JP3896261B2 - 携帯電話機用出会い支援装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、申込者から携帯電話機を用いて出会いを申し込まれた相手との出会いを支援する携帯電話機用出会い支援装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
申込者の携帯電話機から相手の携帯電話機へ出会いを求めるためのメールやグリーティングカードを送信するようにしたサービスが知られている。これによれば、出会い日時、出会いの場所などがメールやグリーティングカードとして送信されるので、出会いの予約が確実に行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記申込者とその相手との間の出会いに際して、時間および場所は予め予約されているものの、顔つきとか服装がどのような人物であるか不明であるため、出会いの場において必ずしも相手を特定できる訳ではなく、声を掛けた相手が人違いの場合もあった。
【0004】
本発明は以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところは、申込者とその相手との間の出会いに際して、それらの少なくとも一方を容易に特定できるようにした携帯電話機用出会い支援装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための第1の手段】
かかる目的を達成するための第1の発明の要旨とするところは、(a) 申込者およびその相手が所有する一対の携帯電話機の一方から入力された出会い日時および場所の予約が両者間で成立したか否かをその一対の携帯電話機の他方からの確認入力に基づいて判定する予約成立判定手段と、(b) その予約成立判定手段により出会い日時および場所の予約が両者間で成立したと判定される場合は、その出会い日時に到達すると、前記申込者により予め設定された音をその携帯電話機から出力させる音出力指令手段とを、含み、 (c) その音出力指令手段は、前記申込者により予め設定された音を前記携帯電話機から出力するための音情報を送信する音情報送信手段を備え、該音情報に基づいて前記音を少なくとも前記相手が所有する携帯電話機から出力させるものである
【0006】
【第1発明の効果】
このようにすれば、予約成立判定手段により出会い日時および場所の予約が両者間で成立したと判定される場合は、音出力指令手段により、その出会い日時に到達すると、音情報送信手段から送信された音情報に基づいて、前記申込者により予め設定された音が少なくとも前記相手が所有する携帯電話機から出力させられるので、申込者とその相手との間の出会いに際して相手が相互に容易に且つ客観的に特定できるようになる。
【0007】
【課題を解決するための第2の手段】
また、前記目的を達成するための第2の発明の要旨とするところは、(a) 申込者およびその相手が所有する一対の携帯電話機の一方から入力された出会い日時および場所の予約が両者間で成立したか否かをその一対の携帯電話機の他方からの確認入力に基づいて判定する予約成立判定手段と、(b) その予約成立判定手段により出会い日時および場所の予約が両者間で成立したと判定される場合は、前記一対の携帯電話機の一方が他方の携帯電話機に接近したことを判定する接近判定手段と、前記申込者により予め設定された音を前記携帯電話機から出力するための音情報を該携帯電話機へ送信する音情報送信手段とを有し、前記接近判定手段により前記一対の携帯電話機の一方が他方の携帯電話機に接近したことが判定されると、前記音情報に基づいて前記申込者により予め設定された音を少なくとも前記相手が所有する携帯電話機から出力させる音出力指令手段とを、含むことにある。
【0008】
【第2発明の効果】
このようにすれば、予約成立判定手段により出会い日時および場所の予約が両者間で成立したと判定され、前記接近判定手段によりその申込者およびその相手が所有する一対の携帯電話機が所定距離に接近したことが判定されると、音出力指令手段により、前記音情報に基づいて前記申込者により予め設定された音が少なくとも前記相手が所有する携帯電話機から出力させられるので、申込者とその相手との間の出会いに際して相手が相互に容易に且つ客観的に特定できるようになる。
【0009】
【発明の他の態様】
ここで、好適には、前記一対の携帯電話機の一方が他方の携帯電話機に接近したことを判定する接近判定手段を含み、前記音出力指令手段は、前記予め設定された音を前記携帯電話機から出力するための音情報をその携帯電話機へ送信する音情報送信手段を有するものである。このようにすれば、一対の携帯電話機の一方が他方の携帯電話機に接近すると、その携帯電話機の少なくとも一方からあらかじめ設定された音が出会いの場で出力される。このことが両者にとって一種の出会いの演出或いはエンターティメントとなり、一層印象的或いは感激的な出会いが得られる利点がある。
【0010】
また、好適には、前記申込者の携帯電話機の操作によって予め選択された音の種類を記憶する音記憶手段が設けられ、前記音情報送信手段はその音記憶手段により記憶された音を出力させるための音情報を送信するものである。このようにすれば、申込者は出会いの場で出力される音の種類を予め知っているので、申し込み者は容易に相手と出会うことができる。この音は、出会いメロディーとして音楽、旋律、歌の曲名などのいずれかから選択されたものである。
【0011】
また、好適には、前記申込者の携帯電話機の操作によって前記音の内容すなわち例えば出会いメロディーの曲名を相手に予め通知するか否かを設定する音出力内容通知設定手段が設けられ、その音出力内容通知設定手段により相手への音出力内容の通知が設定されている場合は、予約成立確認画面表示手段は、その音の内容を出会いデータとともに表示する予約確認画面を相手の携帯電話機に表示させる表示データを送信するものである。このようにすれば、出会いの場において、双方の携帯電話機から出力される音の内容が双方に既知であるので、一層出会いが容易となる。
【0012】
また、好適には、前記一対の携帯電話機は、それぞれのユーザIDをブルートゥースで発信するとともに、発信されたユーザIDに基づいて相互の所定距離内の接近を検出する接近検出手段と、その接近検出手段により接近が検出されるとその接近を表す接近信号を送信する接近信号送信手段とを備えたものであり、前記接近判定手段は、その接近信号送信手段により携帯電話機から送信された接近信号に基づいて前記一対の携帯電話機の一方が他方の携帯電話機に接近したことを判定するものである。このようにすれば、所定距離内の接近が高い精度で検出され、音声出力の信頼性が高められる。
【0013】
また、好適には、予め登録された申込者の携帯電話機から入力された出会いデータを、その携帯電話機から入力された相手の携帯電話機の画面に表示させる出会いデータ表示手段と、その出会いデータ表示手段により表示された出会いデータが示す出会い条件が相手に受理されたか否かをその相手の携帯電話機から入力操作に基づいて判定する出会い予約成立判定手段と、その予約成立判定手段により出会い条件が相手に受理されたことが判定された場合には、双方の携帯電話機に予約成立確認画面を表示させる予約成立確認画面表示手段とが、さらに含まれるものである。このようにすれば、出会いデータ表示手段により表示された出会いデータが示す出会い条件が相手に受理されたか否かが予約成立判定手段により判定され、その予約成立判定手段により出会い条件が相手に受理されたことが判定された場合には、予約成立確認画面表示手段により双方の携帯電話機に予約成立確認画面が表示されるので、出会い条件が相手に受理されたことが申込者によって確認される。
【0014】
また、好適には、前記出会いデータが示す出会い条件を前記相手もしくは申込者の携帯電話機から入力操作に基づいて変更し、申込者もしくは相手の携帯電話機に表示させる出会い条件変更手段を含み、前記出会い予約成立判定手段は、その出会い条件変更手段により変更された出会い条件が申込者もしくは相手によって受理されたか否かをその申込者もしくは相手の携帯電話機から入力操作に基づいて判定するものである。このようにすれば、前記出会い予約成立判定手段は、その出会い条件変更手段により変更された出会い条件が申込者もしくは相手によって受理されたか否かをその申込者もしくは相手の携帯電話機から入力操作に基づいて判定するものであるので、相手もしくは申込者によって出会い条件が変更された後において、予約成立確認画面表示手段により双方の携帯電話機に予約成立確認画面が表示されるので、出会い条件が相手に受理されたことが申込者によって確認される。
【0015】
【発明の好適な実施の形態】
以下、本発明の一実施例の携帯電話機12を用いた出会い支援(制御)装置すなわちサーバ22の構成および作動を図面に基づいて詳細に説明する。
【0016】
図1は、本発明の一実施例の出会い支援装置であるサーバ22を含む携帯電話用出会い支援サービスシステム10の構成を説明する図である。図1において、多数の携帯電話機12は、複数の中継基地局14を介して無線の通信チャンネルに接続され、その複数の中継基地局14に接続された電話会社(中央演算処理装置により構成される交換機等)16により携帯電話機12の交換或いは接続が制御されるようになっている。この電話会社16には、プロトコルを翻訳することによりチェックする機能を有するゲートウエイ18、有線、無線、インターネットなどの公衆通信回線20を介して、プロバイダなどと称される情報サービス会社のサーバ22が接続されている。この情報サービス会社は、カラオケ演奏曲や携帯電話着信報知用音楽などの音楽データなどを提供するとともに、出会い支援サービスを実行する。
【0017】
上記携帯電話機12は、複数のキー24から成るキー入力部44とたとえば液晶表示板から構成される表示装置26を備え、携帯電話会社との契約によって通信可能とされるとともに、UID(ユーザ識別番号たとえば電話番号)が付されている。上記複数のキー24は通信相手の電話番号を入力するとき、および着信報知用音楽をダウンロードするときなどに用いられ、上記表示装置26には入力した通信相手の電話番号、着信報知用音楽をダウンロードするとき曲名等のデータなどが表示される。
【0018】
また、上記情報サービス会社のサーバ22は、CPU、ROM、RAM、入出力インターフェースなどを有する所謂マイクロコンピュータと同様に構成されており、種々の情報を記憶したデータベース(DB)を有する記憶装置28を備え、携帯電話機12の操作による出会いサービスを実行するために、申込者およびその相手が所有する一対の携帯電話機12からの信号を処理して、それぞれ入力された出会い日時および場所の予約が両者間で成立したか否かを判定し、その出会い日時および場所の予約が両者間で成立したと判定される場合は、その出会い日時において、出会いを予約した携帯電話機であることを示す予め設定された音声出力信号すなわち曲データなどを送信して、上記一対の携帯電話機12の少なくとも一方から音楽などを出力させる。
【0019】
上記記憶装置28には、各携帯電話機12へ提供できる多数の曲名、曲名と対応させた曲データを記憶する図示しない曲記憶領域すなわち曲データベース(曲DB)30と、サービス契約した会員の利用者ID(会員番号或いは携帯電話機の番号)、氏名、住所、携帯電話機の機種などを対応させて記憶する会員記憶領域すなわち会員データベース(会員DB)32と、出会い日時および場所、相手のID(携帯電話機の番号)などの予約が両者間で成立したときの出会いデータを記憶する出会いデータ記憶領域すなわち出会いデータベース(出会いDB)34とが、設けられている。
【0020】
上記携帯電話機12は、たとえば図2に示すように構成されている。制御部40は、予めROM42に記憶されたプログラムに従って入力信号を処理し、キー入力部44から入力された相手の電話番号に従って通信或いは通話チャンネルを成立させるとともに相互の通信或いは通話が可能となるように制御する。通話状態では、アンテナ46を介して送受信部48に受けた通話信号をモデム部50を介して音声コーディク部52においてデジタルコード信号から音声信号に変換し、アナログフロントエンド54により音声出力器(スピーカ)56が駆動されて音声が出力される。同時に、マイクロホン58により音声から変換された音声信号はアナログフロントエンド54を介して音声コーディク部52に送られてそこでデジタル信号に変換され、モデム部50、送受信部48、アンテナ46を介して送信される。また、通信状態において、制御部40は、キー入力部44から入力された信号を通信先へ送信すると同時に、通信先から受信した信号を表示装置26に表示させる。また、制御部40は、他の携帯電話機12からの着信を判定した場合には予め記憶部60に記憶された着信メロディーをスピーカ64から出力させるようにメロディ発生器62を駆動するとともに、サーバ22から出会い用メロディーのメロディーデータが送信された場合には、その出会い用メロディーをスピーカ64から出力させるようにメロディ発生器62を駆動する。さらに、記憶部60に記憶されたデータをプリンタなどへブルートゥースで出力させるためのブルートゥースモジュール66およびアンテナ68を備えるとともに、親機機能としての自己から他の携帯電話機12への問い掛けに対して他の携帯電話機12からのブルートゥースで出力されたIDを受信してその他の携帯電話機12の接近を判定し、その接近を表す信号をサーバ22へ出力する。
【0021】
図3は、前記サーバ22の制御機能の要部を説明する機能ブロック線図である。予約成立判定手段80は、出会いサービス会員として予め登録された申込者およびその相手が所有する一対の携帯電話機12からそれぞれ入力された出会い日時および場所の予約が両者間で成立したか否かをその一対の携帯電話機12からの確認入力に基づいて判定する。音出力指令手段82は、その予約成立判定手段80により出会い日時および場所の予約が両者間で成立したと判定される場合は、その出会い日時において出会いを予約した携帯電話機12であることを示す予め設定された音をその一対の携帯電話機12の少なくとも一方から出力させるように指令する。
【0022】
接近判定手段84は、上記一対の携帯電話機12の一方が他方の携帯電話機12に接近したことを、それら携帯電話機12の少なくとも一方から送信された接近検出信号に基づいて判定する。上記音出力指令手段82は、申込者によって予め設定された音である例えば出会いメロディー等を一対の携帯電話機12のうちの少なくとも相手側の携帯電話機12から出力するための音情報をその携帯電話機12へ送信する音情報送信手段86を有する。
【0023】
音記憶手段88は、出会いの申込者の携帯電話機12の操作によって予め選択された音の種類を記憶する。上記音情報送信手段86はその音記憶手段88により記憶された種類の音たとえば予め選択された曲名の音楽を出力させるための曲データすなわち音情報を送信するものである。
【0024】
音出力内容通知設定手段90は、申込者の携帯電話機12の操作に従って出会い時に出力される音の内容、すなわち例えば、出会いメロディーの曲名を相手に通知するか否かを設定する。後述の予約成立確認画面表示手段100は、その音出力内容通知設定手段90により出会い時に出力される音の内容すなわち出会いメロディーの曲名を予約成立確認画面D9に表示させ、相手に通知する。
【0025】
携帯電話機12には、それぞれのユーザIDをブルートゥースで発信されたとき、その発信されたユーザIDに基づいて相互の所定距離内の接近を検出する接近検出手段92と、その接近検出手段92により接近が検出されるとその接近を表す接近検出信号を送信する接近信号送信手段94とを備えたものであり、前記接近判定手段84は、その接近信号送信手段94により携帯電話機12から送信された接近検出信号に基づいて一対の携帯電話機12の一方が他方の携帯電話機12に接近したことを判定する。
【0026】
出会いデータ表示手段96は、予め登録された申込者の携帯電話機12から入力された出会い日時および場所などの出会いデータを、その携帯電話機12から入力された相手の携帯電話機12の表示装置26の画面に表示させる。前記予約成立判定手段80は、その出会いデータ表示手段96により表示された出会いデータが示す出会い条件が相手に受理されたか否かをその相手の携帯電話機12から入力操作に基づいて判定する。予約成立確認画面表示手段100は、その予約成立判定手段80により出会い条件が相手に受理されたことが判定された場合には、双方の携帯電話機12に予約成立確認画面D9を表示させる。
【0027】
出会い条件変更手段102は、上記出会いデータが示す出会い条件を相手の携帯電話機12からの入力操作に基づいて変更し、申込者の携帯電話機12に表示させる。上記出会い予約成立判定手段80は、その出会い条件変更手段102により変更された出会い条件が申込者によって受理されたか否かをその申込者の携帯電話機12から入力操作に基づいて判定する。
【0028】
図4乃至図6は、上記サーバ22のCPUの制御作動の要部を説明するフローチャートであり、図7は、携帯電話機12の制御部40の制御作動の要部を説明するフローチャートである。
【0029】
図4のステップ(以下、ステップを省略する)S1では、所定の携帯電話機12からたとえば「デ・メロディ」という名称が付された出会い支援サイトへのアクセスがあったか否かが判断される。このS1の判断が肯定される場合は、S2において、アクセスを行った携帯電話機12の表示装置26にたとえば図8に示すトップメニュー画面が表示される。次いで、S3において、トップメニュー画面D1から「会員登録」が選択(クリック)されたか否かがその携帯電話機12からの操作に基づいて判断される。S3の判断が肯定される場合は、S4乃至S11の会員登録ルーチンが実行される。先ず、S4では、会員登録操作のために、たとえば図9に示す会員登録画面D2を上記アクセスを行った携帯電話機12の表示装置26に表示させるための表示データがサーバ22から送信される。この会員登録画面D2は、名前、ハンドル名、住所、性別、年齢、職業、電話番号、メールアドレスなどの、会員登録に必要な会員登録データを入力させるためのブランク部分を備えており、そのブランク部分が満たされることにより会員登録データの入力が完了させられるようになっている。
【0030】
次いでS5では、取消しキーが操作されたか否かすなわち会員登録画面D2の「取消し」がクリックされたか否かが判断される。このS5の判断が否定される場合は前記S2以下が繰り返し実行されるが、会員登録を望んでいるときは肯定されるので、S6において、送信キーが操作されたか否かすなわち会員登録画面D2の「送信」がクリックされたか否かが判断される。会員登録データが入力されたときは上記S6の判断が肯定されるので、S7において、送信されてきた会員登録データが記憶されるとともに、登録時の課金を行うために課金案内画面を携帯電話機12に表示させるための表示データがサーバ22から送信される。この課金案内画面は、たとえば料金引落としのための銀行口座番号、口座名称、名義人、クレジットカード番号などの、課金に必要な課金データを入力させるためのブランク部分を備えており、そのブランク部分が満たされることにより課金データの入力が完了させられるようになっている。そして、S8では、上記のデータを入力した申込み者が会員登録を希望したか否かが、すなわち、課金データの入力完了後、課金案内画面上の「登録」が選択(クリック)されたか否かが判断される。
【0031】
上記S8の判断が否定される場合は前記S2以下が再び実行されるが、肯定される場合は、S9において、上記入力された会員登録データおよび課金データが会員データベース32に記憶され、S10において、会員サービス(デ・メロディ)を実施するために必要な図7に示す出会いメロディ用プログラム(デ・メロディプログラム)が申込み者の携帯電話機12に送信されてその記憶部60に記憶され、S11において、新たな登録会員に登録時の課金を行うための課金情報が電話会社に送信されるとともに、その課金情報が記憶された後、S1以下が再び実行される。
【0032】
前記S3の判断が否定される場合すなわちトップメニュー画面D1から「会員登録」が選択(クリック)されない場合は、S12において、トップメニュー画面D1の「待ち合わせ約束」が選択されたか否かが判断される。このS12の判断が否定される場合は、S13において、トップメニュー画面D1の「終了」が選択されたか否かが判断される。このS13の判断が否定される場合は、トップメニュー画面D1の図示しない他の処理が実行されるが、肯定される場合は本ルーチンが終了させられる。
【0033】
上記S12の判断が肯定される場合すなわちトップメニュー画面D1の「待ち合わせ約束」が選択される場合は、S14において、上記「待ち合わせ約束」を選択した者が登録会員であるか否かが判断される。このS14の判断が否定される場合は、S15において、上記「待ち合わせ約束」を選択した者の携帯電話機12に会員登録を促す画面を表示させるためのデータがサーバ22からその携帯電話機12に送信される。しかし、上記S14の判断が肯定される場合は、S16において、たとえば図10の待ち合わせ(出会い)データ入力画面D3を上記「待ち合わせ約束」を選択した者の携帯電話機12に表示させるためのデータが送信される。次いで、S17では、取消しキーが操作されたか否かすなわち待ち合わせ(出会い)データ入力画面D3の「取消し」がクリックされたか否かが判断される。このS17の判断が肯定される場合は前記S2以下が繰り返し実行されるが、待ち合わせ(出会い)を望んでいるときは否定されるので、S18において、次頁キーが操作されたか否かすなわち待ち合わせデータ入力画面D3の「次頁」がクリックされたか否かが判断される。このS18の判断が否定される場合はS17以下が繰り返し実行されるが、肯定される場合は、S19において、上記待ち合わせデータ入力画面D3のブランクを埋めることによって携帯電話機12から入力された出会い日時、出会い場所などを表す待ち合わせ(出会い)データが送信されてくるとそれがサーバ22の出会いデータベース34に記憶されるとともに、たとえば図11に示す待ち合わせ設定画面D4を携帯電話機12に表示させるための表示データがサーバ22からその携帯電話機12へ送信される。
【0034】
次いで、S20において、取消しキーが操作されたか否かすなわち待ち合わせ設定画面D4の「取消し」がクリックされたか否かが判断される。このS20の判断が肯定される場合は前記S2以下が繰り返し実行されるが、待ち合わせ(出会い)を望んでいるときは否定されるので、S21において、次頁キーが操作されたか否かすなわち待ち合わせ設定画面D4の「次頁」がクリックされたか否かが判断される。このS21の判断が否定される場合はS20以下が繰り返し実行されるが、肯定される場合は、S22において、上記待ち合わせ設定画面D4のブランクを埋めることにより入力されたメールアドレス、ネーム、ハンドル名、伝言メッセージなどを表す待ち合わせ(出会い)設定データが送信されてくるとそれがサーバ22の出会いデータベース34に記憶されるとともに、たとえば図12に示すメロディー設定画面D5を携帯電話機12に表示させるための表示データがサーバ22からその携帯電話機12へ送信される。
【0035】
次いで、S23において、取消しキーが操作されたか否かすなわちメロディー設定画面D5の「取消し」がクリックされたか否かが判断される。このS23の判断が肯定される場合は前記S2以下が繰り返し実行されるが、待ち合わせ(出会い)を望んでいるときは否定されるので、S24において、次頁キーが操作されたか否かすなわちメロディー設定画面D5の「次頁」がクリックされたか否かが判断される。このS24の判断が否定される場合はS23以下が繰り返し実行されるが、肯定される場合は、音記憶手段88に対応するS25において、上記メロディー設定画面D5のブランクを埋めることにより入力された歌手名、タイトル、相手に教えるか否かなどを表すメロディー設定データが送信されてくるとそれがサーバ22の曲データベース30に記憶されるとともに、たとえば図13に示す申込み側の設定確認画面D6を携帯電話機12に表示させるための表示データがサーバ22からその携帯電話機12へ送信される。S25は、出会い日時において携帯電話機12から出力させる出会いメロディーを任意に選択するための出力選択手段、およびその出会いメロディーの内容(曲名)を相手に通知するか否かを設定する音出力内容通知設定手段90にも対応している。
【0036】
次いで、S26において、取消しキーが操作されたか否かすなわち申込み側の設定確認画面D6の「取消し」がクリックされたか否かが判断される。このS26の判断が肯定される場合は前記S2以下が繰り返し実行されるが、待ち合わせ(出会い)を望んでいるときは否定されるので、S27において、送信キーが操作されたか否かすなわち申込み側の設定確認画面D6の「送信」がクリックされたか否かが判断される。このS27の判断が否定される場合はS26以下が繰り返し実行されるが、肯定される場合は、S28において、相手側の携帯電話機12に出会い申し込みメッセージ画面D7を表示させるための信号がサーバ22からその相手側の携帯電話機12すなわち図11或いは図13のメールアドレスへ送信される。この出会い申し込みメッセージ画面D7には、申込み者から相手への出会いの申込みがあった旨のメッセージ、返信先のアドレス、申込み者から相手へのメッセージ(図11或いは、図13に示す「伝言メッセージ」欄に入力されたメッセージ)などが表示される。そして、返信待機時間計測手段としてのS29において、相手側の携帯電話機12から返信があるまでの返信待機時間tAWの計数が開始された後、前記S1以下が実行される。
【0037】
前記S1の判断が否定される場合すなわち「デ・メロディ」という名称が付された出会い支援サイトへのアクセスがないと判定される場合は、図5のS30において、相手の携帯電話機12からサーバ22すなわち図14の出会い申し込みメッセージ画面D7に表示されたメールアドレスへアクセスがあったか否かが判断される。また、このS30の判断が否定される場合は、S31において申込者からサーバ22へアクセスがあったか否かが判断される。
【0038】
上記S30の判断が肯定される場合は、S32において、相手の携帯電話機12からのアクセスが予め設定された回数たとえば3回目であるか否かが判断される。当初はこのS32の判断が否定されるので、出会いデータ表示手段96、及び出会い条件変更手段102に対応するS33において、たとえば図15に示す待ち合わせ設定画面D8を相手の携帯電話機12へ表示させるための表示データがサーバ22から送信される。そして、S34において、成立キーが操作されたか否かすなわち上記待ち合わせ設定画面D8の「都合がよい」がクリックされたか否かが判断される。このS34の判断が否定される場合は、S35において、申込み者によって設定された待ち合わせデータを変更した後に変更キーが操作されたか否かすなわち上記待ち合わせ設定画面D8の「変更したい」がクリックされたか否かが判断される。このS35の判断が否定される場合は、S36において、不都合キーが操作されたか否かすなわち上記待ち合わせ設定画面D8の「都合が悪い」がクリックされたか否かが判断される。
【0039】
上記S36の判断が肯定される場合は、S37において、申込み者の携帯電話機12に待ち合わせが成立しなかった旨の表示をさせるための表示データがサーバ22から送信され、S38において、返信があるまでの返信待機時間tAWの計数が中止された後、前記S1以下が再び実行される。また、上記S35の判断が肯定される場合は、S39において、相手によって変更された待ち合わせデータを出会いデータベース34に記憶すると共に、たとえば図17に示す返信メッセージ画面D10を申込み者の携帯電話機12に表示させるための表示データがサーバ22から送信され、後述のS54以下が実行される。この返信メッセージ画面D10が申込み者の携帯電話機12に表示させられたことに関連してS31において申込み者のアクセスが判定されると、S40において、申込み者からのアクセスが予め設定された回数たとえば2回目であるか否かが判断される。このS40の判断が否定される場合はS42が直接実行されるが、肯定される場合はS41が実行されてからS42が実行される。このS41では、今回が最終回である旨のメッセージが申込み者の携帯電話機12に表示させるための表示データがサーバ22から送信される。続いて、前記出会い条件変更手段102に対応するS42では、たとえば図18に示す待ち合わせ設定画面D11を申込み者の携帯電話機12に表示させるための表示信号がサーバ22から送信される。
【0040】
そして、S43において、成立キーが操作されたか否かすなわち上記待ち合わせ設定画面D11の「都合がよい」がクリックされたか否かが判断される。このS43の判断が否定される場合は、S44において、変更キーが操作されたか否かすなわち相手が設定した待ち合わせデータを変更した後に上記待ち合わせ設定画面D11の「変更したい」がクリックされたか否かが判断される。このS44の判断が否定される場合は、S43以下が繰り返し実行されるが、肯定される場合は、S45において、申込み者の携帯電話機12から送信されてきた待ち合わせデータが出会いデータベース34に記憶されると共に、変更後の待ち合わせデータを相手に知らせるためにたとえば図14の変更通知画面D7を相手の携帯電話機12に表示させるための表示データがサーバ22から送信される。次いで、S46において返信があるまでの返信待機時間tAWの計数が中止された後、前記S1以下が再び実行される。
【0041】
前記予約成立判定手段80に対応するS34或いはS43において、申込者およびその相手がそれぞれ所有する一対の携帯電話機12の一方からの入力による出会い日時および場所などが両者間で成立したことが、それら一対の携帯電話機12の他方からの確認入力に基づいて判定されると、S50において、待ち合わせ時に出力させるメロディーの曲名を相手に教えるか否かが、図12のメロディー設定画面の「Yes」および「No」のいずれがクリックされていたか否かに基づいて判断される。このS50において「教える」(Yes)であると判断された場合は、前記予約成立確認画面表示手段100に対応するS51において、たとえば図16の待ち合わせ成立確認画面D9を双方の携帯電話機12に表示させるための表示信号がサーバ22からそれら双方の携帯電話機12に送信される。次いで、S52において、出会いメロディーを相手の携帯電話機12から出力させたり、申込者の携帯電話機12からの問い掛けに対して返信をするための出会いメロディー用プログラムがサーバ22から送信されるとともに、S53において、双方のメールアドレス、待ち合わせメロディー、および待ち合わせ日時が出会いデータベース34に記憶される。そして、S43において、返信があるまでの返信待機時間tAWの計数が中止された後、前記S1以下が再び実行される。なお、上記S50の判断が否定される場合は、S55において、相手側への曲名表示が除かれた待ち合わせ成立確認画面D9を双方の携帯電話機12に表示させるための表示信号がサーバ22からそれら双方の携帯電話機12に送信された後、S52以下が実行される。
【0042】
S28における申込者からの申込みの時点およびS45における申込者からの変更申込みの時点からの経過時間がたとえば24時間程度の予め設定された有効時間tEFを超えたか否かすなわち相手側からあらかじめ設定された有効時間内にサイトへのアクセス(返事)があったか否かが判断される。このS56の判断が肯定される場合は、S57において、申込み者の携帯電話機12に相手からの連絡がないことによる出会い不成立の表示を行うための表示データがサーバ22から送信される。
【0043】
しかし、当初は上記S56の判断が否定されるので、前記接近判定手段84に対応するS58において、申込み者および/または相手の携帯電話機12から送信される出会い信号が受信されたか否かすなわち双方の携帯電話機12が所定以下の距離に接近したか否かが判断される。当初はこのS58の判断が否定されるので、S59において、翌日の出会いがあるか否かが判断される。このS59の判断が肯定される場合は、S60において、1日前に案内するために、出会い予告データを双方の携帯電話機12に表示させるための表示信号がサーバ22から送信された後、前記S1以下が再び実行される。しかし、上記S59の判断が否定される場合は、S61において、本日の出会いがあるか否かすなわち成立した待合わせ日時が本日であるか否かが判断される。このS61の判断が否定される場合は他の処理が実行されるが、肯定される場合は、出会い日時到達判定手段104に対応するS62において、出会い日時に到達したか否か正確には本日の待合わせ時間よりもたとえば10分程度の予め設定された所定時間前であるか否かが判断される。このS62の判断が否定される場合は他の処理が実行されるが、肯定される場合は、プログラム起動手段としてのS63において、会員サービス(デ・メロディ)を実施するためにS10において双方の携帯電話機12において予め設定された図7の出会いメロディ用プログラムが起動させられる。
【0044】
図7において、SA1では、出会いメロディのサービスを開始する旨のメッセージ画面を携帯電話機12の表示装置26に表示させる。次いで、SA2において、自己の携帯電話機12のID(たとえば携帯電話番号或いはアドレス)をブルートゥースにより発信させるための予め設定された比較的短い周期たとえば10秒が経過したか否かが判断される。このSA2の判断が肯定される場合は、SA3において、自己の携帯電話機12のIDをブルートゥースにより発信させ、近辺に存在する他の携帯電話機12に問い掛ける。上記SA2の判断が否定される場合は、前記接近検出手段92に相当するSA4において、上記SA3における問い掛けに対応して出会い相手の携帯電話機12からブルートゥースにより発信されたIDが受信されたか否かが、予め記憶されたIDと一致するか否かに基づいて判断される。このSA4の判断が否定される場合は、SA5において、たとえば20分程度の予め設定された待機時間tW だけ経過したか否かが判断される。このSA5の判断が否定される場合は上記SA2以下が繰り返し実行されるが、肯定される場合は、SA6において、出会いメロディのサービスを終了する旨のメッセージ画面を携帯電話機12の表示装置26に表示させる。
【0045】
しかし、出会い相手の携帯電話機12からブルートゥースにより発信されたIDが受信されて上記SA4の判断が肯定されると、前記接近信号送信手段94に対応するSA7において、出会い相手の携帯電話機12か所定距離内に接近したことを示す出会い信号がサイト側すなわちサーバ22へ送信される。このため、これを受けたサーバ22側では、図6のS58の判断が肯定されるので、前記音信号送信手段86に対応するS64において、双方の携帯電話機12へ設定された出会いメロディーを出力させるための音情報としての曲データがサーバ22からそれぞれ送信される。上記SA7に続くSA8では、サーバ22から送信されてきた曲データに基づいて出会いメロディーが再生され、双方の携帯電話機12のスピーカ64から出力される。
【0046】
上述のように、本実施例によれば、予約成立判定手段80(S34、S43)により出会い日時および場所の予約が両者間で成立したと判定される場合は、音出力指令手段82(S25、S58、S64)により、その出会い日時において出会いを予約した携帯電話機12であることを示す予め選択された出会いメロディー(音声)がその携帯電話機12から出力させられるので、申込者とその相手との間の出会いに際して、申込み者およびその相手を容易に或いは客観的に特定できるようになる。
【0047】
また、本実施例によれば、上記音出力指令手段82は、申込者およびその相手の一対の携帯電話機12の一方が他方の携帯電話機12に接近したことを判定する接近判定手段84(S58)と、その接近判定手段84により一対の携帯電話機12の一方が他方の携帯電話機12に接近したことが判定されると、予め選択された出会いメロディー(音)を携帯電話機12からそれぞれ出力するための音情報(曲データ)をそれら携帯電話機12へ送信する音情報(曲データ)送信手段86(S64)とを有するものである。このようにすれば、一対の携帯電話機12の一方が他方の携帯電話機12に接近すると、出会いメロディー(音声)を出力するための音情報(曲データ)がサーバ22から送信され、その送信された音情報(曲データ)に基づく出会いメロディーが出会いの場で携帯電話機12から出力される。このため、申込者およびその相手が相互に接近すると予め設定された出会いメロディーが出力されることが両者にとって一種の出会いの演出或いはエンターティメントとなるので、一層印象的或いは感激的な出会いが得られる利点がある。尚、上記音出力指令手段82は、あらかじめ携帯電話機12に、予め選択された出会いメロディの音情報(曲データ)を送信しておき、接近判定手段84により一方が他方の携帯電話機12に接近したときに、出会いメロディを出力する指令のみを送信するように構成してもよい。更には、指令を送信することなく、双方の携帯電話機12が接近したときに携帯電話機12内の処理で出会いメロディを出力するようにしてもよい。
【0048】
また、本実施例によれば、申込者の携帯電話機12の操作によって予め選択された出会いメロディー(音)の種類を記憶する音記憶手段88(S25)が設けられ、前記音情報送信手段86(S64)はその音記憶手段88により記憶された音を出力させるための音情報(曲データ)を送信するものである。このようにすれば、申込者は出会いの場で出力される出会いメロディーの曲名(種類)を自ら選択することにより予め知っているので、出会いが容易となる。
【0049】
また、本実施例によれば、申込者の携帯電話機12の操作によって出会いメロディー(音)の曲名を相手に通知するか否かを設定する音出力内容通知設定手段90(S25)が設けられ、その音出力内容通知設定手段90により相手に出会いメロディー(音)の曲名を通知するように設定されている場合は、その出会いメロディー(音)の曲名も出会いデータと共にその相手の携帯電話機12に送信するものである。このようにすれば、出会いの場において、相手側も出会いメロディーの曲名を知っているので、一層出会いが容易となる。
【0050】
また、本実施例によれば、申込者およびその相手の携帯電話機12は、それぞれのユーザIDをブルートゥースで発信するとともに、発信されたユーザIDに基づいて相互の所定距離内の接近を検出する接近検出手段92(SA4)と、その接近検出手段90により接近が検出されるとその接近を表す接近信号をサーバ22へ送信する接近信号送信手段94(SA7)とを備えたものであり、前記接近判定手段84は、その接近信号送信手段94により携帯電話機12から送信された接近信号に基づいて一対の携帯電話機12の一方が他方の携帯電話機12に接近したことを判定するものであるので、ブルートゥースで発信される電波の到達距離(約数十メータ)である所定距離内の接近が高い精度で検出される。
【0051】
また、本実施例によれば、予め会員登録された申込者の携帯電話機12から入力された出会いデータを示す待ち合わせ設定画面D8を、その携帯電話機12から入力された相手の携帯電話機12の表示装置26に表示させる出会いデータ表示手段96(S33)と、その出会いデータ表示手段96により表示された出会いデータが示す出会い条件が相手に受理されたか否かをその相手の携帯電話機12から入力操作に基づいて判定する出会い予約成立判定手段80(S34、S48)と、その予約成立判定手段80により出会い条件が相手に受理されたことが判定された場合には、双方の携帯電話機12に予約成立確認画面D9を表示させる予約成立確認画面表示手段100(S51)とが、さらに含まれるものである。このため、出会いデータ表示手段96により表示された出会いデータが示す出会い条件が相手に受理されたか否かが予約成立判定手段80(S34、S48)により判定され、その予約成立判定手段80により出会い条件が相手に受理されたことが判定された場合には、予約成立確認画面表示手段100により双方の携帯電話機12に予約成立確認画面D9が表示されるので、出会い条件が相手に受理されたことが申込者によって確認される。
【0052】
また、本実施例によれば、出会いデータが示す出会い条件を相手もしくは申込者の携帯電話機12からの入力操作に基づいて変更し、変更後の出会いデータを示す待ち合わせ設定画面D11を申込者もしくは相手の携帯電話機12に表示させる出会い条件変更手段102(S42、S33)を含み、出会い予約成立判定手段80は、その出会い条件変更手段102により変更された出会い条件が申込者もしくは相手によって受理されたか否かをその申込者もしくは相手の携帯電話機から入力操作に基づいて判定するものである。このように、出会い予約成立判定手段80は、その出会い条件変更手段102により画面が変更された出会い条件が申込者もしくは相手によって受理されたか否かをその申込者の携帯電話機12から入力操作に基づいて判定するものであるので、相手もしくは申込者によって出会い条件が変更された後において、予約成立確認画面表示手段100により双方の携帯電話機12に予約成立確認画面D9が表示されるので、出会い条件が相手に受理されたことが申込者もしくは相手によって確認される。
【0053】
以上、本発明の一実施例を図面を用いて説明したが、本発明はその他の態様においても適用される。
【0054】
たとえば、前述の実施例では、音出力指令手段82は、予め確定された出会い日時(正確には10分前)に到達したことが判定され(出会い日時到達判定手段104)、且つ申込み者側の携帯電話機12と相手側の携帯電話機12とが所定距離内に接近したことが接近判定手段84に判定されたときに出会いメロディー(音)を各携帯電話機12から出力するように指令していたが、予め成立された出会い日時に到達したと判定されただけで出会いメロディー(音)を各携帯電話機12から出力するように指令してもよいし、申込み者側の携帯電話機12と相手側の携帯電話機12とが所定距離内に接近したことが接近判定手段84に判定されたことだけで出会いメロディー(音)を各携帯電話機12から出力するように指令してもよい。このようにしても一応の効果が得られる。
【0055】
また、前述の実施例では、出会い時の音として、出会いメロディーが用いられていたが、他の音楽、旋律、歌うのに適した詩、歌曲などであってもよいし、メッセージ、破壊音、爆発音、波の音の擬音、ライオンなどの動物の鳴き声などの音声であってもよい。
【0056】
また、前述の実施例において双方の携帯電話機12が相互に接近したとき、音声は双方の携帯電話機12から出力されていたが、相手側或いは申込み者側の一方の携帯電話機から出力させてもよい。この場合、あらかじめ選択された出会いメロディの音情報(曲データ)を携帯電話機に送信しておき、接近判定手段84が双方の携帯電話機の接近を判定したとき、携帯電話機12内の処理のみで出会いメロディを出力するように構成することも可能である。
【0057】
また、前述の実施例では、双方の携帯電話機12に接近検出手段92および接近信号送信手段94がそれぞれ設けられていたが、一方の携帯電話機12に設けられていてもよい。
【0058】
また、前述の実施例では、双方の携帯電話機12が相互に接近したことが、ブルーツースによる電波が用いられていたが、それに換えて、GPS、超音波、赤外線などを利用した接近検出が行われてもよい。また、PHSなどの他の携帯電話機では、たとえば多数配置された中継アンテナの通信範囲に基づいてから位置が特定されるので、携帯電話機に接近検出手段を設けることが不要となる。
【0059】
また、前述の実施例では、S11において会員登録毎に課金が行われていたが、登録の期間毎、出会いの申し込み毎、出会いの予約成立毎、実際の出会い毎から選択された少なくとも1つの機会に課金が行われるようにしてもよい。
【0060】
また、前述の実施例の相手は一人であることを前提として説明されていたが、相手は複数であっても差し支えない。
【0061】
なお、上述したのはあくまでも本発明の一実施例であり、本発明はその主旨を逸脱しない範囲において種々変更が加えられ得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のサーバが組み込まれた出会い支援サービスシステムの構成を説明する通信系統図である。
【図2】図1の出会い支援サービスシステムに用いられる携帯電話機の要部構成を説明するブロック図である。
【図3】図1のサーバの制御機能の要部すなわち出会い支援制御機能を説明する機能ブロック線図である。
【図4】図1のサーバの制御作動の要部すなわち出会い支援制御作動を説明するフローチャートの一部である。
【図5】図1のサーバの制御作動の要部すなわち出会い支援制御作動を説明するフローチャートの一部である。
【図6】図1のサーバの制御作動の要部すなわち出会い支援制御作動を説明するフローチャートの一部である。
【図7】図2の携帯電話機における制御作動の要部すなわち出会いメロディー用プログラムの作動を説明するフローチャートである。
【図8】図4乃至図6の制御作動によって携帯電話機に表示されるトップメニュー画面D1を示す図である。
【図9】図4乃至図6の制御作動によって携帯電話機に表示される会員登録画面D2を示す図である。
【図10】図4乃至図6の制御作動によって携帯電話機に表示される待ち合わせデータ入力画面D3を示す図である。
【図11】図4乃至図6の制御作動によって携帯電話機に表示される待ち合わせ設定画面D4を示す図である。
【図12】図4乃至図6の制御作動によって携帯電話機に表示されるメロディー設定画面D5を示す図である。
【図13】図4乃至図6の制御作動によって携帯電話機に表示される申込み側の設定確認画面D6を示す図である。
【図14】図4乃至図6の制御作動によって携帯電話機に表示される変更通知画面D7を示す図である。
【図15】図4乃至図6の制御作動によって携帯電話機に表示される待ち合わせ設定画面D8を示す図である。
【図16】図4乃至図6の制御作動によって携帯電話機に表示される予約成立確認画面D9を示す図である。
【図17】図4乃至図6の制御作動によって携帯電話機に表示される返信メッセージ画面D10を示す図である。
【図18】図4乃至図6の制御作動によって携帯電話機に表示される変更後の出会いデータを示す待ち合わせ設定画面D11を示す図である。
【符号の説明】
12:携帯電話機
80:予約成立判定手段
82:音出力指令手段
84:接近判定手段
86:音情報送信手段
90:音出力内容通知設定手段
96:出会いデータ表示手段
100:予約成立確認画面表示手段
102:出会い条件変更手段
104:出会い日時到達判定手段

Claims (6)

  1. 申込者およびその相手が所有する一対の携帯電話機の一方から入力された出会い日時および場所の予約が両者間で成立したか否かを該一対の携帯電話機の他方の確認入力に基づいて判定する予約成立判定手段と、
    該予約成立判定手段により出会い日時および場所の予約が両者間で成立したと判定される場合は、該出会い日時に到達すると、前記申込者により予め設定された音を該携帯電話機から出力させる音出力指令手段とを、含み、
    該音出力指令手段は、前記申込者により予め設定された音を前記携帯電話機から出力するための音情報を送信する音情報送信手段を備え、該音情報に基づいて前記音を少なくとも前記相手が所有する携帯電話機から出力させるものであることを特徴とする携帯電話機用出会い支援装置。
  2. 申込者およびその相手が所有する一対の携帯電話機の一方から入力された出会い日時および場所の予約が両者間で成立したか否かを該一対の携帯電話機の他方の確認入力に基づいて判定する予約成立判定手段と、
    該予約成立判定手段により出会い日時および場所の予約が両者間で成立したと判定される場合は、前記一対の携帯電話機の一方が他方の携帯電話機に接近したことを判定する接近判定手段と、前記申込者により予め設定された音を前記携帯電話機から出力するための音情報を該携帯電話機へ送信する音情報送信手段とを有し、前記接近判定手段により前記一対の携帯電話機の一方が他方の携帯電話機に接近したことが判定されると、前記音情報に基づいて前記申込者により予め設定された音を少なくとも前記相手が所有する携帯電話機から出力させる音出力指令手段と を、含むことを特徴とする携帯電話機用出会い支援装置。
  3. 前記出会い日時に到達したか否かを判定する出会い日時到達判定手段を含み、
    前記音出力指令手段は、出会い日時到達判定手段により前記出会い日時に到達したことが判定されると、前記音情報に基づいて音を前記携帯電話機から出力させるものである請求項1の携帯電話機用出会い支援装置。
  4. 予め会員登録された申込者の携帯電話機から入力された出会いデータを、該携帯電話機から入力された相手の携帯電話機の画面に表示させる出会いデータ表示手段と、
    前記予約成立判定手段により該出会いデータ表示手段により表示された出会いデータが示す出会い条件が相手に受理されたことが判定された場合には、双方の携帯電話機に該出会いデータを示す予約成立確認画面を表示させる予約成立確認画面表示手段と を含むものである請求項1乃至のいずれかの携帯電話機用出会い支援装置。
  5. 前記出会いデータが示す出会い条件を前記相手若しくは申込者の携帯電話機から入力操作に基づいて変更し、申込者若しくは相手の携帯電話機に表示させる出会い条件変更手段を含み、
    前記出会い予約成立判定手段は、該出会い条件変更手段により変更された出会い条件が申込者若しくは相手によって受理されたか否かを該申込者もしくは相手の携帯電話機から入力操作に基づいて判定するものである請求項の携帯電話機用出会い支援装置。
  6. 前記申込者の携帯電話機の操作によって前記音を相手に予め通知するか否かを設定する音出力内容通知設定手段とを含み、前記予約成立確認画面表示手段は、該音出力内容通知設定手段により相手に音の内容を通知するように設定されている場合は、音の内容を含む出会いデータを示す予約成立確認画面を表示させるものである請求項またはのいずれかの携帯電話機用出会い支援装置。
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