JP3884740B2 - 窓開閉装置、開閉窓および開閉窓の改装方法 - Google Patents

窓開閉装置、開閉窓および開閉窓の改装方法 Download PDF

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Description

本発明は、開閉窓、例えば、ルーバー窓、オーニング窓、横辷り出し窓、縦辷り出し窓等の開閉窓の窓開閉装置、開閉窓および開閉窓の改装方法に関する。
ルーバー窓、オーニング窓、辷り出し窓等の開閉窓においては、従来、手動ハンドルで面材を開閉するものが一般的であったが、近年、面材を電動で開閉可能な電動窓も利用されるようになった(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1の電動窓は、モータ等の駆動部と、リミットスイッチ等の制御部とが収納されたユニットケースを縦枠に取り付けてルーバーの開閉を制御している。この特許文献1は、専用のユニットケースにモータ等を組み込むことで、補修、交換時にはユニットケースごと取り外して行うことができる。
特開昭59−15735号公報
しかしながら、前記特許文献1では、ユニットケースが取り付けられる縦枠内に昇降枠を配置し、この昇降枠に連結された昇降作動部材を縦枠からユニットケース内に突設させなければならない。従って、手動で開閉されるサッシ窓とは異なる窓構造が必要となり、かつ、電気工事や配線も複雑になるという問題がある。さらに、専用の電動ユニットが必要となるため、例えば、縦辷り出し窓などの他の窓には適用できず、汎用性が無いという問題がある。
このため、手動操作で開閉される窓を、リフォームで電動式に変更することは非常に困難であるという問題もあった。
本発明の目的は、手動で開閉される窓と窓枠等を共通化でき、電気工事なども容易に行え、かつ各種の窓に適用できて汎用性が高く、手動操作で開閉される窓を容易に電動式に変更することができる開閉窓の窓開閉装置、開閉窓および開閉窓の改装方法を提供することにある。
本発明の窓開閉装置は、窓枠と、この窓枠内に配置された面材とを備えたルーバー窓、オーニング窓、横辷り出し窓、縦辷り出し窓のいずれかの窓において、前記面材の開閉機構を駆動して面材を開閉する窓開閉装置であって、手動ハンドルまたはチェーン操作用プーリを取付可能な着脱部を有する回転伝達軸、及び、この回転伝達軸の回転によって動かされて前記面材を開閉する開閉機構に連結された連結部材を備えた本体部と、前記回転伝達軸の着脱部に連結された電動モータと、この電動モータの駆動を制御する制御部と、前記窓枠に取り付けられて前記電動モータを支持するブラケットとを備え、このブラケットは、前記本体部の種類に応じて複数種類用意され、前記本体部に応じて選択されたブラケットが前記本体部と共に窓枠に取り付けられていることを特徴とする。
このような構成によれば、手動ハンドルやプーリが取付可能な回転伝達軸の着脱部に電動モータを連結しているので、手動ハンドルやプーリに掛けられたチェーンで回転伝達軸を回転した際に面材を開閉させる開閉機構は何ら変更することなく、そのまま利用することができる。従って、手動で開閉される開閉窓においても、手動ハンドル等を外して電動モータを連結することで、容易にかつ安価に電動式の開閉窓に改装することができる。
また、開閉窓の種類が異なるためなどで本体部の種類が異なる場合でも、電動モータの取付位置をブラケット等を用いて調整するだけでよく、電動モータや制御部は共通化することができる。すなわち、手動ハンドル等で操作されるオペレータハンドルの本体部を駆動するためのトルクは、手動で操作可能なトルクであるため、窓種に関係なくほぼ一定である。従って、手動ハンドル等が取り付けられる回転伝達軸を電動モータで回転する際に必要となるトルクも窓種に関係なくほぼ一定であるため、電動モータや制御部は窓種に関係なく共通化することができる。従って、本体部は、手動操作の窓と共通化することができ、かつ、電動モータや制御部は窓種に関係なく共通化することができるので、汎用性が高く、手動操作で開閉される窓を容易に電動式に変更することができる。
さらに、手動ハンドル等が取り付けられていた部分に電動モータを取り付けているので、窓枠の近傍の壁等にコンセントを設けておけば、窓枠内に配線を引き回す必要がない。このため、電気工事を担当する作業者は、窓の近くにコンセントを設置するだけでよく、窓の施工を担当する作業者は、窓の設置作業に加え、コンセントにプラグを差し込むだけで施工できる。従って、窓枠内に配線する場合は、電気工事作業と窓の設置作業とが混在して施工作業が煩雑になるのに対し、本発明では、各作業を分離できるため、作業効率を向上できる。その上、電気工事は、一般的な壁にコンセントを設置する作業のみでよく、窓枠内に配線する必要もないため、電気工事作業も簡単に行うことができる。従って、施工コストも大幅に低減できる。
また、電動モータをブラケットを介して窓枠に取り付ければ、電動モータを強固に固定できる。さらに、オペレータハンドルの本体部の種類が相違し、例えば、窓枠に対する回転伝達軸の位置が相違するために電動モータの配置位置が異なる場合でも、ブラケットのみを変更することで、電動モータ等は共通したものが利用でき、汎用性を向上できる。
ここで、前記回転伝達軸は、周面に歯が形成されたセレーション軸で構成され、前記電動モータの出力軸は、前記セレーション軸に嵌合するジョイント部材を介して前記回転伝達軸に連結されていることが好ましい。
通常のオペレータハンドルにおける回転伝達軸はセレーション軸で構成されている。従って、例えば、略円筒状に形成され、軸方向一端側の内周面に前記セレーション軸に嵌合する歯が形成されたジョイント部材を嵌合し、このジョイント部材内に他端側から電動モータの出力軸を差し込んでビス等で回り止めするだけで、回転伝達軸と電動モータの出力軸とを簡単に連結できる。その上、電動モータは、出力軸を有する一般的なものが利用でき、コストを低減できる。
なお、電動モータは、一般的な減速機付のものを利用すればよい。
また、前記制御部は、コンセントに取り付けられ、かつ、配線を介して電動モータと接続されていることが好ましい。
電動モータの駆動を制御する制御部は、電動モータと一体に形成してもよいが、本発明のように別体にすれば、開閉窓部分に取り付けられる電動モータ部分のサイズを小さくでき、開閉窓部分の意匠性を向上できるとともに、窓の使い勝手も向上できる。
この際、制御部を含む制御ユニットは、電源ケーブルを介してコンセントに取り付けてもよいが、制御ユニットにプラグを形成して制御ユニットを直接コンセントに取り付けることが好ましい。このようにすれば、制御ユニットのプラグをコンセントに差し込むだけで制御ユニットを壁に取り付けることができ、制御ユニットをビスなどで壁に固定する必要がないため、施工作業性を向上できる。
また、前記制御部は、リモコンからの信号を受ける受信部を備え、リモコンからの操作で電動モータの駆動及び停止を制御可能に構成されていることが好ましい。
制御部に受信部を備え、リモコン操作で電動モータの駆動を制御することができれば、例えば、吹き抜けに設けられた開閉窓のように、高所に設けられた窓の開閉操作を容易に行うことができる。また、制御部と受信部とを1つのユニットにまとめて組み込むこともでき、施工時等の取扱い性や施工作業性を向上できる。
さらに、前記制御部は、電動モータの駆動開始後、所定時間経過した以降に、前記電動モータに流れる電流値が予め設定された閾値を越えた場合には、電動モータの駆動を停止することが好ましい。
窓の開閉を制御する方法としては、面材が閉まった状態および開いた状態でオンされるリミットスイッチを設けて制御してもよいし、電動モータの回転量を測定するセンサを設けて制御してもよいが、スイッチやセンサが必要となり、その分、コストが高くなるとともに、回転量で制御する場合には測定誤差が発生すると、完全に窓を閉めたり開いたりすることができないという問題もある。
これに対し、本発明のように、電動モータの電流値で制御する場合には、リミットスイッチなどが不要となり、コストを低減できるとともに、面材を確実に開いたり、閉じたりできる。すなわち、面材をリンク機構などを利用して開閉する場合に、面材の可動角度範囲は面材が窓枠に当接したり、リンク機構の可動制限などによってある一定範囲に制限される。従って、電動モータで面材を開閉駆動している際に、面材が可動できない状態に達すると、電動モータの負荷が急激に増えて過負荷状態になる。この過負荷状態になると、モータの電流が急激に大きくなるため、所定の閾値を設定しておくことで容易に検出できる。従って、本発明によれば、コストを低減でき、かつ面材を確実に開閉することができる。
本発明の開閉窓は、窓枠と、この窓枠内に配置された面材と、この面材を開閉する開閉機構と、この開閉機構を駆動して前記面材を開閉する前記窓開閉装置と、を備えることを特徴とする。
このような開閉窓によれば、前述した窓開閉装置を備えているので、前述した窓開閉装置と同様の効果を奏することができる。すなわち、手動で開閉される開閉窓においても、容易にかつ安価に電動式の開閉窓に改装することができ、また、本体部は、手動操作の窓とそれぞれ共通化することができ、かつ、電動モータや制御部は窓種に関係なく共通化することができるので、汎用性が高く、手動操作で開閉される窓をより一層容易に電動式に変更することができる。
さらに、電気工事作業と窓の設置作業とを分離できるため、作業効率を向上できる。その上、電気工事は、一般的な壁にコンセントを設置する作業のみでよく、窓枠内に配線する必要もないため、電気工事作業も簡単に行うことができる。
本発明の開閉窓の改装方法は、窓枠と、この窓枠内に配置された面材と、この面材を開閉する開閉機構と、この開閉機構を駆動して前記面材を開閉するオペレータハンドルとを備えたルーバー窓、オーニング窓、横辷り出し窓、縦辷り出し窓のいずれかの開閉窓を電動化する改装方法であって、手動ハンドルを取付可能な着脱部を有する回転伝達軸、及び、この回転伝達軸の回転によって動かされて前記面材を開閉する開閉機構に連結された連結部材を備えた本体部と、手動ハンドルを有して構成されている前記オペレータハンドルの手動ハンドルを取り外し、前記連結部材を開閉機構から取り外し、オペレータハンドルの本体部を窓枠から取り外し、この手動ハンドルが取り付けられていた回転伝達軸に電動モータの出力軸を連結し、前記本体部の種類に応じて複数種類用意され、前記本体部に応じて選択されたブラケットに前記電動モータを取り付け、前記ブラケットおよび本体部を窓枠に取り付け、前記連結部材を開閉機構に取り付け、この電動モータを制御する制御部をコンセントに接続することを特徴とする。
このような本発明によれば、既設の手動操作式の開閉窓を、容易にかつ安価に電動式の開閉窓に改装することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態に係る開閉窓であるオーニング窓10を室内側から見た概略斜視図、図2はオーニング窓10の横断面図、図3は手動タイプおよび電動タイプのオペレータハンドル部分を示す分解斜視図、図4は電動モータの制御状態による電流変化を示す図である。
オーニング窓10は、上枠(図示略)、下枠12、および左右の縦枠13を四周枠組みした窓枠14と、この窓枠14の内側に開閉自在に支持された複数枚(本実施形態では4枚)の障子(面材)15とを備えて構成されている。
窓枠14は、建物の外壁や柱1等の躯体に固定されている。
面材である障子15は、上框16、下框17、および左右の縦框18を四周框組みした内部に、パネル材、例えば、ガラスパネル19を嵌め込んで構成されている。なお、障子15の室内側には、適宜、網戸20が開閉自在に設けられている。
窓枠14の縦枠13内には、障子15を開閉するための開閉機構21が組み込まれている。この開閉機構21は、縦枠13に沿って配置されて上下動可能な連動杆や、縦枠13と障子15との間に取り付けられた支持アーム等を有し、手動ハンドルで前記連動杆を上下動して障子15を開閉する従来の開閉機構と同一であるため、詳細な説明は省略する。
一方の縦枠13の室内面には、図3に示すように、手動式のオーニング窓と同様に、オペレータハンドルの本体部30が取付ネジ31を用いてビス止めされている。なお、本実施形態では、ブラケット41も、本体部30とともに取付ネジ31でビス止めされている。なお、取付ネジ31は、本体部30に取り付けられるカバー材30Aで隠されており、外観意匠の低下を防止している。
本体部30は、回転伝達軸32と、この回転伝達軸32の回転に伴って揺動される連結部材としての連結アーム33とを備える。なお、回転伝達軸32と連結アーム33との間には、本体部30内に内蔵された歯車が適宜設けられている。すなわち、本体部30は、従来の手動ハンドルを用いた場合のオペレータハンドルの本体部と同一のものである。
従って、回転伝達軸32は、セレーション軸とされ、図3に示すように、従来用いていた手動ハンドル35を着脱可能に構成されている。従って、回転伝達軸32のセレーション軸部分により手動ハンドル35を取付可能な着脱部が構成されている。
回転伝達軸32には、カップリング(ジョイント部材)42を介して減速機付の電動モータ43の出力軸(モータ軸)43Aが連結されている。
カップリング42は、略円筒状に形成され、内部の貫通穴部分において、回転伝達軸32側には、回転伝達軸32の外周に形成された歯に嵌合する歯が形成され、回転伝達軸32に対して回り止めされた状態で接合できるように構成されている。
また、カップリング42と出力軸43Aとは、出力軸43Aをカップリング42内に挿入し、ビスで回り止めすることなどで接合されている。
従って、電動モータ43が駆動されると、その回転力は、出力軸43A、カップリング42を介して回転伝達軸32に伝達されることになる。
前記電動モータ43は、ブラケット41にビス止めされて支持されている。すなわち、回転伝達軸32と出力軸43Aとをカップリング42を介して連結する際には、各軸32,43Aが同軸上に位置し、かつ、各軸32,43A間の寸法が前記カップリング42を介して連結可能な寸法にする必要がある。このため、電動モータ43は、ブラケット41によって、所定の位置に配置されている。
ブラケット41には、電動モータ43を覆い隠すモータケース45が着脱可能に取り付けられている。また、電動モータ43の電源コード43Bは、モータケース45内において、制御ユニット50から延長された電源コード51に連結されている。
制御ユニット50は、壁に設けられたコンセント3に差し込まれるプラグと、リモコン60からの信号(赤外線や電波)を受信する受信部と、電動モータ43の駆動を制御するリレー回路等を備えている。従って、本実施形態では、制御ユニット50によって制御部が構成されている。
リモコン60には、窓を開く際の押す開ボタンと、閉める際に押す閉ボタンと、駆動を停止する停止ボタンとが設けられ、利用者がこれらのボタンを押して操作することで、電動モータ43の駆動を制御できるようにされている。
従って、オペレータハンドルの本体部30、ブラケット41、カップリング42、電動モータ43、モータケース45、制御ユニット50により、本発明の窓開閉装置5が構成されている。
[改装時の施工方法]
次に、本実施形態において、既存の手動操作タイプのオーニング窓を、電動操作タイプのオーニング窓10に改装する手順について説明する。
まず、既存のオーニング窓の手動ハンドル35を回転伝達軸32から取り外す。また、連結アーム33を開閉機構21から取り外すと共に、取付ネジ31を外してオペレータハンドルの本体部30を縦枠13から取り外す。
次に、本体部30にブラケット41を合わせておくとともに、回転伝達軸32にカップリング42を取り付け、さらに、電動モータ43の出力軸43Aをカップリング42に差し込んで取り付ける。さらに、電動モータ43をブラケット41にビス止めする。
次に、ブラケット41および本体部30を取付ネジ31で縦枠13に取り付ける。そして、連結アーム33を開閉機構21に連結する。
また、制御ユニット50と電動モータ43とを接続(結線)し、制御ユニット50をコンセント3に差し込んで取り付ける。なお、コンセント3が設けられていない場合には、別途、電気工事業者にコンセント3を壁に増設させておけばよい。
以上の施工により、手動操作タイプのオーニング窓を電動操作タイプのオーニング窓10に変更することができる。
[新設時の施工方法]
なお、電動操作タイプのオーニング窓10を新設する場合は、手動ハンドル35を外す作業が不要となる点が前記改装時の手順と相違するが、その他は同様の手順で行えばよい。
[オーニング窓の開閉制御]
次に、本実施形態のオーニング窓10における開閉制御に関し説明する。
リモコン60の開ボタンが押された場合には、電動モータ43が駆動されて回転伝達軸32を手動ハンドル35で窓を開く方向に回転する。すると、手動ハンドル35を回した場合と同様に、開閉機構21が動作して各障子15が開く。この場合、負荷つまり回転伝達軸32を回転させるためのトルクがほぼ一定であるので、電動モータ43に供給される電力の電流値もほぼ一定値となる。
そして、障子15が全開状態になってそれ以上開くことができなくなると、電動モータ43が過負荷状態となり、電流値も急激に高くなる。従って、図4に示すように、電動モータ43の電流値が所定のしきい値(閾値)Sを所定時間t1の間、継続して越えた場合には、制御ユニット50は電動モータ43を停止する。電動モータ43の停止中は電力も供給されないので、電流も流れなくなる。
利用者がオーニング窓10を閉めようとして閉ボタンを押すと、電動モータ43が逆回転されて、回転伝達軸32を手動ハンドル35で窓を閉じる方向に回転する。すると、手動ハンドル35を回した場合と同様に、開閉機構21が動作して各障子15が閉められる。
ここで、停止状態の電動モータ43を反転させた場合、ギアの食いつき(摩擦抵抗)が大きくなって一時的に電動モータ43が過負荷状態となり、電流がしきい値Sを越えてしまう可能性がある。このため、本実施形態の制御ユニット50は、電動モータ43の駆動が指示された時(ボタンが押された時)から所定時間t2の間は、電流値としきい値Sとの比較制御を停止するか、または、しきい値自体をより大きな値S2に変更することで、電動モータ43の駆動開始直後のギア食いつきによる過負荷状態が発生しても電動モータ43を停止せずに駆動し続けるように制御している。なお、駆動開始時に一時的に高くなる電流値は、電動モータ43により回転伝達軸32が駆動されると共にほぼ一定値となる。
閉ボタンを押して電動モータ43が反転され、障子15が閉められて全閉状態になると、電動モータ43は過負荷状態となり、電流値も急激に高くなる。従って、図4に示すように、障子15が全開状態となった場合と同様に、電動モータ43の電流値が所定のしきい値Sを所定時間t1を越えた場合には、制御ユニット50は電動モータ43を停止する。
再度、開ボタンが押されると、電動モータ43により障子15が開かれる。この開ボタンを押した場合も、所定時間t2はしきい値Sによる制御を行わず、電動モータ43の駆動を続行する。そして、所定時間t2の経過後に、電流がしきい値Sを所定時間t1の間越えると、制御ユニット50は電動モータ43を停止する。
以上の制御を繰り返すことで、障子15の開閉制御が行われる。なお、障子15を全開状態ではなく、所定の角度分だけ開く場合には、障子15が所望の角度まで開いた時点で停止ボタンを押して電動モータ43を停止させればよい。
このような本実施形態によれば、以下のような効果がある。
(1)手動操作タイプのオーニング窓の手動ハンドル35を取り外し、電動モータ43を取り付けることで電動操作タイプのオーニング窓10を構成できるので、窓枠14、障子15、開閉機構21等のサッシ本体は手動ハンドル35で操作される一般的なものをそのまま利用できる。従って、従来のように、縦枠に専用の電動ユニットを取り付けるために、縦枠に特別な加工を施したりする場合に比べて、汎用性が高く、コストも低減できる。
また、手動ハンドル35を取り外して電動モータ43を取り付ければよいため、手動操作タイプから電動操作タイプへの変更が非常に簡単に行える。従って、アフターサービスや、リフォーム対応時に簡単にかつ低コストで電動タイプに変更することができ、利用者の要望に対しても柔軟に対応することができる。
さらに、電動モータ43等を外して手動ハンドル35を取り付けるだけで簡単に手動操作タイプに戻すこともできるため、例えば、賃貸住宅などで居住者の要望で一定期間のみ電動タイプにすることも簡単に行うことができる。
(2)手動ハンドル35の代わりに電動モータ43を設けて駆動するため、オーニング窓10に限らず、ガラスルーバー窓、横辷り出し窓、縦辷り出し窓等のハンドル操作で開閉していた各種の開閉窓に適用できる。すなわち、各種の開閉窓においては、納まりや意匠のために、オペレータハンドルの本体部の寸法や回転伝達軸32の傾斜方向などが相違する場合がある。このため、例えば、ブラケット41が取り付けられる窓枠14の室内面を基準とした場合、電動モータ43の位置はそれぞれ異なる。このような場合でも、ブラケット41のみを各種用意しておけば、カップリング42、電動モータ43、制御ユニット50は各種の開閉窓で共通したものが利用でき、この点でも汎用性を向上でき、部品種類を少なくできてコストを低減できる。
(3)従来のように、電源コードを窓枠内まで配線する必要がないため、電気工事業者はコンセント3の設置作業のみを行えばよく、その他の作業はサッシ窓の施工作業者が行うことができる。
従って、電気工事とサッシの施工作業とを分けることができ、施工作業の工程管理が容易となり、施工作業性も向上でき、施工コストも低減できる。
特に、電気工事は、壁にコンセント3を設置するという、電気工事業者が通常行っている作業のみを行えばよく、窓枠内まで配線するという特殊な工事を行う必要がないため、電気工事作業を効率よくかつ低コストで行うことができる。
また、サッシの施工業者も、通常の手動操作タイプの開閉窓の施工に加えてブラケット41、電動モータ43の取付作業等を行えば、その後は、制御ユニット50をコンセント3に差し込むだけでよいため、施工作業性を低下させるものではなく、従来と同様の作業性で施工できる。
(4)従来の電動操作タイプの開閉窓は、専用ユニットを専用の窓枠に取り付けたり、壁にコントローラボックスを埋め込み、さらにこのコントローラボックスと専用ユニット間を結ぶ配線を壁内に埋め込んだりしなければならず、作業工程が多くなるとともに、専用部品が必要となるため、コストも高いものであった。このため、吹き抜け空間などの高い位置には、開閉できないFIX窓が採用されることが多かった。
これに対し、本実施形態のオーニング窓10は、手動操作タイプのオーニング窓を流用できるため部品コストを低くでき、かつ、壁内の配線作業などが不要なため作業コストも低くできるため、従来の電動操作タイプに比べて安価に提供できる。従って、コスト面で設置が難しかった部分にも開閉窓を設置でき、採光性の向上の他、換気機能を向上できて優れた居住空間を形成できる。
(5)カップリング42を利用して電動モータ43の出力軸43Aと回転伝達軸32とを連結しているので、通常の電動モータ43を利用できる。さらに、カップリング42は回転伝達軸32のセレーション軸部分に嵌合可能に構成したので、回転伝達軸32に差し込むだけで連結でき、連結作業を容易に行うことができる。
(6)電動モータ43と制御ユニット50とを別体としたので、窓開閉装置5においてオーニング窓10の窓枠14に取り付けられる部品の寸法サイズを小さくできる。従って、オーニング窓10の意匠性を向上でき、窓を利用する際に窓開閉装置5が邪魔となることも少なくなり、窓の使い勝手も向上できる。
また、制御ユニット50にプラグが形成され、制御ユニット50を直接コンセント3に差し込んでいるので、制御ユニット50を別途、ビスなどを用いて壁に固定する必要が無く、施工作業性を向上できる。さらに、制御ユニット50にリモコン60からの信号を受ける受光部が形成されている場合には、この制御ユニット50をコンセント3に取り付けることなどで壁面に配置することで、リモコン60からの信号を受信し易くでき、操作性のよいオーニング窓10とすることができる。その上、リモコン操作で電動モータ43の駆動を制御することができるので、高所に設けられた窓の開閉操作も容易に行うことができる。また、制御部と受信部とを1つのユニットにまとめて組み込むこともでき、施工時等の取扱い性や施工作業性を向上できる。
(7)制御ユニット50は、電動モータ43の電流値に基づいて過負荷状態を検出して電動モータ43の停止制御を行っているので、リミットスイッチや回転量検出センサを不要にできてコストを低減でき、かつ、過負荷状態を検出しているので、窓が全開状態や全閉状態になったことを検出でき、確実に開閉できる。
また、電動モータ43の駆動開始後、所定時間t2経過した以降に、前記電動モータ43に流れる電流値が予め設定されたしきい値Sを越えた場合に、電動モータ43の駆動を停止しているので、所定時間t2以内にしきい値Sを越えても、電動モータ43の駆動を続行できる。このため、ギアの噛み込みなどで一時的に過負荷状態になっても、電動モータ43の駆動を継続でき、障子15を確実に開閉することができる。
なお、本発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる他の構成等を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれる。
例えば、窓開閉装置5は、停電時にオーニング窓10を開閉できる機構を設けてもよい。例えば、乾電池等が組み込まれた非常用電池ユニットを別途用意し、これを制御ユニット50に接続して電源供給し、停電時でも一時的に窓10を開閉できるようにしてもよい。
また、カップリング42の外周面を断面六角形に構成し、専用のレンチでカップリング42および回転伝達軸32を回転して窓10を開閉できるように構成してもよい。
さらに、ブラケット41をスライド移動などできるように構成し、電動モータ43およびカップリング42を回転伝達軸32から外し、回転伝達軸32に手動ハンドル35を取り付けて手動で窓10を開閉できるように構成してもよい。
制御ユニット50は、過負荷状態の検出を電流値で行うものに限らず、電圧値等の他のデータに基づいて制御してもよい。また、障子15が全閉状態および全開状態になった場合にオンされるリミットスイッチや、電動モータ43の回転量を検出するセンサなどを設けて障子15の駆動を制御してもよい。
制御ユニット50は専用のリモコン60で操作される場合に限らず、例えば、携帯電話機やテレビ等の他の電気製品のリモコンで制御できるようにしてもよい。特に、本発明では、開、閉、停止の3つの状態のみを指示できればよいので、携帯電話機や他のリモコンに所定の信号を発光(発信)できるようにすることで、携帯電話機等を容易に利用できる。
また、制御ユニット50に、操作ボタンを設けることで、制御ユニット50のボタン操作で制御してもよい。さらに、制御ユニット50の操作ボタンとリモコン60との両方で制御できるようにしてもよい。
また、制御ユニット50は、ボタン操作に基づいて電動モータ43を駆動する場合に限らず、例えば、ガスセンサや火災センサ(煙や熱を検出するセンサ)等からの信号に基づいて障子15を開閉してもよい。この場合、換気が必要な状況をセンサが検出することで自動的に障子15を開いて換気を行うことができる。
制御ユニット50は、コンセント3に直接差し込むタイプに限らず、電源コードを介してコンセント3に差し込まれるものでもよい。
また、前記実施形態では、電動モータ43と制御ユニット50とを別体としていたが、一体に構成してもよい。但し、前記実施形態のように、別体にしたほうが、窓枠14に取り付けられる部分をコンパクトにできる利点がある。
ブラケット41は、1種類のみ用意し、各種の窓で兼用して利用してもよいし、複数種類用意して各種の窓毎に利用してもよい。例えば、各種の窓において、手動ハンドル35を用いたオペレータハンドルの本体部30が共通している場合には、1種類のブラケット41を用意すればよく、部品種類を少なくできる。
また、本体部30の種類が異なる場合でも、例えば、ブラケット41を窓枠に取り付ける取付ネジ31が挿通される取付穴や、電動モータ43が取り付けられる穴を長穴にしたり、複数形成することなどで、本体部30の相違を吸収できるようにして、1種類のブラケット41で対応してもよい。また、回転伝達軸32と出力軸43Aとの接続をユニバーサルジョイントを利用することなどで、本体部30の種類の相違を吸収できるようにしておくことで、ブラケット41を1種類としてもよい。
同様に、ブラケット41を複数種類用意する場合でも、すべての窓種毎に用意する場合に限らず、前述のように長穴等にすることで、複数種の窓毎にブラケット41を共通化できるようにすることで、窓種の種類に比べてブラケット41の種類を少なくしてもよい。
前記実施形態では、ブラケット41に電動モータ43を直接固定していたが、スペーサ部材等を介して固定してもよい。このように構成すれば、各窓種の違いなどで本体部30が異なり、電動モータ43の配置位置が異なる場合に、その相違をスペーサ部材で吸収するようにすれば、ブラケット41の種類を少なくできる利点がある。
また、前記実施形態では、電動モータ43を支持するブラケット41は、本体部30と共に窓枠14に取り付けていたが、本体部30とは別に窓枠14や柱1等の躯体に取り付けてもよい。すなわち、本発明においては、開閉機構21に連結する必要がある本体部30を窓枠14に取り付ければよく、ブラケット41は窓枠14に取り付けてもよいし、躯体に取り付けてもよい。但し、前記実施形態のように本体部30と共に窓枠14に取り付けたほうが、取付ネジ31を兼用できて取付構造を簡単にできる利点がある。
回転伝達軸32と電動モータ43との連結は、カップリング42を用いたものに限らない。例えば、回転伝達軸32と出力軸43Aとが同軸上に配置されていない場合等は、ユニバーサルジョイント等を用いて連結してもよい。
さらに、電動モータ43の出力軸43Aを手動ハンドル35と同様に回転伝達軸32を挿入可能に構成した場合には、回転伝達軸32と出力軸43Aとを直接連結してもよい。
要するに、電動モータ43の回転を回転伝達軸32に伝達できるものであればよい。
本発明の窓開閉装置5が適用される窓としては、オーニング窓10に限らず、ガラスルーバー窓、横辷り出し窓、縦辷り出し窓等、オペレータハンドルが設けられる各種の開閉窓に適用できる。
さらに、開閉窓としては、手動ハンドル35が設けられたものに限らず、回転伝達軸にプーリを取り付けておき、このプーリに掛けられたチェーンを操作することで手動開閉していた窓を電動化する場合にも適用できる。この場合は、回転伝達軸からプーリを取り外して電動モータ43を取り付ければよい。
また、本発明の窓開閉装置5を、複数の窓にそれぞれ取り付けて制御してもよい。この場合、制御ユニット50およびリモコン60に、それぞれやり取りする信号の種類を切換可能なスイッチ(信号モード切換スイッチ)を設けておき、リモコン60は操作したい窓の制御ユニット50が設定されているモードに切り換えて制御してもよい。
さらに、例えば、電源線を介して制御信号を送信可能に設定し、各制御ユニット50をホームオートメーション等で集中制御できるように構成してもよい。
さらに、モータケース45の有無、電動モータ43の種類などは実施にあたって適宜設定すればよい。
また、前記実施形態では、コンセント3からの商用電力を用いて電動モータ43を駆動していたが、例えば、制御ユニット50内に電池(1次電池)やバッテリ(2次電池)を内蔵し、その電力で駆動するようにしてもよい。この場合、例えば、太陽電池を窓や壁等に設け、その発電電力を蓄電して利用してもよい。
その他、本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
従って、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
本発明の実施形態に係るオーニング窓を示す概略斜視図である。 前記オーニング窓を示す横断面図である。 前記オーニング窓の窓開閉装置を示す分解斜視図である。 前記窓開閉装置の制御方法を説明する説明図である。
符号の説明
1…柱、3…コンセント、5…窓開閉装置、10…オーニング窓、12…下枠、13…縦枠、14…窓枠、15…障子、16…上框、17…下框、18…縦框、19…ガラスパネル、20…網戸、21…開閉機構、30…本体部、30A…カバー材、31…取付ネジ、32…回転伝達軸、33…連結アーム、35…手動ハンドル、41…ブラケット、42…カップリング、43…電動モータ、43A…出力軸、43B…電源コード、45…モータケース、50…制御ユニット、51…電源コード、60…リモコン。

Claims (6)

  1. 窓枠と、この窓枠内に配置された面材とを備えたルーバー窓、オーニング窓、横辷り出し窓、縦辷り出し窓のいずれかの窓において、前記面材の開閉機構を駆動して面材を開閉する窓開閉装置であって、
    手動ハンドルまたはチェーン操作用プーリを取付可能な着脱部を有する回転伝達軸、及び、この回転伝達軸の回転によって動かされて前記面材を開閉する開閉機構に連結された連結部材を備えた本体部と、
    前記回転伝達軸の着脱部に連結された電動モータと、
    この電動モータの駆動を制御する制御部と、
    前記窓枠に取り付けられて前記電動モータを支持するブラケットとを備え、
    このブラケットは、前記本体部の種類に応じて複数種類用意され、前記本体部に応じて選択されたブラケットが前記本体部と共に窓枠に取り付けられている窓開閉装置。
  2. 前記制御部は、コンセントに取り付けられ、かつ、配線を介して電動モータと接続されている請求項1に記載の窓開閉装置。
  3. 前記制御部は、リモコンからの信号を受ける受信部を備え、リモコンからの操作で電動モータの駆動及び停止を制御可能に構成されている請求項1または請求項に記載の窓開閉装置。
  4. 前記制御部は、電動モータの駆動開始後、所定時間経過した以降に、前記電動モータに流れる電流値が予め設定された閾値を越えた場合には、電動モータの駆動を停止する請求項1から請求項のいずれかに記載の窓開閉装置。
  5. 窓枠と、この窓枠内に配置された面材と、この面材を開閉する開閉機構と、この開閉機構を駆動して前記面材を開閉する請求項1から請求項のいずれかに記載の窓開閉装置と、を備える開閉窓。
  6. 窓枠と、この窓枠内に配置された面材と、この面材を開閉する開閉機構と、この開閉機構を駆動して前記面材を開閉するオペレータハンドルとを備えたルーバー窓、オーニング窓、横辷り出し窓、縦辷り出し窓のいずれかの開閉窓を電動化する改装方法であって、
    手動ハンドルを取付可能な着脱部を有する回転伝達軸、及び、この回転伝達軸の回転によって動かされて前記面材を開閉する開閉機構に連結された連結部材を備えた本体部と、手動ハンドルを有して構成されている前記オペレータハンドルの手動ハンドルを取り外し、
    前記連結部材を開閉機構から取り外し、オペレータハンドルの本体部を窓枠から取り外し、
    この手動ハンドルが取り付けられていた回転伝達軸に電動モータの出力軸を連結し、
    前記本体部の種類に応じて複数種類用意され、前記本体部に応じて選択されたブラケットに前記電動モータを取り付け、
    前記ブラケットおよび本体部を窓枠に取り付け、
    前記連結部材を開閉機構に取り付け、
    前記電動モータを制御する制御部をコンセントに接続する開閉窓の改装方法。
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