JPH0434764Y2 - - Google Patents

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JPH0434764Y2
JPH0434764Y2 JP1986182171U JP18217186U JPH0434764Y2 JP H0434764 Y2 JPH0434764 Y2 JP H0434764Y2 JP 1986182171 U JP1986182171 U JP 1986182171U JP 18217186 U JP18217186 U JP 18217186U JP H0434764 Y2 JPH0434764 Y2 JP H0434764Y2
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storage basket
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、傘、スキー板、ゴルフバツク等の
長尺収納物を収納する収納体に関し、これら長尺
収納物の出し入れを容易に行なうことのできる収
納体に関する。
(従来技術) 従来、例えば、傘を収納しておく収納体として
は、第11図に示すように内部に傘を収納できる
空間を有した箱型の収納部31を備えたものが一
般的に知られている。この収納体の場合には、収
納部31の側壁に傘40を立てかけて収納するも
のであるから、収納部31を開口したときに傘4
0が倒れてきたり、滑り落ちたりして、傘40を
きちんと整理しておくことができないという欠点
があつた。また傘40を取り出す際にも他の傘4
0が倒れてきたりするために、不便であつた。
これに対して、実開昭57−102340号公報には、
収納部に傘を保持することのできる傘ホルダーを
設けた収納体が開示されている。この収納体の場
合には、例えば弾性を有する板部材をU字形に形
成した傘ホルダーを用いたものが開示されてお
り、前記傘ホルダーのU字形の開口部分より傘の
本体を差し込むことにより傘が板部材に挟持され
て、傘が倒れてきたり、滑り落ちたりするのを防
止し、傘をきちんと整理しておくことができるよ
うになつている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、実開昭57−102340号公報に開示
されている収納体の場合には、傘ホルダーを設け
るために場所を取るため、傘の収納量が単に箱型
に形成した収納部を備えた収納体に比べて著しく
減少するという問題があつた。
また、傘の収納量を増すため収納部の側壁全体
に傘ホルダーを設ければ、収納部の奥の方に設け
られた傘ホルダーからは傘を取り出しにくいとい
つた問題があつた。
そこで、上記のような傘ホルダーを止めて、傘
支持用格子状枠を扉の内面に設けて、傘の収納支
持を容易にするようにしたものが、実開昭51−
33934号公報において提案されている。しかしな
がら、この公報に示されている傘立てにおいて
は、長尺収納物の前面が扉によつて完全に覆われ
てしまうものであるため、長尺収納物の収納・取
出を簡単にはできないだけでなく、もし濡れたま
まの傘やスキー板等を収納した場合には、水受皿
に直に先端が浸り、その乾燥が遅くなるものであ
る。また、この実開昭51−33934号公報において
提案されている「傘立て」は、その水受皿の前方
を扉の下端部で覆うとともに、この扉の下端にて
枢着するものであるから、水受皿を自由に取り出
すことができないものである。
この考案は、このような事情に鑑みなされたも
のであり、省スペースで収納物の収納量が多く、
かつ収納部の奥の方の傘も容易に取り出すことが
でき、しかも濡れた傘の乾燥を早期に行うことの
できる長尺収納物を収納する収納体を提供するこ
とを目的としている。
(問題点を解決するための手段) すなわち、この考案に係る収納体は、 「前面が開口する収納部1と、この収納部1内
に収納されて長尺収納物が収納される収納籠2と
を備えた収納体であつて、 収納籠2の上面を仕切り枠24によつて格子状
のものとし、かつ底面26を網目状のものとする
とともに、 この収納籠2の底部前端部に設けた回転軸22
によつて、収納籠2の上面上及び底面26下に長
尺収納物に上部を露出させる空間及び受け皿等の
収納を可能にする隙間10を形成した状態で、当
該収納籠2を収納部1に回転自在に取付けたこと
を特徴とする長尺収納物の収納体」を特徴として
いる。
(考案の効果) このように構成される収納体は、前面が開口す
る収納部1内に収納された収納籠2が、傾倒によ
り籠の取出口21が収納部1の開口より引き出さ
れるようになつているため、収納籠2内に収めら
れた傘等の長尺収納物が収納部1内で奥に位置し
ている場合であつても、収納部1の開口より引き
出された籠の取出口21より容易に取り出すこと
ができるとともに、収納物を入れるにも容易に行
なうことができる。
また、収納籠2は、第4図に示すように、その
底部前端部に設けた回転軸22によつて、当該収
納籠2の底面26下に隙間10を形成する状態で
収納部1側に支持してあるから、この収納籠2を
第4図の一点鎖線にて示したように傾倒しても、
収納籠2下の隙間10は大きくなることはあつて
も小さくなることはなく、しかもこの隙間10の
前方開口は変化することがないのである。従つ
て、この収納籠2下の隙間10内には、例えば第
4図の二点鎖線に示した受け皿を常に安定した状
態で収納しておくことが可能であるだけでなく、
この受け皿の取出し及び収納を自由に行えるもの
となつているのである。
さらには、長尺収納物を収納しておく場合に、
収納籠2を傾倒させた状態で籠の取出口21より
収納籠2全体に長尺収納物を収納できるので、効
率のよい収納が可能である。しかも、この収納籠
2の底面26は、第3図に示すように、網目状の
ものとして形成してあるから、水に濡れた傘40
やスキー板をそのままこの収納籠2内に収納して
も、水が網目状の底面26下に流下するので、傘
40等の長尺物の所謂水切りが非常によくなつて
いるのである。勿論、収納籠2の網目状の底面2
6から落ちた水は、隙間10内に収納した受け皿
によつて受け取られる。また、長尺収納物として
多数の傘40を収納した場合には、この傘40の
先端が網目状の底面26内に入るため、収納籠2
を傾倒しても、多数の傘40は一方に片寄ること
がなく、その取り出しを容易なものとするもので
ある。それだけでなく、各傘40を言わば互いに
離した状態で収納されるので、その乾燥が早く行
われるのである。
そして、収納籠2の上面を仕切り枠24によつ
て格子状のものとしたから、長尺収納物を互いに
仕切つて密着し合わないように収納し得るだけで
なく、このことと、収納籠2の上面上に収納物の
上部を露出させるための空間を積極的に形成した
こととによつて、例えば濡れた状態で収納した傘
やスキー板の乾燥が早期になされるものである。
なお、収納籠2を収納部1より着脱自在にすれ
ば、長尺収納物の種類に対応して収納機能を持た
せた収納籠2を各種用意して、目的に応じた収納
ができるように収納体を構成することもできる。
また収納籠2を収納部1より分離して、単品で長
尺収納物の収納に用い、収納部1へは他の長尺収
納物の収納に用いる等の使用方法も可能である。
(実施例) 以下、図面に示す実施例にしたがつて、この考
案を具体的に説明する。
第1図は、長尺収納物である傘40を収納する
収納体である家具50を示した例である。
収納体である家具50の中央には、扉51を開
くことにより前面に開口する収納部1が形成され
ている。この収納部1内には線条体を格子に組ん
だ箱形の収納籠2が、第1図、第2図、第8図〜
第10図に示すように、その上面上に空間を形成
するとともに、その底面26下に隙間10を形成
した状態で収納されている。
収納籠2には、第4図に示すように底部前端部
に収納籠2を回転させる回転軸22が両側方に突
出して形成されている。一方、収納部1の側壁に
は、前記収納籠2の回転軸22の受け孔11が形
成されている。したがつて第2図に示すように、
収納籠2は収納部1の受け孔11に収納籠2の回
転軸22が軸支されることにより、回転軸22を
支点に回転し、この回転により、収納籠2を傾倒
させて収納籠2の上部に形成される籠の取出口2
1が収納部1の開口より引き出されるようになつ
ている。
前記収納籠2を傾倒させるため収納籠2を回転
させる構造としては、前記実施例に示す構造の
他、例えば、第5図に示すように、収納部1の側
壁にU字形の受け具12を取付け、この受け具1
2に収納籠2の回転軸22を載置する構造として
もよく、また第6図に示すように収納部1の側壁
間に棒状体13を跨設し、この棒状体13に係合
する係合部23を収納籠2の底部前端部に設け、
収納籠2の係合部23を棒状体13に係合する構
造としてもよい。
収納籠2を傾動させるに際しては、必要以上に
収納籠2が傾動しないように、また収納籠2の倒
伏を防止するために、第7図に示すように、収納
部1の側壁に掛止部14を設け、収納籠2を形成
する線条体の枠を前記掛止部14に掛止させるよ
うにするとよい。また収納籠2の傾動を段階的に
行なえるようにして、収納物の収納状態に応じ
て、収納物の取り出し可能な分の籠の取出口21
の引き出しが行なえるようにしてもよい。
また、本考案の実施例に係る収納籠2は、その
底面26が第3図〜第5図に示すように、傘40
の先端部のみを通す網目によつて形成されてい
る。したがつて、傘40は一定限度以上に下方に
落ちることなく収納籠2内に保持されるようにな
つている。
また、第3図に示すように収納籠2の取出口2
1には、複数個の仕切り枠24が設けられてお
り、傘40など複数本の長尺収納物を収納する場
合に、仕切り枠24によつて整理して収納するこ
とができるようになつている。
収納籠2と収納部1の底面とには、傘40の先
端部が収納部1の底面に当たらないように隙間1
0が設けてある。そして、この隙間10に挿入で
きる例えば広口の受け皿(第4図の二点鎖線参
照)を収納部1の底面に載置することによつて、
濡れた傘40を収納した場合に、前記受け皿に滴
をため、収納体の水分による劣化を防ぐことがで
きるとともに、収納物はそのままで受け皿を取り
出すことにより、たまつた水を除去するようにし
てある。
さらに、前記隙間10によつて収納籠2を収納
部1に戻した場合に収納籠2が水平状態に保たれ
るように、収納籠2の底部後端部には支柱25が
設けられているが、この支柱25は収納籠2を収
納部1に戻した場合に収納籠2内の収納物が衝撃
を受けないように緩衝材により形成されるのがよ
い。
以上、長尺収納物として傘40を例に説明した
が、この他、この考案に係る収納体は、スキー板
やストツク、ゴルフバツグ、あるいはバツト等を
収納するのに適用することができる。第8図はス
キー板41の収納に適用した例であり、第9図は
ゴルフバツグ42の収納に適用した例である。
また、この考案に係る収納体としては、前記実
施例に示す単体の家具50の他、第10図に示す
ように壁に備え付ける所謂ユニツト式の収納棚5
2であつてもよい。
(考案の効果) 以上、この考案に係る収納体は、 「前面が開口する収納部1と、この収納部1内
に収納されて長尺収納物が収納される収納籠2と
を備えた収納体であつて、 収納籠2の上面を仕切り枠24によつて格子状
のものとし、かつ底面26を網目状のものとする
とともに、 この収納籠2の底部前端部に設けた回転軸22
によつて、収納籠2の上面上及び底面26下に長
尺収納物の上部を露出させる空間及び受け皿等の
収納を可能にする隙間10を形成した状態で、当
該収納籠2を収納部1に回転自在に取付けたこ
と」 により、収納籠2内に収められた長尺収納物が収
納部1内で奥に位置している場合であつても、収
納籠2を傾倒させて収納部1の開口より引き出さ
れた籠の取出口21より容易に取り出すことがで
きるとともに、収納物を入れるにも容易に行なう
ことができる。
また、この収納体にあつては、収納籠2をその
回転軸22によつて収納部1との間に前方が開口
する隙間10を形成するように支持してあるか
ら、この隙間10内に受け皿を収納することがで
きるとともに、その取出しを自由に行うことがで
きるものである。そして、収納籠2の上面上に長
尺収納物を露出させるための空間を形成するとと
もに、この上面を仕切り枠24によつて格子状の
ものとし、さらに底面26は網目状のものとして
あるから、長尺収納物の水切りを良好に行うこと
ができるだけでなく、長尺収納物として傘40を
使用した場合には、その保持を安定しかつ互いに
密着しない状態でかつ乾燥を容易にする状態で行
うことができるのである。
さらに、収納籠2を傾倒させた状態で籠の取出
口21より収納籠2全体に長尺収納物を収納でき
るので、効率のよい収納が可能であり、従来の傘
ホルダーを設けた収納体に比べて収納量を多くで
き、これによつて省スペースを図ることができ
る。
また、収納物は収納籠2内にきちんと収められ
るから、整理して収納することができ、収納状態
における見栄えもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る一実施例の正面図、第
2図はその使用状態の要部斜視図、第3図は収納
籠の斜視図、第4図及び第5図は収納籠の回転構
造の各例を示す各斜視図、第6図は収納籠のさら
に別の回転構造の例を示す断面図、第7図は収納
籠の傾倒状態を示す側面からみた模式図、第8図
はスキー板を収納する収納体の例を示す正面図、
第9図はゴルフバツグを収納する収納体の例を示
す正面図、第10図は収納体としてユニツト式の
収納棚を用いた例の正面図、第11図は従来の収
納体を示す正面図である。 図中、1は収納部、2は収納籠、10は隙間、
21は取出口、26は収納籠2の底面である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 前面が開口する収納部と、この収納部内に収納
    されて長尺収納物が収納された収納籠とを備えた
    収納体であつて、 前記収納籠の上面を仕切り枠によつて格子状の
    ものとし、かつ底面を網目状のものとするととも
    に、 この収納籠の底部前端部に設けた回転軸によつ
    て、収納籠の上面上及び底面下に長尺収納物の上
    部を露出させる空間及び受け皿等の収納を可能に
    する隙間を形成した状態で、当該収納籠を前記収
    納物に回転自在に取付けたことを特徴とする長尺
    収納物の収納体。
JP1986182171U 1986-11-27 1986-11-27 Expired JPH0434764Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986182171U JPH0434764Y2 (ja) 1986-11-27 1986-11-27

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JPS6388175U JPS6388175U (ja) 1988-06-08
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Families Citing this family (1)

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JP2548820Y2 (ja) * 1990-10-04 1997-09-24 東陶機器株式会社 小物入れロッカー

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5133934U (ja) * 1974-09-03 1976-03-12

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JPS6388175U (ja) 1988-06-08

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