JP3882666B2 - 送信装置及び電子制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、データ通信に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、例えば自動車のエンジンを制御する電子制御装置(以下、ECUともいう)として、複数のマイコン(詳しくは、マイクロコンピュータ)を備えたものがあり、そのようなECUでは、複数のマイコンが、各自で演算した制御データを通信(いわゆるマイコン間通信)によって互いにやり取りしながら、各自に割り当てられた制御対象を制御するための処理を行う。
【0003】
そして、この種のECUにおいて、各マイコンは、データの送信タイミングが到来する度に、他のマイコンに送信すべき全種類の各データを予め決められた順番で送信バッファに転送して、その各データを送信するようになっていた。
ここで、図8に具体例を示す。尚、図8は、メインのマイコン(メインマイコン)とサブのマイコン(サブマイコン)との2つが双方向に通信を行う場合の例を表している。
【0004】
図8の例では、その図8の上段に示すように、メインマイコンからサブマイコンへ、回転数,吸入空気量,ブレーキスイッチのオン/オフ,…,IG(イグニッション)スイッチのオン/オフといったデータが送信される。
そして、メインマイコンからサブマイコンに送られるデータの1番目は回転数、2番目は吸入空気量、3番目はブレーキスイッチのオン/オフといった具合に、全データの各々を送信する順番が予め決まっており、メインマイコンは、送信タイミングが到来する毎に、サブマイコンへ送信すべき全データを、上記の順番で送信バッファに転送してサブマイコンへ送信する。
【0005】
このため、図8の上段右側に示すように、サブマイコンの受信バッファには、メインマイコンから送信される順番通りに各データが格納される。そして、受信側であるサブマイコンは、受信バッファに格納されているデータの順番により、そのデータが何であるかを特定することとなる。
【0006】
また、図8の例では、サブマイコンからメインマイコンへ、アクセル開度,スロットルセンサ値,…,車速といったデータが送信される。
そして、サブマイコンからメインマイコンに送られるデータについても、1番目はアクセル開度、2番目はスロットルセンサ値といった具合に、全データの順番が決まっており、サブマイコンは、送信タイミングが到来する毎に、メインマイコンへ送信すべき全データを、上記の順番で送信バッファに転送してメインマイコンへ送信する。
【0007】
このため、図8の下段左側に示すように、メインマイコンの受信バッファには、サブマイコンから送信される順番通りに各データが格納され、受信側であるメインマイコンは、受信バッファに格納されているデータの順番により、そのデータが何であるかを特定することとなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図8のような方法では、毎回、全ての送信対象データを送信するため、例えば8ms毎に通信するようなシステムにおいては、32ms毎にしか更新されないようなデータについても、8ms毎に送信することとなっていた。つまり、本当は送信周期が長くて良いデータ(換言すれば、更新周期が長いデータ)も、送信周期が短いデータと同じ周期で送信することとなる。よって、図8のような方法では、無駄が多く、送信データ数を増加させることが難しい。
【0009】
そこで、例えば、32ms毎に更新されるデータは、8ms毎の送信タイミングの4回に1回の割合で(つまり、32ms毎の送信タイミングで)送信する、といった具合に、複数通りの送信タイミングを設けて、その各送信タイミング毎に、そのタイミングで送信すべきデータだけを送信する、という手法を採ることが考えられる。
【0010】
そして、この手法を実現するためには、全ての送信対象データの各々について、どのデータをどのタイミングで送信するのかを管理するようにプログラムを構成することが考えられる。
ところが、そのようにすると、データ送信用処理の複雑化を招く上に、送信対象データの追加、削除、送信タイミングの変更(どのデータをどのタイミングで送信するかの変更)を容易に行うことができないという問題が生じる。
【0011】
つまり、この場合、送信タイミングが到来する毎に起動されるルーチンにより、今回の送信タイミングが8ms毎や32ms毎といった複数通りの送信タイミングのうちの何れであるかを判定し、その判定した送信タイミングで送信すべき各データを、それが格納されているメモリ領域から読み出して送信バッファに転送する、といった処理を行うこととなる。
【0012】
しかし、例えば、送信タイミングaで送信していたデータdを、他の送信タイミングbで送信するように変更したい場合には、今回の送信タイミングが送信タイミングaであると判定した場合に実行されるプログラムの内容から、データdの読み出しと送信バッファへの転送とを行っていた処理部分を削除し、更に、今回の送信タイミングが送信タイミングbであると判定した場合に実行されるプログラムの内容に、データdの読み出しと送信バッファへの転送とを行うための処理部分を追加しなければならず、プログラムの修正部分が多岐に及んでしまうのである。
【0013】
本発明は、こうした問題に鑑みなされたものであり、データ送信用の処理を簡素化すると共に、送信対象データの追加、削除、送信タイミングの変更を、容易に行うことができるようにすることを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
上記目的を達成するためになされた請求項1に記載の送信装置は、送信タイミングが到来する度に、複数種類のデータのうち、その到来した送信タイミングで送信すべきデータを送信バッファに転送して、該送信バッファ内のデータを他の装置に送信するものであり、この送信装置には、複数通りの各送信タイミング別に、その送信タイミングで送信されるべきデータが格納されるデータバッファが設けられている。そして、この送信装置では、送信バッファに送信対象のデータを転送するために設けられた送信処理手段が、前記送信タイミング別のデータバッファのうちから、到来した送信タイミングで送信されるべきデータが格納されているデータバッファを特定して、その特定したデータバッファ内のデータを送信バッファに転送する
【0015】
このような請求項1の送信装置によれば、下記の(1)〜(3)の効果が得られる。
(1)送信対象データの追加、削除、送信タイミングの変更は、送信タイミング別に設けられたデータバッファの内容(どのデータバッファにどのデータを書き込むか)を変えるだけで対応することができる。特に、あるデータdの送信タイミングを変更したい場合には、そのデータdを求める演算プログラムが、そのデータdを、変更前の送信タイミングaに対応するデータバッファではなく、変更後の送信タイミングbに対応するデータバッファに書き込むといった具合に、データdの書き込み先を変更するだけで対応することができる。
【0016】
(2)送信対象データをデータバッファ単位で扱うため、データ送信用処理を簡素化することができる。つまり、送信対象データの各々について、今回の送信タイミングで送信するか否かを個別にチェックする必要がなく、送信対象データをデータバッファ毎にまとめて処理することができるため、データ送信のための処理を効率良く行うことができ、延いては、処理の簡素化及び高速化を図ることができる。
【0017】
(3)各送信タイミングで送るべきデータのみが送信されるため、効率が良く、送信データ数を増加させ易くなる。
更に、請求項1の送信装置において、データバッファの各々にはバッファ識別番号が与えられている。そして、請求項1の送信装置は、テーブル記憶部を備えており、そのテーブル記憶部には、各送信タイミングで何れのデータバッファ内のデータを送信すべきかを表す定義テーブルであって、複数通りの送信タイミングの各々について、その送信タイミングで送信対象とすべきデータバッファのバッファ識別番号を指示する定義テーブルが記憶されている。そして、送信処理手段は、今回到来した送信タイミングで送信されるべきデータが格納されているデータバッファを、前記定義テーブルに基づきバッファ識別番号を用いて特定するようになっている。
【0018】
このような請求項の送信装置によれば、送信処理手段の処理内容を変えなくても、定義テーブルの内容を変更するだけで、どのデータバッファのデータをどの送信タイミングで送信するかを変更することができ、送信データのデータバッファ単位での追加や削除を行う際にも、定義テーブルの内容を変更するだけで対応することができる。そして、送信処理手段の処理内容を変えることなく、各種変更に対応することができるため、送信対象データ及び送信スケジュールが異なる別の通信システムに転用することも容易になる。
【0019】
次に、請求項の送信装置では、請求項1の送信装置において、前記各送信タイミングのうち、最短周期の送信タイミング以外の送信タイミングは、最短周期の送信タイミングが複数回到来する毎に到来するタイミングであると共に、前記最短周期の送信タイミングは、そのタイミングと重複する他の送信タイミングの組み合わせによってN通り(Nは2以上の整数)の異なる送信タイミングとして区別されており、更に、そのN通りの最短周期の送信タイミングの各々にはタイミング識別番号が与えられている。そして、送信処理手段は、最短周期の送信タイミングが到来する毎にカウンタのカウントアップを行うと共に、そのカウンタの値に対応するタイミング識別番号が与えられた送信タイミングを、今回到来した送信タイミングとして特定する。
また、請求項の送信装置では、請求項の送信装置において、前記定義テーブルは、前記タイミング識別番号の各々に対して、そのタイミング識別番号の送信タイミングで送信対象とすべきデータバッファのバッファ識別番号を指示するように構成されている。そして、送信処理手段は、前記定義テーブルにおいて、今回到来したと特定した送信タイミングのタイミング識別番号に対して送信対象とすべきと指示されているデータバッファのバッファ識別番号を検出し、その検出したバッファ識別番号のデータバッファを、今回到来した送信タイミングで送信されるべきデータが格納されているデータバッファとして特定する。
また、請求項に記載の送信装置では、請求項1〜の送信装置において、送信処理手段が、当該装置から送信されるデータの内容を示す識別情報のデータも、送信バッファに転送するようになっている。
このような請求項の送信装置によれば、本来の送信データと共に、その送信データの内容を示す識別情報のデータも送信されることとなるため、データを受信する側の他の装置は、上記識別情報のデータにより、今回受信したデータの内容を確実に知ることができ、非常に有利である。
【0020】
次に、請求項に記載の電子制御装置では、複数のマイコンがデータ通信を行いつつ制御対象を制御するための処理を行うが、特に、その複数のマイコンのうち、データを送信する側である送信側マイコンには、複数通りの各送信タイミング別に、その送信タイミングで送信されるべきデータが格納されるデータバッファが設けられている。そして更に、データバッファの各々にはバッファ識別番号が与えられており、送信側マイコンには、各送信タイミングで何れのデータバッファ内のデータを送信すべきかを表す定義テーブルであって、複数通りの送信タイミングの各々について、その送信タイミングで送信対象とすべきデータバッファのバッファ識別番号を指示する定義テーブルが記憶されたテーブル記憶部が備えられている。そして、その送信側マイコンは、送信タイミングが到来する度に、前記送信タイミング別のデータバッファのうちから、今回到来した送信タイミングで送信されるべきデータが格納されているデータバッファを、前記定義テーブルに基づきバッファ識別番号を用いて特定し、その特定したデータバッファ内のデータを他のマイコンに送信する
【0021】
このような請求項の電子制御装置によれば、請求項1の送信装置と同様の上記(1)〜(3)の効果を得ることができる。尚、例えば、複数のマイコンの各々が送信者となり得る電子制御装置の場合には、その全てのマイコンに対して上記送信側マイコンの構成を適用するのが効果的であるが、一部のマイコンだけに上記送信側マイコンの構成を適用しても良い。
【0023】
そして更に、請求項5の電子制御装置によれば、送信側マイコンがデータ送信のために行う処理の内容を変えなくても、定義テーブルの内容を変更するだけで、どのデータバッファのデータをどの送信タイミングで送信するかを変更することができ、送信データのデータバッファ単位での追加や削除を行う際にも、定義テーブルの内容を変更するだけで対応することができる。そして、処理内容を変えることなく、各種変更に対応することができるため、その処理のプログラムを、送信対象データ及び送信スケジュールが異なる別の装置に転用することも容易になる。
【0024】
次に、請求項の電子制御装置では、請求項の電子制御装置において、前記各送信タイミングのうち、最短周期の送信タイミング以外の送信タイミングは、最短周期の送信タイミングが複数回到来する毎に到来するタイミングであると共に、前記最短周期の送信タイミングは、そのタイミングと重複する他の送信タイミングの組み合わせによってN通り(Nは2以上の整数)の異なる送信タイミングとして区別されており、更に、そのN通りの最短周期の送信タイミングの各々にはタイミング識別番号が与えられている。そして、送信側マイコンは、最短周期の送信タイミングが到来する毎にカウンタのカウントアップを行うと共に、そのカウンタの値に対応するタイミング識別番号が与えられた送信タイミングを、今回到来した送信タイミングとして特定する。
また、請求項の電子制御装置では、請求項の電子制御装置において、前記定義テーブルは、前記タイミング識別番号の各々に対して、そのタイミング識別番号の送信タイミングで送信対象とすべきデータバッファのバッファ識別番号を指示するように構成されている。そして更に、送信側マイコンは、前記定義テーブルにおいて、今回到来したと特定した送信タイミングのタイミング識別番号に対して送信対象とすべきと指示されているデータバッファのバッファ識別番号を検出し、その検出したバッファ識別番号のデータバッファを、今回到来した送信タイミングで送信されるべきデータが格納されているデータバッファとして特定する。
また、請求項に記載の電子制御装置では、請求項5〜7の電子制御装置において、送信側マイコンは、前記特定したデータバッファ内のデータと共に、当該マイコンから送信されるデータの内容を示す識別情報も、他のマイコンに送信するようになっている。この電子制御装置によれば、データを受信する側のマイコンは、上記識別情報により、今回受信したデータの内容を確実に知ることができ、非常に有利である。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明が適用された実施形態について、図面を用いて説明する。
まず図1は、実施形態のECU(電子制御装置)1の構成を表すブロック図である。
【0026】
本実施形態のECU1は、自動車のエンジンを制御するものであり、2つのマイコン3a,3bを備えている。そして、マイコン3a,3bの各々は、プログラムを実行するCPU5と、CPU5により実行されるプログラム及び該プログラムの実行時に参照される固定データ等が格納されたROM7と、CPU5によって演算されるデータが格納されるRAM9と、外部との入出力を行うためのI/Oインタフェース11と、それらを接続するバス13等とを有している。
【0027】
また、ECU1には、エンジンの運転状態を検出するための各種センサ(クランク角センサ,吸入空気量センサ等)や各種スイッチ(ブレーキスイッチ,IGスイッチ等)からの信号をマイコン3a,3bに入力させたり、マイコン3a,3bからの指令に応じてインジェクタやスロットル開度調節用モータ等の各種アクチュエータに駆動信号を出力する入出力回路15と、自動車のバッテリ17からの電力を受けて、マイコン3a,3bや入出力回路15に一定の電源電圧Vddを供給する電源IC19とが備えられている。
【0028】
そして、このECU1において、マイコン3aとマイコン3bは、通信ライン21で接続されている。
尚、図示は省略しているが、通信ライン21は、マイコン3aからマイコン3bへのデータ送信線、マイコン3bからマイコン3aへのデータ送信線、及びマイコン3a,3b同士でデータ送受信用のクロックを共有するためのクロック線等を含んでいる。一方、電源IC19は、マイコン3aから所定時間以内毎にウォッチドッグパルスWDPが出力されない場合に該マイコン3aへリセット信号RSTを出力する、いわゆるウォッチドッグタイマ機能(暴走監視機能)を備えている。また、マイコン3bが正常に動作しているか否かは、マイコン3aが監視するようになっている。
【0029】
このようなECU1において、2つのマイコン3a,3bは、各自が求めたデータを上記通信ライン21を介して互いにやり取りしながら、各自に割り当てられた制御対象を制御するための処理を行う。
例えば、マイコン3aからマイコン3bへは、エンジン回転数,吸入空気量,ブレーキスイッチのオン/オフ,IGスイッチのオン/オフといったデータが定期的に送信され、マイコン3bからマイコン3aへは、アクセル開度,スロットルセンサ値,車速といったデータが定期的に送信される。そして、マイコン3aは、自分が求めたデータとマイコン3bから受信したデータとに基づいて、インジェクタや点火装置を制御(つまり、エンジンに対する燃料噴射や点火時期を制御)するための処理を行い、マイコン3bは、自分が求めたデータとマイコン3aから受信したデータとに基づいて、スロットル開度調節用モータを制御(つまり、スロットル開度を制御)するための処理を行う。
【0030】
次に、各マイコン3a,3bがどの様にしてデータを送信しているのかについて説明する。尚、まず参考例の形態について説明する。また以下では、マイコン3aからマイコン3bへのデータ送信についてのみ説明するが、マイコン3bからマイコン3aへのデータ送信についても同様である。
【0031】
まず、図2に示すように、マイコン3aのRAM9には、8ms毎に送信されるべきデータが格納されるデータバッファ(以下、8msデータバッファという)31と、16ms毎に送信されるべきデータが格納される2つのデータバッファ32,33と、通信相手(この場合はマイコン3b)に送信されるデータ(送信データ)が格納される送信バッファ41との、各領域が設けられている。
【0032】
そして、マイコン3aは、8ms毎に、そのタイミングで送信すべきデータを送信バッファ41に転送して、その送信バッファ41内のデータをマイコン3bへと送信するようになっており、8msデータバッファ31に格納されるデータは、毎回(即ち、8ms毎の送信タイミングが到来する度に)送信される。また、データバッファ32に格納されるデータと、データバッファ33に格納されるデータは、交互に送信される。
【0033】
つまり、データバッファ32に格納されるデータの送信間隔と、データバッファ33に格納されるデータの送信間隔は、両方共に16msであるが、その送信タイミングは8msだけずれている。そこで以下、データバッファ32を、16ms−Aデータバッファ32といい、データバッファ33を16ms−Bデータバッファ33という。また、16ms−Aデータバッファ32内のデータを送信するタイミングを、8msタイミング[1]といい、16ms−Bデータバッファ33内のデータを送信するタイミングを、8msタイミング[2]という。尚、図2においては、[1]を丸付き数字の1で表し、[2]を丸付き数字の2で表している。
【0034】
よって、マイコン3aは、図2に示すように、8msタイミング[1]では、8msデータバッファ31内のデータ(以下、8msデータという)と、16ms−Aデータバッファ32内のデータ(以下、16ms−Aデータという)とを、送信バッファ41に転送して、それらをマイコン3bに送信し、その次の送信タイミングである8msタイミング[2]では、8msデータと、16ms−Bデータバッファ33内のデータ(以下、16ms−Bデータという)とを、送信バッファ41に転送して、それらをマイコン3bに送信することとなる。
【0035】
また更に、マイコン3aは、送信バッファ41の先頭位置に、今回送信されるデータの内容(つまり、送信データの編成であり、その送信データの何番目がどのデータであるかということ)を示すID(識別情報のデータに相当)も転送する。よって、そのIDも、本来の送信データと共に通信相手のマイコン3bへと送信され、マイコン3bは、そのIDにより、今回受信したデータの内容を知ることとなる。
【0036】
尚、この参考例では、マイコン3aでの演算プログラムによって演算されるデータのうち、エンジン回転数や吸入空気量等、8ms毎に更新されるデータが、8msデータバッファ31に格納される。そして、IGスイッチのオン/オフやブレーキスイッチのオン/オフ等、16ms毎に更新されるデータが、16ms−Aデータバッファ32と16ms−Bデータバッファ33との何れかに、ほぼ均等に割り振られて格納される。
【0037】
次に、図2の動作を行うためにマイコン3aのCPU5が実行する送信データ処理の内容について、図3のフローチャートを用い説明する。尚、図3の送信データ処理は、8ms毎の送信タイミングが到来する度に実行される。
図3に示すように、マイコン3aのCPU5が送信データ処理の実行を開始すると、まず、ステップ(以下単に「S」と記す)110にて、8msデータバッファ31の内容(即ち8msデータ)を送信バッファ41に転送し、続くS120にて、カウンタCntの値が0であるか否かを判定する。尚、カウンタCntは、今回の送信タイミングが8msタイミング[1]と8msタイミング[2]との何れであるかを判定するためのものであり、その値は、当該マイコン3aが動作を開始した時に0に初期化されている。
【0038】
ここで、上記S120にて、カウンタCntの値が0であると判定した場合には、今回の送信タイミングが8msタイミング[1]であると判断して、S130に進み、16ms−Aデータバッファ32の内容(即ち16ms−Aデータ)を送信バッファ41に転送する。次に、S140にて、IDの値を0に設定すると共に、そのID(=0)を、送信バッファ41の先頭位置に転送する。そして、続くS150にて、カウンタCntの値を1インクリメント(+1)し、その後、当該送信データ処理を終了する。すると、図示しない送信処理により、送信バッファ41内のデータがマイコン3bへと送信される。
【0039】
一方、上記S120にて、カウンタCntの値が0ではないと判定した場合には、今回の送信タイミングが8msタイミング[2]であると判断して、S160に移行し、16ms−Bデータバッファ33の内容(即ち16ms−Bデータ)を送信バッファ41に転送する。次に、S170にて、IDの値を1に設定すると共に、そのID(=1)を、送信バッファ41の先頭位置に転送する。そして、続くS180にて、カウンタCntの値を0に戻し(初期化し)、その後、当該送信データ処理を終了する。すると、この場合にも、図示しない送信処理により、送信バッファ41内のデータがマイコン3bへと送信される。
【0040】
以上の送信データ処理により、8msタイミング[1](つまり、8ms毎の送信タイミングの2回に1回のうちの一方)では、図2の如く、値が0のIDと、8msデータと、16ms−Aデータとが、その順で送信バッファ41に集められてマイコン3bへと送信され、8msタイミング[2](つまり、8ms毎の送信タイミングの2回に1回のうちの他方)では、値が1のIDと、8msデータと、16ms−Bデータとが、その順で送信バッファ41に集められてマイコン3bへと送信されることとなる。尚、この参考例では、図3の送信データ処理が、送信処理手段としての処理に相当している。
【0041】
以上のような参考例のECU1におけるマイコン3a,3bには、複数通りの各送信タイミング別に、その送信タイミングで送信されるべきデータが複数格納されるデータバッファ31,32,33が設けられている。よって、各マイコン3a,3bにおいて、通信相手に送信されるデータは、同じタイミングで送信されるもの同士がブロック化されて格納されることとなる。そして、マイコン3a,3bは、8ms毎の送信タイミングが到来する度に、送信タイミング別のデータバッファ31〜33のうちから、今回到来した送信タイミングで送信されるべきデータが格納されているデータバッファを特定して(S120)、その特定したデータバッファ内のデータを送信バッファ41に転送し通信相手へと送信するようにしている。
【0042】
このため、本参考例のECU1によれば、前述した(1)〜(3)の効果を得ることができる。尚、図3の処理では、カウンタCntの代わりに、フラグを用いても良い。
ところで、データバッファの数は3つ以外でも良い。
【0043】
例えば、マイコン3aにおいて、図4に示すように、データバッファ31〜33に加えて、更に、32ms毎に送信されるべきデータ(換言すれば、32ms毎に更新されるデータ)が格納される2つのデータバッファ34,35を追加したとする。尚、以下では、一方のデータバッファ34を、32ms−Aデータバッファ34といい、他方のデータバッファ35を、32ms−Bデータバッファ35という。
【0044】
そして、この場合、マイコン3aは、例えば、16ms−Aデータを送信するタイミングの2回に1回の割合で、32ms−Aデータバッファ34内のデータ(以下、32ms−Aデータという)を送信バッファ41に転送し、16ms−Bデータを送信するタイミングの2回に1回の割合で、32ms−Bデータバッファ35内のデータ(以下、32ms−Bデータという)を送信バッファ41に転送する、といった具合に、送信対象のデータバッファ(即ち、送信バッファ41へのデータ転送対象とするデータバッファ)を切り替えるようにすれば良い。
【0045】
つまり、このようにすれば、32ms−Aデータと、32ms−Bデータは、8ms毎の送信タイミングの4回に1回の割合で且つ互いに違うタイミングで、通信相手のマイコン3bへと送信されることとなる。そして、この場合、5つのデータバッファ31〜35のうち、8ms毎の送信タイミングで同時に送信対象とされるデータバッファの組み合わせは、「31+32+34」と「31+33+35」と「31+32」と「31+33」との4通りになる(図5参照)。
【0046】
尚、この場合、送信バッファ41の先頭位置に転送されるIDの値は、送信対象となったデータバッファの4通りの組み合わせに応じて、0〜3のうちの何れかに設定される。また、図4の送信バッファ41内において、「16msデータ」と記載された部分は、そこに16ms−Aデータと16ms−Bデータとの何れかが転送されることを表しており、「32msデータ」と記載された部分は、そこに32ms−Aデータと32ms−Bデータとの何れかが転送されることを表している。
【0047】
一方、図4の如くデータバッファを5つ設けた場合でも、図3の処理と同様に、カウンタの値に応じて送信対象のデータバッファが切り替わるようにプログラムを構成することができる。
但し、どのデータバッファのデータをどの送信タイミングで送信するか、といったスケジューリングの変更や、送信データのデータバッファ単位での追加/削除を簡単に行いたいならば、以下に説明する実施形態のようにすることが好ましい。
【0048】
そこで次に、実施形態のECUについて説明する。
尚、実施形態のECUは、図1〜図3を用いて説明した先の参考例のECU1と比較すると、ハードウェア面は全く同じであるため、以下の説明において、各部の符号は、参考例と同じものを用いることとする。また、以下では、参考例の場合と同様に、マイコン3aからマイコン3bへのデータ送信についてのみ説明するが、マイコン3bからマイコン3aへのデータ送信についても同様である。
【0049】
まず、実施形態のECUにおいて、マイコン3aのRAM9には、図4に示した5つのデータバッファ31〜35(詳しくは、そのデータバッファ31〜35としての各領域)が設けられている。
また、マイコン3aのROM7には、テーブル記憶部としての領域が設けられており、その領域には、各送信タイミングで何れのデータバッファ内のデータを送信すべきか(換言すれば、何れのデータバッファを送信対象とすべきか)を表す図5の如き定義テーブルが記憶されている。
【0050】
即ち、本実施形態では、8ms毎の送信タイミングを、送信データの内容別に、8msタイミングAと、8msタイミングBと、8msタイミングCと、8msタイミングDとの、4つに区別している。そして、定義テーブルは、8msタイミングA〜Dの各々について、データバッファ31〜35のうちの何れを送信対象にすべきかを示した2次元テーブルとなっている。より詳しく説明すると、この定義テーブルでは、1行目〜4行目が、8msタイミングA〜Dの各々に対応しており、1列目〜5列目が、データバッファ31〜35の各々に対応している。そして、このテーブルでは“1”が“送信対象にする”を意味している。よって、例えば、定義テーブルの1行目は、その行の各データが「1,1,0,1,0」であるため、「8msタイミングAでは、8msデータバッファ31と、16ms−Aデータバッファ32と、32ms−Aデータバッファ34とを、送信対象にする」ということを示しており、定義テーブルの2行目は、その行の各データが「1,0,1,0,1」であるため、「8msタイミングBでは、8msデータバッファ31と、16ms−Bデータバッファ33と、32ms−Bデータバッファ35とを、送信対象にする」ということを示している。
【0051】
そして更に、実施形態のECUにおいて、マイコン3aのCPU5は、図3の処理に代えて、図6に示す送信データ処理を実行することにより、今回の送信タイミングで送信対象とすべきデータバッファを、上記定義テーブルから特定し、その特定したデータバッファ内のデータを送信バッファ41に転送する。
【0052】
そこで次に、本実施形態のECUでマイコン3aのCPU5が実行する送信データ処理の内容について、図6を用い詳しく説明する。
尚、図6の送信データ処理及び以下の説明では、定義テーブルの1行目を0行目とし、同様に定義テーブルの1列目を0列目としている。また、図6及び以下の説明において、Cntは、定義テーブルの行数を示す変数であり、iは、定義テーブルの列数を示す変数である(図5参照)。そして更に、「Table[Cnt][i]」は、定義テーブルにおけるCnt行目且つi列目のデータ値を意味している。また、Cntの値は、マイコン3aが動作を開始した時に0に初期化されている。
【0053】
図6に示すように、マイコン3aのCPU5が送信データ処理の実行を開始すると、まずS210にて、iの値を0に初期化する。
そして、続くS220にて、iの値がデータバッファの数(この例では5)よりも小さいか否かを判定する。
【0054】
ここで、iの値がデータバッファの数よりも小さければ(S220:YES)、S230に進み、定義テーブルを参照して、「Table[Cnt][i]」が1であるか否かを判定する。そして、1であれば(S230:YES)、S240に進み、定義テーブルにおいてiの値に対応するデータバッファ(即ち、i列目に対応するデータバッファ)内のデータを、送信バッファ41に転送する。
【0055】
そして、上記S240の処理を行うか、或いは、上記S230にて「Table[Cnt][i]」が1ではないと判定したならば(S230:NO)、S250に進んで、iの値を1インクリメントし、その後、S220に戻る。
一方、上記S220にて、iの値がデータバッファの数よりも小さくないと否定判定した場合(つまり、iの値がデータバッファの数に達した場合)には、今回の送信タイミングで送信すべきデータバッファ内のデータを全て送信バッファ41に転送できたと判断して、S260に移行する。
【0056】
そして、このS260にて、IDの値を、現在のCntの値に設定し、そのIDを送信バッファ41の先頭位置に転送する。
そして更に、続くS270にて、Cntの値が「ID数−1」よりも小さいか否かを判定し、「ID数−1」よりも小さければ(S270:YES)、次のS280にて、Cntの値を1インクリメントした後、当該送信データ処理を終了する。すると、図示しない送信処理により、送信バッファ41内のデータがマイコン3bへと送信される。
【0057】
尚、本実施形態では、前述したように、8ms毎の送信タイミングを、送信データの内容別に、4つのタイミングA〜Dに区別しており、その各タイミングA〜Dでの送信データに、夫々異なる値のIDを付与している。詳しくは、図5に示すように、8msタイミングAでの送信データのIDを「0」、8msタイミングBでの送信データのIDを「1」、8msタイミングCでの送信データのIDを「2」、8msタイミングDでの送信データのIDを「3」としている。このため、本実施形態において、ID数(IDの数)は4である。
【0058】
一方、上記S270にて、Cntの値が「ID数−1」よりも小さくないと判定した場合には(S270:NO)、S290に移行して、Cntの値を0に初期化し、その後、当該送信データ処理を終了する。すると、この場合にも、図示しない送信処理により、送信バッファ41内のデータがマイコン3bへと送信される。
【0059】
このような送信データ処理(図6)によれば、S270〜S290の処理により、当該処理が実行される毎に、Cntの値が0→1→2→3→0→1→、といった具合に繰り返し更新されることとなる。
そして、Cntの値がM(但しMは0〜3の何れか)であるときには、S220〜S250の処理により、図5の定義テーブルにおけるM行目が0列目から4列目まで1列ずつ検索され、データ値が1となっている列に対応するデータバッファが、送信対象とすべきデータバッファであると特定されて、そのデータバッファ内のデータが、送信バッファ41に転送されることとなる。そして、その後、S260の処理により、IDの値がMに設定されて、送信バッファ41に転送されることとなる。
【0060】
よって、例えば、Cntの値が0のときには、定義テーブルにて8msタイミングAに対応する0行目が1列ずつ検索され、データ値が1となっている列に対応する8msデータバッファ31と、16ms−Aデータバッファ32と、32ms−Aデータバッファ34とが、送信対象とすべきデータバッファであると特定されて、その各データバッファ31,32,34内のデータが、送信バッファ41に転送されることとなる。そして、この場合には、S260の処理により、値が0のIDが、送信バッファ41の先頭位置に転送されることとなる。
【0061】
また、例えば、Cntの値が3のときには、定義テーブルにて8msタイミングDに対応する3行目が1列ずつ検索され、データ値が1となっている列に対応する8msデータバッファ31と、16ms−Bデータバッファ33とが、送信対象とすべきデータバッファであると特定されて、その各データバッファ31,33内のデータが、送信バッファ41に転送されることとなる。そして、この場合には、S260の処理により、値が3のIDが、送信バッファ41の先頭位置に転送されることとなる。
【0062】
尚、本実施形態では、図6の送信データ処理が、送信処理手段としての処理に相当している。
以上のような実施形態のECUによれば、マイコン3a,3bがデータ送信のために行う処理(図6の送信データ処理)の内容を変えなくても、定義テーブルの内容を変更するだけで、どのデータバッファのデータをどの送信タイミングで送信するかを変更することができ、送信データのデータバッファ単位での追加や削除を行う際にも、定義テーブルの内容を変更することで簡単に対応することができる。
【0063】
例えば、32ms−Aデータバッファ34と32ms−Bデータバッファ35との、2つの各送信タイミングとは異なる32ms毎のタイミングで、何等かのデータ(以下、追加データという)を送信するように変更したい場合には、その追加データが格納されるデータバッファ(以下、32ms−Cデータバッファという)を追加すると共に、図7に例示するように、定義テーブルにて、その32ms−Cデータバッファに対応する5列目を設ければ良く、この場合には、図6のS220でiの値と大小比較するデータバッファの数を、「5」から「6」に変更するだけで対応することができる。
【0064】
そして、本実施形態の送信データ処理によれば、その処理内容を変えなくても、各種変更に対応することができるため、送信対象データ及び送信スケジュールが異なる別のECUに転用することも容易である。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
【0065】
例えば、 上記実施形態の送信データ処理(図6)では、その送信データ処理が終了する度にCntの値を更新して、IDを毎回切り替えるようにしたが、正しく送信が行われなかった場合には、Cntの値を1つ戻して(つまり、更新せずに)、次回の送信タイミングで、再び同じIDのデータを送信するように構成しても良い。
【0066】
また、上記実施形態において、24ms毎に送信されるべきデータが格納されるデータバッファや、40ms毎に送信されるべきデータが格納されるデータバッファを設けるようにしても良い。つまり、各データバッファの送信周期は、最短送信周期(上記実施形態では8ms)の整数倍であれば良い。
【0067】
一方、上記実施形態は、本発明の送信装置をECU内のマイコン間通信に適用したものであったが、本発明の送信装置は、例えば、自動車内でLANを構成するECU間の通信や、他の装置間の通信にも同様に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態及び参考例のECU(電子制御装置)の構成を表すブロック図である。
【図2】 マイコンに設けられたデータバッファ及び送信バッファと、それらの関係とを説明する説明図である。
【図3】 マイコンで実行される送信データ処理の内容を表すフローチャートである。
【図4】 データバッファを5つ設けた場合の例を説明する説明図である。
【図5】施形態で用いられる定義テーブルの内容を表す説明図である。
【図6】施形態の送信データ処理の内容を表すフローチャートである。
【図7】施形態の作用を説明する説明図である。
【図8】 従来技術を説明するための説明図である。
【符号の説明】
1…ECU(電子制御装置)、3a,3b…マイコン、5…CPU、7…ROM、9…RAM、11…I/Oインタフェース、13…バス、15…入出力回路、17…バッテリ、19…電源IC、21…通信ライン、31〜35…データバッファ、41…送信バッファ

Claims (8)

  1. 送信タイミングが到来する度に、複数種類のデータのうち、その到来した送信タイミングで送信すべきデータを送信バッファに転送して、該送信バッファ内のデータを他の装置に送信する送信装置であって、
    複数通りの各送信タイミング別に、その送信タイミングで送信されるべきデータが格納されるデータバッファが設けられており、
    前記送信バッファに送信対象のデータを転送する手段として、
    前記データバッファのうちから、到来した送信タイミングで送信されるべきデータが格納されているデータバッファを特定し、その特定したデータバッファ内のデータを前記送信バッファに転送する送信処理手段を備えており、
    更に、前記データバッファの各々にはバッファ識別番号が与えられており、
    各送信タイミングで何れのデータバッファ内のデータを送信すべきかを表す定義テーブルであって、前記複数通りの送信タイミングの各々について、その送信タイミングで送信対象とすべきデータバッファのバッファ識別番号を指示する定義テーブルが記憶されたテーブル記憶部を備え、
    前記送信処理手段は、今回到来した送信タイミングで送信されるべきデータが格納されているデータバッファを、前記定義テーブルに基づき前記バッファ識別番号を用いて特定するように構成されていること、
    を特徴とする送信装置。
  2. 請求項1に記載の送信装置において、
    前記各送信タイミングのうち、最短周期の送信タイミング以外の送信タイミングは、最短周期の送信タイミングが複数回到来する毎に到来するタイミングであると共に、前記最短周期の送信タイミングは、そのタイミングと重複する他の送信タイミングの組み合わせによってN通り(Nは2以上の整数)の異なる送信タイミングとして区別されており、
    更に、そのN通りの最短周期の送信タイミングの各々にはタイミング識別番号が与えられており、
    前記送信処理手段は、前記最短周期の送信タイミングが到来する毎にカウンタのカウントアップを行うと共に、そのカウンタの値に対応するタイミング識別番号が与えられた送信タイミングを、今回到来した送信タイミングとして特定すること、
    を特徴とする送信装置。
  3. 請求項に記載の送信装置において、
    前記定義テーブルは、前記タイミング識別番号の各々に対して、そのタイミング識別番号の送信タイミングで送信対象とすべきデータバッファのバッファ識別番号を指示するように構成されており、
    前記送信処理手段は、前記定義テーブルにおいて、今回到来したと特定した送信タイミングのタイミング識別番号に対して送信対象とすべきと指示されているデータバッファのバッファ識別番号を検出し、その検出したバッファ識別番号のデータバッファを、今回到来した送信タイミングで送信されるべきデータが格納されているデータバッファとして特定すること、
    を特徴とする送信装置。
  4. 請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の送信装置において、
    前記送信処理手段は、当該装置から送信されるデータの内容を示す識別情報のデータも、前記送信バッファに転送すること、
    を特徴とする送信装置。
  5. 複数のマイコンを備えると共に、その複数のマイコンがデータ通信を行いつつ制御対象を制御するための処理を行う電子制御装置であって、
    前記複数のマイコンのうち、データを送信するマイコン(以下、送信側マイコンという)には、複数通りの各送信タイミング別に、その送信タイミングで送信されるべきデータが格納されるデータバッファが設けられており、
    更に、前記データバッファの各々にはバッファ識別番号が与えられており、
    前記送信側マイコンには、各送信タイミングで何れのデータバッファ内のデータを送信すべきかを表す定義テーブルであって、前記複数通りの送信タイミングの各々について、その送信タイミングで送信対象とすべきデータバッファのバッファ識別番号を指示する定義テーブルが記憶されたテーブル記憶部が備えられており、
    前記送信側マイコンは、送信タイミングが到来する度に、前記データバッファのうちから、今回到来した送信タイミングで送信されるべきデータが格納されているデータバッファを、前記定義テーブルに基づき前記バッファ識別番号を用いて特定し、その特定したデータバッファ内のデータを他のマイコンに送信すること、
    を特徴とする電子制御装置。
  6. 請求項5に記載の電子制御装置において、
    前記各送信タイミングのうち、最短周期の送信タイミング以外の送信タイミングは、最短周期の送信タイミングが複数回到来する毎に到来するタイミングであると共に、前記最短周期の送信タイミングは、そのタイミングと重複する他の送信タイミングの組み合わせによってN通り(Nは2以上の整数)の異なる送信タイミングとして区別されており、
    更に、そのN通りの最短周期の送信タイミングの各々にはタイミング識別番号が与えられており、
    前記送信側マイコンは、前記最短周期の送信タイミングが到来する毎にカウンタのカウントアップを行うと共に、そのカウンタの値に対応するタイミング識別番号が与えられた送信タイミングを、今回到来した送信タイミングとして特定すること、
    を特徴とする電子制御装置。
  7. 請求項6に記載の電子制御装置において、
    前記定義テーブルは、前記タイミング識別番号の各々に対して、そのタイミング識別番号の送信タイミングで送信対象とすべきデータバッファのバッファ識別番号を指示するように構成されており、
    前記送信側マイコンは、前記定義テーブルにおいて、今回到来したと特定した送信タイミングのタイミング識別番号に対して送信対象とすべきと指示されているデータバッファのバッファ識別番号を検出し、その検出したバッファ識別番号のデータバッファを、今回到来した送信タイミングで送信されるべきデータが格納されているデータバッファとして特定すること、
    を特徴とする電子制御装置。
  8. 請求項5ないし請求項7の何れか1項に記載の電子制御装置において、
    前記送信側マイコンは、前記特定したデータバッファ内のデータと共に、当該マイコンから送信されるデータの内容を示す識別情報も、他のマイコンに送信すること、
    を特徴とする電子制御装置
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