JP3879247B2 - 電子写真装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真装置に関し、特に、電子写真法によって被印刷物上に回路パターンを形成する際に用いる電子写真装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
通常の電子写真法のように、静電力を利用して回路形成用荷電性粉末をセラミックグリーンシート上に所望の回路パターンとして形成する際に用いる電子写真装置が、特開平2−257696号公報に提案されている。図4に、従来のセラミックグリーンシート上に回路パターンを形成する際に用いる電子写真装置の構成図を示す。電子写真装置50は、感光体51と、感光体51の表面を帯電するためのコロナ帯電器52と、感光体51の表面に所望の潜像パターン(図示せず)を形成するためのレーザ光53と、感光体51の潜像パターン上に回路形成用荷電性粉末54を供給するためのトナー供給装置55と、潜像パターン上の回路形成用荷電性粉末54をセラミックグリーンシート56上へ転写するための転写器57と、セラミックグリーンシート56上に転写された回路形成用荷電性粉末54を定着させ、セラミックグリーンシート56上に回路パターン(図示せず)を形成するためのフラッシュランプ58とを備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の電子写真装置においては、用いられる回路形成用荷電性粉末に回路パターンとなるべき金属が50〜80wt%程度含有されるため、被印刷物上に回路パターンを印刷する際に、回路形成用荷電性粉末に含有される金属が感光体と接触し、感光体を摩耗させ、感光体の寿命を著しく低下させる。したがって、頻繁に感光体を交換する必要があるため、電子写真装置の維持費が多大になるという問題があった。
【0004】
また、維持費を減少させるために、感光体を交換する頻度を少なくすると、例えば、感光体の直径が摩耗により10μm小さくなると、感光体1周あたり31.4μmの位置ずれが生じ、回路パターンを形成する位置が、セラミックグリーンシートを積層し、焼成して多層配線基板を形成した際に、上下の層に形成された回路パターンを接続するためのビアホールを形成した位置よりもずれ、その結果、回路パターンとビアホールとの接続がなされず、導通不良が生じ、多層配線基板として機能しないものが形成されるという問題があった。
【0005】
本発明は、このような問題点を解消するためになされたものであり、電子写真法によって被印刷物上に回路パターンを形成する際に使用しても、維持費が多大にならず、かつ回路パターンを形成する位置にズレが生じない電子写真装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述する問題点を解決するため本発明の電子写真装置は、電子写真法によって、ビアホールを有するセラミックグリーンシート上に回路パターンを形成する際に用いる電子写真装置であって、感光体と、該感光体の表面を帯電するための帯電手段と、前記感光体の表面に所望の潜像パターンを形成するための露光手段と、前記感光体の潜像パターン上に金属を含有する回路形成用荷電性粉末を供給するため供給手段と、前記潜像パターン上に現像された前記回路形成用荷電性粉末を前記セラミックグリーンシート上へ転写するため転写手段と、前記セラミックグリーンシート上に転写された前記回路形成用荷電性粉末を定着させ、前記セラミックグリーンシート上に前記回路パターンを形成するための定着手段と、前記感光体の直径を検出するための検出手段とを含み、前記検出手段からの信号により、前記金属との接触により磨耗する前記感光体の直径に応じて、前記感光体の回転数を制御することを特徴とする。
【0007】
本発明の電子写真装置によれば、感光体の直径を検出するための検出手段を設け、その検出手段からの信号により、回路形成用荷電性粉末に含有される金属との接触により磨耗する感光体の直径に応じて、感光体の回転数を制御するため、感光体の直径が異なったとしても、感光体の周速度を一定にすることができ、個々の回路パターンをセラミックグリーンシート上の回路パターンを形成するべき位置に正確に形成することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図1に、本発明に係る電子写真装置の一実施例の構成図を示す。電子写真装置10は、感光体11と、感光体11の表面を帯電するための帯電手段であるコロナ帯電器12と、感光体11の表面に所望の潜像パターン(図示せず)を形成するための露光手段であるレーザ光13と、感光体11の潜像パターン上に回路形成用荷電性粉末14を供給するための供給手段であるトナー供給装置15と、潜像パターン上の回路形成用荷電性粉末14を被印刷物であるセラミックグリーンシート16上へ転写するための転写手段である転写器17と、セラミックグリーンシート16上に転写された回路形成用荷電性粉末14を定着させ、セラミックグリーンシート16上に回路パターン(図示せず)を形成するための定着手段であるフラッシュランプ18と、感光体11の直径を検出するための検出手段である接触式変位計19とを備える。
【0009】
このように構成された電子写真装置10において、感光体11の直径は以下のようにして計測する。まず、感光体11の軸中心に相当する位置に接触式変位計19を押し付け、原点を記憶させる。次いで、電子写真装置10に感光体11をセットし、原点から感光体11の表面までの距離、すなわち感光体11の半径から感光体11の直径を検出する。そして、この直径を感光体11を回転させるモータにフィードバックすることにより、感光体11の回転数を制御する。
【0010】
次いで、上記のような構成された電子写真装置において、感光体の周速度を制御させる場合と制御させない場合との違いについて説明する。標準として使用される感光体の直径が63.662mm(外周長200mm)、その回転数が6rpmであるとすると、その感光体の周速度は20mm/secとなる。
【0011】
これに対して、直径が63.702mm(外周長200.125mm)と標準より太い感光体をそのままの回転数6rpmで使用すると、その感光体の周速度は20.0125mm/secとなる。
【0012】
したがって、200mmの長さの印刷領域に回路パターンを形成すると、標準の感光体と直径の太い感光体とでは、位置ずれは約125μmとなる。しかしながら、感光体の直径を検出し、直径が63.702mmの感光体の回転数を5.996rpmにすると、その感光体の周速度は19.9992mm/secとなり、200mmの長さの印刷領域に回路パターンを形成すると、標準の感光体と直径が太い感光体とでは、位置ずれは約8μmとなり、回転数を制御しない場合に比べ約1/16に抑えられた。
【0013】
一方、直径が63.622mm(外周長199.874mm)と標準より細い感光体をそのままの回転数6rpmで使用すると、その感光体の周速度は19.9874mm/secとなる。
【0014】
したがって、200mmの長さの印刷領域に回路パターンを形成すると、標準の感光体と直径の細い感光体とでは、位置ずれは約126μmとなる。しかしながら、感光体の直径を検出し、直径が63.622mmの感光体の回転数を6.004rpmにすると、その感光体の周速度は20.0007mm/secとなり、200mmの長さの印刷領域に回路パターンを形成すると、標準の感光体と直径が細い感光体とでは、位置ずれは約7μmとなり、回転数を制御しない場合に比べ約1/18に抑えられた。
【0015】
図2(a)〜図2(e)に、図1に示す電子写真装置10を用いてセラミックグリーンシート上に回路パターンを形成する場合の各工程を示す。セラミックグリーンシート上への回路パターンの形成は、図2(a)に示すように、コロナ帯電器12により感光体11の表面を帯電する帯電工程、図2(b)に示すように、感光体11の表面にレーザ光13を照射して、感光体11の表面に所望の潜像パターン20を形成する露光工程、図2(c)に示すように、回路形成用荷電性粉末14を感光体11の表面の潜像パターン20上へ静電力により付着させる現像工程、図2(d)に示すように、セラミックグリーンシート16の背面から転写器17により、回路形成用荷電性粉末14と逆極性の電荷を与え、潜像パターン20上に現像された回路形成用荷電性粉末14をセラミックグリーンシート16上へ転写する転写工程、図2(e)に示すように、セラミックグリーンシート16上に転写された回路形成用荷電性粉末14をフラッシュランプ18の照射により定着し、セラミックグリーンシート16上に回路パターン21を形成する定着工程により構成される。
【0016】
図3に、図2に示す各工程を経て形成した多層配線基板の断面図を示す。多層配線基板30は、第1〜第3のセラミックグリーンシート31a〜31cを備える。そして、第1及び第2のセラミックグリーンシート31a,31b上に、回路形成用荷電性粉末14を使用して、電子写真法によって回路パターン32a,32bを印刷する。次いで、第1〜第3のセラミックグリーンシート31a〜31cを積層して圧力をかけ、一体成形した後焼成する。
【0017】
なお、第1及び第2のセラミックグリーンシート31a,31b上の回路パターン32a,32bは、ビアホール33により接続されるが、このビアホール33は既存の技術で形成される。例えば、導体描画装置を用いてビアホールごとに導体を圧入していく方法などがある。この場合には、回路パターンを32a,32bを電子写真法で形成した後、ビアホール33を形成すると粉体が描画機のノズルを傷める可能性があるため、回路パターン32a,32bを形成する前にビアホール33を形成しておくことが好ましい。
【0018】
なお、上記の実施例では、被印刷物がセラミックグリーンシートの場合について説明したが、アルミナ基板のような焼成済みのセラミック基板でも同様の効果が得られる。
【0019】
【発明の効果】
本発明の電子写真装置によれば、感光体の直径を検出するための検出手段を設け、その検出手段からの信号により、回路形成用荷電性粉末に含有される金属との接触により磨耗する感光体の直径に応じて、感光体の回転数を制御するため、感光体の直径が異なったとしても、各感光体の周速度を一定にすることができる。
【0020】
したがって、個々の回路パターンをセラミックグリーンシート上の回路パターンを形成するべき位置に正確に形成することができるため、回路パターンを形成するべき位置が設計値からズレなくなり、その結果、回路パターンとビアホールとの接続などが十分になされ、回路パターンとビアホールとの間などに導通不良が生じたりするのを防ぐことができ、その結果、多層配線基板などの不良率を低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子写真装置の一実施例の構成図である。
【図2】図1の電子写真装置を用いて被印刷物上に回路パターンを形成する場合の各工程を示す図である。
【図3】図2に示す各工程を経て形成した多層配線基板の断面図を示す。
【図4】従来の電子写真装置を示す構成図である。
【符号の説明】
10 電子写真装置
11 感光体
12 コロナ帯電器(帯電手段)
13 レーザ光(露光手段)
14 回路形成用荷電性粉末
15 トナー供給装置(供給手段)
16,31a〜31c セラミックグリーンシート(被印刷物)
17 転写器(転写手段)
18 フラッシュランプ(定着手段)
19 接触式変位計(検出手段)
20 潜像パターン
21,32a,32b 回路パターン

Claims (1)

  1. 電子写真法によって、ビアホールを有するセラミックグリーンシート上に回路パターンを形成する際に用いる電子写真装置であって、
    感光体と、該感光体の表面を帯電するための帯電手段と、前記感光体の表面に所望の潜像パターンを形成するための露光手段と、前記感光体の潜像パターン上に金属を含有する回路形成用荷電性粉末を供給するため供給手段と、前記潜像パターン上に現像された前記回路形成用荷電性粉末を前記セラミックグリーンシート上へ転写するため転写手段と、前記セラミックグリーンシート上に転写された前記回路形成用荷電性粉末を定着させ、前記セラミックグリーンシート上に前記回路パターンを形成するための定着手段と、前記感光体の直径を検出するための検出手段とを含み、
    前記検出手段からの信号により、前記金属との接触により磨耗する前記感光体の直径に応じて、前記感光体の回転数を制御することを特徴とする電子写真装置。
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