JP3886523B2 - ガス放電表示デバイスの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、PDP、PALCなどの放電のための電極群及びそれを覆う誘電体層を有したガス放電表示デバイスの製造方法に関する。
PDPは、カラー表示の実用化を機に大画面のテレビジョン映像やコンピュータ出力の表示デバイスとして普及しつつある。市場ではより大画面でより高品位のデバイスが求められている。
カラー表示デバイスとして3電極面放電構造のAC型PDPが商品化されている。これは、マトリクス表示の行(ライン)毎に点灯維持のための一対の主電極(第1及び第2の電極)が配置され、列毎にアドレス電極(第3の電極)が配置されたものである。AC型であるので、表示に際しては主電極を覆う誘電体層のメモリ機能が利用される。すなわち、線走査形式で表示内容に応じた帯電状態を形成するアドレッシングを行い、その後に全ての主電極対に対して一斉に交番極性の点灯維持電圧Vsを印加する。これにより、壁電荷の存在するセルのみにおいて実効電圧(セル電圧ともいう)Veffが放電開始電圧Vfを越えて基板面に沿った面放電が生じる。点灯維持電圧Vsの印加周期を短くすれば、見かけの上で連続した点灯状態が得られる。
面放電形式のPDPでは、カラー表示のための蛍光体層を主電極対を配置した基板と対向する他方の基板上に設けることによって、放電時のイオン衝撃による蛍光体層の劣化を軽減し、長寿命化を図ることができる。蛍光体層を背面側の基板上に配置したものは“反射型”と呼称され、逆に前面側の基板上に配置したものは“透過型”と呼称されている。発光効率に優れるのは、蛍光体層における前面側表面が発光する反射型である。
従来において、AC駆動のための誘電体層は、低融点ガラスペーストをベタ膜状に印刷して焼成する厚膜手法によって形成されていた。なお、主電極間の静電容量を低減するため、低融点ガラスよりも比誘電率の小さい材料からなる誘電体層の形成が検討されており、その例として特開平9−35641号公報にポリイミドをスクリーン印刷し、又はスピナーで塗布する旨の記載がある。
特開平9−35641号公報
従来の厚膜手法による誘電体層では、焼成時に気泡が発生し、画面の全体にわたって膜質を均一にするのが難しいという問題があった。気泡は主電極とアドレス電極との間の耐圧を低下させる。加えて、気泡によって透明性が低下するので、誘電体層が放電空間の前面側に位置する反射型のPDPでは、誘電体層によって輝度が損なわれていた。
また、低融点ガラスの比誘電率が大きいことから電極間の静電容量の充電に多くの電力を費やすという問題、及び焼成時に基板に熱歪みが生じるという問題もあった。電極間の静電容量については誘電体層を薄くすることが考えられるが、薄くすると塗布むらが生じ易くなり、放電特性のばらつきが顕著になるとともに電極群の一部が露出するおそれが高まる。
さらに、従来のPDPの要部断面構造を模式的に示す図8のように、スクリーン印刷やスピンコートによる誘電体層17pの上面は、下地面の起伏に係わらずほぼ平坦になる。このため、対をなす主電極Xp,Ypのそれぞれが透明導電膜41pとその一部に重なる金属膜42pとからなる反射型においては、誘電体層17pのうちの金属膜42pを覆う部分が透明導電膜41pを覆う部分より薄くなるので、放電ギャップから遠いにも係わらず金属膜42pの上方で強い放電が起こる。この放電は、それによる発光が金属膜42pで遮光されるので、表示に寄与しない無駄な電力消費となる。
これらの問題を解決するため、薄膜手法によって誘電体層を形成する試みがなされたが、蒸着法及び常圧CVD法ではクラックを生じさせずに十分な厚さの成膜を行うことができなかった。
本発明は、比誘電率の小さい均質な誘電体層を有したガス放電表示デバイスの製造を可能にすることを目的としている。
本発明においては、誘電体層の形成にプラズマ気相成長法(プラズマCVD法)を用いる。成膜条件を適切に選定して膜の応力を制御することにより、クラック耐性の高い所定厚さの層を得ることができる。焼成によらないので誘電体層を低融点ガラス以外の物質からなる層とすることもでき、例えば二酸化珪素(SiO2 )、酸化窒化珪素(SiON)、窒化珪素(SiN)などの珪素化合物、又は有機酸化珪素(RSiO:Rはアルキル基、アリル基を示す)の層とすれば、低融点ガラス層の場合よりも比誘電率は大幅に小さくなる。
また、プラズマCVD法によれば、下地面に対して等方的に堆積が進行するので、電極の上面に段差があっても電極の覆う誘電体層の厚さは均等になる。したがって、電極が透明導電膜と金属膜との積層構造である場合に、金属膜の上方での無用の放電を抑えることができる。
請求項1の発明の方法は、ガラス基板上に配列された電極を覆って表示領域の全域に拡がる誘電体層を有したガス放電表示デバイスの製造方法であって、前記誘電体層の形成以前に、前記表示領域のうちの放電間隙を除いた電極間部分に遮光層を設け、前記電極の配列を終えた段階以降の基板構体の表面に、前記誘電体層としてプラズマ気相成長法によって成膜の下地面を等方的に覆う珪素化合物からなる層を形成するものである。
請求項2の発明の製造方法においては、前記誘電体層として二酸化珪素または有機酸化珪素からなる層を形成する。
請求項1または請求項2の発明によれば、比誘電率の小さい均質な誘電体層を有したガス放電表示デバイスの製造が可能になるとともに、表示のコントラストを高めることができる。
〔第1実施形態〕
図1は本発明に係るPDP1の電極配列を示す平面図である。
例示のPDP1は、対をなす第1及び第2の主電極X,Yが平行配置され、各セルCにおいて主電極X,Yと第3の電極としてのアドレス電極Aとが交差する3電極面放電構造のAC型PDPである。主電極X,Yはともに画面の行方向(水平方向)に延び、一方の主電極Yはアドレッシングに際して行単位にセルCを選択するためのスキャン電極として用いられる。アドレス電極Aは列方向(垂直方向)に延びており、列単位にセルCを選択するためのデータ電極として用いられる。基板面のうちの主電極群とアドレス電極群とが交差する範囲が表示領域(画面)ESとなる。
図2は本発明に係るPDPの内部の基本構造を示す分解斜視図である。
PDP1は反射型であって、一対の基板構体10,20からなる。PDP1において、主電極X,Yは前面側の基板構体10の基材であるガラス基板11の内面に、行毎に一対ずつ配列されている。行は水平方向のセル列である。主電極X,Yは、それぞれが透明導電膜41と金属膜(バス導体)42とからなり、厚さ10μm程度の誘電体層17で被覆されている。誘電体層17の表面にはマグネシア(MgO)からなる厚さ数千オングストロームの保護膜18が設けられている。アドレス電極Aは、背面側の基板構体20の基材であるガラス基板21の内面に配列されており、誘電体層24によって被覆されている。誘電体層24の上には、高さ150μmの平面視直線帯状の隔壁29が各アドレス電極Aの間に1つずつ設けられている。これらの隔壁29によって放電空間30が行方向にサブピクセル(単位発光領域)毎に区画され、且つ放電空間30の間隙寸法が規定されている。そして、アドレス電極Aの上方及び隔壁29の側面を含めて背面側の内面を被覆するように、カラー表示のためのR,G,Bの3色の蛍光体層28R,28G,28Bが設けられている。放電空間30には主成分のネオンにキセノンを混合した放電ガスが充填されており、蛍光体層28R,28G,28Bは放電時にキセノンが放つ紫外線によって局部的に励起されて発光する。表示の1ピクセル(画素)は行方向に並ぶ3個のサブピクセルで構成される。各サブピクセル内の構造体がセル(表示素子)Cである。隔壁29の配置パターンがストライプパターンであることから、放電空間30のうちの各列に対応した部分は全ての行Lに跨がって列方向に連続している。
図3は第1実施形態に係るPDPの要部断面構造の模式図である。同図では誘電体層17の形状の理解を容易にするため、PDP1の前面側を図の下側としてある。また、保護膜の図示を省略してある。後述する他の実施形態に係るPDPの要部断面構造についても図示の要領は同様である。
図3のように、金属膜42は、透明導電膜41における面放電ギャップと反対の側の端部に寄せて配置されている。誘電体層17は、このような主電極X,Yを等方的に覆うように形成されており、圧縮応力Fを有している。誘電体層17の厚さが均等であるので、面放電ギャップから遠い金属膜42の上方での不要の放電は起こりにくい。したがって、駆動電圧の選定によって放電範囲を適正化するのが容易である。また、圧縮応力Fによりクラックの発生が抑制されている。 以上の構成のPDP1は、各ガラス基板11,21について別個に所定の構成要素を設けて前面側及び背面側の基板構体10,20を作製し、両基板構体10,20を重ね合わせて対向間隙の周縁を封止し、内部の排気及び放電ガスの充填を行う一連の工程によって製造される。その際、基板構体10の構成要素である誘電体層17は薄膜形成法の一種であるプラズマCVD法によって形成される。 図4は本発明に係るプラズマCVD装置の概略図である。
プラズマCVD装置100は平行平板型である。真空チャンバ内に主電極X,Yの配列を終えた段階の基板構体10’を配置し、プラズマを発生させて下地面sに所定の物質を堆積させる。下地面sは主電極X,Y及びガラス基板11の露出面である。例えば、ソースガスとしてテトラエトキシシラン〔TEOS:Si(C2 5 O)4 〕を導入するとともに反応ガスとしてと酸素(O2 )とを導入し、SiO2 からなる誘電体層17を形成する。
平行平板型のプラズマCVD装置100を用い、シリコン基板とソーダライムガラス基板とにそれぞれ次の条件でSiO2 膜を成膜した。
導入ガスと流量 :TEOS/800SCCM
導入ガスと流量 :O2 /2000SCCM
高周波出力 :1.5kW
基板温度 :350℃
真空度 :1.0Torr
得られたSiO2 膜は、シリコン基板では−0.7×109 dyn/cm2 、ソーダライムガラス基板では−1.9×109 dyn/cm2 の圧縮応力を有しており、比誘電率は4.1であった。
同一の条件で表1の材質のガラス基板及び主電極からなる基板構体に厚さ10μmのSiO2 膜を成膜した。
成膜により基板構体は成膜面を上側に向けた状態で凸状に約5mm反った。SiO2 膜の上に厚さ0.5μmのMgO膜を蒸着法によって成膜し、それにより得られた基板構体と別途に作製した背面側の基板構体とを張り合わせてPDPを完成させた。発光効率の測定結果は1.5lm/Wであった。
平行平板型のプラズマCVD装置100を用い、シリコン基板とソーダライムガラス基板とにそれぞれ次の条件でSiO2 膜を成膜した。
導入ガスと流量 :SiH4 /900SCCM
導入ガスと流量 :N2 O/4000SCCM
高周波出力 :1.0kW
基板温度 :340℃
真空度 :1.2Torr
得られたSiO2 膜は、シリコン基板では+1.0×109 dyn/cm2 の引張応力を有し、ソーダライムガラス基板では−0.2×109 dyn/cm2 の圧縮応力を有しており、比誘電率は4.1であった。
同一の条件で実施例1と同じ表1の材質のガラス基板及び主電極からなる基板構体に、厚さ10μmのSiO2 膜を成膜した。成膜により基板構体は成膜面を上側に向けた状態で凸状に約1mm反った。SiO2 膜の上に厚さ0.5μmのMgO膜を蒸着法によって成膜して得られた基板構体と、別途に作製した背面側の基板構体とを張り合わせてPDPを完成させた。発光効率の測定結果は1.5lm/Wであった。
平行平板型のプラズマCVD装置100を用い、試料基板に次の条件で有機酸化珪素膜(CH3 SiO)を成膜した。
導入ガスと流量 :Si(CH3 4 /800SCCM
導入ガスと流量 :H2 O/4000SCCM
高周波出力 :2.0kW
基板温度 :400℃
真空度 :1.0Torr
得られた有機酸化珪素膜の比誘電率は2.6であった。
同一の条件で実施例1と同じ表1の材質のガラス基板及び主電極からなる基板構体に、厚さ10μmのCH3 SiO膜を成膜した。このCH3 SiO膜の上に厚さ0.5μmのMgO膜を蒸着法によって成膜して得られた基板構体と、別途に作製した背面側の基板構体とを張り合わせてPDPを完成させた。発光効率の測定結果は1.7lm/Wであった。
〔比較例1〕
常圧CVD装置100を用い、シリコン基板とソーダライムガラス基板とにそれぞれ次の条件でSiO2 膜(熱CVD膜)を成膜した。
導入ガスと流量 :SiH4 /900SCCM
導入ガスと流量 :H2 O/6000SCCM
基板温度 :450℃
得られたSiO2 膜は、シリコン基板では+4.0×109 dyn/cm2 、ソーダライムガラス基板では+2.3×109 dyn/cm2 の引張応力を有していた。
同一の条件で実施例1と同じ表1の材質のガラス基板及び主電極とからなる基板構体に、厚さ10μmのSiO2 膜を成膜した。膜面に多数のクラックが発生し、PDPを組み立てることができなかった。
〔比較例2〕
平行平板型のプラズマCVD装置100を用い、シリコン基板とソーダライムガラス基板とにそれぞれ次の条件でSiO2 膜を成膜した。
導入ガスと流量 :SiH4 /900SCCM
導入ガスと流量 :N2 O/5000SCCM
高周波出力 :1.8kW
基板温度 :380℃
真空度 :0.7Torr
得られたSiO2 膜は、シリコン基板では−3.3×109 dyn/cm2 の圧縮応力を有し、ソーダライムガラス基板では−4.6×109 dyn/cm2 の圧縮応力を有していた。
同一の条件で実施例1と同じ表1の材質のガラス基板及び主電極とからなる基板構体に、厚さ10μmのSiO2 膜を成膜した。成膜により基板構体は成膜面を上側に向けた状態で凸状に約12mm反った。反りが過大であるため、背面側の基板構体と張り合わせることができなかった。
〔比較例3〕
従来の厚膜手法により誘電体層を形成した。すなわち、実施例1と同じ表1の材質のガラス基板及び主電極とからなる基板構体に、PbO−BO−SiO系フリットガラスをロールコータで30μmの厚さに印刷し、コンベア炉を用いて大気雰囲気で焼成した(580℃,60min)。得られた低融点ガラス層は無数の泡を含んでおり、比誘電率の測定値は12.0であった。低融点ガラス層の上に厚さ0.5μmのMgO膜を蒸着法によって成膜し、得られた基板構体と別途に作製した背面側の基板構体とを張り合わせてPDPを完成させた。発光効率の測定結果は0.8lm/Wであった。
〔第2実施形態〕
図5は第2実施形態に係るPDPの要部断面構造の模式図である。
PDP2では、前面側のガラス基板11bの上に透明導電膜41bと金属膜42bとを順に設けて主電極Xb,Ybを形成した後、薄膜手法で誘電体層17bを成膜する以前に、金属膜42bの上に絶縁体層50が設けられている。これにより、主電極Xb,Ybのうちの金属膜42bの重なる部分を被覆する層が他の部分より厚くなるので、金属膜42bの上方での不要の放電が抑えられて発光効率が高まる。
〔第3実施形態〕
図6は第3実施形態に係るPDPの要部断面構造の模式図である。図7は第3実施形態に係るPDPの表示領域の平面図である。
PDP3においては、前面側のガラス基板11cの上に透明導電膜41cと金属膜42cとを順に設けて主電極Xc,Ycを形成した後、薄膜手法で誘電体層17cを成膜する以前に、金属膜42cと逆スリットS2とを覆うように暗色の絶縁体層55が設けられている。逆スリットS2は隣接する行どうしの電極配列間隙であり、面放電ギャップである行内の電極配列間隙(スリット)S1より幅広である。絶縁体層55により、図7のように表示領域EScの全体ではストライプ状の遮光パターンが形成され、行間において蛍光体層が隠れて表示のコントラストが高まる。加えて、主電極Xc,Ycのうちの金属膜42cの重なる部分を被覆する層が他の部分より厚くなるので、金属膜42cの上方での不要の放電が抑えられて発光効率が高まる。
以上の実施形態によれば、焼成に比べて低い温度で誘電体層17,17b,17cを設けることができ、基板の熱歪みを低減することができる。また、誘電体層17,17b,17cの比誘電率が従来の低融点ガラス層より低いので電極間容量が低減されて消費電力が少なくなる。さらに、誘電体層17,17b,17cが鉛、亜鉛などの金属を含まないので、製造の作業安全性が高まり、リサイクル性に優れたPDP1,2,3が得られる。
本発明は、電極間の静電容量の低減に有効な比誘電率の小さい均質な誘電体層をもつガス放電表示デバイスの製造に適している。
本発明に係るPDPの電極配列を示す平面図である。 本発明に係るPDPの内部の基本構造を示す分解斜視図である。 第1実施形態に係るPDPの要部断面構造の模式図である。 本発明に係るプラズマCVD装置の概略図である。 第2実施形態に係るPDPの要部断面構造の模式図である。 第3実施形態に係るPDPの要部断面構造の模式図である。 第3実施形態に係るPDPの表示領域の平面図である。 従来のPDPの要部断面構造の模式図である。
符号の説明
1,2,3 PDP(ガス放電表示デバイス)
11,11b,11c ガラス基板(基板)
X,Y,Xb,Yb,Xc,Yc 主電極(電極)
ES,ESc 表示領域
17,17b,17c 誘電体層
s 下地面
F 圧縮応力
50 絶縁体層
55 絶縁体層(遮光層)
S1 スリット(放電間隙)
S2 逆スリット(電極間部分)

Claims (2)

  1. ガラス基板上に配列された電極を覆って表示領域の全域に拡がる誘電体層を有したガス放電表示デバイスの製造方法であって、
    前記誘電体層の形成以前に、前記表示領域のうちの放電間隙を除いた電極間部分に遮光層を設け、
    前記電極の配列を終えた段階以降の基板構体の表面に、前記誘電体層としてプラズマ気相成長法によって成膜の下地面を等方的に覆う珪素化合物からなる層を形成する
    ことを特徴とするガス放電表示デバイスの製造方法。
  2. 前記誘電体層として二酸化珪素または有機酸化珪素からなる層を形成する
    請求項1に記載のガス放電表示デバイスの製造方法。
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