JP3146488U

JP3146488U - 釣り仕掛

Info

Publication number: JP3146488U
Application number: JP2008006341U
Authority: JP
Inventors: 奨田中
Original assignee: 株式会社ハヤブサ
Priority date: 2008-08-12
Filing date: 2008-08-12
Publication date: 2008-11-20
Anticipated expiration: 2018-08-12

Abstract

【課題】餌にするために釣った小魚を針から外すことなく、ヒラメ等の対象魚を釣る状態にすることができる釣り仕掛けを提供する。
【解決手段】釣り仕掛は、釣り糸２の先にチチワ等の環状部３を設け、この環状部３に小魚用釣り針５を結んだ釣り糸４を結束した仕掛本体１と、釣り糸９の先端に対象魚用釣り針１０を結び、反対側の先端に脱着自由なスナップ等の留め具８を結んだ後付け糸付き針７から構成され、仕掛本体１に掛かった小魚６を小魚用釣り針５から外さず、環状部３に後付け糸付き針７の留め具８を装着し、対象魚用釣り針１０を小魚６に刺してヒラメ等の対象魚を釣ることができる。
【選択図】図３

Description

本考案は、投げ釣りや船釣りにおいて、ヒラメ等の対象魚を釣るために好適な釣り仕掛に関するものである。

従来からヒラメ等の対象魚を釣る餌には、多くの場合、小魚が用いられてきた。餌にする小魚を釣り場で調達する場合、まず小魚用の仕掛で対象魚の餌となる小魚を釣り、釣った小魚を釣り針から外し、対象魚用の釣り針が大きい仕掛に付け替えて対象魚を釣っていた。

前記した従来の釣り方では、仕掛の交換、餌の小魚の付け替えが面倒で時間が掛かるといった問題があった。

また、釣った小魚を釣り針から外すと弱ってしまうことが多く、対象魚の食いが落ちるといった問題があった。

本考案はこれらの問題を解決しようとするものである。

本考案は、釣り糸と釣り針からなる小魚を釣る仕掛と、釣り糸と釣り針からなり釣り針の反対側に脱着が自由な留め具を有した対象魚を釣る後付け糸付き針から構成され、小魚を釣る仕掛は釣り針の上方に環状部を有しており、対象魚を釣る後付け糸付き針が接続可能な状態にすることにより問題を解決する。

前記した構成により、餌にする釣った小魚を針から外すことなく、対象魚を釣る後付け糸付き針を後から装着し釣り針を刺し、対象魚を釣ることが可能になる。仕掛の交換も必要なく便利である。また、後付け糸付き針は脱着自由であるため、餌の小魚が死んだら取り外し、再度、小魚を釣る仕掛で小魚を釣り、後付け糸付き針を装着し繰り返し釣れば良い。

小魚を釣る仕掛本体の釣り竿側の釣り糸には強度のある太糸を用い、この釣り糸の先にチチワ等の環状部を設け、この環状部に小魚を釣るための小さい釣り針を結んだ釣り糸を結束する。

対象魚を釣るための後付け糸付き針には強度のある太糸、大きな釣り針を用い、仕掛本体のチチワ等の環状部に接続ができるように、釣り針の反対側にはスナップ等の脱着が自由な留め具を設ける。

小魚を釣る仕掛本体の環状部に、後付け糸付き針を装着した時の、後付け糸付き針の釣り針の位置は、仕掛本体の小魚を釣るための釣り針より、若干、先に位置することが望ましい。これは、仕掛本体の小魚を釣るための釣り針から釣った小魚を外さず、小魚の背びれ付近に後付け糸付き針の釣り針を刺しやすくするためである。

以下、添付図面に従って一実施例を説明する。

図１は本考案釣り仕掛の仕掛本体に小魚が掛かった状態を示す図である。図１に示す通り、小魚を釣る仕掛本体の釣り糸（ア）２の先にチチワ等の環状部３を設け、この環状部３に小魚用釣り針５を結んだ釣り糸（イ）４を結束したものを仕掛本体１とする。

図２は本考案釣り仕掛の後付け糸付き針の図である。図２に示す通り、釣り糸（ウ）９の先端に対象魚用釣り針１０を結び、反対側の先端に脱着自由なスナップ等の留め具８を結んだものを後付け糸付き針７とする。

釣りの順序としては、最初に、図１に示す通り、仕掛本体１にて餌となる小魚６を釣り上げた後、図２に示す対象魚を釣るための後付け糸付き針７を装着し餌の小魚６に釣り針１０を刺し、対象魚を釣るものである。

図３は本考案釣り仕掛の仕掛本体に掛かった小魚に、後付け糸付き針を装着した状態を示す図である。本考案釣り仕掛は、図３に示す通り、仕掛本体１に掛かった小魚６を、小魚用釣り針５から外さず、環状部３に後付け糸付き針７の留め具８を装着し、対象魚用釣り針１０を小魚６に刺してヒラメ等の対象魚を釣るものである。また、後付け糸付き針７の留め具８には脱着が自由なスナップ等を用いているため、餌の小魚６が死んだら、後付け糸付き針７を取り外し、再度、仕掛本体１で小魚を釣り、同様に後付け糸付き針７を装着し、対象魚を繰り返し釣ることができる。

本考案の釣り仕掛の一実施例は前述の如き構成からなるものであり、釣り場で小魚を釣りながら、極めて簡単にヒラメ等の対象魚を釣ることができる便利な釣り仕掛である。

本考案釣り仕掛の仕掛本体に小魚が掛かった状態を示す図である。本考案釣り仕掛の後付け糸付き針の図である。本考案釣り仕掛の仕掛本体に掛かった小魚に、後付け糸付き針を装着した状態を示す図である。

符号の説明

１仕掛本体
２釣り糸（ア）
３環状部
４釣り糸（イ）
５小魚用釣り針
６小魚
７後付け糸付き針
８留め具
９釣り糸（ウ）
１０対象魚用釣り針

Claims

釣り糸と釣り針からなる小魚を釣る仕掛と、釣り糸と釣り針からなり釣り針の反対側に脱着が自由な留め具を有した対象魚を釣るための後付け糸付き針から構成され、小魚を釣る仕掛は釣り針の上方に環状部を有しており、対象魚を釣るための後付け糸付き針が接続可能であり、小魚を釣る仕掛で釣った餌の小魚を針から外すことなく、対象魚を釣るための後付け糸付き針を後から装着し、餌の小魚に釣り針を刺し対象魚を釣る釣り仕掛。