JP3875214B2 - 食器乾燥器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、乾燥室に配置した食器かごの上にもう一つの食器かごを設けた2段かご式の食器乾燥器に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に普及している食器乾燥器には、乾燥器本体内の乾燥室に配置した食器かご(主食器かご)の上に、もう一つの小型の食器かご(副食器かご)を設けることにより、乾燥器本体を大型化することなく、より多くの食器類を収容できるようにした2段かご式のものがある。このような2段かご式食器乾燥器では、副食器かごの着脱を容易にするために、副食器かごの下面側に複数の脚部を設け、これらの各脚部を主食器かごの枠部材や仕切部材の上端部に載せることにより、副食器かごを主食器かご上にセットするようにしたものが多い(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−299671号公報(図1)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の2段かご式の食器乾燥器では、副食器かごが主食器かごに載せられているだけなので、各食器かごから食器類を取り出すときに、手や食器類が副食器かごに引っ掛かると、副食器かごが簡単に持ち上がって、傾いたり主食器かごから外れたりすることがある。これにより、副食器かごに収納されていた食器類が、移動したり落下して破損する場合がある。また、主食器かごから外れて落下した副食器かごが、主食器かごに収納されている食器類を破損させるおそれもある。
【0005】
そこで、この発明の課題は、2段かご式食器乾燥器の各食器かごから食器類を安全に取り出せるようにすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、この発明は、前後方向に開閉自在な蓋を有する乾燥器本体を備え、前記蓋を全閉することにより形成される乾燥器本体内の乾燥室に主食器かごを配置し、この主食器かごの上に副食器かごを設けた食器乾燥器において、前記主食器かごに、前記副食器かごの後端側を引っ掛ける横桟を有するかご支持部と、副食器かごの前端側を載せるかご載置部とを設けた構成を採用したのである。
【0007】
すなわち、副食器かごの後端側を主食器かごのかご支持部の横桟に引っ掛け、副食器かごの前端側を主食器かごのかご載置部に載せて、副食器かごを主食器かご上にセットするようにすることにより、手や食器類を副食器かごに引っ掛けても、副食器かごが主食器かごのかご支持部に係止されて、簡単に傾いたり外れたりしないようにしたのである。
【0008】
上記の構成において、前記横桟を、前記蓋を後方へ全開したときの蓋前端位置よりも前方の低い位置で前記乾燥器本体の幅方向に延びるものとし、この横桟に前記副食器かごの後端側を引っ掛けて回動可能に係止するとともに、この横桟と前記蓋を後方へ全開したときの蓋前端との間の距離を、前記副食器かごの前端から副食器かごが横桟のまわりに後方へ回動したときに横桟に係止される部位までの長さよりも短くして、前記蓋を後方へ全開にして前記副食器かごを前記横桟のまわりに後方へ回動させたときに、前記副食器かごが後方へ傾斜した状態で前記横桟と前記蓋の前端部とで支持されるようにすれば、副食器かごを主食器かごから外さなくても、横桟のまわりに回動させるだけで、主食器かごの上方を開放して、主食器かごへの食器類の収納や取り出しが楽に行える状態とすることができる。
【0009】
前記副食器かごが、平面形状が略矩形の金属製枠部材を有している場合は、この枠部材の左右の2辺の後端部を曲げ加工して、前記係止部を形成することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図1乃至図3に基づき、この発明の実施形態を説明する。この食器乾燥器は、図1に示すように、前後方向に開閉自在な蓋5を有する乾燥器本体1を備え、蓋5を全閉することにより形成される乾燥器本体1内の乾燥室に主食器かご2を出し入れ自在に配置し、この主食器かご2の上に小型の副食器かご3を設けた2段かご式のもので、乾燥器本体1のケース4の中に、図示省略した送風機とヒータとからなる温風発生装置を内蔵している。
【0011】
前記蓋5は、乾燥器本体1のケース4の左右両側に立設した蓋支持柱6に回動自在に取り付けられた前蓋5aおよび中蓋5bと、ケース4後部に固定された後蓋5cとからなる。また、ケース4の上面には、主食器かご2を載せる受皿7が取り付けられ、受皿7取付位置よりも後方に温風吹出口4aが形成されている。
【0012】
従って、前蓋5aおよび中蓋5bを前方へ回動させて蓋5を全閉し、乾燥器本体1内に乾燥室を形成した状態で、ケース4内の温風発生装置で発生させた温風を吹出口4aから吹き出すことにより、乾燥室内の各食器かご2、3に収納した食器類を乾燥させることができる。なお、食器類から受皿7に滴下した水滴は、受皿7の排水口(図示省略)から排出される。
【0013】
図2に示すように、前記主食器かご2は、平面形状が略矩形の金属製枠部材8の内側に、両端を上方に折り曲げた多数の金属製線材9、10を縦横に所定の間隔で配列し、縦横の線材9、10どうしをその交差点で溶接するとともに、各線材9、10の折曲部上端を枠部材8に溶接したものである。主食器かご2の左右方向に配列された線材9は、両端の上方への折り曲げ以外にも部分的に曲げ加工を施され、寸法や形状の異なる食器類を効率よく収納できるようになっている。一方、主食器かご2の前後方向に比較的広い間隔で配列された線材10には、両端の折曲部に環状の金属製線材11が溶接され、主食器かご2側面から食器類が落下しにくくなっている。
【0014】
また、主食器かご2の後端側には、副食器かご3の後端を支持するためのかご支持部12が設けられている。かご支持部12は、金属線をL字状に折り曲げたもので、一端を枠部材8に、他端を縦横の線材9、10の交差点の一つにそれぞれ溶接され、その水平部が後述するように副食器かご3の後端を引っ掛けて回動可能に係止するための横桟13となっている。ここで、横桟13は、図1に示したように、蓋5を後方へ全開にした状態での前蓋5aの前端位置よりも、少し前方(距離L)の低い位置に、乾燥器本体1の幅方向に延びるように設けられている。また、この横桟13と蓋5を後方へ全開したときの前蓋5a前端との間の距離は、副食器かご3の前端から副食器かご3が横桟13のまわりに後方へ回動したときに横桟13に係止される部位までの長さよりも短く設定されている。なお、このかご支持部12は、主食器かご2の内側空間を仕切る仕切部材にもなり、主食器かご2の後部にまな板等を立てて収納できるようになっている。
【0015】
一方、前記副食器かご3は、平面形状が略矩形で主食器かご2の枠部材8よりも小さい金属製枠部材14の内側に、両端を上方に折り曲げた多数の金属製線材15を副食器かご3の前後方向に所定の間隔で配列し、2本の真直な金属製線材16を副食器かご3の左右両側端近傍に配して、縦横の線材15、16どうしをその交差点で溶接するとともに、前後方向に配列した線材15の折曲部上端を枠部材14に溶接したものである。前後に並ぶ線材15の多くは、食器類を収納しやすいように曲げ加工した部分を有している。
【0016】
また、副食器かご3の枠部材14は、図1にも示したように、左右両側の長辺の前端部14aが、主食器かご2の枠部材8に載せられ、かつ副食器かご3の後方への移動を規制するように階段状に曲げ加工されている。すなわち、この例では、主食器かご2の枠部材8が、副食器かご3の前端側を載せるかご載置部の役割を果たしている。一方、枠部材14の両側長辺の後端部は、曲げ加工されて、主食器かご2のかご支持部12の横桟13に引っ掛けられる係止部17となっている。
【0017】
この食器乾燥器は、上記の構成であり、副食器かご3後端の係止部17を主食器かご2のかご支持部12の横桟13に引っ掛け、副食器かご3の枠部材14長辺の前端部14aを主食器かご2の枠部材8の手前側の長辺に載せて、副食器かご3を主食器かご2上にセットするようにしたので、各食器かご2、3から食器類を取り出すときに、手や食器類を副食器かご3に引っ掛けても、副食器かご3がその係止部17で主食器かご2のかご支持部12に係止されて、傾いたり外れたりしにくい。
【0018】
また、図1および図3に示すように、蓋5を全開にして副食器かご3を横桟13のまわりに回動させると、副食器かご3は、わずかに後方へ傾斜した状態で、その係止部17が横桟13から外れて、枠部材14の両側長辺と最も後方の線材15との接合位置周辺部で横桟13に支持されるとともに、枠部材14の両側長辺の真直部で前蓋5aの前端部に支持されるようになる。従って、主食器かご2の、特に食器類を乾燥させるときには副食器かご3の下方となる部分へ、食器類を収納したり、この部分に収納した食器類を取り出したりする際に、副食器かご3を主食器かご2から外さなくても、横桟13のまわりに回動させるだけで、主食器かご2の上方が開放され、食器類の出し入れが楽に行える状態となる。
【0019】
さらに、この副食器かご3は、枠部材14の曲げ加工により係止部17を簡単に形成できるし、形状が前後で異なるため、セットするときに向きを間違えることもない。
【0020】
上述した実施形態では、主食器かごの枠部材を副食器かごの前端側を載せるかご載置部として使用したが、枠部材と別体のかご載置部を主食器かごの前端部近傍に設けるようにしてもよい。この場合のかご載置部は、仕切部材ともなるように食器類の収納に都合のよい位置に設けるとよい。
【0021】
また、副食器かごの前端部は、必ずしも階段状の部分を形成する必要はなく、主食器かごのかご載置部に載せられるようになっていればよい。一方、副食器かごの素材の弾性を利用して、前端部と後端側の係止部とで主食器かごのかご載置部とかご支持部の横桟を軽く挟み付けるようにすれば、副食器かごをさらに安定した状態にセットすることができる。
【0022】
【発明の効果】
以上のように、この発明は、2段かご式食器乾燥器の副食器かごの後端側を主食器かごのかご支持部に引っ掛け、副食器かごの前端側を主食器かごのかご載置部に載せて、副食器かごを主食器かご上にセットするようにしたので、各食器かごから食器類を取り出すときに、副食器かごが簡単に傾いたり外れたりすることがなく、食器類の破損を防止することができる。また、副食器かごをかご支持部の横桟のまわりに回動させるだけで、主食器かごの上方を開放して、主食器かごへの食器類の収納や取り出しが楽に行える状態とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の食器乾燥器の側面断面図
【図2】図1の食器乾燥器の主食器かごおよび副食器かごの斜視図
【図3】図1の食器乾燥器の副食器かごを回動させた状態を示す要部の斜視図
【符号の説明】
1 乾燥器本体
2 主食器かご
3 副食器かご
4 ケース
4a 温風吹出口
5 蓋
5a 前蓋
5b 中蓋
5c 後蓋
6 蓋支持柱
7 受皿
8 枠部材
9、10、11 線材
12 かご支持部
13 横桟
14 枠部材
14a 長辺前端部
15、16 線材
17 係止部

Claims (1)

  1. 前後方向に開閉自在な蓋を有する乾燥器本体を備え、前記蓋を全閉することにより形成される乾燥器本体内の乾燥室に主食器かごを配置し、この主食器かごの上に副食器かごを設けた食器乾燥器において、前記主食器かごに、前記副食器かごの後端側を引っ掛ける横桟を有するかご支持部と、副食器かごの前端側を載せるかご載置部とを設け、前記横桟は、前記蓋を後方へ全開したときの蓋前端位置よりも前方の低い位置で前記乾燥器本体の幅方向に延びるものとし、この横桟に前記副食器かごの後端側を引っ掛けて回動可能に係止するとともに、この横桟と前記蓋を後方へ全開したときの蓋前端との間の距離を、前記副食器かごの前端から副食器かごが横桟のまわりに後方へ回動したときに横桟に係止される部位までの長さよりも短くして、前記蓋を後方へ全開にして前記副食器かごを前記横桟のまわりに後方へ回動させたときに、前記副食器かごが後方へ傾斜した状態で前記横桟と前記蓋の前端部とで支持されるようにしたことを特徴とする食器乾燥器。
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