JP3897651B2 - 複数の利用者別希望曲リストから自動選曲して予約するカラオケ演奏予約システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、カラオケ装置における演奏予約システムに関し、とくに、利用者が選定した演奏希望曲のリストを利用者ごとに区別して管理し、これら複数の利用者の希望曲リストに基づいて演奏曲順を決定する方式に関する。
【0002】
【発明の背景】
出願人らは、利用者が選定した演奏希望曲のリストを利用者ごとに区別して管理する演奏予約システムを開発した。利用者別の希望曲リストは、カラオケ装置のハードディスク装置に作成したり、カラオケホスト装置のストレージに蓄積しておいたり、パーソナルリモコンの不揮発性メモリに記憶しておいたり、電子目次式カラオケリモコン装置のメモリに作成したり、カラオケリモコン機能のある携帯電話機の不揮発性メモリに記憶しておいたりする。カラオケ利用時に利用者別希望曲リストを一時的に作成する方式と、利用者別希望曲リストを保存しておいて何度でも利用できる方式とがある。
利用者は、自分の希望曲リストを活性化して、そのリスト中の任意の曲を簡単な操作でカラオケ装置の待ち行列に登録することができる。カラオケ装置は、待ち行列に登録された順番で各曲を演奏する。
【0003】
【発明の開示】
この発明に係るカラオケ演奏予約システムは、複数の利用者別希望曲リストから自動選曲して予約することを特徴とするもので、つぎの事項(1)〜(9)による特定されるものである。
(1)記憶手段と、入力手段と、制御手段を備え、カラオケ演奏予約システムであること
(2)記憶手段は、楽曲索引データベースと、利用者別希望曲リストを格納すること
(3)楽曲索引データベースは、各楽曲の属性情報を楽曲IDに対応付けして記述すること
(4)利用者別希望曲リストは、利用者IDと、楽曲ID集合とを対応付けすること
(5)制御手段は、複数の利用者IDの入力およびグループ予約モードの起動入力を入力手段により受け付けた際、第1〜第3処理を行うこと
(6)第1処理は、受け付けた利用者IDに基づいて利用者別希望曲リストから各利用者IDに対応付けられた楽曲ID集合を抽出すること
(7)第2処理は、第1処理で抽出した利用者別楽曲ID集合に基づいて楽曲索引データベースから各楽曲の属性情報を抽出し、利用者IDに対応付けされた各楽曲IDを属性情報に基づいて複数に分類すること
(8)第3処理は、第2処理で作成された複数の分類から1つの分類を選択し、当該分類に属する楽曲IDと利用者IDの対を演奏予約の待ち行列に登録すること
(9)第3処理における分類選択は、各分類における各利用者IDごとの曲数のばらつきを各分類間で比較して曲数ばらつきが最小である分類を選択すること
【0004】
この発明において、望ましくは、より多くの利用者の希望曲が存在する分類カテゴリを優先的に選出し、その分類カテゴリに属する希望曲の中から各利用者に対してできるだけ機会均等になるように希望曲を順番に選出して演奏曲順を決定する。さらに望ましくは、より多くの利用者の希望曲が存在する分類カテゴリであって、その分類カテゴリ中の各利用者の希望曲の数のばらつきが小さい分類カテゴリを優先的に選出する。
【0005】
【発明の実施の形態】
===カラオケ装置の基本構成と演奏制御の基本動作===
本実施例に係るカラオケ装置のハードウェア主体の概要構成を図1に示している。カラオケ装置は、パソコン相当のコンピュータ応用機器であって、中央処理装置1がCPU・RAM・ROMを含むコンピュータ本体である。そして、大容量の外部記憶であるハードディスク装置2と、加入電話回線またはISDN回線を介してカラオケホスト装置と通信する通信制御装置3と、利用者からの入力情報を受け付けるとともに利用者に向けて案内情報や応答情報を提示する利用者インタフェース装置4と、MIDIデータを主体にした音楽演奏データに基づいて伴奏音楽の音響信号を生成する音楽生成装置5と、伴奏音楽やマイクロホンからの音響信号を増幅してスピーカから発音する音響装置6と、CRTやLEDあるいはPDPなどを用いた映像表示装置7と、この映像表示装置7に表示すべき画像データを処理する画像処理装置8とを備えている。
【0006】
利用者インタフェース装置4には、装置本体の操作パネル(キーボードとディスプレイ)が含まれるとともに、赤外線などの無線通信を利用したリモコン送信器4aが付属している。リモコン送信器4aは、テンキーといくつかのファンクションキーを備えているとともに、これらキー入力の内容を表示する小さな液晶表示パネルを備えている。
【0007】
中央処理装置1は、適宜な記憶部に演奏予約の待ち行列を作成し、カラオケ楽曲の演奏順番を管理している。利用者インタフェース装置4により入力される演奏予約データの中に楽曲を特定する6桁の数字からなる楽曲番号が含まれている。中央処理装置1は、演奏予約データが入力されたら、その中の楽曲番号がカラオケデータベースに登録されている演奏可能な楽曲の番号であることを確認した上でその楽曲番号を待ち行列に登録する。
【0008】
中央処理装置1は、待ち行列から登録順に楽曲番号を取り出し、ハードディスク装置2に構築されたカラオケデータベースから該当する楽曲のカラオケデータを取りだして処理する。1つの楽曲番号に対応する1曲分のカラオケデータは、MIDIデータやADPCMデータなどで表現された伴奏音楽の起源となる音楽演奏データと、伴奏音楽に同期した歌詞字幕を表示するための歌詞字幕データと、伴奏音楽の出力期間に前記歌詞字幕の背景として表示すべき背景画像データを直接または間接に指定する背景選択データと、当該楽曲のタイトルやアーティストや著作者を字幕表示するための楽曲説明字幕データなどが対応づけられたデータ群である。
【0009】
なお、ハードディスク装置2には背景画像のデータベースも構築されており、中央処理装置1はカラオケデータ処理の一環として、前記背景選択データに基づいて背景画像データベースから適宜な背景画像データを取りだして画像処理装置8に受け渡し、歌詞字幕とともに映像表示装置7により表示する。
【0010】
また、この実施例においては、ハードディスク装置2に楽曲索引データベースも構築されている。楽曲索引データベースは、カラオケ装置で演奏に供される多数の楽曲についての属性情報(分類カテゴリ)を記述したデータベースであり、楽曲番号・曲名・アーティスト名・歌い出し部分の歌詞・流行時期・音楽ジャンル区分・使用された映画やテレビドラマのタイトル・使用されたテレビCM・各種音楽賞の受賞経歴・デュエット曲か否か・詩情テーマ・テンポなど、さまざまな属性情報がこれに含まれている。
【0011】
===自動予約処理===
本実施例のカラオケ装置は、ハードディスク装置2に利用者別の希望曲リストを記憶し管理している。つまり、利用者を識別する情報(利用者ID)と利用者が自分でリストアップして登録したり過去にリクエストしたりした希望曲の楽曲番号のリストとが対応づけられて記憶されている。カラオケ装置において適宜な操作で利用者を特定すると、その利用者IDに対応づけられた希望曲リストを呼び出して演奏予約に利用することができるようになっている。本発明は、複数の利用者の希望曲リストに登録されている全ての曲について属性情報を検索し、その属性情報ごとに利用客にできるだけ均等に歌唱の機会が訪れるように1列に統合した演奏予約の待ち行列を自動的に作成するものである。
【0012】
代表的な場面として、カラオケスナックのような業態の店で、常連客(利用者)の十八番を希望曲リストに登録しておき、常連客が来店するとママさんがその常連客用の希望曲リストを利用できるように操作パネル等に読み出して(活性化)、その中から選曲して演奏予約をするような場面が想定される。本実施例では、各希望曲リストからママさんが曲を指定して演奏予約することができるだけでなく、カラオケ装置に備えられた自動予約ボタンを指示操作することにより、複数の常連客の希望曲リストの中から同じ属性情報の曲を続けざまに演奏する。その際に、各常連客にできるだけ均等に歌唱する機会が訪れるように曲順を決定するために、以下に説明する自動予約処理が開始される。
【0013】
自動予約処理は分類カテゴリ選択処理と均等処理との2つの処理から構成される。図2(A)(B)は自動予約処理を構成する分類カテゴリ選択処理のアルゴリズムを説明するための図である。
5人の常連客A〜Eのそれぞれの希望曲リストには、a1〜a8の8曲、b1〜b4の4曲、c1〜c3の3曲、d1〜d2の2曲、e1の1曲がそれぞれ登録されている。なお、この表記において各曲の数値は、各常連客の希望曲リストでの順番を示している。例えばa3は常連客Aの希望曲リストの3曲目である。
【0014】
この5人の常連客A〜Eが来店すると、ママさんが利用者インタフェース装置4を用いて常連客の利用者IDを操作入力してそれぞれの希望曲リストを活性化させた上で、自動予約ボタンを指示する。すると、中央処理装置1は、まず楽曲索引データベースを参照して各常連客の希望曲リストに登録されている全ての曲について属性情報を検索する。
【0015】
本実施例では、アーティスト名・音楽ジャンル区分(演歌、バラード、ロックなど)・詩情テーマ(出会い、別れなど)・テンポの遅速、といった属性情報を検索する。それらの属性情報ごとに全リクエスト曲を分類し(A)、集計する(B)。
【0016】
図2(B)は、各希望曲リストに登録されているリクエスト曲全18曲について、アーティスト名で分類すると、山田太郎の曲が9曲、佐藤華子の曲が5曲、梅田翔子の曲が3曲、鎌田啓介の曲が1曲であったことを示している。そのうちでとくに山田太郎の9曲については、常連客Aがリクエストしたのは3曲、BとCのリクエストはそれぞれ2曲、DとEのリクエストはそれぞれ1曲である。
同様に、詩情テーマで分類すると、出会いの曲が9曲、卒業の曲が7曲、別れの曲が2曲である。この卒業の7曲のうちでは、Aのリクエストは3曲、B〜Eのリクエストはそれぞれ1曲である。
また、音楽ジャンル区分について分類すると、バラードの曲が11曲、演歌の曲が7曲である。このバラードの11曲のうちで、Aのリクエストは4曲、Bのリクエストは3曲、Cのリクエストは2曲、D、Eのリクエストはそれぞれ1曲である。
そして、テンポの遅速についての分類では、テンポが速い曲(たとえばテンポ200以上を速い曲と決めておく)は8曲、テンポが中くらいの曲(例えばテンポが120〜200)は6曲、テンポが遅い曲(例えばテンポが120未満)が4曲である。
【0017】
各属性情報について、常連客ごとのリクエスト曲数にばらつきが小さい属性情報を優先する。例えば、まず常連客ごとのリクエスト曲数にゼロが含まれていない属性情報を検出し、そのうちで曲数のばらつきが最も小さい属性情報を優先する。この例では、5人の常連客の全てが1曲以上リクエストしている属性情報は、(アーティスト名のうちの)山田太郎と、(詩情テーマのうちの)卒業と、(音楽ジャンル区分のうちの)バラードである。このうち最もばらつきの小さい属性情報(たとえば標準偏差が最小のものを算出する)は、山田太郎である。したがって、山田太郎の曲を優先する。
【0018】
これら9曲の山田太郎の曲(a2、a5、a6、b1、b2、c1、c3、d2、e1)の順番は、以下に説明する均等処理に従って、なるべく各常連客に均等に歌唱の機会が訪れるように決めていく。
図3(A)〜(C)は均等処理のアルゴリズムの概略図を示している。ここでは、中央処理装置1は、まず、5人の常連客によるリクエスト曲のうちで山田太郎の曲数9を各常連客が登録したリクエスト曲の曲数で割り、A〜Eにそれぞれ3.0、4.5、4.5、9.0、9.0の値を間隔値として割り当てる。また、各常連客のリクエスト曲が最初に待ち行列に登録されるときの順位を決定するための初期値も設定する。本実施例では、最も多い曲数を登録した人のリクエスト曲が1番目となるように決めている。すなわち、各常連客の初期値が間隔値と同じ割合で、しかもリクエスト曲を最も多く登録したAの初期値の整数部分が1となるように、間隔値をさらに2で割って初期値としている。このようにしてA〜Eの各利用客にそれぞれ、初期値1.50、2.25、2.25、4.50、4.50を与える(A)。
【0019】
次に、A〜Eの各常連客のリクエスト曲について、各希望曲リストに登録された順番と間隔値とを乗算し、その値に初期値を足して各曲の順位を決定するための指標値を算出する。例えば、曲a5の指標値は、
間隔値3.0×((順番2)−1)+初期値1.50=指標値4.50
となる。この計算を各常連客の各リクエスト曲に対して適用すると、各曲の指標値が求められる(B)。各指標値は、a2は1.50、a5は4.50、a6は7.50、b1は2.25、b2は6.75、c1は2.25、c3は6.75、d2は4.50、e1は4.50となる。
【0020】
そして、各曲を指標値の小さい方から順に並べて1列の待ち行列を作成する(C)。なおこの例では、b1とc1、d2とe1とa5、b2とc3の指標値が一致しており、このままでは順位を決定することができない。そこで、各希望曲リストでの順番が後のものの順位を後にしたり、またA〜Eの利用客に優先順位をあらかじめ設定しておき、優先順位の低い利用客の曲を後の順番にしたりしている。本実施例では、リクエスト曲の登録数に従ってAを最優先とし、以下、B〜Eの順番で優先順位を下げている。したがって、a2、b1、c1、a5、d2、e1、b2、c3、a6の順に優先順位が決定される。もちろん、カラオケ装置でランダムに優先順位を決定するなど、優先順位は適宜に設定できる。
【0021】
以上のようにして山田太郎の曲について均等処理に従って演奏順番が決まると、次に山田太郎の曲9曲を除いた残り9曲(a1、a3、a4、a7、a8、b3、b4、c2、d1)について、同様の自動予約処理を繰り返して10番目以降の曲順を決定する。すなわち、これらの9曲を図2(A)と同様に属性情報ごとに集計し直し(図4)、その結果に基づいて、曲数がゼロの常連客が少ない属性情報のうち、ばらつきの小さいものを検出する分類カテゴリ選択処理を行い、その属性情報について均等処理を行って曲順を決定する。
【0022】
なお、中央処理装置1は、曲順が決定した曲の楽曲番号を順次待ち行列に登録する。この際に、各楽曲番号に常連客を識別する情報(利用者IDや名前など)を対応づけて待ち行列に登録することもできる。それによって、例えばカラオケ演奏開始の際に利用者の名前と歌唱を促すメッセージを含んだ画面を表示してその旨の通知をすることもできる。
【0023】
===他の実施例===
本発明に係る上記の自動予約処理のアルゴリズムを電子目次本式のカラオケリモコン装置(リモコン操作器4a)に実装することもできる。カラオケリモコン装置のメモリに利用者が各自で希望曲を選曲して希望曲リストに登録しておいて、グループ予約モードを起動すると自動予約処理が実行されるようにする。その場合には、カラオケリモコン装置で上記アルゴリズムに従って1列に統合した演奏曲順の待ち行列を作成し、楽曲番号と演奏予約コマンドとを含んだ無線リモコン信号をカラオケ装置に向けて次々と発行する。
【0024】
ここで、作成した1列の待ち行列に従って演奏コマンドを発行する際に、カラオケ装置へ一括して送信することができる。この場合は、カラオケリモコン装置からカラオケ装置へは片方向通信で足りる。あるいは、カラオケ装置と双方向通信可能にしておき、カラオケ装置での演奏処理が終了すると逐次1列の待ち行列に従って次の曲の演奏コマンドを発行することもできる。この場合には、演奏予約コマンドに利用者IDや利用者の名前などの識別情報を付帯させて発行することも可能である。それによって、例えば、カラオケ演奏開始の際に利用客の名前と歌唱を促すメッセージを含んだ画面を表示してその旨の通知をすることもできる。
【0025】
なお、グループ予約モードを起動してから所定時間が経過したとき、全希望曲数が所定以上に達したときなど、適宜な時点において、希望曲が1曲も登録されていない希望曲リストがあることを認知すると、該当の利用者の名前と楽曲登録を促すメッセージとを含んだ画面を表示してその旨を通知してもよい。それによって、リクエストし損なう利用者が出ないようにすることができる。
【0026】
あるいはこの自動予約処理のアルゴリムを、カラオケ装置とともに統合的に使用されるカラオケ接客支援装置のような別のハードウェアに自動予約処理のアルゴリズムを実装することもできる。カラオケ装置とカラオケ接客支援装置等とは、無線・有線に限らず適宜な規格の通信インタフェースで接続される。その場合には、カラオケ接客支援装置等にて上記アルゴリズムに従って演奏曲番を決定したら、楽曲番号と演奏コマンドを通信インタフェースを介してカラオケ装置に転送する。
【0027】
さらに、上記では利用者別の希望曲リストをカラオケ装置のハードディスク装置2に登録しておく実施例を示したが、希望曲リストを作成・登録する方式には様々なものがある。例えば、ブラウザ機能つきの携帯電話機に希望曲リストを登録しておくものがある。適宜な楽曲検索サイトへアクセスして希望曲を選択し、そのリストを携帯電話機のメモリに登録しておく。この携帯電話機をカラオケ装置の近くへ持って行き、その希望曲リストの内容をカラオケ装置に向かって無線転送する。
【0028】
あるいは、携帯電話機やパソコンを利用して、適宜な方法で検索した希望曲のリストを中継予約用のサーバに登録しておくものもある。その後、カラオケ装置を介してこのサーバにアクセスし、登録しておいた希望曲リストをカラオケ装置にダウンロードして利用する。
【0029】
また、常連客がそれぞれに所持するパーソナルリモコンを使う方式もある。各パーソナルリモコンにプリセットしておいた楽曲のリストをそのまま希望曲リストとして、カラオケ装置に転送して利用することができる。あるいは、パーソナルリモコンを使ってカラオケ装置に演奏予約した楽曲をパーソナルリモコンのID符号などの利用者を特定するIDとともに履歴情報としてカラオケホスト装置で集計し、この履歴情報をこの利用者の希望曲リストとして、カラオケ装置に転送して利用することもできる。
【0030】
もちろん、利用者別の希望曲リストをカラオケ装置や携帯電話機やサーバなどに登録しておいて別の機会に利用する方式だけでなく、カラオケ利用時に一時的に希望曲リストを作成して利用する方式も可能である。
【0031】
【発明の効果】
本発明に係る演奏曲順決定方式によれば、複数の利用者がそれぞれ希望曲リストから分類カテゴリの共通する希望曲が続けて演奏されるため違和感がなく、さらに各利用者にほぼ機会均等に希望曲が演奏される。そのため、大勢でカラオケを利用する場合でも、各利用者が他の人に気兼ねすることなく自分の好きな曲をリストアップすることができる。そして、類似した曲が続けて演奏されるので場の雰囲気が分断されて白けたりすることもなく、しかも各利用者にほぼ均等に歌う機会が訪れて公平感も保たれるため、大いに場が盛り上がる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るカラオケ装置のハードウェア構成の概略図である。
【図2】本発明の一実施例に係る分類カテゴリ選択処理のアルゴリズムの概略を示す図である。
【図3】本発明の一実施例に係る均等処理のアルゴリズムの概略図である。
【図4】本発明の一実施例に係る分類カテゴリ選択処理のアルゴリズムの概略を示す図である。
【符号の説明】
1 中央処理装置
2 ハードディスク装置
3 通信制御装置
4 利用者インタフェース装置
4a リモコン操作器
5 音楽生成装置
6 音響装置
7 映像表示装置
8 画像処理装置

Claims (1)

  1. 記憶手段と、入力手段と、制御手段を備え、カラオケ演奏予約システムであって、
    記憶手段は、楽曲索引データベースと、利用者別希望曲リストを格納し、
    楽曲索引データベースは、各楽曲の属性情報を楽曲IDに対応付けして記述し、
    利用者別希望曲リストは、利用者IDと、楽曲ID集合とを対応付けし、
    制御手段は、複数の利用者IDの入力およびグループ予約モードの起動入力を入力手段により受け付けた際、第1〜第3処理を行い、
    第1処理は、受け付けた利用者IDに基づいて利用者別希望曲リストから各利用者IDに対応付けられた楽曲ID集合を抽出し、
    第2処理は、第1処理で抽出した利用者別楽曲ID集合に基づいて楽曲索引データベースから各楽曲の属性情報を抽出し、利用者IDに対応付けされた各楽曲IDを属性情報に基づいて複数に分類し、
    第3処理は、第2処理で作成された複数の分類から1つの分類を選択し、当該分類に属する楽曲IDと利用者IDの対を演奏予約の待ち行列に登録し、
    第3処理における分類選択は、各分類における各利用者IDごとの曲数のばらつきを各分類間で比較して曲数ばらつきが最小である分類を選択する
    カラオケ演奏予約システム。
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