JP2004357755A - 食器乾燥器 - Google Patents

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JP2004357755A
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Takuya Ishii
琢也 石井
Yoshibumi Mugikura
義文 麦倉
Koichi Tomimoto
広一 富本
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Zojirushi Corp
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Zojirushi Corp
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Abstract

【課題】食器かごの最後部にまな板収納部を有する食器乾燥器のまな板取り出し時の不便さを解消することである。
【解決手段】最後部にまな板収納部13が形成された主食器かご2の後面部2aに、その高さ方向中央部から上端にかけてかご2後方へ張り出す逃げ部を設け、まな板収納部13に収納したまな板Aの下端部をこの逃げ部に沿って後方へ逃がすことにより、まな板Aを手前側へ傾けられるようにして、まな板Aと全開状態の前蓋5aとの間に手を挟むことなく、まな板Aを容易に取り出せるようにしたのである。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、食器かご最後部にまな板収納部を有する食器乾燥器に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に普及している食器乾燥器では、食器類と一緒にまな板を乾燥させることがよくある。このため、通常は、乾燥器本体内の乾燥室に配置される食器かごに、まな板を食器類とともに効率よく収納するためのまな板収納部が設けられている。このまな板収納部は、食器かごの後部に仕切部材を設けることにより、仕切部材と食器かごの後面部との間に形成され、まな板をほぼ垂直に立てた状態で収納できるようになっていることが多い(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−8883号公報(図1)
【0004】
しかしながら、上述したまな板収納部を有する食器乾燥器では、収納部に収納していたまな板を取り出すときに、仕切部材と食器かご後面部のいずれか低い方の高さまで、まな板をほぼ垂直に保ったまま引き上げる必要があり、この点で使い勝手が良くない。
【0005】
特に、まな板のサイズが大きい場合は、乾燥器本体に取り付けられた前後方向に開閉自在な蓋を全開にしても、まな板を引き上げたときに、後方側に畳まれた状態の蓋とまな板との間に手が挟まり、不便さを感じることが多い。また、まな板収納部で収納できるまな板のサイズが制限されている場合もある。
【0006】
まな板取り出し時に蓋とまな板との間に手を挟まないようにするには、蓋を大きくして、全開状態の蓋と収納したまな板の上端との高さ方向の隙間を広げればよい。しかし、この方法では、乾燥器全体の高さが高くなって、一般家庭の台所等に設置したときの圧迫感が大きくなる。
【0007】
また、乾燥器本体の底部にまな板専用の乾燥室を有し、まな板の取り出しに不便のない食器乾燥器もあるが、食器かごにまな板収納部を設けたものに比べて、乾燥効率が低いうえ、乾燥器全体の高さが高く、蓋を大きくした場合と同様にデザイン面で不利である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、この発明の課題は、食器かごの最後部にまな板収納部を有する食器乾燥器のまな板取り出し時の不便さを解消することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、この発明は、前後方向に開閉自在な蓋を有する乾燥器本体を備え、前記蓋を全閉することにより形成される乾燥器本体内の乾燥室に食器かごを配置し、この食器かごの後部に仕切部材を設けて、仕切部材と食器かごの後面部との間に、まな板をほぼ垂直に立てた状態で収納するまな板収納部を形成した食器乾燥器において、前記食器かごの後面部にかご後方へ張り出す逃げ部を設け、前記まな板収納部からまな板を取り出すときに、まな板下端部を前記逃げ部に沿って後方へ逃がし、まな板を手前側へ傾けられるようにした構成を採用したのである。
【0010】
すなわち、最後部にまな板収納部が形成された食器かごの後面部に、かご後方へ張り出す逃げ部を設け、まな板収納部に収納したまな板の下端部をこの逃げ部に沿って後方へ逃がすことにより、まな板を手前側へ傾けて容易に取り出せるようにしたのである。
【0011】
上記の構成において、前記逃げ部を、前記食器かごの後面部の高さ方向中央部から上端までの範囲に形成するようにすれば、食器かごが逃げ部の分だけ大きくなっても、食器かご後面部と蓋との隙間を利用することにより、食器かごを配置する乾燥室は広げなくてもよくなるため、乾燥器の大型化を防げる。
【0012】
また、前記食器かごの後面部の下端部から前記逃げ部にかけて、傾斜面を形成すれば、まな板をよりスムーズに取り出せる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図1乃至図5に基づき、この発明の実施形態を説明する。この食器乾燥器は、図1に示すように、前後方向に開閉自在な蓋5を有する乾燥器本体1を備え、蓋5を全閉することにより形成される乾燥器本体1内の乾燥室に主食器かご2を出し入れ自在に配置し、この主食器かご2の上に小型の副食器かご3を設けた2段かご式のもので、乾燥器本体1のケース4の中に、図示省略した送風機とヒータとからなる温風発生装置を内蔵している。
【0014】
前記蓋5は、乾燥器本体1のケース4の左右両側に立設した蓋支持柱6に回動自在に取り付けられた前蓋5aおよび中蓋5bと、ケース4後部に固定された後蓋5cとからなる。また、ケース4の上面には、主食器かご2を載せる受皿7が取り付けられ、受皿7取付位置よりも後方に温風吹出口4aが形成されている。
【0015】
従って、前蓋5aおよび中蓋5bを前方へ回動させて蓋5を全閉し、乾燥器本体1内に乾燥室を形成した状態で、ケース4内の温風発生装置で発生させた温風を吹出口4aから吹き出すことにより、乾燥室内の各食器かご2、3に収納した食器類を乾燥させることができる。なお、食器類から受皿7に滴下した水滴は、受皿7の排水口(図示省略)から排出される。
【0016】
前記主食器かご2は、図1乃至図3に示すように、平面形状が略矩形の金属製枠部材8の内側に、両端を上方に折り曲げた多数の金属製線材9、10を縦横に所定の間隔で配列し、縦横の線材9、10どうしをその交差点で溶接するとともに、各線材9、10の折曲部上端を枠部材8に溶接して形成したものである。かご2前後方向に配列した線材10の両端折曲部には、環状の金属製線材11が溶接され、かご2側面から食器類が落下しにくくなっている。一方、副食器かご3は、主食器かご2と同様に、平面形状が略矩形の金属製枠部材14と縦横の金属製線材15、16とで形成され、後端部を主食器かご2の仕切部材12の水平部に引っ掛け、前端部を主食器かご2の枠部材8に載せた状態で使用される。
【0017】
前記主食器かご2の後部には、金属線をL字状に折り曲げた仕切部材12が取り付けられている。仕切部材12は、その一端を枠部材8に、他端を縦横の線材9、10の交差点の一つにそれぞれ溶接されて、左右方向に配列された線材9の後端折曲部からなるかご後面部2aとの間に、まな板Aをほぼ垂直に立てた状態で収納できるまな板収納部13を形成している。また、かご後面部2aは、その高さ方向中央部から上端までの部分が、下端部よりもかご2後方へ張り出す逃げ部となっており、この逃げ部から下端部にかけて傾斜面が形成されている。
【0018】
従って、まな板収納部13に収納したまな板Aは、その下端部をかご後面部2aの逃げ部に沿って後方へ逃がすことにより、手前側へ傾けることができ、まな板Aと全開状態の前蓋5aとの間に手を挟むことなく、収納部13から容易に取り出すことができる。このとき、まな板A下端部はかご後面部2aの下端部から傾斜面に沿って徐々に逃げ部へ移動するので、かご後面部2aに段差がある場合よりも、まな板Aの取り出しをスムーズに行える。また、まな板収納部13へのまな板Aの収納も、取り出しの場合と同様に、まな板Aを手前側へ傾けることにより容易に行うことができる。
【0019】
しかも、前記かご後面部2aの逃げ部は、後蓋5cと干渉しないように、主食器かご2と後蓋5cとの隙間を利用して、かご後面部2aの高さ方向中央部から上の部分に形成されているので、主食器かご2を配置する乾燥室の大きさは従来と変わらず、乾燥器の大型化にはつながらない。
【0020】
また、この主食器かご2は、枠部材8の左右両側の長辺の前端部8aが、手前に向かって低くなるとともに両側に広がり、左右方向に配列された線材9の前端折曲部が、垂直よりも若干前方に傾斜している。従って、かなり深く形成されていても、食器類の出し入れがしやすく、見た目の圧迫感が少ない。そのうえ、図4に示すように、かご前端部が乾燥器本体1の両側の蓋支持柱6の間を通過しないようになっているので、セットするときに向きを間違えることもない。
【0021】
さらに、この主食器かご2では、左右方向に配列された線材9が、両端の上方への折り曲げ以外にも部分的に曲げ加工を施されて、数種類の食器係止部が形成され、寸法や形状の異なる食器類を効率よく収納できるようになっている。各食器係止部のうち、水平面内で三角形状に曲げられた係止部9aは、真直部からの突出量を大きくとることにより、図5(a)、(b)に示すように、茶碗や鉢等の深めの食器Bの内側に深く入り込み、その先端部と隣の三角形状係止部9aの基端部とで、食器Bを立てた状態で安定して保持することができる。また、水平面内で湾曲させた係止部9bは、皿等の浅めの食器の保持に適している。
【0022】
【発明の効果】
以上のように、この発明の食器乾燥器は、最後部にまな板収納部が形成された食器かごの後面部に、かご後方へ張り出す逃げ部を設けて、まな板収納部へのまな板の出し入れを、まな板を手前側へ傾けて容易に行えるようにしたものであるから、大きなまな板を乾燥させるときも不便を感じることがなく、収納可能なまな板サイズの拡大、あるいは乾燥器全体のコンパクト化を図ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の食器乾燥器の側面断面図
【図2】図1の食器乾燥器の主食器かごおよび副食器かごの斜視図
【図3】図2の平面図
【図4】図1の各食器かごを乾燥器本体内に配置した状態を示す平面図
【図5】aは図1の食器乾燥器の主食器かごにおける食器保持状態を示す要部の斜視図、bはaの正面断面図
【符号の説明】
1 乾燥器本体
2 主食器かご
2a 後面部
3 副食器かご
4 ケース
4a 温風吹出口
5 蓋
5a 前蓋
5b 中蓋
5c 後蓋
6 蓋支持柱
7 受皿
8 枠部材
8a 長辺前端部
9 線材
9a、9b 食器係止部
10、11 線材
12 仕切部材
13 まな板収納部
14 枠部材
15、16 線材
A まな板
B 食器

Claims (3)

  1. 前後方向に開閉自在な蓋を有する乾燥器本体を備え、前記蓋を全閉することにより形成される乾燥器本体内の乾燥室に食器かごを配置し、この食器かごの後部に仕切部材を設けて、仕切部材と食器かごの後面部との間に、まな板をほぼ垂直に立てた状態で収納するまな板収納部を形成した食器乾燥器において、前記食器かごの後面部にかご後方へ張り出す逃げ部を設け、前記まな板収納部からまな板を取り出すときに、まな板下端部を前記逃げ部に沿って後方へ逃がし、まな板を手前側へ傾けられるようにしたことを特徴とする食器乾燥器。
  2. 前記逃げ部が、前記食器かごの後面部の高さ方向中央部から上端までの範囲に形成されたものであることを特徴とする請求項1に記載の食器乾燥器。
  3. 前記食器かごの後面部の下端部から前記逃げ部にかけて、傾斜面を形成したことを特徴とする請求項2に記載の食器乾燥器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108852218A (zh) * 2018-06-21 2018-11-23 刘小亮 基于配液冲洗并联合动力刷洗的节能式圆形菜板清洁装置

Cited By (2)

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