JP3882282B2 - 飛しょう体の誘導制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、飛しょう体が目標となす角度である目視線角の変化率である目視線角速度を誘導信号として計算して、飛しょう体を比例航法により目標と会合させるための飛しょう体の誘導制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図6は従来の方法による飛しょう体の誘導制御装置の全体の構成例を示すブロック図である。図において、1はアンテナ角度と目視線角との角度誤差を計算する角度誤差計算器、2は角度誤差信号に追尾ループゲインを乗じてアンテナ追尾指令角速度を計算する追尾ループゲイン乗算器、4はジンバル上のアンテナの角速度を検出するアンテナ角速度検出器、3はアンテナ追尾指令角速度とアンテナ角速度の差分によりアンテナを空間に安定化させながら目標に指向させるアンテナジンバル駆動装置、5はアンテナ角速度を積分して慣性空間に対するアンテナ角度を計算するアンテナ角速度積分計算器、6は角度誤差およびアンテナ角度から目視線角を計算する目視線角計算器、7は目視線角を微分計算して目視線角速度を求め誘導信号とする微分フィルタ計算器、20は差分器である。
【0003】
従来の方法による飛しょう体の誘導制御装置は上記のように構成され、図7に示す目視線角S1とアンテナ角度S2の差から角度誤差S3を、図6に示す角度誤差計算器1で計算する。追尾ループゲイン乗算器2において、角度誤差S3に追尾ループゲインを乗じてアンテナ追尾指令角速度S4とする。一方、アンテナ角速度をアンテナ角速度検出器4で検出する。アンテナ角速度S5とアンテナ追尾指令角速度S4との差分をアンテナジンバル駆動装置の指令とすることにより、アンテナを空間に安定化させながら目標方向に指向させる。また、アンテナ角速度S5をアンテナ角速度積分計算器5において積分しアンテナ角度計算値S7を求め、これを目視線角計算器において角度誤差S3と加算することにより目視線角計算値S9とする。目視線角計算値S9を微分フィルタ計算器7において微分計算し、誘導信号S11とする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような飛しょう体の誘導制御装置では、角度誤差およびアンテナ角度から求めた目視線角をそのまま微分計算するために、飛しょう体がロール軸まわりに回転した場合、目視線角速度計算値すなわち誘導信号にロール角速度に応じた偏差が重畳し、命中精度が劣化するという問題があった。
【0005】
この発明はかかる問題を解決するためになされたものである、飛しょう体がロール軸まわりに回転した場合においても、ロール軸まわりの運動を打ち消す座標補正計算または、ロール軸まわりにアンテナジンバルを空間安定化することにより、ロール軸まわりの運動の影響を除去し命中精度の高い誘導信号を得ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
第1の発明による飛しょう体の誘導制御装置は、飛しょう体の運動にともなって発生する飛しょう体の角速度を検出する検出器、上記飛しょう体角速度から飛しょう体ロール角を計算する計算器、飛しょう体ロール角に応じて角度誤差、アンテナ角速度および、目視線角速度それぞれの座標補正計算を行う計算器を持つ。
【0007】
また、第2の発明による飛しょう体の誘導制御装置は、ジンバル上のアンテナに搭載されているロール角速度検出器で検出したロール角速度を積分計算することにより求めたアンテナロール角に応じて角度誤差、アンテナ角速度および、目視線角速度それぞれの座標補正計算を行う計算器を持つ。
【0008】
また、第3の発明による飛しょう体の誘導制御装置は、ジンバル上に搭載されているアンテナの首振角および飛しょう体角速度からアンテナ角速度を計算し空間安定化指令角速度とする空間安定化指令計算器を持つ。
【0009】
また、第4の発明による飛しょう体の誘導制御装置は、ジンバル上に搭載されているアンテナのロール角速度検出器で検出したアンテナロール角速度とロール角速度指令計算器の出力との差分により、アンテナジンバルをロール軸まわりに空間安定化するアンテナジンバル駆動装置を持つ。
【0010】
また、第5の発明による飛しょう体の誘導制御装置は、飛しょう体角速度検出器により検出した飛しょう体角速度および、アンテナロール角検出器により検出したアンテナロール角からロール空間安定化指令角速度すなわちアンテナロール角速度を計算し、このアンテナロール角速度とロール角速度指令計算器の出力との差分により、アンテナをロール軸まわりに空間安定化するアンテナジンバル駆動装置を持つ。
【0011】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1を示すブロック図であり、図において1は目視線角S1とアンテナ角度S2の差から角度誤差S3を計算する角度誤差計算器、2は角度誤差信号に追尾ループゲインを乗じる計算をする追尾ループゲイン乗算器、4はジンバル上のアンテナ角速度S5を検出するアンテナ角速度検出器、3はアンテナ追尾指令角速度S4とアンテナ角速度検出器出力S5との差分によりアンテナを空間に安定化させながら目標に指向させるアンテナジンバル駆動装置、8は飛しょう体運動にともなって発生する飛しょう体の角速度S12を検出する飛しょう体角速度検出器、9は飛しょう体角速度S12から飛しょう体ロール角S13を計算する飛しょう体ロール角計算器、10は飛しょう体ロール角S13に応じて角度誤差S3の座標補正計算を行う角度誤差座標補正計算器、11は飛しょう体ロール角S13に応じてアンテナ角速度S5の座標補正計算を行うアンテナ角速度座標補正計算器、5は座標補正計算後のアンテナ角速度S6を積分して慣性空間に対するアンテナ角度S7を計算するアンテナ角速度積分計算器、6は座標補正計算後の角度誤差S8およびアンテナ角度S7から目視線角S9を計算する目視線角計算器、7は目視線角を微分計算し目視線角速度S10を計算する微分フィルタ計算器、12は機体ロール角S13に応じて目視線角速度S10の座標補正計算を行い誘導信号S11とする目視線角速度補正計算器、20は差分器である。
【0012】
次にこの実施例について図1を用いて説明する。この飛しょう体の誘導制御装置は、飛しょう体が比例航法を行うために必要な、目標の目視線角速度すなわち誘導信号を計算する。まず、角度誤差計算器1において、角度誤差S3を数1に示す計算式で計算する。ここで、角度誤差S3と目視線角S1およびアンテナ角度S2は、図7に示すような関係となる。
【0013】
【数1】
Figure 0003882282
【0014】
一方、飛しょう体の運動にともなって発生する図8に示す直交XYZ軸まわりの角速度S12を飛しょう体角速度検出器8により検出する。ここで、X軸まわりの角速度はp、Y軸まわりの角速度はq、Z軸まわりの角速度はrである。飛しょう体角速度S12から飛しょう体ロール角S13を飛しょう体ロール角計算器9で計算する。計算式の例を数2に示す。
【0015】
【数2】
Figure 0003882282
【0016】
飛しょう体ロール角S13に応じて角度誤差S3およびアンテナ角速度S5それぞれの座標補正計算を行う。角度誤差座標補正計算器10にて数3に示す計算式により飛しょう体ロール角S13に応じた座標補正計算を行い、座標補正後角度誤差S8を得る。アンテナ角速度座標補正計算器11にて数4に示す計算式により飛しょう体ロール角S13に応じた座標補正計算を行い、座標補正計算後アンテナ角速度検出器出力S6を得る。
【0017】
【数3】
Figure 0003882282
【0018】
【数4】
Figure 0003882282
【0019】
アンテナ角速度積分計算器5で、座標補正計算後のアンテナ角速度S6を積分して慣性空間に対するアンテナ角度S7を計算する。目視線角計算器6にて数5に示す計算式により目視線角計算値S9を計算する。この目視線角計算値S9を微分フィルタ計算器7で微分計算することにより目視線角速度計算値S10を求める。
【0020】
【数5】
Figure 0003882282
【0021】
機体ロール角S13に応じて目視線角速度計算値S10の座標補正計算を行う。目視線角速度座標補正計算器12にて数6に示す計算式により飛しょう体ロール角S13に応じた座標補正計算を行い、誘導信号S11とする。
【0022】
【数6】
Figure 0003882282
【0023】
以上に示したように、この発明では、従来のように角度誤差およびアンテナ角度から求めた目視線角をそのまま微分計算するのではなく、飛しょう体ロール角に応じて座標補正計算を行った上で微分計算を行うため、従来問題となっていた飛しょう体がロール軸まわりに回転した場合にロール角速度に応じた偏差が誘導信号に重畳し命中精度が劣化してしまうという不都合を解決することができる。
【0024】
実施の形態2.
図2はこの発明の実施の形態2を示すブロック図である。上記実施の形態1では角度誤差S3、アンテナ角速度S5および、目視線角速度S10それぞれの座標補正計算を飛しょう体角速度から求めたロール角を用いて行ったが、本実施の形態では、図2に示すように、アンテナロール角速度検出器13によりアンテナロール角速度S14を検出し、これをアンテナロール角速度積分計算器14で積分計算して求めたこのアンテナロール角S15を用いて座標補正計算を行う。
【0025】
アンテナロール角S15に応じて角度誤差S3およびアンテナ角速度S5それぞれの座標補正計算を行う。角度誤差座標補正計算器10にて数7に示す計算式により飛しょう体ロール角S15に応じた座標補正計算を行う。アンテナ角速度座標補正計算器11にて数8に示す計算式によりアンテナロール角S15に応じた座標補正計算を行う。
【0026】
【数7】
Figure 0003882282
【0027】
【数8】
Figure 0003882282
【0028】
アンテナ角速度積分計算器5で、座標補正計算後のアンテナ角速度S6を積分して慣性空間に対するアンテナ角度S7を計算する。目視線角計算器6にて、数9に示す計算式により目視線角計算値S9を計算する。この目視線角計算値S9を微分フィルタ計算器7で微分計算することにより目視線角速度計算値S10を求める。
【0029】
【数9】
Figure 0003882282
【0030】
アンテナロール角S15に応じて目視線角速度計算値S10の座標補正計算を行う。目視線角速度座標補正計算器12にて数10に示す計算式によりアンテナロール角S15に応じた座標補正計算を行い、誘導信号S11とする。
【0031】
【数10】
Figure 0003882282
【0032】
アンテナロール角S15を用いて座標補正計算を行った上で目視線角計算値を微分計算することにより、飛しょう体ロール角を用いて座標補正計算を行う場合と同様な効果が得られ、飛しょう体がロール軸まわりに回転することにより発生するロール角速度偏差が誘導信号に重畳し命中精度が劣化してしまうという不都合を解消することができ、得られる誘導信号の精度が向上する。
【0033】
実施の形態3.
図3はこの発明の実施の形態3を示すブロック図であり、図において15はジンバル上に搭載されているアンテナの首振角S19を検出するアンテナ首振角検出器、16はアンテナ首振角S19および飛しょう体角速度S12からアンテナ角速度を計算し空間安定化指令角速度S16とする空間安定化指令計算器である。アンテナジンバル駆動装置3で、アンテナ追尾指令角速度S4と空間安定化指令角速度S16の差分によりアンテナを空間に安定化させながら目標に指向させる。アンテナ角速度補正計算器11にて数11に示す計算式により空間安定化指令角速度S16すなわちアンテナ角速度を、飛しょう体ロール角S13に応じて座標補正計算する。さらに、座標補正計算後のアンテナ角速度S6を、アンテナ角速度積分計算器5で、積分計算して慣性空間に対するアンテナ角度S7とする。
【0034】
【数11】
Figure 0003882282
【0035】
以上に示したように、角速度検出器をアンテナジンバル上に搭載することをしなくても、飛しょう体角速度およびアンテナ首振角から空間安定化指令すなわちアンテナ角速度を計算することにより、実施形態1に記載の構成例と同様な効果を得ることができる。
【0036】
実施の形態4.
図4はこの発明の実施の形態4を示すブロック図であり、図において17はロール角速度指令計算器である。ジンバル上のアンテナに搭載されているアンテナロール角速度検出器13によりアンテナロール角速度を検出し、このアンテナロール角速度S17とロール角速度指令計算器出力との差分によりアンテナジンバル駆動装置3でアンテナジンバルをロール軸まわりに空間安定化させる。ロール軸まわりにアンテナジンバルを空間安定化することにより、飛しょう体がロール軸まわりに回転した場合においても、飛しょう体のロール運動からアンテナジンバルを分離することが可能となる。
【0037】
このように飛しょう体のロール運動からアンテナジンバルを分離することにより、角度誤差信号およびアンテナ角速度信号に飛しょう体ロール運動にともなう偏差が重畳しなくなる。したがって、ロール角に応じた座標補正計算を行わなくてもロール軸まわりの飛しょう体運動の影響を除去した命中精度の高い誘導信号を得ることができる。
【0038】
実施の形態5.
図5はこの発明の実施の形態5を示すブロック図であり、図において18はアンテナジンバルのアンテナロール角を検出するアンテナロール角検出器、19は飛しょう体角速度とアンテナロール角からアンテナロール角速度を計算しロール空間安定化指令角速度S18とするアンテナロール空間安定化指令計算器である。このロール空間安定化指令角速度S18とロール角速度指令計算器出力との差分によりアンテナジンバル駆動装置3でアンテナジンバルをロール軸まわりに空間安定化させる。ロール軸まわりにアンテナジンバルを空間安定化することにより、飛しょう体がロール軸まわりに回転した場合においても、飛しょう体のロール運動からアンテナジンバルを分離することができる。
【0039】
図5に示したように、角速度検出器およびロール角速度検出器をアンテナジンバル上に搭載することをしなくても、飛しょう体角速度とアンテナ首振角および、アンテナロール首振角から、空間安定化指令すなわちアンテナ角速度および、ロール空間安定化指令すなわちアンテナロール角速度を計算することにより、実施形態4に記載の構成例と同様な効果を得ることができる。すなわち、飛しょう体のロール運動からアンテナジンバルを分離することにより、角度誤差S3およびアンテナ角速度S16に飛しょう体ロール運動にともなう偏差が重畳しなくなり、ロール角に応じた座標補正計算を行わなくてもロール軸まわりの飛しょう体運動の影響を除去した命中精度の高い誘導信号を得ることができる。
【0040】
【発明の効果】
この発明は、以上に説明したように構成されているので、以下で記載されるような効果がある。
【0041】
第1の発明によれば、飛しょう体がロール軸まわりに回転した場合においても、飛しょう体ロール角に応じて角度誤差およびアンテナ角速度の座標補正計算をした上で目視線角を求めて微分計算を行い誘導信号とすることにより、飛しょう体ロール角速度偏差の影響を除去した誘導信号を得ることができる。
【0042】
また、第2の発明によれば、飛しょう体ロール角ではなく、アンテナロール角速度検出器の出力を積分計算しアンテナロール角を求め、このアンテナロール角に応じて角度誤差およびアンテナ角速度の座標補正計算を行うことにより、同様の効果が得られる。
【0043】
また、第3の発明によれば、角速度検出器をアンテナジンバル上に搭載することをしなくても、飛しょう体角速度およびアンテナ首振角から空間安定化指令すなわちアンテナ角速度を計算しアンテナを空間に安定化した上で目標を追尾し、かつ、角度誤差とアンテナ角速度を飛しょう体ロール角に応じて座標補正計算することによっても同様の効果を得ることができる。
【0044】
また、第4の発明によれば、アンテナジンバルに搭載したアンテナロール角速度検出器によりアンテナロール角速度を検出し、このアンテナロール角速度とロール角速度指令計算器出力との差分でアンテナジンバルをロール軸まわりに空間安定化させ、飛しょう体のロール運動からアンテナジンバルを分離することにより、角度誤差およびアンテナ角速度に飛しょう体ロール運動にともなう偏差が重畳しなくなり、ロール角に応じた座標補正計算を行わなくてもロール軸まわりの飛しょう体運動の影響を除去した命中精度の高い誘導信号が得られる。
【0045】
また、第5の発明によれば、角速度検出器およびロール角速度検出器をアンテナジンバル上に搭載することをしなくても、飛しょう体角速度とアンテナ首振角およびアンテナロール首振角から、空間安定化指令すなわちアンテナ角速度および、ロール空間安定化指令すなわちアンテナロール角速度を計算することにより、飛しょう体のロール運動からアンテナジンバルを分離することができ、角度誤差およびアンテナ角速度に飛しょう体のロール運動にともなう偏差が重上しなくなり、ロール角に応じた座標補正計算を行わなくてもロール軸まわりの飛しょう体運動の影響を除去した命中精度の高い誘導信号が得られる。
【0046】
ところで、上記実施の形態ではジンバル上にアンテナを搭載した飛しょう体の誘導制御装置について述べたが、テレビカメラ等の画像処理により目標を追尾する飛しょう体の誘導制御装置にも適用できる。このような場合には、いわゆる画像ブレ等を防止することができるため、本発明の飛しょう体の誘導制御装置がさらに効果的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による飛しょう体の誘導制御装置の実施の形態1を示すブロック図である。
【図2】 この発明による飛しょう体の誘導制御装置の実施の形態2を示すブロック図である。
【図3】 この発明による飛しょう体の誘導制御装置の実施の形態3を示すブロック図である。
【図4】 この発明による飛しょう体の誘導制御装置の実施の形態4を示すブロック図である。
【図5】 この発明による飛しょう体の誘導制御装置の実施の形態5を示すブロック図である。
【図6】 従来の飛しょう体の誘導制御装置を示すブロック図である。
【図7】 従来の飛しょう体の誘導制御装置およびこの発明に関わる角度の関係を示す図である。
【図8】 この発明による飛しょう体の誘導制御装置の角速度の座標系を示す図である。
【符号の説明】
1 角度誤差計算器、2 追尾ループゲイン乗算器、3 アンテナジンバル駆動装置、4 アンテナ角速度検出器、5 アンテナ角速度積分計算器、6 目視線角計算器、7 微分フィルタ計算器、8 飛しょう体角速度検出器、9 飛しょう体ロール角計算器、10 角度誤差補正計算器、11 アンテナ角速度座標補正計算器、12 目視線角速度座標補正計算器、13 アンテナロール角速度検出器、14 アンテナロール角速度積分計算器、15 アンテナ首振角検出器、16 空間安定化指令計算器、17 ロール角速度指令計算器、18 アンテナロール角検出器、19 アンテナロール空間安定化指令計算器、20 差分器、S1 目視線角、S2 アンテナ角度、S3 角度誤差、S4 アンテナ追尾指令角速度、S5 アンテナ角速度、S6 座標補正計算後アンテナ角速度、S7 アンテナ角度計算値、S8 座標補正計算後角度誤差、S9 目視線角計算値、S10 目視線角速度計算値、S11 誘導信号、S12 飛しょう体角速度、S13 飛しょう体ロール角、S14 アンテナロール角速度、S15 アンテナロール角、S16 空間安定化指令角速度、S17 アンテナロール角速度、S18 ロール空間安定化指令角速度、S19 アンテナ首振角、M 飛しょう体、T 目標、A アンテナ、L1 基準線、L2 飛しょう体軸、L3 アンテナ軸、L4 目視線。

Claims (5)

  1. 飛しょう体から目標を見込む角度の変化率である目視線角速度に比例した上下方向(ピッチ(p))および左右方向(ヨー(y))の制御加速度を発生させ、それによって飛しょう体を目標に会合させるように制御する誘導制御装置において、上下方向(ピッチ(p))と左右方向(ヨー(y))の2軸分の目視線角とアンテナ角度から角度誤差を計算する角度誤差計算手段と、前記の角度誤差に基づく信号に追尾ループゲインを乗じアンテナ追尾指令角速度を計算する手段と、アンテナ追尾指令角速度とアンテナ角速度の差によりアンテナを空間に安定化させながら目標に指向させる手段と、飛しょう体角速度から飛しょう体ロール角を計算する手段と、飛しょう体ロール角に応じて上下方向(ピッチ(p))と左右方向(ヨー(y))の2軸分ある角度誤差およびアンテナ角速度それぞれの座標補正計算をする手段と、この計算手段による座標補正計算後のアンテナ角速度を積分し慣性空間に対するアンテナ角度を計算するアンテナ角度計算手段と、座標補正計算後の角度誤差およびアンテナ角度から目視線角を計算する手段と、この目視線角計算手段で計算した目視線角から目視線角速度を計算する微分フィルタ計算手段と、飛しょう体ロール角に応じて上下方向(ピッチ(p))と左右方向(ヨー(y))の2軸分ある目視線角速度の座標補正計算を行い上下および左右方向の目視線角速度を求め誘導信号とする手段とを具備したことを特徴とする飛しょう体の誘導制御装置。
  2. 飛しょう体から目標を見込む角度の変化率である目視線角速度に比例した上下方向(ピッチ(p))および左右方向(ヨー(y))の制御加速度を発生させ、それによって飛しょう体を目標に会合させるように制御する誘導制御装置において、上下方向(ピッチ(p))と左右方向(ヨー(y))の2軸分の目視線角とアンテナ角度から角度誤差を計算する角度誤差計算手段と、前記の角度誤差に基づく信号に追尾ループゲインを乗じアンテナ追尾指令角速度を計算する手段と、アンテナ追尾指令角速度とアンテナ角速度の差によりアンテナを空間に安定化させながら目標に指向させる手段と、アンテナロール角速度検出器で検出したアンテナロール角速度からアンテナロール角を計算する手段と、アンテナロール角に応じて上下方向(ピッチ(p))と左右方向(ヨー(y))の2軸分ある角度誤差およびアンテナ角速度それぞれの座標補正計算をする手段と、この計算手段による座標補正計算後のアンテナ角速度を積分し慣性空間に対するアンテナ角度を計算するアンテナ角度計算手段と、座標補正計算後の角度誤差およびアンテナ角度から目視線角を計算する手段と、この目視線角計算手段で計算した目視線角から目視線角速度を計算する微分フィルタ計算手段と、アンテナロール角に応じて上下方向(ピッチ(p))と左右方向(ヨー(y))の2軸分ある目視線角速度の座標補正計算を行い上下および左右方向の目視線角速度を求め誘導信号とする手段とを具備したことを特徴とする飛しょう体の誘導制御装置。
  3. 飛しょう体から目標を見込む角度の変化率である目視線角速度に比例した上下方向(ピッチ(p))および左右方向(ヨー(y))の制御加速度を発生させ、それによって飛しょう体を目標に会合させるように制御する誘導制御装置において、上下方向(ピッチ(p))と左右方向(ヨー(y))の2軸分の目視線角とアンテナ角度から角度誤差を計算する角度誤差計算手段と、前記の角度誤差に基づく信号に追尾ループゲインを乗じアンテナ追尾指令角速度を計算する手段と、アンテナ首振角および飛しょう体角速度からアンテナ角速度を計算し空間安定化指令角速度とする手段と、アンテナ追尾指令角速度と空間安定化指令角速度の差によりアンテナを空間に安定化させながら目標に指向させる手段と、飛しょう体角速度から飛しょう体ロール角を計算する手段と、飛しょう体ロール角に応じて上下方向(ピッチ(p))と左右方向(ヨー(y))の2軸分ある角度誤差および空間安定化指令角速度すなわちアンテナ角速度それぞれの座標補正計算をする手段と、この計算手段による座標補正計算後の空間安定化指令角速度すなわちアンテナ角速度を積分して慣性空間に対するアンテナ角度を計算するアンテナ角度計算手段と、座標補正計算後の角度誤差およびアンテナ角度から目視線角を計算する手段と、この目視線角計算手段により計算された目視線角から目視線角速度を計算する微分フィルタ計算手段と、飛しょう体ロール角に応じて上下方向(ピッチ(p))と左右方向(ヨー(y))の2軸分ある上記目視線角速度の座標補正計算を行い上下および左右方向の目視線角速度を求め誘導信号とする手段とを具備したことを特徴とする飛しょう体の誘導制御装置。
  4. 飛しょう体から目標を見込む角度の変化率である目視線角速度に比例した上下方向(ピッチ(p))および左右方向(ヨー(y))の制御加速度を発生させ、それによって飛しょう体を目標に会合させるように制御する誘導制御装置において、上下方向(ピッチ(p))と左右方向(ヨー(y))の2軸分の目視線角とアンテナ角度から角度誤差を計算する角度誤差計算手段と、前記の角度誤差に基づく信号に追尾ループゲインを乗じアンテナ追尾指令角速度を計算する手段と、アンテナ追尾指令角速度とアンテナ角速度の差およびロール角速度指令計算器出力とアンテナロール角速度の差からアンテナを空間に安定化させながら目標に指向させる手段と、アンテナ角速度を積分して慣性空間に対するアンテナ角度を計算するアンテナ角度計算手段と、角度誤差およびアンテナ角度から目視線角を計算する手段と、この目視線角計算手段により計算された目視線角を微分計算して上下および左右方向の目標の目視線角速度を求め誘導信号とする微分フィルタ計算手段とを具備したことを特徴とする飛しょう体の誘導制御装置。
  5. 飛しょう体から目標を見込む角度の変化率である目視線角速度に比例した上下方向(ピッチ(p))および左右方向(ヨー(y))の制御加速度を発生させ、それによって飛しょう体を目標に会合させるように制御する誘導制御装置において、上下方向(ピッチ(p))と左右方向(ヨー(y))の2軸分の目視線角とアンテナ角度から角度誤差を計算する角度誤差計算手段と、前記の角度誤差に基づく信号に追尾ループゲインを乗じアンテナ追尾指令角速度を計算する手段と、飛しょう体の運動にともなって発生する飛しょう体の角速度を検出する手段と、アンテナ首振角および飛しょう体角速度からアンテナ角速度を計算し空間安定化指令角速度とする手段と、アンテナロール角および飛しょう体角速度からロール空間安定化指令角速度を計算する手段と、アンテナ追尾指令角速度と空間安定化指令角速度の差およびロール空間安定化指令角速度とロール角速度指令計算器出力の差からアンテナを空間に安定化させた上で目標に指向させる手段と、空間安定化指令角速度すなわちアンテナ角速度を積分して慣性空間に対するアンテナ角度を計算するアンテナ角度計算手段と、角度誤差およびアンテナ角度から目視線角を計算する手段と、この目視線角計算手段により計算された目視線角を微分計算して上下および左右方向の目標の目視線角速度を求め誘導信号とする微分フィルタ計算手段とを具備したことを特徴とする飛しょう体の誘導制御装置。
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