JP3888148B2 - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はステアリング操作に要する力を補助する電動パワーステアリング装置に関する。
【0002】
【従来技術】
自動車に装備される電動パワーステアリング装置は、自動車の操舵に要する操舵力を電動機を用いて補助するものである。これは、転舵輪が軸を介して連動連結された操舵機構に、ステアリングに加えられる回転力を検出する操舵トルク検出部と、その操舵トルク検出部で検出されたトルクに応じて電動機の駆動を制御する制御部と、その制御部からの信号に応じて駆動する電動機を設けている。その電動機の駆動力を操舵機構に伝達することにより、ステアリングの操舵力を軽減するように構成されている。
【0003】
操舵トルク検出部のトルク検出方法に関しては、特開平5−185938号公報に記載されているものがある。これは、ステアリングに連結された入力軸は、操舵機構に連結された出力軸に、トーションバーを介して同軸的に連結されている。また、入力軸と出力軸との連結部には、操舵トルク検出部が配設されている。その操舵トルク検出部は、トーションバーの捩じれに相応して磁気結合が変化する磁気結合部を設けており、その磁気結合状態の変化を検出する。そして、その検出結果に対して所定の信号処理を行って、トーションバーに作用した操舵トルクを検出するものである。
【0004】
また、操舵トルク検出部に関しては、特開平5−149805号公報に記載されているものがある。これは、歯部の対向面積の変化に基づき操舵トルクを検出するものである。その構造は、第1トルク検出リングの右端縁と第2トルク検出リングの左端縁が平行に対向しており、第1トルク検出リングの右端縁、及び第2トルク検出リングの左端縁には、短形状の多数の歯部を等間隔で周方向に形成されている。また、第1トルク検出リングと第2トルク検出リングの外周には、トルク検出コイルが設けられている。そして、トーションバーが捩じれると、第1トルク検出リングの歯部と第2トルク検出リングの歯部との対向面積が変化する。そのことにより、トルク検出コイルのインピーダンスが変化する。その変化に応じて出力される電圧により、トーションバーに作用した操舵トルクを検出するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、一般的なトーションバーの捩じれ剛性の設定は、2Nm/deg程度である。これは、ステアリングを1deg回転させるのに、2Nmの力が必要であるという意味である。また、人間がステアリングを回転させる操舵力は、約6Nmである。
【0006】
特開平5−185938号公報に記載されているものでは、ステアリングは左右に回転することから、±6Nmの操舵力を検出するとなると、±3degという微小な相対角変位を検出しなくてはならないという問題がある。そのため、操舵トルク検出部は、高精度な組付け技術と高角度分解能が要求される。
【0007】
また、特開平5−149805号公報に記載されているものでは、磁気変化の高角度分解能を得るために、トルク検出リングに形成されている歯部の数を増加させることが必要になる。そのため、大型なトルク検出リングの配設、もしくは、磁気変化を電気信号に変換した後に、その信号を増幅することによるS/N比の低下という問題がある。
【0008】
本発明は、上記問題に鑑みなされたものであり、微小な相対角変位を検出することなく、高角度分解能を得ることにより、操舵応答性が向上する電動パワーステアリング装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1では、ステアリング(7)からの操舵力を検出する操舵トルク検出部(2)と、操舵トルク検出部で検出された検出値に基づいて、操舵補助力を決定する制御部(3)と、制御部で決定された操舵補助力を出力するモータ部(4)と、モータ部の回転を減速し、転舵輪側に操舵補助力を伝達する動力伝達部(5)とをステアリングコラム(1)に一体に配設した電動パワーステアリング装置において、ステアリングに直結していて、ステアリングからの操舵力を伝達する入力軸(51)、及びモータ部からの回転を減速して転舵輪側に操舵補助力を伝達する出力軸(52)は、トーションバー(55)で結合されており、操舵トルク検出部は、入力軸の回転を増速した軸、及び出力軸の回転を入力軸の回転と同比で増速した軸との相対角度の変化により操舵トルクを検出し、前記操舵トルク検出部、前記制御部、前記モータ部、及び前記動力伝達部は、前記ステアリングコラムの軸上に同心で配設されていて、前記モータ部の駆動用ロータ軸、及び前記入力軸の回転を増速した軸を中空としており、前記中空の軸内を前記入力軸、及び前記出力軸が前記トーションバーで結合されていて、貫通していることを特徴としている。
【0010】
この構成により、入力軸の回転を増速した軸、及び出力軸の回転を増速した軸との相対角度の変化により、操舵トルクを検出する。そのため、検出する相対角度が増加するので、マグネットの極数を増加させることなく高角度分解能を得ることができる。よって、操舵応答性は、向上する。また、この構成により、ステアリングコラムの軸上に同心に配設されることから、重心バランスが良くなり、ステアリングコラムを従来より小さくすることができる。そのため、車両メーカは、ステアリングコラムを車両に取付け易くなり、生産性が向上する。
【0011】
また、請求項2では、ステアリング(7)からの操舵力を検出する操舵トルク検出部(2)と、操舵トルク検出部で検出された検出値に基づいて、操舵補助力を決定する制御部(3)と、制御部で決定された操舵補助力を出力するモータ部(4)と、モータ部の回転を減速し、転舵輪側に操舵補助力を伝達する動力伝達部(5)とをステアリングコラム(1)に一体に配設した電動パワーステアリング装置において、ステアリングに直結していて、ステアリングからの操舵力を伝達する入力軸(51)、及びモータ部からの回転を減速して転舵輪側に操舵補助力を伝達する出力軸(52)は、トーションバー(55)で結合されており、操舵トルク検出部は、モータ部の回転の減速比分だけ入力軸の回転を増速した軸、及びモータ部の回転と同一回転の軸との相対角度の変化により操舵トルクを検出し、前記操舵トルク検出部、前記制御部、前記モータ部、及び前記動力伝達部は、前記ステアリングコラムの軸上に同心で配設されていて、前記モータ部の駆動用ロータ軸、及び前記入力軸の回転を増速した軸を中空としており、前記中空の軸内を前記入力軸、及び前記出力軸が前記トーションバーで結合されていて、貫通していることを特徴としている。
【0012】
この構成により、入力軸の回転を増速した軸は、モータ部の減速機構を併用しているため、減速機構の共通化が図れる。そのため、部品点数の削減ができる。また、操舵トルク検出部は、モータ部の回転の減速比分だけ入力軸の回転を増速した軸、及びモータ部の同一回転の軸との相対角度の変化により、操舵トルクを検出する。そのため、請求項1と同様の効果を得ることができる。また、この構成により、ステアリングコラムの軸上に同心に配設されることから、重心バランスが良くなり、ステアリングコラムを従来より小さくすることができる。そのため、車両メーカは、ステアリングコラムを車両に取付け易くなり、生産性が向上する。
【0013】
また、請求項3では、操舵トルク検出部は、磁気センサであるホールIC(22)を用いて検出し、前記操舵トルク検出部で前記操舵トルクを検出する手段として、軟磁性体であるマグネット(11)を用いており、前記マグネットは、ブラシレスモータの駆動用ロータ手段、又は操舵角を検出する操舵角センサを構成する手段とを併用していることを特徴としている。
【0016】
この構成により、軟磁性体であるマグネットから発生する磁束を直接、検出する必要がないので、非接触式のホールICを定位置に固定して使用することができる。そのため、ホールICに対し電気的な接触部を設ける必要がないため、信頼性の高い操舵トルク検出部を提供することができる。
【0018】
この構成により、同一のマグネットで、モータのロータ手段、又は操舵角センサを構成する手段とを併用しているため、マグネットに付加価値を付けることができる。また、マグネットの個数が増加することがないため、部品点数の増加を招くことがなくなる。
【0019】
また、請求項4では、操舵トルク検出部、制御部、モータ部、及び動力伝達部は、ケーシング(15)内に格納されており、ステアリング軸方向から入力軸の回転を増速する手段、制御部、操舵トルク検出部、モータ部、及びモータ部の回転を減速し、転舵輪側に操舵補助力を伝達する手段の順番で配設されていることを特徴としている。
【0020】
この構成により、操舵トルク検出部のホールICと制御部の基板Cとの距離を近づけることができる。そのため、これらを接続する接続線は、短く構成することができるため、ノイズがのりにくくなり、電圧ドロップも小さくなる。また、全てのギア部をアルミで構成することにより、ヒートシンクの役割を果たすこともできる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、実施形態について図面に基づき説明する。
【0024】
(第1実施形態)
図1は、本実施形態における電動パワーステアリング装置の全体図である。図2は、本実施形態におけるステアリングコラム1の内部構造を示した断面図である。
【0025】
図1に示すように、本実施形態の電動パワーステアリング装置は、ステアリングコラム1、ステアリング7、入力軸51、出力軸52等から構成されている。
【0026】
このように構成される電動パワーステアリング装置は、ステアリング7からの操舵力を入力軸51を介してステアリングコラム1に伝達する。そして、ステアリングコラム1で決定、出力された操舵補助力は、出力軸52を介してユニバーサルジョイントに伝達する。
【0027】
次に、図2に基づいて、ステアリングコラム1の内部構造について説明する。入力軸51は、径方向の外周部に大径部51aを有している。その大径部51aは、複数のインプットキャリアギヤ61を複数の軸受108を介して回転自在に支持している。また、ギャードモータケース17に嵌合していて、一体に組付けられるギャードモータカバー19により、軸受101を介して回転自在に支持されている。更に、入力軸51は、中空のセンターシャフト9軸の内部を出力軸52側に延伸し、軸受102を介してセンターシャフト9に回転自在に支持されている。
【0028】
インプットキャリヤギヤ61の径方向の外周部には、ギヤードモータケース17内周に固定されるインプットインターナルギヤ62が噛み合っており、内周部には、センターシャフト9に固定されるインプットサンギヤ63が噛み合っている。
【0029】
この構成では、ステアリング7が回転すると、入力軸51を介して複数のインプットキャリアギヤ61も同様に回転する。このことにより、インプットサンギヤ63の回転は、入力軸51の回転よりも約3倍に増速して回転する。よって、センターシャフト9の回転速度は、入力軸51の回転速度よりも増速される構成になっている。なお、この構成は、遊星増速伝達機構と呼ばれている。
【0030】
また、トーションバー55の軸方向の一端側は、ピン53を介して入力軸51と結合されており、他端側は、ピン54を介して出力軸52と結合されている。出力軸52は、径方向の外周部に大径部52aを有している。その大径部52aは、複数のアウトプットキャリアギヤ64を複数の軸受109を介して回転自在に支持している。また、ギャードモータヨーク18に嵌合していて、一体に組付けられるカバー20により、軸受106を介して回転自在に支持されている。さらに、軸受105を介してセンターシャフト9に回転自在に支持されている。
【0031】
アウトプットキャリヤギヤ64の径方向の外周部には、ギヤードモータヨーク18内周に固定されるアウトプットインターナルギヤ65が噛み合っており、内周部には、アーマチャーシャフト10に固定されるアウトプットサンギヤ66が噛み合っている。
【0032】
この構成では、ステアリング7が回転すると、出力軸52を介して複数のアウトプットキャリアギヤ64も同様に回転する。このことにより、アウトプットサンギヤ66の回転は、出力軸52の回転よりも約3倍に増速して回転する。よって、アーマチャシャフト10の回転速度は、出力軸52の回転速度よりも増速される構成になっている。なお、この構成は、遊星増速伝達機構と呼ばれている。
【0033】
センターシャフト9は、軸受103を介してギヤードモータケース17に回転自在に支持されている。さらに、ギヤードモータケース17に嵌合していて、一体に組付けられるギャードモータヨーク18により、軸受104を介して回転自在に支持されている。また、センターシャフト9の大径部先端には、N極とS極とが交互に着磁されたマグネット11の一端部の外周を囲うように配設されており、マグネット11の極数と同数の爪が全周に等間隔に設けられていて、その爪と周方向にずれた位置に同形状の爪が配設されている軟磁性体の磁気ヨーク21が固定されている。
【0034】
アーマチャシャフト10は、出力軸52の外周上に同軸であり、軸受107、118を介して回転自在に内周を支持されるように配設されている。また、アーマチャーシャフト13の外周には、マグネット11が固定されている。また、アーマチャシャフト10の大径部先端には、N極とS極とが交互に着磁されたマグネット12が固定されている。
【0035】
また、ギヤードモータヨーク18の内周には、ホールIC13を固定するための樹脂製の円筒ブッシュ14がマグネット12の外周を囲う如く配設されている。なお、マグネット12とホールIC13は、本実施形態のアーマチャーシャフト10の回転位置を検出する位置センサを構成している。
【0036】
このような構成では、ステアリング7から操舵力が入力されるとトーションバー55が捩じれる。このことにより、マグネット12と磁気ヨーク21との間に相対角度の変化が発生する。そして、磁気ヨーク21の磁束密度が変化し、その磁束密度を集磁リング23に集める。このことにより、磁束密度の変化を検出するホールIC22が操舵トルク変化として検出できる。また、集磁リング23とホールIC22は、樹脂製の円筒型の形状であるブッシュ24にインサート成形されており、ギヤードモータヨーク18内周に固定されている。なお、トーションバー55、マグネット11、磁気ヨーク21、ホールIC22、集磁リング23、及びブッシュ24で本実施形態の操舵トルク検出部2を構成している。
【0037】
上記の構成をまとめると、ステアリング7の回転は、入力軸51を介してインプットインターナルギヤ62等から構成される遊星増速伝達機構で増速されてセンターシャフト9に伝達される。また、ステアリング7の回転はトーションバー55を介して出力軸52にも伝達され、その出力軸52からアーマチャシャフト10には、アウトプットインターナルギヤ65等から構成される遊星増速伝達機構で増速されて伝達される。
【0038】
このことから、センターシャフト9とアーマチャシャフト10は、増速部(減速部6)の増速比(減速比)が同一であれば、同じ回転数で回転することになる。また、トーションバー55が捩じれた場合の相対角度は、増速部で増速比分だけ増大する。
【0039】
次に、操舵トルク検出部2からの検出値を制御する制御部3について説明する。制御部3は、ギヤードモータヨーク18の内部空間に配設されている。また、ドーナッツ状円板である基板A31、基板B32、及び基板C33の3枚から構成されている。また、これら全ての基板面は、軸方向に向けられて組付けられている。
【0040】
基板A31は、熱伝導性の良いギヤードモータケース17に基板面の裏面が接するように組付けられている。このギヤードモータケース17の反対の基板面には、モータ電流を制御駆動する発熱駆動素子であるMOSFET34、及び制御部安定化電源等発熱素子(図示しない)が配設されている。これら発熱素子で発生した熱は、ギヤードモータケース17がヒートシンクの役割を果たし、熱を逃がす。また、MOSFET34のターミナル48は、軸方向に曲げられ延伸されており、基板B32に設けられた接続穴を挿通してはんだ付け等で電気接続される。
【0041】
基板B32は、電源供給を受けたり、車速等の信号を入力するコネクタ35と電源接続されていると共に、ギヤードモータヨーク18側面に設けられている貫通口からコネクタ35の先端を外周側に延伸して配設されている。また、基板B32には、電源電圧の変動を抑制する図示しない電解コンデンサ、ノイズ防止用コイル、及び信号のインターフェース回路素子(抵抗、コンデンサ等)が配設されている。
【0042】
基板C33は、操舵トルクを検出するホールIC22、位置センサであるホールIC13、及びブラシレスモータのコイル41と電気的に接続されている。また、制御演算を実行するマイコン36、図示しない抵抗、及びコンデンサ等が配置されている。
【0043】
これらの基板間の電気接続は、複数の金属製の板状ターミナル(図示しない)とはんだ付け等により、結線接続される。
【0044】
本実施形態のモータ部4は、ブラシレスモータで構成されている。モータ部4は、マグネット11の外周にギヤードモータヨーク18に固定されている積層のコア42とこのコア42に巻線されたコイル41が配設されている。そして、このコイル41に電流が通電することにより、回転磁界が発生され、その磁界によりマグネット11に固定されているアーマチャシャフト10が回転する。
【0045】
本実施形態のマグネット11は、操舵トルクを検出するために用いられると共に、ブラシレスモータのアーマチャロータにも用いられる。このことにより、マグネット11の数が増えることないため、部品点数、及び組立工数の削減ができる。
【0046】
また、操舵トルク検出部の高角度分解能を満足するために、従来のホールIC式の磁気検出装置の場合では、マグネットの極数を増加させ、磁気ヨークに発生する磁束密度の変化量を大きくして検出している。なお、マグネットの極数は、通常24極程度を持たせていた。
【0047】
しかしながら、本実施形態では、トーションバー55の捩じれにより生じる相対角度は、センターシャフト9、及びアーマチャシャフト10を増速する増速部で増速比分だけ増大される。例えば、増速比が10倍の場合の相対角度は、最大で±30degの変化になるため、マグネットの極数を減らしても十分な磁束密度の変化量を得ることが可能である。よって、通常5〜10極程度のブラシレスモータのロータの磁石でも高角度分解能を出すことができる。また、操舵トルク検出部2とモータ部4とを同一のマグネット11で併用しているため、部品点数の増加を招くことがなくなる。また、基板B32は、ドーナッツ状の円盤基板であることから、コネクタ35を360度どこにでも配設することができる。そのため、設計がし易くなり、車両にも搭載し易くなる。
【0048】
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について図3、図4、及び図5を用いて説明する。
【0049】
図3は、第2実施形態における電動パワーステアリング装置の全体図である。図4は、図3のA−A失視断面図であり、図5は、図4のB−B失視断面図である。ここでは、第1実施形態と同様な箇所は省略し、相違する箇所についてのみ説明する。
【0050】
図3に示すように、第2実施形態の電動パワーステアリング装置は、ステアリング7、出力軸52、コラムチューブ8、制御部3、減速部6、及びモータ部4等から構成されている。
【0051】
第2実施形態における電動パワーステアリング装置は、ステアリング7とコラムチューブ8に内包されている入力軸51(図1参照)が係合されている。また、ユニバーサルジョイント(図示しない)と出力軸52が係合されている。そして、制御部3、モータ部4、及び減速部6で決定、出力、及び減速された操舵補助力は、ユニーバーサルジョイントを介して転舵輪側に伝達される。また、制御部3は、減速部6を内包するケーシング15に格納されており、操舵補助力を発生させるモータ部4も同じケーシング15内に取付けられている。つまり、制御部3、減速部6、モータ部4は、ケーシング15内に一体に配設されている。
【0052】
ここで、第1実施形態との相違する箇所は、図1と比較してもわかるように、モータ部4が軸方向に垂直に取付けられており、制御部3の位置も軸上に同心でなく配設されている所である。
【0053】
図5に示されるように、第2実施形態のモータは、ブラシ付きモータである。ロータの一部であるアーマチャシャフト10は、積層されたコア42、コンミュテータ44、及びコア42内に巻線されているコイル41から構成されている。また、軸受110を介して減速部6を内包するケーシング15に回転自在に支持されている。さらに、アーマチャシャフト10の反コンミュテータ44側の軸受(図示しない)を介してケーシング15に締結等で一体に組付けられているヨーク43に回転自在に支持されている。また、アーマチャシャフト10先端には、ブッシュ16が一体になるように圧入固定されており、ブッシュ16の反アーマチャシャフト10側の内径には、内歯が形成されている。また、そのブッシュ16の内歯に外歯で噛合していて、アーマチャシャフト10の回転を伝達する駆動用ウォームギヤ68が軸受111を介してケーシング15に回転自在に支持されている。
【0054】
ヨーク43内周には、マグネット11が周方向に複数個のN極とS極が交互になるように固定されている。また、ブラシ46は、樹脂製のブラシホルダ49内にスプリング45を介して配設されており、径方向にスプリング45により押圧されてコンミュテータ44に接している。また、ブラシホルダ49は、内部に金属製のターミナル48をインサート成形により内包している。
【0055】
ターミナル48は、ブラシ46に取付けられ、電気軟銅線であるピッグテール47と電気的に溶着等で結線されている。また、ブラシホルダ49に内包されいる状態でケーシング15に設けられた貫通穴を挿通して制御基板37まで延伸し、制御基板37ので制御基板37面に直角になるように曲げられている。そして、制御基板37をケーシング15に取付ける際には、制御基板37に設けられた穴からターミナル48が貫通するように組付ける。このことにより、モータ部4と制御基板37が電気接続することができる。
【0056】
駆動用ウォームギヤ68は、軸受112を介してカバー20に回転自在に支持されている。また、出力軸52に固定されている駆動用ウォームホイール57(図4参照)に噛合い、アーマチャシャフト10の回転を出力軸52に回転を減速して伝達する。さらに、駆動用ウォームギヤ68先端の大径部には、平歯車A69が形成されており、従動用ウォームギヤ67に同心に配設される平歯車B70に同一の歯車比で噛合っている。
【0057】
平歯車B70は、従動用ウォームギヤ67に同心であり、相対的に回転可能に軸受117を介して支持されている。また、平歯車B70の先端には、マグネット25の外周を囲うように配設されており、マグネット25の極数と同数の爪が全周に等間隔に設けられていて、その爪と周方向にずれた位置に同形状の爪が配設されている軟磁性体の磁気ヨーク21が固定されている。
【0058】
従動用ウォームギヤ67は、入力軸51に固定されている従動用ウォームホイール56(図4参照)に噛合う。そして、従動用ウォームギヤ67は、入力軸51の回転が増速されて従動用ウォームホイール56に伝達されるように駆動用ウォームギヤ68に対して平行な軸に配設されている。また、軸受113を介してケーシング15に回転自在に支持されており、軸受119を介してケーシング15に締結、又は圧入等により、一体に組付けられるカバー20に回転自在に支持されている。また、大径部には、複数のN極とS極とが交互に着磁されているマグネット25が固定されている。
【0059】
この構成では、駆動用ウォームギヤ68と駆動用ウォームホイール57の減速比、及び従動用ウォームギヤ67と従動用ウォームホイール56の減速比は、同一である。また、駆動用ウォームギヤ68と従動用ウォームギヤ67の噛合う歯は、回転方向が逆になるように形成されている。なお、駆動用ウォームホイール57と従動用ウォームホイール56の歯も、逆に形成されている。このことにより、平歯車B70の回転方向は、従動用ウォームギヤ67の回転方向と同一になる。
【0060】
また、入力軸51と出力軸52は、トーションバー55(図4参照)により結合しており、ステアリング7から操舵力が入力されると、トーションバー55が捩じれ、相対角度の変化が発生する。そして、入力軸51、及び出力軸52の回転は、駆動用ウォームギヤ68、及び従動用ウォームギヤ67により、増速される。そして、駆動用ウォームギヤ68の回転は、平歯車A69、及び平歯車B70を介して磁気ヨーク21に伝達され、入力軸51、及び出力軸52間の相対角度の変化は増大する。その相対角度の変化は、マグネット25、及び磁気ヨーク21の間に生じる。このことにより、磁気ヨーク21の磁束密度が変化し、その磁束密度を集磁リング23に集めて、磁束密度の変化を検出するホールIC22が電気的な信号として操舵トルクの変化を検出することができる。
【0061】
また、集磁リング23とホールIC22は、樹脂製の円筒の形状のブッシュ(図示しない)インサート成形され、ケーシング15内周に固定される。また、ホールIC22は、ケーシング15に設けられている貫通穴を挿通して制御基板37まで延伸している。そして、その制御基板37の下部でホールIC22の電気端子は、制御基板37に面に直角になるように曲げられている。制御基板37をケーシング15に取付ける際には、制御基板37に設けられている穴からホールIC22の電気端子が貫通するように組付け、はんだ付け等により操舵トルク検出部2と制御基板37を電気接続する。
【0062】
次に、図4に示すように、入力軸51は、ピン53を介してトーションバー55と結合されている。また、入力軸51上には、従動用ウォームホイール56が固定されており、その従動用ウォームホイール56は、従動用ウォームギヤ67と噛合っている。また、従動用ウォームホイール56の出力軸52側の円筒延伸部の内径には、軸受115が配設されており、その軸受115を介して出力軸52を支持している。このことにより、入力軸51と出力軸52が相対的に回転可能となっている。
【0063】
出力軸52は、ピン54を介してトーションバー55と結合されている。また、出力軸52は、軸受114を介してケーシング15に回転自在に支持されている。軸受116を介してケーシング15に係合されており、一体に締結等で組付けられているアウトプットカバー26に回転自在に支持されている。さらに、出力軸52上には、駆動用ウォームホイール57が固定されており、その駆動用ウォームホイール57は、駆動用ウォームギヤ68と噛合っている。
【0064】
制御基板37は、ケーシング15の内部に格納されており、ケーシング15に締結、及びかしめ等で固定されている制御部カバー38に覆われている。
【0065】
第2実施形態の操舵トルク検出部2は、第1実施形態の操舵トルク検出部2と同様にステアリングコラム1軸の回転を増速して操舵トルクを検出している。そのため、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。また、第1実施形態での出力軸52側の減速機構は、モータ部4の減速機構を併用している。そのため、減速機構を減少することができ、部品点数の削減につながる。
【0066】
(第3実施形態)
次に、第3実施形態を図6を用いて説明する。図6は、図5の操舵トルク検出部2を改良した図である。ここでは、第2実施形態と同様な箇所は省略し、相違する箇所についてのみ説明する。
【0067】
図6に示すように、マグネット25を軸方向に延伸している。そのマグネット25の延伸部の外周には、マグネット25の極変化を検出するホールIC13を樹脂製の円筒形状のブッシュ24にインサート成形されて、ケーシング15の内周に固定されている。また、集磁リング23、及びホールIC22も、樹脂製の円筒形状のブッシュ24にインサート成形されて、ケーシング15の内周に固定されている。このことにより、マグネット25とホールIC13で回転角を検出する操舵角センサを構成することができる。
【0068】
また、ホールIC22、及びホールIC13は、ケーシング15に設けられている貫通穴を挿通して、制御基板37(図5参照)まで延伸しており、制御基板37の下部でホールIC22、及びホールIC13の電気端子は、制御基板37面に直角になるように曲げられて配設されている。そして、制御基板37をケーシング15に取付ける際には、制御基板37に設けられている穴にホールIC22、及びホールIC13の電気端子が貫通するように組付け、はんだ付け等により操舵トルク検出部2と制御基板37を電気接続する。
【0069】
この構成によれば、マグネット25を軸方向に延伸し、ホールIC13を追加するだけで操舵角センサを追加が可能である。そのため、操舵トルク検出部2と操舵角センサとを同一のマグネット25で構成ができるため、部品点数の増加を招くことがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電動パワーステアリング装置におけるステアリングコラムの内部構造を示した断面図である。(第1実施形態)
【図2】本発明に係る電動パワーステアリング装置におけるステアリングコラムの全体図である。(第1実施形態)
【図3】本発明に係る電動パワーステアリング装置におけるステアリングコラムの全体図である。(第2実施形態)
【図4】本発明に係る電動パワーステアリング装置における図3のA−A失視断面図である。(第2実施形態)
【図5】本発明に係る電動パワーステアリング装置における図4のB−B失視断面図である。(第2実施形態)
【図6】本発明に係る電動パワーステアリング装置における第3実施形態を示した図である。
【符号の説明】
1…ステアリングコラム、
2…操舵トルク検出部、
3…制御部、
4…モータ部、
5…動力伝達部、
6…減速部、
7…ステアリング、
9…センターシャフト、
10…アーマチャシャフト、
11、12、25…マグネット、
13、22…ホールIC、
15…ケーシング、
35…コネクタ、
51…入力軸、
52…出力軸、
55…トーションバー、
56…従動用ウォームホイール、
57…駆動用ウォームホイール、
67…従動用ウォームギヤ、
68…駆動用ウォームギヤ。
Claims (4)
- ステアリング(7)からの操舵力を検出する操舵トルク検出部(2)と、前記操舵トルク検出部で検出された検出値に基づいて、操舵補助力を決定する制御部(3)と、前記制御部で決定された前記操舵補助力を出力するモータ部(4)と、前記モータ部の回転を減速し、転舵輪側に前記操舵補助力を伝達する動力伝達部(5)とをステアリングコラム(1)に一体に配設した電動パワーステアリング装置において、
前記ステアリングに直結していて、前記ステアリングからの前記操舵力を伝達する入力軸(51)、及び前記モータ部からの回転を減速して前記転舵輪側に前記操舵補助力を伝達する出力軸(52)は、トーションバー(55)で結合されており、前記操舵トルク検出部は、前記入力軸の回転を増速した軸、及び前記出力軸の回転を前記入力軸の回転と同比で増速した軸との相対角度の変化により操舵トルクを検出し、
前記操舵トルク検出部、前記制御部、前記モータ部、及び前記動力伝達部は、前記ステアリングコラムの軸上に同心で配設されていて、前記モータ部の駆動用ロータ軸、及び前記入力軸の回転を増速した軸を中空としており、前記中空の軸内を前記入力軸、及び前記出力軸が前記トーションバーで結合されていて、貫通していることを特徴とする電動パワーステアリング装置。 - ステアリング(7)からの操舵力を検出する操舵トルク検出部(2)と、前記操舵トルク検出部で検出された検出値に基づいて、操舵補助力を決定する制御部(3)と、前記制御部で決定された前記操舵補助力を出力するモータ部(4)と、前記モータ部の回転を減速し、転舵輪側に前記操舵補助力を伝達する動力伝達部(5)とをステアリングコラム(1)に一体に配設した電動パワーステアリング装置において、前記ステアリングに直結していて、前記ステアリングからの前記操舵力を伝達する入力軸(51)、及び前記モータ部からの回転を減速して前記転舵輪側に前記操舵補助力を伝達する出力軸(52)は、トーションバー(55)で結合されており、前記操舵トルク検出部は、前記モータ部の回転の減速比分だけ前記入力軸の回転を増速した軸、及び前記モータ部の回転と同一回転の軸との相対角度の変化により操舵トルクを検出し、
前記操舵トルク検出部、前記制御部、前記モータ部、及び前記動力伝達部は、前記ステアリングコラムの軸上に同心で配設されていて、前記モータ部の駆動用ロータ軸、及び前記入力軸の回転を増速した軸を中空としており、前記中空の軸内を前記入力軸、及び前記出力軸が前記トーションバーで結合されていて、貫通していることを特徴とする電動パワーステアリング装置。 - 前記操舵トルク検出部は、磁気センサであるホールIC(22)を用いて検出し、前記操舵トルク検出部で前記操舵トルクを検出する手段として、軟磁性体であるマグネット(11)を用いており、前記マグネットは、ブラシレスモータの駆動用ロータ手段、又は操舵角を検出する操舵角センサを構成する手段とを併用していることを特徴とする請求項1又は2に記載の電動パワーステアリング装置。
- 前記操舵トルク検出部、前記制御部、前記モータ部、及び前記動力伝達部は、ケーシング(15)内に格納されており、前記ステアリング軸方向から前記入力軸の回転を増速する手段、前記制御部、前記操舵トルク検出部、前記モータ部、及び前記モータ部の回転を減速し、前記転舵輪側に前記操舵補助力を伝達する手段の順番で配設されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の電動パワーステアリング装置。
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