に記憶されている内容を前記携帯電話に設けられている表示画面に表示する表示制御手段を設けたので、定期券の内容等を表示画面に表示させて容易に確認することができる。
【0042】
本発明の請求項5に係る非接触式自動改札機は、携帯電話機本体の駆動電源が切れたときに、本体からの電力波を受信して駆動電源とし、その携帯電話機本体とその本体との間交信を可能とする交信手段と、交信したときに得られた、前記携帯電話に記録されている定期券等の所定の乗車券データ、又は所定の金額データに基づいて入出場処理する入出場制御手段とからなるので、非接触券に代えて携帯電話を用いて入出場することができるとともに、その携帯電話機の電池が切れても入出場処理することができる
【0043】
本発明の請求項6に係る非接触式自動改札機は、本体からの電力波を受信して駆動電源とし、携帯電話機本体の駆動電源が切れてもその携帯電話機本体とその本体との間交信を可能とする交信手段と、交信したときに得られた、前記携帯電話の識別データ及びその携帯電話の電話回線網を介して予め入力された乗車予約データに基づいて入出場処理する入出場制御手段ので、携帯電話を用いて予約乗車することができるとともに、その携帯電話機の電池が切れても入出場処理することができる
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態に係る非接触式自動改札機及び携帯電話の斜視図である。
【図2】 携帯電話を用いて予約乗車するときの説明図である。
【図3】 電気的構成を示すフローチャートである。
【図4】 制御動作を示すフローチャートである。
【図5】 制御動作を示すフローチャートである。
【図6】 (a),(b)は、携帯電話の表示画面の表示例である。
【符号の説明】
G 非接触式自動改札機の本体(本体)
3 スピーカ
4 表示画面
T トランスミッタ
S 人間検知器
a アンテナ
H 携帯電話本体(携帯電話

Claims (6)

  1. 携帯電話本体に非接触式自動改札機との間で非接触でデータ授受を行って入出場処理するための定期券等の所定の乗車券の乗車券データを記憶するための乗車券データ記憶部を設けるとともに、その非接触式自動改札機からの電力波を受信して駆動電源とし、その携帯電話機本体の駆動電源が切れてもその携帯電話機本体とその非接触式自動改札機との間で非接触でデータ授受を可能として入出場処理する入出場処理手段を設けたことを特徴とする携帯電話
  2. 携帯電話本体に所定の金額データを記憶する金額データ記憶部を設けるとともに、非接触式自動改札機等の処理機からの電力波を受信して駆動電源とし、その携帯電話機本体の駆動電源が切れてもその携帯電話機本体とその処理機との間で非接触でデータ授受を可能として所定の処理を行なう処理手段を設けたことを特徴とする携帯電話
  3. 請求項2に記載の携帯電話機において、前記金額データ記憶部に記憶される所定の金額データは、前記携帯電話本体を用いた通信により書込まれるものであることを特徴とする携帯電話
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の携帯電話機において、前記乗車券データ記憶部又は前記金額データ記憶部に記憶されている内容を前記携帯電話本体に設けられている表示画面に表示する表示制御手段を有することを特徴とする携帯電話
  5. 非接触式自動改札機の本体からの電力波を受信して駆動電源とし、携帯電話機本体の駆動電源が切れてもその携帯電話機本体とその非接触式自動改札機の本体との間交信を可能とする交信手段と、
    交信したときに得られた、前記携帯電話に記録されている定期券等の所定の乗車券データ、又は所定の金額データに基づいて入出場処理する入出場制御手段と、
    を有することを特徴とする非接触式自動改札機。
  6. 非接触式自動改札機の本体からの電力波を受信して駆動電源とし、携帯電話機本体の駆動電源が切れてもその携帯電話機本体とその非接触式自動改札機の本体との間交信を可能とする交信手段と、
    交信したときに得られた、前記携帯電話の識別データ及びその携帯電話の電話回線網を介して予め入力された乗車予約データに基づいて入出場処理する入出場制御手段と、
    を有することを特徴とする非接触式自動改札機。
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