JP3946662B2 - カラオケ装置のパーソナル曲目帳システム - Google Patents
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Description
【発明が属する技術分野】
この発明は、カラオケ装置において利用者ごとの愛好曲リストを作成して利用するパーソナルカラオケ曲目帳システムに関し、とくに、愛好曲リストへの登録を促す楽曲を自動的に提示する情報処理技術に関する。
【0002】
【発明の背景】
カラオケ装置のパーソナル曲目帳システムとは、利用者が選定した愛好曲リストを利用者IDに対応付けして記録保存しておき、指定された利用者IDの愛好曲リストをパーソナル情報画面に表示するとともに、表示された愛好曲リストの中から指定された楽曲のIDと利用者IDとを対応付けして演奏予約の待ち行列に登録するシステムである。このシステムに関連した発明が、特開2002−32089号公報、特開2002−91463号公報、特開2002−156983号公報、特開2003−76382号公報などに詳しく開示されている。
【0003】
熱心なカラオケ愛好者といっても、それほど多くの歌を歌うわけではなく、よく歌う曲はせいぜい数十曲ほどである。そのため、パーソナル曲目帳に自分の愛好曲リストを作成しておけば、カラオケ装置への演奏予約が簡単にできて便利である。常連客を主力に営業しているカラオケバーのような店においても、常連客の愛好曲リストを作成しておけば、ママさんの接客ツールとしても便利に利用できる。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−32089号公報
【0005】
【特許文献2】
特開2002−91463号公報
【0006】
【特許文献3】
特開2002−156983号公報
【0007】
【特許文献4】
特開2003−76382号公報
【0008】
【発明の開示】
本発明者らは、この便利なパーソナル曲目帳システムの利便性をさらに向上させようと考えた。そこで、ある常連客Aがカラオケを楽しんでいる際に他の客が歌った曲を、この常連客Aが聴いていたであろう曲目リスト(聴かされた曲目リスト)として自動的に集計しておき、客Aが何度も聴かされた曲を客Aのパーソナル情報画面で紹介して愛好曲リストへの登録を促すようにした。
【0009】
この発明の基本となるのは、利用者が選定した愛好曲リストを利用者IDに対応付けして記録保存しておき、指定された利用者IDの愛好曲リストをパーソナル情報画面として表示するとともに、表示された愛好曲リストの中から指定された楽曲IDと利用者IDとを対応付けして演奏予約の待ち行列に登録するカラオケ装置のパーソナル曲目帳システムである。
【0010】
この発明において特徴的な構成は、ある1つの利用者ID(特定利用者IDとする)が待ち行列に存在していた期間に待ち行列に並存していた楽曲IDを特定利用者IDに対応付けした集計記憶エリアに記録しておき、そこに記録された回数の多い楽曲IDを適時に選出して特定利用者ID向けの前記パーソナル情報画面にその曲目を表示し、表示された曲目の中から指定された楽曲を特定利用者IDに対応する愛好曲リストに追加登録することである。
【0011】
この構成において、望ましくは、特定利用者IDをともなった演奏予約曲が演奏された時点以前の所定期間に演奏された楽曲IDを特定利用者IDに対応付けした集計記憶エリアに記録する。
【0012】
【発明の実施の形態】
===一実施例の概要===
この発明に係るパーソナルカラオケ曲目帳システムは、たとえば、多機能カラオケリモコン装置を備えたカラオケ装置において実施される。
以下に詳述する一実施例においては、多機能カラオケリモコン装置の不揮発性メモリに多数の利用者別に愛好曲リストを作成して保存しておくことができる。保存してある愛好曲リストは、利用者の求めに応じて読み出されリモコン装置に表示される。利用者は表示された自分の愛好曲リストを見て歌う曲を選んで予約コマンドを入力すると、その曲のリクエスト信号がカラオケ装置に送信される。
【0013】
この発明を適用することにより、利用者が在席する間に演奏された曲が、この利用者が聴かされた曲として自動的に集計され、この利用者用のパーソナル情報画面に表示される。その中から利用者が指定した曲は、この利用者の愛好曲リストに登録することができる。
これにより、聴いているうちにいつの間にか覚えかけ気になっている曲が自動的に提示されるので、気軽に歌ってみることができ、新たに愛好曲に加える際の敷居が低くなる。
【0014】
===カラオケ装置の構成===
本発明は、一般的なカラオケ装置に適用される。本実施例に係るカラオケ装置のハードウェア主体の構成例を図1に示している。カラオケ装置は周知のパソコン相当のコンピュータ応用機器である。中央処理装置11がCPU・RAM・ROMを含むコンピュータ本体であり、大容量の外部記憶としてのハードディスク装置12とCD−ROMやDVD−ROMなどの光ディスク再生装置13と、加入者電話回線やISDN電話回線を介してカラオケホスト装置と通信する通信制御装置14と、利用者からの入力と利用者に向けての応答をやりとりする利用者インタフェース装置15と、MIDI形式の音楽演奏データに基づいて伴奏音楽の音響信号を生成する音楽生成装置16と、伴奏音楽やマイクロホンからの音響信号を増幅してスピーカから発音する音響装置17と、CRTやLCDあるいはPDPなどを用いたディスプレイ18と、このディスプレイ18に表示すべき映像データを処理する映像処理装置19とを備えている。
【0015】
利用者インタフェース装置15には、装置本体の操作パネル(キーボードとディスプレイ)やカラオケリモコン装置が含まれるとともに、後述の多機能カラオケリモコン装置が含まれ、双方向通信が可能な短距離無線通信手段(IrDAトランシーバ・赤外線LED・赤外線受光素子)を備えている。利用者インタフェース装置15から演奏予約コマンドを受信すると、含まれている楽曲IDを受け取った順に演奏予約の待ち行列に登録する。演奏予約コマンドに利用者IDが含まれている場合には、利用者IDと楽曲IDとを対応付けして登録する。
【0016】
===カラオケリモコン装置の構成===
本実施例に係る多機能カラオケリモコン装置の外観を図2に、電子システム構成を図3に例示している。この多機能カラオケリモコン装置は、B5判ほどの寸法で厚みのあるパネル型のキーボードレス・コンピュータである。
外観的には装置正面の大部分が液晶表示パネル(LCD)1aに透明タッチセンサ1bを重ねた液晶タッチパネル1で占められ、内部には、CPU・RAM・ROMを含む中央処理装置2と、液晶表示パネル1aを表示駆動する表示ドライバ3と、透明タッチセンサ1bに対する入力座標を検出する入力検出回路4と、大容量の外部記憶であるフラッシュメモリ5と、カラオケ装置と交信するための短距離無線通信手段(IrDAトランシーバ6・赤外線LED7・赤外線受光素子8)と、充電ステーションと結合して充電される電源電池(図示省略)と、充電ステーションに付属のデータ通信装置を介してカラオケ装置とデータ通信する通信制御部9などが実装されている。赤外線LED7と赤外線受光素子8は、リモコン装置の上部中央部に配設されており、液晶タッチパネル1の上方にその指向性が向くようにレイアウトされている。
【0017】
中央処理装置2は、楽曲索引データベースをフラッシュメモリ5に格納して管理する。楽曲索引データベースは、カラオケ装置で演奏可能な楽曲についての属性情報を記述したデータベースであり、楽曲ID(選曲番号)・曲名・アーティスト名・歌い出し部分の歌詞・流行時期・音楽ジャンル区分・使用された映画やテレビドラマのタイトル・使用されたテレビCM・各種音楽賞の受賞経歴・デュエット曲か否かなど、さまざまな属性情報がこれに含まれている。多機能カラオケリモコン装置をカラオケ装置に接続されている充電ステーションに結合した状態において、中央処理装置2は通信制御部9を介してカラオケ装置とデータ通信し、楽曲索引データベースの内容を更新するようにシステム構成されている。
【0018】
===楽曲索引データベース検索による選曲予約===
多機能カラオケリモコン装置の中央処理装置2は、利用客が希望の楽曲を前記楽曲索引データベースに基づいて検索するための処理を実行する。このデータベース検索処理の初期状態では、検索メニュー画面が液晶タッチパネル1に表示される。この検索メニュー画面を図4に例示した。この画面で例えば「曲名」検索ボタン21にタッチ入力すると、50音のカナ文字パレット画面に表示が切り替わり、その画面上でカナ文字にタッチして曲名を頭文字から順番に入力して(途中まででもよい)、検索実行ボタンにタッチ入力すると、楽曲索引データベースから該当する楽曲群が抽出されて一覧的に列挙表示される。このように複数の曲目が画面に表示され、その中から利用者が選曲して予約イベント操作をすると、短距離無線通信手段(IrDAトランシーバ6・赤外線LED7・赤外線受光素子8)が近辺に存在するカラオケ装置と交信し、希望曲の識別情報を含んだ演奏予約情報がカラオケ装置に通知される。
【0019】
===愛好曲リスト管理機能===
多機能カラオケリモコン装置の中央処理装置2は、フラッシュメモリ内に利用者が個別にアクセス可能な複数のメモリ領域を「My十八番」として管理している。各領域には、愛好曲の楽曲IDが記入されたり、その記入内容をその利用者用のパーソナル情報画面に表示したり、表示した記入内容に基づいて利用者が楽曲を指定した際にはその楽曲を演奏予約する無線信号を発信する処理を行ったりして、愛好曲リスト管理機能が遂行される。
【0020】
トップ画面(図4)において「My十八番」22メニューを選択したのち、所定のユーザインタフェースに従って利用者IDを入力すると、パーソナル情報画面が表示され、この利用者IDに対応した利用者別の領域を作成したり更新したりすることができるように構成されている。
【0021】
ある利用者がパーソナル情報画面に自分の利用者IDに対応する「My十八番」領域に記入されている愛好曲リストを表示させ、リスト内の楽曲を一つ選出してそれを演奏予約する所定の操作を行うと、その楽曲を演奏予約するための無線信号がカラオケ装置に向けて発信される。その後、無線信号を発信した旨の確認画面を表示してトップ画面(図4)に戻る。
【0022】
なお、愛好曲リストをパーソナル情報画面に表示する際には、中央処理装置11は「My十八番」領域に記入された楽曲IDに基づいて楽曲索引データベースを参照し、曲名やアーティスト名などの形式で曲目を表示する。
「My十八番」領域に愛好曲のIDを記入する際に、楽曲索引データベースを参照してその曲名やアーティスト名を記入しておくことも可能である。
また、利用者IDの入力については、あらかじめ利用者登録をして入手しておいたりカラオケ店に来店時に振り出されたりした利用者IDを入力する。ただしこれに限るものではなく、カラオケ装置やカラオケリモコン装置で採取した利用者の指紋・声紋・虹彩などの個人認証データを用いて自動認識する方式も適用可能である。
【0023】
===聴かされた曲目リスト管理機能===
以下に説明する聴かされた曲目リスト管理機能は、本発明に特徴的な機能である。このカラオケ装置11においては、ある利用者のIDが演奏予約の待ち行列に登録されている期間をこの利用者の在席する期間とみなし、この期間に演奏された楽曲の楽曲IDをこの利用者が聴かされた曲として自動的に集計し、利用者IDに対応付けた所定のメモリ領域(集計記憶エリア)に記憶しておく。そして、この利用者用のパーソナル情報画面を表示する際に、聴かされた回数の多い楽曲を聴かされた曲目リストとして表示する。この曲目リストの中から利用者がある曲目を指定する所定の操作を行なうと、指定された楽曲が「My十八番」に記入される。このようにして、聴かされた曲目リスト管理機能が遂行される。
【0024】
図5に、聴かされた曲目リストの集計の処理フローを例示している。カラオケ装置の中央処理装置11では、ある楽曲についてある利用者aのID(特定利用者ID)を伴った演奏予約コマンドを受信すると、まず、楽曲のIDをこの特定利用者IDと対応づけて演奏予約の待ち行列に登録する(図5のステップ501〜502)。また、これより前に待ち行列に予約曲が登録されている場合には、登録されている楽曲IDについて、登録順にさかのぼって参照する(ステップ503〜504)。
【0025】
各々の楽曲IDに利用者IDが対応づけられているかを確認し、利用者IDが対応づけられていない場合、または対応付けられている利用者IDが特定利用者IDと異なる場合には、aが聴かされた曲としてその楽曲IDをリストアップする(ステップ505〜506)。
【0026】
aが以前に予約登録した楽曲までさかのぼると、当該楽曲はリストアップせずに、聴かされた曲のリストアップを終了する。また、同じ利用者aによる予約曲が先に待ち行列に登録されていない場合には、待ち行列の先頭までさかのぼる(ステップ507)。リストアップした楽曲IDはこの利用者IDに対応付けした集計記憶エリアに記憶しておく。
【0027】
このようにしてリストアップした楽曲IDについて集計し、適宜な順番で並べて聴かされた曲目リストとする。このときに、同一曲目が複数回出現した場合には、その出現回数がわかるように記録する。そして、たとえば出現回数の多い順に並べた曲目リストとする。この聴かされた曲目リストを、特定利用者IDと対応付けして適宜なメモリ領域に記憶しておく(ステップ508)。
【0028】
同じ利用者aが次の機会に楽曲を演奏予約して、利用者aについて再び聴かされた曲目リストが集計された場合には、集計記憶エリアにリストアップ曲を追加し、記憶されている聴かされた曲目リストを更新する。
【0029】
中央処理装置11は、聴かされた曲目リストの集計後に、特定利用者IDについて聴かされた曲目リストを管理している旨を、短距離無線通信手段を介して多機能カラオケリモコン装置に通知する(ステップ509)。通知を受けたカラオケリモコン装置の中央処理装置2は、この特定利用者IDに対応づけられた「My十八番」領域に曲目集計フラグを立ててその旨を記入する。
【0030】
利用者が図4に示したトップ画面の「My十八番」ボタン22にタッチした後に利用者IDを入力して、自分用の領域に記入されている愛好曲リストの表示を指示すると、画面はこの利用者用のパーソナル情報画面に遷移する。図6には、パーソナル情報画面に遷移した際の最初の画面を例示している。パーソナル情報画面23へ遷移する際に、多機能カラオケリモコン装置の中央処理装置2は曲目集計フラグを確認する。その結果フラグが立ち、この利用者用に聴かされた曲目リストが集計され管理されている場合には、カラオケ装置と短距離無線通信手段を介してデータ通信し、カラオケ装置が管理している聴かされた曲目リストを取り寄せる。そして、聴かされた曲目リストの内容をパーソナル情報画面23にリスト表示する。
【0031】
リスト表示の形態としては、たとえば、曲目リストに記入されている全ての曲目、あるいは待ち行列への登録回数の多かった順に上位3曲というような一部の曲目を、画面23の冒頭に表示したりダイアログメッセージなどとして表示したりする。この際には、聴かされた曲目リストの楽曲IDに基づいて楽曲索引データベースを参照し、曲名やアーティスト名などをパーソナル情報画面23に表示する。
【0032】
表示されたリストの曲目から利用者が所定のユーザインタフェースにしたがって楽曲を指定すると、指定された楽曲は「My十八番」に記入され愛好曲リストに追加される。
【0033】
このようなカラオケ装置のパーソナル曲目帳システムによれば、利用者が在席中に聴いた曲が自動的に集計され、各利用者用のパーソナル情報画面23に表示される。何度となく聴いている楽曲はいつの間にか覚えていて、自分から積極的に楽曲を検索して歌ってみるまでに至らなくても、他から紹介されたりしてきっかけが与えられると自分でも歌ってみようという気持ちになりやすい。したがって、聴いているうちにいつの間にか覚えかけた気になる曲を探す手間が省け、気軽に歌ってみることもできるので、新たに愛好曲に加える際の敷居が低くなる。
【0034】
なお、聴かされた曲目リストは、適宜な機会に所定の曲目を削除したり初期化したりするように構成する。たとえば、利用者のパーソナル情報画面23に表示済みの曲目や、利用者が愛好曲リストに登録した曲目を削除する。
【0035】
また、カラオケ装置では聴かされた曲目リストを集計したら保持せずに、多機能カラオケリモコン装置に転送して管理する方式も適用可能である。この場合には、集計記憶エリアを多機能カラオケリモコン装置の「My十八番」領域に含めることも可能となる。
【0036】
リスト表示の形態は上述した形態に限るものではなく、「My十八番」の愛好曲リスト表示中にプルダウンメニューで表示させたり点滅表示させたりするなど、他の形態でパーソナル情報画面に表示することも可能である。
【0037】
さらに、各楽曲について属性情報としてランキング情報などの流行情報を楽曲索引データベースに登録しておいて、聴かされた曲目リストのうち、流行っている(たとえば、ランキング上位)曲をパーソナル情報画面に表示することも可能である。こうすると、話題性のある人気楽曲を愛好曲リストに取り入れ易くなり、さらにカラオケの娯楽性が増大する。
【0038】
===他の実施形態===
上述の実施例においては、ある利用者aが演奏予約を入れてからその曲が演奏されるまでの間に演奏された曲や、利用者aが1曲演奏予約してから次の曲を演奏予約するまでの間に演奏された曲を、この利用者aが聴かされた曲とみなして集計する方式を採っている。
同等の機能を別の方式でも実現可能である。たとえば、演奏履歴を参照することによって、利用者aが選曲した曲が演奏される以前の所定期間に演奏された曲や、利用者aが選曲した曲が演奏されてから次に選曲した曲が演奏されるまでの間に演奏された曲を、この利用者aが聴かされた曲とみなす方式を採ることも可能である。とくにこの方式によれば、演奏後の任意の時期に集計処理を行うことができるので、カラオケ装置の運用効率を考慮したうえで実施することが可能となる。
【0039】
本発明に係るカラオケ装置のパーソナル曲目帳システムは、上述した多機能カラオケリモコン装置の具現する機能を含めてカラオケ装置本体で一体的に実現することも可能である。この場合には、楽曲索引データベースをカラオケ装置本体に構築して管理し、カラオケ装置本体のメモリ領域に利用者別の愛好曲リストを保持する。
【0040】
上述した多機能カラオケリモコン装置を、携帯電話機やPDAなど利用者が個々に所持する携帯型コンピュータ機器で具現化することも可能である。この場合には、利用者別愛好曲リストは各携帯型コンピュータ機器のメモリ領域で個々に管理され、利用者IDもこのメモリ領域に保持しておくことができる。
【0041】
あるいは、楽曲索引データベースをインターネット上で運営されるサーバーに構築し、このサーバーにインターネットに接続したカラオケ装置からアクセス可能に構成することも可能である。さらに、利用者別の聴かされた曲目リストや愛好曲リストをこのサーバーのメモリ領域に保持する構成も本発明の適用範囲内である。
【0042】
パーソナル情報画面は、本実施例のように多機能カラオケリモコンの液晶タッチパネル1に表示する他、カラオケ装置本体に付属するディスプレイ18に表示することも可能である。なお、このディスプレイ18は1台に限るものではない。カラオケ楽曲の演奏中に歌詞や背景映像を表示するディスプレイ18とは別に情報表示専用のディスプレイを付設し、これに表示することも可能であることはいうまでもない。
【0043】
【発明の効果】
この発明にかかるカラオケ装置のパーソナル曲目帳システムによれば、在席中に聴いていたであろう曲が自動的に集計され各利用者用のパーソナル情報画面に表示されるので、聴いているうちにいつの間にか覚えかけ気になっている曲が自動的に提示されるという機会が生じ、探す手間も省けて新たに愛好曲に加える際の敷居が低くなる。そのためカラオケの娯楽性が向上し、カラオケ利用の機会が増やすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る通信カラオケ端末装置のハードウェア構成の概略を示した図である。
【図2】本発明の一実施例に係る多機能カラオケリモコン装置の概略外観図である。
【図3】本発明の一実施例に係る多機能カラオケリモコン装置の電子システム構成の概略を示す図である。
【図4】本発明の一実施例に係る多機能カラオケリモコン装置における選曲メニュー画面の概略図である。
【図5】本発明の一実施例に係る聴かされた曲目リストを作成する処理フロー図である。
【図6】本発明の一実施例に係るパーソナル情報画面を例示した図である。
【符号の説明】
2 多機能カラオケリモコン装置の中央処理装置
11 通信カラオケ端末装置の中央処理装置
22 My十八番(愛好曲リスト)の表示を指示するボタン
23 パーソナル情報画面
Claims (1)
- 利用者が選定した愛好曲リストを利用者IDに対応付けして記録保存しておき、指定された利用者IDの愛好曲リストをパーソナル情報画面として表示するとともに、表示された愛好曲リストの中から指定された楽曲のIDと利用者IDとを対応付けして演奏予約の待ち行列に登録するカラオケ装置のパーソナル曲目帳システムにおいて、
ある1つの利用者ID(特定利用者IDとする)が待ち行列に存在していた期間に待ち行列に並存していた楽曲IDを特定利用者IDに対応づけした集計記憶エリアに記録しておき、
特定利用者IDに対応する集計記憶エリアに記録された回数の多い楽曲IDを適時に選出して特定利用者ID向けの前記パーソナル情報画面にその曲目を表示し、表示された曲目の中から指定された楽曲を特定利用者IDに対応する愛好曲リストに追加登録することを特徴とするカラオケ装置のパーソナル曲目帳システム。
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