JP3884587B2 - 液体塗布装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、容器から養毛剤等の液体を振り出すための液体塗布装置を提案しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば液状養毛剤を塗布する従来の器具では、外気温度が高く、容器本体の内圧が上昇している条件下で、容器本体を倒立させて毛髪に養毛剤を振りかける際に、養毛剤がユーザーに向けて直に噴出してしまい、ユーザーが不快感を覚えるという欠点があった。
【0003】
また、液体を塗布する従来の器具には、液体を塗布するという本来的機能に加えて、ブラシで皮膚を刺激し、マッサージを行うという付随的な使用態様によって液体の効能をより積極的に発揮させる装置も提案されている。
【0004】
例えば、養毛剤を塗布するに際しては、毛根を刺激するためのブラシ素子を有するブラシユニットを塗布装置に組込むことが考えられる。この場合、養毛材の塗布時にブラシユニットをバルブユニットの弁体よりも軸線方向内方に引っ込ませ、毛根刺激時にはブラシユニットをバルブユニットの弁体よりも軸線方向外方に突出させるのが望ましい。このようにブラシユニットをブラシ素子の引込位置と突出位置との間で移動可能とする場合、ブラシユニットをバルブユニットに対して上記2位置において位置決めし、その位置決めが完了したことを使用者に確実に知らせる操作感を達成し得る構成が望ましく、このような点においても、従来の養毛剤塗布装置には、なお一層の改良が期待されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述の従来技術を考慮して、本発明の目的は、液体を振りかける際に、外気温度の上昇による容器内圧の上昇時であっても液体がユーザーに向けて噴出するのを効果的に防止することができ、より快適に使用することのできる構造を有する液体塗布装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するため、本発明による液体塗布装置は、養毛剤等の液体を収めた容器と、容器の開口部に装着されるバルブユニットと、バルブユニットをカバーするよう容器に対して着脱可能に装着されるカバーキャップとを具えている。バルブユニットは、容器の開口部に結合され、略円筒形状を有する比較的小径の延長部の内周面に弁座が形成された弁座部材と、弁座に対して弾性的に押圧される弁体とを含んでいる。その弁体は、弁座に対して押圧された閉鎖状態でその先端部が弁座部材から突出し、かつ、前記先端部が弁座部材内に押込まれたときに弁体が弁座から離間して開放状態となるように配置されている。また、カバーキャップは、略円筒形状を有する外周壁と、外周壁の上端に接続する頂壁と、頂壁の内面中央部から軸線方向内方に向けて突出する中空円筒形状の突部とを含んでいる。その突部は、カバーキャップの装着状態で、外面が弁座部材の先端部内周面にシール接触し、内面が弁体に接触して弁体を弁座に対して偏芯させることによりバルブユニットを、弁体と弁座との間に隙間が生じる半開放状態とするように配置されている。そして容器の内圧が上昇している状態でカバーキャップを容器から取り外すと、バルブユニットの半開放状態で前記隙間を通じてカバーキャップにおける内周壁の内部スペースに逃されていた内圧が放出されると共にバルブユニットを、弁体が弁座に対して同軸的に位置決めされる閉鎖状態とするものである。
【0007】
本発明の上記構成によれば、弁体と弁座との間に隙間が生じるバルブユニットの半開放状態で、容器の内圧がこの隙間を通じてカバーキャップの突部の内部スペースに伝達され、これにより外気温度の高い使用条件下であっても養毛剤等の液体がユーザーに向かって直に噴出することがなく、ユーザーが使用開始時に不快感を覚えるという欠点が解消される。
【0008】
更に本発明は、上述した構成において、弁体を弁座に対して偏芯させるための手段として、カバーキャップにおける前記内周壁の内面に半径方向内方に向けて突出する突起を設け、該突起を弁体に接触可能とする
【0009】
弁体を弁座に対して偏芯させるための手段として、カバーキャップにおける内周壁の内面に接触可能とした突起を弁体の外面に設けることも原理的に可能ではあるが、上述した構成の突起をカバーキャップの内面に設けるのが製造技術的により有利である。
【0010】
さらに、本発明による液体塗布装置は、養毛剤等の液体を収めた容器と、容器の開口部に装着されるバルブユニットと、バルブユニットに対して同軸的に配置されるブラシユニットと、バルブユニットおよびブラシユニットをカバーするよう容器に対して着脱可能に装着されるカバーキャップとを具える。バルブユニットは、容器の開口部に結合され、略円筒形状を有する比較的大径の周壁と、該周壁に対して同軸的に配置された比較的小径の延長部とを含み、延長部の内周面に弁座が形成された弁座部材と、弁座に対して弾性的に押圧される弁体とを含む。その弁体は、弁座に対して押圧された閉鎖状態でその先端部が弁座部材から突出し、かつ、前記先端部が弁座部材内に押込まれたときに弁体が弁座から離間して開放状態となるように配置されている。また、ブラシユニットは、バルブユニットの周壁に対向させて配置される周壁と、該周壁の上端に接続され、かつ、複数のブラシ素子を軸線方向外方に向けて突出させて配置した頂壁とを含む。その頂壁の中央にはバルブユニットの弁座部材を貫通させる開口部が設けられており、バルブユニットの弁体がブラシ素子よりも軸線方向外方に突出する突出位置と、バルブユニットの弁体がブラシ素子よりも軸線方向内方に引込んだ引込位置との間で摺動し得るように弁座部材に装着されている。そして、ブラシユニットの周壁とバルブユニットの周壁の一方に少なくとも1本のガイド溝を設けると共に他方に該ガイド溝により案内される少なくとも1個の突部を設け、前記ガイド溝は、容器に近接する側の閉鎖端部と、容器から離間した側の開放端部と、両端部間に設けられた第1および第2の突起とを含む。この突部を開放端部からガイド溝内に導入し、第1および第2の突起を乗り越えて閉鎖端部まで移動させたときにブラシユニットを引込位置に係止し、前記突部を第2の突起を乗り越えて第1の突起に当接させる際にブラシユニットを突出位置に位置決めし、さらに、第1の突起を乗り越えて開放端部まで移動させることによりブラシユニットをバルブユニットから取り外せるように構成したものである。
【0011】
本発明の上記構成によれば、バルブユニットに対するブラシユニットの2つの位置、すなわち前記突部を開放端部からガイド溝内に導入して第1および第2の突起を乗り越えて閉鎖端部まで移動させた状態に対応するブラシユニットの引込位置と、前記突部を第2の突起を乗り越えて第1の突起に当接させる際にブラシユニットを突出位置に位置決めした状態に対応するブラシユニットの突出位置とが確定でき、その位置決めが完了したことを使用者に確実に知らせる操作感を達成しすることが可能である。
【0012】
この場合には、前記ガイド溝は、ブラシユニットまたはバルブユニットの周壁につる巻状に形成することができる。溝をつる巻き状にすることにより、ブラシユニットを上記2位置間で変位させるために必要とされる操作が、バルブユニットに対するブラシユニットの回転動作となり、溝を直線状とした場合の直線操作と対比して操作性が向上し、必要とされる操作力も低く抑えることができる。
【0013】
また、ブラシユニットの周壁とバルブユニットの周壁の一方に、互いに直径線上で対向する2本の前記ガイド溝を設けると共に他方に該ガイド溝によりそれぞれ案内される2個の突部を設けることができる。このガイド溝と突部の対を2組にすると、ガイド溝に対して突部を整合させるまでに必要とされる所要回転角度が半減され、操作性が向上する。
【0014】
さらに、前記カバーキャップは、略円筒形状を有する外周壁と、外周壁の上端に接続する頂壁と、頂壁の中心部にはキャップ内方に突出する円筒形突部とを含む構成とすることができる。この場合、カバーキャップの外周壁の高さは、カバーキャップを容器に装着した状態で、突出位置にあるブラシユニットのブラシ素子が頂壁の内面に接触しない高さに設定するのが好適である。これにより、ユーザーは、ブラシユニットが引込位置にある場合はもちろん、突出位置にある場合であってもカバーキャップを容器に装着することができるため、より簡便に本装置を使用することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図示の好適な実施形態についてさらに詳細に説明する。
【0016】
図1は、本発明の一実施例による養毛剤塗布装置を示す分解斜視図である。この養毛剤塗布装置は、液状養毛剤を収めた容器1と、容器1の上端開口部に装着されるバルブユニット2と、バルブユニット2に対してその外周側で同軸的に配置されるブラシユニット3と、バルブユニット2およびブラシユニット3をカバーするよう容器1に対して着脱可能に装着されるカバーキャップ4とを具える。ブラシユニット3は、バルブユニット2に対して軸線方向内方に変位した引込位置(図2参照)と、バルブユニット2に対して軸線方向外方に変位した突出位置(図3参照)との間で摺動し得るように装着されている。
【0017】
バルブユニット2は、弁座部材5と弁部材6とからなり、容器1の開口部に結合される。弁座部材5は段付き円筒形状を有する比較的大径の周壁7と、周壁7に対して同軸的に配置された比較的小径の延長部8とを含む。弁部材6は、フランジ付きの基部10と、基部10に支持される突部11と、突部11に支持される弾性体12と、弾性体12に支持される弁体13とからなり、弁体13は延長部8の内周面に形成されている弁座9(図4参照)に向けて弾性的に付勢され、弁座9に対して押圧された閉鎖状態でその先端部が弁座部材5から軸線方向外方に向けて突出し、かつ、先端部が弁座部材5内に押し込まれたときに弁座9から離間して開放状態となるように配置されている。
【0018】
ブラシユニット3は、内面がバルブユニット2における周壁7の外面に対向して配置される略円筒形の周壁14と、周壁14の上端に接続され、かつ、複数のブラシ素子15を軸線方向外方に向けて突出させて配置した頂壁16とを含む。頂壁16の中央には、バルブユニット2の弁座部材5を貫通させる開口部17が設けられている。なお、ブラシユニット3の周壁14の外面には,使用者の手動操作を容易にするためのローレット加工18が軸線方向に施されている。
【0019】
そして、バルブユニット2における周壁7の外面に2本のガイド溝19を設けると共に、ブラシユニット3における周壁14の内面にはガイド溝19によりそれぞれ案内される2個の突部20を設ける。なお、ガイド溝19は周壁7の円周方向で互いに180°離れた位置に配置する。同様に、突部20も周壁14の円周方向で互いに180°離れた位置に配置する。
【0020】
バルブユニット2の周壁7に設けたガイド溝19は、図6に示すように、容器1に近接する側の閉鎖端部19aと、容器1から離間した側の開放端部19bと、両端部間に設けられた第1および第2の突起19c,19dとを含む。また、ブラシユニット3の周壁14に設ける突部20は、図7から明らかなとおり、周壁14の内面から半径方向内方に向けて突出する配置とする。ガイド溝19および突部20は、次の機能を発揮するものである。先ず、突部20を開放端部19bからガイド溝19内に導入し、第1および第2の突起19c,19dを乗り越えて閉鎖端部19aまで移動させることにより、ブラシユニット3を引込位置に係止する。また、突部20を第2の突起19dを乗り越えて第1の突起19cに当接させることにより、ブラシユニット3を突出位置に位置決めする。さらに、突部20を第1の突起19cを乗り越えて開放端部19bまで移動させることにより、ブラシユニット3をバルブユニット2から取り外し可能とする。
【0021】
図2は、ブラシユニット3の引込位置を示すものであり、この場合にブラシ素子15はバルブユニット2における弁体10の先端部よりも軸線方向内方に変位している。また、図3は、ブラシユニット3の突出位置を示しており、この場合にはブラシ素子15が弁体10の先端部よりも軸線方向外方に変位している。
【0022】
図1に示すように、カバーキャップ4は、略円筒形状を有する外周壁21と、外周壁21の上端に接続する頂壁22と、頂壁22の中心部内面から軸線方向内方に向けて突出する中空円筒形状の内周壁23とを含む。内周壁23の下部外面は、容器1に対するカバーキャップ4の装着状態(図2、図3参照)で、弁座部材5の延長部8内周面に対して全周に亙ってシール接触する(図4参照)。また、内周壁23の下部内面には、図5に示すように、弁体13の外面に接触し得る三日月状の突起24を半径方向内方に向けて突出させて配置する。突起24の下端面は傾斜ガイド面として形成し、弁体13と内周壁23との相対変位に際して弁体13を案内する。なお、カバーキャップ4の外周壁21の高さは、カバーキャップ4を容器に装着した状態で、ブラシユニット3のブラシ素子15が突出位置にある場合でも、ブラシ素子15がカバーキャップ4の頂壁21の内面に接触しない高さに設定するのが望ましい。このような構成によれば、ユーザーは、ブラシユニット3がバルブユニット2に対して突出位置にあると引込位置にあるとを問わず、カバーキャップ4を容器1に対して確実に着脱することができ、養毛剤塗布装置をより簡便に使用することが可能である。
【0023】
容器1に対するカバーキャップ4の装着状態(図2、図3参照)では、カバーキャプ4の内側における内周壁23は、図4に実線で示すように、その外面において弁座部材5における延長部8の内面とシール接触している。また、カバーキャプ4における内周壁23の内面に設けた三日月状の突起24が弁体13を弁座部材5に対して偏芯させ、弁座9と弁体13の間には隙間が存在している。すなわち、バルブユニット2は半開放状態とされている。したがって、容器1内の空気が弁座9と弁体13との間の隙間を通過してカバーキャップ4における内周壁23の内部空間、すなわち、内周壁23の内面、弁体13の外面および弁座9の上面により限定される内部空間に逃がされている。
【0024】
他方、容器1からカバーキャップ4を取り外したときには、弁体13が上述した偏芯状態から解放され、弁座9と同軸的に整列する。すなわち、バルブユニット2は完全閉鎖状態となる。これと同時に、カバーキャップ4における内周壁23の内部空間に逃がされていた空気が、内周壁23と外周壁21との間の空間に放出される。これにより、外気温度が高く、容器本体1の内圧が上昇している条件下であっても、容器本体を倒立させて毛髪に養毛剤を振りかける際に、養毛剤がユーザーに向けて直に噴出してしまい、ユーザーが不快感を覚えるという問題は回避される。
【0025】
容器1からカバーキャップ4を取り外した状態で、図2に示すようにブラシユニット3がバルブユニット2に対して引込位置にある場合には、容器本体1を倒立させてバルブユニット2の弁体13を使用者の頭皮に接触させ、この状態で容器本体1を押し下げる。この押下げ動作により、弁体13が弁座9に対して容器本体1に向けて相対変位する。すなわち、弁体13と弁座9との間に環状の隙間が生じるバルブユニット2の本来の開放状態が達成され、養毛剤を頭皮に向けて流出させて毛根に浸透させることが可能である。また、図3に示すようにブラシユニット3がバルブユニット2に対して突出位置にある場合には、ブラシ素子15を使用者の頭皮に押し当ててマッサージを行うことにより、頭皮を刺激することが可能である。
【0026】
以上詳述したところから明らかなとおり、本発明によれば、養毛剤等の液体を振りかける際に、外気温度の上昇による容器内圧の上昇時であっても液体がユーザーに向けて直に噴出するのを効果的に防止することができ、より快適に使用することのできる構造を有する液体塗布装置が提供される。さらに、バルブユニットの周壁とカバーキャップの内周壁の何れか一方にガイド溝を設けると共に他方に突部を設けた構成に基き、突起をブラシユニットの引込位置と突出位置に対応する2つの係止位置で選択的に係止することができる。その結果、バルブユニットに対するブラシユニットの引込位置と突出位置が確定でき、使用者がブラシユニットの突出位置と引込み位置において塗布装置を選択的に使用することが可能である。また、その位置決め作業が完了したことを使用者に確実に知らせる操作感も達成されるものである。
【0027】
なお、上述した実施形態は単なる例示にすぎず、本発明を限定するものではない。本発明は、その技術的範囲を逸脱することなく、多くの形態をもって実施し得ることは言うまでもない。例えば、ガイド溝をカバーキャップの内周壁に設け、突起をバルブユニットの周壁に設けることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例による養毛剤塗布装置の分解斜視図である。
【図2】 ブラシユニットが引込位置にある状態で図1の塗布装置を示す半裁樹断面図である。
【図3】 ブラシユニットが突出位置にある状態で図1の塗布装置を示す半裁縦断面図である。
【図4】 図1におけるバルブユニットの詳細構造を示す部分的な縦断面図である。
【図5】 図4のV−V線に沿う横断面図である。
【図6】 図1におけるバルブユニットのガイド溝を拡大して示す展開図である。
【図7】 ブラシユニットの底面を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 容器本体
2 バルブユニット
3 ブラシユニット
4 カバーキャップ
5 弁座部材
6 弁部材
7 周壁
8 延長部
9 弁座
10 フランジ付きの基部
11 突部
12 弾性体
13 弁体
14 周壁
15 ブラシ素子
16 頂壁
17 開口部
18 ローレット加工
19 ガイド溝
19a 閉鎖端部
19b 開放端部
19c 突起
19d 突起
20 突部
21 外周壁
22 頂壁
23 内周壁
24 突起

Claims (5)

  1. 液体を収めた容器と、容器の開口部に装着されるバルブユニットと、バルブユニットをカバーするよう容器に対して着脱可能に装着されるカバーキャップとを具え、
    バルブユニットが、容器の開口部に結合され、略円筒形状を有する比較的小径の延長部の内周面に弁座が形成された弁座部材と、弁座に対して弾性的に押圧される弁体とを含み、該弁体は、弁座に対して押圧された閉鎖状態でその先端部が弁座部材から突出し、かつ、前記先端部が弁座部材内に押込まれたときに弁体が弁座から離間して開放状態となるように配置され、
    カバーキャップが、略円筒形状を有する外周壁と、外周壁の上端に接続する頂壁と、頂壁の内面中央部から軸線方向内方に向けて突出する中空円筒形状の突部とを含み、該突部は、カバーキャップの装着状態で、外面が弁座部材の比較的小径の延長部の内周面にシール接触すると共にその内面に半径方向内方に向けて突出する突起を備え、該突起が弁体に接触して弁体を弁座に対して偏芯させることによりバルブユニットを、弁体と弁座との間に隙間が生じる半開放状態とするように配置され、
    容器の内圧が上昇している状態でカバーキャップを容器から取り外すと、バルブユニットの半開放状態で前記隙間を通じてカバーキャップにおける突部の内部スペースに伝達されていた内圧が逃されると共にバルブユニットを、弁体が弁座に対して同軸的に位置決めされる閉鎖状態とすることを特徴とする液体塗布装置。
  2. 液体を収めた容器と、容器の開口部に装着されるバルブユニットと、バルブユニットに対して同軸的に配置されるブラシユニットと、バルブユニットおよびブラシユニットをカバーするよう容器に対して着脱可能に装着されるカバーキャップとを具え、
    バルブユニットが、容器の開口部に結合され、略円筒形状を有する比較的大径の周壁と、該周壁に対して同軸的に配置された比較的小径の延長部とを含み、先端部の内周面に弁座が形成された弁座部材と、弁座に対して弾性的に押圧される弁体とを含み、該弁体は、弁座に対して押圧された閉鎖状態でその先端部が弁座部材から突出し、かつ、前記先端部が弁座部材内に押込まれたときに弁体が弁座から離間して開放状態となるように配置され、
    ブラシユニットが、バルブユニットの周壁に対向して配置される周壁と、該周壁の上端に接続され、かつ、複数のブラシ素子を軸線方向外方に向けて突出させて配置した頂壁とを含み、該頂壁の中央にはバルブユニットの弁座部材を貫通させる開口部が設けられ、
    ブラシユニットは、ブラシ素子がバルブユニットの弁体よりも軸線方向内方に引込んだ引込位置と、ブラシ素子がバルブユニットの弁体よりも軸線方向外方に突出する突出位置との間で摺動し得るように弁座部材に装着され、
    ブラシユニットの周壁とバルブユニットの周壁の一方に少なくとも1本のガイド溝を設けると共に他方に該ガイド溝により案内される少なくとも1個の突部を設け、前記ガイド溝は、容器に近接する側の閉鎖端部と、容器から離間した側の開放端部と、両端部間に設けられた第1および第2の突起とを含み、前記突部を開放端部からガイド溝内に導入し、第1および第2の突起を乗り越えて閉鎖端部まで移動させたときにブラシユニットを引込位置に係止し、前記突部を第2の突起を乗り越えて第1の突起に当接させる際にブラシユニットを突出位置に位置決めし、さらに、第1の突起を乗り越えて開放端部まで移動させることによりブラシユニットをバルブユニットから取り外せるように構成したことを特徴とする液体塗布装置。
  3. 前記ガイド溝は、ブラシユニットまたはバルブユニットの周壁につる巻状に形成されていることを特徴とする、請求項に記載の装置。
  4. ブラシユニットの周壁とバルブユニットの周壁の一方に、互いに直径線上で対向する2本の前記ガイド溝を設けると共に他方に該ガイド溝によりそれぞれ案内される2個の突部を設けたことを特徴とする、請求項に記載の装置。
  5. 前記カバーキャップは、略円筒形状を有する外周壁と、外周壁の上端に接続する頂壁とを含み、外周壁の高さは、カバーキャップを容器に装着した状態で、突出位置にあるブラシユニットのブラシ素子が頂壁の内面に接触しない高さに設定されていることを特徴とする、請求項に記載の装置。
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