JP3894838B2 - 防火区画体用孔閉塞治具 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ケーブルなどの長尺体を挿通させるために床等に形成された貫通孔に対して、防火構造を形成する防火区画体用孔閉塞治具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の防火区画体用孔閉塞治具AAとしては、例えば、特開平8- 28760号に開示されるものが存在し、このものは、図9に示すように、冷媒配管などの長尺体101を挿通する貫通孔102内周面の周方向に沿って、組付け枠形態の充填材保持筒枠104を介して熱膨張性の耐熱性充填材103Aが充填されているとともに、貫通孔102から突出する長尺体101部分に対応して、左右方向から半割合わせ枠105a,105aを組み合せた環状保持枠105の内周面と、長尺体101の外周面との間に耐火材103Bが充填されることによって、床Bの貫通孔1を挿通する長尺体101部分に対する耐火構造が形成されるものである。
そして、万が一に、例えば、床B下に火災が生じて火災加熱が貫通孔にまで至る場合には、充填材保持筒104の耐熱性充填材103Aが熱膨張して、窓枠口104aを通して充填材保持筒枠104と貫通孔102の内周面との間に、膨張した耐熱性充填材103Aが充填されることで、充填材保持筒枠104と貫通孔102の隙間を閉塞して、床B上への煙の侵入を阻止するとともに、貫通孔102から突出する部分の長尺体101にまで燃焼が至った場合であっても、環状保持枠105と長尺体101との間に充填されている耐火材103Bによって延焼を阻止することができるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このような構造の防火区画体用孔閉塞治具AAにおいては、貫通孔102内部分と貫通孔102から突出する部分とに、熱膨張性の耐熱性充填材103Aと耐熱性充填材103Bを支持する構造であるので、構造が複雑で部品点数も多く、組立にも手間がかかるなど、製品コストの低減化、及び、施工に係わる作業時間の短縮化等の課題が存在するものである。
【0004】
本発明は、上述の実状に鑑みて為されたものであって、その主たる課題は、構造、組立が簡単で、製品コスト、取付けコストの低減化を図ることができるとともに、貫通孔に対して長尺体が何れの挿通箇所であっても、その挿通状態のまま貫通孔を閉塞することができる防火区画体用孔閉塞治具を提供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1による防火区画体用孔閉塞治具の特徴構成は、防火区画体の貫通孔周縁の外面に接当可能な板状で、貫通孔に挿通された長尺体に対して横方向から外套可能な切欠部を形成してある閉塞基板と、積層状態で閉塞基板の切欠部のうち、長尺体の挿通箇所を除く領域を閉止可能な大きさを有し、かつ、長尺体の挿通孔を偏芯した部位に形成してある目隠板とが備えられているとともに、前記目隠板には、それの外周縁の特定箇所と挿通孔とを連通する装着用切り込みが形成されている点にある。
【0006】
上記特徴構成によれば、貫通孔を挿通する長尺体を閉塞基板の切欠部で外套するように収容し、この状態で閉塞基板を貫通孔周縁の外面に載置状態に取付け、次に、装着用切り込み部分を開いて長尺体を挿通孔内に収容し、この状態で目隠板を閉塞基板に積層することによって貫通孔を閉塞することで、貫通孔部分を簡単に防火区画状態にすることができるので、防火区画構造自体の構造が簡単であるとともに、取付け作業も簡単に実施することができる。
【0007】
従って、従来の防火区画体用孔閉塞治具に比べて、製品コスト、取付けコストの低減化、及び、組付け作業時間の短縮化を図ることができる。
しかも、貫通孔周縁の外面に閉塞基板を取付けた状態では、貫通孔の軸芯位置から貫通孔周縁の外面に至る切欠部が存在するので、長尺体が貫通孔の何れの挿通位置にあっても、閉塞基板を貫通孔周縁の外面に取付けすることができることと、貫通孔の軸芯位置からの偏芯具合に対応して、目隠板を閉塞基板に積層することができることによって、長尺体の挿通位置が、貫通孔の軸芯位置から偏芯位置までの、つまり、貫通孔に対して長尺体が何れの挿通箇所であっても、その挿通状態位置のまま貫通孔を閉塞することができる。
【0008】
また、閉塞基板、目隠板はともに板状のものであるので、生産段階、製品流通段階、在庫段階、施工段階の各段階での運搬を嵩張らない状態で行なうことができるので、運搬管理の向上を図ることができる。
【0009】
本発明の請求項2による防火区画体用孔閉塞治具の特徴構成は、長尺体の貫通孔から突出する長尺体部分、貫通孔の外面と閉塞基板との間、閉塞基板と目隠板との積層間に充填される耐熱充填材が備えられている点にある。
【0010】
上記特徴構成によれば、貫通孔を挿通する長尺体部分,貫通孔の外面と閉塞基板との間、閉塞基板と目隠板との積層間に、耐熱充填材が充填されることになるので、貫通孔の閉塞状態が向上するとともに、万が一に長尺体部分に火災が延焼するに至ったとしても、密閉性が高いので確実に延焼を阻止することができるので、熱遮断性能、煙遮断性能がよく火災遮断性能の高い貫通孔閉塞治具を形成することができる。
【0011】
本発明の請求項3による防火区画体用孔閉塞治具の特徴構成は、前記閉塞基板の輪郭が、防火区画体の貫通孔の内径よりも大なる外径の円弧状に形成され、更に、前記目隠板の輪郭が、閉塞基板の切欠部の長手方向に沿った長円形又は楕円形若しくはそれに類似する形状に形成されている点にある。
【0012】
上記特徴構成によれば、閉塞基板の切欠部の形状に対応する形状の目隠板を用いるので、切欠部を最小の大きさの目隠板で閉塞することができるので、材料投入量が少なく経済的でコンパクトな防火区画体用孔閉塞治具を形成することができる。
【0013】
本発明の請求項4による防火区画体用孔閉塞治具の特徴構成は、前記目隠板には、閉塞基板の切欠部の周縁に当接又は近接する案内突起が形成されている点にある。
【0014】
上記特徴構成によれば、目隠板の案内突起の存在によって、閉塞基板の切欠部に沿って目隠板を移動可能な状態となるので、閉塞基板に対する目隠板の位置合わせ作業を迅速に実施することができるので、作業性の向上を図ることができる。
【0015】
本発明の請求項5による防火区画体用孔閉塞治具の特徴構成は、前記閉塞基板には、防火区画体の貫通孔の内周面に当接又は近接する位置決め突起が形成されている点にある。
【0016】
上記特徴構成によれば、貫通孔内に閉塞基板の位置決め突起を収容する状態にすることにより、貫通孔周縁の外面に閉塞基板を確実且つ迅速に取付けることができるので、作業性の向上を図ることができる。
【0017】
本発明の請求項6による防火区画体用孔閉塞治具の特徴構成は、前記目隠板には、閉塞基板の外周縁から突出する部分を破断除去するための破断誘導用脆弱部が形成されている点にある。
【0018】
上記特徴構成によれば、目隠板から破断誘導用脆弱部を破断除去した状態にしても、貫通孔の閉塞状態は維持することができる対応関係にすることによって、貫通孔における長尺体の挿通位置が、貫通孔の中心から偏芯し、なお且つ、目隠板の破断誘導用脆弱部が閉塞基板の輪郭より外に大きくはみ出るような場合には、破断誘導用脆弱部を破断除去して、不体裁にならないようにすることができる。
【0019】
本発明の請求項7による防火区画体用孔閉塞治具の特徴構成は、前記閉塞基板と前記目隠板には、各裏面の周縁に帯状で且つ熱膨張性の耐熱充填材を付設してある点にある。
【0020】
上記特徴構成によれば、予めに、閉塞基板と目隠板とに耐熱充填材が付設されているので、貫通孔の外面に閉塞基板を取付ける作業性、閉塞基板に目隠板を積層する作業性などの取付け作業性の迅速化を図ることができる。
しかも、貫通孔の外面と閉塞基板、閉塞基板と目隠板との合せ代部分に熱膨張性の耐熱性充填材が介在する構成になっているので、万が一に長尺体部分に火災が延焼するに至ったとしても、耐熱性充填材が膨張することによって、例えば、貫通孔の周縁部が欠け落ちている場合や、閉塞基板と目隠板とに僅かな隙間があるような場合であっても、貫通孔の外面と閉塞基板、閉塞基板と目隠板との隙間を確実に閉止することになるので、熱遮断性能、煙遮断性能、火災遮断性能の向上を図ることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
〔第1実施形態〕
以下、本発明の第1実施形態の防火区画体用孔閉塞治具Aを図面に基づいて説明する。
この実施形態の防火区画体用孔閉塞治具Aは、図1〜図4に示すように、床Bなどのコンクリート躯体等の防火区画体に形成されているとともに、長尺体Cが挿通されている貫通孔1に対して取付施工することができるものであり、図面上には、長尺体として、3本の電線と一本の制御線等のケーブルが一組となったCVT等のケーブル群Cを貫通孔1に挿通する例が示されている。また、通常、建屋内において、配線状態のケーブル群Cは、配線固定バンドや配線支持具等を介して配線経路に沿うように拘束状態の配線がなされているので、極力無だな弛みが生じないような配線状態になっており、当然に床Bの貫通孔1を挿通する部分においても弛みなどは極力押さえられているため、貫通孔1内でケーブル群Cを位置変更することができる範囲は小さいことが多い。
【0022】
防火区画体用孔閉塞治具Aは、図1に示すように、床Bに形成された平面視円形状の貫通孔1 の開口よりも大なる輪郭に構成され、防火区画体の貫通孔1周縁の外面B1に当接可能な板状で、貫通孔1に挿通された長尺体であるケーブル群Cに対して横方向から外套可能な切欠部2Aを形成してある円盤状の閉塞基板2と、この閉塞基板2に積層して切欠部2Aをケーブル群Cの挿通部分を除いて閉じる挿通孔3Aが穿設されている目隠板3とを備えて構成されている。閉塞基板2と目隠板3は、例えば、0.8mm〜2mm程度の鋼板を用いて加工形成されているが、鋼板以外にもスレート材板やセラミック材板等を用いて加工形成されているものであってもよい。
【0023】
前記閉塞基板2の切欠部2Aは、円盤中央軸芯から同一幅で側方に開放するように形成され、貫通孔1から突出するケーブル群を開放部から円盤中央軸芯側に横方向から案内収容することができるようになっている。
【0024】
また、閉塞基板2の裏面には、貫通孔の内径より僅かに小径の仮想円の円周に沿って、例えば、ほぼ90度間隔で4つの位置決め突起2B…が下面方向に突出形成され、貫通孔1周縁の外面B1に取付ける際に、貫通孔1内に閉塞基板2の全位置決め突起2B…を収容する状態にすることにより、位置決め突起2Bが貫通孔1の内周面1aに当接又は近接する状態となって、貫通孔1に対する位置合わせを簡単に実施することができるようになっている。各全位置決め突起2Bは、断面形状がL字状の金属板の一辺を閉塞基板2の裏面に、スポット溶接などによって固着されている。
【0025】
前記目隠板3は、閉塞基板2の切欠部2Aのうち、ケーブル群Cの挿通箇所を除く領域を閉塞可能な大きさを有する平板円盤状のものであり、中央軸芯位置から偏芯した部位に挿通孔3Aを形成してある。そのため、図4(イ)に示す貫通孔の軸芯位置から同図(ロ)に示す軸芯位置と貫通孔1周面との中間位置に至るまでの偏芯領域を閉塞することができるとともに、目隠板3を平面的に180度回転して、同図(ハ)に示す軸芯位置と貫通孔1周面との中間位置から同図(ニ)に示す貫通孔内面壁の近傍位置に至るまでの偏芯領域を閉塞することができるような構成になっていることによって、貫通孔の何れの位置にケーブル群Cが挿通されていても、簡単に貫通孔1を閉塞することができる。
【0026】
ここで、目隠板3には、それの外周縁の特定箇所と挿通孔3Aとを連通する装着用切り込み3Bが形成され、この装着用切り込み3Bを境にして、例えば、一方を掴み支持し、他方を弾性復元力に抗して強制的に捻るなどして挿通孔3Aを開いて、閉塞基板2から突出するケーブル群Cを挿通孔3A内に収容するとともに、開けた挿通孔3Aを元の閉じ状態にして閉塞基板2上に積層配置することで、ケーブル群Cの挿通部分を除く切欠部2Aを覆い隠すことができるようになっている。
【0027】
この第1実施形態の防火区画体用孔閉塞治具Aにおいては、貫通孔1から突出するケーブル群C部分を包囲するように充填される耐熱充填材Dが備えられており、図2、図3に示すように、閉塞基板2及び目隠板3から突出するケーブル群C分を、突出先端側程、充填量が減少するような円錐状に充填される。
【0028】
また、貫通孔1周縁の外面B1と閉塞基板2との間、閉塞基板2と目隠板3との積層間にも、耐熱充填材Dが補填され、貫通孔1周縁の外面B1と閉塞基板2との間の耐熱充填材Dによって、貫通孔1周縁の外面B1と閉塞基板2との隙間を塞いで、確実に貫通孔1を閉塞することができとともに、閉塞基板2と目隠板3との積層間の耐熱充填材Dによって、閉塞基板2と目隠板3との隙間を塞ぐことができるので、万が一に火災に見舞われた場合であっても、熱遮断性能、煙遮断性能がよく火災遮断性能の高い貫通孔閉塞治具Aを形成することができる。具体的には、例えば、10mm程度の幅で耐熱性充填材が設けられ、閉塞基板2と目隠板3との合わせ代、閉塞基板2と貫通孔1周縁の外面との合わせ代、目隠板3と貫通孔1周縁の外面との合わせ代においても、少なくともこれに対応する幅となるように設定されていることが好ましい。
【0029】
耐熱性充填材Dとしては、不燃性でパテ状の公知のものが用いられ、直接或はシート状のものを塗り付けする等して充填作業が可能なもが用いられる。
【0030】
このような構成にすることによって、図1〜図3に示すように、貫通孔1を挿通するケーブル群Cを切欠部2Aで外套するように収容し、この状態で閉塞基板2を貫通孔1周縁の外面B1に載置状態に取付ける。この取付けに際して、貫通孔1内に閉塞基板2の全ての位置決め突起2B…を収容する。また、予め、少なくとも、貫通孔1周縁の外面、又は、閉塞基板2の輪郭縁側裏面に耐熱性充填材Dを設けておく。
【0031】
次に、目隠板3の挿通孔3Aを開いてケーブル群Cを収容し、この収容と同時にケーブル群Cの挿通部分をのこして切欠部2Aを閉じ、この状態で閉塞基板2上に目隠板3を積層する。この積層に際して、閉塞基板2の上面、又は、目隠板3の輪郭縁側裏面のいずれかに耐熱性充填材Dを設けておく。
【0032】
次に、閉塞基板2及び目隠板3から突出するケーブル群C部分を、突出先端側程、充填量が減少するような円錐状に充填して、当該防火区画体用孔閉塞治具Aの施工は完了する。
【0033】
〔第2実施形態〕
以下、本発明を適用した第2実施形態の防火区画体用孔閉塞治具Aを説明する。ここで、第1実施形態と同一構成部分には、同一の符号を記載してその詳細は省略する。
【0034】
この防火区画体用孔閉塞治具Aは、図5〜図8に示すように、閉塞基板2の輪郭が、貫通孔1の内径よりも大なる外径の円盤状に形成され、更に、前記目隠板3の輪郭が、閉塞基板2の切欠部2Aの長手方向に沿った長円形に形成されている。
【0035】
また、切欠部2Aと交差する閉塞基板2の板面部分には、補強リブ2C,2Cが形成されている。
【0036】
前記目隠板3には、長円形の軸芯から一端側に偏芯した位置に挿通孔3Aが形成されているとともに、当該目隠板3の長手方向に沿い且つ対向する孔内側縁部位には、閉塞基板の切欠部の周縁に当接する案内突起3C,3Cが折り曲げ形成されている。この目隠板3には、それの外周縁の特定箇所と挿通孔3Aとを連通する装着用切り込み3Bが形成されている。また、装着用切り込み3Bと対向する挿通孔3A部分には、切断には至らないスリット3B2が形成されていて、挿通孔3Aを平面状に装着用切り込み3Bを左右に開くことも可能に構成され、開き方を作業者が適宜に選択することができるようになっている。
【0037】
この実施形態においても、図8(イ)に示す貫通孔1の軸芯位置から同図(ロ)に示す軸芯位置と貫通孔周面との中間位置に至るまでの偏芯領域を閉塞することができるとともに、目隠板3を平面的に180度回転して、同図(ハ)に示す軸芯位置と貫通孔1周面との中間位置から同図(ニ)に示す貫通孔1内面壁の近傍位置に至るまでの偏芯領域を閉塞することができるような構成になっていることによって、貫通孔1の何れの位置にケーブル群Cが挿通されていても、簡単に貫通孔1を閉塞することができる構成になっている。
【0038】
しかも、この実施形態においては、例えば、図8(ロ)や同図(ハ)に示すように、ケーブル群Cの挿通部分を除く貫通孔1部分の閉塞がなされているが、閉塞基板2に対して目隠板3の一端側がはみ出すような場合、そのはみ出し部分を除去することができるように、目隠板3には、閉塞基板2の外周縁から突出する部分を破断除去するための破断誘導用脆弱部3D,3Dが形成されている。この実施形態では、目隠板3の両端側を破断誘導用脆弱部3D,3Dに形成する例を示しているが、目隠板3の一端側のみを破断誘導用脆弱部3Dに形成するものであってもよい。
【0039】
具体的には、挿通孔3A側の目隠板3部分と破断誘導用脆弱部3Dとの境界線上に沿って、表面又は裏面のいずれか片方の面(図面では裏面)を削りとって断面厚さを薄くした誘導破断線3aが形成され、挿通孔3A側の目隠板3部分に対して破断誘導用脆弱部3Dをペンチ等の工具を用いて折り曲げたりして破断除去することが可能になっている。
【0040】
そのため、目隠板3は、図9に示すように、貫通孔1が壁際に設けられている場合、閉塞基板2に対して目隠板3の一端側のはみ出し部分が、壁側であると壁B2によって装着することができなかったり、図10に示すように、隣り合うように貫通孔1,1が設けられている場合、閉塞基板2に対して目隠板3の一端側のはみ出し部分が、隣りの貫通孔にまではみ出すことが想定されるので、このような場合、目隠板3の破断誘導用脆弱部3Dを除去して、取付け状況に臨機に対処することができる構成になっている。
【0041】
このような構成にすることによって、図5〜図7に示すように、貫通孔1を挿通するケーブル群Cを切欠部2Aで外套するように収容し、この状態で閉塞基板2を貫通孔1周縁の外面B1に載置状態に取付ける。この取付けに際して、閉塞基板2の切欠部2A内に目隠板3の全ての位置決め突起2B…を収容する。また、予め、少なくとも貫通孔1周縁の外面、又は、閉塞基板2の輪郭縁側裏面のいずれかに耐熱性充填材Dを設けておく。
【0042】
次に、目隠板3の挿通孔3Aを開いてケーブル群Cを収容して閉じこめ、この状態で閉塞基板2上に目隠板3を積層する。この積層に際して、閉塞基板2の上面、又は、目隠板の輪郭縁側裏面に耐熱性充填材Dを設けておく。
【0043】
次に、閉塞基板2及び目隠板3から突出するケーブル群C部分を、突出先端側程、充填量が減少するような円錐状に耐熱性充填材Dを充填して、当該防火区画体用孔閉塞治具Aの施工は完了する。
【0044】
〔第3実施形態〕
以下、本発明を適用した第3実施形態の防火区画体用孔閉塞治具Aを説明する。ここで、第1、第2実施形態と同一構成部分には、同一の符号を記載してその詳細は省略する。
【0045】
この実施形態の防火区画体用孔閉塞治具Aは、図11,図12に示すように、閉塞基板2の輪郭が、貫通孔1の内径よりも大なる外径の円盤状に形成され、更に、前記目隠板3の輪郭が、閉塞基板2の切欠部2Aの長手方向に沿った長円形に形成され、閉塞基板2の裏面の周縁には、例えば、約5mm程度で肉厚さが閉塞基板2の板厚さ程度の円形帯状で且つ熱膨張性の粘着性耐熱性充填材である耐熱性充填テープD1が貼着されているとともに、目隠板3の裏面の周縁には、例えば、幅約5mm程度で肉厚さが閉塞基板2の板厚さ程度の長円形帯状で且つ熱膨張性の粘着性耐熱性充填材である耐熱性充填テープD2が貼着されている。未使用状態では、各耐熱性充填テープD1,D2の表面には剥離紙Tが貼着されており、使用時に剥離紙Tを剥がして粘着性を活用できるようになっている。
【0046】
閉塞基板2である耐熱性充填テープD1の内径L1は、貫通孔1の孔径L2とほぼ同じかそれよりも僅かに大きい程度、つまり、貫通孔1の外面B1と閉塞基板2との合わせ代が、耐熱性充填材の幅寸法に対応することになるので、このように設定した場合、閉塞基板2を最小径の大きさのものにすることができる。
【0047】
この実施形態で用いられる耐熱性充填テープD1,D2としては、例えば、体積膨張率が4〜10倍程度の不燃性で粘着性を有し、閉塞基板2や目隠板3に着脱自在に付設することが可能なものが用いられている。
【0048】
また、目隠板3には、上記第2実施形態と同様に閉塞基板2の外周縁から突出する部分を破断除去するための破断誘導用脆弱部3D,3Dが形成されている。
【0049】
具体的には、挿通孔3A側の目隠板3部分と破断誘導用脆弱部3Dとの境界線上に沿う裏面部分を、V溝状に削りとって断面厚さを薄くした誘導破断線3aが形成され、挿通孔3A側の目隠板3部分に対して破断誘導用脆弱部3Dを折り曲げたりして破断除去又は折り曲げることが可能になっている。ここで、破断誘導用脆弱部3Dを破断除去する場合、図13に示すように、目隠板3の裏面の周縁でもある破断誘導用脆弱部3Dの該当周縁に貼着されている耐熱性充填テープ部分D2aは、図14に示すように、破断除去時に取外して、破断除去によって新たにできた目隠板3の裏面の周縁に貼り替えることが行われる。ここで、図15に示すように、破断誘導用脆弱部3Dの裏面前面と、破断誘導用脆弱部3Dの破断除去によって新たにできる目隠板3の裏面の周縁の夫々に、耐熱性充填テープD2a,D2bを貼着する構成であってもよい。
【0050】
この実施形態においても、図12(イ)に示す貫通孔1の軸芯位置から同図(ロ)に示す軸芯位置と貫通孔周面との中間位置に至るまでの偏芯領域を閉塞することができるとともに、目隠板3を平面的に180度回転して、同図(ハ)に示す軸芯位置と貫通孔1周面との中間位置から同図(ニ)に示す貫通孔1内面壁の近傍位置に至るまでの偏芯領域を閉塞することができるような構成になっていることによって、貫通孔1の何れの位置にケーブル群Cが挿通されていても、簡単に貫通孔1を閉塞することができる構成になっている。
【0051】
しかも、この実施形態においても、例えば、図12(ハ)に示すように、ケーブル群Cの挿通部分を除く貫通孔1部分の閉塞がなされているが、閉塞基板2に対して目隠板3の一端側がはみ出すような場合、そのはみ出し部分に対応する破断誘導用脆弱部3Dを除去することによって、閉塞基板2に対して目隠板3が大きくはみ出すのを回避することができる。
【0052】
ところで、閉塞基板2に対して目隠板3がはみ出す場合、目隠板3の破断誘導用脆弱部3Dを除去する以外に、図16に示すように、破断誘導用脆弱部3Dを誘導破断線3a部分で貫通孔1の外面B1側に折り曲げて、閉塞基板2との段差による空隙hを閉じる使い方であってもよい。この場合、同図に示すように、目隠板3の裏面に貼着されている耐熱性充填材D2が、閉じられた前記隙間hに対応して介在することになり、閉塞基板2の切欠部2Aが閉じられた状態となる。
【0053】
そして、万が一に貫通孔1下で火災などが発生して、貫通孔1まで燃焼による加熱が至った場合、閉塞基板2及び目隠板3に設けた熱膨張性の耐熱性充填材D1,D2が膨張することによって、部材相互間の隙間が閉止されるとともに、貫通孔1を確実に閉止することができる。
【0054】
このような構成にすることによって、貫通孔1を挿通するケーブル群Cを切欠部2Aで外套するように収容し、この状態で閉塞基板2を貫通孔1周縁の外面B1に載置状態に取付ける。この取付けに際して、閉塞基板2の切欠部2A内に目隠板3の全ての位置決め突起2B…を収容する。この状態で、閉塞基板2は、貫通孔1の外面B1に対して熱膨張性の耐熱充填材D1が介在した載置状態となる。
【0055】
次に、目隠板3の挿通孔3Aを開いてケーブル群Cを収容し、この収容と同時にケーブル群Cの挿通部の残して切欠部2Aが閉じられ、この状態で閉塞基板2上に目隠板3を積層する。この積層状態で、目隠板3は、閉塞基板2に対して熱膨張性の耐熱充填材D2が介在した載置状態となる。
【0056】
次に、閉塞基板2及び目隠板3から突出するケーブル群C部分を、突出先端側程、充填量が減少するような円錐状に耐熱性充填材Dを充填して、当該防火区画体用孔閉塞治具Aの施工は完了する。
【0057】
〔その他の実施形態〕
1) 上記実施形態では、貫通孔1 周縁の外面に対して、閉塞基板2 と目隠板3 とを載置状態で積層するだけの取付けについて説明したが、本発明はこれに限らず、両者をコンクリートボルトなどを用いて、貫通孔1 周縁の外面B1に取付ける構成のものであってもよい。
【0058】
2)上記実施形態では、電線や制御線等のケーブル群Cを対象にする防火区画体用孔閉塞治具Aについて説明したが、本発明はこれに限らず、空調機に用いられる空調用冷媒配管等を対象にする防火区画体用孔閉塞治具Aに適用するものであってもよい。
【0059】
3) 上記各実施形態の閉塞基板2は、平面視で円形状の板体のものについて説明したが、これに限らず、楕円形状、方形形状であってもよい。
【0060】
4) 上記第1実施形態では、目隠板3に破断誘導用脆弱部3D,3Dを形成しない例を説明したが、目隠板3に破断誘導用脆弱部3D,3Dを形成してあるものであってもよい。
【0061】
5) 上記第2、第3実施形態においては、目隠板3の長手方向両端側に夫々一つの破断誘導用脆弱部3D,3Dを形成した例を説明したが、本発明はこれに限らず、少なくとも目隠板3の長手方向一端側に、図17に示すように、はみ出し部分を長手方向に沿って複数に分割する複数本(図面には3分割で3本)の誘導破断線3a…を形成して、分割された破断誘導用脆弱部3D…を実際のはみ出し量に対応する箇所の誘導破断線3aを境にして、閉塞基板2からはみ出した破断誘導用脆弱部3Dを切断除去する構成であってもよい。この場合、図18に示すように、破断誘導用脆弱部3Dとの境界縁部分、各破断誘導用脆弱部3D…に対応して耐熱性充填テープD2a…を付設した構成を用いると取扱い性がよい。このような構成であれば、はみ出し長さが少ない状況においても対処することができるので、仕上り状態を不体裁に感じさせない利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した第1実施形態の防火区画体用孔閉塞治具を示す分解斜視図
【図2】防火区画体用孔閉塞治具を貫通孔周縁の外面に取付けた状態を示す簡略斜視図
【図3】防火区画体用孔閉塞治具を取付けた状態を示す断面図
【図4】貫通孔を挿通する長尺体を防火区画体用孔閉塞治具で閉塞した状態を示す簡略平面図
(イ)は貫通孔の軸芯位置を挿通する長尺体を防火区画体用孔閉塞治具で閉塞した状態を示す簡略平面図
(ロ)は軸芯位置と貫通孔周面との中間位置を挿通する長尺体を防火区画体用孔閉塞治具で閉塞した状態を示す簡略平面図
(ハ)は目隠板の積層方向を異にして、軸芯位置と貫通孔周面との中間位置を挿通する長尺体を防火区画体用孔閉塞治具で閉塞した状態を示す簡略平面図
(ニ)は通孔内面壁の近傍位置を挿通する長尺体を防火区画体用孔閉塞治具で閉塞した状態を示す簡略平面図
【図5】本発明を適用した第2実施形態の防火区画体用孔閉塞治具を示す分解斜視図
【図6】防火区画体用孔閉塞治具を貫通孔周面の外面に取付けた状態を示す簡略斜視図
【図7】防火区画体用孔閉塞治具を取付けた状態を示す断面図
【図8】貫通孔を挿通する長尺体を防火区画体用孔閉塞治具で閉塞した状態を示す簡略平面図
(イ)は貫通孔の軸芯位置を挿通する長尺体を防火区画体用孔閉塞治具で閉塞した状態を示す簡略平面図
(ロ)は軸芯位置と貫通孔周面との中間位置を挿通する長尺体を防火区画体用孔閉塞治具で閉塞した状態を示す簡略平面図
(ハ)は目隠板の積層方向を異にして、軸芯位置と貫通孔周面との中間位置を挿通する長尺体を防火区画体用孔閉塞治具で閉塞した状態を示す簡略平面図
(ニ)は通孔内面壁の近傍位置を挿通する長尺体を防火区画体用孔閉塞治具で閉塞した状態を示す簡略平面図
【図9】壁際近くに形成された貫通孔を挿通する長尺体を防火区画体用孔閉塞治具で閉塞した状態を示す簡略平面図
【図10】隣り合う貫通孔が近接する貫通孔を挿通する長尺体を防火区画体用孔閉塞治具で閉塞した状態を示す簡略平面図
【図11】本発明を適用した第3実施形態の防火区画体用孔閉塞治具を示す分解斜視図
【図12】貫通孔を挿通する長尺体を防火区画体用孔閉塞治具で閉塞した状態を示す簡略平面図
(イ)は貫通孔の軸芯位置を挿通する長尺体を防火区画体用孔閉塞治具で閉塞した状態を示す簡略平面図
(ロ)は軸芯位置と貫通孔周面との中間位置を挿通する長尺体を防火区画体用孔閉塞治具で閉塞した状態を示す簡略平面図
(ハ)は目隠板の積層方向を異にして、軸芯位置と貫通孔周面との中間位置を挿通する長尺体を防火区画体用孔閉塞治具で閉塞した状態を示す簡略平面図
(ニ)は通孔内面壁の近傍位置を挿通する長尺体を防火区画体用孔閉塞治具で閉塞した状態を示す簡略平面図
【図13】目隠板の要部を示す斜視図
【図14】目隠板の要部を示す斜視図
【図15】別の目隠板の要部を示す斜視図
【図16】防火区画体用孔閉塞治具の目隠板の破断誘導用脆弱部を折り曲げた状態の装着状態を示す簡略正断面図
【図17】破断誘導用脆弱部の変形例を示す目隠板の平面図
【図18】破断誘導用脆弱部の変形例の要部を示す側断面図
【図19】従来の防火区画体用孔閉塞治具を示す簡略断面図
【符号の説明】
A 防火区画体用孔閉塞治具
B 床(防火区画体)
B1 貫通孔周縁の外面
C ケーブル群(長尺体)
D 耐熱性充填材
D1 耐熱性充填テープ(耐熱性充填材)
D2 耐熱性充填テープ(耐熱性充填材)
1 貫通孔
2 閉塞基板
2A 切欠部
2B 位置決め突起
3 目隠板
3A 挿通孔
3B 装着用切り込み
3C 案内突起
3D 破断誘導用脆弱部
Claims (7)
- 防火区画体の貫通孔周縁の外面に接当可能な板状で、貫通孔に挿通された長尺体に対して横方向から外套可能な切欠部を形成してある閉塞基板と、積層状態で閉塞基板の切欠部のうち、長尺体の挿通箇所を除く領域を閉止可能な大きさを有し、かつ、長尺体の挿通孔を偏芯した部位に形成してある目隠板とが備えられているとともに、前記目隠板には、それの外周縁の特定箇所と挿通孔とを連通する装着用切り込みが形成されている防火区画体用孔閉塞治具。
- 長尺体の貫通孔から突出する長尺体部分、貫通孔の外面と閉塞基板との間、閉塞基板と目隠板との積層間に充填される耐熱充填材が備えられている請求項1記載の防火区画体用孔閉塞治具。
- 前記閉塞基板の輪郭が、防火区画体の貫通孔の内径よりも大なる外径の円弧状に形成され、更に、前記目隠板の輪郭が、閉塞基板の切欠部の長手方向に沿った長円形又は楕円形若しくはそれに類似する形状に形成されている請求項1又は請求項2記載の防火区画体用孔閉塞治具。
- 前記目隠板には、閉塞基板の切欠部の周縁に接当又は近接する位置決め突起が形成されている請求項1,2又は3記載の防火区画体用孔閉塞治具。
- 前記閉塞基板には、防火区画体の貫通孔の内周面に接当又は近接する位置決め突起が形成されている請求項1〜4のいずれか1項に記載の防火区画体用孔閉塞治具。
- 前記目隠板には、閉塞基板の外周縁から突出する部分を破断除去するための破断誘導用脆弱部が形成されている請求項1〜5のいずれか1項に記載の防火区画体用孔閉塞治具。
- 前記閉塞基板と前記目隠板には、各裏面の周縁に帯状で且つ熱膨張性の耐熱充填材を付設してある請求項1〜6のいずれか1項に記載の防火区画体用孔閉塞治具。
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