JP3887378B2 - 家屋換気装置 - Google Patents

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本発明は、家屋の壁内部に、一端が床下空間に連通しかつその他端が壁面に設けた開口部から家屋空間へと通じる空気通路を有し、床下空気を前記開口部から吹き出す貫流ファンユニットは開口部から壁の内部に挿入されるとともに壁に取付られることを基本とし、家屋の壁内部を有効に利用して床下空気を家屋内に取り入れができ、しかもメンテナンスを含めた取扱が容易な家屋換気装置に関する。
家屋の床下空間の床下空気は、一年中を通じて気温変動が小さいため、冬は比較的暖かく、反対に夏は比較的低温を維持する。しかも、外気を直接屋内に導入する場合に比べ、排気ガス、粉塵など空気中の不純物が少なく清浄な空気をえることができるため、床下空気を屋内に取り入れて、屋内空間の換気を促進することが従来から行われている。
そして、この換気の方式としては、居間、洗面室、廊下などの床面、階段の蹴込み板その他に、床下空間に連通した換気口を設け、屋内外の温度差に基づき生じる気圧差によって外壁、窓サッシなどに設けられた換気孔その他から排気される屋内空気を補う形で床下空気を導入する、所謂自然換気方式を採用していた。
しかしながら、天候、季節、家屋を取り巻く風圧分布などの諸条件により、自然換気による換気量は左右されるため、屋内空気環境を良好に維持するために必要な基準換気量を得られない場合が生じていた。また、家屋内に滞在する人数の増減、喫煙の有無などに基づいて必要換気量自体が変化し、これら使用条件によっても必要な基準換気量が不足する場合があった。
そこで本出願人は、図8に示すように、換気量確保のため、家屋の壁aの内部に床下空間から家屋空間の上部までのびかつ前記家屋空間で開口する空気吹き出し口bを有する空気通路cと、床下空気取り入れ用の貫流ファンdを設けることにより、床下空間の床下空気を空気吹き出し口bから家屋内に給気する家屋換気装置を特許文献1において提案している。
特開2001−201135号公報
前記屋内換気装置では、貫流ファンdを制御することにより必要な換気量を計画的に確保でき、床下空気の有効な利用が可能となった。しかしながら、他方貫流ファンdが家屋の壁aの内部にビルトインされるものであり、メンテナンス等の利便性から更なる改善が必要であった。
本発明は、前記した家屋換気装置の上に改善を加え、装置の設置を簡単に行なうことができ、しかもメンテナンスを容易になしえる家屋換気装置の提供を課題としている。
前記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、家屋の壁内部に、一端が床下空間に連通しかつ他端が壁面に設けた開口部から家屋空間へと通じる空気通路を有し、前記床下空間から取り入れた床下空気を前記空気通路内を通して前記開口部から吹き出す貫流ファンユニットを具えるとともに前記開口部を目隠しする吹き出しグリルを有し、前記貫流ファンユニットは、空気を吸引するための空気吸い込み口を下部に有し、かつ前記開口部から壁の内部に挿入されるとともに壁に取付られて、空気吸い込み口と開口部の下部に配される壁板の上端部との間に開口下部が形成され、前記空気吸い込み口は、前記壁内部に位置し前記空気通路の延長上に位置する第1の給気領域と、前記開口下部を介して前記空気通路に連通し、かつ壁外部に位置する第2の給気領域とに向き合い、貫流ファンユニットは、第1の給気領域と第2の給気領域の双方から空気を吸い込むことを特徴とする。
また請求項2記載の発明は、前記貫流ファンユニットは、壁に直接接触することなく配置され、取付部材を介して壁に取付られることを特徴とする請求項1記載の家屋換気装置である。
また請求項3記載の発明は、前記カバー部材の前面板は、壁よりも前方に突出した位置に配置され、壁とカバー部材の前面板との間隔は、20〜60mmであることを特徴とする請求項1又は2記載の家屋換気装置である。
また請求項4記載の発明は、前記開口部は、前記貫流ファンユニットの下部の空気吸い込み口よりも下方に、20〜60mmの高さ寸法の開口下部を含み形成され、前記第2の給気領域は、前記開口下部を介して、前記空気通路に連通することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の家屋換気装置である。
本発明は叙上の如く、床下空間から取り入れた床下空気を前記空気通路内を通して前記開口部から吹き出す貫流ファンユニットを具えるとともに前記開口部を目隠しする吹き出しグリルを有し、前記貫流ファンユニットは、前記開口部から壁の内部に挿入されるとともに壁に取付られるので、新たに装置を設置する際は壁に形成された開口部から取付作業を行なうことができ、作業性に優れる。また既設家屋に後付け工事により装置を設置する場合には、壁全体を改築することなく、壁に開口部を穿設することにより簡単に取付ができ、工期の短縮、コスト低減を可能とする。しかも貫流ファンユニットなど可動部を含むため動作不良などが発生した際メンテナンスを必要とするが、貫流ファンユニットは、前記開口部から壁の内部に挿入されるとともに壁に取付られるため、点検、修理、交換などの作業を簡単におこなうことができる。また定期的な検査作業も容易に行え、常に良好な動作状態を維持できる。また貫流ファンユニットは、その下部に空気吸い込み口を有し、前記空気吸い込み口は、前記壁内部に位置し前記空気通路の延長上に位置する第1の給気領域と、前記開口部を介して前記空気通路に連通し、かつ壁外部に位置する第2の給気領域とに向き合い、貫流ファンユニットは、第1の給気領域と第2の給気領域の双方から空気を吸い込むことから、壁に装着されるため寸法が制約された小型の貫流ファンユニットを用いて、大きな送風能力を得ることができ、換気効率を高めることができる。
また請求項2記載の発明のように、貫流ファンユニットは、壁に直接接触することなく配置され、取付部材を介して壁に取付られる場合、貫流ファンユニットの駆動部、回転部などが発する振動を、壁に伝播することを極力抑制でき、運転時の騒音、振動を低減し、夜間運転時においても、静寂な環境を維持しうる。
また請求項4記載の発明のように、開口部は、前記貫流ファンユニットの下部の空気吸い込み口よりも下方に、20〜60mmの高さ寸法の開口下部を含み形成され、前記第2の給気領域は、前記開口下部を介して、前記空気通路に連通する場合、送風能力を高めることができ、有効な換気がえられる。
以下、本発明の実施の一形態を、図示例とともに説明する。図1は縦断面図、図2は、その要部を示す分解斜視図、図3は、貫流ファンユニットを含む換気設備の分解斜視図である。本形態の家屋換気装置1は、床下空気を家屋空間に送気する空気通路6と、換気設備21とを含み構成されたものを例示している。
前記空気通路6は、家屋の壁2の内部空間に形成される。この壁2は、本形態では、図1、2に示すように、間仕切壁により構成されたものが例示され、床部22から天井23までのび、かつ例えば300〜900mm程度、本例では460mmの間隔を隔てて隔設された間柱25、25の両側に壁板26、26を添着して形成されている。そして、前記壁板26、26に挟まれ、かつ間柱25、25で区切られた閉空間により空気通路6が形成される。そして、この空気通路6は、その下端が前記床部22に形成された通気孔27を介して床下空間3に連通し、その上端は、一方の壁板26に穿設された矩形の開口部4から家屋空間5に通じている。
前記間柱25は、その上端部が天井23に設けた上桟24に固着され、また前記床部22は根太28で支持され、この根太28は図示されない大引きにより支持されている。また、床部22の通気孔27は、小動物の侵入防止のため、格子29が取付られる。なお前記間柱25は、杉、米松、栂、ラワンなどの木材の他、断面コ字型などにロール成形された軽量鉄骨材を用い、また壁板26は、ラワン合板、針葉樹合板、パーティクルボード、中密度繊維板(MDF)などの木質板のほか、石膏ボードなどを用いて構成される。
壁2は、縦横の枠材を矩形状に配した外周枠に、補強枠を架け渡して構成したパネル枠の両側にパネル面材を添着した壁パネルを家屋躯体に固着して構成することもできる。また壁2は、間仕切壁でなく外壁で構成してもよい。
なお、床下空間3は、布基礎で囲まれて閉空間をなし、この布基礎に一定間隔で隔設された基礎換気口により外部空間と連通し、これにより床下空間3の換気がなされている。床下空間3は、地盤面Gに接触するため、四季を通じて温度変化が小さく、従って床下空気は、冬暖かく、夏は逆に冷たいため、これを家屋空間5に取り入れると空調効果の高い換気が行える。しかも外気を直接取り込むことに比べ、排気ガス、粉塵など不純物が少ない衛生的な換気により家屋内の空気環境を高めることができる。更に、床下地盤面に備長炭、珪藻土など空気浄化機能物質を配置すると、床下から更に浄化された空気を取り入れることができる点で好ましい。
前記換気設備21は、貫流ファンユニット7と、該貫流ファンユニット7を壁2に固着するための取付部材9と、貫流ファンユニット7の前面部を覆うカバー部材31と、吹き出しグリル8とを含み構成されたものを例示している。
貫流ファンユニット7は、図3に示すように、水平軸回りで回転する翼車7Aと、この翼車7Aを回転駆動する電動機7Bとを含む。前記翼車7Aは、回転軸32の回りに該回転軸32に沿ってのびる多数の羽根33を一定間隔をおきに周方向に配して構成され、その外周をケーシング部7Cにより包囲される。このケーシング部7Cは、その両側部に形成される側板7C1、7C1が前記回転軸32の両端部を枢支して前記翼車7Aを回転可能に支持し、また下部が開口し、これにより空気を吸引するための空気吸い込み口10を下部に有する。なお貫流ファンユニット7は、クロスファン、或いはクロスフローファンと呼ばれることもある。
前記貫流ファンユニット7は、前記開口部4から壁2の内部に挿入され、取付部材9により壁2に固着される。この取付部材9は、第1の取付部材9aと第2の取付部材9bとを含む。第1の取付部材9aは開口部4の側部において壁2に固着される固着片9a1と、該固着片9a1の一側部から壁2の前方に向け直角に折れ曲る垂直片9a2と、該垂直片9a2の前端部から壁2の表面に沿い開口部4の内側へ直角に折れ曲る前片9a3と、該前片9a3の端部から壁2に向い直角に折れ曲る戻り片9a4と、該戻り片9a4の端部で壁2の表面に沿い開口部4の内側へ直角に折れ曲る受片9a5とを有する。また第2の取付部材9bは、前記第1の取付部材9aと開口部4を挟んで向合って形成され、開口部4の側部において壁2に固着される固着片9b1と、垂直片9b2と、前片9b3と、戻り片9b4と、受片9b5とを有する。なお第1の取付部材9aは前記電動機7Bが設けられた側を取付けるため、前片9a3の幅が第2の取付部材9bの前片9b3の幅よりも大きく形成される。
前記第1、第2の取付部材9a、9bは、図4、5に示すように、固着片9a1と固着片9b1が開口部4の両側部近傍で壁2にビス34で固着され、かつ受片9a5と受片9b5が前記貫流ファンユニット7のケーシング部7Cの側板7C1、7C1をビス35で固着し、これにより貫流ファンユニット7は、第1、第2の取付部材9a、9bを介して壁2に固着される。このとき、貫流ファンユニット7は、該貫流ファンユニット7よりも高さ、幅とも大きく形成された開口部4の内部で、壁2に直接接触することなく配され、かつ図1、5に示すように、貫流ファンユニット7の後端部は、壁2の開口部4を具えた壁板26の相方の壁板26の内部表面とも間隔を隔てて配される。従って、貫流ファンユニット7は壁2との間で直接の接触部がない状態で固着される。そのため貫流ファンユニット7の運転中に発生する振動が、壁2に直接的に伝播することが防止される。その結果、貫流ファンユニット7の駆動による振動が壁2に伝わり、騒音、振動を生じることが抑制され、就寝時など夜間運転に於ても、静寂な環境を維持することができる。
前記第1、第2の取付部材9a、9bの受片9a5と受片9b5間には、図3に示すように、前記貫流ファンユニット7を固着したビス35により、フィンガーガード30が固着される。このフィンガーガード30は、ABS樹脂、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレンなどの樹脂、金属その他を用いて格子状に形成され、貫流ファンユニット7の翼車7Aに指などが誤って触れることを防止するものである。
前記カバー部材31は、図3に示すように、断面略コ字状をなし前記貫流ファンユニット7の前面部を覆っている。このカバー部材31は、その前面板31aが前記第1、第2の取付部材9a、9bの前片9a3、9b3にビス36により固着されるとともに、上板31bが第1、第2の取付部材9a、9bの上片9a6、9b6にビス37により固着されている。なおカバー部材31の前面板31aには、前記貫流ファンユニット7から送り出される空気を家屋空間5に向けて吹き出す吹き出し孔31cが穿設されている。
また前記カバー部材31は、図6に示すように、壁2の開口部4の上下端部間を覆い、しかもカバー部材31の前面板31aは、壁2よりも前方に突出した位置に配置される。そして壁2とカバー部材31の前面板31aと間隔d1は、例えば20〜60mm程度、本例では34mmに形成される。また、前記開口部4は、前記貫流ファンユニット7の下部側で大きく切り欠かれるため、開口部4の下端部は前記貫流ファンユニット7の下端部よりも下方に離れて形成される。その結果貫流ファンユニット7の下部の空気吸い込み口10と開口部4の下部に配される壁板26の上端部との間に開口下部4Lが形成され、前記開口部4はこの開口下部4Lを含んで形成される。前記開口下部4Lの高さh1は、例えば20〜60mm程度、本例では36mmである。
従って、前記貫流ファンユニット7の空気吸い込み口10の下部には、図6に示すように、壁2の内部に位置し、かつ前記空気通路6の延長上に位置する第1の給気領域11Aと、前記カバー部材31に覆われ、カバー部材31の前面板31aと、該前面板31aの下端部から壁2に向い折れ曲った水平な下板31dと、前記貫流ファンユニット7とで囲まれ、壁2の外部に位置する第2の給気領域11Bが形成される。この第1の給気領域11Aと第2の給気領域11Bとは、前記開口下部4Lを介して連通し、第1の給気領域11Aと第2の給気領域11Bで一体の給気領域が形成され、前記空気通路6につながっている。従って前記貫流ファンユニット7の空気吸い込み口10は、第1の給気領域11Aと第2の給気領域11Bとに向合い、その結果前記床下空間3から空気通路6を上昇した床下空気は、第1の給気領域11Aと第2の給気領域11Bの双方から、空気吸い込み口10を介して貫流ファンユニット7に吸い込まれる。
前記貫流ファンユニット7は壁2に装着されるためその大きさが制約されコンパクトなものを使用せざるを得ず、しかも空気の吸い込み口も壁2の厚さの範囲内に限定される。しかしながら本形態の家屋換気装置1は、第1の給気領域11Aと第2の給気領域11Bの双方から大量の空気を吸い込むことができるため、大きな送風能力を発揮することができ、換気効率を高めることができる。すなわち、第1の給気領域11Aと、壁2の外部に位置する第2の給気領域11Bとに向き合い形成された大きな空気吸い込み口10から給気されるため、大容量の空気を吸い込むことが可能となり、換気量を増やすことができる。なお前記開口下部4Lの高さh1は、20mm未満では、第2の給気領域11Bから貫流ファンユニット7の空気吸い込み口10に吸い込まれる空気の量が減少するため、前記換気促進効果が低減し、60mmを越えると、それ以上h1を高く形成しても換気量が増加することはなく、むしろ開口部4が大きくなるため見栄えを損なう。
前記カバー部材31には、図2、3に示すように、吹き出しグリル8が装着され、該吹き出しグリル8により開口部4が覆われて目隠しされている。この吹き出しグリル8は、前面に固定ルーバー付きの給気孔を有した箱状をなし、ネジ38により前記カバー部材31に固着される。また前記吹き出しグリル8は、空気清浄用のフィルター部材39を具え、このフィルター部材39は、吹き出しグリル8下部のスリット40から吹き出しグリル8内部に差し込んで装着され、前記給気孔を内面から覆う位置に配される。
叙上のように家屋換気装置1は、貫流ファンユニット7が開口部4から壁2の内部に挿入されかつ取付部材9により壁2に取付けられ、貫流ファンユニット7、吹き出しグリル8を含む換気設備21は、壁2の外側から固着される。従って壁2に形成された開口部4からの取付作業により家屋換気装置を装備することができ、作業性に優れる。また既設家屋に対して改築により家屋換気装置を装備するときにも、壁全体を改築することなく、壁に開口部を穿設するなどの部分的な改築工事により簡単に設置でき、工期の短縮、コスト低減を可能とする。しかも動作部である貫流ファンユニット7にメンテナンスを要する場合、貫流ファンユニット7は、前記開口部4から壁2に挿入されて壁2に取付られるため、点検、修理、交換などメンテナンスを簡単におこなうことができる。また定期的な検査作業も容易に行え、常に良好な動作状態を維持できる。
図6に示すように、開口下部4Lの高さh1を36mm、壁2とカバー部材31の前面板31aとの間隔d1を34mmとし、第2の給気領域11Bを設けた構造の家屋換気装置を、表1の仕様に基づき試作することにより実施例を作成した。同時に、図7に示すように、第2の給気領域11Bを持たない比較例を前記表1の仕様に基づき作成した。
Figure 0003887378
そして、実施例、比較例双方を同一時間に運転して、その換気量としてJIS A1431に基づき平均風量を測定した。その結果、比較例では100m3 /hの風量に対し、実施例では120m3 /hの風量が得られ、20%の換気効率アップが認められた。
本発明の一実施の形態を例示する縦断面図である。 その分解斜視図である。 換気設備の分解斜視図である。 図1に示す実施態様の要部斜視図である。 その横断面図である。 その動作を説明する略縦断面図である。 比較例の動作を説明する略縦断面図である。 従来例の横断面図である。
符号の説明
1 家屋換気装置
2 壁
3 床下空間
4 開口部
4L 開口下部
5 家屋空間
6 空気通路
7 貫流ファンユニット
8 吹き出しグリル
9 取付部材
10 空気吸い込み口
11A 第1の給気領域
11B 第2の給気領域

Claims (4)

  1. 家屋の壁内部に、一端が床下空間に連通しかつ他端が壁面に設けた開口部から家屋空間へと通じる空気通路を有し、
    前記床下空間から取り入れた床下空気を前記空気通路内を通して前記開口部から吹き出す貫流ファンユニットを具えるとともに前記開口部を目隠しする吹き出しグリルを有し、 前記貫流ファンユニットは、空気を吸引するための空気吸い込み口を下部に有し、かつ前記開口部から壁の内部に挿入されるとともに壁に取付られて、空気吸い込み口と開口部の下部に配される壁板の上端部との間に開口下部が形成され、
    前記空気吸い込み口は、前記壁内部に位置し前記空気通路の延長上に位置する第1の給気領域と、前記開口下部を介して前記空気通路に連通し、かつ壁外部に位置する第2の給気領域とに向き合い、貫流ファンユニットは、第1の給気領域と第2の給気領域の双方から空気を吸い込むことを特徴とする家屋換気装置。
  2. 前記貫流ファンユニットは、壁に直接接触することなく配置され、取付部材を介して壁に取付られることを特徴とする請求項1記載の家屋換気装置。
  3. 前記カバー部材の前面板は、壁よりも前方に突出した位置に配置され、壁とカバー部材の前面板との間隔は、20〜60mmであることを特徴とする請求項1又は2記載の家屋換気装置。
  4. 前記開口部は、前記貫流ファンユニットの下部の空気吸い込み口よりも下方に、20〜60mmの高さ寸法の開口下部を含み形成され、
    前記第2の給気領域は、前記開口下部を介して、前記空気通路に連通することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の家屋換気装置。

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