JP2945933B2 - 空間安定装置 - Google Patents

空間安定装置

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JP2945933B2
JP2945933B2 JP8274758A JP27475896A JP2945933B2 JP 2945933 B2 JP2945933 B2 JP 2945933B2 JP 8274758 A JP8274758 A JP 8274758A JP 27475896 A JP27475896 A JP 27475896A JP 2945933 B2 JP2945933 B2 JP 2945933B2
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敏也 水田
芳彦 西田
栄一郎 武藤
隆弘 渡辺
正 岡崎
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BOEICHO GIJUTSU KENKYU HONBUCHO
Kawasaki Jukogyo KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像誘導方式によ
って飛しょう体を誘導する誘導装置などに備えられる空
間安定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6に示される従来の空間安定装置7
は、互いに直交する2軸まわりに揺動自在に変位可能な
ジンバル4に、たとえば4°四方の視野角が撮像可能な
撮像装置5を固定することによって、飛しょう体8の機
体軸の揺動変位から独立して撮像装置5の撮像する方向
が、一定に保たれるようになっている。ジンバル4に
は、撮像装置5が撮像する方向の所定の基準方向に対す
る向きを検出するためのレートセンサ6が、撮像装置5
とともに備えられる。制御回路1は、レートセンサ6か
ら出力されるジンバル4の2軸まわりの角速度を積分し
て撮像装置5が撮像する方向の基準方向に対する向きを
導出し、その導出された向きが一定に保たれるように、
ジンバル4を揺動変位させるトルカ2,3を制御し、空
間安定化を行う。
【0003】図7に示される他の従来の空間安定装置1
5は、飛しょう体16に固定された撮像装置14を備え
て構成される。撮像装置14は、撮像すべき目標物が含
まれる広い視野角、たとえばヨー方向およびピッチ方向
に対して20°四方の視野角を撮像し、画像処理回路1
1にフレーム画像を出力する。画像処理回路11は、レ
ートセンサ12,13から出力される角速度を積分し
て、基準方向に対する飛しょう体16の機体軸の向きを
検出し、その検出された向きに基づいて前記広い視野角
のフレーム画像から、前記目標物が含まれる所定領域の
画像を取出す。
【0004】飛しょう体16が揺動変位して、飛しょう
体16の姿勢角が変化すると、画像処理回路11は、所
定領域の画像の飛しょう体16の揺動変位による画像ず
れ量をレートセンサからの出力を積分して検出し、フレ
ーム画像から所定領域の画像を取出す位置を、検出され
た画像ずれ量に基づいて移動する。このとき、フレーム
画像から所定領域の画像を取出す位置を移動する方向
と、飛しょう体16の揺動方向とが互いに反対方向にな
っているので、飛しょう体16の揺動変位から独立し
た、目標物が含まれる所定領域の画像がフレーム画像か
ら取出され、空間安定化が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図6の空間安定装置7
では、撮像装置5がジンバル4を介して飛しょう体8に
取付けられる構成であり、ジンバルが必要となるため、
重量増加およびコストアップになる。またジンバル4は
衝撃に対して弱い面がある。
【0006】図7の空間安定装置15では、電気的な処
理によって空間安定化を行っているので、ジンバルが不
要となるため重量軽減およびコストダウンが可能となる
が、誘導に必要な目標物を含む所定領域の画像の取出し
位置を、レートセンサ出力から算出される角度に基づい
て移動させることによって空間安定化を行うため、撮像
装置14は、撮像すべき目標物を含む広い視野角、たと
えば20°四方の視野角を撮像可能な撮像装置を用いる
必要がある。このような広い視野角を撮像可能な撮像装
置は、非常に高価であり、その結果、空間安定装置15
が高コストとなる。空間安定装置15が高コストとなる
と、繰返し使用が不可能な飛しょう体などの飛しょう体
16への空間安定装置15の搭載が困難となる。
【0007】本発明の目的は、耐衝撃性に優れ、低コス
ト化が可能な空間安定および追尾装置を提供することで
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、飛しょう体に
備えられ、飛しょう体の揺動変位に影響されないで、所
定の視野角内の撮影すべき目標物が含まれる所定領域の
画像を得る空間安定装置において、前記視野角をヨー方
向に走査する第1走査ミラーと、前記視野角をピッチ方
向に走査する第2走査ミラーと、飛しょう体に固定さ
れ、第1および第2走査ミラーを介して前記目標物を撮
像し、フレーム画像を出力する撮像素子と、撮像素子か
ら与えられるフレーム画像から前記所定領域の画像を取
出し、飛しょう体のヨー方向とピッチ方向との揺動変位
をレートセンサによって検出し、第2走査ミラーが走査
する範囲を飛しょう体のピッチ方向の揺動変位量に対応
して変化させるとともに、フレーム画像から所定領域の
画像を取出す位置を飛しょう体のヨー方向の揺動変位量
に対応して変化させる画像処理回路とを備えることを特
徴とする空間安定装置である。本発明に従えば、撮像す
べき目標物を含む視野角は、第1および第2の走査ミラ
ーによってヨー方向およびピッチ方向に走査されて、撮
像素子によって撮像され、撮像素子からは画像処理回路
に対してフレーム画像が出力される。画像処理回路は、
フレーム画像から目標物が含まれる所定領域の画像を取
出す。飛しょう体が揺動変位し、撮像素子によって撮像
される視野角が飛しょう体の揺動方向に移動し、これに
伴ってフレーム画像から取出された所定領域の画像が、
飛しょう体の揺動変位の方向と反対方向にずれると、画
像処理回路は、レートセンサ出力から飛しょう体の揺動
変位の角度を算出し、第2走査ミラーが走査する範囲を
ピッチ方向に対する飛しょう体の揺動変位量に対応して
変化させるとともに、フレーム画像から所定領域の画像
を取出す位置をヨー方向に対する飛しょう体の揺動変位
量に対応して変化させる。第2走査ミラーの走査範囲が
変化すると、撮像素子が撮像するピッチ方向の視野角の
範囲が、飛しょう体のピッチ方向に沿った揺動方向と反
対方向に移動され、ピッチ方向に対する視野角の飛しょ
う体の揺動による移動と、走査範囲の変化による移動と
が相殺され、ピッチ方向に対する空間安定化が行われ
る。ヨー方向に対しては、フレーム画像から取出した所
定領域の画像がヨー方向にずれるのに伴って、フレーム
画像から所定領域の画像を取出す位置を、ヨー方向に沿
った所定領域の画像のずれ方向に変化させるので、飛し
ょう体がヨー方向に揺動しても所定領域の画像がヨー方
向にずれることなくヨー方向に対する空間安定化が行わ
れる。このように、ピッチ方向およびヨー方向に対する
空間安定化が行われると、飛しょう体の揺動変位に影響
されないで、撮像すべき目標物が含まれる方向の所定領
域の画像を得られ、所定領域の画像は、たとえば飛しょ
う体を目標物へ誘導するために用いられる。したがっ
て、従来のように撮像素子をジンバルを介して飛しょう
体に取付ける構成ではなく、撮像素子を直接飛しょう体
に固定する構成であり、ジンバルを用いないので、耐衝
撃性および耐振動性を向上することができる。その結
果、衝撃や振動に影響されることなく、目標物が含まれ
る正確な空間安定化が行われた所定領域の画像を得るこ
とができる。また、視野角内を第1および第2走査ミラ
ーで走査して撮像し、所定領域の画像を取出すためのフ
レーム画像を得るので、従来のように広い視野角を撮像
可能な高価な撮像素子を用いる必要がなく、撮影可能な
視野角が比較的狭い安価な撮像素子を用いることがで
き、その結果、空間安定装置の低コスト化を実現するこ
とができる。また好ましくは、たとえば第1走査ミラー
にはポリゴンミラーまたはガルバノミラーが用いられ、
たとえば第2走査ミラーにはガルバノミラーが用いられ
る。したがって、光学的走査の制御を容易に行うことが
できる。
【0009】また本発明は、前記第2走査ミラーの走査
角度を検出する角度センサと、角度センサによって検出
される走査角度と、第2走査ミラーを走査させる駆動信
号の表す走査角度とに応答し、走査角度の差を表す補正
信号を導出する減算回路と、前記画像処理回路から導出
されるピッチ方向の揺動変位量を、減算回路からの補正
信号によって差引いて補正する補正回路とを含むことを
特徴とする。本発明に従えば、減算回路によって、実際
に第2走査ミラーが向いている走査角度と、第2走査ミ
ラーが向くべき、第2走査ミラーを走査させる駆動信号
の表す走査角度とが食い違っていても、補正回路からの
補正信号によって画像処理回路から導出されるピッチ方
向の揺動変位量を差引いて補正する。ピッチ方向の揺動
変位量には、走査角度のずれによる誤差角が含まれてお
り、これを補正信号で差引くことによって、ピッチ方向
の誤差角の正しい値からのずれを補正し、追尾ゲインに
与えることによって、正しいLOSレートの値を示す追
尾信号を出力させることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態で
ある飛しょう体誘導装置21の構成を示す図である。図
2は、飛しょう体誘導装置21におけるピッチ方向の空
間安定化にかかわる部分の電気的構成を示すブロック図
である。図3は、飛しょう体誘導装置21におけるヨー
方向の空間安定化にかかわる部分の電気的構成を示すブ
ロック図である。
【0011】飛しょう体誘導装置21は、対物レンズ系
22と、ポリゴンミラー23と、ガルバノミラー24
と、結像レンズ系25と、撮像素子26と、ピッチ方向
のレートセンサ28aおよびヨー方向のレートセンサ2
8bとから成るレートセンサ28と、図2または図3に
示される画像処理回路53、追尾ゲイン52、姿勢角演
算回路60,67、およびフレームメモリ66などを有
する電子制御部27を備えて構成される。
【0012】また、飛しょう体誘導装置21の構成は、
大略的に図2および図3に示されるように、対物レンズ
系22などを含むレンズ光学系51などを介して視野角
内を撮像する撮像素子26および画像処理回路53を有
する撮像部71と、レートセンサ28a,28b、姿勢
角演算回路60,67、鋸波発生回路61、ガルバノミ
ラー24、およびフレームメモリ66などを有する空間
安定化部72と、追尾ゲイン52などを有する追尾演算
部73とに大別される。
【0013】図2および図3において、スイッチSW1
〜SW5を全て遮断すると、飛しょう体誘導装置21
は、ポリゴンミラー23およびガルバノミラー24など
を介して撮像部71によって視野角内を撮像する撮像装
置としての機能のみを有することとなり、スイッチSW
1,SW2,SW4を導通し、スイッチSW3,SW5
を遮断すると、スイッチSW1,SW2,SW4を導通
することによって空間安定化部72が作動し、空間安定
化装置としての機能を有することとなる。また、スイッ
チSW1〜SW5を全て導通すると、スイッチSW3,
SW5を導通することによって追尾演算部73が作動
し、飛しょう体誘導装置21は誘導装置としての機能を
有することとなる。なお本発明の実施のこの形態では、
スイッチSW1〜SW5は、導通したままで説明を行
う。
【0014】撮像素子26は、対物レンズ系22、ポリ
ゴンミラー23、ガルバノミラー24、結像レンズ系2
5を介して導かれる視野角内の赤外線を受光し、フレー
ムメモリ66に電気的な信号であるフレーム画像29を
出力する。ポリゴンミラー23は、矢印A方向に回転駆
動され、視野角内をヨー方向Yに走査する。ガルバノミ
ラー24は、矢印B方向に揺動駆動され、視野角内の所
定の走査範囲をピッチ方向Pに走査する。これによっ
て、たとえばヨー方向Yに10°、ピッチ方向Pに2°
の領域のフレーム画像29が得られる。
【0015】フレームメモリ66は、フレーム画像29
を一時記憶するメモリであり、撮像素子26から出力さ
れるフレーム画像29を順次記憶しながら、フレーム画
像29に関する情報のうち、フレーム画像29に含まれ
る所定領域の画像であるウインドウ画像30に関する情
報のみを取出して画像処理回路53に出力する。フレー
ムメモリ66において、ウインドウ画像30を読出すア
ドレスを制御することによって、フレーム画像29から
ウインドウ画像30を取出す際のヨー方向Yに対する位
置が変化される。この読出しアドレスの制御に関して
は、後述する。
【0016】画像処理回路53は、フレームメモリ66
から出力されるウインドウ画像30に基づいて、図4に
示されるように、テンプレートマッチングなどの相関処
理を行い、ウインドウ画像30に含まれる目標物31が
ウインドウ画像30の中心Cからピッチ方向Pおよびヨ
ー方向Yにずれている角度を示す誤差角信号を追尾ゲイ
ン52に出力する。ウインドウ画像30における目標物
31の中心Cからのずれを示す誤差角は、ピッチ方向P
に沿った誤差角εpと、ヨー方向Yに沿った誤差角εy
によって表される。
【0017】視野角内をピッチ方向Pに走査するガルバ
ノミラー24は、鋸波発生回路61、ミラー駆動装置5
7、角度センサ56などによって駆動される。鋸波発生
回路61は、ガルバノミラー24の揺動角度に比例した
電圧が経時的に鋸波状に変化する鋸波信号を出力する。
鋸波発生回路61から出力された鋸波信号は、ミラー駆
動装置57によってガルバノミラー24を駆動するため
の駆動信号に変換され、ガルバノミラー24に与えられ
る。
【0018】ミラー駆動装置57からの出力は、角度セ
ンサ56にも与えられ、角度センサ56を介して、ミラ
ー駆動装置57への入力ラインにフィードバックされ、
ガルバノミラー24の飛しょう体の機体軸に対するピッ
チ方向Pに沿った揺動角度θgbが、ミラー駆動装置5
7への入力に対応する揺動角度θgaと等しくなるよう
に制御される。
【0019】機体軸に対する撮像素子26が撮像してい
るヨー方向Yにおける撮像方向、すなわちポリゴンミラ
ー23が走査しているヨー方向Yに対する視野角内の中
心方向は、飛しょう体および目標物31が存在している
実空間74における基準方向に対する目標物31のヨー
方向Yの角度であるLOS角σyから、基準方向に対す
るヨー方向Yに沿った飛しょう体の姿勢角ψmを引いた
角度に対応しており、同様にガルバノミラー24が走査
する視野角内のピッチ方向Pに沿った中心方向も、ピッ
チ方向Pに沿ったLOS角σpからピッチ方向Pに沿っ
た飛しょう体の姿勢角θmを引いた角度に対応してお
り、撮像素子26が撮像する撮像方向は飛しょう体の機
体軸の揺動変位の影響を受ける。
【0020】したがって、飛しょう体の機体軸の揺動変
位の影響を受けずに、目標物31が含まれるウインドウ
画像30を得るためには、飛しょう体の揺動変位の影響
を除去する空間安定化を行う必要がある。先ず、図3を
参照して、ヨー方向Yに対する空間安定化を説明する。
【0021】ヨー方向Yに対する空間安定化は、前述し
たフレームメモリ66における読出しアドレスを制御
し、フレーム画像29からウインドウ画像30を取出す
際のヨー方向Yに沿った位置を、飛しょう体の揺動変位
に対応させて変化することによって行われる。
【0022】飛しょう体のヨー方向Yに対する姿勢角ψ
mは、レートセンサ28bが検出した飛しょう体のヨー
方向Yに対する角速度rmを、姿勢角演算回路67が積
分演算することによって得られる。姿勢角演算回路67
から出力される姿勢角ψmを示す姿勢角信号は、後述す
る積分回路68から出力されるフィードバック信号と引
算された後、アドレス制御信号としてフレームメモリ6
6に与えられる。アドレス制御信号は、フレーム画像2
9からウインドウ画像30を切出す位置をヨー方向Yに
変化させる際の変化角θcを表し、アドレス制御信号が
与えられると、フレームメモリ66は、アドレス制御信
号が表す変化角θcに対応して、ウインドウ画像30を
読出すアドレスを制御する。
【0023】飛しょう体の機体軸がヨー方向Yに揺動変
位すると、撮像素子26が撮像する視野角が飛しょう体
の揺動変位に伴って移動し、フレーム画像29が飛しょ
う体の揺動方向と反対方向に移動するのであるが、飛し
ょう体のヨー方向Yに対する揺動変位がレートセンサ2
8bおよび姿勢角演算回路67によって検出され、ヨー
方向Yの姿勢角ψmの変化に伴ってアドレス制御信号θ
cが変化され、フレームメモリ66において、フレーム
画像29が飛しょう体の揺動によって移動する方向と同
じに、フレーム画像29からウインドウ画像30が取出
される位置が変化されるように、読出しアドレスが制御
される。これによって、飛しょう体の揺動変位によるフ
レーム画像29の移動と、フレーム画像29からウイン
ドウ画像30を取出す位置の変化とが相殺され、飛しょ
う体のヨー方向Yに対する揺動変位の影響が除去された
ウインドウ画像30を得ることができる。
【0024】次に、図2を参照してピッチ方向Pに対す
る空間安定化を説明する。ピッチ方向Pに対する空間安
定化は、ピッチ方向Pの姿勢角演算回路60からの出力
に応答して、ガルバノミラー24が走査する走査範囲
を、飛しょう体の機体軸のピッチ方向Pに沿った揺動変
位に対応して、変化することによって行われる。
【0025】レートセンサ28aは、飛しょう体の機体
軸のピッチ方向Pに沿った角速度qmを検出して、姿勢
角演算回路60に出力する。姿勢角演算回路60は、レ
ートセンサ28aからの出力を積分して、飛しょう体の
ピッチ方向Pに対する姿勢角θmを算出し、姿勢角θm
に対応した姿勢角信号を出力する。
【0026】姿勢角演算回路60から出力される姿勢角
信号は、後述する積分回路62から出力されるフィード
バック信号と引算された後、前述した鋸波発生回路61
からの鋸波信号と足し合わされた後、ミラー駆動装置5
7に与えられる。
【0027】ここで、ピッチ方向Pの姿勢角信号は、姿
勢角θmの値に対応して電圧が変化する電気信号であ
り、積分回路62から出力されるフィードバック信号
は、誤差角εpの積分値に対応して電圧が変化する電気
信号であり、積分回路62から出力されるフィードバッ
ク信号から姿勢角演算回路60から出力される姿勢角信
号を引いた電気信号を、鋸波発生回路61から出力され
る鋸波信号に足し合わせることによって、鋸波信号の電
圧レベルが姿勢角信号とフィードバック信号との引算結
果に対応して変化され、これに対応してミラー駆動装置
57から出力される駆動信号が変化され、ガルバノミラ
ー24が走査する走査範囲がピッチ方向Pに沿って変化
される。
【0028】飛しょう体の機体軸がピッチ方向Pに揺動
変位されると、飛しょう体のピッチ方向Pの姿勢角θm
の変化に対応して姿勢角演算回路60から出力される姿
勢角信号が変化され、姿勢角信号の変化に応じて鋸波発
生回路61から出力される鋸波信号の電圧レベルが変化
され、これに対応してガルバノミラー24が走査するピ
ッチ方向Pの走査範囲が、機体軸の揺動方向と反対方向
に変化され、機体軸の揺動変位とガルバノミラー24の
走査範囲の変化とが相殺され、撮像素子26から出力さ
れるフレーム画像29に対する飛しょう体のピッチ方向
Pに沿った揺動変位の影響が除去される。その結果、飛
しょう体のピッチ方向Pに沿った揺動変位の影響が除去
されたウインドウ画像30を得ることができる。
【0029】図4を参照して、画像処理回路53は、ウ
インドウ画像30において目標物31を囲む追尾ウイン
ドウ32を設定し、テンプレートマッチングなどの相関
処理を行いながら、目標物31および追尾ウインドウ3
2の中心Cからのずれ量であるピッチ方向Pおよびヨー
方向Yに沿った誤差角εp,εyの値を検出し、誤差角
εp,εyの値に対応した誤差角信号を、順次追尾演算
部73に出力する。
【0030】追尾演算部73は、追尾ゲイン52を含む
フィードバック回路に積分回路62,68をいれること
によって構成され、入力されるLOS角を微分処理し、
追尾信号として出力する。
【0031】追尾演算部73から出力される追尾信号
は、飛しょう体の方向舵や走行舵を制御するための図示
しない操舵部に出力され、飛しょう体を目標物31方向
に誘導するために用いられる。
【0032】ピッチ方向Pおよびヨー方向Yの誤差角ε
p,εyを示す誤差角信号を、追尾ゲイン52を介して
積分回路62,68が介在されるフィードバックループ
に挿入することによって、追尾ゲイン52の出力がLO
S角σp,σyの微分値を示すようになる。
【0033】目標物31の移動や、飛しょう体の移動な
どによって、ウインドウ画像30上において目標物31
が中心Cからずれると、画像処理回路53によって検出
される誤差角εp,εyの値に対応して、積分回路6
2,68が所定の電圧レベルでフィードバック信号を出
力する。
【0034】積分回路68から出力されるフィードバッ
ク信号は、スイッチSW5を介して姿勢角演算回路67
から出力される姿勢角信号と引算された後、フレームメ
モリ66に出力される。これによって、フレームメモリ
66において、ヨー方向Yの誤差角εyを0にするよう
に、すなわち目標物31を中心Cに移動するように読出
しアドレスが制御される。
【0035】積分回路62から出力されるフィードバッ
ク信号は、スイッチSW3を介して、姿勢角演算回路6
0から出力される姿勢角信号と引算された後、鋸波発生
回路61から出力される鋸波信号と加算される。これに
よって、ガルバノミラー24が走査するピッチ方向Pに
沿った走査範囲が、ピッチ方向Pの誤差角εpを0にす
るように、すなわち目標物31を中心Cに移動する方向
に、変化される。
【0036】本発明の実施のこの形態では、ピッチ方向
Pに走査するガルバノミラー24の走査範囲を変化する
ことによって、ピッチ方向Pに対する空間安定化を行っ
ているので、ガルバノミラー24の動的特性によって、
ガルバノミラー24が向くべき飛しょう体の機体軸に対
する揺動角度θgaと、実際にガルバノミラー24が向
いている機体軸に対する揺動角度θgbとが微妙に食い
違っている。
【0037】このように実際にガルバノミラー24が向
いている揺動角度θgbとガルバノミラー24が向くべ
き揺動角度θgaとが食い違っていると、画像処理回路
53によって検出されるピッチ方向Pの誤差角εpに正
しい値からのずれが生じる。この誤差角εpのずれを除
去するために、本発明の実施のこの形態では、角度セン
サ56から与えられる揺動角度θgbを示す信号と、ミ
ラー駆動装置57に入力される揺動角度θgaを示す入
力信号とを引算して得られる補正信号を、スイッチSW
1を介して画像処理回路53から追尾ゲイン52に至る
信号ラインに与え、画像処理回路53から出力されるピ
ッチ方向Pに関する誤差角信号から前記補正信号を引算
した後、追尾ゲイン52に与えることによって、ピッチ
方向Pの誤差角εpの正しい値からのずれを補正してい
る。これによって、追尾ゲイン52から出力されるピッ
チ方向Pに関する追尾信号が、正しいLOSレートdσ
pの値を示すようにすることができる。
【0038】したがって、飛しょう体誘導装置21で
は、ジンバルを介すことなく、撮像素子26が直接飛し
ょう体に取付けられて空間安定化が行われるので、飛し
ょう体誘導装置21の耐衝撃性および耐振動性を向上す
ることができる。その結果、衝撃や振動に影響されるこ
となく、空間安定化が行われたウインドウ画像30を得
ることができる。
【0039】また、フレーム画像29に対応する視野角
がポリゴンミラー23およびガルバノミラー24によっ
て走査されて撮像素子26によって撮像されるので、従
来のように広い視野角を撮像可能な高価な撮像素子を用
いる必要がなく、比較的視野角の狭い安価な撮像素子を
用いることができる。その結果、飛しょう体誘導装置2
1の低コスト化を実現することができ、繰返し使用が不
可能な飛しょう体などの飛しょう体にも飛しょう体誘導
装置21を適用することが容易となる。
【0040】また、撮像すべき視野角の走査にポリゴン
ミラー23、ガルバノミラー24を用いるので、光学的
走査の制御を容易に行うことができる。また、ポリゴン
ミラー23は、高速回転しながらヨー方向Yに走査する
ので、ヨー方向Yに対する走査を高速で、かつ高精度に
行うことができる。
【0041】図5は、本発明の実施の他の形態である飛
しょう体誘導装置21aの大略的な構成を示す図であ
る。図5において、図1〜図4の飛しょう体誘導装置2
1と対応および類似する部分には、同一の参照符号を付
す。本発明の実施のこの形態の飛しょう体誘導装置21
aにおいて特徴とする点は、上述の発明の実施の形態の
飛しょう体誘導装置21では、ヨー方向Yの走査にポリ
ゴンミラー23が用いられていたのが、ポリゴンミラー
23に代わってガルバノミラー23aが用いられている
点である。ガルバノミラー23aは矢印D方向に揺動駆
動され、撮像素子26が撮像すべき視野角をヨー方向Y
に走査する。
【0042】したがって、本発明の実施のこの形態の飛
しょう体誘導装置21aでは、ヨー方向Yの走査にガル
バノミラー23aが用いられているので、フレームメモ
リ66で行っていた視野中心方向の変更も、ガルバノミ
ラー23aで行うことができ、より狭い撮像範囲で同様
の効果が得られる。
【0043】なお、上述の発明の実施の各形態では、ヨ
ー方向Yの走査を行うポリゴンミラー23またはガルバ
ノミラー23aが、ピッチ方向Pの走査を行うガルバノ
ミラー24の前段、すなわち対物レンズ系22側に備え
られているが、ガルバノミラー24がポリゴンミラー2
3またはガルバノミラー23aの前段に設けられてもよ
い。
【0044】また、上述の発明の実施の各形態では、撮
像素子26に赤外線を受光してフレーム画像29を出力
する撮像素子を用いたが、赤外線に限らず、可視光や紫
外線を受光してフレーム画像29を出力する撮像素子を
用いてもよい。
【0045】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ジンバル
を用いることなく、撮像素子が直接飛しょう体に固定さ
れるので、空間安定装置の耐衝撃性および耐振動性を向
上することができる。その結果、衝撃や振動に影響され
ることなく、正確な空間安定化が行われた画像を得るこ
とができる。
【0046】また本発明によれば、ピッチ方向の角度の
ずれを補正して、ピッチ方向に関する追尾信号が正しい
LOSレートの値を示すようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態である飛しょう体誘導装
置21の大略的な構成を示す図である。
【図2】飛しょう体誘導装置21におけるピッチ方向P
の空間安定化に係わる部分の電気的構成を示すブロック
図である。
【図3】飛しょう体誘導装置21におけるヨー方向Yの
空間安定化に係わる部分の電気的構成を示すブロック図
である。
【図4】ウインドウ画像30を示す図である。
【図5】本発明の実施の他の形態である飛しょう体誘導
装置21aの大略的な構成を示す図である。
【図6】従来の空間安定装置7の構成を示す図である。
【図7】他の従来の空間安定装置15の構成を示す図で
ある。
【符号の説明】
21,21a 飛しょう体誘導装置 23 ポリゴンミラー 23a,24 ガルバノミラー 26 撮像素子 29 フレーム画像 30 ウインドウ画像 31 目標物 32 追尾ウインドウ 53 画像処理回路 66 フレームメモリ 71 撮像部 72 空間安定化部 73 追尾演算部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G01S 3/785 G01S 3/785 7/03 7/03 J G05D 1/12 G05D 1/12 G (72)発明者 西田 芳彦 岐阜県各務原市川崎町1番地 川崎重工 業株式会社 岐阜工場内 (72)発明者 武藤 栄一郎 岐阜県各務原市川崎町1番地 川崎重工 業株式会社 岐阜工場内 (72)発明者 渡辺 隆弘 岐阜県各務原市川崎町1番地 川崎重工 業株式会社 岐阜工場内 (72)発明者 岡崎 正 岐阜県各務原市川崎町1番地 川崎重工 業株式会社 岐阜工場内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F42B 15/01 F41G 7/22

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 飛しょう体に備えられ、飛しょう体の揺
    動変位に影響されないで、所定の視野角内の撮影すべき
    目標物が含まれる所定領域の画像を得る空間安定装置に
    おいて、 前記視野角をヨー方向に走査する第1走査ミラーと、 前記視野角をピッチ方向に走査する第2走査ミラーと、 飛しょう体に固定され、第1および第2走査ミラーを介
    して前記目標物を撮像し、フレーム画像を出力する撮像
    素子と、 撮像素子から与えられるフレーム画像から前記所定領域
    の画像を取出し、飛しょう体のヨー方向とピッチ方向と
    の揺動変位をレートセンサによって検出し、第2走査ミ
    ラーが走査する範囲を飛しょう体のピッチ方向の揺動変
    位量に対応して変化させるとともに、フレーム画像から
    所定領域の画像を取出す位置を飛しょう体のヨー方向の
    揺動変位量に対応して変化させる画像処理回路とを備え
    ることを特徴とする空間安定装置。
  2. 【請求項2】 前記第2走査ミラーの走査角度を検出す
    る角度センサと、 角度センサによって検出される走査角度と、第2走査ミ
    ラーを走査させる駆動信号の表す走査角度とに応答し、
    走査角度の差を表す補正信号を導出する減算回路と、 前記画像処理回路から導出されるピッチ方向の揺動変位
    量を、減算回路からの補正信号によって差引いて補正す
    る補正回路とを含むことを特徴とする請求項1記載の空
    間安定装置。
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WO2004003474A1 (ja) * 2002-06-28 2004-01-08 Kabushiki Kaisha Topcon 位置検出装置
CN100464159C (zh) * 2002-06-28 2009-02-25 株式会社拓普康 位置检测装置

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