JP3891249B2 - 被記録材検出装置,記録装置,および被記録材検出装置のレバー状部材 - Google Patents

被記録材検出装置,記録装置,および被記録材検出装置のレバー状部材 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は,被記録材を搬送する搬送路に設けられるとともに,搬送路を遮るように配置されて搬送される被記録材と接触し,または,接触が解除されることによりその支点軸を中心に回動変位するレバー状部材と,前記レバー状部材の回動変位を検出する検出手段とを備えた被記録材検出装置に関する。
【0002】
また,本発明は,該被記録材検出装置を備えた記録装置および該被記録材検出装置に設けられたレバー状部材に関する。
【0003】
【従来の技術】
記録装置,たとえばプリンタでは,給紙ローラが,給紙トレイ(用紙トレイ)に複数枚積層された印刷用紙(単票紙)のうち最上位のものを取り出し,給紙ローラの下流側にある搬送ローラ(紙送りローラ)に給送するように構成されている。そして,搬送ローラが,給送された印刷用紙を一定ピッチで記録部(印刷部)に搬送することにより,記録部で印刷が行われる。
【0004】
給紙ローラから搬送ローラに向かう途中には,給送される印刷用紙の先端および後端を検出する用紙検出装置が設けられている。用紙検出装置は,印刷用紙の先端および後端を検出すると,検出したことを電気信号として,プリンタの制御装置に送る。制御装置は,送られた信号によって,印刷用紙の現在位置の検知,印刷用紙の有無の判定,印刷用紙のサイズの識別等を行う。
【0005】
このような用紙検出装置には,給送される印刷用紙に接触し,または,接触が解除されると,その回動軸を中心に回動変位するレバー状部材が設けられている。このレバー状部材の回動変位がセンサ(たとえば光センサ)によって検出され,電気信号に変換された後,前述した制御装置に送られる。
【0006】
図9は,従来の用紙検出装置200による用紙検出の様子を示す側面図である。印刷用紙Pは,給紙ローラに巻回された後,用紙検出装置200を通過して搬送ローラ6に給送されて行く。
【0007】
用紙検出装置200のレバー状部材210は,ホルダ220に設けられた支持部230によって回動可能に支持されるとともに,上方にセンサ係合部211と,下方に,給送方向(搬送方向)上流側から下流側に向かって斜め方向に給送路を遮るように形成された用紙検出部212とを備えている。このレバー状部材は,給紙ローラ3により給送されてきた印刷用紙Pの先端が用紙検出部212に接触(当接)すると,時計方向に回動するように構成されている。そして,時計方向の回動により,センサ係合部211がセンサ240から離間することにより,センサ240は,印刷用紙Pの先端が到達したことを検出するように構成されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかし,このような従来のレバー状部材210では,給送される印刷用紙Pの接触位置によって,印刷用紙Pの先端の検出に誤差を生ずる。すなわち,印刷用紙Pが,符合Pで示すように用紙検出部212の上部に接触する場合と,符号Pで示すように用紙検出部212の中央部に接触する場合と,符号Pで示すように用紙検出部212の下部に接触する場合とによって,接触するタイミング(時刻)が異なる。特に,図9に示すように,印刷用紙Pが給紙ローラ3をほぼ半周して給送される側面視略U字型の給送路では,剛性の大きな印刷用紙は,符号Pで示すように用紙検出部212の上部に接触することが多くなる一方,剛性の小さな印刷用紙は,符号Pまたは符号Pで示すように用紙検出部212の中央部または下部に接触することが多くなり,用紙の剛性によって,接触位置にバラツキが生じる。
【0009】
したがって,同じ長さの印刷用紙Pが給送されても,符号Pではより早く先端の到達が検出されることとなり,符号PおよびPになるにしたがいより遅く先端の到達が検出されることとなる。このため,印刷用紙Pの長さや印刷用紙Pの現在位置の検知についても誤差を生ずることとなる。
【0010】
本発明は,このような状況に鑑みなされたものであり,その目的は,印刷用紙の接触位置が変化しても,印刷用紙の先端の到達を正確に検出することができる用紙検出装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために,本願請求項1に記載の発明に係る被記録材検出装置は,被記録材を搬送する搬送路に設けられるとともに,前記搬送路を遮るように配置されて前記搬送される被記録材と接触し,または,接触が解除されることによりその支点軸を中心に回動変位するレバー状部材と,前記レバー状部材の回動変位を検出する検出手段とを備え,通過する前記被記録材の先端および終端を検出する被記録材検出装置であって,前記レバー状部材が,搬送される被記録材が接触する第1の接触部および第2の接触部を有し,前記第1の接触部が,搬送方向上流側に向かって設けられ,搬送される被記録材の記録面に対してほぼ直交して前記搬送路を遮るように形成され,前記第2の接触部が,前記第1の接触部の搬送方向下流側に設けられ,搬送される被記録材の記録面に対して搬送方向上流側から下流側に向かって斜めに前記搬送路を遮るように形成され,前記第1の接触部が通過する被記録材の先端を検出し,前記第2の接触部が,通過する被記録材であって前記第1の接触部が検出した被記録材の終端を検出するように構成されている,ことを特徴とする。
【0012】
本願請求項1に記載の発明によると,搬送される被記録材の先端が第1の接触部に接触することにより,レバー状部材が支点軸を中心に回動変位し,この回動変位が検出手段によって検出される。これにより,被記録材の先端が被記録材検出装置に到達したことが検出される。一方,被記録材の後端が第2の接触部に接触した状態から,接触を解除された状態に遷移すると,レバー状部材が支点軸を中心に回動変位し,この回動変位が検出手段によって検出される。これにより,被記録材の後端が被記録材検出装置から離脱したことが検出される。
【0013】
ここで,第1の接触部は,搬送方向上流側に向かって設けられ,搬送される被記録材の記録面に対してほぼ直交して搬送路を遮るように形成されているので,搬送される被記録材が第1の接触部の上部,中央部または下部のいずれに接触しても,接触するタイミング(時刻)はほぼ同一となる。したがって,被記録材の接触位置が変化しても,被記録材検出装置は,被記録材の先端の到達を正確に検出することができる。
【0014】
本願請求項2に記載の発明に係る被記録材検出装置は,請求項1において,前記第2の接触部の前記記録面と水平な方向の長さ成分が,前記記録面と直交する方向の長さ成分よりも長い,ことを特徴とする。
本願請求項2に記載の発明によると,第2の接触部の記録面と水平な方向の長さ成分が,記録面と直交する方向の長さ成分よりも長いので,被記録材の後端が第2の接触部に接触している状態から,該接触が解除された状態に遷移する時のレバー状部材の回動変位量を大きくすることができる。これにより,回動変位を検出する検出手段による検出が容易になるとともに,検出ミスをなくすことができる。
【0015】
本願請求項3に記載の発明に係る被記録材検出装置は,請求項1または2において,前記レバー状部材が,搬送される被記録材の記録面に対してほぼ直交して前記搬送路を遮るように延びる第1の枝部と,該第1の枝部の基端から搬送される被記録材の記録面に対して搬送方向上流側から下流側に向かって斜めに前記搬送路を遮るように延びる第2の枝部との二手に分岐し,前記第1の接触部が,前記第1の枝部の搬送方向上流側に向かった部分に形成され,前記第2の接触部が,前記第2の枝部の被記録材に向かった部分に形成されている,ことを特徴とする。
【0016】
本願請求項3に記載の発明によると,レバー状部材が第1の枝部と第2の枝部とに分岐して形成されているので,これらの枝部間の材料を省略することができ,製造コストを軽減することができる。
【0017】
本願請求項4に記載の発明に係る被記録材検出装置は,請求項1から3のいずれか1項において,前記搬送路が,被記録材を搬送するローラをほぼ半周して,該ローラにより被記録材の巻回が開始された方向とほぼ反対の方向に向かって送られる側面視略U字型の搬送路である,ことを特徴とする。
【0018】
本願請求項4に記載の発明によると,搬送路が側面視略U字型の搬送路であるので,被記録材の剛性によって,被記録材の第1の接触部に接触する位置が変位しやすくなる。しかし,このような場合でも,前述した本願請求項1に記載の発明の作用効果によって,被記録材の先端の到達を接触位置にかかわらず正確に検出することができる。
【0019】
本願請求項5に記載の発明に係る記録装置は,請求項1から4のいずれか1項に記載の被記録材検出装置を備えていることを特徴とする。
本願請求項5に記載の発明によると,記録装置において,前述した本願請求項1から4に記載の発明と同様の作用効果を得ることができる。
【0020】
本願請求項6に記載の発明に係る被記録材検出装置のレバー状部材は,搬送路を搬送され通過する被記録材の先端および終端を検出するための被記録材検出装置に設けられ,前記搬送路を遮るように配置されて前記搬送される被記録材と接触し,または,接触が解除されることによりその支点軸を中心に回動変位するレバー状部材であって,搬送される被記録材が接触する第1の接触部および第2の接触部を有し,前記第1の接触部が,搬送方向上流側に向かって設けられ,搬送される被記録材の記録面に対してほぼ直交して前記搬送路を遮るように形成され,前記第2の接触部が,前記第1の接触部の搬送方向下流側に設けられ,搬送される被記録材の記録面に対して搬送方向上流側から下流側に向かって斜めに前記搬送路を遮るように形成され,前記第1の接触部が通過する被記録材の先端を検出し,前記第2の接触部が,通過する被記録材であって前記第1の接触部が検出した被記録材の終端を検出するように構成されている,ことを特徴とする。
本願請求項6に記載の発明によると,前述した本願請求項1に記載の発明と同様の作用効果を得ることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
[インク・ジェット・プリンタの概要]
以下では,図1を参照して,本発明に係る「記録装置」としてのインク・ジェット・プリンタの概要について説明する。図1は,インク・ジェット・プリンタ100の概略側面図である。
【0022】
インク・ジェット・プリンタ(以下,単に「プリンタ」という。)100は,「被記録材」としての印刷用紙(単票紙,以下,単に「用紙」という。)Pの給送路(搬送路)として側面視略U字型の給送路を有する。この給送路の開始端には,給紙トレイ1が設けられ,給送路上には,給紙ローラ3および搬送ローラ(紙送りローラ)6が設けられている。また,搬送ローラ6の下流側には,キャリッジ8および排紙ローラ7が設けられている。
【0023】
給紙トレイ1は,複数枚積層された用紙Pを収納可能な構成を有し,用紙Pを収納した状態でプリンタ100に着脱可能に取り付けられる。取り付けは,プリンタ100の手前側(図1における左側)からプリンタ100の奥部(図1における右側)へほぼ水平に差し込まれることにより行われる。
【0024】
給紙ローラ3は,給紙ローラ軸3aに取り付けられ,給紙ローラ軸3aを中心に,図示しない駆動モータによって回転(正転および逆転)駆動される。給紙ローラのローラ表面には,ゴム材3bが取り付けられ,用紙Pをその表面に巻回させて給送しやすいように構成されている。
【0025】
搬送ローラ6は,図示しない駆動モータによって回転駆動される駆動ローラ6aと,駆動ローラ6aに圧接されることにより従動回転する従動ローラ6bとを備えている。搬送ローラ6は,これらの駆動ローラ6aと従動ローラ6bとの間に用紙Pを挟圧し,一定ピッチで副走査方向(図1における左方向)に搬送するように構成されている。
【0026】
キャリッジ8は,図示しないキャリッジ・モータによって,ガイド軸12に沿って主走査方向(図1における紙面の表裏方向)に往復移動するように構成されている。キャリッジ8には,インク・カートリッジ8aが着脱可能に取り付けられ,このインク・カートリッジ8a内のインクは,キャリッジ8の用紙Pに対向する面に設けられた記録ヘッド8bに送られる。記録ヘッド8bは,用紙Pに対向する面に形成されたノズル列(図示略)からインクを,プラテン9上に搬送された用紙Pに吐出し,これにより,印刷が行われる。
【0027】
給紙トレイ1の下部には,ホッパ2およびホッパ・ホルダ18が配置されている。ホッパ2は,給紙トレイ1の底部にホッパ軸2aを中心に回動可能に取り付けられ,底部の一部を構成している。ホッパ・ホルダ18は,ホッパ2の下部に設けられている。ホッパ・ホルダ18は,支点軸18aを有し,プリンタ100の本体(底部)フレーム(図示略)に,この支点軸18aを中心に回動可能に取り付けられている。ホッパ・ホルダ18には,ホッパ・ホルダ18を上方に付勢するホッパ・バネ18bが取り付けられ,また,ホッパ2の下部を押し上げるための凸部18cが形成されている。
【0028】
また,ホッパ・ホルダ18には,図示しないホッパ・カム・フォロア部が形成されている。このホッパ・カム・フォロア部は,図示しないホッパ・カムと当接し,ホッパ・バネ18bの付勢力に抗して,ホッパ・ホルダ18をほぼ水平な状態に維持するとともに,用紙Pを,給紙ローラ3のローラ面から離間した状態に維持する。一方,当接が解除されると,ホッパ・ホルダ18は,ホッパ・バネ18bの付勢力により,支点軸18aを中心に反時計方向に回転し,凸部18cがホッパ2を上方に向けて押圧する。これにより,ホッパ2もホッパ軸2aを中心に反時計方向に回転し,ホッパ2上の置かれた用紙Pは,給紙ローラ3のローラ面に押圧される。その後,給紙ローラ3が反時計方向に回転することにより,用紙Pの最上位のものが給送される。
【0029】
給紙ローラ3の側部近傍には,給紙ローラ3による給送動作を補助するための補助ローラ10が設けられている。補助ローラ10は,補助ローラ・ホルダ10aに支持されている。補助ローラ10には,駆動モータは連結されておらず,用紙Pの給送に伴い用紙Pに接触して自由に回動するように構成されている。
【0030】
給紙ローラ3の後方下部には,分離パッド11aを有するパッド・ホルダ11が設けられている。パッド・ホルダ11は,給紙ローラ3に対して進退可能に構成され,給紙時には,分離パッド11aを給紙ローラ3のローラ面に押圧し,印刷時には,押圧を解除する。
【0031】
給紙ローラ3の背面には,給紙従動ローラ4が設けられている。給紙従動ローラ4は,給紙ローラ3に対向して配置されている。給紙従動ローラ4は,給紙ローラ3に対して進退可能に構成され,給紙時には,給紙ローラ3のローラ面に押圧され,印刷時には,押圧解除される。
【0032】
給紙ローラ3の周囲には,給紙ローラ3の外周面に沿って,用紙Pを案内する第1の用紙ガイド部材16および第2の用紙ガイド部材17が,給紙ローラ3の外周面(ゴム材3の外周面)から一定の距離(たとえば2mm)離間して設けられている。また,給紙ローラ3と搬送ローラ6との間には,上部に第3の用紙ガイド部材18が,下部に第4の用紙ガイド部材19が,それぞれ設けられている。第3の用紙ガイド部材18のガイド面と第4の用紙ガイド部材19のガイド面とは,一定の距離(たとえば2mm)離間して設けられ,両ガイド面の間に給送路が形成されている。第2のガイド部材17および第3のガイド部材18の各ガイド面には,用紙Pの給送を円滑にするとともに,用紙Pに傷が付かないようにするための複数の自由回動可能なガイド・ローラ15が取り付けられている。
【0033】
給紙ローラ3と搬送ローラ6との間には,「被記録材検出装置」としての用紙検出装置13が取り付けられている。用紙検出装置13は,用紙Pの先端および終端を検出し,検出信号として,図示しない制御装置に送る。制御装置は,送られた検出信号に基づいて,用紙Pの現在位置の検知,用紙Pのサイズの識別等を行う。用紙検出装置13の詳細な内容については,以下に詳述する。
【0034】
[用紙検出装置の構成および動作]
図2(a)は,用紙検出装置13の背面図であり,同図(b)は,用紙を検出していない状態(以下「非検出状態」という。)における用紙検出装置13の右側面図(図1の側面図と同じ方向から見た側面図)であり,同図(c)は,用紙を検出している状態(以下「検出状態」という。)における用紙検出装置13の右側面図である。
【0035】
用紙検出装置13は,ホルダ13aと,レバー状部材13bとを備えている。ホルダ13aは,レバー状部材13bを保持するとともに,プリンタ100の本体フレーム(図示略)に取り付けられて,用紙検出装置13全体をプリンタ100の本体フレームに固定支持する。レバー状部材13bは,中央部に回動軸150を備えるとともに,回動軸150の一方の端部(図2(a)における右端部)から上方に形成されたセンサ係合部151と,回動軸150の他方の端部(図2(a)における左端部)から下方に形成された用紙検出部152とを備えている。センサ係合部151および用紙検出部152は,回動軸150において鈍角を形成して連結され,これにより,レバー状部材13bは,右側面視において片仮名の「ノ」の字型を有する。
【0036】
回動軸150は,ホルダ13aから突出した支持部13c,13cに形成された挿通孔に挿通し,支持部13c,13cによって回動可能に支持されている。回動軸150の一方の端部(図2における右端部)には,ねじりコイル・バネ160のコイル部が取り付けられている。このねじりコイル・バネ160の一方の端子はホルダ13aに取り付けられ,他方の端子はレバー状部材13bに取り付けられている。これにより,レバー状部材13bは,ねじりコイル・バネ160によって,回動軸150を中心に図2(b)における反時計方向に回動するように付勢されている。ねじりコイル・バネ160の付勢力は,後述するように,給送されてきた用紙Pが用紙検出部152に接触(当接)した場合に,用紙検出部152を容易に回動させて,用紙Pの給送を妨害しない程度の力に設定されている。
【0037】
一方,ホルダ13aには,ストッパ13dが突出して設けられており,レバー状部材13bのセンサ係合部151は,このストッパ13dに当接して,その回動を規制されている。これにより,センサ係合部151は,非検出状態(図2(b)の状態)では,回動軸150からほぼ垂直上方に延びる状態で停止している。
【0038】
ホルダ13aには,「検出手段」としてのセンサ(たとえば光センサ)13eが取り付けられている。このセンサ13eは,図示しない制御装置に信号線(図示略)を介して接続されている。また,センサ13eには,間隙130が,非検出状態においてセンサ係合部151の先端が嵌まり込む位置に形成されている。間隙130にセンサ係合部151の先端が嵌まり込み,たとえば光センサ13eの発光部の放射光がこの先端によって遮られ,受光部に受光されないことにより,センサ13e(すなわち用紙検出装置13)は,非検出状態であることを示す信号を制御装置(図示略)に与える。一方,検出状態(図2(c)に示す状態)では,レバー状部材13bが時計方向に回動し,センサ係合部151は,間隙130から抜け出る。これにより,たとえば光センサ13eの発光部の放射光が遮られることなく間隙130を通過して受光部に受光されるので,光センサ13eは,検出状態であることを示す信号を制御装置に与える。
【0039】
レバー状部材13bの用紙検出部152は,その中央部付近で第1の枝部160と第2の枝部170との二つの枝部に分岐して構成されている。第1の枝部160は,用紙検出部152から下方に突出し,搬送される用紙Pの印刷面(記録面)に対してほぼ直交して給送路を遮るように延設されている。第1の枝部160の給送方向上流側には,給送されてきた用紙Pの先端が接触(当接)する第1の接触部(接触面)160aが形成されている。第1の接触部160aは,第1の枝部160と同様に,給送されてきた用紙Pの印刷面に対してほぼ直交して給送路を遮るように設けられている。
【0040】
第1の接触部160aの長さ寸法(すなわち本実施の形態では第1の枝部160の長さ寸法でもある。)は,用紙Pの先端が第1の接触部160aに確実に接触(当接)するとともに,後述するように,給送されてきた用紙Pが第1の接触部160aに接触(当接)した場合に,用紙検出部152が回動して,用紙Pが第1の枝部160の底部を容易に通過できる長さ寸法に設定されている。本実施の形態では,この長さ寸法は,非検出状態において,第4のガイド部材19のガイド面より僅かに突出する長さ寸法である。これにより,用紙Pの給送は第1の接触部160a(すなわち第1の枝部160)に妨害されないようになっている。
【0041】
第2の枝部170は,用紙検出部152の基端側(回動軸150側)から直線的に延設され,給送される用紙Pの印刷面に対して給送方向上流側から下流側に向かって斜めに給送路を遮るように形成されている。また,第2の枝部170は,その先端に向かうほど次第に細くなるように形成されており,第2の枝部170の先端部における用紙Pの印刷面に対向する部分には,用紙Pの後端(および場合によっては先端)が接触(当接)する第2の接触部(接触面)170aが形成されている。第2の接触部170aは,第2の枝部170と同様に,給送される用紙Pの印刷面に対して給送方向上流側から下流側に向かって斜めに給送路を遮るように形成されている。また,この斜めに形成された斜面の印刷面と水平な方向の長さ成分は,印刷面と直交する方向の長さ成分よりも長くなるように設定されている。第2の接触部170aの長さ寸法は,後述するように,給送されてきた用紙Pが第2の接触部170aに接触(当接)した場合に,用紙Pが第2の接触部170aと接触しながら容易に通過できる長さ寸法に設定されている。本実施の形態では,この長さ寸法は,非検出状態において,第4のガイド部材19のガイド面より僅かに突出する長さ寸法である。これにより,用紙Pの給送は第2の接触部170a(すなわち第1の枝部170)に妨害されないようになっている。
【0042】
次に,用紙検出装置13による用紙Pの検出動作について説明する。図3から図7は,用紙検出装置13による用紙Pの検出動作を示す流れ図である。
【0043】
まず,図3は,用紙Pの先端の検出が開始される状態を示している。この状態および後述する図7に示す状態では,第1の枝部160の先端および第2の枝部170の先端は,第4の用紙ガイド部材19のガイド面よりも第4の用紙ガイド部材19の内部に入り込んだ状態になっている。なお,第4の用紙ガイド部材19における第1の枝部160の先端および第2の枝部170の先端が入り込む部分には,ガイド面が部分的に形成されておらず,これらの先端が入り込むことができるようになっている。
【0044】
図3の示す状態において,給紙ローラ3に巻回され搬送ローラ6に向けて給送されてきた用紙Pの先端は,まず第1の枝部160の第1の接触部160aに接触(当接)する。用紙Pがさらに給送されると,第1の接触部160aが用紙Pに押し出されることにより,レバー状部材13bは時計方向に回動する。その結果,図4に示すように,用紙Pは,第1の枝部160の底部と接触しながら給送される。この時,レバー状部材13bの回動により,センサ係合部151が間隙130を抜け出す。これにより,センサ13eは,制御装置(図示略)に検出状態を示す信号を送る。この信号により,制御装置は,用紙Pの先端が用紙検出装置13に到達したことを検知する。
【0045】
第1の接触部160aは用紙Pの印刷面に対してほぼ直交して設けられているので,用紙Pが第1の接触部160aの上部(すなわち基端側),中央部および下部(すなわち先端側)のいずれの部分に当接しても,こられの各部分に当接するタイミング(時刻)はほぼ同時となる。したがって,当接する部分によって,レバー状部材13bが時計方向に回動を開始するタイミングが異なるということはなく,いずれの部分に当接しても,レバー状部材13bが時計方向に回動を開始するタイミングはほぼ同時となる。これにより,センサ13eが検出状態を示す信号を発するタイミングもほぼ同時となる。このように,用紙Pが当接する位置によって到達時刻に差(バラツキ)が生ずるということはなく,制御装置は,用紙Pの先端の到達を正確に検知することができる。特に,本実施の形態のようなU字型給送路では,用紙Pの剛性によって,第1の接触部160aの上部に接触することがあるが,この場合でも,制御装置は,用紙Pの先端の到達を正確に検知することができる。
【0046】
図4に示す状態から,さらに用紙Pが給送され,用紙Pの後端が第1の枝部160の底部に差しかかっている状態が図5に示されている。図4および図5に示す状態では,第1の枝部160の底部が用紙Pの印刷面上に乗り上げ,レバー状部材13bが第1の枝部160によって支持された状態となっているので,第2の枝部170の第2の接触部170aは,用紙Pと接触していない。ただし,給送速度や,第1の枝部160の底部が用紙Pの印刷面上に乗り上げる角度によっては,第1の枝部160の底部だけでなく,第2の接触部170aも同時に用紙Pに接触する場合もある。
【0047】
図5に示す状態からさらに用紙Pが給送され,用紙Pの後端が第1の枝部160との接触から解除された状態が図6に示されている。用紙Pの後端が第1の枝部160との接触から解除されたことにより,レバー状部材13bはねじりコイル・バネ160の付勢力によって反時計方向に僅かに回動して,第2の接触部170aが用紙Pの印刷面と接触(当接)する。この状態においても,センサ係合部151は,センサ13eの間隙130内に嵌まり込んでいないので,制御装置は検出状態を検知していることとなる。
【0048】
さらに用紙Pが給送されると,図7に示すように,第2の接触部170aと用紙Pとの接触が解除される。これにより,レバー状部材13bは,ねじりコイル・バネ160の付勢力によって反時計方向に回動して,ストッパ13dに当接し停止する。これにより,センサ13eは,非検出状態を示す信号を制御装置に与える。これにより,制御装置は,用紙Pの終端を検知する。
【0049】
このように,第1の接触部160a(第1の枝部160)によって用紙Pの先端が検出され,第2の接触部170a(第2の枝部170)によって用紙Pの終端が検出される。
【0050】
なお,レバー状部材13bは,図8に示す形状を有するものでもよい。すなわち,用紙検出部152の先端が,3角形状を有する突出部を備え,その一方の辺が第1の接触部160aを構成し,他方の辺の全部または一部が第2の接触部170a(図8では他方の辺の「一部」として示している。)を構成している。
【0051】
【発明の効果】
本発明によると,第1の接触部は,搬送方向上流側に向かって設けられ,搬送される被記録材の記録面に対してほぼ直交して搬送路を遮るように形成されているので,搬送される被記録材が第1の接触部の上部,中央部または下部のいずれに接触しても,接触するタイミング(時刻)はほぼ同一となる。したがって,被記録材の接触位置が変化しても,被記録材検出装置は,被記録材の先端の到達を正確に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】インク・ジェット・プリンタ100の概略斜視図である。
【図2】(a)は,用紙検出装置の背面図であり,(b)は,非検出状態における用紙検出装置の右側面図であり,(c)は,検出状態の用紙検出装置の右側面図である。
【図3】用紙検出装置による用紙の検出動作を示す流れ図である。
【図4】用紙検出装置による用紙の検出動作を示す流れ図である。
【図5】用紙検出装置による用紙の検出動作を示す流れ図である。
【図6】用紙検出装置による用紙の検出動作を示す流れ図である。
【図7】用紙検出装置による用紙の検出動作を示す流れ図である。
【図8】レバー状部材の他の実施の形態を示す側面図である。
【図9】従来の用紙検出装置による用紙検出の様子を示す側面図である。
【符号の説明】
100 インク・ジェット・プリンタ
13 用紙検出装置
13a ホルダ
13b レバー状部材
13c 支持部
13d ストッパ
13e センサ
150 回動軸
151 センサ係合部
152 用紙検出部
160 第1の枝部
160a 第1の接触部
170 第2の枝部
170a 第2の接触部

Claims (6)

  1. 被記録材を搬送する搬送路に設けられるとともに,前記搬送路を遮るように配置されて前記搬送される被記録材と接触し,または,接触が解除されることによりその支点軸を中心に回動変位するレバー状部材と,前記レバー状部材の回動変位を検出する検出手段とを備え,通過する前記被記録材の先端および終端を検出する被記録材検出装置であって,
    前記レバー状部材が,搬送される被記録材が接触する第1の接触部および第2の接触部を有し,
    前記第1の接触部が,搬送方向上流側に向かって設けられ,搬送される被記録材の記録面に対してほぼ直交して前記搬送路を遮るように形成され,
    前記第2の接触部が,前記第1の接触部の搬送方向下流側に設けられ,搬送される被記録材の記録面に対して搬送方向上流側から下流側に向かって斜めに前記搬送路を遮るように形成され,
    前記第1の接触部が通過する被記録材の先端を検出し,
    前記第2の接触部が,通過する被記録材であって前記第1の接触部が検出した被記録材の終端を検出するように構成されている,ことを特徴とする被記録材検出装置。
  2. 請求項1において,前記第2の接触部の前記記録面と水平な方向の長さ成分が,前記記録面と直交する方向の長さ成分よりも長い,ことを特徴とする被記録材検出装置。
  3. 請求項1または2において,前記レバー状部材が,搬送される被記録材の記録面に対してほぼ直交して前記搬送路を遮るように延びる第1の枝部と,該第1の枝部の基端から搬送される被記録材の記録面に対して搬送方向上流側から下流側に向かって斜めに前記搬送路を遮るように延びる第2の枝部との二手に分岐し,
    前記第1の接触部が,前記第1の枝部の搬送方向上流側に向かった部分に形成され,
    前記第2の接触部が,前記第2の枝部の被記録材に向かった部分に形成されている,ことを特徴とする被記録材検出装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項において,前記搬送路が,被記録材を搬送するローラをほぼ半周して,該ローラにより被記録材の巻回が開始された方向とほぼ反対の方向に向かって送られる側面視略U字型の搬送路である,ことを特徴とする被記録材検出装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の被記録材検出装置を備えていることを特徴とする記録装置。
  6. 搬送路を搬送され通過する被記録材の先端および終端を検出するための被記録材検出装置に設けられ,前記搬送路を遮るように配置されて前記搬送される被記録材と接触し,または,接触が解除されることによりその支点軸を中心に回動変位するレバー状部材であって,
    搬送される被記録材が接触する第1の接触部および第2の接触部を有し,
    前記第1の接触部が,搬送方向上流側に向かって設けられ,搬送される被記録材の記録面に対してほぼ直交して前記搬送路を遮るように形成され,
    前記第2の接触部が,前記第1の接触部の搬送方向下流側に設けられ,搬送される被記録材の記録面に対して搬送方向上流側から下流側に向かって斜めに前記搬送路を遮るように形成され,
    前記第1の接触部が通過する被記録材の先端を検出し,
    前記第2の接触部が,通過する被記録材であって前記第1の接触部が検出した被記録材の終端を検出するように構成されている,ことを特徴とする被記録材検出装置のレバー状部材。
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