JP3886777B2 - 電子線照射装置および方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、回転台に着脱自在に固定されたCD(コンパクトディスク)の原盤やDVD(デジタルビデオディスクまたはデジタルバーサタイルディスク)の原盤などの被照射体に、電子線を照射する電子露光装置などの電子線照射装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、前記種類の電子線照射装置では、被照射体を気密の真空試料室に配置して、前記被照射体に電子線を照射している。このように、真空試料室に被照射体を配置する方法では、真空試料室内の被照射体を交換する装置の構成が複雑になり、交換作業も面倒であった。
前記被照射体の交換を容易に行うことができる電子線照射装置として、次の(J01)の技術が従来公知である。
(J01)特開昭60−89922号公報記載の技術
この公報には、電子光学鏡筒からの電子線が、大気に妨げられずに被照射体に照射されるように、電子光学鏡筒内部の空気を排気するとともに、電子光学鏡筒の下端部に排気ブロックを設け、この排気ブロックにより電子光学鏡筒と被照射体との隙間の空気を排気している。この公報の図3に記載された装置では、前記隙間の空気を吸引することにより被照射体の電子線照射部分を10のマイナス6乗torr程度の高真空にすることができる。また、この公報の図7に記載された装置では、前記隙間の外周部から吹き出す空気により生じるベルヌーイの負圧を利用して、前記隙間を10のマイナス2乗torr程度の真空にすることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前述の(J01)の電子線照射装置は、被照射体がXYステージに着脱自在に固定され、このXYステージを縦横に駆動して被照射体の位置を調整している。そして、被照射体をXYステージに取り付けたり、また、外したりする際には、XYステージを駆動して、被照射体を電子光学鏡筒の排気ブロックから外れた位置に移動させているが、その際に、XYステージの端部が排気ブロックの下方に位置し、真空度の低下すなわち真空劣化を防止している。このXYステージにおける被照射体の外側にはみ出している端部が小さすぎると、被照射体の着脱時に真空劣化が発生する。そして、真空劣化が発生すると、再び電子光学鏡筒の内部を排気するのに時間を有する。
【0004】
ところで、略円形の記憶媒体であるCDやDVDなどの原盤の被照射体は、前述のXYステージではなく回転台に取り付けられる。この様な回転台を備えた電子線照射装置では、従来、前述の電子光学鏡筒の端部に排気ブロックが配置されている形式ではなく、被照射体や回転台などが真空になった気密室に配置されている気密室形式が採用されている。そして、回転台を備えた電子線照射装置において、前述の電子光学鏡筒の端部に排気ブロックが配置されている形式を採用した場合を以下に検討する。前述の真空劣化を防止するための被照射体の外側にはみ出している端部は、XYステージの場合にはXYステージの一端部に設ければよいが、回転台の場合には、回転台の全周縁部に設ける必要があり、非常に大きくなる。また、真空劣化を防止すべく、被照射体の外側にはみ出している端部を大きく確保すると、回転台が大きくなり、回転させるのに要する駆動力が大きくなるとともに、回転制御が不安定となることがある。
【0005】
本発明は、前記問題点に鑑み、回転台を備えた電子線照射装置において、電子光学鏡筒の端部に排気ブロックを配置するとともに、回転台を大きくすることなく、被照射体の着脱作業時の真空劣化を防止することができる電子線照射装置を提供することを技術的課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の電子線照射装置は、被照射体(36)を着脱可能に固定する回転台(31)と、この回転台(31)に固定された前記被照射体(36)に電子線を照射する電子光学鏡筒(1)と、前記電子光学鏡筒(1)と前記被照射体(36)との隙間の空気を排気すべく電子光学鏡筒(1)の端部に配置される排気ブロック(11)と、前記電子光学鏡筒(1)に対して前記回転台(31)を回転台(31)の径方向に相対的にスライドさせて、回転台(31)に固定されている被照射体(36)が電子光学鏡筒(1)に対向する作業位置と、回転台(31)に固定されている被照射体(36)が電子光学鏡筒(1)から離れる着脱位置との間を移動させる移動機構(38,39)と、前記回転台(31)が前記作業位置から前記着脱位置に移動する際に真空劣化の発生を防止すべく前記回転台(31)の側面または前記回転台(31)の被照射体(36)の側面に近接または密着するとともに、回転台(31)が着脱位置にある際に前記電子光学鏡筒(1)に対向するカバー部材(51,61)とを備えている。
【0007】
前記回転台(31)が回転する際には前記回転台(31)の側面または前記回転台(31)の被照射体(36)の側面と前記カバー部材(51,61)との間に隙間を設け、かつ、前記回転台(31)の作業位置から着脱位置への移動の際には前記隙間を無くすべく、前記カバー部材(51,61)が前記回転台(31)または回転台(31)の被照射体(36)に対して移動可能である。
【0008】
電子光学鏡筒(1)から回転台(31)に固定されている被照射体(36)に電子線を照射する際には、排気ブロック(11)で電子光学鏡筒(1)と被照射体(36)との隙間の空気を排気するとともに、電子光学鏡筒(1)が被照射体(36)に対向している状態で、回転台(31)を回転させながら、移動機構(38,39)により回転台(31)を径方向に移動させる。そして、照射終了後、被照射体(36)を交換するが、その交換の際には、排気ブロック(11)による排気を継続しながら、移動機構(38,39)により回転台(31)を作業位置から着脱位置に移動させる。この着脱位置で被照射体(36)を交換し、移動機構(38,39)により回転台(31)を着脱位置から作業位置に移動させる。この回転台(31)の作業位置と着脱位置との移動の際に、電子光学鏡筒(1)は被照射体(36)、回転台(31)またはカバー部材(51,61)に対向しており、大気中に露出することなく、真空劣化を防止することができる。
【0009】
そして、回転台(31)の回転の際には、カバー部材(51,61)を回転台(31)または被照射体(36)から離れる方向に移動させて、回転台(31)の側面または被照射体(36)の側面とカバー部材(51,61)との間に隙間を設ける。また、回転台(31)が作業位置と着脱位置との間を移動する際には、カバー部材(51,61)を回転台(31)または被照射体(36)に近接する方向に移動させて、カバー部材(51,61)を回転台(31)の側面または被照射体(36)の側面に密着させる。
【0010】
【発明の実施の形態】
(実施例)
次に、図面により本発明の実施の形態の具体例(実施例)を説明する。
(実施例1)
図1は本発明の電子線照射装置の実施例1の一部切欠正面図である。
図2は図1のII−II断面図である。
図3は被照射体、回転台、支持台および補助台の平面図で、図3Aは補助台が回転台と間隔を有している場合の図、図3Bは図2のIIIB−IIIB線断面図で補助台が回転台に密着している場合の図である。
【0011】
TFE(サーマルフィールドエミッション)電子光学鏡筒1が架台2の上部にビス3で固定されている。この電子光学鏡筒1はその内部に電子銃(図示しない)を具備するとともに、内部空間はスパッタイオンポンプ6,7により排気される。電子銃からの電子線は電子光学鏡筒1の電子線通路8を通って電子光学鏡筒1の下端から下方に照射される。この電子線通路8にはターボモリキュラポンプ9が接続され、このターボモリキュラポンプ9および前述のポンプ6,7が電子線通路8の空気を排気している。そして、電子線通路8の下端には絞り8aが設けられており、この絞り8aにより排気コンダクタンスを小さくしている。
【0012】
また、電子光学鏡筒1の下端部には、差動排気ブロック11が架台2にビス12で取り付けられて配置されている。この差動排気ブロック11には、電子光学鏡筒1の下端部の周囲に本引き室16、第2粗引き室17および第1粗引き室18が設けられており、本引き室16の端部開口、第2粗引き室17の端部開口および第1粗引き室18の端部開口は、略リング状をしているとともに、電子線通路8の端部開口を中心として順次外側に配置されている。そして、これら本引き室16、第2粗引き室17および第1粗引き室18には、ターボモリキュラポンプ21、ドライポンプ22およびドライポンプ23がそれぞれ接続されており、第1粗引き室18、第2粗引き室17、本引き室16および電子線通路8の順で気圧が低く(すなわち、真空度が高く)なっている。
【0013】
電子光学鏡筒1および差動排気ブロック11の下方には、試料ステージSが、近接(たとえば隙間約10μm)して設けられている。この試料ステージSは、回転台31、この回転台31を回転可能に支持する支持台32、この支持台32をスライド可能にガイドするガイド体33などを具備している。回転台31は平面図視で略円形をし、図示しないモータにより回転駆動されるとともに、その上面には略円形の凹部が形成されている。この回転台31の凹部に被照射体36が静電吸着や真空吸着などにより着脱自在に且つ外周が前記凹部内周に密着するように固定されており、回転台31の凹部に固定された被照射体36の上面は回転台31の上面と略面一となる。そして、支持台32は、支持台32を貫通する一対のガイド棒38および前記ガイド体33により回転台31の径方向に摺動可能にガイドされる。また、駆動ネジ39が支持台32を螺合した状態で貫通しており、駆動ネジ39が図示しないモータで回転されると、支持台32が移動する。
【0014】
また、補助取付台46が、前記一対のガイド棒38およびガイド体33にスライド可能に案内されている。なお、補助取付台46は、駆動ネジ39に対して遊嵌しており、駆動ネジ39に妨げられずにスライド可能である。この補助取付台46は支持台32に位置調整ネジ棒47で位置調整可能に取り付けられている。そのため、駆動ネジ39が回転して、支持台32がスライドすると、補助取付台46は支持台32と一体となってスライドする。そして、補助取付台46の上側には、圧電素子48を介してカバー部材としての補助台51が取り付けられている。この圧電素子48は高さ調整機構であり、圧電素子48に電圧を加えることにより補助台51の上面の高さ位置を調整することができる。補助台51は、その一端面が平面図視で前記回転台31に嵌合する円弧状(図3参照)をしており、位置調整ネジ棒47を回転させて補助取付台46を移動させることにより、図3Aに図示する回転台31の側面から離れた位置と、図3Bに図示する補助台51の端面が回転台31の側面に密着した位置との間を移動することができる。
【0015】
そして、ポンプ6,7,9,21,22,23は、その各接続用配管の太さ、ポンプの排気スピードおよびポンプ間のコンダクタンスが下記条件を満たすように設定されている。
条件:回転台31上の被照射体36と差動排気ブロック11との隙間が略10μmの時に、ポンプ6,7,9,21,22,23が駆動すると、電子光学鏡筒1内は略5×10 4Pa(Paはパスカル)になること。
【0016】
この様に構成されている電子線照射装置で、略円形のCDの原盤やDVDの原盤などの試料(すなわち被照射体36)を露光する方法を以下に説明する。
まず始めに、図1および図2に図示するように、回転台31上の被照射体36の中心が電子光学鏡筒1の端部に対向している状態にあるとする。そして、位置調整ネジ棒47を駆動して補助取付台46を移動させ、補助台51を回転台31から離す。この状態で、ポンプ6,7,9,21,22,23を駆動して、回転台31上の被照射体36と電子光学鏡筒1との間の気圧を低下させる。ついで、電子光学鏡筒1の電子銃から電子線を適宜照射するとともに、回転台31を回転させながら、駆動ネジ39を回転させて支持台32を一定速度で移動させる。すると、被照射体36の面上に渦巻き状に露光する。
【0017】
露光が完了すると、被照射体36を交換するが、その交換の際には、ポンプ6,7,9,21,22,23の稼働を維持しながら、駆動ネジ39を駆動して支持台32を移動させて、被照射体36を差動排気ブロック11の外径の外側に位置させる。そして、被照射体36が差動排気ブロック11の外側へ移動する時に、電子光学鏡筒1内部に真空劣化が発生しないように、被照射体36が差動排気ブロック11の外側へ移動する前に、位置調整ネジ棒47を駆動して、補助取付台46を支持台32に近づけて、図3Aに図示する状態の補助台51を、図3Bに図示する様に回転台31の側面に密着させるとともに、圧電素子48を駆動させて補助台51の上面の高さを調整し、補助台51の上面を被照射体36の上面に対して略面一とする。したがって、被照射体36が電子光学鏡筒1に対向している作動位置から、差動排気ブロック11の外径の外側すなわち電子光学鏡筒1から離れた着脱位置に(図2において左側へ)移動した場合に、電子光学鏡筒1および差動排気ブロック11の下方には、被照射体36、回転台31または補助台51の何れかが常時位置しており、電子光学鏡筒1内部に真空劣化が発生することを極力防止することができる。そして、低加速高分解能であるTFEエミッタの電流安定度は電子光学鏡筒1内部の真空度に依存しているため、電子光学鏡筒1内部の真空劣化の発生を阻止することにより、電子光学鏡筒1の電子線の電流安定度を維持することができる。
【0018】
被照射体36が着脱位置になると、新しい被照射体36に交換する。この交換後、駆動ネジ39を駆動して、被照射体36、回転台31および支持台32を着脱位置から作業位置に移動させる。ついで、補助台51が回転台31の回転の妨げにならないように、位置調整ネジ棒47を回転して、補助台51を図3Bに図示する回転台31に密着した状態から、図3Aに図示する回転台31から離れた状態とする。その後、新しく装着された被照射体36を露光する。
【0019】
前述の実施例1では、圧電素子48で補助台51の上面の高さ位置を微調整することができるので、補助台51の上面を被照射体36の上面や回転台31の上面と略面一にして、真空劣化をより効率よく防止することができる。
【0020】
(実施例2)
図4は本発明の電子線照射装置の実施例2の一部切欠正面図で、前記実施例1の図1に相当する図である。
図5は前記図4のV−V線断面図で、位置調整ネジ棒47を締め付けた状態を示す図である。
図6は前記図5の位置調整ネジ棒47を緩めた状態を示す図である。
なお、この実施例2の説明において、前記実施例1の構成要素に対応する構成要素には同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。
図4〜図6において、支持台32の軸32aを支持する一対の軸支持部32b,32bが設けられている。この実施例2の補助取付台46は、位置調整ネジ棒47および一対のガイド棒38が遊びを持って貫通している。そして、前記軸32aには補助取付台46が小さな角度範囲で回転可能に支持されている。なお、前記回転軸32aは、図5、図6において前記回転台31と補助台51との対向部分の下方に配置されている。この場合、補助取付台46および補助台51が図5の状態から回転軸32a回りに時計方向に回転したとき、補助台51の図5で左端上端部は下方に移動する。
【0021】
したがって、前記位置調整ネジ棒47を締め付けた状態では、補助取付台46は図5に示すように、水平位置に保持され、補助台51の左端と回転台31の右端とは接近した状態に保持されている。しかし、前記位置調整ネジ棒47を緩めた状態では、補助取付台46は図6に示すように、右端側が傾斜し、補助台51の左端と回転台31の右端とは離れて、回転台31が自由に回転可能な状態に保持される。
このように、補助台51a傾斜させることにより、前記実施例1と同様に、補助台51の上面を被照射体36の上面や回転台31の上面と略面一にして、真空劣化をより効率よく防止することができる。
【0022】
(実施例3)
図7は実施例3の電子線照射装置の一部切欠正面図である。
図8は図7のVIII−VIII線断面図である。
図9は被照射体、回転台、支持台および補助板の平面図で、図9Aは図8のIVA−IVA線断面図で補助板が被照射体と間隔を有している場合の図、図9Bは補助板が被照射体に密着している場合の図である。
なお、この実施例3の説明において、前記実施例1の構成要素に対応する構成要素には同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。
【0023】
実施例3の電子線照射装置では、実施例1の電子線照射装置の補助取付台46、圧電素子48および補助台51は設けられていない。また、実施例3の電子線照射装置の回転台31には、実施例1における回転台31の凹部は設けられておらず、上面は平坦となっている。さらに、実施例3の電子線照射装置の支持台32の上部には、上面が回転台31の上面と略面一の張出部32cが張り出している。この張出部32cには、一対の細長いスライド孔32dが形成されている。また、張出部32cの上面には、カバー部材としての補助板61が摺動可能に載置されている。この補助板61は厚みが被照射体36の厚みと略同じであり、補助板61の上面は被照射体36の上面と略面一となる。また、補助板61の一端面は回転台31上の被照射体36の周面に密着できるように略円弧状(図9参照)をしている。さらに、補助板61には2個のスライドピン62が下方に突出しており、このスライドピン62が支持台32のスライド孔32dにスライド可能に嵌まっている。そして、一個のスライドピン62にはナット63が螺合しており、ナット63を締めることにより補助板61の位置を固定することができる。また、このナット63を緩めると、補助板61は回転台31の径方向にスライド可能となり、補助板61は図9Aに図示する被照射体36の側面から離れた位置と、図9Bに図示する被照射体36の側面に密着した位置との間を移動可能となる。
【0024】
この様に構成されている実施例3の電子線照射装置で、略円形のCDの原盤やDVDの原盤などの試料(すなわち被照射体36)を露光する方法を以下に説明する。
まず始めに、図7および図8に図示するように、回転台31上の被照射体36の中心が電子光学鏡筒1の端部に対向している状態にあるとする。この状態で、実施例1と同様に、ポンプ6,7,9,21,22,23を駆動して、回転台31上の被照射体36と電子光学鏡筒1との間の気圧を低下させる。ついで、電子光学鏡筒1の電子銃から電子線を適宜照射するとともに、回転台31を回転させながら、駆動ネジ39を回転させて支持台32を一定速度で移動させる。すると、被照射体36の面上に渦巻き状に露光する。
【0025】
露光完了後における被照射体36の交換の際には、ポンプ6,7,9,21,22,23の稼働を維持しながら、駆動ネジ39を駆動して支持台32を移動させて、被照射体36を差動排気ブロック11の外径の外側に位置させる。この被照射体36の移動時に、電子光学鏡筒1内部に真空劣化が発生しないように、被照射体36の移動の前に、ナット63を緩めて補助板61を図9Aに図示する位置から被照射体36側に移動させ、図9Bに図示する被照射体36の側面に密着した位置にする。そして、補助板61の端面が被照射体36の側面に密着すると、ナット63を締めて補助板61の位置を固定する。したがって、被照射体36が電子光学鏡筒1に対向している作動位置から、差動排気ブロック11の外径の外側すなわち電子光学鏡筒1から離れた着脱位置に移動した場合に、電子光学鏡筒1および差動排気ブロック11の下方には、被照射体36または補助板61の何れかが常時位置しており、電子光学鏡筒1内部に真空劣化が発生することを極力防止することができる。
【0026】
被照射体36が着脱位置になると、新しい被照射体36に交換する。この交換後、駆動ネジ39を駆動して、被照射体36、回転台31および支持台32を着脱位置から作業位置に移動させる。ついで、補助板61が被照射体36の回転の妨げにならないように、補助板61を図9Bに図示する被照射体36に密着した状態から、図9Aに図示する被照射体36から離れた状態とする。その後、新しく装着された被照射体36を露光する。
【0027】
前述の実施例3では、補助板61は被照射体36の側面に密着することができるので、被照射体36の上面と回転台31の上面とに段差がある場合にも、真空劣化を効率よく防止することができる。
【0028】
以上、本発明の実施の形態を詳述したが、本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例を下記に例示する。
(1)実施例1および実施例3の電子線照射装置は露光装置であるが、露光以外の他の用途に使用することも可能である。
(2)前記各実施例では、回転台を移動させる移動機構が駆動ネジ39やガイド棒38で構成されているが、他の構造でも可能である。また、回転台の位置を固定し、電子光学鏡筒および排気ブロックを移動させることにより、回転台を電子光学鏡筒に対して相対移動させることも可能である。
(3)実施例1では、被照射体36の直径より回転台31上面の直径が大きい場合について説明したが、回転台31の上面の直径を被照射体36の直径と等しくするか、小さくして、被照射体36の側面にカバー部材51を密着させるように構成することが可能である。
【0029】
(4)補助台51や補助板61などのカバー部材は、その端面が回転台の側面や被照射体の側面に密着可能であることが好ましいが、必ずしも完全に密着する必要はなく、近接した状態であることも可能である。
(5)補助台51や補助板61などのカバー部材の移動構造は、前記各実施例の構造には限定されず、適宜変更可能である。
(6)カバー部材である補助台51の高さ調整機構は、圧電素子48以外のもので構成することも可能である。
(7)特許願2001−054741号公報で報告されているようにカバー部材の上で予めフォーカス合わせを行うことも可能である。
【0030】
【発明の効果】
本発明によれば、回転台の作業位置と着脱位置との移動の際に、電子光学鏡筒は被照射体、回転台またはカバー部材に対向しており、大気中に露出することなく、真空劣化を防止することができる。しかも、カバー部材が設けられているので、回転台の径を小さくすることができる。したがって、回転台を回転させるのに要する駆動力を小さくすることができるとともに、回転台の回転制御が不安定となることを防止することができる。
カバー部材が回転台または回転台の被照射体に対して移動可能であるので、回転台が回転する際には、回転台の側面または被照射体の側面とカバー部材との間に隙間を設け、回転台や被照射体の回転をカバー部材が妨げることを防止することができる。かつ、回転台が作業位置と着脱位置との間を移動する際には、カバー部材を回転台の側面または被照射体の側面に密着させて、カバー部材と回転台または被照射体との隙間をなくし、真空劣化を効率よく防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の電子線照射装置の実施例1の一部切欠正面図である。
【図2】 図2は図1のII−II断面図である。
【図3】 図3は被照射体、回転台、支持台および補助台の平面図で、図3Aは補助台が回転台と間隔を有している場合の図、図3Bは図2のIIIB−IIIB断面図で補助台が回転台に密着している場合の図である。
【図4】 図4は本発明の電子線照射装置の実施例2の一部切欠正面図で、前記実施例1の図1に相当する図である。
【図5】 図5は前記図4のV−V線断面図で、位置調整ネジ棒47を締め付けた状態を示す図である。
【図6】 図6は前記図5の位置調整ネジ棒47を緩めた状態を示す図である。
【図7】 図7は本発明の実施例3の電子線照射装置の一部切欠正面図である。
【図8】 図8は図7のVIII−VIII線断面図である。
【図9】 図9は被照射体、回転台、支持台および補助板の平面図で、図9Aは図8のIVA−IVA線断面図で補助板が被照射体と間隔を有している場合の図、図9Bは補助板が被照射体に密着している場合の図である。
【符号の説明】
1…電子光学鏡筒、11…差動排気ブロック、31…回転台、36…被照射体、38…ガイド棒(移動機構)、39…駆動ネジ(移動機構)、51…補助台(カバー部材)、61…補助板(カバー部材)

Claims (4)

  1. 被照射体を着脱可能に固定する回転台と、
    この回転台に固定された前記被照射体に電子線を照射する電子光学鏡筒と、
    前記電子光学鏡筒と前記被照射体との隙間の空気を排気すべく電子光学鏡筒の端部に配置される排気ブロックと、
    前記電子光学鏡筒に対して前記回転台を回転台の径方向に相対的にスライドさせて、回転台に固定されている被照射体が電子光学鏡筒に対向する作業位置と、回転台に固定されている被照射体が電子光学鏡筒から離れる着脱位置との間を移動させる移動機構と、
    前記回転台が前記作業位置から前記着脱位置に移動する際に真空劣化の発生を防止すべく前記回転台の側面または前記回転台の被照射体の側面に近接または密着するとともに、回転台が着脱位置にある際に前記電子光学鏡筒に対向するカバー部材とを備えていることを特徴とする電子線照射装置。
  2. 前記回転台が回転する際には前記回転台の側面または前記回転台の被照射体の側面と前記カバー部材との間に隙間を設け、かつ、前記回転台の作業位置から着脱位置への移動の際には前記隙間を無くすべく、前記カバー部材が前記回転台または回転台の被照射体に対して移動可能であることを特徴とする請求項1記載の電子線照射装置。
  3. 被照射体を着脱可能に固定する回転台と、
    この回転台に固定された前記被照射体に電子線を照射する電子光学鏡筒と、
    前記電子光学鏡筒と前記被照射体との隙間の空気を排気すべく電子光学鏡筒の端部に配置される排気ブロックと、
    前記電子光学鏡筒に対して前記回転台を回転台の径方向に相対的にスライドさせて、回転台に固定されている被照射体が電子光学鏡筒に対向する作業位置と、回転台に固定されている被照射体が電子光学鏡筒から離れる着脱位置との間を移動させる移動機構とを具備する電子線照射装置を用いて前記被照射体に電子線を照射する電子線照射方法において、
    前記回転台が前記着脱位置にある際に前記電子光学鏡筒の側面に対向するカバー部材を設け、
    前記回転台が前記作業位置から前記着脱位置に移動する際に真空劣化の発生を防止するため、前記カバー部材を前記回転台の側面または前記回転台の被照射体の側面に近接または密着させることを特徴とする電子線照射方法。
  4. 前記回転台が回転する際に前記回転台の側面または前記回転台の被照射体の側面と前記カバー部材との間に隙間を設け、かつ、前記回転台の作業位置から前記着脱位置へ移動する際には前記隙間を無くすべく、前記カバー部材が前記回転台または回転台の被照射体に対して近接または密着させることを特徴とする請求項3に記載の電子線照射方法。
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