JP3876261B2 - ボールフォーミング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ボールフォーミング装置に関するものである。
ボールフォーミング装置は、ワーク上に設置されたホッパから多数の鋼球(投射材)をワーク上に投下して、ワークに鋼球が衝突した際の衝撃を利用してワークの成形加工を行うものであって、例えば、シート状の金属板から、航空機の金属主翼スキン等、曲面を有する金属板を製造する際に用いられる。
このようなボールフォーミング装置としては、例えば後記の特許文献1,2に記載のボールフォーミング装置が知られている。
米国特許第3,705,511号明細書 米国特許第4,426,866号明細書
近年、工業製品の高機能化や設計の最適化に伴い、工業製品を構成する部品の製造には、より高度な加工が必要となってきている。
例えば、航空機の主翼スキンは、航空機の設計の最適化に伴い、従来のように単なるシート状のワークから製造するのではなく、片面にストリンガ(骨材)が多数配列されたワーク(インテグラルスキン)から製造することが計画されている。
このワークにおいて、ストリンガが設けられている部分は、ストリンガが設けられていない部分に比べて強度が著しく高く、大きな加工力で加工を施す必要がある。一方、ストリンガが設けられていない部分は、ストリンガが設けられている部分に比べて強度が著しく低いので、あまり大きな加工力を加えることはできない。
ボールフォーミング装置によってこのような複雑な形状のワークの加工を良好に行うためには、ワークの各部にそれぞれ適切な加工力が付与されるよう、鋼球の投下量を正確に制御することが要求される。
しかし、特許文献1,2に記載されているように、従来のボールフォーミング装置は、ホッパから装置下流側に鋼球を連続的に流し込む構成とされており、ワークの各部に対する鋼球の投下量を正確に制御することは困難である。
このため、従来のボールフォーミング装置では、ワークの各部に付与する加工力を厳密に制御することは困難で、上記のインテグラルスキンのような加工条件の複雑なワークの加工が困難であった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、加工条件の複雑なワークに対しても良好な加工を行うことができるボールフォーミング装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のボールフォーミング装置は以下の手段を採用する。
すなわち、本発明にかかるボールフォーミング装置は、ワークを水平方向に搬送する搬送装置と、該搬送装置による前記ワークの搬送経路上に設定された投射領域に向けて投射材を投下または投射する投射装置とを有しており、該投射装置は、前記投射材を供給するホッパと、前記投射材の投下または投射が行われる投射口と、前記ホッパから間欠的に投射材を受け取って前記投射口に送出する送出装置とを有していることを特徴とする。
このように構成されるボールフォーミング装置では、搬送装置によってワークが水平移動させられて、ワークの各部が順次投射領域に送り込まれる。なお、投射領域は、投射装置の投射口の開口部の形状と相似形状となる。
ワークにおいて投射領域に送り込まれた部分には、投射装置の投射口から投射体が投下または投射されて、投射材が衝突した際の衝撃によって塑性変形が付与される。このときにワークの各部に加わる加工力は、その部分への投射体の投下量または投射量に比例する。
投射装置では、送出装置がホッパ内の投射材を間欠的に受け取って投射口に順次送出することにより、投射口から投射材が投下または投射される。
すなわち、この投射装置では、送出装置の動作速度を制御することで、単位時間当たりの投射材の投下量(投射量)を制御することができ、また、送出装置の動作を開始/停止させることで、投下動作または投射動作の開始/停止を制御することができる。
このように、このボールフォーミング装置では、送出装置の動作を制御することで、投射装置の投下動作または投射動作を制御して、ワークの各部に付与する加工力を適正に制御することができる。
また、送出装置は、投射口の直前に設置されているので、送出装置の動作を制御した際に、その制御が直ちに投射材の投下動作または投射動作に反映される。特に、送出装置がホッパ内の投射材を間欠的に受け取る構成とされているので、送出装置の動作を停止した時点で送出装置による投射口への投射材の受け渡しが停止されて、直ちに投下動作または投射動作が停止される。
このように、このボールフォーミング装置では、投下動作または投射動作の制御を行ってから実際に投下動作または投射動作が変化するまでのタイムラグが少ないので、より正確な加工力の制御が可能である。
また、このボールフォーミング装置において、前記送出装置が、前記ホッパと前記投射口との間で軸線回りに回転または揺動可能にして設けられるレボルバと、該レボルバを前記軸線回りに回転または揺動させるレボルバ駆動装置とを有しており、前記レボルバには、前記軸線回りの回転または揺動によって前記投射材出口及び前記投射口に対向しうる部位に、前記投射材を受け入れるポケットが設けられており、前記レボルバ駆動装置によって前記レボルバが回転または揺動されることで、前記ホッパから前記ポケットへの前記投射材の受け渡しと、前記ポケットから前記投射口への前記投射材の受け渡しとが行われる構成とされている
このように構成されるボールフォーミング装置では、レボルバ駆動装置によってレボルバが軸線回りに回転または揺動させられて、レボルバに設けられたポケットが投射材出口に対向する位置に移動すると、投射材出口からポケットに投射材が受け渡される。そして、さらにレボルバが回転または揺動させられて、投射材を受け入れたポケットが投射口に対向する位置に移動すると、ポケットから投射口に投射材が受け渡される。
すなわち、このボールフォーミング装置では、レボルバを回転または揺動させることで、ホッパから投射口へ投射材が間欠的に供給される。
このため、このボールフォーミング装置では、レボルバ駆動装置によるレボルバの回転速度または揺動速度を制御することで、送出装置による単位時間当たりの投射材の送出量(すなわち投射装置による単位時間当たりの投射材の投下量または投射量)を、容易かつ迅速に制御することができる。
また、このボールフォーミング装置では、レボルバ駆動装置によるレボルバの回転または揺動を開始/停止させることで、投下動作または投射動作の開始/停止を制御することができる。特に、レボルバは、ホッパからポケットに投射材を受け渡されたのちは、ポケットが投射口に対向する位置に到達するまでこの投射材を保持し続けるので、レボルバを停止させた場合には、その時点で投射口に対向する位置に到達したポケット内の投射材以外の投射材は投射口に送出されず、投下動作または投射動作が直ちに停止される。
このように、このボールフォーミング装置では、投下動作または投射動作の制御を行ってから実際に投下動作または投射動作が変化するまでのタイムラグが少ないので、より正確な加工力の制御が可能である。
また、このボールフォーミング装置において、前記ホッパ内の前記投射材を移動させるブリッジ解消装置が設けられていてもよい。
投射材はそれぞれ大きさがほぼ等しくかつ対称性の高い形状(例えば球状)であるので、ホッパ内でブリッジを組んでしまいやすい。このため、従来のボールフォーミング装置では、ホッパ内に投射材が詰まってホッパから投射材をスムーズに取り出すことができなくなる場合があった。
これに対して、上記のようにブリッジ解消装置を設けたボールフォーミング装置では、ブリッジ解消装置によってホッパ内の投射材が移動させられるので、ホッパ内で投射材がブリッジを組みにくく、またブリッジを組んでも速やかに崩されて、投射材出口へ速やかに投射材が供給される。
これにより、このボールフォーミング装置では、投射材出口から送出装置に投射材がスムーズに受け渡されることとなり、送出装置によるホッパから投射口への投射材の供給(すなわち投射動作)をスムーズに行うことができる。
ここで、ブリッジ解消装置は、ホッパ内全体の投射材を移動させる構成とする必要はなく、ブリッジの生じやすい領域(例えば投射材出口)にある投射材を移動させることが可能な構成とされていればよい。
また、このボールフォーミング装置において、前記ブリッジ解消装置が、表面に凹凸を有する突き崩し部材と、該突き崩し部材を前記ホッパ内で回転または揺動させる突き崩し部材駆動装置とを有していてもよい。
このように構成されるボールフォーミング装置では、突き崩し部材駆動装置によって突き崩し部材が回転または揺動させられることで、ホッパ内の突き崩し部材の近傍にある投射材は、突き崩し部材の表面の凸部によって押し出されたり、凹部内に取り込まれたりして、元の位置から移動させられるので、投射材のブリッジの防止及びブリッジの突き崩しが効果的に行われる。これにより、このボールフォーミング装置では、送出装置によるホッパから投射口への投射材の供給をよりスムーズに行うことができる。
ここで、突き崩し部材としては、例えば多角柱状の部材や、表面に複数の突起または凹部が設けられた部材を用いることができる。
突き崩し部材として多角柱状の部材を用いる場合、角が多くなるほど、同じ回転量または揺動量で突き崩しが行われる頻度が増加し、ブリッジの形成を効果的に防止することができるが、角が多すぎると、突き崩し部材が円柱に近くなって表面の凹凸が小さくなり、かえって突き崩しの効果が弱まるので、突き出し部材の形状は、六角柱とすることが好ましい。
このボールフォーミング装置において、前記送出装置と前記投射口とが複数組設けられていてもよい。
このように構成されるボールフォーミング装置では、投射口が複数設けられているので、ワークの複数箇所について投射材の投下または投射を並行して行うことができる。
さらに、このボールフォーミング装置では、各投射口に対応する各送出装置の動作を制御して、各投射口からの投射材の投下量または投射量をそれぞれ独立して調整することで、各投射領域ごとに投射材の投下量または投射量を調整することができる。
例えば、投射口をワークの搬送方向と略平行にして複数配列した場合には、各投射口に対応する投射領域はワークの搬送方向に沿って配列されることとなり、ワークの搬送方向の複数箇所に対して投射材の投下または投射が並行して行われるので(すなわち大面積の加工が行われるので)、ワークの加工に要する時間を短縮することができる。
また、投射口をワークの搬送方向と交差する方向(好ましくはワークの搬送方向と略直行する方向)に複数配列した場合には、各投射口に対応する投射領域はワークの搬送方向と交差する方向に沿って配列される。このため、各投射口に対応する送出装置の動作をそれぞれ独立して制御することで、ワークの搬送方向に交差する方向の各部に対して、それぞれ異なる条件で加工を施すことができる。
さらに、投射口を、ワークの搬送方向と略平行にして配列される組と、ワークの搬送方向と交差する方向に配列される組とを設けた場合には、ワークの加工条件に応じてこれら投射口の組を使い分けて、ワークに適切な加工を施すことができる。
また、このボールフォーミング装置において、前記投射装置が、水平方向の移動と鉛直線回りの向きの変更とのうちの少なくともいずれか一方が可能なヘッダを有しており、前記投射口が、前記ヘッダに設けられていてもよい。
ボールフォーミング装置を、ヘッダの水平移動が可能な構成とした場合には、ヘッダを水平移動させることで投射領域を水平移動させることができる。
これにより、搬送装置上のワークの位置を調整することなく、ワークに対する投射領域の水平方向の位置を調整して、ワークにおいて加工の行われる位置を変更することができる。
また、ボールフォーミング装置を、ヘッダの鉛直線回りの向きの変更が可能な構成とした場合には、ヘッダの鉛直線回りの向きを変更することで、ワークの搬送方向に対する投射領域の向きを変更することができるので、搬送装置上のワークの向きを調整することなく、ワークの加工条件を変更することができる。
例えば、ボールフォーミング装置が、送出装置と投射口とを複数組有する構成である場合には、ヘッダの向きを変えることで、ワークの搬送方向に対する各投射領域の配列方向を変更することができる。
なお、投射口をヘッダの回転軸線に対して偏心した位置に設置した場合には、ヘッダの向きを変えることで、ワークに対する投射領域の位置を調整することができる。
本発明にかかるボールフォーミング装置によれば、ワークの各部に対する投射材の投下量または投射量を正確に制御することができ、さらに投下動作または投射動作の制御が直ちに投下動作または投射動作に反映されるので、加工条件の複雑なワークに対しても良好な加工を行うことができる。
以下に、本発明にかかる実施形態について、図面を参照して説明する。
[第一実施形態]
以下、本発明の第一実施形態について、図1から図3を用いて説明する。
図1に示すように、本実施形態にかかるボールフォーミング装置1は、基台2と、基台2上に設けられてワークSを水平方向に搬送する搬送装置3と、基台2上に設けられて搬送装置3によるワークSの搬送経路W上に設定された投射領域Aに向けて投射材B(図2参照)を投下する投射装置4とを有している。
ここで、投射材Bは、ワークの加工に適した重量及び形状のものが用いられる。本実施形態では、投射材Bとして、均一な大きさの鋼球(例えば直径約0.63cm〜1.59cm程度)が用いられている。
また、基台2の上面2aは傾斜面とされており、上面2aの下端の下方には、回収容器2bが設置されている。これにより、投射装置3から投下された投射材Bは、基台2の上面2a上を下端側に向けて転がり落ちて、回収容器2bに自動的に回収される。
搬送装置3は、ワークSを加工に適した姿勢で保持する冶具11と、冶具11を水平方向に移動させる冶具移動装置12とを有している。
冶具移動装置12は、物品の移動に一般的に用いられる装置、例えばコンベア装置やジャッキ装置等によって構成することができる。本実施形態では、冶具移動装置12は、ワークSの搬送方向に沿って設けられるレール13と、冶具11が載置されて冶具11とともにレール13上を移動可能な台車14と、無断階変速モータ15と、無断階変速モータ15の駆動軸の回転量を台車14のレール13に沿った方向の移動量に変換するボールねじ機構16とによって構成される。
投射装置4は、基台2上に設置される架台21と、架台21に対して昇降可能にして設けられるヘッダ22と、ヘッダ22を昇降させる昇降装置23とを有している。
本実施形態では、架台21は、搬送装置3によるワークSの搬送経路Wをまたぐようにして設けられた中空四角柱形状のトラス構造物とされていて、その内部でヘッダ22の昇降が行われるようになっている。
ヘッダ22は、上部が開口された略箱状の筐体24を有しており、筐体24内には、後述する投射装置4の主要構成部材が設置されている。すなわち、この投射装置4では、架台21の内部で投射材Bの投下が行われるようになっている。
ここで、架台21の各側面の下部には、飛散防止パネル21aが取り付けられており、投射装置4から投下された投射材Bの架台21外への飛散が防止されている。この飛散防止パネル21aは、アクリル板等の透明な材質によって構成されており、これによって外部から飛散防止パネル21a越しに架台21内を観察することができるようになっている。
昇降装置23は、物品の昇降に一般的に用いられる装置、例えば巻上機等によって構成することができる。本実施形態では、昇降装置23は、架台21の上部に設けられてヘッダ22を昇降させるチェーンブロック26と、架台21の内面に設けられてヘッダ23を上下方向に案内するガイドレール(図示せず)とを有する構成とされている。
また、昇降装置23は、ヘッダ22を、搬送装置3の台車14の上面から約4m上方まで移動可能とされている。すなわち、この投射装置4は、ワークSに対して最大約4m上方から投射材Bを投下することが可能とされている。
図2に示すように、ヘッダ22の筐体24内には、投射材Bを供給するホッパ31と、投射材Bの投下または投射が行われる投射口32と、ホッパ31から間欠的に投射材Bを受け取って投射口32に送出する送出装置33とが設けられている。
ここで、筐体24には、上記送出装置33と投射口32との組が、複数組設けられていてもよい。本実施形態では、送出装置33と投射口32との組が、搬送装置3によるワークSの搬送方向に沿って三組配置されている。
筐体24内には、筐体24内を上部と下部とに区切る仕切り24aが設けられており、仕切り24aを含む筐体24の上部によって、投射材Bを一時貯留して送出装置33に受け渡すホッパ31が構成されている。
ホッパ31の底部には、各送出装置33のそれぞれに対応させて投射材出口31aが設けられており、これら投射材出口31aを通じて、ホッパ31から送出装置33に投射材Bが受け渡されるようになっている。
各投射材出口31aは、ホッパ31の底部から下方に延びるダクトによって構成されている。
ここで、ホッパ31から同時に取り出すことができる投射材Bの最大数は、この投射材出口31aの断面形状によって規定される。具体的には、この投射材出口31aの同一の断面上に同時に収まることができる投射材Bの最大数が、この投射材出口31aから同時に取り出すことができる投射材Bの最大数となる。
本実施形態では、各投射材出口31aは、断面視長方形をなすダクトによって構成されており、複数の投射材Bが横一列に収まることができるようになっている。
また、各投射材出口31aは、その長辺を搬送装置3によるワークSの搬送方向に略直交させて配置されている。
筐体24の底部には、投射口32が形成されている。本実施形態では、投射口32は、筐体24内から筐体24の底面外側まで通じるダクトによって構成されている。以下、この投射口32において、筐体24内側の開口端を入口32aとし、底面外側の開口端を出口32bとする。
投射口32は、対応する投射材出口31aの断面形状とほぼ相似形状とされており、ホッパ31から同時に取り出された投射材Bが、投射口32内を同時に通過するようになっている。また、投射口32は、その長辺を搬送装置3によるワークSの搬送方向に略直交させて配置されている。
この投射口32に対応する投射領域Aの形状は、投射口32の断面形状とほぼ相似形状であり、かつその向きも同一である。
本実施形態では、各投射口32に対応する投射領域A同士を極力近接させるため、各投射口32の出口32b同士が近接配置されている。具体的には、投射口32の列の中央に配置されている投射口32は略垂直方向に延びるダクトによって構成されており、他の投射口32は、それそれ、出口32bが中央の投射口32の出口32bに近接するように傾斜配置されたダクトによって構成されている。
ここで、他の投射口32は傾斜したダクトであるので、他の投射口32を通過した投射材Bには、中央の投射口32に向かう水平方向の速度ベクトルが生じる。本実施の形態では、他の投射口32の出口32bと中央の投射口32の出口32bとの間には、ゴム製の整流板32cが設けられており、この整流板32cによって各投射口32から排出された投射材B同士の干渉が防止されている。具体的には、この整流板32cは、他の投射口32から排出された投射材Bを受けることによってその水平方向の速度ベクトルを奪い、出口32bから略垂直に落下させるものである。
送出装置33は、ホッパ31と投射口32との間に設けられて投射材出口31aと投射口32の入口32aとが接続される中空円柱状のチャンバ36と、チャンバ36内にチャンバ36と軸線を略平行にしてかつ軸線回りに回転可能にして設けられる略円柱状のレボルバ37と、レボルバ37を軸線回りに回転させるレボルバ駆動装置38(図3参照)とを有している。
チャンバ36は、その軸線を、水平かつ投射材出口31a及び投射口32の断面の長手方向と略一致するようにして設けられている。また、チャンバ36の軸線方向の寸法は、投射材出口31a及び投射口32の断面の長手方向の寸法よりも長く設定されている。
ここで、投射材出口31aと投射口32の入口32aとは、チャンバ36の周面において異なる位置にそれぞれ接続されている。
図3に示すように、レボルバ37の軸線方向の寸法は、投射材出口31a及び投射口32の断面の長手方向の寸法よりも長く設定されており、その軸端37aは、筐体24外に突出させられている。
図2に示すように、レボルバ37には、軸線回りの回転によって投射材出口31a及び投射口32の入口32aに対向しうる部位に、投射材Bを受け入れるポケット37bが複数設けられており、レボルバ駆動装置38によってレボルバ37が回転されることで、ホッパ31からポケット37bへの投射材Bの受け渡しと、ポケット37bから投射口32への投射材Bの受け渡しとが行われる構成とされている。
本実施形態では、レボルバ37の外周面には、その軸線方向に沿って形成された溝状の凹部が、周方向に略等間隔をおいて8条設けられており、これら凹部によってポケット37bが構成されている。なお、レボルバ37は、中空であっても中実であってもよい。
これらポケット37bの、レボルバ37の軸線方向の長さは、投射材出口31a及び投射口32の断面の長手方向の寸法とほぼ同じとされており、これによって、投射材出口31a内に同時に送り込まれた投射材Bを全て受け取るとともに受け取った全ての投射材Bを投射口32に送出する構成とされている。
また、レボルバ37の外周面とチャンバ36の内周面との間隔は、投射材Bの直径よりも小さく設定されている。これにより、ホッパ31からポケット37bに受け渡された投射材Bは、このポケット37bが投射口32に対向する位置に到達するまでの間、このポケット37bの内面とチャンバ36の内周面との間で保持されるようになっている。
本実施形態では、レボルバ駆動装置38は、図3に示すように、サーボモータ39と、サーボモータ39の駆動軸39aとレボルバ37の軸端37aとを機械的に接続して駆動軸39aの回転をレボルバ37に伝達する動力伝達機構40と、サーボモータ39の動作を制御する制御装置(図示せず)とを有している。
動力伝達機構40は、レボルバ37だけでなく、各レボルバ37に対応させて設けられた、レボルバ37と略平行な軸線回りに回転可能な突き崩し部材42(詳細は後述)にも、サーボモータ39の駆動軸39aの回転を伝達して、これらを同期回転させるものである。具体的には、動力伝達機構40は、駆動軸39aに設けられたスプロケット40aと、突き崩し部材42の軸端42aに設けられたスプロケット40bと、これらスプロケット40a,40bに巻き回されて駆動軸39aの回転を突き崩し部材42に伝達する無端状のチェーン40cとを有している。また、動力伝達機構40は、突き崩し部材42の軸端42aに設けられたスプロケット40dと、レボルバ37の軸端37aに設けられたスプロケット40eと、これらスプロケット40d,40eに巻き回されて突き崩し部材42の回転をレボルバ37に伝達する無端状のチェーン40fとを有している。
ここで、レボルバ駆動装置38は、一つのサーボモータ39に対して全てのレボルバ37及び突き崩し部材42を動力伝達機構40によって接続して、全てのレボルバ37を同期させて駆動する構成としてもよく、また、レボルバ37と突き崩し部材42の組ごとにそれぞれ個別にレボルバ駆動装置38及び動力伝達機構40を設けて、各レボルバ37を独立して駆動する構成としてもよい。
上記構成に加えて、投射装置4には、ホッパ31内の投射材Bを移動させるブリッジ解消装置41が設けられている。本実施形態では、図2に示すように、各投射材出口31aについてそれぞれブリッジ解消装置41が設けられている。
ブリッジ解消装置41は、表面に凹凸を有する突き崩し部材42と、突き崩し部材42をホッパ31内で回転駆動する突き崩し部材駆動装置とを有している。
突き崩し部材42としては、例えば多角柱状の部材や、表面に複数の突起または凹部が設けられた部材を用いることができる。なお、突き崩し部材42は、中空であっても中実であってもよい。
突き崩し部材42として多角柱状の部材を用いる場合、突き崩し部材42を軸線回りに回転駆動することで、角部(凸部)によって投射材Bが叩かれて移動させられるとともに、各部間の領域(凹部)内に投射材Bが受け入れられて移動させられる。
ここで、突き崩し部材42の角が多くなるほど、同じ回転量または揺動量で突き崩しが行われる頻度が増加し、ブリッジの形成を効果的に防止することができるが、角が多すぎると、突き崩し部材42が円柱に近くなって表面の凹凸が小さくなり、かえって突き崩しの効果が弱まるので、突き出し部材42の形状は、六角柱とすることが好ましい。
本実施の形態では、突き崩し部材42として、軸線を投射材出口31aの長辺に略平行にして設けられる六角柱状の部材が用いられている。
突き崩し部材42は、投射材出口31aの上端と仕切り24aとの境界部分で、軸線を投射材出口31aの断面の長辺に略平行にして、周面の一部をホッパ31内に露出させた状態にして設けられている。
ここで、突き崩し部材42は、投射材出口31a内面のうち突き崩し部材42に対向する面に対して、投射材Bの直径よりもわずかに広い間隔を置いて配置されており、突き崩し部材42の軸線回りの向きによらず、投射材出口31a内への投射材Bの進入が妨げられないようになっている。
また、突き崩し部材42の軸端42aは、筐体24外に突出させられており、前記のようにこの軸端42aとサーボモータ39の駆動軸39aとは接続されていて、サーボモータ39によって突き崩し部材42が回転駆動されるようになっている。すなわち、本実施形態では、レボルバ駆動装置38が突き崩し部材駆動装置を兼ねている。
以下、このように構成されるボールフォーミング装置1を用いたワークSの加工作業について説明する。本実施形態では、ワークSとして、図1に示す形状のインテグラルスキンSを用いた。
インテグラルスキンSは、アルミニウム合金(例えば7050やT7451等)からなる板材から削り出されたものであって、一方の面に複数本のストリンガStが平行にして設けられている。このストリンガStは、インテグラルスキンSの他方の面から略垂直に立ち上がるとともに前記一方の面側が他方の面に略平行となるように屈曲した形状をなしている。
本実施形態では、冶具11によって、インテグラルスキンSを、インテグラルスキンSを、ストリンガStの配列方向に沿って勾配が生じるように傾斜させた状態にして保持し、この状態で加工を行い、主としてストリンガStの配列方向に沿って曲率をもつ形状に成形する。
まず、搬送装置3によってインテグラルスキンSを水平移動させて、インテグラルスキンSの各部を順次投射領域Aに送り込む。インテグラルスキンSにおいて投射領域Aに送り込まれた部分には、投射装置4の投射口32から投射体Bが投下されて、投射材Bが衝突した際の衝撃によって塑性変形が付与される。このときにインテグラルスキンSの各部に加わる加工力は、その部分への投射体Bの投下量に比例する。
インテグラルスキンSにおいて、ストリンガStが設けられている部分は、ストリンガStが設けられていない部分に比べて強度が著しく高いので、大きな加工力で加工を施す必要がある。一方、ストリンガStが設けられていない部分は、ストリンガStが設けられている部分に比べて強度が著しく低いので、ストリンガStが設けられている部分よりも十分に小さい加工力で加工を施す必要がある。
このため、インテグラルスキンSにおいて投射領域Aに送り込まれた部分の強度に合わせて、投射装置4による投射材Bの投下量の制御を行う。
投射装置4では、送出装置33がホッパ31内の投射材Bを間欠的に受け取って投射口32に順次送出することにより、投射口32から投射材Bが投下される。
すなわち、この投射装置4では、送出装置33の動作速度を制御することで、単位時間当たりの投射材Bの投下量を制御することができ、また、送出装置33の動作を開始/停止させることで、投下動作の開始/停止を制御することができる。
具体的には、レボルバ駆動装置38によってレボルバ37が軸線回りに回転させられて、レボルバ37に設けられたポケット37bがホッパ31の投射材出口31aに対向する位置に移動すると、投射材出口31aからポケット37bに投射材Bが受け渡される。そして、さらにレボルバ37が回転または揺動させられて、投射材Bを受け入れたポケット37bが投射口32に対向する位置に移動すると、ポケット37bから投射口32に投射材Bが受け渡される。
すなわち、このボールフォーミング装置1では、レボルバ37を回転または揺動させることで、ホッパ31から投射口32へ投射材Bが間欠的に供給される。
このため、このボールフォーミング装置1では、レボルバ駆動装置38によるレボルバ37の回転速度を制御することで、送出装置32による単位時間当たりの投射材Bの送出量(すなわち投射装置4による単位時間当たりの投射材Bの投下量)を、容易かつ迅速に制御することができる。
また、このボールフォーミング装置1では、レボルバ駆動装置38によるレボルバ37の回転または揺動を開始/停止させることで、投下動作または投射動作の開始/停止を制御することができる。特に、レボルバ37は、ホッパ31からポケット37bに投射材Bを受け渡されたのちは、ポケット37bが投射口32に対向する位置に到達するまでこの投射材Bを保持し続けるので、レボルバ37を停止させた場合には、その時点で投射口32に対向する位置に到達したポケット37b内の投射材B以外の投射材Bは投射口32に送出されず、投下動作が直ちに停止される。
このように、このボールフォーミング装置1では、投下動作の制御を行ってから実際に投下動作が変化するまでのタイムラグが少ないので、より正確な加工力の制御が可能である。
以上述べたように、このボールフォーミング装置1では、送出装置33の動作を制御することで、投射装置4の投下動作を制御して、インテグラルスキンSの各部に付与する加工力を適正に制御することができる。
また、送出装置33は、投射口32の直前に設置されているので、送出装置33の動作を制御した際に、その制御が直ちに投射材Bの投下動作に反映される。特に、送出装置33がホッパ31内の投射材Bを間欠的に受け取る構成とされているので、送出装置33の動作を停止した時点で送出装置33による投射口32への投射材Bの受け渡しが停止されて、直ちに投下動作が停止される。
ここで、このボールフォーミング装置1においても、投射材Bとして、均一な大きさの鋼球を用いている。このような投射材Bは、ホッパによる供給を行った場合にホッパ内でブリッジを組みやすい。
しかし、このボールフォーミング装置1には、ホッパ31内の投射材Bを移動させるブリッジ解消装置41が設けられているので、ホッパ31内で投射材Bがブリッジを組みにくく、またブリッジを組んでも速やかに崩されて、投射材出口31aへ速やかに投射材Bが供給される。
具体的には、ブリッジ解消装置41を構成する突き崩し部材駆動装置(レボルバ駆動装置38)によって突き崩し部材42が回転または揺動させられることで、ホッパ31内の突き崩し部材42の近傍にある投射材Bは、突き崩し部材42の角部42aによって叩かれて押し出されたり、角部42a間の凹部内に取り込まれたりして、元の位置から移動させられるので、投射材Bのブリッジの防止及びブリッジの突き崩しが効果的に行われる。これにより、このボールフォーミング装置1では、送出装置33によるホッパ31から投射口32への投射材Bの供給がスムーズに行われる。
また、このボールフォーミング装置1には、送出装置33と投射口32とが複数組設けられている。
このため、投射領域Aが複数となり、インテグラルスキンSの複数箇所について、投射材Bの投下を並行して行うことができる。
本実施形態では、投射口32をインテグラルスキンSの搬送方向と略平行にして複数配列しており、各投射口32に対応する投射領域AはインテグラルスキンSの搬送方向に沿って配列されている。
これにより、インテグラルスキンSの搬送方向の複数箇所に対して投射材Bの投下が並行して行われるので(すなわち大面積の加工が行われるので)、インテグラルスキンSの加工に要する時間を短縮することができる。
さらに、このボールフォーミング装置1では、各投射口32に対応する各送出装置33の動作を制御して、各投射口32からの投射材Bの投下量または投射量をそれぞれ独立して調整することで、各投射領域Aごとに投射材Bの投下量を調整することができる。
[第二実施形態]
次に、本発明の第二実施形態について、図4を用いて説明する。
本実施形態にかかるボールフォーミング装置61は、図4に示すように、第一実施形態に示すボールフォーミング装置1において、架台21によるヘッダ22(投射装置4)の支持構造を変更したことを主たる特徴とするものである。
ここで、図4(a)は、本実施形態にかかるボールフォーミング装置61を示す側面図であって、図4(b)は、図4(a)におけるX−X矢視図である。
以下、本実施形態にかかるボールフォーミング装置61において、第一実施形態に示したボールフォーミング装置1と同様または同一の構成部材については同じ符号を用いて示し、詳細な説明を省略する。
ボールフォーミング装置61は、搬送装置3によるワークSの搬送方向に対するヘッダ22の向き(略鉛直線回りの向き)、及び水平方向の位置を変更可能な構成としたものである。
本実施形態では、チェーンブロック26は、架台21に対して、水平方向移動装置62及び方向調整装置63を介して取り付けられており、ヘッダ22は、チェーンブロック26とともに、鉛直線回りの向きの変更と、水平方向の位置の変更が可能とされている。
ここで、水平方向移動装置62としては、例えば、架台21に水平方向に沿って設けられたレール及びこのレール上を移動可能なスライダとによって構成される。また、方向調整装置63は、例えば、水平方向移動装置62とチェーンブロック26とを接続するスイベルによって構成される。
すなわち、このボールフォーミング装置61では、ヘッダ22の鉛直線回りの向きを変更することで、ワークSの搬送方向に対する投射領域Aの向きを変更することができるので、搬送装置3上のワークSの向きを調整することなく、ワークSの加工条件を変更することができる。
例えば、ヘッダ22を約90°回転させた場合には、投射口32の配列方向が、図4に実線で示すように、ワークSの搬送方向と略直行する方向になり、各投射口32に対応する投射領域Aは、ワークSの搬送方向と略直交する方向に沿って配列される。
このため、各投射口32に対応する送出装置33の動作をそれぞれ独立して制御することで、ワークSの搬送方向に交差する方向の各部に対して、それぞれ異なる条件で加工を施すことができる。
また、ヘッダ22の水平方向の位置(特にワークSの搬送方向と略直交する方向における位置)を変更することで、投射領域Aを水平移動させて、ワークSにおいて加工が施される領域を変更することができる。
ここで、上記各実施の形態では、投射装置4を、単に投射口からワークSまで投射材Bを自由落下させる構成とした例を示したが、これに限られることなく、投射装置4に、投射口内に供給された投射材Bまたは投射口から排出された投射材Bを投射領域に向けて加速する加速装置(例えば投射材Bに遠心力を付与して加速するロータ等)を設けて、ワークSに対して投射材Bを投射する構成としてもよい。
また、上記各実施の形態では、投射装置4のレボルバ37のポケット37bを、溝状の凹部によって構成した例を示したが、これに限られることなく、ポケット37bは、投射材Bを少なくとも一つ以上受け入れることができる形状であれば、任意の形状の凹部によって構成することができる。
また、上記実施の形態では、投射装置4のホッパ31を、架台21上で昇降可能なヘッダ22に設けて、ホッパ31内への投射材Bの供給作業を地上で行うことが可能な構成とした例を示したが、回収容器2bから架台21上のホッパ31に投射材Bを供給する供給装置(例えばコンベア装置等)を設けた場合には、ヘッダ22を架台21の上部に固定して、昇降装置23を省略することができる。
また、上記各実施の形態では、レボルバ37を突き崩し部材駆動装置33によって軸線回りに回転駆動される構成とした例を示したが、これに限られることなく、レボルバ37を、突き崩し部材駆動装置33とは別個に設けたレボルバ駆動装置38によって軸線回りに揺動される構成としてもよい。
また、上記各実施の形態では、突き崩し部材を突き崩し部材駆動装置33によって回転駆動される構成とした例を示したが、これに限られることなく、突き崩し部材を、突き崩し部材駆動装置33によって揺動される構成としてもよい。なお、ここでいう揺動とは、一軸方向(例えば水平方向や垂直方向)に沿って往復する動き、または突き崩し部材の軸線回りの正転と逆転とを繰り返す動きを指している。
また、上記各実施の形態では、投射装置4の他の投射口32の出口32bを中央の投射口32の出口32bの近傍に配置しているため、他の投射口32と中央の投射口32とでは入口32aから出口32bまでの距離が異なっている。
そこで、例えば中央の投射口32の入口32aを上方に配置して、各投射口32の長さを揃えることで、各送出装置33から各投射口32に同時に供給した投射材Bを、各投射口32から同時に排出させることができ、より正確な投射量の制御が可能となる。
本発明の第一実施形態にかかるボールフォーミング装置の構成を示す側面図である。 本発明の第一実施形態にかかるボールフォーミング装置の構成を示す縦断面図である。 本発明の第一実施形態にかかるボールフォーミング装置の構成を示す側面図である。 本発明の第二実施形態にかかるボールフォーミング装置の構成を示す図であって、(a)は側面図、(b)は(a)のX−X矢視図である。
符号の説明
1,61 ボールフォーミング装置
3 搬送装置
4 投射装置
22 ヘッダ
31 ホッパ
31a 投射材出口
32 投射口
33 送出装置
37 レボルバ
37b ポケット
38 レボルバ駆動装置(突き崩し部材駆動装置)
41 ブリッジ解消装置
42 突き崩し部材
A 投射領域
B 投射材
W 搬送経路

Claims (5)

  1. ワークを水平方向に搬送する搬送装置と、
    該搬送装置による前記ワークの搬送経路上に設定された投射領域に向けて投射材を投下または投射する投射装置とを有しており、
    該投射装置は、前記投射材を供給するホッパと、
    前記投射材の投下または投射が行われる投射口と、
    前記ホッパから間欠的に投射材を受け取って前記投射口に送出する送出装置とを有しており、
    該送出装置が、前記ホッパと前記投射口との間で軸線回りに回転または揺動可能にして設けられるレボルバと、
    該レボルバを前記軸線回りに回転または揺動させるレボルバ駆動装置とを有しており、
    前記レボルバには、前記軸線回りの回転または揺動によって前記投射材出口及び前記投射口に対向しうる部位に、前記投射材を受け入れるポケットが設けられており、前記レボルバ駆動装置によって前記レボルバが回転または揺動されることで、前記ホッパから前記ポケットへの前記投射材の受け渡しと、前記ポケットから前記投射口への前記投射材の受け渡しとが行われる構成とされていることを特徴とするボールフォーミング装置。
  2. 前記ホッパ内の前記投射材を移動させるブリッジ解消装置が設けられていることを特徴とする請求項記載のボールフォーミング装置。
  3. 前記ブリッジ解消装置が、表面に凹凸を有する突き崩し部材と、
    該突き崩し部材を前記ホッパ内で回転または揺動させる突き崩し部材駆動装置とを有していることを特徴とする請求項記載のボールフォーミング装置。
  4. 前記送出装置と前記投射口とが複数組設けられていることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載のボールフォーミング装置。
  5. 前記投射装置が、水平方向の移動と鉛直線回りの向きの変更とのうちの少なくともいずれか一方が可能なヘッダを有しており、
    前記投射口が、前記ヘッダに設けられていることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載のボールフォーミング装置。
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