JP3889095B2 - 車輌用灯具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本願発明は、車輌用灯具、特にそのエイミング機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ヘッドランプ、フォグランプ等の車輌用灯具においては、その照射方向を調整するためのエイミング機構が設けられている。
【0003】
このエイミング機構の一形態として、従来より、いわゆる反射鏡可動型のエイミング機構、すなわち、レンズがボディに取り付けられるタイプの灯具において、レンズとボディとで形成される空間内に収容された反射鏡を傾動させるエイミング機構が知られている。
【0004】
このような反射鏡可動型のエイミング機構を備えた灯具においては、一般に、エイミングスクリュウを用いてエイミングが行われるようになっている。このエイミングスクリュウは、反射鏡と係合するとともにボディを貫通して前後方向に延びる軸部材であって、その回転により反射鏡を傾動させるようになっている。
【0005】
上記エイミングスクリュウの回転は、ドライバ(スクリュウドライバ)により行われるが、例えば実開平7−27004号公報に開示されているように、ドライバの挿入は灯具上方から行われることが多い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、灯具周辺の構造上の制約から、灯具上方からのドライバ挿入を行えない場合があり、また、このような灯具上方からのドライバ挿入では、前後方向に延びるエイミングスクリュウに対して直交する方向からドライバを押し当ててエイミング作業を行うこととなるため、エイミングの際にドライバ押圧力によりエイミングスクリュウが偏軸してしまい、これにより灯具の配光パターンがブレて正確なエイミングを行うことが困難となる、という問題がある。特に、車輌製造ライン等でのエイミング作業はインパクトレンチ等を用いて行われることが多く、このような場合にはドライバ挿入時の押圧衝撃力が非常に大きくなるため、正確なエイミングが一層困難となる。
【0007】
これに対し、灯具前方からドライバを挿入してエイミングを行うようにすれば、エイミングスクリュウに無理な力がかからないのでその偏軸発生を防止することが可能となるが、このようにした場合には、ボディ裏側のエイミングスクリュウ後端部までドライバの回転力を伝達することができるエイミング機構が必要となる。従来このようなエイミング機構も採用されてはいるが、上記回転力伝達のためにギヤトレインおよびこれらを収容するギヤボックスを設けることを余儀なくされている。このような複雑なエイミング機構では、灯具の部品点数が多くなりしかも組付工数が掛かるため、これらが灯具のコストアップ要因となっており、また灯具の重量を増大させる要因ともなっている。
【0008】
本願発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、簡易な構成で正確なエイミングを行うことができるエイミング機構を備えた車輌用灯具を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本願発明は、灯具前方からのドライバ挿入でエイミングを行うエイミング機構を前提とした上で、エイミングのための回転力伝達機構の構成に工夫を施すことにより、上記目的達成を図るようにしたものである。
【0010】
すなわち、本願発明は、請求項1に記載したように、
反射鏡と、この反射鏡を収容するボディと、上記反射鏡と係合するとともに上記ボディを貫通して前後方向に延びる軸部材であって該軸部材の回転により上記反射鏡を傾動させるエイミングスクリュウとを備えてなり、灯具前方から挿入されたドライバにより上記エイミングスクリュウを回転させるように構成された車輌用灯具において、
上記エイミングスクリュウの後端部に上記ドライバと噛合可能な外歯車が設けられており、
この外歯車の近傍に、該外歯車に上記ドライバを噛み合わせたときに該ドライバをこの噛合状態で保持するドライバ保持部材が設けられており、
上記ドライバ保持部材が、上記噛合状態において上記ドライバの先端部近傍の外周面を囲むガイド孔と、このガイド孔に挿入された上記ドライバの先端部に当接して該ドライバの挿入方向の位置規制を行うストッパ部とを備えているとともに、上記エイミングスクリュウの後端部に該エイミングスクリュウと相対回転可能に支持されており、
上記ドライバ保持部材が、金属製の板材を折り曲げることにより形成されており、上記ストッパ部が、上記ガイド孔よりも小さい径で形成されたストッパ孔により構成されている、ことを特徴とするものである。
【0011】
上記「外歯車」は、エイミングスクリュウと一体形成されたものであってもよいし、これとは別体で形成されたものであってもよい。
【0012】
【発明の作用効果】
上記構成に示すように、本願発明においては、エイミングスクリュウの後端部に、灯具前方から挿入されるドライバと噛合可能な外歯車が設けられており、また、この外歯車の近傍には、該外歯車にドライバを噛み合わせたときに該ドライバをこの噛合状態で保持するドライバ保持部材が設けられているので、灯具前方からドライバを外歯車と噛み合う位置まで挿入した後ドライバを回すことにより、エイミングスクリュウが回転して反射鏡が傾動することとなる。すなわち、従来のようにギヤトレイン等の複雑な機構を設けることを必要とせずに灯具前方からのドライバ操作で所要のエイミング作業を行うことができる。
【0013】
このように、本願発明によれば、簡易な構成で正確なエイミングを行うことができるエイミング機構を備えた車輌用灯具を得ることができる。
【0016】
しかも本願発明においては、上記「ドライバ保持部材」を、上記噛合状態において上記ドライバの先端部近傍の外周面を囲むガイド孔と、このガイド孔に挿入された上記ドライバの先端部に当接して該ドライバの挿入方向の位置規制を行うストッパ部とを備えた構成とするとともに、上記エイミングスクリュウの後端部に該エイミングスクリュウと相対回転可能に支持せしめるようになっているので、板状部材に簡単な打抜きおよび曲げ加工を施すことによりドライバ保持部材を形成することができ、これにより、より安価な構成でドライバ保持を行うことができる。さらに、この場合において上記「ドライバ保持部材」を、外歯車とボディとの間に嵌入固定せしめる構成とすれば、ドライバ保持部材の組付けを、エイミングスクリュウのボディおよび反射鏡に対する組付けとは独立させてその組付け後に行うことができるので、エイミング機構の組付作業性を高めることができる。
【0017】
上記「外歯車」は、平歯車であってもよいがこれを傘歯車で構成すれば、上記ドライバとしてプラスドライバ等を用いた場合に、外歯車とドライバとの噛み合いが確実に行われるとともに、外歯車がドライバ挿入時のストッパとしての機能を果たすことともなり、より好ましい。
【0018】
上記構成においてボディの側壁部に、ドライバ挿入時にドライバを外歯車と噛み合う位置へ向けてガイドするガイド部を形成するようにすれば、エイミング作業を効率よく行うことができる。またドライバ保持部材に、ドライバ挿入時にドライバを外歯車と噛み合う位置へ向けてガイドするガイド部を形成するようにしても、エイミング作業を効率よく行うことができる。ボディおよびドライバ保持部材の双方にガイド部を形成するようにすれば、エイミング作業を一層効率よく行うことができることはもちろんである。
【0019】
さらに、上記構成においてエイミングスクリュウの最後端部に、該エイミングスクリュウを灯具後方からのドライバ操作により回転させるためのドライバ係合用頭部を形成しておけば、上記ドライバ係合用頭部にドライバを係合させてドライバを回すことによってもエイミングスクリュウを回転させることができるので、灯具組付作業時等に極めて便利である。この「ドライバ係合用頭部」の具体的構成は、特に限定されるものではなく、例えば、ボックスドライバとの係合を想定して六角形の外形形状を有するものとしてもよいし、プラスドライバとの係合を想定して十字溝を形成したものとしてもよいし、あるいは、これらを共に備えたものとしてもよい。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて、本願発明の実施の形態について説明する。
【0021】
まず、本願発明の第1実施形態について説明する。
【0022】
図1は、本実施形態に係る車輌用灯具を示す平断面図であり、図2はそのII方向矢視図であり、図3は、図2のIII-III 線断面図である。
【0023】
図1に示すように、この灯具10は、車輌の前端部左側に設けられるフォグランプであり、右側フォグランプはこれと左右対称の構造となっている。
【0024】
上記灯具10は、反射鏡可動型のエイミング機構を備えた灯具であって、レンズ12とボディ14とで形成される空間内に、バルブ52およびシェード54が取り付けられた反射鏡16が上下方向に傾動可能に収容されている。 上記上下方向の傾動は、図2に示す点A、Bを支点に、点Cを作用点にして行われるようになっている。図3に示すように、上記反射鏡16は、支点A、Bにおいて、ラバースペーサ56を介してねじ58でボディ14に固定されるとともに、作用点Cにおいて、セルフロッキングナット20を介してエイミングスクリュウ18でボディ14に連結されている。そして、この反射鏡16の上下方向の傾動は、エイミングスクリュウ18の回転により行われるようになっている。
【0025】
図2に示すように、上記レンズ12の周囲には、該レンズ12の全周を囲むようにしてモール36が設けられている。このモール36は、図3に示すように、その下部2箇所に形成された係止片36bをボディ14の係止孔14eに係止するとともに、その上部をねじ60でボディ14に固定することにより、ボディ14への取付けがなされている。
【0026】
図4は、上記灯具10の要部を示す平断面図であり、図5はそのV 方向矢視図であり、図6は、(a)が図4のVIa-VIa 線、(b)が図4のVIb-VIb 線、(c)が図4のVIc-VIc 線の各断面図である。
【0027】
図4に示すように、上記エイミングスクリュウ18は、前後方向に延びる軸部材であって、反射鏡16のブラケット16aとセルフロッキングナット20を介して係合するとともにボディ14を貫通するようにして設けられている。このエイミングスクリュウ18は、最後端部側から、頭部22、外歯車24、円筒部26、小径部28およびねじ部30が一体形成されてなっている。上記頭部22は、六角形の外周形状を有しており、その後面には図5に示すように十字溝22aが形成されている。また、上記外歯車24は、円板の外周面にインボリュート歯形の傘歯24aが形成された傘歯車であって、その傘歯24aがボディ14の側壁部14bから側方へ突出するようにして設けられている。
【0028】
図4に示すように、上記エイミングスクリュウ18のセルフロッキングナット20との係合は、そのねじ部30においてねじペアで行われている。一方、上記エイミングスクリュウ18のボディ14との貫通部は、回転ペアで該ボディ14と連結されている。すなわち、上記エイミングスクリュウ18を、ボディ14のエイミングスクリュウ支持部14aの孔に、その後方側からOリング32を介して完全に挿入した後、エイミングスクリュウ18にその前方側からリング状のプッシュオンフィックス34をその小径部28まで圧入してエイミングスクリュウ支持部14bに当接させることにより、エイミングスクリュウ18を回転のみ許容する態様でボディ14に連結するようになっている。
【0029】
上記エイミングスクリュウ18の回転は、レンズ12に隣接するモール36に形成されたドライバ挿通孔36aを通して、灯具10の前方からドライバ(プラスドライバ)100を挿入し、その先端部を外歯車24の傘歯24aと噛み合わせるようにした後、ドライバ100を回すことにより行われるようになっている。
【0030】
上記ボディ14の側壁部14bの後端部には、上記ドライバ100を外歯車24との噛合状態で保持するためのドライバ保持部38が、外歯車24の近傍まで延びるようにしてボディ14と一体で形成されている。このドライバ保持部38は、外歯車24の外周面と対向する外歯車対向面38aと、この外歯車対向面38aから後方側に続くストッパ面38bとを備えている。
【0031】
図6(a)に示すように、上記ドライバ保持部38の外歯車対向面38aは、半円弧状に形成され、ボディ14の側壁部14bとで閉断面を構成しており、外歯車24との噛合状態にあるドライバ100がその径方向へ外れるのを防止するようになっている。また、図4に示すように、上記ドライバ保持部38のストッパ面38bは、ドライバ100の先端形状に沿ってテーパ状に形成されるとともにその後端部がドライバ100の先端点を押さえるように平面状に形成されており、これにより、ドライバ100が灯具10の前方から外歯車24との噛合位置まで挿入されたときドライバ100の先端部に当接して、ドライバ100のそれ以上の挿入を規制するようになっている。
【0032】
上記ドライバ保持部38における外歯車対向面38aの前方側には、ドライバ100の挿入時にドライバ100を外歯車24と噛み合う位置へ向けてガイドするガイド部38cが延長形成されている。このガイド部38cは、前方へ向けて側方側に広がるテーパ状に形成されており、図6(b)に示すように、上記外歯車対向面38aにおけるよりも横幅の大きな閉断面をボディ14の側壁部14bとで構成している。そして、これにより、ドライバ100が図4において2点鎖線で示す方向よりも多少右向きに挿入された場合においても、ドライバ100の先端部をガイド部38cに当接させてこれに沿って滑らせ、該ドライバ100を外歯車24との噛合位置まで導くようになっている。
【0033】
また、上記ボディ14の側壁部14bには、ドライバ保持部38のガイド部38cから前方に連続するようにして1対のガイド部14cが形成されている。これらガイド部14cは、図6(c)に示すように、ボディ14の補強を兼ねた上下1対のリブで構成されており、ドライバ100が図示2点鎖線の位置よりも多少上下に傾いて挿入された場合においても、ドライバ100の先端部を上下いずれかのガイド部14cに当接させて該ドライバ100をドライバ保持部38のガイド部38bまで導くようになっている。
【0034】
以上詳述したように、本実施形態においては、エイミングスクリュウ18の後端部に、灯具前方から挿入されるドライバ100と噛合可能な外歯車24が設けられており、また、この外歯車24の近傍には、該外歯車24にドライバ100を噛み合わせたときに該ドライバ100をこの噛合状態で保持するドライバ保持部材38が設けられているので、灯具前方からドライバ100を外歯車24と噛み合う位置まで挿入した後ドライバ100を回すことにより、エイミングスクリュウ18が回転して反射鏡16が傾動することとなる。すなわち、従来のようにギヤトレイン等の複雑な機構を設けることを必要とせずに灯具前方からのドライバ操作で所要のエイミング作業を行うことができる。
【0035】
このように、本実施形態によれば、簡易な構成で正確なエイミングを行うことができるエイミング機構を備えた車輌用灯具を得ることができる。
【0036】
しかも、本実施形態においては、ドライバ保持部材38が、外歯車24の外周面と対向する外歯車対向面38aと、ドライバ100の先端部に当接してその挿入方向の位置規制を行うストッパ面38bとを備えており、かつ、上記外歯車対向面38aはボディ14の側壁部14bとで閉断面を構成しているので、ドライバ100を外歯車24との噛合状態で確実に保持することができる。さらに、ドライバ保持部材38はボディ14と一体で形成されているので、エイミング機構の一層の簡素化を図ることができる。
【0037】
また、本実施形態においては、外歯車24が傘歯車で構成されているので、外歯車24とドライバ100との噛み合いを確実に行わせることができ、しかも、外歯車24にもドライバ挿入時のストッパとしての機能を持たせることができる。
【0038】
さらに、本実施形態においては、ドライバ保持部材38に、ドライバ挿入時にドライバ100を外歯車24と噛み合う位置へ向けてガイドするガイド部38cが形成されており、ボディ14の側壁部14bにも該ガイド部38cと連続するようにして1対のガイド部14cが形成されているので、ドライバ100の挿入方向にあまり神経を使わずにドライバ挿入を行うことが可能となり、これによりエイミング作業の効率を向上させることができる。
【0039】
また、本実施形態においては、エイミングスクリュウ18の最後端部に、十字溝22aが形成された頭部22が設けられているので、この十字溝22aにドライバ100の先端部を係合させて回すことによってもエイミングスクリュウ18を回転させることができる。したがって、灯具組付作業時等、灯具10が図4に示す位置に装着される前の段階において、灯具後方からのドライバ操作によりエイミングスクリュウ18を回転させることができるので極めて便利である。しかも、上記頭部22は六角形の外形形状を有しているので、ドライバ100のようなプラスドライバだけでなく、ボックスドライバを用いることもできるので一層便利である。
【0040】
次に、本願発明の第2実施形態について説明する。
【0041】
図7は、本実施形態に係る車輌用灯具を示す要部平断面図であり、図8はその要部分解斜視図である。
【0042】
これらの図に示すように、本実施形態においても、エイミングスクリュウ18の後端部に、灯具前方から挿入されるドライバ100と噛合可能な外歯車24が設けられている点、および、この外歯車24の近傍に、該外歯車24にドライバ100を噛み合わせたときに該ドライバ100をこの噛合状態で保持するドライバ保持部材40が設けられている点は第1実施形態と同様であるが、ドライバ保持部材40がボディ14と別体で形成されている点、および、ボディ14の側壁部14bにガイド部14c′が凹状に形成されている点で、第1実施形態とは異なっている。なお、本実施形態においても、ボディ14の側壁部14bに1対のリブ状のガイド部14cが形成されている。
【0043】
上記ガイド部14c′は、外歯車24と噛合状態にあるドライバ100の側面に沿って延びるように、その中心の平断面形状が設定されている。また、このガイド部14c′の鉛直断面形状は、後方へ向けて徐々に曲率が大きくかつ径が小さくなるように設定されている。そして、これにより、ドライバ100の先端部をスムーズに外歯車24との噛合位置へ導くようになっている。
【0044】
一方、上記ドライバ保持部材40は、外歯車対向面40a、ストッパ面40bおよびガイド部40cが形成されるとともに、これらの上下に1対のL字形フランジ部40dが形成されており、さらに、これら各L字形フランジ部40dにはねじ挿通孔40eが形成されている。これら各ねじ挿通孔40eにねじ(図示せず)を挿通させ、ボディ14に形成された1対のタップ孔14dに上記ねじを締め付けることにより、ドライバ保持部材40をボディ14に取り付けるようになっている。
【0045】
本実施形態においても、ボディ14の側壁部14bに形成されたガイド部14c′とドライバ保持部材38に形成されたガイド部40cとにより、ドライバ挿入時にドライバ100を外歯車24と噛み合う位置へ向けてガイドするようになっているので、ドライバ100の挿入方向にあまり神経を使わずにドライバ挿入を行うことが可能となり、これによりエイミング作業の効率を向上させることができる。
【0046】
特に、本実施形態の構成を採用することにより、灯具構成上、外歯車24の傘歯24aをボディ14の側壁部14bから側方へ突出して設けることができないような場合においても、灯具前方からのドライバ操作で所要のエイミング作業を行うことができる。
【0047】
次に、本願発明の第3実施形態について説明する。
【0048】
図9は、本実施形態に係る車輌用灯具を示す要部平面図であり、図10および11は、そのX 方向およびXI方向矢視図である。
【0049】
これらの図に示すように、本実施形態においても、エイミングスクリュウ18の後端部に、灯具前方から挿入されるドライバ100と噛合可能な外歯車24′が設けられている点、および、この外歯車24′の近傍に、該外歯車24′にドライバ100を噛み合わせたときに該ドライバ100をこの噛合状態で保持するドライバ保持部材42が設けられている点は第1実施形態と同様であるが、外歯車24′が平歯車で構成されている点、ドライバ保持部材42がボディ14と別体で形成されてエイミングスクリュウ18の後端部に支持されている点で、第1実施形態とは異なっている。また、本実施形態においても、ボディ14の側壁部14bに1対のリブ状のガイド部14c″が形成されているが、これらガイド部14c″は、ボディ14の後端面よりもやや後方の位置まで延びるように形成されている。
【0050】
本実施形態におけるエイミングスクリュウ18は、その後端部の外歯車24′と頭部22との間に円形のディスク部44が形成されており、また、ドライバ保持部材42は、リング部42Aおよびアーム部42Bからなる金属製の板状部材で構成されて、そのリング部42Aが上記ディスク部44に遊嵌された状態で該ディスク部44に弱くカシメられている。これにより、ドライバ保持部材42は、エイミングスクリュウ18から抜けないようにされた状態で該エイミングスクリュウ18に相対回転可能に支持されるようになっている。ドライバ保持部材42のアーム部42Bは、図9に示すように、一旦後方へ折り曲げられた後ドライバ100の挿入角度に沿うようにして前方側へ折り曲げられており、これにより、アーム部42Bの内面に外歯車24′の外周面と対向する外歯車対向面42aと、ドライバ100の先端部に当接してその挿入方向の位置規制を行うストッパ面42bとが形成されるようになっている。さらに、ボディ14の側壁部14bの1対のガイド部14c″は、ドライバ保持部材42のアーム部42Bの幅と略等しい上下間隔で形成されており、アーム部42Bの先端部を上下から挟み込んで該アーム部42Bが回転するのを防止するようになっている。
【0051】
本実施形態においては、ドライバ保持部材42が金属製の板材で構成されているので、簡単な板金加工によりこれを形成することができ、しかもボディ14に取付孔等を形成しておく必要がないので、安価な構成でドライバ保持を行うことができる。また、ドライバ保持部材42のストッパ面42bがドライバ100の先端部を覆うように形成されているので、ドライバ100の先端部の挿入方向の位置規制を確実に行うことができる。このため、このような位置規制機能が期待できない平歯車を外歯車24′として採用することが可能となり、これによりエイミングスクリュウ18の製造コスト低減を図ることができる。
次に、本願発明の第4実施形態について説明する。
【0052】
図12は、本実施形態に係る車輌用灯具を示す要部平面図であり、図13および14は、そのXIII-XIII 線断面図および斜視図である。
【0053】
これらの図に示すように、本実施形態においても、エイミングスクリュウ18の後端部に、灯具前方から挿入されるドライバ100と噛合可能な外歯車24″が設けられている点、および、この外歯車24″の近傍に、該外歯車24″にドライバ100を噛み合わせたときに該ドライバ100をこの噛合状態で保持するドライバ保持部材62が設けられている点は第1実施形態と同様であるが、外歯車24″が下に広がる傘歯車で構成されている点、ドライバ保持部材62がボディ14と別体で形成されてエイミングスクリュウ18の外歯車24″と上記ボディ14との間に嵌入固定されている点で、第1実施形態とは異なっている。また、本実施形態においても、ボディ14の側壁部14bに1対のリブ状のガイド部14fが形成されているが、これらガイド部14fは、その全長にわたって同一高さで形成されている。
【0054】
上記ドライバ保持部材62は、金属製の板材を、前方側が長く後方側が短い角張ったJ字状の平断面形状に折り曲げることにより形成されており、その前方側先端部には、U字状切欠部62aが形成されているとともに、このU字状切欠部62aの両側には、各々切り起こし片62bが形成されている。また、このドライバ保持部材62の前方側基端部には、比較的大きな円形のガイド孔62cが形成されており、後方側基端部には、比較的小さな円形のストッパ孔62dが形成されている。このストッパ孔62dは、その中心位置が上記ガイド孔62cの中心位置に対して灯具中心側にオフセットして形成されている。
【0055】
一方、上記ボディ14の後端面には、径の比較的大きな略円錐台状の座部14gが形成されており、その上面には、上記ドライバ保持部材62のU字状切欠部62aと同じ曲率の外径を有するボス部14hが形成されている。このボス部14hの高さは、上記ドライバ保持部材62の板厚と同じ寸法に設定されている。上記ボディ14の座部14gの上面には、斜面部14jが形成されている。さらに、上記ボディ14の後端面には、上記ドライバ保持部材62の上下幅と略同じ上下間隔をおいて、前後方向に延びる1対の回転防止リブ14nが形成されている。
【0056】
図12および13に示すように、上記ドライバ保持部材62の嵌入固定は、ドライバ保持部材62を矢印方向に移動させることにより行われるようになっている。すなわち、上記ドライバ保持部材62は、その切り起こし片62bを押さえられるようにして外歯車24″とボディ14との間に挿入され、そのU字状切欠部62aがボディ14のボス部14hに当接する位置まで挿入されたとき、切り起こし片62bがその弾性で斜面部14jに入り込み、これにより上記嵌入固定が行われるようになっている。その際、上記U字状切欠部62aの両側において、切り起こし片62bが斜面部14jに入り込むので、上記ドライバ保持部材62の回転防止が図られることとなる。さらにその際、上記ドライバ保持部材62は、上記1対の回転防止リブ14nにより上下両側から挟持されて、その回転防止が図られるようになっている。
【0057】
このようにして、上記ドライバ保持部材62が嵌入固定された状態で、ドライバ100を、ボディ14の側壁部14bあるいはガイド部14fに沿って後方へ移動させると、その先端部は、ガイド孔62cに挿入された後、さらに、このガイド孔62cに沿ってストッパ孔62dの内周縁に当接し、このときドライバ100と外歯車24″とが噛み合うようになっている。そして、この噛合状態において、上記ドライバ100は、上記ガイド孔62cによってその先端部近傍の外周面が囲まれるとともに、上記ストッパ孔62dによって挿入方向の位置規制がなされるようになっている。
【0058】
本実施形態においても、ドライバ保持部材62が金属製の板材で構成されているので、簡単な板金加工によりこれを形成することができ、しかもボディ14に取付孔等を形成しておく必要がないので、安価な構成でドライバ保持を行うことができる。さらに、ボディ14にエイミングスクリュウ18を取り付けた後に、側方からドライバ保持部材42を嵌入固定することができるので、組付作業性を高めることができる。
【0059】
また、上記ドライバ保持部材62は、そのストッパ孔62dによってドライバ100の先端部の挿入方向の位置規制を行うとともに、そのガイド孔62cによってドライバ100の先端部近傍の外周面を囲むようになっているので、ドライバ100を上記外歯車24″との噛合状態に確実に保持することができる。特に、この噛合状態において、ドライバ100は、ストッパ孔62とガイド孔62cとの軸方向2箇所でその軸直交方向変位が規制されるので、ドライバ100の振れ発生を効果的に防止することができ、これによりエイミングを一層容易に行うことが可能となる。
【0060】
さらに、上記ストッパ孔62dは、その中心位置が上記ガイド孔62cの中心位置に対して灯具中心側にオフセットしていることから、前方やや斜め外側から挿入される上記ドライバ100の先端部を該ストッパ孔62dで確実に受け止めることができる。
【0061】
また、上記ガイド孔62cは、これに挿入されるドライバ100の先端部を該ガイド孔62cの内周縁に沿ってその中心側へ付勢するガイド機能を有しているので、上記ドライバ100の先端部を該ストッパ孔62dに確実に導くことができ、ドライバ100と外歯車24″との噛合を一層容易に行うことができる。
【0062】
本実施形態においては、上記U字状切欠部62aの両側において切り起こし片62bが斜面部14jに入り込んでいるので、これにより上記ドライバ保持部材62の回転防止が図られるのであるが、上記1対の回転防止リブ14nは、予期しない大きな外力がドライバ保持部材62に作用したような場合を考慮して、念のために設けるようにしたものである。
【0063】
なお、本実施形態においては、ドライバ100の挿入角度が前後方向から15°程度外側に傾斜していることから、ドライバ100と外歯車24″との噛合を確実に行わしめるべく、上記外歯車24″として傘歯車を用いたが、ドライバ100の挿入角度が前後方向に近い場合には、外歯車24″として平歯車を用いることが好ましく、このようにした場合には、エイミングスクリュウ18の製造コスト低減を図ることができる。
図15は、第4実施形態の第1変形例に係る車輌用灯具を示す要部斜視図である。
【0064】
本変形例は、第4実施形態に対して、1対の回転防止リブ14nが存在しない代わりに、ボディ14の側壁部14bにおける上記1対のガイド部14fの上下に、1対の回り止めリブ14kが形成されている点が異なっている。これら1対の回り止めリブ14kは、ドライバ保持部材62の上下幅よりも僅かに広い間隔をおいて、ボディ14の後壁部よりも少し後方まで延びており、これによりドライバ保持部材62を上下から挟んで該ドライバ保持部材62の回転防止を図るようになっている。
【0065】
なお、上記ドライバ保持部材62は、そのU字状切欠部62aの両側において切り起こし片62bが斜面部14jに入り込んだ構成となっていることから、すでにその回転防止が図られているが、本変形例においては、予期しない大きな外力がドライバ保持部材62に作用したような場合を考慮して、上記1対の回り止めリブ14kを念のために設けるようにしたものである。
【0066】
図16は、上記第4本実施形態の第2変形例に係る車輌用灯具を示す要部平断面図であり、図17および18は、そのXVII-XVII 線断面図および斜視図である。
【0067】
本変形例は、第4実施形態に対して、1対の回転防止リブ14nが存在しない代わりに、ドライバ保持部材62の基端部近傍両側部に1対の切り起こし片62eが形成されている点が異なっている。これら1対の切り起こし片62eは、ドライバ保持部材62の上下幅よりも僅かに広い間隔をおいて前方側へ略直角に切り起こされており、かつ、その灯具内側の端面がボディ14の側壁部14bに当接するように、その寸法が設定されている。そして、これら1対の切り起こし片62eの側壁部14bへの当接作用により、上記ドライバ保持部材62の回転防止を図るようになっている。
【0068】
なお、上記U字状切欠部62aの両側において切り起こし片62bが斜面部14jに入り込んでいるので、これにより上記ドライバ保持部材62の回転防止が図られるのであるが、上記1対の切り起こし片62eは、予期しない大きな外力がドライバ保持部材62に作用したような場合を考慮して、念のために設けるようにしたものである。
【0069】
次に、本願発明の第5実施形態について説明する。
【0070】
図19は、本実施形態に係る車輌用灯具を示す要部平面図であり、図20は、そのXX-XX 線断面図である。
【0071】
これらの図に示すように、本実施形態においても、エイミングスクリュウ18の後端部に、灯具前方から挿入されるドライバ100と噛合可能な外歯車24″が設けられている点、および、この外歯車24″の近傍に、該外歯車24″にドライバ100を噛み合わせたときに該ドライバ100をこの噛合状態で保持するドライバ保持部材72が設けられている点は第4実施形態と同様であるが、ドライバ保持部材72がエイミングスクリュウ18の組付時に外歯車24″と上記ボディ14とで挟み込むようにして固定されている点で、第4実施形態とは異なっている。
【0072】
図21に示すように、上記ドライバ保持部材72は、上記第4実施形態のドライバ保持部材62と同様、前方側が長く後方側が短い角張ったJ字状の平断面形状を有しており、かつ、その前方側基端部にはガイド孔72c、後方側基端部にはストッパ孔72dが形成されているが、その前方側先端部には、小判型の長孔72aが形成されている。
【0073】
一方、上記ボディ14の後端面には、径の比較的大きな略円錐台状の座部14gが形成されており、その上面には、上記長孔72aと略同じ大きさの小判型のボス部14mが形成されている。このボス部14mの高さは、上記ドライバ保持部材72の板厚と同じ寸法に設定されている。
【0074】
本実施形態においては、上記ドライバ保持部材72をエイミングスクリュウ18と共にボディ14に取り付ける必要があるが、それ以外の点では第4実施形態と同様の作用効果を得ることができる。しかも、本実施形態においては、小判型の長孔72aとボス部14mとの係合によって、上記ドライバ保持部材72の回転防止を確実に図ることができる。
【0075】
次に、本願発明の第6実施形態について説明する。
【0076】
図22は、本実施形態に係る車輌用灯具を示す要部平面図である。
【0077】
図示のように、本実施形態におけるエイミングスクリュウ78は、ボディ14内の部分については、第1実施形態のエイミングスクリュウ18と同様であるが、その円筒部80の後端部近傍に形成されたフランジ部80aに板歯車82およびピット受け板84を嵌め込んだ状態で、該円筒部26を後端部からカシメることにより形成されている点で異なっている。
【0078】
上記板歯車82は、円盤状の金属製の板材からなり、その外周縁部がやや後方側へ折り曲げるようにして形成されているとともに該外周縁部には歯形82aが形成されている。
【0079】
上記ピット受け板84も、金属製の板材を後方側へ折り曲げるようにして形成されており、その外周縁部には断面円弧状の円環溝84aが形成されている。
【0080】
本実施形態においても、第4実施形態と同様、ボディ14の側壁部14bに1対のリブ状のガイド部14fが形成されている。
【0081】
本実施形態においては、上記ピット受け板84がドライバ保持部材として機能するようになっている。すなわち、ドライバ100の先端部をピット受け板84の円環溝84aに突き当てることにより、ドライバ100と板歯車82とを噛合状態にするとともに、ドライバ100が板歯車82から離れる方向へ変位するのも防止するようになっている。なお、ドライバ100の上下方向の振れは、1対のガイド部14fによって阻止されるようになっている。
【0082】
本実施形態においては、板歯車82およびピット受け板84がカシメにより一体化されたエイミングスクリュウ78をボディ14に組み付けるだけの構成で、第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。すなわち、灯具前方からのドライバ操作で正確なエイミングが可能なエイミング機構を、極めて簡易な構成でかつ組付容易な構成で実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1実施形態に係る車輌用灯具を示す平断面図
【図2】図1のII方向矢視図
【図3】図2のIII-III 線断面図
【図4】第1実施形態に係る車輌用灯具の要部を示す平断面図
【図5】図4のV 方向矢視図
【図6】図4のVIa-VIa 線断面図(a)、図4のVIb-VIb 線I断面図(b)およびVIc-VIc 線断面図(c)
【図7】本願発明の第2実施形態に係る車輌用灯具を示す要部平断面図
【図8】第2実施形態に係る車輌用灯具を示す要部分解斜視図
【図9】本願発明の第3実施形態に係る車輌用灯具を示す要部平面図
【図10】図9のX 方向矢視図
【図11】図9のXI方向矢視図
【図12】本願発明の第4実施形態に係る車輌用灯具を示す要部平面図
【図13】図12のXIII-XIII 線断面図
【図14】第4実施形態に係る車輌用灯具を示す要部斜視図
【図15】第4実施形態の第1変形例に係る車輌用灯具を示す要部斜視図
【図16】第4実施形態の第2変形例に係る車輌用灯具を示す要部平面図
【図17】図16のXVII-XVII 線断面図
【図18】第2変形例に係る車輌用灯具を示す要部斜視図
【図19】本願発明の第5実施形態に係る車輌用灯具を示す要部平面図
【図20】図19のXX-XX 線断面図
【図21】第5実施形態に係る車輌用灯具のドライバ保持部材を示す斜視図
【図22】本願発明の第6実施形態に係る車輌用灯具を示す要部平面図
【符号の説明】
10 灯具
12 レンズ
14 ボディ
14b 側壁部
14c、14c′、14c″、14f ガイド部
14d タップ孔
14g 座部
14h、14m ボス部
14j 斜面部
14k リブ
14n 回転防止リブ
16 反射鏡
16a ブラケット
18、78 エイミングスクリュウ
20 セルフロッキングナット
22 頭部(ドライバ係合用頭部)
22a 十字溝
24、24′、24″ 外歯車
24a 傘歯
26 円筒部
36 モール
36a ドライバ挿通孔
38、40 ドライバ保持部材
38a、40a、42a 外歯車対向面
38b、40b、42b ストッパ面
38c、40c ガイド部
40d L字形フランジ部
40e ねじ挿通孔
42A リング部
42B アーム部
44 ディスク部
62 ドライバ保持部材
62a U字状切欠部
62b 切り起こし片
62c ガイド孔
62d ストッパ孔
62e 切り起こし片
72 ドライバ保持部材
72a 長孔
72c ガイド孔
72d ストッパ孔(ストッパ部)
78 エイミングスクリュウ
80 円筒部
80a フランジ部
82 板歯車
82a 歯形
84 ピット受け板(ドライバ保持部材)
84a 円環溝
100 ドライバ

Claims (7)

  1. 反射鏡と、この反射鏡を収容するボディと、上記反射鏡と係合するとともに上記ボディを貫通して前後方向に延びる軸部材であって該軸部材の回転により上記反射鏡を傾動させるエイミングスクリュウとを備えてなり、灯具前方から挿入されたドライバにより上記エイミングスクリュウを回転させるように構成された車輌用灯具において、
    上記エイミングスクリュウの後端部に上記ドライバと噛合可能な外歯車が設けられており、
    この外歯車の近傍に、該外歯車に上記ドライバを噛み合わせたときに該ドライバをこの噛合状態で保持するドライバ保持部材が設けられており、
    上記ドライバ保持部材が、上記噛合状態において上記ドライバの先端部近傍の外周面を囲むガイド孔と、このガイド孔に挿入された上記ドライバの先端部に当接して該ドライバの挿入方向の位置規制を行うストッパ部とを備えているとともに、上記エイミングスクリュウの後端部に該エイミングスクリュウと相対回転可能に支持されており、
    上記ドライバ保持部材が、金属製の板材を折り曲げることにより形成されており、上記ストッパ部が、上記ガイド孔よりも小さい径で形成されたストッパ孔により構成されている、ことを特徴とする車輌用灯具。
  2. 上記ストッパ孔が、上記ガイド孔に対して灯具中心側にオフセットして形成されている、ことを特徴とする請求項1記載の車輌用灯具。
  3. 上記ドライバ保持部材が、上記外歯車と上記ボディとの間に嵌入固定されている、ことを特徴とする請求項1または2記載の車輌用灯具。
  4. 上記外歯車が傘歯車である、ことを特徴とする請求項1〜いずれか記載の車輌用灯具。
  5. 上記ボディの側壁部に、上記ドライバの挿入時に該ドライバを上記外歯車と噛み合う位置へ向けてガイドするガイド部が形成されている、ことを特徴とする請求項1〜いずれか記載の車輌用灯具。
  6. 上記ドライバ保持部材に、上記ドライバの挿入時に該ドライバを上記外歯車と噛み合う位置へ向けてガイドするガイド部が形成されている、ことを特徴とする請求項1〜いずれか記載の車輌用灯具。
  7. 上記エイミングスクリュウの最後端部に、該エイミングスクリュウを灯具後方からのドライバ操作により回転させるためのドライバ係合用頭部が形成されている、ことを特徴とする請求項1〜いずれか記載の車輌用灯具。
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