JP3884740B2 - 窓開閉装置、開閉窓および開閉窓の改装方法 - Google Patents
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特許文献1の電動窓は、モータ等の駆動部と、リミットスイッチ等の制御部とが収納されたユニットケースを縦枠に取り付けてルーバーの開閉を制御している。この特許文献1は、専用のユニットケースにモータ等を組み込むことで、補修、交換時にはユニットケースごと取り外して行うことができる。
このため、手動操作で開閉される窓を、リフォームで電動式に変更することは非常に困難であるという問題もあった。
また、開閉窓の種類が異なるためなどで本体部の種類が異なる場合でも、電動モータの取付位置をブラケット等を用いて調整するだけでよく、電動モータや制御部は共通化することができる。すなわち、手動ハンドル等で操作されるオペレータハンドルの本体部を駆動するためのトルクは、手動で操作可能なトルクであるため、窓種に関係なくほぼ一定である。従って、手動ハンドル等が取り付けられる回転伝達軸を電動モータで回転する際に必要となるトルクも窓種に関係なくほぼ一定であるため、電動モータや制御部は窓種に関係なく共通化することができる。従って、本体部は、手動操作の窓と共通化することができ、かつ、電動モータや制御部は窓種に関係なく共通化することができるので、汎用性が高く、手動操作で開閉される窓を容易に電動式に変更することができる。
さらに、手動ハンドル等が取り付けられていた部分に電動モータを取り付けているので、窓枠の近傍の壁等にコンセントを設けておけば、窓枠内に配線を引き回す必要がない。このため、電気工事を担当する作業者は、窓の近くにコンセントを設置するだけでよく、窓の施工を担当する作業者は、窓の設置作業に加え、コンセントにプラグを差し込むだけで施工できる。従って、窓枠内に配線する場合は、電気工事作業と窓の設置作業とが混在して施工作業が煩雑になるのに対し、本発明では、各作業を分離できるため、作業効率を向上できる。その上、電気工事は、一般的な壁にコンセントを設置する作業のみでよく、窓枠内に配線する必要もないため、電気工事作業も簡単に行うことができる。従って、施工コストも大幅に低減できる。
また、電動モータをブラケットを介して窓枠に取り付ければ、電動モータを強固に固定できる。さらに、オペレータハンドルの本体部の種類が相違し、例えば、窓枠に対する回転伝達軸の位置が相違するために電動モータの配置位置が異なる場合でも、ブラケットのみを変更することで、電動モータ等は共通したものが利用でき、汎用性を向上できる。
通常のオペレータハンドルにおける回転伝達軸はセレーション軸で構成されている。従って、例えば、略円筒状に形成され、軸方向一端側の内周面に前記セレーション軸に嵌合する歯が形成されたジョイント部材を嵌合し、このジョイント部材内に他端側から電動モータの出力軸を差し込んでビス等で回り止めするだけで、回転伝達軸と電動モータの出力軸とを簡単に連結できる。その上、電動モータは、出力軸を有する一般的なものが利用でき、コストを低減できる。
なお、電動モータは、一般的な減速機付のものを利用すればよい。
電動モータの駆動を制御する制御部は、電動モータと一体に形成してもよいが、本発明のように別体にすれば、開閉窓部分に取り付けられる電動モータ部分のサイズを小さくでき、開閉窓部分の意匠性を向上できるとともに、窓の使い勝手も向上できる。
この際、制御部を含む制御ユニットは、電源ケーブルを介してコンセントに取り付けてもよいが、制御ユニットにプラグを形成して制御ユニットを直接コンセントに取り付けることが好ましい。このようにすれば、制御ユニットのプラグをコンセントに差し込むだけで制御ユニットを壁に取り付けることができ、制御ユニットをビスなどで壁に固定する必要がないため、施工作業性を向上できる。
制御部に受信部を備え、リモコン操作で電動モータの駆動を制御することができれば、例えば、吹き抜けに設けられた開閉窓のように、高所に設けられた窓の開閉操作を容易に行うことができる。また、制御部と受信部とを1つのユニットにまとめて組み込むこともでき、施工時等の取扱い性や施工作業性を向上できる。
窓の開閉を制御する方法としては、面材が閉まった状態および開いた状態でオンされるリミットスイッチを設けて制御してもよいし、電動モータの回転量を測定するセンサを設けて制御してもよいが、スイッチやセンサが必要となり、その分、コストが高くなるとともに、回転量で制御する場合には測定誤差が発生すると、完全に窓を閉めたり開いたりすることができないという問題もある。
これに対し、本発明のように、電動モータの電流値で制御する場合には、リミットスイッチなどが不要となり、コストを低減できるとともに、面材を確実に開いたり、閉じたりできる。すなわち、面材をリンク機構などを利用して開閉する場合に、面材の可動角度範囲は面材が窓枠に当接したり、リンク機構の可動制限などによってある一定範囲に制限される。従って、電動モータで面材を開閉駆動している際に、面材が可動できない状態に達すると、電動モータの負荷が急激に増えて過負荷状態になる。この過負荷状態になると、モータの電流が急激に大きくなるため、所定の閾値を設定しておくことで容易に検出できる。従って、本発明によれば、コストを低減でき、かつ面材を確実に開閉することができる。
このような開閉窓によれば、前述した窓開閉装置を備えているので、前述した窓開閉装置と同様の効果を奏することができる。すなわち、手動で開閉される開閉窓においても、容易にかつ安価に電動式の開閉窓に改装することができ、また、本体部は、手動操作の窓とそれぞれ共通化することができ、かつ、電動モータや制御部は窓種に関係なく共通化することができるので、汎用性が高く、手動操作で開閉される窓をより一層容易に電動式に変更することができる。
さらに、電気工事作業と窓の設置作業とを分離できるため、作業効率を向上できる。その上、電気工事は、一般的な壁にコンセントを設置する作業のみでよく、窓枠内に配線する必要もないため、電気工事作業も簡単に行うことができる。
このような本発明によれば、既設の手動操作式の開閉窓を、容易にかつ安価に電動式の開閉窓に改装することができる。
図1は、本実施形態に係る開閉窓であるオーニング窓10を室内側から見た概略斜視図、図2はオーニング窓10の横断面図、図3は手動タイプおよび電動タイプのオペレータハンドル部分を示す分解斜視図、図4は電動モータの制御状態による電流変化を示す図である。
窓枠14は、建物の外壁や柱1等の躯体に固定されている。
面材である障子15は、上框16、下框17、および左右の縦框18を四周框組みした内部に、パネル材、例えば、ガラスパネル19を嵌め込んで構成されている。なお、障子15の室内側には、適宜、網戸20が開閉自在に設けられている。
従って、回転伝達軸32は、セレーション軸とされ、図3に示すように、従来用いていた手動ハンドル35を着脱可能に構成されている。従って、回転伝達軸32のセレーション軸部分により手動ハンドル35を取付可能な着脱部が構成されている。
カップリング42は、略円筒状に形成され、内部の貫通穴部分において、回転伝達軸32側には、回転伝達軸32の外周に形成された歯に嵌合する歯が形成され、回転伝達軸32に対して回り止めされた状態で接合できるように構成されている。
また、カップリング42と出力軸43Aとは、出力軸43Aをカップリング42内に挿入し、ビスで回り止めすることなどで接合されている。
従って、電動モータ43が駆動されると、その回転力は、出力軸43A、カップリング42を介して回転伝達軸32に伝達されることになる。
制御ユニット50は、壁に設けられたコンセント3に差し込まれるプラグと、リモコン60からの信号(赤外線や電波)を受信する受信部と、電動モータ43の駆動を制御するリレー回路等を備えている。従って、本実施形態では、制御ユニット50によって制御部が構成されている。
従って、オペレータハンドルの本体部30、ブラケット41、カップリング42、電動モータ43、モータケース45、制御ユニット50により、本発明の窓開閉装置5が構成されている。
次に、本実施形態において、既存の手動操作タイプのオーニング窓を、電動操作タイプのオーニング窓10に改装する手順について説明する。
まず、既存のオーニング窓の手動ハンドル35を回転伝達軸32から取り外す。また、連結アーム33を開閉機構21から取り外すと共に、取付ネジ31を外してオペレータハンドルの本体部30を縦枠13から取り外す。
次に、本体部30にブラケット41を合わせておくとともに、回転伝達軸32にカップリング42を取り付け、さらに、電動モータ43の出力軸43Aをカップリング42に差し込んで取り付ける。さらに、電動モータ43をブラケット41にビス止めする。
次に、ブラケット41および本体部30を取付ネジ31で縦枠13に取り付ける。そして、連結アーム33を開閉機構21に連結する。
以上の施工により、手動操作タイプのオーニング窓を電動操作タイプのオーニング窓10に変更することができる。
なお、電動操作タイプのオーニング窓10を新設する場合は、手動ハンドル35を外す作業が不要となる点が前記改装時の手順と相違するが、その他は同様の手順で行えばよい。
次に、本実施形態のオーニング窓10における開閉制御に関し説明する。
リモコン60の開ボタンが押された場合には、電動モータ43が駆動されて回転伝達軸32を手動ハンドル35で窓を開く方向に回転する。すると、手動ハンドル35を回した場合と同様に、開閉機構21が動作して各障子15が開く。この場合、負荷つまり回転伝達軸32を回転させるためのトルクがほぼ一定であるので、電動モータ43に供給される電力の電流値もほぼ一定値となる。
そして、障子15が全開状態になってそれ以上開くことができなくなると、電動モータ43が過負荷状態となり、電流値も急激に高くなる。従って、図4に示すように、電動モータ43の電流値が所定のしきい値(閾値)Sを所定時間t1の間、継続して越えた場合には、制御ユニット50は電動モータ43を停止する。電動モータ43の停止中は電力も供給されないので、電流も流れなくなる。
ここで、停止状態の電動モータ43を反転させた場合、ギアの食いつき(摩擦抵抗)が大きくなって一時的に電動モータ43が過負荷状態となり、電流がしきい値Sを越えてしまう可能性がある。このため、本実施形態の制御ユニット50は、電動モータ43の駆動が指示された時(ボタンが押された時)から所定時間t2の間は、電流値としきい値Sとの比較制御を停止するか、または、しきい値自体をより大きな値S2に変更することで、電動モータ43の駆動開始直後のギア食いつきによる過負荷状態が発生しても電動モータ43を停止せずに駆動し続けるように制御している。なお、駆動開始時に一時的に高くなる電流値は、電動モータ43により回転伝達軸32が駆動されると共にほぼ一定値となる。
以上の制御を繰り返すことで、障子15の開閉制御が行われる。なお、障子15を全開状態ではなく、所定の角度分だけ開く場合には、障子15が所望の角度まで開いた時点で停止ボタンを押して電動モータ43を停止させればよい。
(1)手動操作タイプのオーニング窓の手動ハンドル35を取り外し、電動モータ43を取り付けることで電動操作タイプのオーニング窓10を構成できるので、窓枠14、障子15、開閉機構21等のサッシ本体は手動ハンドル35で操作される一般的なものをそのまま利用できる。従って、従来のように、縦枠に専用の電動ユニットを取り付けるために、縦枠に特別な加工を施したりする場合に比べて、汎用性が高く、コストも低減できる。
また、手動ハンドル35を取り外して電動モータ43を取り付ければよいため、手動操作タイプから電動操作タイプへの変更が非常に簡単に行える。従って、アフターサービスや、リフォーム対応時に簡単にかつ低コストで電動タイプに変更することができ、利用者の要望に対しても柔軟に対応することができる。
さらに、電動モータ43等を外して手動ハンドル35を取り付けるだけで簡単に手動操作タイプに戻すこともできるため、例えば、賃貸住宅などで居住者の要望で一定期間のみ電動タイプにすることも簡単に行うことができる。
従って、電気工事とサッシの施工作業とを分けることができ、施工作業の工程管理が容易となり、施工作業性も向上でき、施工コストも低減できる。
特に、電気工事は、壁にコンセント3を設置するという、電気工事業者が通常行っている作業のみを行えばよく、窓枠内まで配線するという特殊な工事を行う必要がないため、電気工事作業を効率よくかつ低コストで行うことができる。
また、サッシの施工業者も、通常の手動操作タイプの開閉窓の施工に加えてブラケット41、電動モータ43の取付作業等を行えば、その後は、制御ユニット50をコンセント3に差し込むだけでよいため、施工作業性を低下させるものではなく、従来と同様の作業性で施工できる。
これに対し、本実施形態のオーニング窓10は、手動操作タイプのオーニング窓を流用できるため部品コストを低くでき、かつ、壁内の配線作業などが不要なため作業コストも低くできるため、従来の電動操作タイプに比べて安価に提供できる。従って、コスト面で設置が難しかった部分にも開閉窓を設置でき、採光性の向上の他、換気機能を向上できて優れた居住空間を形成できる。
また、制御ユニット50にプラグが形成され、制御ユニット50を直接コンセント3に差し込んでいるので、制御ユニット50を別途、ビスなどを用いて壁に固定する必要が無く、施工作業性を向上できる。さらに、制御ユニット50にリモコン60からの信号を受ける受光部が形成されている場合には、この制御ユニット50をコンセント3に取り付けることなどで壁面に配置することで、リモコン60からの信号を受信し易くでき、操作性のよいオーニング窓10とすることができる。その上、リモコン操作で電動モータ43の駆動を制御することができるので、高所に設けられた窓の開閉操作も容易に行うことができる。また、制御部と受信部とを1つのユニットにまとめて組み込むこともでき、施工時等の取扱い性や施工作業性を向上できる。
また、電動モータ43の駆動開始後、所定時間t2経過した以降に、前記電動モータ43に流れる電流値が予め設定されたしきい値Sを越えた場合に、電動モータ43の駆動を停止しているので、所定時間t2以内にしきい値Sを越えても、電動モータ43の駆動を続行できる。このため、ギアの噛み込みなどで一時的に過負荷状態になっても、電動モータ43の駆動を継続でき、障子15を確実に開閉することができる。
例えば、窓開閉装置5は、停電時にオーニング窓10を開閉できる機構を設けてもよい。例えば、乾電池等が組み込まれた非常用電池ユニットを別途用意し、これを制御ユニット50に接続して電源供給し、停電時でも一時的に窓10を開閉できるようにしてもよい。
また、カップリング42の外周面を断面六角形に構成し、専用のレンチでカップリング42および回転伝達軸32を回転して窓10を開閉できるように構成してもよい。
さらに、ブラケット41をスライド移動などできるように構成し、電動モータ43およびカップリング42を回転伝達軸32から外し、回転伝達軸32に手動ハンドル35を取り付けて手動で窓10を開閉できるように構成してもよい。
また、制御ユニット50は、ボタン操作に基づいて電動モータ43を駆動する場合に限らず、例えば、ガスセンサや火災センサ(煙や熱を検出するセンサ)等からの信号に基づいて障子15を開閉してもよい。この場合、換気が必要な状況をセンサが検出することで自動的に障子15を開いて換気を行うことができる。
また、前記実施形態では、電動モータ43と制御ユニット50とを別体としていたが、一体に構成してもよい。但し、前記実施形態のように、別体にしたほうが、窓枠14に取り付けられる部分をコンパクトにできる利点がある。
また、本体部30の種類が異なる場合でも、例えば、ブラケット41を窓枠に取り付ける取付ネジ31が挿通される取付穴や、電動モータ43が取り付けられる穴を長穴にしたり、複数形成することなどで、本体部30の相違を吸収できるようにして、1種類のブラケット41で対応してもよい。また、回転伝達軸32と出力軸43Aとの接続をユニバーサルジョイントを利用することなどで、本体部30の種類の相違を吸収できるようにしておくことで、ブラケット41を1種類としてもよい。
同様に、ブラケット41を複数種類用意する場合でも、すべての窓種毎に用意する場合に限らず、前述のように長穴等にすることで、複数種の窓毎にブラケット41を共通化できるようにすることで、窓種の種類に比べてブラケット41の種類を少なくしてもよい。
また、前記実施形態では、電動モータ43を支持するブラケット41は、本体部30と共に窓枠14に取り付けていたが、本体部30とは別に窓枠14や柱1等の躯体に取り付けてもよい。すなわち、本発明においては、開閉機構21に連結する必要がある本体部30を窓枠14に取り付ければよく、ブラケット41は窓枠14に取り付けてもよいし、躯体に取り付けてもよい。但し、前記実施形態のように本体部30と共に窓枠14に取り付けたほうが、取付ネジ31を兼用できて取付構造を簡単にできる利点がある。
さらに、電動モータ43の出力軸43Aを手動ハンドル35と同様に回転伝達軸32を挿入可能に構成した場合には、回転伝達軸32と出力軸43Aとを直接連結してもよい。
要するに、電動モータ43の回転を回転伝達軸32に伝達できるものであればよい。
さらに、開閉窓としては、手動ハンドル35が設けられたものに限らず、回転伝達軸にプーリを取り付けておき、このプーリに掛けられたチェーンを操作することで手動開閉していた窓を電動化する場合にも適用できる。この場合は、回転伝達軸からプーリを取り外して電動モータ43を取り付ければよい。
さらに、例えば、電源線を介して制御信号を送信可能に設定し、各制御ユニット50をホームオートメーション等で集中制御できるように構成してもよい。
また、前記実施形態では、コンセント3からの商用電力を用いて電動モータ43を駆動していたが、例えば、制御ユニット50内に電池(1次電池)やバッテリ(2次電池)を内蔵し、その電力で駆動するようにしてもよい。この場合、例えば、太陽電池を窓や壁等に設け、その発電電力を蓄電して利用してもよい。
従って、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
Claims (6)
- 窓枠と、この窓枠内に配置された面材とを備えたルーバー窓、オーニング窓、横辷り出し窓、縦辷り出し窓のいずれかの窓において、前記面材の開閉機構を駆動して面材を開閉する窓開閉装置であって、
手動ハンドルまたはチェーン操作用プーリを取付可能な着脱部を有する回転伝達軸、及び、この回転伝達軸の回転によって動かされて前記面材を開閉する開閉機構に連結された連結部材を備えた本体部と、
前記回転伝達軸の着脱部に連結された電動モータと、
この電動モータの駆動を制御する制御部と、
前記窓枠に取り付けられて前記電動モータを支持するブラケットとを備え、
このブラケットは、前記本体部の種類に応じて複数種類用意され、前記本体部に応じて選択されたブラケットが前記本体部と共に窓枠に取り付けられている窓開閉装置。 - 前記制御部は、コンセントに取り付けられ、かつ、配線を介して電動モータと接続されている請求項1に記載の窓開閉装置。
- 前記制御部は、リモコンからの信号を受ける受信部を備え、リモコンからの操作で電動モータの駆動及び停止を制御可能に構成されている請求項1または請求項2に記載の窓開閉装置。
- 前記制御部は、電動モータの駆動開始後、所定時間経過した以降に、前記電動モータに流れる電流値が予め設定された閾値を越えた場合には、電動モータの駆動を停止する請求項1から請求項3のいずれかに記載の窓開閉装置。
- 窓枠と、この窓枠内に配置された面材と、この面材を開閉する開閉機構と、この開閉機構を駆動して前記面材を開閉する請求項1から請求項4のいずれかに記載の窓開閉装置と、を備える開閉窓。
- 窓枠と、この窓枠内に配置された面材と、この面材を開閉する開閉機構と、この開閉機構を駆動して前記面材を開閉するオペレータハンドルとを備えたルーバー窓、オーニング窓、横辷り出し窓、縦辷り出し窓のいずれかの開閉窓を電動化する改装方法であって、
手動ハンドルを取付可能な着脱部を有する回転伝達軸、及び、この回転伝達軸の回転によって動かされて前記面材を開閉する開閉機構に連結された連結部材を備えた本体部と、手動ハンドルを有して構成されている前記オペレータハンドルの手動ハンドルを取り外し、
前記連結部材を開閉機構から取り外し、オペレータハンドルの本体部を窓枠から取り外し、
この手動ハンドルが取り付けられていた回転伝達軸に電動モータの出力軸を連結し、
前記本体部の種類に応じて複数種類用意され、前記本体部に応じて選択されたブラケットに前記電動モータを取り付け、
前記ブラケットおよび本体部を窓枠に取り付け、
前記連結部材を開閉機構に取り付け、
前記電動モータを制御する制御部をコンセントに接続する開閉窓の改装方法。
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