JP3890064B2 - 釣り用仕掛け - Google Patents

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この発明は、太刀魚などを釣るための仕掛けに関するものである。
特許文献1には重錘と道糸挿通孔と横長の釣針本体とより成る太刀魚釣り用針において、釣針の近傍に刺針を前記釣針と略平行になるように設け、該釣針端縁の刺針反対位置に係止部を設けたことを特徴とするものが記載されている。
また、特許文献2には太刀魚用釣針が記載されている。この太刀魚用釣針は、道糸係止部を設けた錘に、道糸係止部とほぼ直角に設けた釣針が係止手段により着脱自在に取り付けられ、釣針の軸の錘側端部の先端は尖鋭にされている。また、道糸係止部に軸方向に突出部が設けられ、その突出部に複数個の道糸係止孔が軸と平行に配置されている。さらに、かぎ形餌刺針が軸方向に回動自在に取り付けられている。さらに、前記係止手段として、軸の錘側端部に孔が設けられ、この孔に係止具を係止するようになっている。
実開平6−33465号 特開平8−163939号
特許文献1に記載の太刀魚釣り用針は、餌である小魚を刺針に取り付けるものであるが、この小魚の腹部に沿って釣針本体の線状部が存在する。したがって、太刀魚などの魚は、餌の下方から食いつくことができない。一度、食いつこうとして硬い金属線を噛むと、もうそれ以上は餌に食いつこうとしなくなる。
一方、特許文献2に記載の太刀魚用釣針は、釣針の軸に餌の魚を係止するものであり、どの方向からでも太刀魚は餌に食いつくことができる。しかし、この太刀魚用釣針においては、釣針の軸にフックが固定されているために、餌魚をフックの反対側から突き刺すことになる。すなわち、餌魚の尻尾側から釣針の軸の先端を刺して口の方向に向かって貫く。しかし、口から刺すのに比べて、餌魚の尻尾側から刺すのは難しく、特許文献2が述べるように簡単に突き刺すことはできない。特に、キビナゴやイワシのような柔らかい魚を尻尾側から突き刺しにくい。フックに対して反対側の先端部は軸方向に回転しないようにスリーブに取り付けられる必要があるので、先端をある程度の大きさに形成する必要があり、餌魚に刺すときも肉厚のうすい尾びれ近くに差し込むことは難しい。したがって、餌魚の尻尾側ではかなりの長さに渡って釣針の軸が体の外に露出するが、釣りの対象魚は硬い釣針の軸を口に入れてもすぐに吐き出してしまい、深く食いつくことはない。
さらに、フックがついた釣針を手で持って突き刺すことも、作業を行いにくくする。また、突き刺した後も、魚の骨の向きに逆らって軸を通さなければならず、餌魚の形を崩しやすい。
この発明は、餌の取り付けが容易であり、しかも魚がどの方向からも餌に食いつくことができて、釣果を上げることができる釣り用仕掛けを提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、この発明の釣り用仕掛けは、複数の釣り針が放射状に組み合わされた複合釣り針が餌魚を取り付けるための線状部材の一端側に着脱可能に取り付けられ、おもりと道糸取り付け部とえさ固定用鉤とえさ固定ワイヤーが線状部材の他端側に設けられていて、複合釣り針は中空状の基部を有し、線状部材の端部には環状部材が設けられており、環状部材は基部の中空部に通すことができるように形成されており、線状部材に複合釣り針を装着した後に環状部材にクリップ部材を取り付けることによって複合釣り針は外れなくなることを特徴とするものである。
この発明の釣り用仕掛けは複合釣り針を取り外すことができ、餌魚の口から線状部材を刺すことによって簡単に餌を取り付けることができるという効果を有する。魚はどの方向からも餌に食いつくことができる。そして、複数の釣り針が放射状に組み合わされた複合釣り針によって、どの方向の魚も引っ掛けることができるので、釣果が上がるという効果を有する。
この発明を実施するための最良の形態について、図面に基づいて説明する。図1は釣り用仕掛けを示す正面図、図2は釣り用仕掛けの使用状態を示す正面図である。
釣り用仕掛け1は、金属線材でできた線状部材2を有する。この線状部材2は柔軟性のある素材を使用することが好ましい。その長さは、取り付けようとする餌魚の体長にあわせて選択される。線状部材2の一端部には複数の釣り針が放射状に組み合わされた複合釣り針3を取り付けることができる。
複合釣り針3は、中空状の基部3aを有し、この基部3aに多数の釣り針3bが放射状に設けられている。この例においては、線状部材2の端部に環状部材4が設けられており、クリップ部材5を着脱可能に取り付けることができる。環状部材4は、基部3aの中空部に通すことができる大きさに形成されており、線状部材2に複合釣り針3を装着した後に、環状部材4にクリップ部材5を取り付けることによって複合釣り針3は外れなくなる。環状部材4は餌魚に差し込めるようにできるだけ小さく形成することが好ましい。
線状部材2の他端部には、おもり6と道糸取り付け部7とえさ固定用鉤8とえさ固定ワイヤー9が設けられている。図1において、道糸取り付け部7とえさ固定用鉤8は線状部材2の上側に設けられる。
つぎに、この釣り用仕掛け1の使用方法について説明する。まず、この釣り用仕掛け1から複合釣り針3と係止具5を取り外した状態にする。このとき、線状部材2の端部は開放された状態になる。この端部を餌魚10の口より通して線状部材2に取り付ける。餌としては小アジ、ドジョウなど様々な魚が利用でき、キビナゴやマイワシのような柔らかいものも取り付けることができる。線状部材2の端部は小さく形成することができるので、餌魚の尾びれの近くまで突き通すことができる。したがって、線状部材2はほとんど外部に露出しない。
えさ固定用鉤8を餌魚10の頭部に突き刺し、さらにえさ固定ワイヤー9を巻きつけて餌魚10を固定する。線状部材2の端部に複合釣り針3を装着し、環状部材4に係止具5を取り付ける。
道糸取り付け部7には、釣竿(図示省略)から伸びた道糸11が取り付けてある。この状態で、餌魚10が取り付けられた釣り用仕掛け1を水中に投入して釣りを行う。水中において餌魚は背が上を向いた状態になっており、生きた魚のような自然な姿が保持される。したがって、太刀魚やイカなど釣り対象の魚類は安心して餌に食いつく。魚が餌に食いついたことを感知したら、道糸をしゃくり上げてその魚を複合釣り針3で引っ掛けて捕獲する。この複合釣り針3は放射状に多数の釣針を備えているので、どの方向から魚が餌に食いついても引っ掛けることができ、捕獲できる成功率が極めて高い。また、線状部材2の大部分は餌魚の体内に隠れており、複合釣り針3は餌魚の尾びれを覆うくらいの位置に保持することが可能となるが、このことも対象魚を捕獲する確率を高める。
釣り上げた魚を複合釣り針3から取り外すと、係止具5と複合釣り針3を線状部材2から切り離し、餌魚を交換する。以上、同様の作業を繰り返して釣りを継続する。
なお、線材部材2の長さが異なる複数の釣り用仕掛けを用意しておけば、釣り場の条件に合わせて、異なる体長の餌魚を使用することができる。複合釣り針3も大きさの異なるものを複数用意しておけば、釣れる魚の大きさに合わせて自由に選択することができる。
太刀魚やイカなど、様々な魚を対象とした掛け釣り用の仕掛けとして使用することができる。柔らかい魚を含めて様々な餌魚の取り付けが容易に行え、しかも釣果の上がる釣り用仕掛けとして利用することができる。
釣り用仕掛けを示す正面図である。 釣り用仕掛けの使用状態を示す正面図である。
符号の説明
1.釣り用仕掛け
2.線状部材
3.複合釣り針
4.環状部材
5.クリップ部材
6.おもり
7.道糸取り付け部と
8.えさ固定用鉤
9.えさ固定ワイヤー

Claims (1)

  1. 複数の釣り針が放射状に組み合わされた複合釣り針が餌魚を取り付けるための線状部材の一端側に着脱可能に取り付けられ、おもりと道糸取り付け部とえさ固定用鉤とえさ固定ワイヤーが線状部材の他端側に設けられていて、複合釣り針は中空状の基部を有し、線状部材の端部には環状部材が設けられており、環状部材は基部の中空部に通すことができるように形成されており、線状部材に複合釣り針を装着した後に環状部材にクリップ部材を取り付けることによって複合釣り針は外れなくなることを特徴とする釣り用仕掛け。
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