JP3880428B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真方式を用いて画像を形成する画像形成装置に関し、特に、複写機、プリンタ、FAX、或いは、これら複数の機能を備えた複合機等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
画像形成装置の最近の進歩とともに、ニーズのレベルも高くなり従来の四色画像形成装置に対して現像剤の色数を増やす電子写真方式の画像形成装置が提案・一部実現されている。それらは、従来の一般的なシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4色に加え、例えば赤、青、緑や金、銀、蛍光色等の特色に対応するものや、インクジェット方式では一般的な淡いシアン、淡いマゼンタなどを加えるものなどさまざまであるが、目的はそれぞれ画質的に差別化することである。
【0003】
現像剤の色数を増やした画像形成装置には、さまざまなタイプがあるが、例えば6種類の色の現像剤(トナー)を用いた画像形成装置を考えると、一般的には図4に示すようなトナーの種類に応じた数の像担持体(感光体)を用いて画像形成するタンデムタイプの画像形成装置101、或いは、図5に示すような1個の感光体を用いて画像形成するタイプの画像形成装置102、或いは図6に示すような特開平4−204871号に記載のタイプの画像形成装置103が考えられる。
【0004】
図4に示すタンデム型の画像形成装置101は6つの像担持体1a、1b、1c、1d、1e、1fに、それぞれ異なる分光特性の現像剤を装填した現像器41、42、43、44、45、46を、各像担持体1個につき1個ずつ対応させ、これらの像担持体1個と現像器1個の組み合わせをそれぞれ含む画像形成手段Sa、Sb、Sc、Sd、Se、Sfを直列に配置したものである。この方式であれば、6色の画像形成装置をベースに考えた場合においても、画像の出力速度は同じにすることが可能なため、生産性重視のタイプと言える。
【0005】
一方で、図5に示す画像形成装置102においては、1個の像担持体1に対して6個の現像器41、42、43、44、45、46を対応させており、これらの現像器41〜46を搭載したロータリー4を回転することによって、任意の1個の現像器を、選択的に、像担持体1との対向部である現像部40へ位置させて順次現像を行う。従って、各色ごとに中間転写体5に一次転写して、多重転写を行い、6色すべて転写し終わった段階で記録材に二次転写する構成をとっている。このようにすることで、スペースを最小限にしながら6色画像を出力することが可能になっている。
【0006】
図6に示す画像形成装置103は、図4、図5で示した画像形成装置101、102の折衷案の形である。画像形成装置103には、2つの画像形成手段、即ち第1の感光ドラム1aを含む第1の画像形成手段Sa、第2の感光ドラム1bを含む第2の画像形成手段Sbが配置されており、第1の画像形成手段Saには、現像器41〜43が、第2の画像形成手段Sbには、現像器44〜46が設けられている。これは、両者の特徴をバランスよく組み合わせた画像形成装置であり、小型、安価、高速のニーズを満たすために開発されたものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の画像形成装置101、102、103のような構成の画像形成装置では以下に挙げるような問題点がある。
【0008】
まず、図4に示すタンデム型の画像形成装置101の場合には、画像形成装置のサイズ(横幅)が大きくなるという問題点がある。又、現像剤の種類毎に、画像形成手段Sa〜Sfが、一次帯電器、露光装置、現像器、転写帯電器等を具備する必要があるため、部品コストが高くなるという問題もある。従って、普及型の画像形成装置を考える場合において、それらの部分が大きな問題となり実現が困難な形となってしまう。
【0009】
次に、図5に示す画像形成装置102における、1個の像担持体1を用いる場合は、出力速度の問題が挙げられる。1枚の画像を形成するために中間転写体5を6周させ、現像器41〜46もそれに同期してロータリー4を回転させて切り替えるために、例えば像担持体1の回転速度が上記画像形成装置101と等しいとしても、生産性は単純計算で1/6に落ちてしまう。この問題も、普及型の画像形成装置で、小さく速くきれいに画像形成を行うことを目標とする場合には大きな問題点となってくる。
【0010】
次に、図6に示す、2個の感光体1a、1bを用い、感光ドラム1a周囲に現像器41、42、43を、感光ドラム1b周囲に現像器44、45、46を、それぞれ固定して備えたタイプの画像形成装置103の場合は、像担持体1a、1bに画像露光してから現像部40a、40bまでの距離が現像器41と42と43とで、或いは現像器44と45と46とで異なるという問題がある。このように露光―現像間の距離が現像器毎に異なると静電潜像がその間に変化する(減衰する)ため、同一特性の現像剤像(トナー像)を提供することが困難になる。
【0011】
こうした問題を、高圧設定等を適宜変更させることで回避することは可能であるが、その場合、制御が複雑になり、この制御を行うためのプログラムを記憶するメモリ領域や、制御を行うための時間が無駄になってしまうことが考えられる。この時間の無駄によって、画像形成開始信号が入力されてから1枚目の記録材が画像形成装置外へ排出されるまでの時間、所謂、ファーストプリントタイムが長くなってしまうということが考えられる。
【0012】
又、現像器41〜46に対する像担持体1a、1bの位置関係が異なるため、現像器41〜46の形をそれぞれで変える必要性が生じ、画像形成装置101、102のようなタイプのようにすべてを同じ形の現像器にすることが出来ない。即ち、大量生産するに当たって、これはコストアップにつながる要因となってしまう。
【0013】
又、このような構成の場合、何らかの理由によって現像器を装着する場所を変更することができない。
【0014】
従って、本発明の目的は、複数の現像器を用い、多様な画像形成が可能であり、更に、小さく安価で、高速且つ高画質の画像出力を可能とする画像形成装置を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記目的は本発明に係る画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、第1の感光ドラムと、該第1の感光ドラムを帯電する第1の帯電手段と、該第1の帯電手段によって帯電された面に静電潜像を形成するべく露光する第1の露光手段と、該静電潜像を現像可能な複数の現像器を搭載しこれらのうちの1つを前記第1の感光ドラムの現像部へ選択的に回転移動させる第1の移動体と、を備える第1の画像形成手段と、
第2の感光ドラムと、該第2の感光ドラムを帯電する第2の帯電手段と、該第2の帯電手段によって帯電された面に静電潜像を形成するべく露光する第2の露光手段と、該静電潜像を現像可能な複数の現像器を搭載しこれらのうちの1つを前記第2の感光ドラムの現像部へ選択的に回転移動させる第2の移動体と、を備える第2の画像形成手段と、
前記第1の画像形成手段及び前記第2の画像形成手段により形成された異なる特性の現像剤像を、前記第1の画像形成手段に対応する第1の一次転写部及び前記第2の画像形成手段に対応する第2の一次転写部において、移動する中間転写ベルト上に順次重ねて転写する一次転写手段と、
前記中間転写ベルト上に重ね転写された現像剤像を、二次転写部において記録材に転写する二次転写手段と、
を有し、
前記第1の一次転写部と前記第2の一次転写部は、前記中間転写ベルトにおける傾斜した同一平面内に設けられ、前記第1の一次転写部は、前記中間転写ベルトの移動方向において、前記二次転写部よりも下流側で、かつ前記第2の一次転写部よりも上流側に配置されている画像形成装置において、
前記第2の一次転写部は、前記第1の一次転写部よりも高い位置であり、
前記第1の移動体の回転中心は、前記第1感光ドラムの回転中心よりも低い位置であり、
前記第2の移動体の回転中心は、前記第2感光ドラムの回転中心よりも低い位置であることを特徴とする画像形成装置を提供する。
【0016】
本発明の一実施態様によると、前記第1及び第2の画像形成手段は、前記第1の感光ドラムにおける前記第1の露光手段による露光位置から前記現像部までの距離は、前記第2の感光ドラムにおける前記第2の露光手段による露光位置から前記現像部までの距離と等しい。又、他の実施態様によると、前記第1及び第2の画像形成手段は、前記第1の感光ドラムにおける前記第1の帯電手段による帯電位置から前記第1の露光手段による露光位置までの距離は、前記第2の感光ドラムにおける前記第2の帯電手段による帯電位置から前記第2の露光手段による露光位置までの距離と等しい。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る画像形成装置を図面に則して更に詳しく説明する。
【0018】
実施例1
以下図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。
【0019】
図1には本発明実施例のフルカラー画像形成装置(複写機能、プリンタ機能、FAX機能を併せ持つ複合機)の概略断面図を示す。本例は、上部にデジタルカラー画像リーダ部300、下部にデジタルカラー画像プリンタ部100を有する。
【0020】
リーダ部300において、原稿30を原稿台ガラス31上に載せ、露光ランプ32により露光走査することにより、原稿30からの反射光像をレンズ33により、フルカラーCCDセンサ34に集光しカラー色分解画像信号を得る。カラー色分解画像信号は(図示しない)増幅回路を経て、(図示しない)ビデオ処理ユニットにて処理を施され画像メモリ(図示しない)を介してプリンタ部100に送出される。
【0021】
プリンタ部100には、リーダ部300からの信号のほか、コンピュータからの画像信号、FAXからの画像信号なども同様に送出されてくる。
【0022】
ここでは、その代表としてリーダ部300からの信号に基づきプリンタ部100の動作を説明する。
【0023】
プリンタ部100には、大きく分けて2部の画像形成手段、即ち第1の感光ドラム1aを含む第1の画像形成手段Sa、第2の感光ドラム1bを含む第2の画像形成手段Sbが配置されている。これら画像形成手段Sa、Sbはコストダウンの目的から互いにほぼ同じ構成(形状)となっている。例えば、後述する現像器の構成、形状はほぼ同じとなっている。これにより現像器41〜46の相互の入れ替え等を行っても対応可能な構成となっている。
【0024】
像担持体としての2個のドラム状の感光体(感光ドラム)、即ち第1の感光ドラム1a及び第2の感光ドラム1bは、各々図中矢印A方向に回転自在に担持され、それぞれの感光ドラム1a、1bの周りに、前露光ランプ11a、11b、コロナ帯電器である第1の帯電手段2a、第2の帯電手段2b、レーザー露光光学系である第1の露光手段3a、第2の露光手段3b、電位センサ12a、12b、回転式現像器保持部である移動体(現像ロータリー)4a、4b及び各々の保持部に色の異なる現像剤を収容した3個の現像器41〜43及び44〜46、一次転写手段である一次転写ローラ5a、5b、クリーニング器6a、6bを配置する。
【0025】
又、現像器の数は高画質化のために5個以上であれば良く、本実施例では6個の現像器41〜46を用いる構成について説明する。
【0026】
現像器には、41にはマゼンタトナー、42にはシアントナー、43には薄いマゼンタトナー、44にはイエロートナー、45にはブラックトナー、46には薄いシアントナーが装填されている。
【0027】
ここで、濃色及び淡色現像剤は、分光特性が等しい顔料の量を変えて作成される。従って、薄いマゼンタトナーは、含有する顔料の分光特性はマゼンタと等しいが含有量が少なく、薄いシアントナーは、含有する顔料の分光特性はシアンと等しいが含有量が少ない。
【0028】
これらの他に、金色、銀色などのメタリック系トナーや、蛍光剤を含む蛍光色のトナー等、含有するトナーのような、顔料の分光特性がシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックとは異なるトナーを収容する現像器(上記現像器と同形状)を現像ロータリーに搭載することも可能である。
【0029】
又、本現像器にはトナーとキャリアを混合させて用いる二成分現像剤が装填されているが、トナーを含み、キャリアを含まない一成分現像剤でも問題はない。
【0030】
ここで、マゼンタとシアンに対して濃い色と薄い色を用いたのは、人の肌のような淡い画像の再現性を飛躍的に向上させるのが狙いである(粒状性の低減を達成することが狙いである)。
【0031】
露光手段であるレーザー露光光学系3a、3bにおいてリーダ部300からの画像信号は、(図示しない)レーザー出力部にて光信号に変換され、光信号に変換されたレーザー光Eがポリゴンミラー35で反射され、レンズ36及び各反射ミラー37を経て感光ドラム1a、1b表面上の露光位置38a、38bに投影される。
【0032】
プリンタ部100画像形成時には、感光ドラム1a及び1bを矢印A方向に回転させ、前露光ランプ11a、11bで除電した後の感光ドラム1a、1bを帯電器2a、2bにより一様に帯電させて、それぞれ分解色毎に光像Eを照射し、感光ドラム1a、1b上に潜像を形成する。
【0033】
次に移動体である回転式現像器保持部即ち第1の現像ロータリー4a、第2の現像ロータリー4bを回転させ、それぞれに保持された現像器のうちのいずれか所定の現像器、ここでは最初の現像器として現像器41、44を感光ドラム1a、1b上の各現像器41〜43の間で、又は、現像器44〜46の間で共通の現像部40a、40bに移動させた後に現像器41、44を作動させて、感光ドラム1a、1b上の静電潜像を反転現像し感光ドラム1a、1b上に樹脂と顔料を基体とした現像剤像(トナー像)を形成する。このとき、現像器には現像バイアスが印加される。
【0034】
又、現像器41〜46内のトナーは図に示すように、レーザー露光光学系3a、3bの間及び横に配置された各色毎のトナー収納部(ホッパー)61〜66から現像器内のトナー比率(或いはトナー量)を一定に保つように、所望のタイミングにて随時補給される。
【0035】
それぞれの感光ドラム1a、1b上に形成されたトナー像は、それぞれの一次転写手段である一次転写ローラ5a、5bによって、転写媒体としての中間転写体(中間転写ベルト)5上にトナー像が重ねて形成されるように順次一次転写される。このとき、一次転写ローラ5a、5bに一次転写バイアスが印加される。その結果、中間転写ベルト5上にそれぞれのトナー像が順次重ねられてフルカラートナー像が形成される。
【0036】
その後、転写媒体である中間転写ベルト5上のフルカラートナー像は記録材としての用紙に一括して二次転写される。このとき、二次転写ローラ54に二次転写バイアスが印加される。
【0037】
中間転写ベルト5は駆動ローラ51によって駆動され、中間転写ベルト5を挟んだ対向位置に転写クリーニング装置50を駆動ローラ51に対して接離可能に構成する。
【0038】
中間転写ベルト5が2つのローラ51、52によって張架されて形成された同一平面部分である転写面tに、感光ドラム1a、1bは、設けられており、これらの感光ドラム1a、1bとの中間転写ベルト5を挟んだ対向部に一次転写手段である一次転写ローラ5a、5bが設けられている。
【0039】
又、この転写面tを形成するローラで中間転写ベルト5の移動方向B下流側の従動ローラ52の対向には、それぞれのドラム1a、1bから転写された画像の位置ズレ及び濃度の検知を行うセンサ53が配置されており、随時各画像形成手段Sa、Sbに画像濃度,トナー補給量,画像書き込みタイミング,及び画像書き込み開始位置等に対して補正をする制御を行っている。
【0040】
又、上流側の駆動ローラ51に対向した、転写クリーニング装置50は、中間転写ベルト5上に必要色だけ画像を重ね終えた後に、対向する駆動ローラ51に加圧され、記録材に転写した後の中間転写ベルト5上の残トナーをクリーニングする。クリーニング終了後、転写クリーニング装置50は中間転写ベルト5より離間する。
【0041】
一方記録材は各収納部71、72、73又は手差しトレイ74から各々の給紙手段81、82、83、84によって1枚ずつ搬送され、レジストローラ85にて斜行を補正し、所望のタイミングにて中間転写ベルト5上のトナー像を記録材に転写する二次転写手段である二次転写ローラ54と中間転写ベルト5との間の二次転写部に搬送される。
【0042】
二次転写部にて記録材上にトナー像が転写され、記録材は搬送部86を通り、熱ローラ定着器9にてトナー像を定着され、排紙トレイ89或いは用紙後処理装置(不図示)に排紙される。
【0043】
他方、二次転写後の中間転写ベルト5は、前述のように転写残トナーを転写クリーニング装置50にてクリーニングされ、再び各画像形成手段Sa、Sbの一次転写工程に供する。
【0044】
又、記録材の両面に画像を形成する場合には、定着器9を記録材が通過後、すぐに搬送パス切換ガイド91を駆動し、記録材を搬送縦パス75を経て反転パス76に一端導いた後、反転ローラ87の逆転により、送り込まれた際の後端を先頭にして、送り込まれた方向と反対向きに退出させ、両面搬送パス77へと送られる。その後、両面搬送パスを通過し両面搬送ローラ88にて斜行補正とタイミング取りを行い、所望のタイミングにてレジストローラ85へと搬送され、再び上述した画像形成工程によってもう一方の面に画像を転写する。
【0045】
ここで、従来の特に、2個の感光ドラム1a、1bを有する図6に示す画像形成装置103と比較しながら、本発明の特徴を述べる。尚、画像形成装置103と図1に示す本実施例の画像形成装置は同一特性の感光ドラム1a、1bを使用すると仮定する。
【0046】
本発明で使用する感光ドラム1a、1bは、露光位置38a、38bにて形成された静電潜像が時間と共に減衰する特性を持っている。一般に暗減衰と呼ばれる現象で、感光ドラムの表面電位(V)と暗減衰時間(t)との関係を表す図2から理解されるように、時間と共に、感光ドラム1a及び1bの表面電位の減衰が発生する。
【0047】
これより明らかなように、一次帯電電位が高ければ高いほどその暗減衰量は大きくなる。この暗減衰特性のために画像露光する露光位置38a、38bから現像部40a、40bまでの距離が異なると、現像部40a、40bでの静電潜像が現像器毎に変化してしまう(画像部電位や非画像部電位が減衰してしまう)。
【0048】
画像形成装置103及び本実施例における画像形成装置では、感光ドラム1a、1bとして有機感光体(OPC)用いているが、これよりも耐久性(寿命)が高いアモルファスシリコン感光体(a−Si感光体)を用いる場合、この暗減衰量は顕著であるが、本実施例ではこのようなアモルファスシリコン感光体を使用可能である。
【0049】
又、高温多湿環境下では、感光ドラム1a、1bの表面抵抗値が低下するため電荷が横方向に移動しやすくなるという現象も発生する。これも画像露光してから、各現像器41〜46に対する現像部40a、40bまでの距離が異なることで、各現像部40a、40bにおける静電潜像が異なる要因の一つとなる。
【0050】
又、感光ドラム1a、1bの感光特性は耐久により種々変化してしまうことがあり、更に、この変化の仕方は感光ドラム毎に異なってしまう。即ち、耐久するに連れて、感光ドラム1a、1bの表面電位が所望の電位にならなくなったり、又、画像露光を行っても所望の電位に減衰しなくなってしまったりして、感光ドラム1a、1b上に形成される静電潜像の特性が変化し、結果的に画像の色味が変動してしまうことがある。
【0051】
ここで、画像形成装置103の場合、一次帯電器2a、2bにより帯電された感光ドラム1a、1b表面を画像露光してから現像部40a、40bまでの距離が3通りずつある。尚、現像器41〜46の現像特性はほぼ同様のものを使用しているとする。
【0052】
そこで、上記に説明したことから、高温多湿環境下で同じ露光を行った際の、画像形成装置103に備えられた画像形成手段Saにおいて、露光位置38aから近い位置の現像器41と遠い位置の現像器43の階調特性の違いを図3に示す。
【0053】
図3は、横軸に入力画像濃度信号(画像形成装置に入力された画像の濃度信号(256階調))、縦軸に出力画像濃度(入力画像濃度信号に基づいて記録材に形成された画像の濃度(無次元))を示している。図6に示すように、現像器41に比べ、現像器43のほうが露光位置から遠い位置に設置されているために、電位減衰量が増える。その一方で電位の横方向の拡散も増えるため、静電潜像が拡散し、所謂、静電潜像のぼけ等の現象が発生してしまう。従って、図3においては、電位減衰量が増えることにより現像のコントラストが増加する。
【0054】
そのため、現像器43の方が入力信号に対して出力濃度が高くなっている。又、静電潜像のボケにより、低濃度部、所謂、ハイライト部においては現像器43の方が現像のコントラストが小さくなるため、濃度が薄くなる。
【0055】
又、このような違いが2個の画像形成手段Sa、Sbでそれぞれ発生すると、6つの異なる現像特性が生じることになり、色味の変動を抑制することが困難になってしまう。
【0056】
一般に、出力画像の階調特性の違いは、ルックアップテーブル処理部で補正し最適化することが知られている。又、細線の線幅もそろえる制御も可能である。
【0057】
しかしながら、これらの関係は環境条件(温度や湿度)により変化するため、制御を非常に頻繁に行うことが要求される。又、制御は100%理想どおりになることはかなり現実的に難しく、実際にはある程度の誤差を含むものである。ここでの誤差が発生すると、それは色味の変化として現れ、フルカラー画像の画質を損なうことに直結する。
【0058】
そこで本発明では、本実施例である図1に示す画像形成装置のように、現像器41〜46を回転式現像器保持装置である移動体(現像ロータリー)、画像形成手段Saにおける現像ロータリー4aに現像器41、42、43、画像形成手段Sbにおける現像ロータリー4bに現像器44、45、46を搭載し、各感光ドラム1a、1bにおいて、共通の現像部40a、40bで現像を行う構成とする。すると、現像部40a、40bでの静電潜像の条件はほぼ同じ状態になるため、上記したような現像部40a、40bでの静電潜像が要因での階調特性の変化は発生しない。
【0059】
又、2個の感光ドラム1aと1b間でも上記のように帯電位置(帯電器2a、2b)から画像露光位置38a、38bまでの距離、さらに画像露光位置38a、38bから現像部40a、40bまでの距離をほぼ同じにしており、そうすることで2個の感光ドラム間での静電潜像がほぼ等しく形成できるため、帯電バイアスや、現像バイアス等を共通にすることが可能となる。即ち、従来に比して簡単な構成で色味の変動を抑制することができる。
【0060】
又、ユーザーの好みに応じて現像器41〜46を装着する現像ロータリー4a、4bを変更可能(入れ替え可能)な構成となっているが、このような構成であっても、各現像器が共通の現像部40a、40bで現像を行う構成とすると、上記画像不良が発生するのを防止することができる。
【0061】
又、ユーザーの好みに応じて、使用していた現像器を取り出し、使用していた現像器とは異なる種類の現像剤を収容した現像器(現像器の形状は同形状)、例えば、上述した金色トナーを収容した現像器を装着することも可能な構成となっている。このような構成であっても、やはり各現像器が共通の現像部で現像を行う構成であるので、上記画像不良の発生を防止することができる。
【0062】
以上より、従来の画像形成装置に比べて、同じ制御であれば、出力画像の画質変動要因が減ることになり高画質化を達成することが可能となる。
【0063】
又、従来のように現像器毎に種々の設定を変えるような制御を行う場合には、制御のためのプログラムを記憶するメモリ領域が必要になり、大容量のメモリを使用しなければならなくなったり、その制御のための時間が必要になり画像形成のスループットが低下したり(ファーストプリントタイムが長くなったり)、更には、画像形成装置を開発するのに要する期間が長くなってしまう、などの問題点が考えられる。
【0064】
しかし、本画像形成装置は6つの現像器41〜46をほぼ同一の構成、形状となっており、収容する現像剤のみを変えて使用している。これも、本構成の特徴であり、画像形成装置103では、感光ドラム1a、1bと現像器41〜46の位置関係が各現像部40a、40bにより異なるため、各位置により現像器41〜46の形状が異なってしまうのと比べ、これは、コストダウンもさることながら、現像器の開発を一つにすることが出来、その観点からも画質変動要因である現像特性の均一化を達成可能となっている。従って、画質向上および、開発時間短縮を可能としている。
【0065】
又、画像形成装置103以外の従来の画像形成装置で、図4に示す6つの感光ドラム1a〜1fを使用する画像形成装置101に比べて、画像形成装置のサイズ(特に横幅)を小さくすることが可能である。
【0066】
又、6色のトナーを用いてフルカラー画像を形成する場合、本実施例では画像形成手段Sa、Sbにより感光ドラム1a、1b上に形成されたトナー像を中間転写ベルト5に対し交互に重ね転写する構成となっており、中間転写ベルト5がそれぞれの1次転写部を3度通過すれば良い構成となっているので、図5に示す画像形成装置102(中間転写体が1次転写部を6度通過する必要がある)に比べ、感光ドラムの回転速度(周速)が同じであると仮定すると画像出力速度を約倍にすることが可能である。
【0067】
更に、本実施例によれば、図5に示す画像形成装置102に比べて、6色のトナーを用いてフルカラー画像を形成するのに要する中間転写ベルトの回転数を少なくすることができるので、感光体、中間転写体の耐久性という点で優れていると言える。
【0068】
又、6個の現像器のうちに、マゼンタ、シアンに関して濃度の高い(顔料量の多い)トナーと、濃度の低い(顔料量の少ない)トナーを用いることで、粒状性の低減が達成可能となり、更なる高画質画像を提供することが可能となる。
【0069】
又、イエローに関しても濃度の高い(顔料量の多い)トナーと、濃度の低い(顔料量の少ない)トナーを用いても良く、このようなトナーをも用いて画像形成することで、粒状性の低減が達成可能となり、高画質レベルを更に向上することが可能となる。この場合、現像器の数は7個になるので、現像ロータリーに3、4個ずつ配置すれば良い。
【0070】
更には、特色トナーとして、金色、銀色、蛍光色などを使用することで、ユーザーの好み、用途に応じた高画質化を達成できる。これらの特色トナーをも用いて現像器の数が9個になるような場合、感光ドラムのような感光体を3つ設置し、この3つの感光体に対して現像ロータリー(現像器を3個ずつ搭載)をそれぞれ配置すれば良い。
【0071】
以上より、複数の感光ドラムの各々に複数の現像器を対応させることで、現像器の数と感光ドラムの数が同数である構成に比べ、画像形成装置サイズを小さく且つ部品数が減ることによる低コスト化することが可能となり、又、感光ドラムが1個でありそこに多数の現像器が対応する画像形成装置に比べ、画像の高速出力が可能となる。
【0072】
即ち、高画質の画像を高速で提供できる安価で小型な画像形成装置を提供することが可能となる。
【0073】
尚、ここでは第1及び第2の感光ドラムから現像剤像が転写される転写媒体として中間転写ベルトを例に説明したが、中間転写ドラムでもよく、又、記録材担持体としての搬送ベルト等に担持された記録材(転写媒体)に画像形成手段Sa、Sbにて形成された現像剤像を交互に重ね転写する構成であっても本発明を適用することができる。
【0074】
以上本発明を実施例に基づいて説明したが、各部材等の構成は上述のものに限られず、本発明の思想の範囲内において種々の変更が許されることは言うまでもない。
【0075】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、像担持体上の露光位置から現像部までの距離が常に一定であることにより、現像器に収容する現像剤の種類に依らず良好に現像することが可能となり、高画質の画像を高速で提供できる安価で小型な画像形成装置を提供することができる。
【0076】
又、簡単な構成で形成される画像の色味の変動を抑制することができる。
【0077】
又、現像器の形状をほぼ同一にすることが可能となりコストを低下させることができる。つまり、現像剤の種類毎に形成される現像剤像の特性をそろえることが容易となり、その結果、高画質画像の出力が可能となる。
【0078】
又、含有する顔料量を変えて濃色及び淡色の現像剤を用いることで、形成される画像において粒状性の低減が達成でき、人の肌のような画像の再現性を飛躍的に向上することができる。
【0079】
更には、特色トナーとして、金色、銀色、蛍光色などを使用することで、ユーザーの好み、用途に応じた画像を高画質化を図りつつ得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置を示す概略構成図である。
【図2】感光ドラムの表面電位と暗減衰時間との関係を示すグラフである。
【図3】静電位置から遠い現像器43と近い現像器41との画像出力との比較を示すグラフである。
【図4】従来の画像形成装置の一例を示す概略構成図である。
【図5】従来の画像形成装置の他の例を示す概略構成図である。
【図6】従来の画像形成装置の他の例を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1a 第1の感光ドラム(像担持体)
1b 第2の感光ドラム(像担持体)
2a コロナ帯電器(第1の帯電手段)
2b コロナ帯電器(第2の帯電手段)
3a レーザー露光光学系(第1の露光手段)
3b レーザー露光光学系(第2の露光手段)
4a 第1の現像ロータリー(移動体)
4b 第2の現像ロータリー(移動体)
5 中間転写ベルト(転写媒体)
38a、38b 露光位置
40a、40b 現像部
41〜46 現像器
Sa 第1の画像形成手段
Sb 第2の画像形成手段
Claims (12)
- 第1の感光ドラムと、該第1の感光ドラムを帯電する第1の帯電手段と、該第1の帯電手段によって帯電された面に静電潜像を形成するべく露光する第1の露光手段と、該静電潜像を現像可能な複数の現像器を搭載しこれらのうちの1つを前記第1の感光ドラムの現像部へ選択的に回転移動させる第1の移動体と、を備える第1の画像形成手段と、
第2の感光ドラムと、該第2の感光ドラムを帯電する第2の帯電手段と、該第2の帯電手段によって帯電された面に静電潜像を形成するべく露光する第2の露光手段と、該静電潜像を現像可能な複数の現像器を搭載しこれらのうちの1つを前記第2の感光ドラムの現像部へ選択的に回転移動させる第2の移動体と、を備える第2の画像形成手段と、
前記第1の画像形成手段及び前記第2の画像形成手段により形成された異なる特性の現像剤像を、前記第1の画像形成手段に対応する第1の一次転写部及び前記第2の画像形成手段に対応する第2の一次転写部において、移動する中間転写ベルト上に順次重ねて転写する一次転写手段と、
前記中間転写ベルト上に重ね転写された現像剤像を、二次転写部において記録材に転写する二次転写手段と、
を有し、
前記第1の一次転写部と前記第2の一次転写部は、前記中間転写ベルトにおける傾斜した同一平面内に設けられ、前記第1の一次転写部は、前記中間転写ベルトの移動方向において、前記二次転写部よりも下流側で、かつ前記第2の一次転写部よりも上流側に配置されている画像形成装置において、
前記第2の一次転写部は、前記第1の一次転写部よりも高い位置であり、
前記第1の移動体の回転中心は、前記第1感光ドラムの回転中心よりも低い位置であり、
前記第2の移動体の回転中心は、前記第2感光ドラムの回転中心よりも低い位置であることを特徴とする画像形成装置。 - 前記第1及び第2の画像形成手段は、前記第1の感光ドラムにおける前記第1の露光手段による露光位置から前記現像部までの距離は、前記第2の感光ドラムにおける前記第2の露光手段による露光位置から前記現像部までの距離と等しいことを特徴とする請求項1の画像形成装置。
- 前記第1及び第2の画像形成手段は、前記第1の感光ドラムにおける前記第1の帯電手段による帯電位置から前記第1の露光手段による露光位置までの距離は、前記第2の感光ドラムにおける前記第2の帯電手段による帯電位置から前記第2の露光手段による露光位置までの距離と等しいことを特徴とする請求項2の画像形成装置。
- 前記各画像形成手段にて形成する画像の色を変更可能であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかの項に記載の画像形成装置。
- 前記各移動体に搭載された現像器は、異なる特性の現像剤を収容した現像器と入れ替え可能であることを特徴とする請求項4の画像形成装置。
- 前記第1の移動体に搭載された現像器と前記第2の移動体に搭載された現像器とを入れ替え可能であることを特徴とする請求項5の画像形成装置。
- 前記第1の移動体と前記第1の感光ドラムとの位置関係は、前記第2の移動体と前記第2の感光ドラムとの位置関係とほぼ同じであることを特徴とする請求項1〜6のいずれかの項に記載の画像形成装置。
- 前記第1の画像形成手段及び前記第2の画像形成手段により前記中間転写ベルト上にフルカラー画像を形成可能であることを特徴とする請求項1〜7のいずれかの項に記載の画像形成装置。
- 分光特性がそれぞれシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックを表現する現像剤を使用して画像を形成することを特徴とする請求項8の画像形成装置。
- 含有する顔料の分光特性がシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックとは異なる現像剤を使用可能であることを特徴とする請求項8又は9の画像形成装置。
- 含有する顔料の分光特性が等しく且つその量が異なる濃色及び淡色現像剤を使用可能であることを特徴とする請求項8〜10のいずれかの項に記載の画像形成装置。
- 前記第1の画像形成手段及び前記第2の画像形成手段により形成された現像剤像の前記中間転写ベルトへの重ね転写を交互に行うことを特徴とする請求項1〜11のいずれかの項に記載の画像形成装置。
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