JP6993903B2 - カラオケ装置 - Google Patents

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Description

本発明はカラオケ装置に関する。
カラオケ装置を使用してカラオケ歌唱を行う際、利用者はリモコン装置を介して所望の楽曲を選曲する。具体的には、リモコン装置に表示される楽曲検索画面において、歌手名や楽曲名等の検索要件を入力し、検索条件に一致した楽曲の中からカラオケ歌唱を希望する楽曲を選択する。カラオケ装置は、利用者が選択した楽曲を予約待ち行列に登録し、カラオケ演奏を行う。
一方、カラオケ装置を使用してカラオケ歌唱できる楽曲は何十万曲もあるため、ある検索条件に対して膨大な数の楽曲が一致してしまい、所望の楽曲を選択することが困難な場合がある。
そこで、利用者に適当な楽曲を推奨(リコメンド)する技術が検討されている。たとえば、特許文献1には、利用者の利用履歴を用いて、履歴に記憶されている楽曲を歌唱する歌手の新譜、又は同一ジャンルに属する新譜を検索することにより、利用者に対して好みの歌手の新譜を提示する音楽情報提示システムに関する技術が開示されている。
特開2003-255958号公報
ところで、ある歌手を好む利用者であっても、楽曲の好みの度合いは様々である。たとえば、ドラマ主題歌の楽曲やCMで使用された楽曲のように、流行りの楽曲だけを好む利用者がいる。また、流行りの楽曲以外に、コンサートでよく歌唱される楽曲(所謂、定番曲)やアルバムのタイトル曲等、ファンの間でよく知られている楽曲も好む利用者もいる。一方、上述の利用者が好むような楽曲には興味を示さず、コンサートでもめったに歌唱されない楽曲(所謂、レア曲)やインディーズ時代の楽曲等、あまり聴きなれない楽曲を好む利用者もいる。
従って、特許文献1の技術を用い、利用者に対して楽曲を推奨したとしても、その楽曲が当該利用者の好みに合っているとは限らない。
本発明の目的は、利用者の好みの歌手の楽曲を推奨する際に、複数ある楽曲の中から当該利用者の好みにあった楽曲を推奨できるカラオケ装置を提供することにある。
上記目的を達成するための主たる発明は、利用者の歌唱履歴に基づいて、当該利用者の好みの歌手を特定する歌手特定部と、特定された前記好みの歌手が歌唱する各楽曲を前記利用者がカラオケ歌唱した回数、及び前記各楽曲が分類された所定の区分に基づいて、前記利用者が好む楽曲の区分を特定する区分特定部と、前記特定された好みの歌手が歌唱する全ての楽曲の中から、特定された前記区分に分類された楽曲を抽出する抽出部と、抽出した楽曲を推奨楽曲として前記利用者に提示する提示部と、を有するカラオケ装置である。
本発明の他の特徴については、後述する明細書及び図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、利用者の好みの歌手の楽曲を推奨する際に、複数ある楽曲の中から当該利用者の好みにあった楽曲を推奨できる。
実施形態に係るカラオケシステムの概略を示す図である。 実施形態に係るサーバ装置のハードウェア構成例を示す図である。 実施形態に係るカラオケ装置のハードウェア構成例を示す図である。 実施形態に係るカラオケ装置のソフトウェア構成例を示す図である。 ある歌手が歌唱する楽曲を所定の分類条件で分類した図である。 利用者の歌唱履歴から抽出した楽曲毎の歌唱回数及び区分を示す図である。 実施形態に係るカラオケ装置の処理を示すフローチャートである。
<実施形態>
図1~図7を参照して、実施形態に係るカラオケシステム1について説明する。
==カラオケシステム==
図1に示すように、カラオケシステム1は、複数のカラオケ装置(カラオケ装置K1~カラオケ装置Kn)、及びサーバ装置Sを備える。各カラオケ装置とサーバ装置Sとは、ネットワークNを介して通信可能となっている。ネットワークNは、たとえば公衆電話回線網やインターネット回線等の伝送路である。
==サーバ装置==
サーバ装置Sは、カラオケ装置に関する各種情報を管理するコンピュータである。図2はサーバ装置Sのハードウェア構成例を示す図である。サーバ装置Sは、記憶部10、通信部20及び制御部30を備える。各構成はインターフェース(図示なし)を介してバスBに接続されている。
[記憶部]
記憶部10は、各種のデータを記憶する大容量の記憶装置である。本実施形態に係る記憶部10は、楽曲データ記憶部10a及び歌唱履歴記憶部10bを含んで構成されている。
(楽曲データ記憶部)
楽曲データ記憶部10aは、各カラオケ装置においてカラオケ演奏を行うための複数の楽曲(楽曲データ)を記憶する。楽曲データは、個々の楽曲を特定するための楽曲ID(識別情報)が付与されている。楽曲データは、伴奏データ、リファレンスデータ、ガイドメロディデータ、歌詞テロップデータ、背景画像データ、及び楽曲の属性情報(楽曲名、歌手名、作詞・作曲者名、ジャンル等の楽曲に関する情報)を含む。
また、本実施形態において、各楽曲データは、楽曲が過去にカラオケ演奏された回数(演奏回数)を含む。演奏回数は、カラオケシステム1に含まれる全てのカラオケ装置においてカラオケ演奏された回数の合計値である。たとえば、各カラオケ装置は、ある楽曲のカラオケ演奏を行う都度、演奏回数をカウントするための情報をサーバ装置Sに送信する。楽曲データ記憶部10aは、当該情報に基づいて、ある楽曲の演奏回数を更新して記憶する。
(歌唱履歴記憶部)
歌唱履歴記憶部10bは、利用者毎のカラオケ歌唱に関する履歴(歌唱履歴)を記憶する。歌唱履歴は、ある利用者が過去に行ったカラオケ歌唱に関する各種データであり、楽曲ID、楽曲の名称、歌手の名前等の情報、歌唱日時、採点結果を含む。楽曲ID、楽曲の名称、歌手の名前等の情報は、楽曲データに基づいて特定できる。
たとえば、利用者Xがカラオケ装置K1で楽曲Aのカラオケ歌唱を行った場合、カラオケ装置K1は、利用者Xの利用者ID、楽曲Aの楽曲ID、歌手名、カラオケ歌唱を行った日時、及び採点結果をサーバ装置Sに送信する。歌唱履歴記憶部10bは、受信した利用者IDに基づいて、利用者Xの歌唱履歴を特定し、新たに得られた各種データを追加する。
[通信部・制御部]
通信部20は、サーバ装置Sと各カラオケ装置とを接続するためのインターフェースを提供する。制御部30は、サーバ装置Sにおける各種の制御を行う。制御部30はCPUおよびメモリ(いずれも図示無し)を備える。制御部30は、たとえば各カラオケ装置に対して楽曲データを配信したり、各カラオケ装置から受信した情報を記憶部10に記憶させる処理を行う。
==カラオケ装置==
カラオケ装置は、楽曲のカラオケ演奏、及び利用者がカラオケ歌唱を行うための装置である。以下では、カラオケ装置K1について説明を行うが、他のカラオケ装置も同様の構成を備える。
[ハードウェア構成]
図3に示すように、カラオケ装置K1は、カラオケ本体40、スピーカ50、表示装置60、マイク70、及びリモコン装置80を備える。
スピーカ50はカラオケ本体40からの放音信号に基づいて放音するための構成である。表示装置60はカラオケ本体40からの信号に基づいて映像や画像を画面に表示するための構成である。マイク70は利用者の歌唱音声(マイク70への入力音声)をアナログの音声信号に変換してカラオケ本体40に入力するための構成である。リモコン装置80は、カラオケ本体40に対する各種操作をおこなうための装置である。利用者はリモコン装置80を用いてカラオケ歌唱を希望する楽曲の検索や選曲(予約)等を行うことができる。リモコン装置80の表示画面には各種操作の指示入力を行うためのアイコン等が表示される。
カラオケ本体40は、選曲された楽曲のカラオケ演奏制御、歌詞や背景映像等の表示制御、マイク70を通じて入力された音声信号の処理といった、カラオケ歌唱に関する各種の制御を行う。図3に示すように、カラオケ本体40は、制御部41、通信部42、記憶部43、音響処理部44、表示処理部45及び操作部46を備える。各構成はインターフェース(図示なし)を介してバスBに接続されている。
制御部41は、CPU41aおよびメモリ41bを備える。CPU41aは、メモリ41bに記憶された動作プログラムを実行することにより各種の制御機能を実現する。メモリ41bは、CPU41aに実行されるプログラムを記憶したり、プログラムの実行時に各種情報を一時的に記憶したりする記憶装置である。
通信部42は、ルーター(図示なし)を介してカラオケ本体40を通信回線に接続するためのインターフェースを提供する。
記憶部43は、各種のデータを記憶する大容量の記憶装置であり、たとえばハードディスクドライブなどである。記憶部43は、たとえば、サーバ装置Sから配信された楽曲データを記憶する。なお、楽曲データは記憶部43に記憶せず、必要に応じてサーバ装置Sからダウンロードすることでもよい。
音響処理部44は、制御部41の制御に基づき、楽曲に対するカラオケ演奏の制御およびマイク70を通じて入力された歌唱音声信号の処理を行う。表示処理部45は、制御部41の制御に基づき、表示装置60やリモコン装置80における各種表示に関する処理を行う。たとえば、表示処理部45は、カラオケ演奏時における背景映像に歌詞テロップや各種アイコンが重ねられた映像を表示装置60に表示させる。或いは、表示処理部45は、リモコン装置80の表示画面に操作入力用の各種アイコンを表示させる。操作部46は、パネルスイッチおよびリモコン受信回路などからなり、利用者によるカラオケ装置K1のパネルスイッチあるいはリモコン装置80の操作に応じて選曲信号、演奏中止信号などの操作信号を制御部41に対して出力する。制御部41は、操作部46からの操作信号を検出し、対応する処理を実行する。
[ソフトウェア構成]
図4はカラオケ本体40のソフトウェア構成例を示す図である。カラオケ本体40は、歌手特定部100、分類部200、区分特定部300、抽出部400、及び提示部500を備える。歌手特定部100、分類部200、区分特定部300、抽出部400、及び提示部500は、CPU41aがメモリ41bに記憶されるプログラムを実行することにより実現される。
(歌手特定部)
歌手特定部100は、利用者の歌唱履歴に基づいて、当該利用者の好みの歌手を特定する。
たとえば、利用者Xは、カラオケ歌唱を行うにあたり、カラオケ装置K1に付属されたリモコン装置80を介し、自己の識別情報(利用者ID)とパスワードを入力し、カラオケシステム1にログインする。
リモコン装置80は、入力された利用者ID等をサーバ装置Sに送信する。サーバ装置Sは、歌唱履歴記憶部10bを検索し、受信した利用者Xの利用者IDとパスワードの組み合わせデータが存在する場合には、利用者IDに対応づけられた利用者Xの歌唱履歴をカラオケ装置K1に送信する。カラオケ装置K1は、受信した歌唱履歴を利用者毎に管理する。
所定時間経過後、利用者Xからカラオケ歌唱の予約がなされない場合、歌手特定部100は、利用者Xの歌唱履歴に含まれている歌手の情報を抽出する。そして、歌手特定部100は、抽出された数が最も多かった歌手を利用者Xの好みの歌手として特定する。歌手特定部100は、特定された好みの歌手が歌唱する楽曲の演奏回数をサーバ装置Sから取得し、記憶部43に記憶させる。
なお、抽出された数が同数の歌手が存在した場合、歌手特定部100は、所定の条件に基づいて、その中から一の歌手を「好みの歌手」として特定する。所定の条件は、たとえば、直近でカラオケ歌唱した楽曲の歌手を「好みの歌手」とすることや、利用者がカラオケ歌唱した楽曲の種類が多い歌手を「好みの歌手」とする条件等、任意の条件を設定できる。
(分類部)
分類部200は、特定された好みの歌手が歌唱する全ての楽曲それぞれを、楽曲が過去にカラオケ演奏された回数及び所定の分類条件に基づいて、所定の区分に分類する。
所定の分類条件は、ある歌手が歌唱する全ての楽曲をいくつかの区分に分類するための条件である。本実施形態において、所定の分類条件は、楽曲が過去にカラオケ演奏された回数に応じて設定される。たとえば、全ての楽曲のうち「演奏回数が上位20%」、「演奏回数が下位30%」、「それ以外の楽曲」といった条件や、全ての楽曲のうち「演奏回数の上位5曲」、「演奏回数の下位10曲」、「それ以外の楽曲」といった条件を設定できる。
所定の区分は、分類条件に応じて決定される。たとえば、「演奏回数が上位20%」、「演奏回数が下位30%」、「それ以外の楽曲」といった分類条件の場合、「演奏回数が上位20%」に当てはまる楽曲を「メジャー曲」の区分とし、「演奏回数が下位30%」に当てはまる楽曲を「マイナー曲」の区分とし、「それ以外の楽曲」に当てはまる楽曲を「定番曲」の区分として決定する。
具体例として、歌手特定部100により歌手S1が特定されたとする。また、歌手S1が歌唱する全ての楽曲M1~M50の楽曲データが記憶部43に記憶されているとする。
この場合、分類部200は、記憶部43から、楽曲M1~楽曲M50それぞれの演奏回数を取得する。そして、分類部200は、取得した演奏回数及び所定の分類条件に基づいて、楽曲M1~楽曲M50それぞれを所定の区分に分類する。
たとえば、所定の分類条件が、過去にカラオケ演奏された回数の上位20%の楽曲(メジャー曲)、下位30%(マイナー曲)、それ以外の楽曲(定番曲)であるとする。この場合、分類部200は、楽曲M1~楽曲M50の楽曲データに含まれる演奏回数に基づいて、各楽曲を演奏回数が多い順に並べる。そして、分類部200は、並べた順の上位20%の楽曲(10曲)を「メジャー曲」の区分に分類し、下位30%の楽曲(15曲)を「マイナー曲」の区分に分類し、それ以外の楽曲(25曲)を「定番曲」の区分に分類する(図5参照)。
(区分特定部)
区分特定部300は、特定された好みの歌手が歌唱する各楽曲を利用者がカラオケ歌唱した回数、及び各楽曲が分類された所定の区分に基づいて、利用者が好む楽曲の区分を特定する。
たとえば、利用者Xの好みの歌手として歌手S1が特定されたとする。また、歌手S1が歌唱する楽曲M1~楽曲M50について、図5に示した3つの区分に分類されたとする。
区分特定部300は、利用者Xの歌唱履歴の中から、歌手S1の歌唱する楽曲を抽出する。区分特定部300は、抽出した楽曲毎の歌唱回数を求める。また、区分特定部300は、分類部200で分類された区分に基づいて、抽出した楽曲毎に区分を付与する。図6は、抽出した楽曲毎の歌唱回数及び付与された区分を示す。たとえば、楽曲ID「****14」の楽曲は、利用者Xにより15回カラオケ歌唱されている(利用者Xの歌唱履歴の中に楽曲ID「****14」をカラオケ歌唱した履歴が15回含まれている)。また、楽曲ID「****14」の楽曲は、図5の区分に基づいて「マイナー曲」に分類される。
区分特定部300は、抽出した楽曲毎の歌唱回数、及び楽曲毎に付与された区分に基づいて、利用者Xが好む楽曲の区分を特定する。具体的に、区分特定部300は、抽出した楽曲のうち、歌唱回数が多い楽曲について付与された区分を利用者Xが好む楽曲の区分として特定する。図6の例では、「メジャー曲」に分類された楽曲が1つ、その歌唱回数が1回(歌唱全体の3%)であり、「定番曲」に分類された楽曲が2つ、その歌唱回数が計3回(歌唱全体の8%)であり、「マイナー曲」に分類された楽曲が3つ、その歌唱回数が計33回(歌唱全体の89%)である。従って、区分特定部300は、利用者Xが好む楽曲の区分として「マイナー曲」を特定する。
(抽出部)
抽出部400は、特定された好みの歌手が歌唱する全ての楽曲の中から、特定された区分に分類された楽曲を抽出する。
上記例の通り、利用者Xが好む楽曲の区分として「マイナー曲」が特定されたとする。この場合、抽出部400は、分類部200で分類した結果に応じて、歌手S1が歌唱する全ての楽曲の中から、「マイナー曲」の区分に分類された楽曲(図5における36位~50位の楽曲)を抽出する。抽出部400は、抽出した楽曲の楽曲IDを提示部500に出力する。
(提示部)
提示部500は、抽出した楽曲を推奨楽曲として利用者に提示する。推奨楽曲は、利用者に対してカラオケ歌唱を薦める楽曲である。
上記例において、提示部500は、受信した36位~50位の楽曲の楽曲IDに基づいて、利用者Xに対する推奨楽曲を提示させる。たとえば、提示部500は、推奨楽曲の楽曲IDに対応した楽曲名や楽曲IDそのものを表示装置60またはリモコン装置80の表示画面に表示させる。推奨楽曲の楽曲名は、推奨楽曲の楽曲IDに基づいて記憶部43に記憶されている属性情報を参照することで特定できる。
なお、歌手によっては、歌唱する楽曲の数が膨大であり、上述のメジャー曲やマイナー曲といったある区分の楽曲だけでも相当の数になることがありうる。そこで、提示部500は、抽出した楽曲のうち、一部の楽曲のみを推奨楽曲として利用者に提示することでもよい。
たとえば、提示部500は、抽出した楽曲のうち、過去にカラオケ演奏された回数が所定数以上の楽曲を推奨楽曲として提示してもよい。所定数は予め任意の値を設定できる。また、提示部500は、抽出した楽曲のうち、利用者の歌唱履歴に含まれていない楽曲を推奨楽曲として提示してもよい。更に、提示部500は、抽出した楽曲のうち、利用者の歌唱履歴に含まれている楽曲であって、現在利用しているカラオケ装置においてまだカラオケ歌唱を行っていない楽曲を、推奨楽曲として提示してもよい。
==カラオケ装置における処理について==
次に、図7を参照して本実施形態に係るカラオケ装置K1における処理の具体例について述べる。図7は、カラオケ装置K1における処理例を示すフローチャートである。この例では、カラオケシステム1にログインした利用者Xが所定時間経過後も楽曲の予約を行っていないとする。
歌手特定部100は、利用者Xの歌唱履歴に基づいて、利用者Xの好みの歌手を特定する(好みの歌手を特定。ステップ10)。
分類部200は、ステップ10で特定された好みの歌手が歌唱する全ての楽曲それぞれを、楽曲が過去にカラオケ演奏された回数及び所定の分類条件に基づいて、所定の区分に分類する(各楽曲を所定の区分に分類。ステップ11)。
区分特定部300は、ステップ10で特定された好みの歌手が歌唱する各楽曲を利用者Xがカラオケ歌唱した回数、及びステップ11で分類された所定の区分に基づいて、利用者Xが好む楽曲の区分を特定する(利用者が好む楽曲の区分を特定。ステップ12)。
抽出部400は、ステップ10で特定された好みの歌手が歌唱する全ての楽曲の中から、ステップ12で特定された区分に分類された楽曲を抽出する(特定された区分に分類された楽曲を抽出。ステップ13)。
提示部500は、ステップ13で抽出した楽曲を推奨楽曲として利用者Xに提示する(推奨楽曲の提示。ステップ14)。
このように、本実施形態に係るカラオケ装置1は、利用者の歌唱履歴に基づいて、当該利用者の好みの歌手を特定する歌手特定部100と、特定された好みの歌手が歌唱する各楽曲を利用者がカラオケ歌唱した回数、及び各楽曲が分類された所定の区分に基づいて、利用者が好む楽曲の区分を特定する区分特定部300と、特定された好みの歌手が歌唱する全ての楽曲の中から、特定された区分に分類された楽曲を抽出する抽出部400と、抽出した楽曲を推奨楽曲として利用者に提示する提示部500と、を有する。
このように、利用者が好む歌手が歌唱する全ての楽曲の中から、特定された区分に分類された楽曲を抽出することにより、利用者の好みでない楽曲が推奨されることがない。よって、利用者は自己の好みに合った楽曲を容易に選曲することができる。すなわち、本実施形態に係るカラオケ装置1によれば、利用者の好みの歌手の楽曲を推奨する際に、複数ある楽曲の中から当該利用者の好みにあった楽曲を推奨できる。
また、提示部500は、抽出した楽曲のうち、過去のカラオケ演奏された回数が所定数以上の楽曲、または利用者の歌唱履歴に含まれていない楽曲、または利用者の歌唱履歴に含まれている楽曲であって、現在利用しているカラオケ装置においてまだカラオケ歌唱を行っていない楽曲を、推奨楽曲として利用者に提示することができる。このように、抽出した楽曲の一部を推奨楽曲として提示することにより、好みの歌手が歌唱する楽曲の数が膨大な場合であっても、利用者の好みに対してより適当と思われる楽曲を推奨できる。
<その他>
なお上記実施形態では、歌手特定部100が利用者の好みの歌手を特定する都度、分類部200により、特定された好みの歌手が歌唱する全ての楽曲それぞれを所定の区分に分類する例について述べた。
一方、カラオケシステム1に記憶されている歌手毎の楽曲それぞれについて、予め所定の分類条件で分類した区分を付与しておくことも可能である。この場合、カラオケ装置において分類部200の構成は不要である。
上記実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定するものではない。上記の構成は、適宜組み合わせて実施することが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。上記実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
K1 カラオケ装置
100 歌手特定部
200 分類部
300 区分特定部
400 抽出部
500 提示部

Claims (3)

  1. 利用者の歌唱履歴に基づいて、当該利用者の好みの歌手を特定する歌手特定部と、
    特定された前記好みの歌手が歌唱する各楽曲を前記利用者がカラオケ歌唱した回数、及び前記各楽曲が分類された所定の区分に基づいて、前記利用者が好む楽曲の区分を特定する区分特定部と、
    前記特定された好みの歌手が歌唱する全ての楽曲の中から、特定された前記区分に分類された楽曲を抽出する抽出部と、
    抽出した楽曲を推奨楽曲として前記利用者に提示する提示部と、
    を有するカラオケ装置。
  2. 特定された前記好みの歌手が歌唱する全ての楽曲それぞれを、楽曲が過去にカラオケ演奏された回数及び所定の分類条件に基づいて、前記所定の区分に分類する分類部を有することを特徴とする請求項1記載のカラオケ装置。
  3. 前記提示部は、前記抽出した楽曲のうち、前記過去にカラオケ演奏された回数が所定数以上の楽曲、または前記利用者の歌唱履歴に含まれていない楽曲、または前記利用者の歌唱履歴に含まれている楽曲であって、現在利用しているカラオケ装置においてまだカラオケ歌唱を行っていない楽曲を、前記推奨楽曲として前記利用者に提示することを特徴とする請求項2記載のカラオケ装置。
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