JP3893504B2 - 吐出口付き蓋材 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の技術分野】
この発明は、内容物を押し出すデコレーション吐出口等の開口を有する蓋材に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えばマヨネーズは、ガラスビンのほか柔軟な押出し容器に充填されて市販されている。この容器の開口部には、星形のデコレーション吐出口を設けたものが多い。
【0003】
例えば特公昭50−12358号公報には、押出し容器の開口部に固着される吐出口付き合成樹脂部材と、クッション部材を重ね合せ、開口部とそれを閉じるねじキャップとの間に挿入して高周波誘導加熱により、吐出口付き合成樹脂部材のみを開口部にシールし吐出口を形成する技術が開示されている。
【0004】
しかしながら、このように吐出口付き部材とクッション部材の二枚の部材をそれぞれ打ち抜き、容器のキャップと開口部間に組み込むのは、工程が複雑になりコストを高める原因となる。また、二枚の部材間は易剥離にし、吐出口付き部材のみを容器開口部に強固にシールする必要があるため、作業条件の管理が難しい。
【0005】
【発明の課題】
そこで、図13に示すように二枚の部材を予め易剥離可能に積層しておくことが考えられる。図中、符号51は外層材、52は易剥離層、53は吐出口54を有する内層材であり、この内層材53が容器開口部にシールされるため、その外面(下面)に熱封緘層を有している。
【0006】
上記のような積層体50は、長尺物として製造されコイル状に巻回して取り扱われるのが普通である。そして積層体50の各層を構成するフィルムは、10μ程度から厚くても数10μであり、積層体50全体としても極めて薄いため、図14に示すように、コイル状に巻回したとき、吐出口54に、隣接する積層体50が入り込み、図13から理解されるように、易剥離層52に圧着することになる。この易剥離層52は、一般的に製造工程中で粘着性を有する接着剤が用いられるので、隣接する積層体50間にいわゆるブロッキングが生じ、コイル状物を巻き戻すのに支障が生じたり、積層体50の外面(例えば紙)の一部が剥離して他方の積層体50の内面に付着したまま取り扱われることが起こる。勿論こうしたことは製造工程にも多くの不都合が生じるし、製品にも欠陥が現れる。
【0007】
そこで、この発明の第1の課題は、上記のような用途に用いられる積層体にブロッキングが生じないようにすることである。
【0008】
さらに、容器開口部とキャップとの間に積層体を挾持・圧着し、高周波誘導加熱によって開口部にヒートシールする場合、キャップ内面がわずかに溶融してキャップと積層体上面が接着してしまい、キャップを開栓する際に強い力を要したり、時には積層体を破壊するようなことが起こる。
【0009】
そこで、この発明の第2の課題は、この種の積層体をキャップによって開口部に圧着し、誘導加熱法でシールする際に、キャップに接着しないようにすることである。
【0010】
【課題の解決手段】
上記の第1の課題を解決するために、この発明は、吐出口を有する内層材と外層材を易剥離接着層によって積層した蓋材において、前記易剥離接着層に前記吐出口と同じかそれよりも大きい欠落部を設けたことを特徴とする。前記欠落部の周縁近辺の接着力を比較的強くしておくことができる。
【0011】
また、吐出口を有する内層材と外層材を易剥離接着層によって積層した蓋材において、前記外層材の外面の離型性を良好にしてもよい。
【0012】
第2の課題を解決するために、前記外層材の外面をセロハンによって形成しておくのがよい。
【0013】
【実施の形態】
以下、この発明の実施形態を図1乃至図12に基づいて説明する。
【0014】
図1に示すように、蓋材1は、内層材2と外層材3を易剥離接着層4によって積層したものである。内層材2は、図2に示すように、基材21と熱封緘層22を接着剤層23によって積層したものであるが、基材21にコーティングや押出し等によって直接熱封緘層22を設けてもよい。また基材21に熱融着性があれば熱封緘層22を省略することができる。基材21としては、ポリプロピレン、ポリエチレン、ナイロン、ポリエステルなどが好適であり、それらの単体、複合体のいずれでもよい。また、熱封緘層22としては、容器開口部と強固に熱接着できるものであればいずれでもよい。
【0015】
上記内層材2には、図2及び図3に示すように、貫通する吐出口24が設けられている。吐出口24の形状は、図示のような星形に限らず、円形、多角形など任意に選択することができる。大きさも任意である。そして、この吐出口24を他の用途、例えばストロー挿入口や内圧の開放孔として用いることができる。
【0016】
前記易剥離接着層4は、外層材3を内層材2から手で容易に剥離できる程度に接着力を調節したものであって、図1に示すように、離型性樹脂層41と接着剤層42より成る。この樹脂層41は、比較的接着強度の弱い、例えばビニル樹脂やウレタン樹脂、アクリル樹脂やポリアミド樹脂、シリコーン樹脂などの単体或は混合物から成り、この樹脂のパートコートによって形成されたものであって、そのパターンの一例は、図4(イ)(ロ)(ハ)に示すように、コートしない部分(接着剤層42が露出する部分)が点状、線状、格子状などの模様を形成している。接着剤層42としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体など、外層材3と内層材2を接着可能な樹脂であればいずれでもよい。また、レトルト殺菌処理を施す場合には、接着強度の低下が小さい接着剤、例えばポリオール成分とイソシアネート成分の反応物を生成し得る2液硬化型ウレタン系ドライラミネート用接着剤を用いるのが好ましい。弱い接着強度で足りる場合には、イージーピール性を有する樹脂を用いてもよい。さらに、易剥離接着層4として、接着力の弱い接着剤層42を用いることにより、樹脂層41を省略した1層構成とすることができる。
【0017】
上記易剥離接着層4には、図1及び図3に示すように、前記吐出口24に対応して、欠落部44が設けられている。この層4が無い部分、即ち欠落部44は、吐出口24と同じか、それよりも大きくし、吐出口24側から見て層4が露出しないようにしておく。勿論欠落部44の形状は、吐出口24と同じであっても異なっていてもよい。
【0018】
上記のように欠落部44を設けると、図1から明らかなように、吐出口24から外層材3の内面が現れる。従って長尺の蓋材1をコイル状に巻き取ったとき、重なり合った蓋材1の一方の外層材3が吐出口24からその内部に嵌り込んでも(図14参照)、接着層4が欠落しているため、ブロッキングを起こすようなことはない。
【0019】
上記のような蓋材1を容器10の開口部11にシールして用いる場合、何らかの原因で内圧が上昇すると、図5に示すように、吐出口24及び欠落部44を通じて外層材3が内圧を受けて外側に膨出しようとし、易剥離接着層4の内側界面A、Aから剥離してしまうことがある。そのため、耐内圧性を高めることが求められる。その場合には、内側界面A、A近辺の接着力を大きくし剥離強度を高めておけばよい。その解決法としては、図6に示すように、欠落部44の周縁近辺を含む範囲において、樹脂層41の塗布密度を小さく即ち接着剤層42が現れる密度を大きくしておくのがよい。また、前記欠落部44の周縁近辺を含む範囲で樹脂層41を設けないようにしてもよい。これによって、図5に示すように欠落部44の近辺に比較的接着力の強い層42aを形成することができる。
【0020】
上記のほか、耐内圧性の強弱は、欠落部44と吐出口24の相対的大きさにも依存する。図7の(イ)は吐出口24と欠落部44の大きさが等しい場合、(ロ)、(ハ)は欠落部44が吐出口24よりも次第に大きくなる場合を示す。即ちX1 <X2 である。この場合、内圧増加によって外層材3が持ち上げられる角度θはX1 よりもX2 の方が大きい、即ち吐出口24よりも欠落部44が大きくなるに従ってθが大きくなると考えられる。θが大きくなると、図から理解されるように、易剥離接着層4に対して働く剥離力が大きくなる。従って耐内圧性を大きくするためには、吐出口24と欠落部44をほぼ同じ大きさにするのがよいことが分る。
【0021】
ブロッキングを防止するためには、上述のように易剥離接着層4を欠落させるのが好ましいが、図8に示すように、欠落部を設けず、外層材3に離型性の良い材料を用いるか、或は外面に離型層30を設けることによって同様の目的を達成することができる。離型層30は、例えばアクリル樹脂やシリコーン樹脂を塗布して形成すればよい。
【0022】
次に、前記外層材3は、ガスバリヤ性を有する材料、例えばアルミニウム箔のような金属箔、金属蒸着フィルム、酸化硅素などの無機物蒸着フィルム、塩化ビニリデン共重合体フィルム、エチレン−ビニルアルコール共重合体フィルムなどが好適である。勿論用途によっては、ガスバリヤ性のない材料を使用することもできる。この外層材3の一例を図9に示す。図中、符号31はガスバリヤ層であり、層31の両面に外面保護層32、内面保護層33が接着剤層34、35を介して積層されている。なお、押出しやコーティング等の手段によって、接着剤を用いずに直接保護層32、33を設けることができる。
【0023】
内面保護層33は、ガスバリヤ層31が内容物によって腐食される場合などに有用であるが、場合によっては省略することができる。例えばアルミニウム箔のように腐食し易い材料には、ポリエステルフィルムを積層しておくのが好ましい。
【0024】
外面保護層32も同様にガスバリヤ層31を保護するために用いられるほか、蓋材1を高周波誘導加熱によって容器開口部にシールする場合には、蓋材1とキャップとの疑似接着を防止するため、紙や発泡ポリエチレンのような断熱性の高い材料、シリコーン樹脂やアクリル樹脂を塗布したポリエステルフィルムやポリプロピレンフィルムのような離型性の良い材料、表面に微細な凹凸を設けたマットポリエステルフィルムのような表面粗度の大きい材料、セロハンのような耐熱性が高く熱接着性がほとんどない材料を選択すればよく、特にセロハンは剛性が高く、打ち抜き、組み込み(キャップと容器開口部間の)等の取り扱いが容易でコスト面でも安価であり、好適な材料である。なお、外面保護層32として、シリコーン樹脂やアクリル樹脂を塗布したポリエステルフィルムやポリプロピレンフィルム、マットフィルム等の離型性の良いフィルムを用いる場合には、図8で説明したように、易剥離接着層4の欠落部44(図1参照)を必ずしも設ける必要はないが、勿論設けておいてもよい。
【0025】
上記のような蓋材1は、長尺物として提供されるが、容器開口部を密封する際には、図10に示すように、開口部の形状に対応するよう打ち抜いたシール材1aとして使用される。このシール材1aにはタブ5が設けられ、タブ5の付け根の裏面には内層材2を貫通する切り目(ハーフカット)6が設けられている。
【0026】
前記シール材1aを図11のようなマヨネーズ容器10の開口部11に例えばヒートシール熱板でシールする場合、シール材1aを開口部11の上面に載せて熱板で加圧加熱すればよい。開封するには、タブ5を手でつまんで図のように引き起こすと、切り目6が開くのでそのままタブ5を引張ることによって易剥離接着層4と内層材2の界面で剥離し、吐出口24を有する内層材2のみが開口部11に残留する。なお、切り目6に代えて、タブ5に対応する部分の内層材2を欠落させておいてもよい。
【0027】
高周波誘導加熱によってシールする場合は、図12に示すように、容器10の開口部11上にシール材1aを載置した状態でキャップ12を開口部11に被せ、ねじ部11aと12aを係合させ、キャップ12によってシール材1aを開口部に圧着する。そして高周波誘導加熱装置により、キャップ12の外面から誘導加熱を行ない、内層材2を開口部11にヒートシールする。勿論、この場合には、外層材3にアルミニウム箔や鉄箔のような金属箔を含ませておかなければならない。
【0028】
シール後の開封は、キャップ12を取り外した後、図11と同様に行なえばよい。
【0029】
以下に実施例を挙げる。
【0030】
【実施例1】
厚さ30μアルミニウム箔の外面に♯300PTセロハン(厚さ18〜22μのプレーンセロハン)、内面に12μのポリエステルフィルムを積層して外層材とし、内層材は厚さ50μのポリエステルフィルムの一面にアクリル樹脂を点抜き状に塗布し、他面に30μの低密度ポリエチレンフィルムを熱封緘層として形成した。この内層材に頂点距離が12mmの星形吐出口を設けた。そして、前記アクリル樹脂面に、2液硬化型ウレタン接着剤を、吐出口に対応する部分に直径16mmの円形の欠落部を設けながら塗布し、外層材のポリエステル面を貼合せた。従って易剥離接着層はアクリル樹脂とウレタン接着剤によって形成されたことになる。
【0031】
上記積層体にテンションをかけてコイル状に巻き取り、前記2液硬化型ウレタン接着剤が硬化した後、巻き戻してみたところ、ブロッキングは全くなくスムーズに巻き戻すことができ、積層体の外面に付着物も見られなかった。
【0032】
この積層体から径20mmの円形で外周から7mmの長さのタブを有するシール材を打ち抜き、同時にタブの基部に内層材を貫通するハーフカットを設けておいた。
【0033】
このシール材を外径18mmの瓶口を有するポリエチレン製チューブ式容器の開口部に載せ、ポリエチレン製ねじキャップをねじ合せて開口部に圧着し、高周波誘導装置を用いてヒートシールした。同じ試料を50個用意し、ねじキャップを手で緩めたところ全てについて普通にキャップを外すことができ、キャップ内面にシール材が付着した痕跡は認められなかった。
【0034】
次いでシール材のタブを手でつまみ、引き起こして引張ったところ、全てについて外層材のみがスムーズに剥離し、内層材は容器開口部にしっかりと固着されたまま残留した。
【0035】
【実施例2】
実施例1の内層材にアクリル樹脂を点抜き状に塗布する際、吐出口に対応する部分に直径18mmの点抜き密度が大きい部分を設けた。他は実施例1と同様にして積層体を形成し、同様の試験を行なったところ、同様の結果が得られた。
【0036】
【実施例3】
実施例1の外層材上面にアクリル樹脂を塗布し、易剥離接着層に欠落部を設けずに実施例1と同様の積層体を形成し、同様の試験を行なったところ、同様の結果が得られた。
【0037】
【実施例4】
実施例2の易剥離接着層の接着剤層として溶融ポリエチレン樹脂を用いたほかは実施例1と同様の構成の積層体を用意し、同様の試験を行なったところ、同様の結果が得られた。
【0038】
【実施例5】
外層材の外面に12μポリエステルフィルムを用いる他は実施例1と同様の構成の積層体を用意し、実施例1と同様の容器に熱板でシールしたところ、ブロッキングは発生せず、他に不都合もなかった。
【0039】
【効果】
この発明によれば、以上のように、外層材と吐出口を有する内層材を積層するための易剥離接着層に、前記吐出口と同じかそれよりも大きい欠落部を設けたので、得られた積層体をコイル状に巻回しても、重ね合せられた積層体間にブロッキングが生じずスムーズに巻き戻すことができる。そしてこのブロッキング防止効果は、外層材の材料に拘らず発揮される。
【0040】
一方、易剥離接着層に欠落部を設けない場合には、外層材の外面を離型性の良好な面にしておくことによって、同様のブロッキング防止効果が得られる。
【0041】
さらに、容器開口部とキャップの間に前記積層体から成るシール材を挟持して高周波誘導加熱によりヒートシールする場合には、積層体の上面、即ちキャップと当接する面の離型性を良好にしておくことによって、キャップとシール材が疑似接着することがなく、キャップを緩めて取り外す妨げとならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の蓋材の一例を示す断面図
【図2】同上の内層材を示す断面図
【図3】蓋材の裏面図
【図4】離型性樹脂の塗布パターンを示す平面図
【図5】この発明の他の例の蓋材を容器にヒートシールした状態を示す縦断面図
【図6】接着力の弱い樹脂の塗布パターンの他の例を示す平面図
【図7】内圧によって剥離力が加わる状態を示す縦断面図
【図8】蓋材の他の例を示す断面図
【図9】蓋材の外層材を示す断面図
【図10】シール材の平面図
【図11】シール材を容器開口部にシールした状態を示す縦断面図
【図12】高周波誘導加熱によってシール材をヒートシールする状態を示す縦断面図
【図13】課題説明のための積層体の一例を示す断面図
【図14】同上の積層体をコイル状に巻回した状態を示す部分断面図
【符号の説明】
1 蓋材
1a シール材
2 内層材
3 外層材
4 易剥離接着層
5 タブ
6 切り目
10 容器
11 開口部
12 キャップ
11a、12a ねじ部
21 基材
22 熱封緘層
23 接着剤層
24 吐出口
30 離型層
31 ガスバリヤ層
32 外面保護層
33 内面保護層
34、35 接着剤層
41 離型性樹脂層
42 接着剤層
42a 比較的接着力の強い層
44 欠落部
50 積層体
51 外層材
52 易剥離層
53 内層材
54 吐出口

Claims (3)

  1. 吐出口を有する内層材と外層材を、易剥離接着層によって積層した蓋材において、前記外層材の外面の離型性を良好にしたことを特徴とする、長尺物として提供される蓋材であって、前記外層材は金属箔を有すると共に、前記外層材の外面がセロハンよりなる吐出口付き蓋材。
  2. 易剥離接着層が離型性樹脂層及び接着剤層からなり、前記接着剤層がポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体から選択された少なくとも1種である、請求項1に記載の吐出口付き蓋材。
  3. 請求項1又は2に記載の吐出口付き蓋材を、容器開口部の形状に対応するように打ち抜いたシール材として使用して容器開口部を密封する方法。
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