JP4100742B2 - ディスク装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数枚のディスクが挿入されるディスク装置に係り、特に直径の相違するディスクの挿入を可能としたディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のディスク選択式のディスク装置では、マガジン内に複数枚のディスクが収納された状態でマガジンが装置内に装填される。この種のディスク装置は、例えばCDやDVDなどの直径が12cmのディスクを収納できるように設計されており、シングルCDなどの直径が8cmのディスクに対しては、アダプタを使用することなどで対処している。
一方、最近では、ディスクが装置の筐体内に1枚ずつ挿入されて装置内のディスク収納部内に複数枚のディスクが収納され、装置内でいずれかのディスクが選択されて駆動されるものがある。この種のディスク装置では、装置内部に、直径12cmの大径のディスクを収納できる大きさのディスク収納部が設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、装置内部に直径が12cmのディスクの収納部が設けられたディスク装置では、直径が8cmの小径のディスクを挿入した場合に、これをディスク収納部に搬送しても、前記ディスク収納部とディスクの大きさとが相違するために、ディスク収納部に確実に収納することができない。
したがって、このディスク装置で小径のディスクの再生などを行いたくても、できないという問題が生じる。
【0004】
本発明は上記従来の課題を解決するものであり、所定の径のディスクを複数枚収納可能なもので且つ、異なる径のディスクの再生などを可能としたディスク装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ディスク搬送手段と、前記ディスク搬送手段で搬入されたディスクが複数枚収納されるディスク収納部と、前記ディスク搬送手段と、前記ディスク収納部との対向位置をディスクの並び方向へ変化させて、ディスク収納部内の空き領域を選択する選択動作を行なうディスク選択手段と、前記選択動作中はディスク収納部内のディスクと重ならない待機位置にあり、前記選択動作の完了後はディスク収納部内のディスクと重なる駆動位置へ移動して前記ディスク搬送手段と前記空き領域との間でディスクを保持するディスク駆動手段と、が設けられているディスク装置において、
前記ディスク搬送手段で搬送されるディスクの周縁部に当接して、ディスクの搬入に伴ないその搬入方向と交叉する方向で且つ互いに離れる方向へ移動する対を成す検知部材と、前記検知部材の移動量を検知するセンサと、
前記センサの検知出力に基づいて、搬入されているのが大径のディスクであるか小径のディスクであるかを判断するとともに、前記ディスク搬送手段による大径のディスクまたは小径のディスクの搬入距離を制御する制御部とを有し、
前記制御部は、搬入しているのが大径のディスクであると判断したときに、前記ディスク搬送手段を制御して、大径のディスクをディスク収納部の前記空き領域まで搬入可能とし、
搬入しているのが小径のディスクであると判断したときには、小径のディスクが前記ディスク駆動手段に装填できる位置で前記ディスク搬送手段を停止させて小径のディスクを前記ディスク駆動手段に保持させ、且つ小径のディスクを前記ディスク収納部まで搬入させないことを特徴とするものである。
【0006】
この手段では、大径のディスクが挿入されたときには、これがディスク収納部内に収納され、その後にディスク収納部内のいずれかのディスクが選択されて駆動可能となる。あるいは大径のディスクが挿入口から挿入されてディスク搬送手段で搬送されたときに、このディスクがディスク駆動手段に保持されて再生などが行なわれ、その後にディスク収納部まで搬送されて収納されてもよい。また小径のディスクが挿入されたときには、この小径のディスクをディスク収納部に収納せず、再生などの動作のみを行うものとなる。
【0007】
なお、ディスク駆動手段は、図の実施例のように、ディスク搬送手段とディスク収納部との間に位置し、または間に移動してディスクを保持しディスクを駆動するものとなる。
【0012】
また、小径のディスクが挿入されたときの制御方法としては、小径のディスクの搬送を停止した後に、制御部ではディスク駆動とディスクの排出モードの設定のみが可能とされることが可能である。
【0013】
このように設定することにより、小径ディスクがディスク駆動手段で保持されているときに、ディスク選択動作が行なわれることを阻止できる。
【0014】
また、小径のディスクの搬送を停止した後は、ディスク駆動モードに移行し、ディスク駆動の停止操作がなされたときには、ディスク駆動を停止しそのままディスクの排出モードを設定してもよい。
【0015】
あるいは、小径のディスクの搬送を停止した後に、ディスク選択操作がなされたときには、ディスクの排出モードに移行するように設定することも可能である。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1は本発明のディスク選択機能を有するディスク装置の主要部を示す斜視図、図2,図3,図4,図5,図6は前記ディスク装置を動作状態別に示す側面図である。図7は、ディスク検知装置およびディスクの搬送状態を示すディスク装置の平面図、図8(a)(b)はディスク検知動作の説明図、図9は制御動作の一例を示すフローチャートである。
図2に示すように、このディスク装置の筐体1は、いわゆる1DINサイズであり、通常は、自動車などの車両内のコンソールパネル内に埋設され、前面1aが前記コンソールパネルとほぼ同一面に現れる。この前面1aの中央よりもやや上の部分に、ディスクDを1枚ずつ挿入し且つ1枚ずつ排出するための挿入・排出口2が開口している。このディスク装置に装填される直径が12cmの大径のディスクDは、コンパクトディスク(CD)、ディジタルバーサタイルディスク(DVD)などである。また前記挿入・排出口2から直径が8cmの小径のディスクとして、例えばシングルCDなどを挿入可能である。
【0017】
前記筐体1内に機構ユニットが収納されているが、この機構ユニットでは、下部シャーシ3と上部シャーシ4とが組み合わされている。下部シャーシ3と上部シャーシ4は、金属板を折り曲げた板金加工により形成されており、下部シャーシ3と上部シャーシ4は組み立てられた状態で互いにねじなどで固定されている。
図2に示すように、前記筐体1の前面1aの内側には、シャッタ・ガイド板5が設けられている。シャッタ・ガイド板5は、下部シャーシの側板3b、3dに回動自在に支持されている。前記シャッタ・ガイド板5が垂直の向きになると、前記挿入・排出口2が内側から閉鎖される。よって、このとき挿入・排出口2から誤ってディスクDまたはDsが挿入されたり、または異物が挿入されることがない。
【0018】
前記シャッタ・ガイド板5で挿入・排出口2が閉じられるのは、図2に示す待機状態、またはディスク選択動作、図5に示すように選択されたディスクをディスク収納部Iから引き出す動作中、および図6に示すディスク駆動中である。また図3と図4に示す、ディスク挿入動作または排出動作のときに、シャッタ・ガイド板5が回動する。このとき前記挿入・排出口2が開放されるとともに、シャッタ・ガイド板5は、挿入・排出口2の内側で且つ下方において水平姿勢となり、挿入・排出口2を経て挿入され、または排出されるディスクDまたはDsを下方で案内する案内部材として機能する。
下部シャーシ3の挿入・排出口2が形成されている部分と逆側の奥部には、ディスク収納部Iが設けられている。
【0019】
ディスク収納部Iには、個々のディスクを支持するディスク支持体(支持板または支持トレイ)6が複数枚(図の例では4枚)設けられている。各支持体6の基端部は、金属板で形成された保持ブラケット7に保持されている。
前記保持ブラケット7には上部折り曲げ部7aと下部折り曲げ部7bが設けられ、この上下の折り曲げ部7aと7bとの間に、前記4個の支持体6の基端部が保持されている。上部折り曲げ部7aと下部折り曲げ部7bは、下部シャーシ3の底板3aからZ軸方向へ垂直に固定された案内軸9,9に挿通され、この案内軸9,9に沿って、保持ブラケット7がZ方向(上下)に昇降移動できるようになっている。
【0020】
図1に示すように、個々の支持体6の基端部の両側部には支持軸8が固定されている。この支持軸8が、保持ブラケット7と前記案内軸9との間に保持されており、各支持体6は、基端部の支持軸8を支点として上下に揺動(回動)できるようになっている。
図1に示すように、個々の前記支持体6の上面には、半円形状の凹部6aが形成されている。この凹部6aの内径は、ほぼ12cmまたは12cmよりもわずかに大きく形成されており、直径が12cmの大径のディスクDのみがこの凹部6a内に保持できるようになっている。支持体6の上面の基端側には一対の規制片6b,6bが一体に形成されており、前記凹部6a内に設置された大径のディスクDは、前記規制片6b,6bにより上方から規制を受け、ディスクDが凹部6aから持ち上がることがないように保持されている。
【0021】
下部シャーシ3のX1側には、ディスク選択手段IVが設けられている。このディスク選択手段IVでは、選択駆動板41が図示しない選択モータによりY1およびY2方向へ駆動される。この選択駆動板41のY1方向およびY2方向の移動力が、保持ブラケット7へZ1−Z2方向への昇降駆動力として作用し、保持ブラケット7と各支持体6がZ1−Z2方向へ昇降移動させられる。この昇降動作により、ディスク収納部Iの空き領域すなわち空の支持体6が選択され、または駆動しようとするディスクDを搭載した支持体6が選択される。
また各支持体6の両側面にはそれぞれ選択軸45が固定されて設けられている。一方、図1に示すように、上部シャーシ4には、切換駆動部Vが設けられている。この切換駆動部Vでは、上部シャーシ4に軸52により円板カム51が回転可能に支持され、且つ上部シャーシ4に設けられた切換えモータMdにより円板カム51が所定のタイミングで駆動される。
【0022】
円板カム51には複数のカム溝が形成されており、そのカム溝のひとつにフォロワーピン55が挿入されている。このフォロワーピン55が固定されている切換えアーム53は軸54により上部シャーシ4に回動自在に支持されている。また上部シャーシ4には第1の切換え板57がX1−X2方向へ摺動自在に支持されており、この切換え板57に前記切換えアーム53に設けられた連結ピン56が連結されている。よって、円板カム51が回転すると、カム溝の形状に従って切換えアーム53が回動し、第1の切換え板57がX1−X2方向へ駆動される。
【0023】
第1の切換え板57には一対の選択部材58,58が設けられ、この選択部材58,58にはいずれかの支持体6の選択軸45とその上下の選択軸45とを分ける分岐溝58aが形成されている。前記選択手段IVの選択駆動板41の動作で保持ブラケット7が昇降し、所定の支持体6が選択されると、選択部材58,58がX1方向へ移動し、前記分岐溝58aにより図3以下に示すように、選択された支持体6の上下の支持体6、6が上下に回動させられる。
下部シャーシ3には、ディスク駆動手段としてディスク駆動ユニットIIが設けられている。
【0024】
このディスク駆動ユニットIIでは、図1に示すように、幅方向(Y方向)に延びる駆動シャーシ11が設けられ、この駆動シャーシ11には、図2に示すように、ターンテーブル12と、このターンテーブル12を回転駆動するスピンドルモータMsとが搭載されている。また図1に示すように、駆動シャーシ11には、光ヘッド13が設けられ、この光ヘッド13は、駆動シャーシ11に搭載されたスレッドモータMhによりディスクDの搬送方向と直交する方向(Y方向)ヘ移動させられる。
光ヘッド13には、ディスクDの記録面に対向する対物レンズ13aが設けられ、また光ヘッド13内には、読取り光を発する発光素子、ディスクからの戻り光を受光する受光素子、および光学部品が収納されている。
【0025】
駆動シャーシ11の上方には、支持枠14が設けられ、この支持枠14内にクランプ支持体15が上下動可能に支持されており、このクランプ支持体15にクランパ16が回転自在に支持されている(図2参照)。
前記ディスク駆動ユニットIIは、移動ベース17に搭載されている。図1に示すように移動ベース17の両側部には、左右一対ずつの摺動軸18,18が固定されている。下部シャーシ3の一方の側板3bには、X方向に延びるガイド長穴3c,3cが形成されており、前記摺動軸18,18がこのガイド長穴3c,3cに案内されている。下部シャーシ3の他方の側板3dにも同様にしてガイド長穴3c,3cが形成されており、移動ベース17は、Y方向の両側部が、それぞれ側板3bと3dに形成されたガイド長穴3c,3cに案内されている。この案内機構により、移動ベース17およびディスク駆動ユニットIIは、X1−X2方向へ移動自在とされている。
【0026】
図1に示すように、前記切換駆動部Vでは、円板カム51の回転のタイミングによりX1−X2方向へ駆動される第2の切換え板72が設けられている。この第2の切換え板72に形成された駆動溝72aが、移動ベース17に固定された駆動係合ピン73に係合している。よって円板カム51の回転により第2の切換え板72がX1−X2方向へ駆動されると、この切換え板72に係合している前記移動ベース17およびディスク駆動ユニットIIがX1−X2方向へ駆動される。
前記移動ベース17およびディスク駆動ユニットIIの移動ポジションは、図2に示すように、挿入・排出口2側へ最も寄った待機位置▲1▼、および図3ないし図6に示すように、前記待機位置▲1▼よりも装置奥側へ移動した駆動位置▲2▼の2箇所であり、この間を往復移動する。
【0027】
図7に示すように、前記ディスク駆動ユニットIIには、ディスクの直径を検知する検知手段VIが設けられている。
この検知手段VIでは、支持枠14の下面に、一対の検知レバー61と62がY1−Y2方向へ摺動自在に支持されている。検知レバー61にはラック61aが、検知レバー62にはラック62aが形成されている。支持枠14には軸64aにより連結ピニオン歯車64が自由回転できるように支持されており、この連結ピニオン歯車64は、前記両ラック61aと62aに噛み合っている。よって検知レバー61と62は、互いに同期し、検知レバー61がY1方向へ移動するときには検知レバー62がY2方向へ移動するものとなっている。また検知レバー61はスプリング(付勢部材)65によりY2方向へ付勢されている。
【0028】
検知レバー61には検知ピン61bが、検知レバー62には検知ピン62bが固定されている。両検知ピン61bと62bは、ターンテーブル12の回転中心軸12aとY方向へ同一線上に配置されている。この両検知ピン61bと62bは、前記スプリング65の付勢力により互いに接近する方向、すなわち前記回転中心軸12aの方向へ付勢されている。
検知レバー61には検知軸61cが固定されており、この検知軸61cのY1−Y2方向への移動がリニアポジションセンサ66により検知される。このリニアポジションセンサ66は可変抵抗器などであり、検知軸61cの移動位置に応じて抵抗値が比例的に変化し、これにより検知軸61cの位置が電気信号として得られるものとなっている。
【0029】
図7に示すように、このディスク装置にはマイクロコンピュータによる制御部67が設けられており、前記リニアポジションセンサ66の検知出力はアナログ値からデジタル値に変換されて前記制御部67に入力される。そして、この制御部67の制御動作により、搬送ローラ21を駆動する搬送モータMtやスピンドルモータMs、その他の各機構の動作が制御される。
挿入・排出口2のすぐ内側の領域において、上部シャーシ4には、搬送手段IIIが設けられている。
【0030】
この搬送手段IIIに、前記搬送ローラ21が設けられている。この搬送ローラ21は、ローラ軸21aの外周に固定されたゴムなどの摩擦係数の大きい材料で形成されている。図1に示すように、このローラ21のローラ軸21aは、ローラホルダ22に保持され、スプリングの力を介してディスクDに弾圧できるようになっている。ローラホルダ22から両側部に突出したローラ軸21aは、図2に示すように、Y1側の端部に設けられたアーム23aに支持され、またY2側端部でもアーム23bに支持されている。各アーム23aと23bの基端部はそれぞれ、上部シャーシ4の両側に折り曲げられた側板4aと4bに対し、支持軸24aと24bを介して回動自在に支持されている。
【0031】
図1に示すように、アーム23bには、支持軸24bからローラ軸21aにかけて回転動力を伝達する歯車列25が設けられている。また、上部シャーシ4の下面には、支持軸24bに固定された歯車25aに対して回転動力を与える搬送モータ(図7のMt)が搭載されている。この搬送モータMtの回転力により、搬送ローラ21が正逆両方向へ回転駆動される。
前記アーム23aと23bは、図2に示す位置を起点として、図において時計方向へ回動させられる。その結果、搬送ローラ21は、図2に示すように、前記▲1▼の位置で待機するディスク駆動ユニットIIの上方に位置する待機位置▲3▼、図3と図5に示すように、時計方向へ最も回動した搬送位置▲4▼、この搬送位置▲4▼よりもわずかに反時計方向へ回動した図4および図6に示す待避位置▲5▼との3つのポジションの間を移動する。
【0032】
搬送手段IIIでは、前記搬送ローラ21とでディスクDを挟持するための対向パッド26が設けられている。この対向パッド26は、摩擦係数の小さい樹脂材料で形成されている。対向パッド26は軸27a,27bにより、一対のリンク28aと28bに連結され、また前記リンク28aと28bは、上部シャーシ4に設けられた支持体(図示せず)に軸29aと29bにより回動自在に支持されている。よって、前記対向パッド26は、ほぼ平行姿勢で移動する。この移動は前記搬送ローラ21を支持しているアーム23a,23bの回動動作と連動しており、対向パッド26は、図2の待機位置▲6▼、図3と図5に示す搬送位置▲7▼、図4および図6に示す待避位置▲8▼との3つのポジションの間を移動する。
なお、図1に示すように、上部シャーシ4に設けられた切換駆動部Vでは、円板カム51の回転によりX1−X2方向へ駆動される第3の切換え板71が設けられている。この第3の切換え板71により、前記搬送手段IIIの、アーム23a、23bおよび、リンク28a,28bが駆動される。
【0033】
以下、上記ディスク装置の全体の動作を、図9に示すフローチャートを参照して説明する。フローチャートでは各制御動作をステップ(A)(B)(C)…(ST(A),ST(B),ST(C)…)で示している。
まず、操作釦を押すなどして、ディスク挿入操作の設定を行うと(ST(A))、制御部67では、ディスク収納部Iに空き領域すなわちディスクDが搭載されていない支持体6があるか否かの判別が行なわれる(ST(B))。空き領域がない場合には、ディスク挿入操作の設定が拒否され、装置は停止したままとなる(ST(C))。
【0034】
ST(B)で、ディスク収納部Iに空き領域が存在すると、ディスク挿入操作の設定が受け付けられ、以下の動作に移行する。
まず空き領域の選択動作が行なわれる(ST(D))。この動作は、図2に示す状態で行なわれる。図2では、上から3段目(iii)の支持体6が空き領域である。
空き領域の選択動作では、選択駆動板41の移動力により、各支持体6の基端部を保持している保持ブラケット7が案内軸9,9に案内されてZ1−Z2方向へ昇降移動させられ、これにより空いている支持体6が選択され、選択された支持体6がディスクDの搬送面Lの高さ位置に至ったときに、保持ブラケット7の昇降移動が停止する。
【0035】
図2に示す選択動作では、移動ベース17およびこれに搭載されたディスク駆動ユニットIIが、前記ディスク収納部Iと逆側すなわち、挿入・排出口2の内側に移動した待機位置▲1▼にある。また、搬送手段IIIを構成する搬送ローラ21および対向パッド26は、共にディスク駆動ユニットIIの上方に重なる待機位置▲3▼と▲6▼に位置している。
このディスク装置では、直径が12cmのCDやDVDなどのディスクDが、ディスク収納部Iに収納されている状態で、ディスク駆動ユニットIIと搬送手段IIIとが共に重ねられた位置で且つディスクDと干渉しない待機位置にある。そのため、例えば1DINサイズの筐体1内に構成されたコンパクトな構造において、各支持体6を昇降させて選択動作を行う際、支持体6に支持されているディスクDの昇降移動が、ディスク駆動ユニットIIと搬送手段IIIとで妨げられない。
【0036】
なお、図2に示す選択動作中は、前記シャッタ・ガイド板5が垂直な姿勢であり、挿入・排出口2は内側から閉鎖されている。よって、このときディスクDまたはDsが誤って挿入・排出口2から挿入されることがない。
保持ブラケット7を昇降させ、上から3段目(iii)の空き領域の支持体6が搬送面Lに至ったときに、保持ブラケット7を停止させる。
【0037】
ここで、図1に示す円板カム51の回転力により、第1の切換え板57がX1方向へ駆動され、この第1の切換え板57に設けられた選択部材58の分岐溝58aにより、最上段(i)の支持体6と2段目(ii)の支持体6の2枚の支持体が、支持軸8を支点として上方へ持ち上げられ、最下段(iv)の支持体6も支持軸8を支点として下方へ回動させられ、3段目(iii)の支持体6の上下に間隔(空間)が形成される。このときの3段目(iii)の支持体6は前記搬送面Lとほぼ一致した高さ位置でほぼ水平姿勢となる。
【0038】
次に、図1に示す切換駆動部Vの円板カム51の回転により、移動ベース17およびこれに支持されたディスク駆動ユニットIIがX1方向へ移動させられて駆動位置▲2▼に至る。
移動ベース17が前記駆動位置▲2▼へ移動した後、またはその移動と同時に、搬送手段IIIのアーム23aと23bが、支持軸24aと24bを支点として時計方向へ回動させられて、搬送ローラ21が搬送位置▲4▼に移動させられる。これと同時に対向パッド26も平行移動して搬送位置▲7▼へ移動する。
【0039】
以上の動作が図9に示すST(E)である。そしてその状態を図3に示す。
図3の状態で、挿入・排出口2から大径のディスクDまたは小径のディスクDsが挿入され、このディスクが対向パッド26に設けられた光学式の挿入検知手段により検知されると、図7に示す制御部67からモータ始動指令が出され、搬送モータMtが始動する。この搬送モータMtの動力は図1に示す歯車列25を介して搬送ローラ21に伝達され、搬送ローラ21が反時計方向へ駆動される。よって、挿入されたディスクDまたはDsは搬送ローラ21と対向パッド26とで挟持されて、ディスク駆動ユニットIIのターンテーブル12とクランパ16との間を通過するようにしてX1方向へ搬送される。
ディスクDまたはDsがディスク駆動ユニットII内を搬送されていくときに、図7に示すように、ディスク駆動ユニットIIに搭載されている検知手段VIにより、ディスクの直径が検知される(ST(F))。
【0040】
すなわち、ディスクDまたはDsがX1方向へ搬送されると、ディスクの周縁部が検知ピン61bと62bに当り、ディスクの搬送力により、検知ピン61bと62bがそれぞれY1方向とY2方向へ押し広げられる。ただし、検知ピン61bが支持されている検知レバー61と、検知ピン62bが支持されている検知レバー62は連結ピニオン歯車64に連結されて同期してY1方向とY2方向へ移動するため、図8(a)(b)に示すように、ディスクDまたはDsの中心が装置のX方向の中心線Oに一致した状態で搬送される。
検知ピン61bと62bの移動量は、リニアポジションセンサ66の出力と比例しており、リニアポジションセンサ66の検知出力(抵抗変化に応じた電圧変化)は、制御部67で監視される。
【0041】
ここで、図8(a)では小径のディスクDsがX1方向へ搬送される状態を示し、図8(b)は大径のディスクDがX1方向へ搬送される状態を示している。
搬送ローラ21は常に一定の回転数で回転しているため、ある時間Δtにおいて、小径のディスクDsがX1方向へ搬送される距離ΔXと、大径のディスクDがX1方向へ搬送される距離ΔXは同じである。しかし、小径のディスクDsと大径のディスクDとでは、周縁部の曲率が相違しているため、前記距離ΔXだけ搬送される間に、小径のディスクDsの周縁部を摺動する検知ピン61bと62bのY1方向およびY2方向へ移動距離はWsであり、大径のディスクDの場合はWである。そしてWs<Wである。
【0042】
制御部67では、ディスクが搬送されているときの、搬送モータMtの回転量または回転時間と、リニアポジションセンサ66で検知される検知ピン61b、62bの移動量とを対比させることにより、現在搬送しているのが大径のディスクDであるか、小径のディスクDsであるかの判別が可能である。
図9のST(G)で示す前記ディスク直径の判別により、搬送されているのが大径のディスクDであると判断されたときには、ST(H)に移行する。
【0043】
ST(H)では、制御部67において、ディスクDをディスク収納部Iまで搬送させるのを許容する。よって、図3の状態でX1方向へ搬送される大径のディスクDはそのまま、ディスク収納部Iの空いている3段目(iii)の支持体6の凹部6a内に送り込まれる。ディスクDがX1方向へ搬送されると、検知ピン61bと62bはY1とY2方向へ最大距離移動し、その後はディスクDの周縁部に沿ってスプリング65の力で互いに接近する方向へ移動する。このときの検知ピン61bと62bの移動量もリニアポジションセンサ66により検知できるので、検知ピン61bと62bがY1方向とY2方向へ最長距離移動し、さらに検知ピン61bがY2方向へ、検知ピン62bがY1方向へ戻る際に、その戻り距離が所定位置となったときに、搬送ローラ21の回転を停止させることにより、ディスクDを空いている支持体6の上に確実に送り込んで停止させることができる。すなわち、検知手段VIを用いて、支持体6へのディスクDの送り込み量の検知を行うことが可能である。
【0044】
次に、搬送されているのが小径のディスクDsであると判断されたときには、ST(I)において、リニアポジションセンサ66の検知出力を監視する。この監視により、検知ピン61bと62bが所定位置まで移動し、すなわち小径のディスクDsのY方向の幅の最大値の位置まで移動したと判断したときに、搬送モータMtを停止する(ST(J))。これにより、小径のディスクDsの中心がターンテーブル12の回転中心軸12aに一致する。
なお、X1方向へ搬送中の大径のディスクDを支持体6まで搬送せず、検知ピン61bと62bが、大径のディスクDのY方向の幅寸法の最大値の位置まで移動したことを検知して搬送ローラを停止させることにより、挿入・排出口2から挿入されて搬送されている大径のディスクDの中心をターンテーブル12の回転中心と一致する位置で停止させることもできる。
【0045】
搬送されている小径のディスクDs(または大径のディスクD)の中心がターンテーブル12に一致して、搬送ローラMtが停止すると、図1に示す選択部材58がさらにX1方向へ移動し、図4に示すように、ほぼ水平姿勢であった3段目(iii)の支持体6が下方へ大きく回動して、支持体6がディスク駆動ユニットIIに位置決めされている小径のディスクDsの下面から離れる。これとほぼ同時に、搬送手段IIIのアーム23aと23bが反時計方向へ回動して、搬送ローラ21がディスクDsから下方へ離れた待避位置▲5▼に移動し、これと同期して対向パッド26が上昇し、これもディスクDsから離れて待避位置▲8▼となる。
【0046】
そしてディスク駆動ユニットII内では、クランパ16が下降し、自由状態となった小径のディスクDsの中心穴がターンテーブル12とクランパ16とでクランプされる。
クランプされたディスクDsはスピンドルモータMsの動力で回転駆動される。またディスク駆動ユニットIIでは、スレッドモータMhにより、光ヘッド13がY方向(ディスクの搬送方向と直交する方向)へ移動させられ、ディスクDsの記録面に対する読み取り動作または書き込み動作が行なわれる(ST(K)およびST(L))。
【0047】
ここで、制御部67では、小径のディスクDsの搬送をディスク駆動ユニットIIに一致する位置で停止した後は、ST(M)において、ディスク駆動(再生または記録動作)の設定、またはディスクDsの排出モードの設定のみが可能となる。よって、例えば誤ってディスク収納部I内のディスク選択操作が行なわれても、この操作が受け付けられないものとなる。したがって、図4の状態で駆動が完了した小径のディスクDsは、排出操作がなされたときには、ディスク収納部Iに搬送されることはなく、再び搬送ローラ21と対向パッド26とで挟持されて、挿入・排出口2から排出される。
または、挿入された小径のディスクDsの搬送を停止した後は、ディスク駆動モードに移行し、ディスク駆動の停止操作がなされたときには、ディスク駆動を停止しそのままディスクの排出モードを自動的に設定してもよい。あるいは小径のディスクDsの搬送を停止した後に、誤ってディスク選択操作(ディスク収納部I内のディスクを選択する操作)がなされたときには、ディスクの排出モードに移行するように設定することも可能である。
【0048】
次に、大径ディスクDが挿入されたときには、図3に示す搬送動作により、ディスクDがディスク収納部Iの空いている支持体6に送り込まれるが、その後は、通常のディスク選択動作が可能となる。
ディスク収納部Iに大径のディスクDが収納された状態で、いずれかのディスクを選択して駆動するときは、まず図2に示すように、ディスク駆動ユニットIIおよび搬送手段IIIを待機位置へ移動させる。
そして、ディスク収納部Iが昇降させられ、選択すべきディスクDが前記搬送面Lの高さ位置に至ったときに、保持ブラケット7の昇降移動が停止する。
【0049】
なお、図2に示す選択動作中は、前記シャッタ・ガイド板5が垂直な姿勢であり、挿入・排出口2は内側から閉鎖されている。
そして図1に示す選択部材58がX1方向へ移動し、選択されたディスクの上下に位置する支持体が上下に移動させられる。例えば最上段(i)の支持体6と2段目(ii)の支持体6の2枚の支持体が、支持軸8を支点として上方へ持ち上げられ、最下段(iv)の支持体6が支持軸8を支点として下方へ回動させられ、選択すべきディスクDが保持されている3段目(iii)の支持体6の上下に間隔(空間)が形成される。
【0050】
次に、図5に示すように、移動ベース17およびこれに支持されたディスク駆動ユニットIIがX1方向へ移動して駆動位置▲2▼へ移動至り、搬送手段IIIのアーム23aと23bが、支持軸24aと24bを支点として時計方向へ回動させられて、搬送ローラ21が搬送位置▲4▼に移動させられる。これと同時に対向パッド26も平行移動して搬送位置▲7▼へ移動する。このとき、選択されたディスクDのX2側の端部は、ディスク駆動ユニットII内からX2方向へわずかに突出しているため、このディスクDのX2側の端部が、搬送ローラ21と対向パッド26とで挟持される。
【0051】
次に、搬送モータMtの動力により、搬送ローラ21が回転駆動され、搬送ローラ21と対向パッド26とで挟持されたディスクDはX2方向へ引き出される。ディスクDの中心穴が、ターンテーブル12の回転中心とほぼ一致したときに、搬送ローラ21が停止する。このとき、図7に示す検知手段VIの検知ピン61bと62bがX2方向へ搬送されるディスクDの周縁部によりY1方向とY2方向へ移動させられるが、この移動量をリニアポジションセンサ66からの出力で監視し、ディスクDのY方向の最も幅広の部分に検知ピン61bと62bが至ったときに搬送ローラ21を止めることにより、大径のディスクDの中心をターンテーブル12の回転中心軸12aに位置決めすることが可能である。
【0052】
その後は、図6に示すように、選択されたディスクDを支持していた支持体6がさらに下方へ回動させられてディスクDから離され、搬送ローラ21と対向パッド26がそれぞれ待避位置▲5▼と▲8▼へ移動させられ、クランパ16によりディスクDの中心がターンテーブル12に押し付けられて、ディスクDが駆動される。
【0053】
なお、大径のディスクDまたは小径のディスクDsがターンテーブル12に保持されスピンドルモータMsで回転駆動されるときに、図7に示す検知レバー61または62がY1方向またはY2方向へ少し駆動され、検知ピン61bと62bが回転中のディスクDまたはDsから離れるように設定することが好ましい。
【0054】
なお、ディスク収納部I内のディスクを搬出するときには、図2に示す状態で、搬出すべきディスクが搭載された支持体6が選択され、次に図3の状態に移行し、搬送ローラ21を時計方向へ駆動して、ディスクDを挿入・排出口2から外部へ搬出する。
【0055】
【発明の効果】
以上のように本発明では、大径のディスクを複数枚収納するディスク収納部を有するディスク装置において、小径のディスクが挿入されたときには、この小径のディスクの再生などが可能になる。
【0056】
特に、制御部において、小径のディスクが挿入されたときには、ディスク駆動動作と排出動作のみを設定し、それ以外の例えばディスク収納部への収納動作や、ディスク収納部内のディスクの選択動作を行なわないように制御することにより、小径のディスクの場合に、誤ってディスク収納部に送り込まれるようなことを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスク選択機能を有するディスク装置の主要部を示す斜視図、
【図2】ディスク収納部が移動してディスク収納部内の領域が選択される動作を示す側面図、
【図3】選択されたディスク収納領域に大径のディスクが搬入される動作を示す側面図、
【図4】小径のディスクが挿入された状態を示す側面図、
【図5】大径のディスクがディスク収納部から引き出されてディスク駆動ユニットに導かれる動作を示す側面図、
【図6】大径ディスクが駆動されている状態を示す側面図、
【図7】ディスクの直径を検知する検知手段を示す平面図、
【図8】(a)(b)は検知手段の検知動作を示す説明図、
【図9】制御動作の一例を示すフローチャート、
【符号の説明】
I ディスク収納部
II ディスク駆動ユニット
III 搬送手段
IV ディスク選択手段
V 切換駆動部
VI 検知手段
D 大径のディスク
Ds 小径のディスク
Mt 搬送モータ
1 筐体
2 挿入・排出口
3 下部シャーシ
4 上部シャーシ
5 シャッタ・ガイド板
6 ディスク支持体
7 保持ブラケット
8 支持体の回動支点となる支持軸
9 案内軸
12 ターンテーブル
16 クランパ
17 移動ベース
21 搬送ローラ
26 対向パッド
51 円板カム
57 第1の切換え板
58 選択部材
61,62 検知レバー
61a,62a ラック
61b,62b 検知ピン
64 連結ピニオン歯車
65 スプリング
66 リニアポジションセンサ
67 制御部
Claims (6)
- ディスク搬送手段と、前記ディスク搬送手段で搬入されたディスクが複数枚収納されるディスク収納部と、前記ディスク搬送手段と、前記ディスク収納部との対向位置をディスクの並び方向へ変化させて、ディスク収納部内の空き領域を選択する選択動作を行なうディスク選択手段と、前記選択動作中はディスク収納部内のディスクと重ならない待機位置にあり、前記選択動作の完了後はディスク収納部内のディスクと重なる駆動位置へ移動して前記ディスク搬送手段と前記空き領域との間でディスクを保持するディスク駆動手段と、が設けられているディスク装置において、
前記ディスク搬送手段で搬送されるディスクの周縁部に当接して、ディスクの搬入に伴ないその搬入方向と交叉する方向で且つ互いに離れる方向へ移動する対を成す検知部材と、前記検知部材の移動量を検知するセンサと、
前記センサの検知出力に基づいて、搬入されているのが大径のディスクであるか小径のディスクであるかを判断するとともに、前記ディスク搬送手段による大径のディスクまたは小径のディスクの搬入距離を制御する制御部とを有し、
前記制御部は、搬入しているのが大径のディスクであると判断したときに、前記ディスク搬送手段を制御して、大径のディスクをディスク収納部の前記空き領域まで搬入可能とし、
搬入しているのが小径のディスクであると判断したときには、小径のディスクが前記ディスク駆動手段に装填できる位置で前記ディスク搬送手段を停止させて小径のディスクを前記ディスク駆動手段に保持させ、且つ小径のディスクを前記ディスク収納部まで搬入させないことを特徴とするディスク装置。 - 前記センサは、前記検知部材の移動量を連続して検知可能なリニアポジションセンサである請求項1記載のディスク装置。
- 搬入しているのが大径のディスクであると判断したときに、この大径のディスクが前記ディスク駆動手段に装填できる位置で前記ディスク搬送手段を停止させる制御が可能である請求項1または2記載のディスク装置。
- 小径のディスクが前記ディスク駆動手段に装填できる位置に停止した後は、制御部ではディスク駆動とディスクの排出モードの設定のみが可能とされる請求項1ないし3のいずれかに記載のディスク装置。
- 小径のディスクが前記ディスク駆動手段に装填できる位置に停止した後は、ディスク駆動モードに移行し、ディスク駆動の停止操作がなされたときには、ディスク駆動を停止しそのままディスクの排出モードを設定する請求項1ないし3のいずれかに記載のディスク装置。
- 小径のディスクが前記ディスク駆動手段に装填できる位置に停止した後に、ディスク選択操作がなされたときには、ディスクの排出モードに移行する請求項1ないし3のいずれかに記載のディスク装置。
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