JP3883160B2 - 蓋板付き容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば味噌、アイスクリーム等のペースト状物を収納するための蓋板付きの容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば横断面四角形状の周壁を有する容器本体の上端一部から、弾性変形可能なヒンジ状屈曲部を介して容器本体上面を開閉する蓋体を突設した、合成樹脂製の蓋板付き容器が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の合成樹脂製の容器は、蓋体を開くと該蓋体は上記ヒンジ状屈曲部の弾性復元によって容器本体から上後方へ開き、すると蓋体に対して容器本体はさほど重くないため、収納物が少くなると上記開蓋時に蓋体を突出させたままで容器体が後方へ倒れる欠点があった。
【0004】
本発明はそのような欠点を除去しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
第1の手段として底壁外周から第1周壁2を起立する容器体1と、
該容器体上面を閉塞する蓋体11とを主要部材となし、
蓋体11は、上記容器体第1周壁の上部外面へ嵌合させた第2周壁12の上端から第1周壁上端面上へ載置させた内向きフランジ14を介して短筒15を起立し、該短筒の後半部上面を頂板16で閉寒すると共に、該頂板の前端面から薄肉ヒンジ17を介して短筒の前半部上面を開閉自在に閉塞する蓋板18を突出して、該蓋板裏面から、蓋板閉塞時に上記短筒前半部の内外面のいずれか一方へ嵌合する嵌合壁19を垂下して形成し、
又上記薄肉ヒンジ17下方には、横断面C字形状の板バネ部分22両端から取付け板23、23を側外方へ突出したバネ部材21を設けて、蓋板18を上後方へ回動させ、かつ板バネ部分22内へ薄肉ヒンジ部分を挿入させた状態で一方取付け板23を頂板16下面へ、又他方取付け板23を蓋板18下面へ、それぞれ固着させ、上記短筒前半部へ嵌合壁19を嵌合させることで板バネ部分が弾性変形した状態で、蓋板18の閉塞状態を保持可能とし、
上記容器体と蓋体とバネ部材とをぞれぞれ合成樹脂で成形した。
【0006】
第2の手段として、上記第1の手段を有すると共にに容器体第1周壁上端に外向きフランジ3を付設すると共に、蓋体第2周壁12上部を、上記外向きフランジ3外周面へ嵌合させ、第2周壁12の下部内面に周設した係合突条13を外向きフランジ3の外周部下面へ係合させた。
【0007】
第3の手段として、上記第1又は第2の手段を有すると共に容器本体の第1周壁2および蓋体の第2周壁12を、それぞれ横断面真円形状として、第1周壁2に対する第2周壁嵌合のままで、容器本体に対して蓋体11を回動可能とした。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下図面について説明すると、容器体1は、底壁外周から第1周壁2を起立する。その第1周壁上端には外向きフランジ3を付設するとよい。図示例で第1周壁横断面を真円に形成するが四角形等に形成する事も出来る。
【0009】
11は蓋体で、該蓋体は上記第1周壁上部外面へ嵌合させた第2周壁12を有する。第1周壁上端へ外向きフランジを付設した場合は図2が示すようにその外向きフランジ外周面へ第2周壁12を嵌合させ、又第2周壁下端内面に係合突条13を周設して外向きフランジ外周部下面へ係合させる。第2周壁上端からは、第1周壁上端面へ載置させた内向きフランジ14を介して短筒15を起立し、該短筒の後半部上面を頂板16で閉塞すると共に、該頂板の前端面から薄肉ヒンジ17を介して上記短筒15の前半部上面を開閉自在に閉塞する蓋板18を突出して、該蓋板裏面から、蓋板閉塞時に短筒前半部の内外面のいずれかの一方へ嵌合させる嵌合壁19を垂下する。
【0010】
又上記薄肉ヒンジ17の下方には、横断面C字形状の板バネ部分22両端から取付け板23、23を側外方へ突出したバネ部材21を設けて、図2が2点鎖線で示すように蓋板18を薄肉ヒンジ17を中心として回動させ、かつ板バネ部分22内へ薄肉ヒンジ部分を挿入させた状態で、一方取付け板23を頂板16下面へ、又他方取り付け板23を蓋板18下面へ、それぞれ固着させ、上記短筒前半部へ嵌合壁19を嵌合させることで、板バネ部分が弾性変形した状態で蓋板18の閉塞状態が保持されるよう設ける。
【0011】
頂板16および蓋板18下面への各取付け板23の固着は適宜公知の方法で行えばよい。図示例では、頂板および蓋板の下面からピン24を垂下し、それ等ピンを各取付け板に穿設した透孔に通し、かつピン先端を潰し大径化させて取付け板の抜出しを防止している。
【0012】
既述容器体1、蓋体11、バネ部材21はそれぞれ合成樹脂材で成形している。
【0013】
上記構成において、容器体内へ味噌等を入れておき、図2が示すように蓋体11の第2周壁12を容器体第1周壁2の上部へ嵌合させる。
【0014】
容器体内収納物を取り出す際は、蓋板18の先端部を引上げ、該蓋板裏面から垂下する嵌合壁19を短筒15の前半部から外す。するとバネ部材21の板バネ部分22が弾性復元することで図2が2点鎖線で示すように蓋板18は薄肉ヒンジ17を中心として上後方へ回動し、よって蓋体11の前半部上面が開口されるから、該開口部分から収納物を取り出す。収納物の取出し後は、板バネ部分22の付勢に抗して蓋板18を前下方へ押下げ、嵌合壁19を短筒前半部分へ嵌合させて該嵌合による摩擦抵抗で蓋板閉塞状態を保持させる。
【0015】
上記収納物取出しにより容器体前半部内収納物が無くなった後は、容器体1から蓋体11を外し、容器体と蓋体とを前後逆向きとして容器体後半部上へ蓋板を位置させて嵌合させ、蓋板18開放により容器体後半部内の収納物を取り出すようにすればよい。尚容器体の第1周壁2および蓋体11の第2周壁12を共に横断面真円としたときは、容器体第1周壁上部へ蓋体第2周壁を嵌合させたままで、容器体に対して蓋体を回して容器体後半部上へ蓋板18を位置させることが出来る。
【0016】
【発明の効果】
本発明は既述構成とするもので、蓋体11を、容器体第1周壁2の上部外面へ嵌合させた第2周壁12上端から、第1周壁2上端面へ載置させた内向きフランジ14を介して短筒15を起立し、該短筒後半部上面を頂板16で閉塞すると共に、該頂板の前端面から薄肉ヒンジ17を介して短筒15の前半部上面を開閉自在に閉塞する蓋板18を突出して、該蓋板を起伏させることで、開蓋および閉蓋可能としたから、蓋体全体を容器体へ嵌合させたり、除去したりする場合に比べて、その開閉蓋が容易であり、又開蓋時において蓋板の重量を蓋体11を介して容器体前後方向中間部で支持することとなり、よって容器体周壁の上端後部から肉薄フランジ状屈折部を介して蓋体を突出する既述従来例の場合のように、容器体内収納物が少くなった時、上後方へ突出する蓋体の重量によって容器体が倒れることがなく、又上記薄肉ヒンジ17下方には横断面C字形状の板バネ部分両端から取付け板23、23を突出するバネ部材21を、その一方取付け板は頂板16下面へ、他方取付け板は蓋板18下面へ、それぞれ固着させて設け、上記短筒15前半部へ蓋板裏面から垂設させた嵌合壁19を嵌合させることで、板バネ部分22が弾性変形した状態で蓋板閉塞状態を保持可能に設けたから、その蓋板18は常時開蓋方向へ付勢されることとなり、開蓋状態では上後方へ開いて収納物取出し時に蓋板18が邪魔とならない便利がある。
【0017】
請求項2記載のようにすることで、容器体からの蓋体11の抜出しを防止でき、又請求項3のように容器体の第1周壁2および蓋体の第2周壁12横断面を真円とすることで、容器体に対する嵌合状態のままで蓋体を回動でき、よって蓋板18開放による収納物取出し口を蓋体を着脱させることなく移動させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】蓋板開放状態で示す、本発明容器の斜視図である。
【図2】蓋板閉塞状態で示す、容器の縦断面図である。

Claims (3)

  1. 底壁外周から第1周壁2を起立する容器体1と、
    該容器体上面を閉塞する蓋体11とを主要部材となし、
    蓋体11は、上記容器体第1周壁の上部外面へ嵌合させた第2周壁12の上端から第1周壁上端面上へ載置させた内向きフランジ14を介して短筒15を起立し、該短筒の後半部上面を頂板16で閉寒すると共に、該頂板の前端面から薄肉ヒンジ17を介して短筒の前半部上面を開閉自在に閉塞する蓋板18を突出して、該蓋板裏面から、蓋板閉塞時に上記短筒前半部の内外面のいずれか一方へ嵌合する嵌合壁19を垂下して形成し、
    又上記薄肉ヒンジ17下方には、横断面C字形状の板バネ部分22両端から取付け板23、23を側外方へ突出したバネ部材21を設けて、蓋板18を上後方へ回動させ、かつ板バネ部分22内へ薄肉ヒンジ部分を挿入させた状態で一方取付け板23を頂板16下面へ、又他方取付け板23を蓋板18下面へ、それぞれ固着させ、上記短筒前半部へ嵌合壁19を嵌合させることで板バネ部分が弾性変形した状態で、蓋板18の閉塞状態を保持可能とし、
    上記容器体と蓋体とバネ部材とをぞれぞれ合成樹脂で成形したことを特徴とする蓋板付き容器。
  2. 容器体第1周壁上端に外向きフランジ3を付設すると共に、蓋体第2周壁12上部を、上記外向きフランジ3外周面へ嵌合させ、第2周壁12の下部内面に周設した係合突条13を外向きフランジ3の外周部下面へ係合させたことを特徴とする、請求項1記載の蓋板付き容器。
  3. 容器本体の第1周壁2および蓋体の第2周壁12を、それぞれ横断面真円形状として、第1周壁2に対する第2周壁嵌合のままで、容器本体に対して蓋体11を回動可能としたことを特徴とする、請求項1又は2記載の蓋板付き容器。
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