JP3891585B2 - 電子線装置、画像表示装置及びテレビジョン装置 - Google Patents

電子線装置、画像表示装置及びテレビジョン装置 Download PDF

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Description

本発明は、電子線装置、表示パネルなどとして用いられる画像表示装置及びテレビジョン装置に関するものであり、特に、複数の電子放出素子および抵抗膜で被覆されたスペーサを有する電子線装置に好適に用いられるものである。
一般に、電子源側である第1の基板と、表示面側である第2の基板を間隔をあけて対向配置した画像表示装置では、必要な耐大気圧性を得るために、第1の基板と第2の基板間に絶縁材料で構成されたスペーサを挟み込んでいる。しかし、このスペーサが帯電して、スペーサ近傍の電子軌道に影響を及ぼし、発光位置ずれを生じさせるという問題を生じていた。これは、例えばスペーサ近傍画素の発光輝度低下や色滲みなどの画像劣化の原因となる。
従来、上記スペーサの帯電防止のために、抵抗膜で被覆されたスペーサを用いることが知られている。
具体的には、抵抗膜で被覆されたリブ状のスペーサを、第1の基板の配線に沿って、抵抗膜がこの配線と第2の基板の電極に直接圧接されるように挟み込んだものや、この抵抗膜で被覆したスペーサの上下にスペーサ電極を設けておき、抵抗膜が、このスペーサ電極を介して配線と電極とに接触するように挟み込んだものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−180821号公報
しかしながら、特許文献1に記載の画像表示装置について本発明者等が検討したところ、スペーサの端面が抵抗膜で被覆されたスペーサの場合、該抵抗膜を第1の基板の配線と第2の基板の電極に直接圧接すると、スペーサの帯電が十分に解消されなかったり、スペーサ表面の電位分布が意図しない分布状態を示す場合があることを新たに発見した。
上記現象が生じる原因は、表示装置の製造工程に依存する部分が多く、一概には言えないが、例えば、第1の基板の配線、第2の基板の電極に歪み等が生じている場合や、これらの上に異物が存在する場合、配線や電極の表面が荒れていたり、バリが生じているなど、スペーサの抵抗膜と配線や電極との当接位置が場所によってばらついてしまい、それらによって電位分布にみだれが生じていることが分かって来た。特に、安価な製造方法で作成された配線では、表面形状が部分的に異なることがあり、上述の電気的な接続不良が発生しやすい。
上記のような場合、スペーサの帯電が十分に解決されないだけでなく、スペーサ表面の電位分布に不規則な変化が生じ、電子ビーム軌道が設計通りにならないという不具合を生じる。また、電子ビームは第1の基板から第2の基板に向かって加速されるので、その軌道変化は、第2の基板側よりも、第1の基板側での偏向力による方が顕著に表れる。
第1の基板側でのスペーサ表面の電位分布による電子ビームの偏向について、図16、図17を用いてさらに具体的に説明する。
図16は、抵抗膜14で被覆されたリブ状のスペーサ3を第1の基板の配線5に沿って介在させたときのスペーサ3を直交方向から見たときの断面部分図であり、図17は、図16の、抵抗膜14と配線5との接触部分を拡大したもので、配線5の表面が荒れているためにスペーサと配線の接触位置がスペーサ3の中心からずれた場合の電位分布と電子軌道を示した模式図である。
図17に示すように、抵抗膜14と配線5との接触位置の関係がスペーサ3の中心に対して非対称になっており、スペーサ3の中心から接触端までの距離をL1、L2とすると、L1側の電位はL2−L1の抵抗分による電圧降下分だけ電位が持ち上がる(等電位線20)。これによって、L1側の電子放出素子8から放出する電子ビームの軌道は、L2側の電子放出素子から放出する電子の軌道とは異なる挙動を示し、その結果、L1側とL2側では電子ビームの到達位置がずれるため画像が異なる(歪む)ことになる(電子ビーム軌道18)。
一方、特許文献1に記載されている、抵抗膜で被覆したスペーサの上下にスペーサ電極を設けておき、抵抗膜を、このスペーサ電極を介して第1の基板の配線と第2の基板の電極とに接続した画像表示装置については、スペーサ電極がスペーサの側面に露出することにより、この露出部近傍に電界分布を生じる。この電界分布は、スペーサの長さ方向にほぼ均一ではあるが、スペーサ電極が露出していない場合に比して強く表れるので、スペーサを設置する際のアライメントのずれにより、隣接する電子放出素子から放射される電子ビームの到達位置が大きく乱されやすくなるだけでなく、放電の原因ともなり、画像の品位を大幅に落としやすいことが分かって来た。これを防止するためには、スペーサ電極がスペーサの側面に露出しないようにするか、スペーサを精度よく設置しなければならず、いずれもコストアップの原因となる。
本発明の電子線装置は、複数の電子放出素子と、前記複数の電子放出素子の一部の素子に挟まれて位置し、低電位に規定された第一の導体とを有する第1の基板と、
該第1の基板に対向配置され、前記第一の導体よりも高電位に規定された第二の導体を有する第2の基板と、
前記第1の基板と該第2の基板との間に、前記第一の導体に沿って配置され、前記第一の導体と前記第二の導体とに直接接する抵抗膜で被覆されたスペーサとを有する電子線装置において、
前記スペーサは、長手方向が前記第一の導体に平行なリブ形状であり、
前記第一の導体及び/又は第二の導体に直接接する側の、前記スペーサの前記抵抗膜で被覆された面は、前記スペーサを前記長手方向に垂直な方向で挟む素子を含み且つ前記第1の基板及び/又は第2の基板の法線と平行な平面で前記スペーサを切った断面において前記法線方向と平行なスペーサの中心線に対して概ね対称となるように配置された二つの凸部を備えることを特徴とするものである。
本発明の画像表示装置は、複数の電子放出素子と、前記複数の電子放出素子の一部の素子に挟まれて位置し、低電位に規定された第一の導体とを有する第1の基板と、
該第1の基板に対向配置され、前記第一の導体よりも高電位に規定された第二の導体と、前記電子放出素子から放出された電子ビームの照射によって画像を形成する画像形成部材とを有する第2の基板と、
前記第1の基板と該第2の基板との間に、前記第一の導体に沿って配置され、前記第一の導体と前記第二の導体とに直接接する抵抗膜で被覆されたスペーサとを有する画像表示装置において、
前記スペーサは、長手方向が前記第一の導体に平行なリブ形状であり、
前記第一の導体及び/又は第二の導体に直接接する側の、前記スペーサの前記抵抗膜で被覆された面は、前記スペーサを前記長手方向に垂直な方向で挟む素子を含み且つ前記第1の基板及び/又は第2の基板の法線と平行な平面で前記スペーサを切った断面において前記法線方向と平行なスペーサの中心線に対して概ね対称となるように配置された二つの凸部を備えることを特徴とするものである。
本発明によれば、スペーサと、第1の基板の第一の導体や第2の基板の第二の導体との接触状態を制御することでスペーサの中心からの接触位置の違いに基づく電圧降下による電位のバラツキを抑えることができ、電子線装置においては、所望の電子ビーム軌道を得ることができる。
また、スペーサの抵抗膜と第一の導体と第二の導体との接触面に、第一の導体と第二の導体の製造方法に依存した表面形状のばらつき(表面の粗さ(部分的な突起等を含む))以上の積極的な凹凸を形成することにより、接触状態を積極的に制御することができる。これらを適用することにより、スペーサ近傍において所望の電子ビーム軌道を得られ、電子線装置を画像表示装置として用いた場合には、スペーサによる歪みのない良好な画像表示を提供できる。
まず、本発明の作用について説明する。
本発明は、抵抗膜で被覆されたスペーサを用いてスペーサへの帯電防止を図るに際し、スペーサの抵抗膜と第1の基板の第一の導体との接触部、スペーサの抵抗膜と第2の基板の第二の導体との接触部の少なくとも一方に二つの凸形状を形成し、接触位置を積極的に制御することで、スペーサが接触する第一の導体、もしくは第二の導体の表面が多少荒れていても、スペーサ表面の不規則な電位分布の発生を抑え、隣接する電子放出素子から放出される電子ビームの不規則なずれを防止するものである。
ここで、上記作用について具体的に、本発明を適用した図1に示す実施形態を用いて説明する。スペーサ3はリアプレート1とフェースプレート2間に挟み込まれており、スペーサ3の表面を被覆している抵抗膜14は、リアプレート1側の第一の導体となる配線(本実施形態では行方向配線5)と、フェースプレート2側の第二の導体(導電性部材)となるメタルバック11とに圧接され、それぞれ電気的に接続されている。抵抗膜14と行方向配線5の電気的接続は、図2に示されるように行われている。このときのスペーサ3表面におけるリアプレート1近傍の等電位線20を模式的に太線で示す。尚、図1、図2は共に、後述の図5に記載の表示パネル(表示装置)について、スペーサ3を挟む電子放出素子8を含み且つリアプレート1の法線と平行な平面でスペーサ3を切った断面図である(付言すると、スペーサ3を挟む電子放出素子8を結ぶ線分を含み且つリアプレート1の法線と平行な平面でスペーサ3を切った断面図である。)。図2に示されるように、行方向配線5に接続される、スペーサ3の抵抗膜14で被覆された面は、スペーサ3を挟む電子放出素子8を含み且つリアプレート1の法線と平行な平面でスペーサ3を切った断面において該法線方向と平行なスペーサ3の中心線(図中の2点鎖線)に対して概ね対称となるような凹部(二つの凸部)が設けられている。このような構成とすることにより、接触端までの各距離をL1、L2としたときL1=L2となる。行方向配線5に接続される、スペーサ3の抵抗膜で被覆された面(リアプレートに対面するスペーサの面)が略矩形状である場合、この面には、面の長手方向に対して垂直で面の短辺を区分するスペーサ3の中心線に対して概ね対称となるような凹部(二つの凸部)が形成されているととらえることができる。
行方向配線5は、ほぼ0Vであり、抵抗膜14と行方向配線5の接触部が電子放出素子8よりも上方(フェースプレート2側)にあるため、電子放出素子8上方の等電位線20は、電子放出素子8の電子放出部近傍では下に凸の曲線となる。
電子ビームがスペーサ3に近付く成分は、抵抗膜14と行方向配線5の接触状態によって決まる。スペーサ幅をWとし、その中心から接触端までの距離をLとすると、スペーサ3に近付く成分はLの関数であり、その様子をあらわしたのが図15である。図15に示されるように、スペーサ幅の中心から接触端までの距離Lが大きくなるほど、電子ビームはスペーサから遠ざかる。これは抵抗膜14の各点の電位が沿面距離の比で決まるためであり、例えば図17に示されるように、接触端までの各距離をL1、L2としたときL1<L2となるので、L1側の電子ビームはスペーサ3に近付き、L2側の電子ビームはスペーサ3から遠ざかる軌道となる。
ここで、スペーサ3の抵抗膜14と行方向配線5の接触状態とスペーサ3の凹形状について説明する。図17では、行方向配線5の表面が粗れており場所によって高さに違いがある。そのため、抵抗膜14と行方向配線5の接触位置は一定にならず、スペーサ3の中心から接触端までの距離がばらついて非対称になっている。また、スペーサ3の組立て精度によっても接触位置は左右される。よって、スペーサ3に形成する凹形状は接触位置が行方向配線5の表面状態に影響を受けることのないような深さとすることが望ましい。例えば、凹形状の深さ(凸形状の高さ)が行方向配線5の平均表面粗さよりも大きいことが望ましい。
また、スペーサ3に凹形状を形成すると、スペーサ3の抵抗膜14と行方向配線5の接触面積が小さくなり圧力が大きくなる。そのため、抵抗膜14と行方向配線5の電気的接続が良好になり電位が安定することで、電子ビームのばらつきを抑え、電位不安定による放電を抑制する効果もある。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
図5は、本発明に係る画像表示装置の第1の実施形態に係る表示パネルの一部を切り欠いた斜視図である。
図5に示されるように、本実施形態の表示パネルは、第1の基板であるリアプレート1と、第2の基板であるフェースプレート2を間隔をあけて対向させ、両者間にリブ状のスペーサ3を挟み込むと共に、周囲を側壁4で封止し、内部を真空雰囲気としたものとなっている。
リアプレート1上には、行方向配線5、列方向配線6、配線間絶縁層(不図示)および電子放出素子8を形成した。
図示される電子放出素子8は、一対の素子電極間に電子放出部を有する導電性薄膜が接続された表面伝導型電子放出素子である。本実施形態は、この表面伝導型電子放出素子をN×M個配置し、それぞれ等間隔で形成したM本の行方向配線5とN本の列方向配線6でマトリクス配線したマルチ電子ビーム源を有するものとなっている。また、本実施形態においては、行方向配線5が配線間絶縁層を介して列方向配線6上に位置しており、行方向配線5には走査信号が印加され、列方向配線6には変調信号(画像信号)が印加されるものとなっている。
行方向配線5および列方向配線電極6は、銀ペーストをスクリーン印刷法により塗布することで形成することができる。また、例えばフォトリソグラフィ法を用いて形成することもできる。
行方向配線5および列方向配線電極6の構成材料としては、上記銀ペーストの他に、各種導電材料を適用することができる。
フェースプレート2の下面(リアプレート1との対向面)には、画像形成部材となる蛍光膜10が形成されている。本実施形態の表示パネルはカラ−表示であるため、蛍光膜10は赤、緑、青、の3原色の蛍光体が塗り分けられている。各色の蛍光体は、例えばストライプ状に塗り分けられており、各色の蛍光体のストライプの間には黒色の導電体(ブラックストライプ)が設けられている。また、3原色の蛍光体の塗り分け方は、上記ストライプ状だけでなく、例えばデルタ状配列や、それ以外の配列とすることもできる。
蛍光膜10の表面には、フェースプレート2に設けられた導電性部材であるメタルバック(加速電極)11が設けられている。このメタルバック11は、電子放出素子8から放出される電子を加速して引き上げるためのもので、高圧端子Hvから高電圧が印加され、行方向配線5に比して高電位に規定されるものとなっている。本実施形態のような表面伝導型電子放出素子を用いた表示パネルの場合、通常、行方向配線5とメタルバック11間には5〜20KV程度の電位差が形成される。
行方向配線5上には、行方向配線5と平行に、リブ状のスペーサ3が取り付けられている。このスペーサ3は、行方向配線5上に配置されている。
スペーサ3は、表示パネルに耐大気圧性を持たせるために、通常、等間隔で複数設けられ、電子放出素子8、これを駆動するための行方向配線5および列方向配線6が設けられた電子源基板9を有するリアプレート1と、蛍光膜10およびメタルバック11が設けられたフェースプレート2との間に挟み込まれ、上下面がメタルバック11と行方向配線5にそれぞれ圧接されている。また、リアプレート1とフェースプレート2の周縁部には、側壁4が挟み込まれており、リアプレート1と側壁4の接合部およびフェースプレート2と側壁4の接合部は、それぞれフリットガラスなどによって封止されている。
さらにスペーサ3について説明すると、スペーサ3は、リアプレート1側の行方向配線5および列方向配線6とフェースプレート2側のメタルバック11との間に印加される高電圧に耐えるだけの絶縁性を有し、かつスペーサ3の表面への帯電を防止する程度の導電性を有する。スペーサ3は、図1に示されるように、絶縁性材料で構成された基体13と、その表面を被覆する抵抗膜14で構成されている。
スペーサ3の基体13の構成材料としては、例えば石英ガラス、Naなどの不純物含有量を減少したガラス、ソーダライムガラス、アルミナなどのセラミックスなどが挙げられる。この基体13の構成材料は、その熱膨張率が、電子源基板9、リアプレート1、フェースプレート2などの構成材料と同一または近いものが好ましい。
スペーサ3の表面を被覆する抵抗膜14には、高電位側となるメタルバック11に印加される加速電圧Vaを抵抗膜14の抵抗値で除した電流が流され、これによってスペーサ3表面への帯電が防止される。このため、抵抗膜14の抵抗値は、帯電および消費電力からその望ましい範囲に設定される。抵抗膜14のシート抵抗は、帯電防止の観点からすると、1014Ω/□以下が好ましく、1012Ω/□以下であることがより好ましく、1011Ω/□以下であることが最も好ましい。抵抗膜14のシート抵抗の下限は、スペーサ3形状とスペーサ3間に印加される電圧により左右されるが、消費電力を抑制するために、105Ω/□以上であることが好ましく、107Ω/□以上であることがより好ましい。
抵抗膜14を構成する材料の表面エネルギーおよび基体13との密着性や基体13の温度によっても異なるが、一般的に10nm以下の薄膜は島状に形成され、抵抗が不安定で再現性に乏しい。一方、膜厚が1μm以上では膜応力が大きくなって膜はがれの危険性が高まり、かつ成膜時間が長くなるため生産性が悪い。従って、基体13上に形成する抵抗膜14の厚みは10nm〜1μmの範囲が好ましい。より好ましくは、膜厚は50〜500nmである。シート抵抗はρ/t(ρ:比抵抗、t:膜厚)であり、シート抵抗と膜厚の好ましい範囲から、抵抗膜14の比抵抗ρは0.1〜108Ωcmであることが好ましい。さらにシート抵抗と膜厚のより好ましい範囲を実現するためには、比抵抗ρは102〜106Ωcmとするのが好ましい。
スペーサ3は、前記のように、その表面に形成した抵抗膜14に電流が流れることや、表示パネル全体が動作中に発熱することにより、その温度が上昇する。抵抗膜14の抵抗温度係数が大きな負の値であると、温度が上昇した時に抵抗値が減少し、抵抗膜14に流れる電流が増加し、さらなる温度上昇をもたらすことになる。そして、電流は電源の限界を越えるまで増加し続ける。このような電流の暴走が発生する抵抗温度係数の値は、経験的に、負の値でしかも絶対値が1%以上である。すなわち、抵抗膜14の抵抗温度係数は、−1%より大きい値であることが好ましい。
抵抗膜14の構成材料としては、例えば金属酸化物を用いることができる。金属酸化物の中でも、クロム酸化物、ニッケル酸化物、銅の酸化物が好ましい。その理由は、これらの酸化物は二次電子放出効率が比較的小さく、電子放出素子8から放出された電子がスペーサ3に当たっても帯電しにくいことにある。これらの金属酸化物以外では、炭素は二次電子放出効率が小さく、好ましい材料である。特に、非晶質カーボンは高抵抗であるため、適切なスペーサ3の表面抵抗が得やすい。
抵抗膜14の他の構成材料として、アルミニウムと遷移金属の合金の窒化物は、遷移金属の組成を調整することにより、良導電体から絶縁体まで広い範囲に抵抗値を制御できると共に、表示パネルの製造工程における抵抗値の変化が少なく、安定していることから、好適な材料である。遷移金属元素としては、W、Ti、Cr、Taなどを挙げることができる。また、ゲルマニウムと遷移金属との窒化物も電気特性が良好で好ましい。
中でも、タングステンとゲルマニウムとの窒化物は、より好ましい抵抗膜である。
上記合金窒化物膜は、窒素ガス雰囲気を利用した、スパッタ、電子ビーム蒸着、イオンプレーテイング、イオンアシスト蒸着法などの薄膜形成手法により形成することができる。前記金属酸化物膜は、酸素ガス雰囲気を利用した薄膜形成手法で形成することができる。その他、CVD法、アルコキシド塗布法でも金属酸化膜を形成することができる。カーボン膜は、蒸着法、スパッタ法、CVD法、プラズマCVD法で作製され、特に非晶質カーボン膜は、成膜中の雰囲気に水素が含まれるようにするか、成膜ガスに炭化水素ガスを使用することで得ることができる。
(第1の実施形態)
図1は第1の実施形態のスペーサを直交方向から見た断面部分図(スペーサ3を挟む電子放出素子8を含み且つリアプレート1の法線と平行な平面でスペーサ3を切った断面図である)、図2は図1のスペーサの抵抗膜と行方向配線接触部の詳細図、図3は図1のスペーサの一部斜視図である。
図1に示されるように、スペーサ3はリアプレート1とフェースプレート2間に挟み込まれており、その表面を被覆している抵抗膜14は、リアプレート1側の配線(本実施形態では行方向配線5)と、フェースプレート2側の導電性部材(本実施形態ではメタルバック11)とに圧接され、それぞれ電気的に接続されている。抵抗膜14と行方向配線5の電気的接続は、図2に示されるように行われている。
スペーサ3には抵抗膜14と行方向配線5の接触部に凹形状(二つの凸部形状)が形成されている。凹形状は接触位置が行方向配線5の表面状態に影響を受けることのないような深さが望ましい。例えば、条件としては凹形状の深さが行方向配線5の平均表面粗さよりも大きいことが望ましい。なお、凹形状は必ずしも線状でなくてもよく、図4に示すように、真空に排気を行う場合の排気効率を挙げる等から十字状の溝を途中に1又は2以上設けてもよい。
以上、本実施形態で説明した表示パネルにつき、行方向配線5間の間隔を920μm、行方向配線5の幅を690μm、電子放出素子8の電子放出部から行方向配線5の上面までの高さを75μmとし、行方向配線5の表面粗さは、表面粗さ計(キーエンス 超深度形状測定顕微鏡 VK−8510)で測定したところ算術平均粗さが2μmであった。この表面粗さを考慮してスペーサ3の行方向配線5との接触部の凹みの深さを20μm、幅を200μm、スペーサ3の総厚を300μm、スペーサ3の総高さを2.4mmとした。
尚、ここで算術平均粗さとは、表面粗さ計での測定値の算出と同じ原理に基づくものであり、この詳細については、
日本工業規格 規格番号「JISB0601(2001)」 規格名称「製品の幾何特性仕様 (GPS) −表面性状:輪郭曲線方式−用語,定義及び表面性状パラメータ」の 4.2.1 輪郭曲線の算術平均高さ の項に記載(Ra)を参照されたい。
そして、メタルバック11への印加電圧を15KV、行方向配線5と列方向配線6間への印加電圧は14Vとした。なお、スペーサ3は加熱延伸法を用いて作成した。また、スペーサ3の行方向配線5との接触部の凹みの接触面の幅は狭いほど接触位置のばらつきを小さく出来るが、スペーサ3にかかる圧力とスペーサ3の強度によって適宜決定することが好ましい。
以上のように、表示パネルに本発明を適用することで、スペーサによる画像のゆがみがない良好な画像を表示することができた。
第1の参考例及び第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態及び第1の参考例について、第1の実施形態と違う点のみ説明する。
図6は第1の参考例のスペーサを直交方向から見た断面部分図、図7は図6のスペーサの抵抗膜と行方向配線接触部の詳細図、図13は第1の参考例におけるスペーサの別の形状例を示した模式図である。第1の参考例と第1の実施形態との違いは、スペーサ3の抵抗膜14と行方向配線5との接触部を凸形状にする点である。このような構成にすることで抵抗膜14と行方向配線5とが接触可能な面積を狭め、それに伴って接触位置のばらつきも小さくすることができる。
第1の参考例においても、第1の実施形態と同じようにスペーサ3に形成する凸形状は接触位置が行方向配線5の表面状態に影響を受けることのないような高さが必要である。例えば、条件としては凸形状の高さが行方向配線5の平均表面粗さよりも大きいことが望ましい。また、スペーサ3の行方向配線5との接触部の接触面の幅は狭いほど接触位置のばらつきを小さく出来る点も第1の実施形態と同様である。考慮しなければならない点は、スペーサ3にかかる圧力、ばらつきの許容値以外に、凸形状の場合は形状によって沿面距離が変化するため、電子ビームの到達位置も含めて適宜決定することが好ましい。
上記第1の参考例は凸形状を一つ設けているが、本実施形態は図8に示すように、二つの凸形状とした。このように、図8の構成にすることで、より電子ビームの到達位置の制御性が高まる。すなわち接触面積が図7の半分程度の2つの凸部を設ける事で、接触位置のスペーサに対する対象性を高め、L1、L2をより正確に制御する方法である。
また、図13の(A)、(B)のような形状の場合も、上述した点に注意してテーパーの角度を決めることが望ましい。
以上、第1の参考例及び本実施形態で説明したスペーサ3は、スペーサ3の総厚を300μm、スペーサ3の総高さを2.4mm、スペーサ3の行方向配線5との接触部の凸の高さを20μm、スペーサ3の行方向配線5との接触部の凸の接触面の幅を100μmとした。なお、スペーサ3の行方向配線5との接触部の凸の接触面の幅は狭いほど接触位置のばらつきを小さく出来るが、スペーサ3にかかる圧力とスペーサ3の強度によって適宜決定することが好ましい。
以上のように、表示パネルに本発明を適用することで、スペーサによる画像のゆがみがない良好な画像を表示することができた。
(第3の実施形態)
本発明の第3の実施形態について、第1、第2の実施形態と違う点のみ説明する。
第3の実施形態は、実施形態1の図1の構成に類似する。
図9は、第3の実施形態のスペーサを直交方向から見た断面部分図であり、スペーサは図1と同様で、違いは行方向配線5の形状である。図のように行方向配線5に突起を設ける事で、位置決めガイドとして機能し、スペーサ設置が容易になる。
第2の参考例
本発明の第2の参考例について、第1の参考例、及び第1、第2、第3の実施形態と違う点のみ説明する。
第2の参考例は、第1の参考例の図6の構成に類似する。
図10は、第2の参考例のスペーサを直交方向から見た断面部分図であり、スペーサは図6と同様で、違いは行方向配線5の形状である。図のように行方向配線5に突起を二つ設ける事で、位置決めガイドとして機能し、スペーサ設置が容易になる。
この例では、配線の突起よりもスペーサの凸部の高さが大きいので、スペーサと配線の当接位置は、スペーサの凸部で決まる。尚、前述の実施形態2と同様に、スペーサの凸部がスペーサを挟む電子放出素子を含み且つリアプレートの法線と平行な平面でスペーサを切った断面において、リアプレートの法線方向と平行なスペーサの中心線に対して対象ゆえ、スペーサと配線との接触位置は、スペーサの中心線に対して対称となる。これによって、スペーサ表面の電位分布は対象となるため、電子放出素子から放出された電子ビームの軌道が乱れることもない。
また、図11は、行方向配線5の形状の別例である。図のように行方向配線5に突起の高さすなわちガイドの高さを高くすることで、より位置決めしやすくなる。
図11の構成では、スペーサの凸部よりも配線の突起の高さが大きいので、スペーサと配線の当接位置は、配線の突起で決まる。尚、この構成においても、前述の実施形態2と同様に、スペーサの凸部がスペーサを挟む電子放出素子を含み且つリアプレートの法線と平行な平面でスペーサを切った断面において、リアプレートの法線方向と平行なスペーサの中心線に対して対象ゆえ、スペーサと配線との接触位置は、スペーサの中心線に対して対称となる。これによって、スペーサ表面の電位分布は対象となるため、電子放出素子から放出された電子ビームの軌道が乱れることもない。
(第の実施形態)
本発明の第の実施形態について、第1、第2の参考例及び第1、第2、第3の実施形態と違う点のみ説明する。
の実施形態は、第の実施形態の図の構成に類似する。
図12は、第の実施形態のスペーサを直交方向から見た断面部分図であり、スペーサは図8と同様で、違いは行方向配線5の形状である。図のように行方向配線5に突起を設ける事で、位置決めガイドとして機能し、スペーサ設置が容易になる。
(第の実施形態)
本発明の第の実施形態について、第1、第2の参考例及び第1、第2、第3、第4の実施形態と違う点のみ説明する。
図14は第の実施形態のスペーサを直交方向から見た断面部分図である。本実施形態は、第1の実施形態で示したスペーサ3の接触制御をリアプレート1側及びフェースプレート2側に適用した例である。
フェースプレート2側の接触制御においても、第1、第2の実施形態で述べたリアプレート1側における接触制御の考えを適用することができる。
また、以上の実施形態においては、スペーサ3の抵抗膜14は、リアプレート1側では行方向配線5に接触させているが、列方向配線6が表面に露出するようにした場合には、列方向配線6に接触させるようにすることもできる。
本実施形態において、電子放出素子としては、例えば上述した表面伝導型電子放出素子の他、電界放出型(FE型)素子や、金属/絶縁層/金属型(MIM型)放出素子、カーボンナノチューブを用いた電子放出素子などが知られており、このような電子放出素子のいずれを用いてもよい。
また本発明はスペーサの中心からの接触位置の違いに基づく電圧降下による電位のバラツキを抑えるものであって、かかる思想からすると画像表示装置に限定されるものではなく画像形成部材を有しない装置に適用でき、電子線装置には、かかる画像形成部材を有しない装置も含まれる。
尚、上述した本発明の画像表示装置は、TVセットへの応用が可能である。以下に、本発明の画像表示装置を応用したTVセットについて説明する。
図18は、本発明に係るテレビジョン装置のブロック図である。受信回路C20は、チューナーやデコーダ等からなり、衛星放送や地上波等のテレビ信号、ネットワークを介したデータ放送等を受信し、復号化した映像データをI/F部(インターフェース部)に出力する。I/F部C30は、映像データを表示装置の表示フォーマットに変換して表示装置に画像データを出力する。表示装置C10は、表示パネル、駆動回路、及び制御回路からなり、前述の図5の画像表示装置が適用できる。制御回路C13は、入力した画像データに表示パネルに適した補正処理等の画像処理を施すともに、駆動回路に画像データ及び各種制御信号を出力する。補正処理としては、例えば、スペーサ近傍の画素と、スペーサから離れた画素との輝度のばらつきを抑制する処理があり、制御回路C13には、輝度補正回路を有するのが好ましい。駆動回路C12は、入力された画像データに基づいて、表示パネルC11に駆動信号を出力し、テレビ映像が表示される。
受信回路とI/F部は、セットトップボックス(STB)として表示装置とは別の筐体に収められていてもよいし、また表示装置と同一の筐体に収められていてもよい。
本発明は、所望の電子ビーム軌道を得ることができる電子線装置、表示パネルなどとして用いられる画像表示装置、及びテレビジョン装置に用いることができる。
第1の実施形態におけるスペーサに直交方向の断面部分図である。 図1におけるスペーサの抵抗膜と配線との接触の様子と電界及び電子ビーム軌道の説明図である。 図1のスペーサの一部斜視図である。 図1のスペーサの一部斜視図である。 本発明に係る画像表示装置の第1の実施形態に係る表示パネルの一部を切り欠いた斜視図である。 第1の参考例におけるスペーサに直交方向の断面部分図である。 図6におけるスペーサの抵抗膜と配線との接触の様子と電界及び電子ビーム軌道の説明図である。 第2の実施形態における、スペーサの別形状例を示した模式図である。 第3の実施形態におけるスペーサに直交方向の断面部分図である。 第2の参考例におけるスペーサに直交方向の断面部分図である。 第2の参考例におけるスペーサに直交方向の断面部分図である。 の実施形態におけるスペーサに直交方向の断面部分図である。 第1の参考例におけるスペーサの別の形状例を示した模式図である。 の実施形態におけるスペーサに直交方向の断面部分図である。 電子ビームのスペーサからの距離と接触位置の関係を表したグラフである。 従来のスペーサの直交方向の断面部分図である。 図16におけるスペーサの抵抗膜と配線との接触の様子と電界及び電子ビーム軌道の説明図である。 本発明のテレビジョン装置を説明するブロック図である。
符号の説明
1 リアプレート
2 フェースプレート
3 スペーサ
4 側壁
5 行方向配線
6 列方向配線
8 電子放出素子
10 蛍光膜
11 メタルバック
13 基体
14 抵抗膜
18 電子ビーム軌道
20 等電位線

Claims (8)

  1. 複数の電子放出素子と、前記複数の電子放出素子の一部の素子に挟まれて位置し、低電位に規定された第一の導体とを有する第1の基板と、
    該第1の基板に対向配置され、前記第一の導体よりも高電位に規定された第二の導体を有する第2の基板と、
    前記第1の基板と該第2の基板との間に、前記第一の導体に沿って配置され、前記第一の導体と前記第二の導体とに直接接する抵抗膜で被覆されたスペーサとを有する電子線装置において、
    前記スペーサは、長手方向が前記第一の導体に平行なリブ形状であり、
    前記第一の導体及び/又は第二の導体に直接接する側の、前記スペーサの前記抵抗膜で被覆された面は、前記スペーサを前記長手方向に垂直な方向で挟む素子を含み且つ前記第1の基板及び/又は第2の基板の法線と平行な平面で前記スペーサを切った断面において前記法線方向と平行なスペーサの中心線に対して概ね対称となるように配置された二つの凸部を備えることを特徴とする電子線装置。
  2. 前記二つの凸部の高さは、前記第一の導体及び/又は前記第二の導体の表面粗さより大きいことを特徴とする請求項1記載の電子線装置。
  3. 前記第一の導体は、前記複数の電子放出素子の少なくとも一部と電気的に接続されている請求項1に記載の電子線装置。
  4. 前記複数の電子放出素子は2次元状に配列され、前記第一の導体は一方向に配列された複数の電子放出素子と接続される配線であり、前記第二の導体は前記複数の電子放出素子から放出された電子を加速する加速電極である請求項1に記載の電子線装置。
  5. 前記第2の基板は電子の照射により画像を形成する画像形成部材を備えている請求項1に記載の電子線装置。
  6. 複数の電子放出素子と、前記複数の電子放出素子の一部の素子に挟まれて位置し、低電位に規定された第一の導体とを有する第1の基板と、
    該第1の基板に対向配置され、前記第一の導体よりも高電位に規定された第二の導体と、前記電子放出素子から放出された電子ビームの照射によって画像を形成する画像形成部材とを有する第2の基板と、
    前記第1の基板と該第2の基板との間に、前記第一の導体に沿って配置され、前記第一の導体と前記第二の導体とに直接接する抵抗膜で被覆されたスペーサとを有する画像表示装置において、
    前記スペーサは、長手方向が前記第一の導体に平行なリブ形状であり、
    前記第一の導体及び/又は第二の導体に直接接する側の、前記スペーサの前記抵抗膜で被覆された面は、前記スペーサを前記長手方向に垂直な方向で挟む素子を含み且つ前記第1の基板及び/又は第2の基板の法線と平行な平面で前記スペーサを切った断面において前記法線方向と平行なスペーサの中心線に対して概ね対称となるように配置された二つの凸部を備えることを特徴とする画像表示装置。
  7. 請求項6に記載の画像表示装置と、テレビ信号受信回路と、該画像表示装置と該テレビ信号受信回路とを接続するインターフェース部とを有するテレビジョン装置。
  8. 前記画像表示装置は前記スペーサによる輝度ばらつきを抑制する回路部を有し、該回路部は前記インターフェース部からの画像信号を補正することを特徴とする、請求項7に記載のテレビジョン装置。
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