JP3875110B2 - ディスク装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディスクが搬入されたときに、挿入口から次のディスクの挿入を阻止する挿入阻止部材が設けられたディスク装置に係わり、特に搬入途中のディスクが引き抜かれたときに、その後にディスクの挿入受け入れを可能としたディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車載用などのディスク装置は、ノーズ部に開口した挿入口からディスクが挿入されると、ディスクが搬送手段で挟持されて装置内の回転駆動部へ向けて搬送される。
【0003】
この種のディスク装置では、挿入口からディスクが供給されて回転駆動部へ向けて搬送されているとき、およびディスクが回転駆動部に設置されて回転駆動されているときに、挿入口からの次のディスクの挿入やさらにはディスク以外の異物の挿入を阻止する挿入阻止部材が設けられることが好ましい。
【0004】
特に、装置内の前記回転駆動部よりも奥側に、複数のディスクを保持するストック部が設けられ、前記ストック部内で選択されたディスクが前記回転駆動部に引出されてクランプされるものでは、前記ストック部内のディスクを選択している動作中や、前記ストック部と前記回転駆動部との間でディスクを搬送している途中に、挿入口から新たなディスクが挿入されるとディスクどうしが干渉するため、前記挿入阻止部材を設けることが有用である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記挿入阻止部材を設けたディスク装置では、挿入阻止部材が開放状態である待機状態において、挿入口からディスクが挿入され、搬送手段により送り込まれている途中で、ディスクが挿入口から引き抜かれた場合に、装置内の制御手段では、ディスクが搬送されていると判断して前記挿入阻止部材を閉鎖位置に設定してしまう可能性がある。
【0006】
このような現象が生じると、引き抜いたディスクを直ちに挿入しようとしても前記挿入阻止部材で阻止されることになる。またこの場合に、パネルに設けられた操作部を操作してディスク装置を待機状態に再設定することなどが必要となって操作が煩雑である。
【0007】
本発明は上記従来の課題を解決するものであり、挿入口からディスクを挿入した後に引き抜いた場合であっても、直ちにディスクの受け入れを可能にできるディスク装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明のディスク装置は、ディスクがクランプされる回転駆動手段と、挿入口から挿入されたディスクを前記回転駆動手段に向けて搬送する搬送手段と、
ディスクが挿入口に挿入される前に非検知状態で、ディスクが前記挿入口から装置内に入り、そのディスクの一部分が前記挿入口から突出しているときに検知状態となり、前記検知状態となった後にディスクが前記回転駆動手段に向けて搬送されていく途中で非検知状態となる挿入検知手段と、
前記搬送手段で搬送されるディスクが、前記回転駆動手段にクランプできる位置に移動したことを検知するクランプ位置検出手段と、
前記挿入口から前記搬送手段へのディスクの通過を可能とする開放姿勢と、前記挿入口から前記搬送手段へのディスクの通過を阻止する閉鎖姿勢との間で動作し、且つ前記閉鎖姿勢へ向けて付勢されている挿入阻止部材、およびこの挿入阻止部材の動作状態を確認する確認検知手段と、
前記挿入口からディスクの受け入れを待つ挿入待機モードのときに前記挿入阻止部材を前記開放姿勢に押圧し、前記搬送手段でディスクが装置内方へ向けて搬送されているときに前記挿入阻止部材の押圧を解除する押圧部材と、を有し、
ディスクが前記回転駆動手段に向けて搬送されるときに、前記挿入検知手段が非検知状態となった後、ディスクが所定距離搬送されるまで、前記挿入阻止部材が移動中のディスクに当たって、前記挿入阻止部材が閉鎖姿勢へ移動できないようになっており、
前記挿入検知手段が検知状態になった後の所定時間以内に前記クランプ位置検出手段がディスクを検知したら、前記回転駆動手段にディスクをクランプするクランプ動作に移行し、
前記所定時間を経過した後に前記クランプ位置検出手段がディスクを検知せず、
且つ前記挿入検知手段が非検知状態のときに、前記確認検知手段の動作状態を確認し、前記挿入阻止部材が閉鎖姿勢であることが前記確認検知手段で確認されたときに、ディスクが挿入口の外に引き抜かれたものと判断し、前記挿入待機モードを一定時間設定してディスクの受け入れを可能とする制御手段が設けられていることを特徴とするものである。
【0009】
このディスク装置では、挿入検知手段でディスクが検知されてディスクが搬送手段により搬送されている途中でディスクが引き抜かれたときでも、直ちに挿入待機モードが設定される。そのため、その後にディスクを挿入したときに、前記搬送手段で搬入できるようになる。
【0011】
本発明では、ディスクが回転駆動手段にクランプされたことが確認されるまでの間に、ディスクが引き抜かれたときに、次のディスクを受け入れることができる状態となる。
【0012】
また本発明は、ディスクの一方の縁部を案内する案内手段と、前記案内手段に対向し前記ディスクの他方の縁部に移送力を与える搬送手段と、前記案内手段と前記搬送手段との対向間隔を可変する間隔設定手段とを有し、
前記挿入待機モードでは、前記案内手段と前記搬送手段との対向間隔が、ディスクの直径よりも狭くなっており、前記挿入検知手段が検知状態となったときに、前記案内手段と前記搬送手段とが離れてディスクを挟持できる対向間隔に設定され、このとき前記押圧部材による挿入阻止部材の押圧が解除されるものとして構成できる。
【0013】
また、前記挿入口は、小径ディスクと大径ディスクの双方を挿入できる開口幅を有し、挿入口から挿入された小径ディスクと大径ディスクの種別を検知可能とされており、前記案内手段と前記搬送手段が、大径ディスクを挟持できる対向間隔と、小径ディスクを挟持できる対向間隔の双方に設定可能であるものであってもよい。
【0014】
この場合に、例えば大径ディスクが挿入されて搬送手段で送り込まれているときに、このディスクが引き抜かれたような場合に、前記案内手段と前記搬送手段が待機状態に戻るため、その後に小径ディスクと大径のディスクのいずれが挿入された場合であっても、直ちに装置内に搬入されるようになる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明について図面を参照して説明する。
【0016】
図1は本発明のディスク装置の内部構造の一例を示す斜視図、図2はその平面図であり大径ディスクが搬入される過程を示している。図3は図2のIII−III線の断面図、図4は前記ディスク装置の内部構造を示す側面図、図5は押圧部材の駆動部を示す平面図、図6は挿入阻止部材であるドアの動作状態を示す部分断面図、図7はノーズ部の正面図、図8は小径ディスクが挿入されて搬入されていく動作を示す説明図である。
【0017】
図1および図2に示すディスク装置1は、直径が8cmのディスク(小径ディスク)と、直径12cmのディスク(大径ディスク)のそれぞれのCD(コンパクトディスク)またはDVD(ディジタル・バーサタイル・ディスク)などの各種ディスクの再生や記録が可能である。また直径が12cmの大径ディスクは、ディスク装置の内部に複数枚ストックされ、且つ選択されて駆動することもできる。
【0018】
図4と図5に示すように、装置本体の筐体10の正面には、ノーズ部10aが設けられている。図7に示すように、前記ノーズ部10aには、幅方向に延びるスリット上の挿入口15が開口している。またノーズ部10aの表面には、液晶表示パネルなどの表示手段16、および操作釦群17と18が設けられている。
【0019】
前記操作釦群17は、後に説明するストック部3内の6個のディスクホルダ41のそれぞれを番号で指定して入力するものである。また前記操作釦群18は、ディスクの再生などを支持する「PLAY」釦、ディスクの再生などを中止する「STOP」釦、およびいずれかの前記ディスクホルダ41内のディスクを挿入口15まで排出させる「EJECT」釦を有している。
【0020】
このディスク装置1のY1側の奥部には、複数の大径ディスクを高さ方向(Z方向)に積層可能なストック部3が設けられており、大径ディスクは前記ストック部3に設けられたディスクホルダ41に1枚ずつ保持され、且つ高さ方向に積み重ねられた状態で収納される。
【0021】
図1および図2に示すように、前記ノーズ部10aに設けられた挿入口15と前記ストック部3との間にはディスクの搬入および搬出を行うディスク搬送部5が設けられている。このディスク搬送部5の構成として、ベース2上には、第1の移動部材6と第2の移動部材7が幅方向(X1−X2方向)へ移動可能に設けられている。第1の移動部材6にはラック6aが形成され、第2の移動部材7には前記ラック6aと対向するラック(図示せず)が設けられている。前記ベース2上には、図2に示す設定モータMによって回転駆動される連結歯車8が、間隔設定手段として設けられており、この連結歯車8が前記第1の移動部材6のラック6aと、第2の移動部材7のラックの双方に噛み合っている。設定モータMによって前記連結歯車8が回転させられると、前記第1の移動部材6と第2の移動部材7が同期して、互いに接近する方向および離れる方向へ移動する。
【0022】
前記第2の移動部材7には、ディスク導入・排出方向である図示Y1−Y2方向に延びる案内部材(案内手段)11が設けられている。前記案内部材11の対向側(図示X1側)の面には、図示Y方向に延びる案内用のガイド溝11aが形成されている。図3に示すように、前記ガイド溝11aの断面形状は、図示X1側の開口端側が広くX2側が狭いV字形状である。
【0023】
案内部材11の排出側(Y2側)の端部には、検知アーム(検知部材)12が設けられている。前記検知アーム12は、軸13を中心に図2において時計回りおよび反時計回りに回転できるように支持されており、且つ図示しない付勢部材により反時計回り方向に付勢されている。
【0024】
また検知アーム12には、案内部材11の排出側の端部に位置する検知片12aが折り曲げ形成されている。案内部材11のガイド溝11a内に挿入されて移動するディスクDの外周縁によって前記検知片12aが、外側(X2方向)へ押されると、検知アーム12が時計回り方向に回動する。
【0025】
前記検知アーム12の他端には、紙面下方に折り曲げられた押圧片12bが形成されており、この押圧片12bが、挿入検知スイッチ14のアクチュエータに対向している。そして、検知アーム12が時計回り方向に回動させられると、前記押圧片12bによって前記挿入検知スイッチ14がON状態に切り換えられる。
【0026】
また、検知アーム12が反時計回り方向に回動し、前記検知片12aが、案内部材11のガイド溝11aの排出側(Y2側)端部を覆っている状態のときには、前記押圧片12bが挿入検知スイッチ14のアクチュエータから離れ、挿入検知スイッチ14がOFF状態に切り換えられる。
【0027】
前記第1の移動部材6の表面には、ディスクDの挿入方向(Y方向)に並ぶ第1ないし第4の搬送ローラ21,22,23,24からなる搬送手段20が、前記案内部材11に対向して設けられている。図3に示すように、前記第1ないし第4の搬送ローラ21,22,23,24は、上下に中心から外周側に向けて肉厚が徐々に薄くなるフランジが形成されており、ディスクDの縁部は前記フランジ間のV溝内で保持される。
【0028】
装置内には搬送モータ(図示せず)が設けられており、この搬送モータの動力が減速ギヤ群により減速され、且つ伝達ギヤ25,26,27などを介して各搬送ローラ21,22,23,24に伝達され、第1ないし第4の搬送ローラ21,22,23,24が全て同一方向に回転駆動される。前記第1ないし第4の搬送ローラ21,22,23,24が時計回りに回転すると、ディスクDが装置奥部方向(Y1方向)へ搬入され、反時計回りに回転動作すると、ディスクDが外部方向(Y2方向)へ搬出される。
【0029】
図1に示すように、前記第1の移動部材6には、支持軸を支点として、一定の角度範囲で回動可能な回動アーム28が設けられ、前記第1の搬送ローラ21はこの回動アーム28の先部に支持されている。また、回動アーム28は、引張りコイルスプリングなどの付勢部材によって常に時計回り方向に付勢されている。そして、前記第1の移動部材6上には、前記回動アーム28が反時計方向へ所定角度回動したときにON状態となる挿入検知スイッチ29(図2参照)が設けられている。
【0030】
この実施の形態では、前記挿入検知スイッチ14と挿入検知スイッチ29とが挿入検知手段として機能している。
【0031】
前記ベース2には、前記第2の移動部材7のX方向の移動位置を検出するリニアポジションセンサ(図示せず)が設けられている。このリニアポジションセンサは例えば直線可変抵抗器であり、その直線的に変化する抵抗値によって、前記第2の移動部材7の位置を検出でき、その結果、案内部材11と搬送手段20との対向間隔Wxを検出可能となっている。
【0032】
図2に示すように、前記案内部材11には、第1の検知スイッチ31と第2の検知スイッチ32が設けられている。この第1の検知スイッチ31と第2の検知スイッチ32は、ディスクがクランプ位置へ移動したことを検知するクランプ位置検知手段として機能している。前記第1の検知スイッチ31と第2の検知スイッチ32のそれぞれのアクチュエータは、前記案内部材11のガイド溝11a内に現れている。前記ガイド溝11a内を移動するディスクDの縁部で前記アクチュエータが押圧されると、第1の検知スイッチ31または第2の検知スイッチ32がON状態に動作する。
【0033】
図5に示すように、前記ベース2には、押圧部材81がY1−Y2方向へ摺動自在に支持されている。またベース2には、駆動アーム82が軸83によって回動自在に支持されている。駆動アーム82の一端には連結ピン84が固定されており、前記押圧部材81においてY方向へ向けて形成されている長穴81aに前記連結ピン84が挿入されている。また、前記押圧部材81と前記駆動アーム82は、引っ張りコイルばねである連結ばね85によって連結されている。
【0034】
前記駆動アーム82の他端にも連結ピン86が固定されており、この連結ピン86は、前記第2の移動部材7においてY方向へ向けて形成された長穴7a内に挿入されている。
【0035】
図6に示すように、前記ノーズ部10aの挿入口15内には、挿入阻止部材として機能するドア87が設けられている。このドア87の上部には支持軸87a,87aが一体に形成されており、この支持軸87a,87aが前記ノーズ部10aに支持されている。そして、図6に示すように、ドア87は挿入口15を閉鎖する閉鎖姿勢と、装置外方へ向けて回動して挿入口15へのディスクの挿入を許容する開放姿勢との間で回動できるようになっている。また、前記ドア87はトーションばねなどの弾性力によって常に閉鎖姿勢へ向けて付勢されている。そして前記押圧部材81は、前記ドア87の内側に対向している。
【0036】
図5では、第2の移動部材7およびこれに支持された案内部材11がX2方向へ移動している状態を示している。このとき第2の移動部材7によって駆動アーム82が時計方向へ回動させられており、押圧部材81がY1方向へ移動させられて、押圧部材81がドア87から離れている。第2の移動部材7および案内部材11がX1方向へ移動させられると、駆動アーム82が反時計方向へ駆動され、この駆動アーム82によって、押圧部材81がY2方向へ突出させられる。そして、図6において破線で示すように、前記ドア87が前記押圧部材81で押されて開放姿勢へ回動する。
【0037】
図6に示すように、ノーズ部10aには確認検知手段として機能するドアスイッチ88が設けられており、ドア87が閉鎖姿勢となったときに、前記ドアスイッチ88がONに切り替えられる。
【0038】
前記ストック部3には、前記案内部材11と搬送手段20とで挟持されて搬入される直径12cmの大径ディスクの前方の外周縁を保持するディスクホルダ41が設けられている。このディスクホルダ41はディスクの厚み方向に複数個(図の実施の形態では6個)設けられており、上下に重ねられた状態である。前記のように図7に示す操作釦群17のそれぞれの番号を付した操作釦は、前記6個のディスクホルダ41のそれぞれと対応している。
【0039】
前記ベース2上には、複数本の案内支柱42が垂直に設置されて回転自在に支持されている。全ての案内支柱42の基端部には小歯車43が一体に形成されており、ベース2上には全ての前記小歯車43と噛み合うリング状歯車44が設けられている。前記リング状歯車44が図示しない選択モータで駆動されることにより、全ての案内支柱42は全て同期して回転駆動される。
【0040】
全ての案内支柱42の外周にはスクリュー溝42aが形成されている。このスクリュー溝42aは、案内支柱42の上部と下部においてピッチが密であり、中間部分でピッチが疎となっている。前記ディスクホルダ41には、前記案内支柱42のスクリュー溝42aと噛み合う突起が設けられている。前記案内支柱42が回転すると、それぞれのディスクホルダ41が前記スクリュー溝42aによって上下に移動させられる。
【0041】
前記のようにスクリュー溝42aは、案内支柱42の上部と下部においてピッチが密であるため、ディスクホルダ41は上部と下部で密に重なるようにストックされる。またスクリュー溝42aは案内支柱42の中間部分でピッチが疎となっているため、案内支柱42の中間部分では、いずれか1つのディスクホルダ41が、上下に隣接する他のディスクホルダと離れた状態で上下に移動することができる。ディスクホルダ41の上下への移動動作によって、いずれかのディスクホルダ41が選択され、図1に示すように、選択されたディスクホルダ41が、前記案内部材11および搬送手段20と同じ高さ位置の選択位置41Aへ移動して停止する。
【0042】
前記ベース2上には駆動ユニット50が設けられている。図3に示すように、この駆動ユニット50は、ドライブシャーシ51とクランプシャーシ52を有しており、ドライブシャーシ51とクランプシャーシ52は互いに平行な状態で組み合わされており、ドライブシャーシ51とクランプシャーシ52は相対的に接近し離反する方向へ動作可能となっている。前記案内部材11と前記搬送手段20によるディスクDの搬送経路の下側に前記ドライブシャーシ51が位置し、上側に前記クランプシャーシ52が位置している。
【0043】
前記ドライブシャーシ51には、下側にスピンドルモータ53が設けられ、上側には前記スピンドルモータ53で回転駆動されるターンテーブル54が設けられている。この実施の形態では、前記ターンテーブル54が回転駆動手段である。また、ドライブシャーシ51の下には光ヘッド55が設けられている。光ヘッド55は、ドライブシャーシ51に形成された切欠きを介して、ターンテーブル54にクランプされたディスクDの記録面に対向しており、またドライブシャーシ51においてディスクの記録面に沿う方向へ移動するようになっている。
【0044】
一方、クランプシャーシ52には、クランパ56が回転自在に支持されており、前記クランパ56は板ばね57によって下方向へ付勢されている。
【0045】
前記ドライブシャーシ51には、クランプ駆動手段からの切換え動力が伝達されるようになっており、このクランプ駆動手段により、ドライブシャーシ51がクランプシャーシ52に接近する方向と離れる方向へ昇降駆動される。ドライブシャーシ51が下降すると、ターンテーブル54とクランパ56との間にディスクDが移動する隙間が形成される。またドライブシャーシ51が上昇すると、ターンテーブル54とクランパ56が接近し、このとき、クランパ56は、板ばね57の力でディスクを挟んでターンテーブル54に弾圧させられる。
【0046】
前記クランプ駆動手段の構造の一例としては、前記駆動ユニット50をY1−Y2方向へ移動させる移動ベース(図示せず)に、Y1−Y2方向へ移動するスライド部材が設けられ、このスライド部材に形成されたガイド溝に前記ドライブシャーシ51が支持されている。そして、スライド部材が一方向へ移動させられると、前記ガイド溝によってドライブシャーシ51が下降させられ、スライド部材が他方向へ移動させられると、前記ガイド溝によってドライブシャーシ51が上昇させられる。また、前記スライド部材は、前記移動ベース上に設けられたモータによりY1−Y2方向へ移動させられ、あるいはベース2に設けられたモータの動力が前記移動ベース上のスライド部材に伝達されて、前記スライド部材が前記のように動作させられる。
【0047】
図4に示すように、筐体10の内部には、前記駆動ユニット50を支持する支持シャーシ65が設けられている。前記駆動ユニット50のドライブシャーシ51を支持している前記移動ベースは、前記支持シャーシ65の上面においてY1−Y2方向へ移動可能に支持されている。また図示しないモータの動力によって、前記駆動ユニット50は、支持シャーシ65上においてY1−Y2方向へ移動させられる。
【0048】
図2と図4は、駆動ユニット50が駆動位置へ移動した状態を示している。ディスクDは図2と図4に示す駆動位置に停止している駆動ユニット50によってクランプされ回転駆動される。また、前記ストック部3のディスクホルダ41を上下に移動させて、いずれかのディスクを選択する動作を行うときには、図4において破線で示すように、前記駆動ユニット50が挿入口15側(Y2側)へ退避移動して、ディスクホルダ41とともに昇降するディスクDが前記駆動ユニット50に当たらないようになる。
【0049】
図4に示すように、前記支持シャーシ65は、筐体10内において、ダンパー66で支えられ、コイルばね67で吊り下げられている。前記ダンパー66はゴムの袋体の内部にエアーやオイルなどの流体が封入されているものである。
【0050】
前記支持シャーシ65の側面にはピン68,68が固定されている。一方、筐体10側にはY1−Y2方向へ移動するロック部材69が設けられており、前記ピン68,68は、ロック部材69に形成されたロック穴70,70内に挿入されている。このロック穴70,70は、Y2側において幅寸法が狭くなるロック部70a,70aを有している。
【0051】
図4に示すように、駆動ユニット50が駆動位置へ移動し、挿入口15から挿入されたディスクがターンテーブル54とクランパ56との間に供給されるとき、および選択位置41Aのディスクホルダ41からディスクDが引出されて、前記ターンテーブル54とクランパ56との間に供給されるときには、図4に示すように、ロック部材69がY1方向へ移動して前記ロック部70a,70a内にピン68,68が保持されて、支持シャーシ65がロックされた状態である。
【0052】
また、ターンテーブル54が上昇して、ターンテーブル54とクランパ56とでディスクDの中心穴をクランプ可能な状態となるときには、これと同時にロック部材69がY2方向へ移動して、ロック穴70,70のロック部70a,70aがピン68,68から離れ、支持シャーシ65のロックが解除される。このとき、支持シャーシ65および駆動ユニット50は、前記ダンパー66,66およびコイルばね67によって、筐体10内において弾性的に支持された状態となる。
【0053】
前記第1の移動部材6と第2の移動部材7を移動させてその対向間隔Wxを設定する設定モータMはモータドライバ63により駆動されるが、このモータドライバ63は主制御装置61により制御される。その他装置内の全てのモータは前記主制御装置61により制御される。また各種プログラムはメモリ62に格納されている。
【0054】
また、第2の移動部材7の移動位置を検知するリニアポジションセンサからの検知出力も、前記主制御装置61に与えられる。また案内部材11に設けられている第1の検知スイッチ31と第2の検知スイッチ32の検知出力も前記主制御装置61に与えられる。さらに、ドアスイッチ88の出力も主制御装置61に与えられる。
【0055】
次に、上記ディスク装置の動作を説明する。
図9は、ディスクが挿入されて駆動ユニット50のターンテーブル54で保持されるまでの制御動作を示すフローチャートである。なおこの明細書ではフローチャートの各ステップを「ST」と表示する。
【0056】
このディスク装置が停止しているホームポジションでは、駆動ユニット50が支持シャーシ65上にてY1側へ移動しており、駆動ユニット50が、図2と図4において一点鎖線で示す駆動位置にある。そして、駆動ユニット50内のドライブシャーシ51が上昇し、ターンテーブル54がクランパ56に圧接されている。また、図4に示すロック部材69がY2方向へ移動し、ロック穴70,70のロック部70a,70aがピン68,68から外れて、支持シャーシ65のロックが解除されており、支持シャーシ65およびこれに支持されている駆動ユニット50がダンパー66,66およびコイルばね67で弾性的に支持された状態にある。
【0057】
前記ホームポジションでは、第1の移動部材6がX1方向へ移動し、第2の移動部材7がX2方向へ移動して、案内部材11と搬送手段20との対向間隔Wxが、直径12cmの大径ディスクよりもさらに大きい寸法に設定されている。したがって、図5に示すように、第2の移動部材7によって駆動アーム82が時計方向へ回動させられ、押圧部材81がY1方向へ退行させられて押圧部材81がドア87から離れ、ドア87は閉鎖姿勢となっている。
【0058】
ディスクを挿入するときには、図7に示す操作釦群17のいずれかの操作釦を押す(ST1)。これによりST2においてディスク挿入待機モードが設定される。このディスク挿入待機モードへの移行動作を説明する。
【0059】
まず、操作した釦の番号に対応するディスクホルダ41がストック部3内で選択される。この選択動作では、駆動ユニット50がY2方向へ移動して図4にて破線で示す待機位置へ移動する。そして前記リング状歯車44が回転し、ストック部3内のディスクホルダ41が上下に移動して、選択されたディスクホルダ41が選択位置41Aへ移動して停止する。
【0060】
そして、駆動ユニット50が図2と図4に示す駆動位置へ移動し、さらに、第1の移動部材6と第2の移動部材7が接近して、前記案内部材11と搬送手段20の対向間隔Wxが小径ディスクの直径(8cm)よりも狭く設定される。そして、搬送手段20の各搬送ローラ21,22,23,24がディスクを搬入できる方向へ回転し始める。このとき、前記案内部材11を支持している第2の移動部材7がX1方向へ移動するため、図5の駆動アーム82が反時計方向へ回動して、押圧部材81がY2方向へ移動させられ、この押圧部材81によってドア87が装置外方へ押されて、ドア87は装置外方へ回動して開放姿勢となり、挿入口15が開口する。この状態は図8(A)にも示している。
【0061】
さらに、クランプ駆動手段によってドライブシャーシ51が下降させられて、ターンテーブル54とクランパ56とが離れ、その対向間隔内にディスクを導けるようになる。さらに図4に示すように、ロック部材69がY1方向へ移動し、ピン68,68がロック穴70,70のロック部70a,70a内に保持されて、支持シャーシ65がロックされた状態となる。
【0062】
以上がST2でのディスク挿入待機モードの設定である。
そしてST3において前記挿入検知スイッチ14と29の動作状態を監視する。挿入口15から挿入されたディスクの外周縁によって、検知アーム12と回動アーム28のいずれか一方が外方へ押し広げられて、挿入検知スイッチ14と29のいずれか一方がONになったとき、主制御装置61では、ディスクが挿入されたものと判断する。
【0063】
ディスクが挿入されたことが判断されると、設定モータMが駆動されて、第1の移動部材6と第2の移動部材7が互いに離れる方向へ移動し始める。このときまず、案内部材11と搬送手段20の対向間隔Wxが、直径8cmの小径ディスクを挟持して搬送できる寸法に向けて広げられる。前記対向間隔Wxの設定は、第2の移動部材7の移動位置を前記リニアポジションセンサで検出することにより制御される。
【0064】
このときに設定すべき対向間隔Wxは、直径8cmの小径ディスクによって、検知アーム12と回動アーム28のいずれか一方のみが外方へ押し広げられて、2つの挿入検知スイッチ14と29のいずれか一方のみがONになるが、両方が同時にONにならない寸法である。
【0065】
この対向間隔Wxの設定のために、ST3において、挿入検知スイッチ14と29の双方が同時にONにならず、一方の挿入検知スイッチのみがONの状態が継続していると判断できたら、ST4において、リニアポジションセンサの出力を監視する。ここで、前記対向間隔Wxが直径8cmの小径ディスクを挟持する位置よりも開いていないと判断できた場合、一方の挿入検知スイッチのみがONであるから、ST5では、前記対向間隔Wxが小径ディスクを挟持できる寸法に設定されていると判断する。
【0066】
また、ST4において前記対向間隔Wxが開きすぎていると判断したら、ST6において、第1の移動部材6と第2の移動部材7を動作させて、案内部材11と搬送手段20の対向間隔Wxを徐々に閉じて、これを前記対向間隔Wxが小径ディスクを挟持する寸法となるまで継続する。
【0067】
また、挿入口15から挿入されたのが直径が12cmの大径ディスクであると、搬送手段20の搬送ローラによってディスクが引き込まれた直後に、ディスクの外周縁によって検知アーム12と回動アーム28が同時に外方へ押し広げられるために、2つの挿入検知スイッチ14,29が一緒にONになる。
【0068】
よって、ST3において挿入検知スイッチ14と挿入検知スイッチ29の双方が共にONでありこれが継続していると判断したときには、前記リニアポジションセンサを監視しながら第1の移動部材6と第2の移動部材7との間隔を広げ、案内部材11と搬送手段20との対向間隔Wxを大径ディスクを挟持できる寸法に設定する動作を行う。
【0069】
この設定動作では、ST7において前記対向間隔Wxが小径ディスクを挟持する寸法よりも開いているか否か判断する。小径ディスクを保持する寸法よりも開いていないと判断したときには、ST5に移行し、さらに挿入検知スイッチ14と29の出力を監視し、両挿入検知スイッチが共にONの場合には、さらに前記対向間隔Wxを広げる動作を行う。
【0070】
ST7において、前記対向間隔Wxが小径ディスクを保持できる寸法よりも開いていると判断したら、ST8において、前記対向間隔Wxが、小径ディスクを挟持する間隔と大径ディスクを挟持する間隔との中間位置よりも開いているか否かをリニアポジションセンサの出力で監視する。
【0071】
ST8で開いていると判断したら、ST9において、前記対向間隔Wxが、大径ディスクを挟持できる寸法に設定されたものと判断する。ST8でそこまで開いていないと判断したら、ST10に移行して、前記対向間隔Wxを徐々に広げる動作を行い、これを対向間隔Wxが大径ディスクを挟持できる寸法となるまで継続する。
【0072】
ここで、ST11においてタイマーによる計測が起動する。挿入口15から挿入された小径ディスクまたは大径ディスクが搬送手段20で駆動ユニット50に向けて搬送されているときには、ST11にて計測が開始されてから所定時間(例えば500ms)内に、第1の検知スイッチ31と第2の検知スイッチ32のいずれかがONになるはずであり、通常は第1の検知スイッチ31がONになる。
【0073】
よって、ST12において第1の検知スイッチ31と第2の検知スイッチ32のいずれかがONになったら、ST13においてディスククランプ動作に移行し、駆動ユニット50内で、ドライブシャーシ51が上昇させられる。このとき小径ディスクまたは大径ディスクには搬送手段20からY1方向への移送力が与えられているため、ディスクの中心穴D1がターンテーブル54の位置決め凸部54aに嵌合し、さらに板ばね57の力でクランパ56が押し付けられて、ディスクのクランプが完了する。ディスクのクランプが完了すると、第1の検知スイッチ31と第2の検知スイッチ32が共にONになるため、これを確認することによって、ST14において、ディスクがターンテーブル54上に正常にクランプされたと判断する。
【0074】
ディスクのクランプの完了が認識されると、案内部材11と搬送手段20の対向間隔Wxが最も広い位置に設定されて、案内部材11と搬送手段20がディスクから離れる。そして、図4に示すロック部材69によるロックが解除されて支持シャーシ65が弾性的に支持された状態となる。そしてディスクが回転駆動されて、光ヘッド55による記録または再生が行われる。
【0075】
ここで、図8(A)に示すように、挿入待機モードにおいて、案内部材11と搬送手段20との対向間隔Wxが、小径ディスクを挟持できる間隔よりも狭いときには、第2の移動部材7がX1方向へ移動しているため、前記押圧部材81がY2方向へ移動させられてドア87が開放姿勢となっている。そして、図8(B)に示すように、前記対向間隔Wxが小径ディスクを挟持できる寸法に開いたときには、図5に示す駆動アーム82によって押圧部材81がY1方向へ引き込まれ、押圧部材81がドア87から離れ、ドア87はトーションばねなどによって閉鎖姿勢へ向けて付勢される。前記対向間隔Wxが小径ディスクを挟持する間隔よりも広いときには、前記ドア87は閉鎖姿勢に向けて付勢された状態となる。
【0076】
よって、小径ディスクまたは大径ディスクが案内部材11と搬送手段20とで挟持されてY1方向へ搬送されているときには、ドア87は閉鎖姿勢へ向けて付勢されていることになる。
【0077】
図2は大径ディスクDがY1方向へ搬送されている状態を示している。図2の寸法関係から理解できるように、大径ディスクDがY2方向へ搬送され始め、ディスクの中心が検知アーム12と搬送ローラ21を通過した後に、大径ディスクDの外周縁が検知アーム12と搬送ローラ21から離れるため、大径ディスクDがY1方向へ送られていく過程で前記挿入検知スイッチ14と29は共にOFFになる。
【0078】
しかし、大径ディスクDの中心穴D1がターンテーブル54にクランプされる直前まで、大径ディスクDの後端は挿入口15から装置外方へ突出している。この突出状態では、閉鎖姿勢へ付勢されているドア87がディスクの上面に当たって閉鎖姿勢まで回動することができず、よってドアスイッチ88はOFFのままである。そして、大径ディスクDの中心穴D1がターンテーブル54にクランプされる直前にディスクがドア87から離れてドア87が閉鎖姿勢になりドアスイッチ88がONに切り替えられる。
【0079】
図8に示すように、小径ディスクDsが搬送されていくときも同じである。図8(B)は案内部材11と搬送手段20との対向間隔Wxが小径ディスクを挟持できる寸法に設定されてディスクが搬入されていく過程を示している。このときもディスクの中心が検知アーム12と搬送ローラ21よりも少し装置内へ移動した時点で、挿入検知スイッチ14と29は共にOFFになる。図8(C)は小径ディスクDsの中心穴D1がターンテーブル54にクランプされる位置へ至ったことを示しているが、図8(C)よりも少し前まで、小径ディスクDsの後端が挿入口15から外方へ突出しており、よってドア87はディスクに当たって閉鎖姿勢へ回動できず、ドアスイッチ88はOFFの状態を継続する。
【0080】
そこで、前記第1の検知スイッチ31と第2の検知スイッチ32のいずれもがONにならない段階で、前記挿入検知スイッチ14および29と、ドアスイッチ88を監視していれば、搬送途中のディスクが挿入口15から強制的に引き抜かれたことを検知することができる。
【0081】
以下においては、ディスクの引き抜きがあったか否かを検知する制御行程を説明する。
【0082】
前記のように、前記対向間隔Wxが小径ディスクを挟持して搬送できる寸法に設定されたとき、または前記対向間隔Wxが大径ディスクを挟持して搬送できる寸法に設定されたときに、図9のST11においてタイマーの計測が起動する。その後に、ST12において検知スイッチ31と32のいずれかがONになるか否かを監視するが、この間に検知スイッチ31と32のいずれもがONにならないときには、常に前記挿入検知スイッチ14と29およびドアスイッチ88を監視する。
【0083】
すなわち、ST21に移行して一定の挿入ガード時間内か否か判断する。この挿入ガード時間は、前記タイマーの計測起動後に、500msよりも充分に長い時間に設定されている。よって、ST12において検知スイッチ31と32のいずれもONにならないと判断されたときには、ST3に戻って前記挿入検知スイッチ14と29の動作状態を監視する。ここで、挿入検知スイッチ14と29のいずれか一方がONのときには、ディスクが搬送中であると判断する。
【0084】
前記ST3に戻ったときに、挿入検知スイッチ14と29が共にOFFであったときには、ST22に移行してドアスイッチ88の動作状態を監視する。ここで、ドアスイッチ88がOFFでありドア87が開放姿勢であると判断したときには、搬送途中のディスクにドア87が当たっている確率が高いため、ST12に移行して検知スイッチ31と32の動作状態を監視する。
【0085】
前記ST22においてドアスイッチ88がONでありドア87が閉鎖姿勢であると判断したときには、ST23において、ST11でのタイマーの計測の起動後に所定時間(500ms)を経過しているか否か判断する。500msを経過していないときには、小径ディスクDsまたは大径ディスクDがターンテーブル54によるクランプ位置の直前まで搬送されており、よってドア87がディスクから外れて閉鎖姿勢となっている可能性もある。このときにはST12に戻って検知スイッチ31と32のいずれかがONになるかを監視する。
【0086】
ST23において、ST11でのタイマー計測起動後に500msを経過したと判断したときに、検知スイッチ31と32のいずれも未だにONにならず、しかも挿入検知スイッチ14と29がOFFで且つドアスイッチ88がONであることが確認されたときは、もはや装置内に搬送中のディスクが存在していることが有り得ず、案内部材11と搬送手段20とで挟持されて搬送されている途中のディスクが強制的に挿入口15から引き抜かれたものと判断する。
【0087】
このとき、ST24に移行して、ディスク装置1が挿入待機モードに設定される。すなわち第1の移動部材6と第2の移動部材7とが、間隔を狭くする方向へ移動させられて、図8(A)に示すように、案内部材11と搬送手段20との対向間隔Wxが、小径ディスクDsを挟持する寸法よりも狭くなる。したがって、押圧部材81がY2方向へ移動させられてドア87が開放姿勢となる。
【0088】
そして、その状態がST21で計測される挿入ガード時間内において継続する。したがって、前記挿入ガード時間内に引き抜かれたディスクの再度の挿入を許容できることになる。また、ST21において前記挿入ガード時間が経過したと判断されたときには、ST25に移行し、ディスク装置1がホームポジションに戻る。前記のようにこのホームポジションでは、案内部材11と搬送手段20との対向間隔Wxが最も広くなって、押圧部材81がY1方向へ移動させられてドア87は閉鎖姿勢となる。
【0089】
搬送途中のディスクが引き抜かれたときには、前記ST24に示すように、挿入ガード時間が経過するまで、挿入待機モードが設定されて、ドア87が開放姿勢となり、しかも案内部材11と搬送手段20との間隔が狭くなって、小径ディスクと大径ディスクのいずれも挿入受け入れが可能になる。したがって、ディスクを引き抜いた直後に挿入口15から再度ディスクを挿入することが可能になる。
【0090】
また、大径ディスクを搬送途中で引き抜いて、その直後に小径ディスクを挿入しても、その時点で、案内部材11と搬送手段20との対向間隔Wxが小径ディスクの直径よりも狭くなっているため、この小径ディスクは、案内部材11と搬送手段20とで挟持されて搬入できるようになる。ここで、大径ディスクが引き抜かれたときに、案内部材11と搬送手段20との対向間隔Wxが大径ディスクの挟持間隔で停止してしまうと、次に小径ディスクを挿入したときに、案内部材11と搬送手段20とで小径ディスクを挟持することができず、小径ディスクが装置内に脱落することが有り得るが、この実施の形態では、小径ディスクを挿入する時点で、案内部材11と搬送手段20との対向間隔Wxが狭くなっているので、このような脱落が生じることがない。
【0091】
小径ディスクまたは大径ディスクがターンテーブル54にクランプされると、スピンドルモータ53の駆動力によってディスクが回転駆動される。そして、光ヘッド55により再生または記録動作が行われる。ここで、図7に示す操作釦群18の「STOP」釦が押されると、ディスクの回転駆動が停止され、「PLAY」釦が押されると回転駆動が再開される。
【0092】
再生や記録を終了した後、ターンテーブル54にクランプされているのが小径ディスクの場合には、この小径ディスクはストック部3に移送されることがなく、「EJECT」釦の操作を待つ。「EJECT」釦が押されると、案内部材11と搬送手段20との対向間隔Wxが狭くなって、案内部材11と搬送手段20とで小径ディスクが挟持される。そしてディスクのクランプが解除され、搬送手段20の各搬送ローラが回転して、小径ディスクは、搬送手段20の送り力を受けて案内部材11に沿って転がるようにしてY2方向へ搬出される。
【0093】
その後に、挿入検知スイッチ14と29のいずれか一方がONになり、その後にOFFになった時点で、搬送手段20を停止させる。このとき小径ディスクまたは大径ディスクは、その一部が挿入口15から突出した状態でディスクが停止するため、ディスクによってドア87が外側へ開かれた状態になり、ドアスイッチ88はOFFになる。
【0094】
その後は、前記ドアスイッチ88を監視し、ドアスイッチ88がONになってドア88が閉鎖され、さらに挿入検知スイッチ14と29のいずれもがOFFのままであったら、ディスクが引き抜かれたものと判断し、ディスク装置1はホームポジションに復帰する。また、挿入口15で停止しているディスクが再度押し込まれると、前記検知スイッチ14と29のいずれかがONになる。このとき搬送手段20が搬入方向へ動作して、ディスクが再度駆動ユニット50に向けて、送り込まれターンテーブル54でクランプされる。
【0095】
また、ターンテーブル54にクランプされているのが大径ディスクの場合には、再生や記録動作が終了すると、そのままストック部3へ移送する動作が行われる。まず、設定モータMが始動して第1の移動部材6と第2の移動部材7が接近し、案内部材11と搬送手段20の対向間隔Wxが狭められて、大径ディスクDが前記案内部材11と搬送手段20とで挟持される。また、駆動ユニット50のドライブシャーシ51が下降してターンテーブル54とクランパ56でのディスクのクランプが解除される。さらに、搬送手段20が搬入方向へ始動し、案内部材11および搬送手段20と同じ高さの選択位置41Aにあるディスクホルダ41に向けてディスクが送り込まれ、ディスクがディスクホルダ41に保持される。その後に第1の移動部材6と第2の移動部材7が離れるように動作し、案内部材11と搬送手段20の対向間隔Wxが広げられて、案内部材11と搬送手段20が、ディスクホルダ41に保持されたディスクに当たらない位置に移動する。
【0096】
次に、ストック部3内の大径ディスクを選択して駆動するときには、図7に示す操作釦群のいずれかの操作釦を操作してディスクホルダ41の番号を指示する。このとき、駆動ユニット50は図4にて破線で示すように挿入口15側へ移動してディスクホルダ41に保持された大径ディスクに当たらない位置に退避する。そして、前記ディスクホルダ41が上下に移動させられて、指示されたディスクホルダが選択位置41Aへ移動させられる。選択位置41Aのディスクホルダ41は、案内部材11および搬送手段20と同じ高さで停止する。
【0097】
その後に、案内部材11と搬送手段20との対向間隔Wxが狭められて、ディスクホルダ41で保持されているディスクDが案内部材11と搬送手段20とで挟持される。また、それまで退避していた駆動ユニット50がY1方向へ移動させられ、図2にて一点破線で示す駆動位置に至って停止する。そして、搬送ローラ21,22,23,24が反時計方向へ始動し、ディスクがディスクホルダ41からY2方向へ引き出されて、駆動ユニット50内でディスクがクランプされる。
【0098】
また、ストック部3内のいずれかのディスクを排出するときには、図7に示す操作釦群17のいずれかの操作釦を操作してディスクホルダ41の番号を指示するとともに、操作釦群18の「EJECT」釦を操作する。この操作により、前述のディスクホルダの選択動作が行われ、指示されたディスクホルダ41が選択位置41Aへ移動させられると、案内部材11と搬送手段20とでディスクホルダ内のディスクが挟持され、搬送手段20の搬送力により、挿入口15へ排出される。
【0099】
なお、このディスク装置1では、いずれかのディスクホルダ41が必ず選択位置41Aに位置している。また、いずれかのディスクホルダ41が選択位置41Aにあるとき、そのディスクホルダ41に保持されていた大径ディスクは、ディスクホルダ41から引出されて駆動位置にある駆動ユニット50のターンテーブル54にクランプされた状態となっている。通常のホームポジションは、この状態に設定されている。
【0100】
そして、図7に示す操作釦群17はインジケータ機能を有しており、例えばディスクを保持しているディスクホルダ41に対応する番号の操作釦がバックライトで照明されるなどして点灯しており、空のディスクホルダ41の番号に対応する操作釦は点灯されていない。よって、大径ディスクまたは小径ディスクを挿入するときは、点灯していない操作釦を操作することにより行われる。このとき前記選択動作において空のディスクホルダ41が選択位置41Aへ移動させられ、その後にディスク待機モードが設定され、ドア87が開放姿勢となってディスクの挿入を受け付けることができるようになる。
【0101】
また大径ディスクがターンテーブル54にクランプされていたときに、前記点灯していない操作釦が操作されると、ターンテーブル54にクランプされていたディスクが、選択位置41Aにある空のディスクホルダ41に供給されて収納される。そして前記の選択動作が行われ、操作された操作釦の番号に対応する空のディスクホルダ41が選択位置41Aへ移動し、この選択動作が完了した後に、前記挿入待機モードが設定されてディスクの挿入が可能となる。
【0102】
ただし、ターンテーブル54にクランプされているのが小径ディスクの場合、この小径ディスクはストック部3のディスクホルダ41に保持させることができない寸法である。よって、小径ディスクがクランプされているときに、前記点灯していない操作釦が操作されたときは、図10のフローチャートに基づいて、制御される。
【0103】
図10のST31は、小径ディスクがターンテーブル54にクランプされて、再生や記録動作が行われているステップを示している。ST32では、操作釦の操作を待ち、このときに図7に示す操作釦群18の「EJECT」釦が操作されたら、ST33に移行して小径ディスクの排出動作に移行する。そして、ST34において、小径ディスクが挿入口15から引き抜かれたと判断したら、ST35へ移行して次に動作要求を待つ。
【0104】
前記ST32において「EJECT」釦が操作されなかったら、ST36に移行して制御要求を待つ。ここで、操作釦群17のいずれかの操作釦が押されることがある。点灯している操作釦が押されると、これはストック部3内に収納されているディスクを選択して駆動ユニット50で再生または記録動作を行わせるための要求である。また、点灯していない操作釦が押されると、これは空のディスクホルダを選択して、このディスクホルダ41へ大径ディスクを供給するための要求である。
【0105】
このときに、駆動ユニット50に小径ディスクがクランプされていると、ディスクホルダ41を上下に移動させる選択動作ができなくなる。よって、この場合は直ちにST37へ移行して、駆動ユニット50にクランプされている小径ディスクを、案内部材11と搬送手段20とで挟持し、ディスクのクランプを解除し、搬送手段20を駆動して、小径ディスクを挿入口15へ搬出する。
【0106】
そして、ST38において、ドアスイッチ88および、挿入検知スイッチ14と29の動作状態を監視し、挿入口15に停止されている小径ディスクが装置の外へ引き抜かれるのを待つ。ST38において小径ディスクが引き抜かれたと判断したら、ST39へ移行してディスクホルダの選択動作に移行する。この選択動作では、前記のように、駆動ユニット50を挿入口15側へ退避させ、ディスクホルダ41を上下に移動させて、選択されたディスクホルダ41を選択位置41Aに停止させる。
【0107】
そして、選択後の動作に移行する。この動作は、図10のST39の欄に記載されているように、選択位置41Aに停止したディスクホルダ41から大径ディスクを排出する動作、前記ディスクホルダ41から大径ディスクを引出して駆動ユニット50にクランプして再生または記録する動作、または空のディスクホルダ41が選択されたときの、このディスクホルダ41への大径ディスクの供給動作である。
【0108】
そして、ST35へ移行させてその後の動作要求を待つ。
なお、前記実施の形態では、挿入阻止部材として挿入口全体を閉鎖できるドア87が用いられているが、この挿入阻止部材は挿入口15からディスク搬送部5へのディスクの通過を阻止できるものであればどのようなものであってもよく、例えば、挿入口15とディスク搬送部5との間に、ピンや板材などが移動して閉鎖姿勢となるものであってもよい。
【0109】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、挿入口から挿入されたディスクが装置内に搬入されている途中でディスクが引き抜かれたら、その後に直ちに挿入阻止部材が開放姿勢となって、ディスクの挿入を受け付けるモードに移行するため、引き抜き後に直ちにディスクを挿入することができる。
【0110】
また案内手段と搬送手段とでディスクを挟持する構造の場合に、ディスク引き抜き後に、前記案内部材と搬送手段がディスクを挟持できる状態となるため、その後に小径ディスクと大径ディスクのいずれが挿入された場合であっても、これを搬入させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明のディスク装置の主要部を示す斜視図、
【図2】前記ディスク装置に大径ディスクが搬入されている状態を示す平面図、
【図3】図2のIII−III線の断面図、
【図4】ディスク装置の内部構造を示す側面図、
【図5】押圧部材の駆動構造を示す平面図、
【図6】挿入阻止部材の一例としてドアの構造を示す断面図、
【図7】ノーズ部の正面図、
【図8】(A)(B)(C)はディスク装置に小径ディスクが搬入される状態を示す平面図、
【図9】ディスクの挿入動作、およびディスクの引き抜きがあったときの制御を示すフローチャート、
【図10】小径ディスクを排出するときの制御動作を示すフローチャート、
【符号の説明】
1 ディスク装置
3 ストック部
5 ディスク搬送部
6 第1の移動部材
7 第2の移動部材
8 連結歯車(間隔設定手段)
10 筐体
10a ノーズ部
11 案内部材(案内手段)
11a ガイド溝
14,29 挿入検知スイッチ(挿入検知手段)
15 挿入口
17,18 操作釦群
20 搬送手段
21,22,23,24 搬送ローラ
31 第1の検知スイッチ(クランプ位置検知手段)
32 第2の検知スイッチ(クランプ位置検知手段)
61 主制御装置
62 メモリ
D 大径ディスク
D1 中心穴
Ds 小径ディスク

Claims (3)

  1. ディスクがクランプされる回転駆動手段と、挿入口から挿入されたディスクを前記回転駆動手段に向けて搬送する搬送手段と、
    ディスクが挿入口に挿入される前に非検知状態で、ディスクが前記挿入口から装置内に入り、そのディスクの一部分が前記挿入口から突出しているときに検知状態となり、前記検知状態となった後にディスクが前記回転駆動手段に向けて搬送されていく途中で非検知状態となる挿入検知手段と、
    前記搬送手段で搬送されるディスクが、前記回転駆動手段にクランプできる位置に移動したことを検知するクランプ位置検出手段と、
    前記挿入口から前記搬送手段へのディスクの通過を可能とする開放姿勢と、前記挿入口から前記搬送手段へのディスクの通過を阻止する閉鎖姿勢との間で動作し、且つ前記閉鎖姿勢へ向けて付勢されている挿入阻止部材、およびこの挿入阻止部材の動作状態を確認する確認検知手段と、
    前記挿入口からディスクの受け入れを待つ挿入待機モードのときに前記挿入阻止部材を前記開放姿勢に押圧し、前記搬送手段でディスクが装置内方へ向けて搬送されているときに前記挿入阻止部材の押圧を解除する押圧部材と、を有し、
    ディスクが前記回転駆動手段に向けて搬送されるときに、前記挿入検知手段が非検知状態となった後、ディスクが所定距離搬送されるまで、前記挿入阻止部材が移動中のディスクに当たって、前記挿入阻止部材が閉鎖姿勢へ移動できないようになっており、
    前記挿入検知手段が検知状態になった後の所定時間以内に前記クランプ位置検出手段がディスクを検知したら、前記回転駆動手段にディスクをクランプするクランプ動作に移行し、
    前記所定時間を経過した後に前記クランプ位置検出手段がディスクを検知せず、
    且つ前記挿入検知手段が非検知状態のときに、前記確認検知手段の動作状態を確認し、前記挿入阻止部材が閉鎖姿勢であることが前記確認検知手段で確認されたときに、ディスクが挿入口の外に引き抜かれたものと判断し、前記挿入待機モードを一定時間設定してディスクの受け入れを可能とする制御手段が設けられていることを特徴とするディスク装置。
  2. ディスクの一方の縁部を案内する案内手段と、前記案内手段に対向し前記ディスクの他方の縁部に移送力を与える搬送手段と、前記案内手段と前記搬送手段との対向間隔を可変する間隔設定手段とを有し、
    前記挿入待機モードでは、前記案内手段と前記搬送手段との対向間隔が、ディスクの直径よりも狭くなっており、前記挿入検知手段が検知状態となったときに、前記案内手段と前記搬送手段とが離れてディスクを挟持できる対向間隔に設定され、このとき前記押圧部材による挿入阻止部材の押圧が解除される請求項記載のディスク装置。
  3. 前記挿入口は、小径ディスクと大径ディスクの双方を挿入できる開口幅を有し、挿入口から挿入された小径ディスクと大径ディスクの種別を検知可能とされており、前記案内手段と前記搬送手段が、大径ディスクを挟持できる対向間隔と、小径ディスクを挟持できる対向間隔の双方に設定可能である請求項記載のディスク装置。
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