JP3894363B2 - コンベヤ制御装置およびコンベヤ装置 - Google Patents

コンベヤ制御装置およびコンベヤ装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンベヤの搬送方向に沿って分割されそれぞれ独立して駆動可能なゾーンを制御するコンベヤ制御装置およびコンベヤ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のコンベヤ装置としては、搬送方向に沿って分割されそれぞれ独立して駆動可能なゾーンを有するコンベヤを備え、それぞれのゾーン毎にセンサおよび駆動用のモータの伝達を制御する電磁弁を配設し、これらセンサおよび電磁弁を配線を介して中央の制御盤に接続し、制御盤ではセンサからの信号に基づき電磁弁を制御している。
【0003】
ところが、このように中央の制御盤にセンサに基づき電磁弁を制御すると、中央制御盤とセンサと電磁弁との配線数が多くなり配線が複雑になり、現地での設置が困難になる。
【0004】
このため、たとえば特開平7−172549号公報に記載のように、内部にCPUを有しそれぞれのゾーン毎にセンサおよび電磁弁が接続された制御子機を配設し、この制御子機を中央の制御盤に接続する構成が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開平7−172549号公報に記載のようにそれぞれの制御子機に加え、中央の制御盤を設けると、中央制御盤および制御子機でそれぞれ設定しなければならず、設定が煩雑になるとともに、コストが大きく上昇する問題を有している。
【0006】
本発明は、上記問題点に鑑みなされたもので、コストを低下できるとともに簡単に取り付け可能なコンベヤ制御装置およびコンベヤ装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載のコンベヤ制御装置は、コンベヤの搬送方向に沿って分割されそれぞれ独立したゾーン毎にそれぞれ配設されるコンベヤ制御装置において、自己のゾーンから搬送物の有無を入力する自己在荷入力部と、隣り合う下流側のゾーンから連続した下流側の複数のゾーンの自己在荷入力部からそれぞれ搬送物がある旨の信号を入力するコネクタと、前記自己在荷入力部の搬送物がある旨の信号および前記コネクタから入力され搬送物がある旨の信号のうち隣り合う下流側のゾーンから連続した搬送物がある旨の信号のすべてから搬送物がある旨の信号が入力されると自己の対応するゾーンの駆動を停止させ、いずれか一つからでも搬送物がある旨の信号が入力されないと自己の対応するゾーンを駆動させる制御手段と、自己在荷入力部の搬送物がある旨の信号および前記コネクタから入力され隣り合う下流側のゾーンから連続した下流側の複数のゾーンの搬送物がある旨の信号のうち最下流のゾーンを除いた下流側のゾーンからのそれぞれの搬送物がある旨の信号を出力するコネクタとを具備したもので、自己在荷入力部の搬送物がある旨の信号およびコネクタから入力された搬送物がある旨の信号のうち隣り合う下流側のゾーンから連続した搬送物がある旨の信号のすべてから搬送物がある旨の信号が入力されると自己の対応するゾーンの駆動を停止させ、いずれか一つからでも搬送物がある旨の信号が入力されないと自己の対応するゾーンを駆動させることにより、簡単な構成でコンベヤの各ゾーンの搬送物を制御する
【0008】
求項記載のコンベヤ制御装置は、請求項1記載のコンベヤ制御装置において、制御手段は、自己在荷入力部およびコネクタから入力される下流側のゾーンから搬送物がある旨の信号があると出力するオア回路と、このオア回路から出力されると自己のゾーンの搬送物を搬送可能な状態にさせるオペアンプとを備えたもので、オア回路およびオペアンプにより簡単な構成でコンベヤのゾーンを制御する。
【0009】
請求項記載のコンベヤ装置は、請求項1または2記載のコンベヤ制御装置において、搬送方向に沿って複数分割され少なくともコンベヤの一部で形成されるゾーンと、これらゾーンに対応してそれぞれ配設された請求項1または2記載のコンベヤ制御装置とを具備したもので、それぞれの作用を奏する。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のコンベヤ装置の一実施の形態のアキュームコンベヤを図面を参照して説明する。
【0011】
図1に示すように、1はアキュームコンベヤで、このアキュームコンベヤ1は、たとえば11のゾーンに分割され、それぞれコンベヤ部21a,21b,2〜211の11のゾーンに分割されている。なお、1つのコンベヤを分割するものに限らず、それぞれコンベヤ全体をゾーンとして用いても同様である。
【0012】
また、このアキュームコンベヤ1は、図4に示すように、搬送物Oの搬送方向に沿って直交する方向に回転軸を有する回転自在の搬送ローラ3を複数有している。また、この搬送ローラ3の1つのゾーン毎に昇降自在の駆動部4が形成され、この駆動部4は搬送ローラ3に接離可能でこの搬送ローラ3に当接することにより搬送ローラ3を回転させる駆動ローラ5を有している。そして、この駆動ローラ5は昇降可能な昇降装置6により昇降可能で、この昇降装置6はソレノイドバルブ71a,71b,7〜711にてそれぞれ昇降され、昇降装置6が上昇した状態で駆動ローラ5が搬送ローラ3にて回転駆動され、昇降装置6が下降した状態で駆動ローラ5が搬送ローラ3から離れ、搬送ローラ3を回転しない状態にする。
【0013】
そして、コンベヤ部21aについては上流側および下流側の2ヶ所に搬送物Oの検知用の光電センサ81a,81bが配設され、コンベヤ部21b,2〜211にはそれぞれ下流側に光電センサ81c,8〜811が配設されている。
【0014】
また、各ゾーンを構成するコンベヤ部21a,21b,2〜211にはコンベヤ制御装置としての基板11がそれぞれ配設されている。
【0015】
この基板11は、図1に示すように、1つないし8つ下流のゾーンからの信号が入力される信号入力線12〜12が配設され、これら信号入力線12〜12の7本はそれぞれ下流のゾーンの基板11の信号入力線12〜12にそれぞれ接続されるとともに、信号入力線12〜12の7本はそれぞれ上流のゾーンの基板11の信号入力線12〜12にそれぞれ接続されている。さらに、直流の電源線14,15、運転信号線16、駆動可能設定線17および自己信号線18が配設されている。そして、信号入力線12〜12、電源線14,15、運転信号線16および駆動可能設定線17は、基板11の上流側および下流側に設けられたコネクタ21,22に接続されている。また、コネクタ21,22間は、フラットケーブル23で接続される。
【0016】
また、電源線14,15は電源入力部24に接続され、運転信号線16および駆動可能設定線17は駆動入力部25に接続され、この駆動入力部25の運転信号線16および電源線14の間には運転入力信号用のフォトトランジスタQ1およびこのフォトトランジスタQ1にフォトカップリングされた発光ダイオードLED1が接続されるとともに、駆動可能設定線17および電源線14の間にはフォトトランジスタQ2およびこのフォトトランジスタQ2にフォトカップリングされた発光ダイオードLED2が接続され、電源線14,15および運転信号線16は自己在荷入力部26に接続され、自己在荷入力部26には光電センサ81c,8〜811が接続されている。
【0017】
さらに、駆動出力部27が設けられ、この駆動出力部27にはソレノイドバルブ71a,71b,7〜711が接続されている。
【0018】
また、満杯出力部28および搬送物無出力部29が設けられ、満杯出力部28には抵抗R1および発光ダイオードLED3の直列回路と、この発光ダイオードLED3にフォトカップリングされたフォトトランジスタQ3が接続され、搬送物無出力部29には抵抗R2および発光ダイオードLED4の直列回路と、この発光ダイオードLED4にフォトカップリングされたフォトトランジスタQ4が接続されている。
【0019】
次に、基板11の制御手段31について説明する。
【0020】
まず、信号入力線12〜12には下流在荷入力部32が形成され、この下流在荷入力部32は信号入力線12〜12に対応してプルアップ抵抗R31〜R38が接続されるとともに、この信号を入力するか否かを設定する下流在荷選択スイッチ33としてのそれぞれディップスイッチで形成されたスイッチSW1〜SW1およびオア回路34を構成するダイオードD11〜D18が直列に接続されている。また、自己信号線18にもプルアップ抵抗R4およびダイオードD2が接続され、このダイオードD2はオア回路34とともにオア回路35を形成している。
【0021】
また、信号入力線12〜12には下流満杯入力部36が形成され、この下流満杯入力部36は信号入力線12〜12に対応して、この信号を入力するか否かを設定する下流満杯選択スイッチ37としてのそれぞれディップスイッチで形成されたスイッチSW2〜SW2およびオア回路38を構成するダイオードD31〜D38が直列に接続されている。また、自己信号線18にもダイオードD4が接続され、このダイオードD4はオア回路38とともにオア回路39を形成している。
【0022】
さらに、信号入力線12〜12には下流搬送物無入力部41が形成され、この下流搬送物無入力部41は信号入力線12〜12に対応して、この信号を入力するか否かを設定する下流搬送物無選択スイッチ42としてのそれぞれディップスイッチで形成されたスイッチSW3〜SW3およびオア回路43を構成するダイオードD5〜D5が直列に接続されている。また、自己信号線18にもダイオードD6が接続され、このダイオードD6はオア回路43とともにオア回路44を形成している。
【0023】
また、電源線14,15間には12V出力用の電源45が形成され、この電源45は電源線15および電源線14間にダイオードD7およびコンデンサC1の直列回路が接続され、コンデンサC1に対して並列にコンデンサC2および3端子レギュレータ46が接続され、この3端子レギュレータ46にコンデンサC3が接続されている。
【0024】
さらに、電源45間には抵抗R6および抵抗R7の直列回路が接続され、この抵抗R6および抵抗R7の接続点にはコンパレータとして機能するオペアンプ51の反転入力端子が接続され、このオペアンプ51の非反転入力端子はオア回路35に接続されるとともに、抵抗R8およびコンデンサC4の並列回路を介して電源線14に接続されている。また、オペアンプ51の出力端子は抵抗R11を介して3端子レギュレータ46に接続されるとともに、抵抗R12および発光ダイオードLED5の直列回路とダイオードD11とが逆並列に接続され、トランジスタQ5のベースに接続され、このトランジスタQ5のエミッタは電源線14に接続され、コレクタはダイオードD12を介してオペアンプ51の出力端子に接続されている。ダイオードD12は駆動出力部27に接続され、ソレノイドバルブ71a,71b,7〜711に接続されている。
【0025】
また、運転信号線16から抵抗R14および抵抗R15を介して3端子レギュレータ46に接続され、抵抗R14および抵抗R15の接続点はコンパレータとして機能するオペアンプ52の反転入力端子に接続され、電源45間に抵抗R16および抵抗R17の直列回路が接続され、抵抗R16および抵抗R17の接続点は非反転入力端子に接続されている。
【0026】
さらに、電源45間にはダイオードD15、トランジスタQ6のエミッタ、コレクタおよび抵抗R18の直列回路が接続され、トランジスタQ6のコレクタはダイオードD16を介してオペアンプ51の非反転入力端子に接続され、トランジスタQ6のベースは抵抗R21を介して3端子レギュレータ46に接続されるとともに、抵抗R22およびディップスイッチで形成された設定スイッチ53を構成する駆動可信号を入力するか否かを設定する設定スイッチSW4を介して駆動可能設定線17に接続されている。
【0027】
また、電源45間には抵抗R23および抵抗R24の直列回路が接続され、この抵抗R23および抵抗R24の接続点にはコンパレータとして機能するオペアンプ54の非反転入力端子が接続され、このオペアンプ54の反転入力端子はオア回路39に接続されるとともに、抵抗R25およびコンデンサC6の並列回路を介して電源線14に接続されている。また、オペアンプ54の出力端子は抵抗R26を介して3端子レギュレータ46に接続されるとともに、抵抗R27および発光ダイオードLED6の直列回路とダイオードD12とが逆並列に接続され、トランジスタQ6のベースに接続され、このトランジスタQ6のエミッタは電源線14に接続され、コレクタはダイオードD17を介してオペアンプ53の出力端子に接続されている。トランジスタQ6は満杯出力部28に接続され、発光ダイオードLED3に接続されている。
【0028】
さらに、電源45間には抵抗R31および抵抗R32の直列回路が接続され、この抵抗R31および抵抗R32の接続点にはコンパレータとして機能するオペアンプ55の反転入力端子が接続され、このオペアンプ55の非反転入力端子はオア回路44に接続されるとともに、抵抗R33およびコンデンサC7の並列回路を介して電源線14に接続されている。また、オペアンプ55の出力端子は抵抗R34を介して3端子レギュレータ46に接続されるとともに、抵抗R35および発光ダイオードLED7の直列回路とダイオードD18とが逆並列に接続され、トランジスタQ7のベースに接続され、このトランジスタQ7のエミッタは電源線14に接続され、コレクタはダイオードD18を介してオペアンプ54の出力端子に接続されている。トランジスタQ7は搬送物無出力部29に接続され、発光ダイオードLED4に接続されている。
【0029】
そして、接続に際しては、図2に示すように、それぞれの基板11をフラットケーブル23により縦続接続し、それぞれの基板11の駆動出力部27にソレノイドバルブ71a,71b,7〜711を接続し、自己在荷入力部26に光電センサ81c,8〜811を接続する。また、いずれか一つの基板11の電源入力部24に直流24Vの電源を接続し、駆動入力部25に駆動可および強制運転を設定する回路を接続する。
【0030】
さらに、同様にいずれか一つの基板11の満杯出力部28および搬送物無出力部29に、満杯あるいは搬送物無を報知する回路を接続する。
【0031】
また、下流在荷選択スイッチ33としてのスイッチSW1〜SW1、下流満杯選択スイッチ37としてのスイッチSW2〜SW2および下流搬送物無選択スイッチ42としてのスイッチSW3〜SW3でそれぞれいくつ下流のゾーンのコンベヤ部21a,21b,2〜211まで検出するか設定し、たとえば1つ下流のゾーンのコンベヤ部21a,21b,2〜211までしか検出しないと、必ず1つのゾーンのコンベヤ部21a,21b,2〜211に空が出てしまうので、高速で効率良く対応するために、複数の下流のゾーンのコンベヤ部21a,21b,2〜211まで検出するようにする。なお、検出可能な下流のゾーンのコンベヤ部21a,21b,2〜211は8つである。
【0032】
次に、上記実施の形態の動作について説明する。なお、下流在荷選択スイッチ33、下流満杯選択スイッチ37および下流搬送物無選択スイッチ42のいずれも8つ下流のゾーンのコンベヤ部21a,21b,2〜211まで検出可能に設定する。
【0033】
まず、発光ダイオードLED1を発光させ、運転可能な状態にする。
【0034】
そして、搬送物Oが無い状態でコンベヤ部21a,21b,2〜211を動作させる際には、選択されているゾーンおよび自己のゾーンの光電センサ81a,81b,81c,8〜811のいずれも搬送物Oを検出しないので、信号入力線12〜12には信号が流れず、下流在荷入力部32および自己在荷入力部26のいずれからもオフ状態を保ち、オア回路35から出力されてコンデンサC4が充電されると、オペアンプ51はHレベル出力となり、トランジスタQ5のベースにはベース電流が供給され、トランジスタQ5はオン状態となるので、ソレノイドバルブ71a,71b,7〜711がオン状態となり、駆動ローラ5が搬送ローラ3に当接して搬送ローラ3を回転して搬送物Oを搬送可能な状態にする。
【0035】
また、この状態では、信号入力線12〜12には信号が流れ、下流満杯入力部36および自己在荷入力部26のいずれからも信号が入力され、オア回路39は出力してコンデンサC6が充電されると、オペアンプ55はLレベル出力となり、トランジスタQ6のベースにはベース電流が供給され、トランジスタQ6はオフ状態を維持するので、選択されているゾーンおよび自己のゾーンのすべてのコンベヤ部21a,21b,2〜211の搬送物Oが満杯でないので、満杯の報知はしない。
【0036】
さらに、この状態では、信号入力線12〜12には信号が流れ、下流満杯入力部36および自己在荷入力部26のいずれからも信号が入力されず、オア回路44は出力しないので、抵抗R5を介してコンデンサC7が充電され、オペアンプ55はHレベル出力となり、トランジスタQ7のベースにはベース電流が供給され、トランジスタQ7はオンするので、選択されているゾーンおよび自己のゾーンのすべてのコンベヤ部21a,21b,2〜211にも搬送物Oが無いので、搬送物無を報知する。
【0037】
そして、この状態を続け搬送物Oが下流側のコンベヤ部21a,21b,2〜211の一部に位置している状態でも、オア回路35は出力するため、トランジスタQ5はオン状態を維持するので、ソレノイドバルブ71a,71b,7〜711がオン状態を維持し、駆動ローラ5が搬送ローラ3に当接して搬送ローラ3を回転して搬送物Oを搬送可能な状態を維持する。
【0038】
また、オア回路44も出力するので、オペアンプ55はLレベル出力を維持し、トランジスタQ6はオフ状態を維持するので、選択されているゾーンおよび自己のゾーンのいずれかのコンベヤ部21a,21b,2〜211の搬送物Oが満杯でないので、満杯の報知はしない。
【0039】
さらに、信号入力線12〜12の一部にのみ信号が流れると、下流搬送物無入力部41および自己在荷入力部26の一部から信号が入力され、オア回路44は出力し、オペアンプ55はLレベル出力となり、トランジスタQ7のベースにはベース電流が供給されず、トランジスタQ7はオフするので、選択されているゾーンおよび自己のゾーンのいずれかのコンベヤ部21a,21b,2〜211に搬送物Oがあるので、搬送物無の報知はしない。
【0040】
またさらに、対象となる選択されたいずれかのコンベヤ部21a,21b,2〜211の搬送物が搬送されると、選択されているゾーンおよび自己のゾーンのすべての光電センサ81a,81b,81c,8〜811が搬送物Oを検出するので、すべての信号入力線12〜12には信号が流れ、下流在荷入力部32および自己在荷入力部26のいずれもオンし、オア回路35から出力されず、オペアンプ51はLレベル出力となり、トランジスタQ5のベースにはベース電流が供給されず、トランジスタQ5はオフ状態となるので、ソレノイドバルブ71a,71b,7〜711がオフ状態となり、駆動ローラ5が搬送ローラ3に当接せず搬送ローラ3は回転せずに搬送物Oを停止させ、搬送物Oが下流側に位置する前の搬送物Oに追突することを防止する。
【0041】
また、この状態では、信号入力線12〜12には信号が流れず、下流満杯入力部36および自己在荷入力部26のいずれからも信号が入力されず、オア回路39は出力しないので、オペアンプ55はHレベル出力となり、トランジスタQ6のベースにはベース電流が供給されず、トランジスタQ6はオンするので、選択されているゾーンおよび自己のゾーンのすべてのコンベヤ部21a,21b,2〜211の搬送物Oが満杯なので、満杯の報知をする。
【0042】
さらに、この状態では、信号入力線12〜12には信号が流れず、下流搬送物無入力部41および自己在荷入力部26のすべてから信号が入力され、オア回路44は出力し、オペアンプ55はLレベル出力となり、トランジスタQ7のベースにはベース電流が供給されず、トランジスタQ7はオフするので、選択されているゾーンおよび自己のゾーンのすべてのコンベヤ部21a,21b,2〜211にも搬送物Oがあるので、搬送物無を報知しない。
【0043】
そして、対象となる選択された下流側のコンベヤ部21a,21b,2〜211のいずれかからでも搬送物Oがなくなると、オア回路35は出力するため、トランジスタQ5はオン状態となり、ソレノイドバルブ71a,71b,7〜711がオン状態となり、駆動ローラ5が搬送ローラ3に当接して搬送ローラ3を回転して搬送物Oを搬送可能な状態にする。このように、最大で8つ下流のコンベヤ部21a,21b,2〜211の搬送物Oの有無を検出し、これらコンベヤ部21a,21b,2〜211のいずれかから搬送物Oがなくなったことを検出すると、自己のコンベヤ部21a,21b,2〜211を動作させることにより効率良く搬送動作を行なえる。
【0044】
また、オア回路44も出力するので、オペアンプ55はLレベル出力を維持し、トランジスタQ6はオフ状態を維持するので、選択されているゾーンおよび自己のゾーンのコンベヤ部21a,21b,2〜211の搬送物Oが満杯でないので、満杯の報知はしない。
【0045】
さらに、信号入力線12〜12の一部にのみしか信号が流れないため、下流搬送物無入力部41および自己在荷入力部26の一部から信号が入力され、オア回路44は出力し、オペアンプ55はLレベル出力となり、トランジスタQ7のベースにはベース電流が供給されず、トランジスタQ7はオフするので、選択されているゾーンおよび自己のゾーンのいずれかのコンベヤ部21a,21b,2〜211に搬送物Oがあるので、搬送物無の報知はしない。
【0046】
また、コンベヤ部21a,21b,2〜211上の搬送物Oの強制払出について説明する。
【0047】
まず、強制払出をするコンベヤ部21a,21b,2〜211のスイッチSW4をあらかじめ閉成しておく。そして、強制払出のために発光ダイオードLED2を発光させる。
【0048】
この状態で、トランジスタQ6のベース電流が流れるので、トランジスタQ6はオンし、ダイオードD16を介してオペアンプ51の非反転入力端子に電圧を印加し、オア回路35の出力の有無に関わらず、オペアンプ51はHレベル出力するため、トランジスタQ5にベース電流が供給され、トランジスタQ5はオン状態となり、ソレノイドバルブ71a,71b,7〜711がオン状態となり、駆動ローラ5が搬送ローラ3に当接して搬送ローラ3が回転して搬送物Oを搬送可能な状態にし、強制払出する。その後、強制払出を終了させる際には発光ダイオードLED2を消灯させる。
【0049】
【発明の効果】
請求項1記載のコンベヤ制御装置によれば、自己在荷入力部の搬送物がある旨の信号およびコネクタから入力された搬送物がある旨の信号のうち隣り合う下流側のゾーンから連続した搬送物がある旨の信号のすべてから搬送物がある旨の信号が入力されると自己の対応するゾーンの駆動を停止させ、いずれか一つからでも搬送物がある旨の信号が入力されないと自己の対応するゾーンを駆動させることにより、簡単な構成でコンベヤの各ゾーンの搬送物を制御できる
【0050】
求項記載のコンベヤ制御装置によれば、請求項1記載のコンベヤ制御装置に加え、オア回路およびオペアンプにより簡単な構成でコンベヤのゾーンを制御できる。
【0051】
請求項記載のコンベヤ装置によれば、搬送方向に沿って複数分割され少なくともコンベヤの一部で形成されるゾーンと、これらゾーンに対応してそれぞれ配設された請求項1または2記載のコンベヤ制御装置とを具備したので、それぞれの効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のコンベヤ制御装置の一実施の形態を示す回路図である。
【図2】 同上接続状態を示す説明図である。
【図3】 同上コンベヤ装置を示す説明図である。
【図4】 同上コンベヤ装置の動作状態を示す側面図である。
【符号の説明】
11 コンベヤ制御装置としての基板
21,22 コネクタ
26 自己在荷入力部
31 制御手段
35 オア回路
51 オペアンプ

Claims (3)

  1. コンベヤの搬送方向に沿って分割されそれぞれ独立したゾーン毎にそれぞれ配設されるコンベヤ制御装置において、
    自己のゾーンから搬送物の有無を入力する自己在荷入力部と、
    隣り合う下流側のゾーンから連続した下流側の複数のゾーンの自己在荷入力部からそれぞれ搬送物がある旨の信号を入力するコネクタと、
    前記自己在荷入力部の搬送物がある旨の信号および前記コネクタから入力され搬送物がある旨の信号のうち隣り合う下流側のゾーンから連続した搬送物がある旨の信号のすべてから搬送物がある旨の信号が入力されると自己の対応するゾーンの駆動を停止させ、いずれか一つからでも搬送物がある旨の信号が入力されないと自己の対応するゾーンを駆動させる制御手段と、
    自己在荷入力部の搬送物がある旨の信号および前記コネクタから入力され隣り合う下流側のゾーンから連続した下流側の複数のゾーンの搬送物がある旨の信号のうち最下流のゾーンを除いた下流側のゾーンからのそれぞれの搬送物がある旨の信号を出力するコネクタと
    を具備したことを特徴とするコンベヤ制御装置。
  2. 制御手段は、自己在荷入力部およびコネクタから入力される下流側のゾーンから搬送物がある旨の信号があると出力するオア回路と、このオア回路から出力されると自己のゾーンの搬送物を搬送可能な状態にさせるオペアンプとを備えた
    ことを特徴とする請求項1記載のコンベヤ制御装置。
  3. 搬送方向に沿って複数分割され少なくともコンベヤの一部で形成されるゾーンと、
    これらゾーンに対応してそれぞれ配設された請求項1または2記載のコンベヤ制御装置と
    を具備したことを特徴とするコンベヤ装置。
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