JPH0813905A - 天 窓 - Google Patents

天 窓

Info

Publication number
JPH0813905A
JPH0813905A JP6148826A JP14882694A JPH0813905A JP H0813905 A JPH0813905 A JP H0813905A JP 6148826 A JP6148826 A JP 6148826A JP 14882694 A JP14882694 A JP 14882694A JP H0813905 A JPH0813905 A JP H0813905A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
window
power
power failure
closing
skylight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6148826A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Hatta
幸一 八田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Nikkei Co Ltd
Original Assignee
Shin Nikkei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shin Nikkei Co Ltd filed Critical Shin Nikkei Co Ltd
Priority to JP6148826A priority Critical patent/JPH0813905A/ja
Publication of JPH0813905A publication Critical patent/JPH0813905A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】窓が開放した状態で停電した場合に自動的に窓
を閉めて雨の侵入等を防止できるようにする。 【構成】交流電源が停電したことを検出する停電検出回
路42と、窓12が開放状態にあることを検出する開放
状態検出手段(LS1)と、直流電源装置43と、停電
検出回路42によって停電が検出されかつ開放状態検出
手段(LS2)によって窓12の開放状態が検出された
ことを条件に直流電源装置43の直流電源またはこの直
流電源から変換生成された交流電源を用いて駆動手段7
2を作動させて窓12を強制的に閉鎖させる強制閉鎖制
御手段(22,23)とを設けた構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、窓の開閉を自動的に行
う天窓に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、建物の屋根や側壁面等に、採光や
換気等を図るために天窓が設置されることが多い。通
常、天窓は、手の届かない高所部分に設置されるため、
電動開閉方式とされている。
【0003】かかる電動開閉方式の天窓(10)の構成
を図10〜図12に示す。図10において、11は、建
物2の屋根3に設置された窓枠である。窓枠11には、
窓12(障子13,ガラス14)が支軸15を介して当
該窓枠11の開口部を開閉自在に装着されている。
【0004】この窓12は、電動開閉オペレータ装置7
1の駆動手段72によって開放・閉鎖される。駆動手段
72は、交流電源(例えばAC100V)またはこの交
流電源から変換生成された直流電源を用いて駆動される
モータ73を含んでおり、この例では実公平3−557
36号公報に開示された不可逆チェン74Cを用いて窓
12の開閉を行う構成とされている。なお、電動開閉オ
ペレータ装置71は、図11に示す如く、窓12が開放
状態(又は閉鎖状態)にあるか否かを検出するための全
閉リミットスイッチLS1および全開リミットスイッチ
LS2を備えている。
【0005】不可逆チェン74Cは、図10に示す如
く、窓12の開き端に支軸15に対して遠のく方向に弧
状になって剛となるように固定されており、スプロケッ
トホイル74Sと噛合している。このスプロケットホイ
ル74Sは、図示しない動力伝達機構を介してモータ
(交流または直流モータ)73によって回転駆動され
る。スプロケットホイル74Sの回転により、窓12は
不可逆チェン74Cを介して開放・閉鎖される。
【0006】このモータ73は、図11に示す如く、天
窓開閉制御装置20によって開閉駆動制御される。この
天窓開閉制御装置20は、CPU,ROMおよびRAM
等からなる天窓開閉用の主制御部21と,電源装置37
と,操作パネル32(開押ボタン33、閉押ボタン3
4、停止押ボタン35、電源スイッチ36等)と,開窓
状態ランプ56(ランプ回路56C)と,ドライバ75
と,リミット検出回路38とを有している。ドライバ7
5にはモータ73が接続されているとともに、リミット
検出回路38には全閉,全開リミットスイッチLS1、
LS2が接続されている。
【0007】かかる天窓10において、電源スイッチ3
6の押下により交流電源(AC100V)が投入(図1
2に示すステップST20)された後、開押ボタン33
の押下により開操作がある(ST21のYES)と、天
窓開閉制御装置20の主制御部21は全開リミットスイ
ッチLS2からの全開検出信号Sopの有無に基づき窓
12が全開状態にあるか否かを判断し(ST22)、窓
12が全開でない場合には全開されるまでモータ73を
開駆動する(ST23,24,25)。
【0008】また、交流電源投入後、閉押ボタン34の
押下により閉操作がある(ST26のYES)と、天窓
開閉制御装置20は全閉リミットスイッチLS1からの
全閉検出信号Sc1の有無に基づき窓12が全閉状態に
あるか否かを判断し(ST27)、窓12が全閉でない
場合には全閉されるまでモータ73を閉駆動する(ST
28,29,30)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した天
窓10は電動開閉方式とされているので、交流電源が停
電すると、窓12を開閉することができない。そのた
め、停電した状態で雨が降ると、開放された窓12を通
して屋内に雨が侵入することになり、家具や家庭電気製
品等を濡らしてしまう不都合が生じる。
【0010】かかる不都合が生じないように、天窓10
に手動開閉装置が付設されることがあるが、高所に設置
された天窓10を手動で開閉するには中継装置を必要と
するとともに、手動開閉が可能となるように駆動手段7
2等を改造しなければならず、屋内の美観が損なわれコ
スト高となる。また、留守の場合には手動開閉装置も役
に立たない。さらに、夜中、雷雨等で停電した場合に
は、手動開閉装置があったとしても暗くて窓12を閉鎖
することが困難で、天窓10から大量の雨が屋内に侵入
することになる。
【0011】本発明の目的は、上記事情に鑑み、窓が開
放状態で停電した場合に自動的に窓を閉めて雨の侵入等
を防止することのできる天窓を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る天窓は、窓
枠に窓を開閉自在に装着し、交流電源またはこの交流電
源から変換生成された直流電源を用いて駆動手段を作動
させ窓を選択的に開放可能かつ閉鎖可能に形成された天
窓において、前記交流電源が停電したことを検出する停
電検出手段と、前記窓が開放状態にあることを検出する
開放状態検出手段と、直流電源装置と、該停電検出手段
によって停電が検出されかつ該開放状態検出手段によっ
て前記窓が開放状態にあることが検出されたことを条件
として該直流電源装置の直流電源またはこの直流電源か
ら変換生成された交流電源を用いて前記駆動手段を作動
させて窓を強制的に閉鎖させる強制閉鎖制御手段と、を
設けたことを特徴とする。
【0013】
【作用】上記構成による本発明では、停電検出手段が交
流電源が停電したことを検出し、かつ開放状態検出手段
が窓が開放状態にあることを検出すると、強制閉鎖制御
手段は直流電源装置の直流電源(または直流電源から変
換生成された交流電源)を用いて駆動手段を作動させて
窓を強制的に閉鎖させる。したがって、窓が開放状態で
停電した場合に自動的に窓を閉めて雨の侵入等を防止す
ることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。 (第1実施例)本天窓(10)は、図1〜図4および図
10に示す如く、基本的構成が従来例(図11,12)
と同様とされているが、停電検出手段(42)と直流電
源装置43と強制閉鎖制御手段(22,23)とを含ん
でなる停電時閉鎖装置41と,開放状態検出手段(LS
2)とを設け、窓12が開放した状態で停電した場合に
は直流電源装置43で駆動手段72を作動させて窓12
を強制的に閉鎖(全閉)させる構成とされている。本天
窓10は、既存設備の有効利用を図るために、新たに付
加した停電時閉鎖装置41を除いては既存の部品(従来
の天窓開閉制御装置20等)をそのまま使用して構成さ
れている。
【0015】本実施例の場合、停電時閉鎖装置41は、
図2に示す如く、建物の目視しやすい箇所(ここでは、
玄関の壁面)に取付けられた天窓開閉制御装置20に一
体に組込まれている。また、電動開閉オペレータ装置7
1は、天窓10に設置されている。そして、停電時閉鎖
装置41が組込まれた天窓開閉制御装置20は、電源ケ
ーブル61を介して外部電源(AC100V)と接続さ
れているとともに、電動開閉オペレータ装置71と配線
ケーブル66を介して接続されている。
【0016】具体的には、停電時閉鎖装置41の停電検
出手段(42)は、交流電源(AC100V)が停電し
たことを検出する手段である。
【0017】また、強制閉鎖制御手段(22,23)
は、停電検出手段(42)によって停電が検出され,か
つ後に詳述する開放状態検出手段(LS1)によって窓
12が開放状態にあることが検出されたことを条件とし
て、直流電源装置43の直流電源(または直流電源から
生成された交流電源)を用いて駆動手段72を作動させ
て、窓12を強制的に閉鎖させる手段である。
【0018】本実施例では、強制閉鎖制御手段は、図3
に示す天窓開閉制御装置20のCPU22およびROM
23から形成されている。ここにおいて、上記「開放状
態」とは、全開はもとより,全開に至らない一部開放状
態も含む。
【0019】また、開放状態検出手段は、窓12が開放
状態にあることを検出する手段で、本実施例の場合、窓
12が全閉状態にあるか否かを検出する全閉リミットス
イッチS1から形成されている。
【0020】以下、停電時閉鎖装置41の停電検出手段
(42)について詳述する。
【0021】停電検出手段は、停電時閉鎖装置41の停
電検出回路42より形成されている。停電検出回路42
は、操作パネル32と停電時閉鎖装置41(切換器4
9)とを接続する電源ケーブル61に接続されており、
交流電源の有無により停電を検出するものとされてい
る。この停電検出回路42は、交流電源が停電している
場合には停電検出信号Seを出力する。
【0022】より具体的には、停電時閉鎖装置41は、
図3に示す如く、上記した停電検出回路42および直流
電源装置43の他に、出力回路45(インバータ等の直
交変換器47,切換器49),モータ(交流モータ)7
3駆動用のドライバ75および操作パネル52等から構
成されている。
【0023】この実施例の場合、直流電源装置43は蓄
電池44Aから形成されている。この蓄電池(44A)
を充電するために充電回路46が設けられている。この
充電回路46は、電源装置37からの交流電源を直流電
源に変換生成し、当該直流電源によって蓄電池44Aを
常時充電するものとされている。なお、充電回路46
を、モータ73と接続し,当該モータ73の開・閉駆動
時に流れる交流電流を直流電流に変換生成して充電する
ようにしてもよい。
【0024】また、切換器49は、天窓開閉制御装置2
0から直流電源投入信号Sdcと同時的に出力される切
換信号CHGに基き,電源切換動作を行って,モータ7
3(ドライバ75)に電源装置37からの交流電源の代
わりに直流電源装置43および直交変換器47からの交
流電源を供給するように形成されている。
【0025】なお、切換器49は、直流電源投入信号S
dcと別個に天窓開閉制御装置20から出力される切換
信号Sacによっても切換え可能に形成されている。上
記した操作パネル52には、従来と同様に閉押ボタン5
4,停止押ボタン55,開窓状態ランプ56(ランプ回
路56C)が設けられるとともに、ブザー57(ブザー
回路57C)が設けられている。
【0026】また、天窓開閉制御装置20は、電動カー
テンや自動戸締装置等を駆動制御する制御装置を利用し
て形成されており、図3に示す如く、CPU22,RO
M23,RAM24,キーボード25,表示器26,イ
ンターフェース27,入力ポート28および入出力ポー
ト29からなる天窓開閉用の主制御部21と,ドライバ
75と,リミット検出回路38と,操作パネル32と,
電源装置37等とから構成されている。
【0027】入力ポート28には、操作パネル32,電
動開閉オペレータ装置71の全閉リミットスイッチLS
1および全開リミットスイッチLS2等が接続されてい
る。また、入出力ポート29には、停電時閉鎖制御装置
41の操作パネル52,停電検出回路42,直流電源装
置43,切替器49,ドライバ75等が接続されてい
る。さらに、インターフェース27には、図示しない電
動カーテンや自動戸締装置等が接続されている。
【0028】次に、この実施例の作用を、図4に示すフ
ローチャートに基づき説明する。
【0029】電源スイッチ36を押下して交流電源を投
入した後、停電検出回路42が停電検出信号Seを出力
すると(ステップST10,ST11のYES)、CP
U22は直流電源装置43に直流電源投入信号Sdcを
出力するとともに切替器49に電源切替信号(CHG)
を出力する(ST12)。これにより、直流電源装置4
3は、直交変換器47および切替器49を介してモータ
73(ドライバ75)と電気的に接続される。
【0030】そして、停電時に、全閉リミットスイッチ
LS1から全閉信号Sc1が出力されなくなると、まず
CPU22はランプ回路56Cおよびブザー回路57C
を駆動して、開窓状態ランプ56を点灯させるとともに
ブザー57を鳴らす。このランプ点灯とブザー音とによ
って、在宅者は停電が起こったことと、これから天窓1
0が自動閉鎖されることを知ることができる。
【0031】次に、CPU22は、窓12が全閉するま
で(つまり、全閉リミットスイッチLS1から全閉検出
信号Sclが出力されるまで)モータ73が閉駆動する
ようにドライバ75を制御する(ST13,14,1
5,16)。窓12が全閉するまで開窓状態ランプ56
は点滅される。
【0032】なお、停電していない場合(すなわち、停
電検出回路42から停電検出信号Seが出力されない場
合)には、操作パネル32の開押ボタン33および閉押
ボタン34等を操作して、図12のST21〜ST30
に示す窓12の開閉を行うことができる(ST11のN
O,ST17)。
【0033】しかして、この実施例によれば、交流電源
が停電したことを検出する停電検出回路42と,直流電
源装置43(蓄電池44A)と,開放状態検出手段(L
S1)と,停電検出回路42によって停電が検出されか
つ開放状態検出手段(LS1)によって窓12の開放状
態が検出されたことを条件に直流電源装置43で駆動手
段72を作動させて窓12を強制的に閉鎖させる強制閉
鎖制御手段(22,23)とを設けた構成としたので、
窓12が開放状態で停電した場合に自動的に窓12を閉
めて雨の侵入等を防止することができる。
【0034】また、既存の装置(20,71)に停電時
閉鎖装置41のみを付設するだけであるので、この点か
らもより一層の取扱い性の向上およびコスト低減を図る
ことができる。
【0035】また、天窓開閉制御装置20を自動戸締装
置等を駆動制御する制御装置を利用して構成したので、
一段とコスト低減を図ることができる。
【0036】なお、上記第1実施例では、交流電源とし
てAC100Vを使用したが、これに限定されない。例
えば、ある時間をおいてパルス状に電流の流れ方向を変
化させるものでもよい。
【0037】(第2実施例)第2実施例は、図5,図6
および図10に示される。この第2実施例に係る天窓1
0は、停電時閉鎖装置41に強制閉鎖制御手段としての
機能も有するコントローラ48を内蔵している。コント
ローラ48は、天窓開閉制御装置20と同様構成の主制
御部21Aと,操作パネル52A(閉押ボタン54,停
止押ボタン55,等)と,電源装置37Aと,開窓状態
ランプ56A(ランプ回路56C)と,ブザー57A
(ブザー回路57C),ドライバ75,リミット検出回
路38Aとを含んでなり、窓12が開放した状態で停電
した場合には、当該コントローラ48が直流電源装置4
3で駆動手段72(モータ73)を作動させて窓12を
強制的に閉鎖させる構成とされている。
【0038】なお、第1実施例(図1〜図4)と共通す
る構成要素については同一の符号を付し、その説明を簡
略または省略する。また、停電時閉鎖装置41は、図6
に示す如く、天窓開閉制御装置20とともに建物の目視
しやすい箇所(例えば、玄関の壁面)に設置されてい
る。また、電動開閉オペレータ装置71は、天窓10に
設置されている。そして、停電時閉鎖装置41は、天窓
開閉制御装置20と同様に電源ケーブル61を介して外
部電源(AC100V)と接続されており、かつ電動開
閉オペレータ装置71と配線ケーブル66を介して接続
されている。
【0039】かかる構成により、窓12が開放状態で停
電した場合に、天窓開閉制御装置20が非常用電源(例
えば、乾電池)の消耗等により作動不能となっても、自
動的に窓12を閉めて雨の侵入等を防止することができ
る。
【0040】(第3実施例)第3実施例は、図7および
図10に示される。この第3実施例に係る天窓10は、
窓枠11内に停電時閉鎖装置41を内蔵した構成とされ
ている。この停電時閉鎖装置41は、第2実施例と同様
にコントローラ48を有している。なお、第1,第2実
施例(図1〜図4,図5および図6)と共通する構成要
素については同一の符号を付し、その説明を簡略または
省略する。
【0041】本実施例の場合、停電時閉鎖装置41の停
電検出回路42は、天窓開閉制御装置20のリミット検
出回路38Aから検出のための電圧が出力されない場合
に停電検出信号Seを出力するものと構成されている。
かかる構成により、停電時閉鎖装置41は、交流電源
(AC100V)を導入する必要がなくなり、一段と構
成が簡素化される。
【0042】したがって、窓12が開放状態で停電した
場合に自動的に窓12を閉めて雨の侵入等を防止するこ
とができる。
【0043】なお、上記した第1〜第3実施例において
は、駆動手段72をモータ73および動力伝達機構等か
ら形成したが、交流電源またはこの交流電源から変換生
成した直流電源を用いて作動して窓12を選択的に開閉
することができれば、どのように構成してもよい。
【0044】例えば、駆動手段72を、図8に示す如
く、交流電源によって作動されるコンプレッサ等からな
る高圧空気供給源89と,エアシリンダ83と,シリン
ダ駆動装置82とから構成してもよい。
【0045】エアシリンダ83のピストンロッド84
は、連結部材85を介して窓12と接続されている。ま
た、シリンダ駆動装置82は、天窓開閉制御装置20か
らの開放,閉鎖信号に基き高圧空気供給源89からエア
シリンダ83への高圧空気の供給を制御してピストンロ
ッド84を突出・後退させるものである。また、高圧空
気供給源89とエアシリンダ83の先端側ポートとは、
エア供給管87を介して直接接続されており、当該エア
供給管87には第1,第2電磁開閉弁88A,88Bが
介装されている。
【0046】第1,第2電磁開閉弁88A,88Bは、
通常時は閉鎖されており、停電で窓12が開放状態の場
合に強制閉鎖制御手段(22,23又は48)によって
開放される構成とされている。これにより、ピストンロ
ッド84が後退し、窓12は連結部材85を介して図8
中時計回り方向に回動され強制的に閉鎖される。
【0047】なお、上記第1,第2実施例においては、
駆動手段72のモータ73を交流モータとしたが、直流
モータとしてもよい。かかる場合には操作パネル32と
切換器49との間の電源ケーブル61に整流器等からな
る直交変換器(図示省略)を介装するとともに直交変換
器47を取り外す。また、ドライバ75を直流モータ用
のものより形成する。
【0048】また、天窓10を建物2の屋根3に設けた
が、図9に示す如く、建物2の側壁面5に設けてもよ
い。
【0049】
【本発明の効果】以上、本発明によれば、停電検出手段
と、開放状態検出手段と、直流電源装置と、窓が開放状
態で停電した場合に直流電源装置で駆動手段を作動させ
て窓を強制的に閉鎖させる強制閉鎖制御手段とを設けた
構成としたので、窓が開放状態で停電した場合に自動的
に窓を閉めて雨の侵入等を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の全体構成を説明するため
のブロック図である。
【図2】同じく、停電時閉鎖装置が組込まれた天窓開閉
制御装置の外観構成を説明するための斜視図である。
【図3】同じく、天窓開閉制御装置と停電時閉鎖装置と
の電気的・電子的構成を説明するためのブロック図であ
る。
【図4】同じく、動作を説明するためのフローチャート
である。
【図5】本発明の第2実施例を説明するための図であ
る。
【図6】同じく、天窓開閉制御装置と停電時閉鎖装置と
の外観構成を説明するための外観斜視図である。
【図7】本発明の第3実施例を説明するための図であ
る。
【図8】本発明の駆動手段の変型例を説明するための図
である。
【図9】天窓の設置状態の変型例を説明するための図で
ある。
【図10】天窓の開閉構造を説明するための斜視図であ
る。
【図11】従来の天窓の電気的・電子的構成を説明する
ためのブロック図である。
【図12】同じく、動作を説明するためのフローチャー
トである。
【符号の説明】
10 天窓 11 窓枠 12 窓 20 天窓開閉制御装置 22 CPU(強制閉鎖制御手段) 23 ROM(強制閉鎖制御手段) 41 停電時閉鎖装置 42 停電検出回路(停電検出手段) 43 直流電源装置 43A 蓄電池 43B 電池 47 直交変換器 49 切替器 71 電動開閉オペレータ装置 72 駆動手段 73 モータ 75 ドライバ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 窓枠に窓を開閉自在に装着し、交流電源
    またはこの交流電源から変換生成された直流電源を用い
    て駆動手段を作動させ窓を選択的に開放可能かつ閉鎖可
    能に形成された天窓において、 前記交流電源が停電したことを検出する停電検出手段
    と、前記窓が開放状態にあることを検出する開放状態検
    出手段と、直流電源装置と、該停電検出手段によって停
    電が検出されかつ該開放状態検出手段によって前記窓が
    開放状態にあることが検出されたことを条件として該直
    流電源装置の直流電源またはこの直流電源から変換生成
    された交流電源を用いて前記駆動手段を作動させて窓を
    強制的に閉鎖させる強制閉鎖制御手段と、を設けたこと
    を特徴とする天窓。
JP6148826A 1994-06-30 1994-06-30 天 窓 Pending JPH0813905A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6148826A JPH0813905A (ja) 1994-06-30 1994-06-30 天 窓

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6148826A JPH0813905A (ja) 1994-06-30 1994-06-30 天 窓

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0813905A true JPH0813905A (ja) 1996-01-16

Family

ID=15461599

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6148826A Pending JPH0813905A (ja) 1994-06-30 1994-06-30 天 窓

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0813905A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100394337C (zh) * 2004-07-09 2008-06-11 长春现代门窗科技有限公司 智能天窗网络监控系统
WO2009104761A1 (ja) 2008-02-20 2009-08-27 大和紡績株式会社 抗ウイルス剤、抗ウイルス繊維及び抗ウイルス繊維構造物
WO2009104760A1 (ja) 2008-02-20 2009-08-27 大和紡績株式会社 抗ウイルス物質、抗ウイルス繊維及び抗ウイルス繊維構造物
CN104192537A (zh) * 2014-07-28 2014-12-10 芜湖莫森泰克汽车科技有限公司 一种汽车天窗自动检测线
JP2021059926A (ja) * 2019-10-09 2021-04-15 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 ブローアウトパネル閉止システム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100394337C (zh) * 2004-07-09 2008-06-11 长春现代门窗科技有限公司 智能天窗网络监控系统
WO2009104761A1 (ja) 2008-02-20 2009-08-27 大和紡績株式会社 抗ウイルス剤、抗ウイルス繊維及び抗ウイルス繊維構造物
WO2009104760A1 (ja) 2008-02-20 2009-08-27 大和紡績株式会社 抗ウイルス物質、抗ウイルス繊維及び抗ウイルス繊維構造物
CN104192537A (zh) * 2014-07-28 2014-12-10 芜湖莫森泰克汽车科技有限公司 一种汽车天窗自动检测线
JP2021059926A (ja) * 2019-10-09 2021-04-15 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 ブローアウトパネル閉止システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0813905A (ja) 天 窓
CN211623063U (zh) 一种大推力迷你型电动开窗器
CN109113497A (zh) 一种智能幕墙
CN105257135B (zh) 一种多功能门窗开闭器
JP3884740B2 (ja) 窓開閉装置、開閉窓および開閉窓の改装方法
JPH0828163A (ja) 建築用電動シャッター
JPH07217313A (ja) 光感応式駆動装置
EP2003278B1 (en) Method for opening elements installed in buildings and independent control unit for opening and closing said elements suited to implement said opening method.
CN205259787U (zh) 自动关窗装置
CN211714868U (zh) 一种排烟窗联动开启装置
JPH05340174A (ja) スリット付シャッターの開閉制御装置
CN206162127U (zh) 一种防止雨水侵入的窗户遮挡帘装置
KR102358111B1 (ko) 버튼 조작방식의 수동전환 구조를 갖는 배연창용 동력 개폐장치 및 그 제어방법
AU2014100040A4 (en) A motorised window covering
EP3524895A1 (en) Roof ventilation system
CN208820236U (zh) 一种水下控制房
JPH07102866A (ja) 建築用電動シヤツター
CN214943900U (zh) 一种卷闸门控制系统
JP2709304B2 (ja) 液圧制御による全自動サツシオペレーター
CN110670996B (zh) 一种智能窗户
CN109184446B (zh) 一种幕墙翻窗智能控制系统
CN213897837U (zh) 一种顶开式消防排烟采光天窗
CN215485505U (zh) 一种智能自动门
CN208207549U (zh) 一种新型智能天窗
JP2003176680A5 (ja)