JP3874890B2 - 排水栓装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば洗面台の槽の底に取り付けられる排水栓装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の上記した排水栓装置は、排水筒の排水口を開閉する排水栓を上下動させるピンが取り付けられたインナワイヤを内蔵したアウタワイヤの端を支持体に支持させ、排水筒を構成する排水筒本体内に支持体を取付ねじで固定したり、または、アウタワイヤの端をホルダに支持させ、排水筒を構成する排水孔本体にホルダを取付ねじで固定する構成とされている。
【0003】
したがって、前者の場合は、排水筒本体内に支持体を取付ねじで固定した後、排水筒本体の雌ねじに排水孔本体の雄ねじを螺合させて排水筒本体と排水孔本体とに水槽の底の一部を挟持させることにより、排水筒を水槽に取り付けることができる。
また、後者の場合、排水孔本体内にホルダを取付ねじで固定した後、排水筒本体の雌ねじに排水孔本体の雄ねじを螺合させて排水筒本体と排水孔本体とに水槽の底の一部を挟持させることにより、排水筒を水槽に取り付けることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の上記した両者の場合、支持体またはホルダを取付ねじで固定しなければならないので、支持体またはホルダを取り付けるのが面倒である。
そして、前者の場合、水槽の厚さは一定でないため、排水筒本体の雌ねじに排水孔本体の雄ねじを螺合させて排水筒本体を水槽に取り付けると、支持体と、排水口の止水位置とが一定しなくなるため、排水栓の止水位置から排水位置までのストロークを調整しなければ、止水と排水とを効率よく行わせることができなくなるので、支持体の高さを調整する高さ調整機構を設ける必要がある。
【0005】
また、後者の場合、平面形状をI字状にしてホルダを構成して排水孔本体に取り付けると、水槽の厚さは一定でないため、ホルダの長手方向が所期した方向へ向かず、すなわち排水口の中心線と直交するアウタワイヤの水平方向へホルダの長手方向が向かないので、インナワイヤおよびアウタワイヤの直線状に戻ろうとする反力によってホルダが傾くことにより、排水栓を上下動させるピンも傾き、排水栓を排水口の中心線に沿って上下動させることができなくなるため、止水不能になる場合がある。
【0006】
さらに、後者の場合、排水栓を傾かないように排水口の中心線方向へを移動させ、排水栓で確実に止水させるため、ピンが傾かないで排水口の中心線上を上下方向へ移動するようにアウタワイヤの端を固定するホルダを十字状に形成すると、ホルダ部分の流路を十分に確保することができなくなる。
【0007】
この発明は、上記したような不都合を解消するためになされたもので、支持体またはホルダをワンタッチで取り付けることができ、排水栓の止水位置と排水位置とを所期の位置に調整することなく設定することができ、水槽の厚さに関係なくホルダの長手方向を排水口の中心線と直交するアウタワイヤの水平方向へ向かせることができるとともに、ホルダ部分の流路を確保することのできる排水栓装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明は、排水筒本体の内周に設けられた雌ねじに、排水筒本体とで排水筒を構成する排水孔本体の外周に設けられた雄ねじを螺合させて排水筒本体と排水孔本体とで水槽の底の一部を挟持し、排水筒の排水口を開閉する排水栓を上下動させるピンが取り付けられたインナワイヤを内蔵したアウタワイヤの端を、排水口の中心に支持する支持体を排水筒内に取り付けた排水栓装置において、排水孔本体の内周の下側に複数の係止部を設け、支持体に、係止部に対応する複数の係合爪および排水孔本体の下端部に当接する当接部を設け、排水筒本体内に支持体を収容させておき、排水筒本体の雌ねじに排水孔本体の雄ねじを螺合させて底の一部を挟持した状態で、支持体を上昇させて複数の係合爪を対応する複数の係止部に係合させて排水孔本体に支持体を取り付けたり、または、排水孔本体の内周の下側に略周回した係止部を設け、支持体を、排水孔本体の下端部に当接する当接部、係止部に沿って移動可能に係合する複数の係合部を有し、排水筒本体内に排水口の軸方向へ移動可能に支持される支持リングと、この支持リングの間に差し渡され、アウタワイヤの端を支持する平面形状がI字状で、排水口の中心と直交するアウタワイヤの水平方向に長手方向が沿う状態で支持リングに取り付けられるホルダとで構成し、排水筒本体内に支持体を収容させておき、排水筒本体の雌ねじに排水孔本体の雄ねじを螺合させて底の一部を挟持した状態で、支持体を上昇させて複数の係合部を係止部に係合させて排水孔本体に支持体を取り付けるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態を図に基づいて説明する。
図1はこの発明の一実施形態である排水栓装置を水槽に取り付けて止水状態にした説明図、図2は図1に示した排水栓装置の部分断面図、図3(a),(b),(c)は図2に示したステイリングの左半分を断面にした正面図、平面図、および図3(b)のA−A線による断面図、図4(a),(b),(c)は図2に示したホルダステイの右半分を断面にした正面図、平面図、および右半分を断面にした右側面図、図5(a),(b)は図2に示したヘアーキャッチャの正面図および平面図、図6(a),(b)は図2に示した排水栓の正面図および底面図、図7は操作部を操作して排水口を開放させた排水状態の説明図である。
【0010】
これらの図において、Bで示す洗面台の水槽には、周壁の所定位置に操作部が取り付けられ、底oに排水筒が取り付けられている。
1で示すプラスチックで成形された第1スイッチケース本体は、前面が開放した有底の円筒部1aと、この円筒部1aに後ろ側で連通して半径方向の下側へ延びた流出円筒部1bとで構成されている。
そして、円筒部1aの前面側には、円周方向へ複数の係止孔1hが設けられている。
【0011】
2で示すプラスチックで成形された第2スイッチケース本体は、前面および後ろ面が開放し、第1スイッチケース本体1の円筒部1a内へ挿入される円筒部と、この円筒部の前端に外側へ所定の幅で設けられたフランジ部2aとで構成されている。
そして、第2スイッチケース本体2の円筒部には、内周に雌ねじが設けられ、前側外周に円周方向へ、第1スイッチケース本体1の係止孔1hに係合する複数の係合爪2nが複数の係止孔1hに対応させて設けられている。
【0012】
なお、第1スイッチケース本体1と第2スイッチケース本体2との間には、水密に封止するOリングが配設されている。
そして、上記した第1スイッチケース本体1、第2スイッチケース本体2およびOリングでスイッチケース本体を構成する。
【0013】
3で示すプラスチックで成形されたスイッチケース取付筒体は、上面および下面が開放し、第2スイッチケース本体2の円筒部内へ挿入される円筒部3aと、この円筒部3aの前端に外側へ所定の幅で設けられたフランジ部3bとで構成されている。
そして、円筒部3aには、外周に第2スイッチケース本体2の雌ねじに螺合する雄ねじが設けられている。
【0014】
上記したスイッチケース本体およびスイッチケース取付筒体3でスイッチケースを構成する。
なお、スイッチケースの中には、伝動体であるインナワイヤ11を収容した筒状のアウタワイヤ12を固定するためのホルダ、プッシュ・プッシュ式のロック機構などが、オーバーフローの流路を塞がないように設けられている。
【0015】
21で示すプラスチックで成形された操作部として操作ボタンは、インナワイヤ11の一端に所定の部材を介して着脱可能に取り付けられる軸部21aと、この軸部21aの前端に設けられた押圧部21bと構成とされている。
22で示すプラスチックで成形されたヘアーキャッチャは、操作ボタン21の軸部21aが貫通する軸部と、この軸部の前端に、第2スイッチケース本体2の円筒部内で軸方向へ遊嵌する大きさに形成された目皿部22aとで構成されている。
そして、操作ボタン21とヘアーキャッチャ22とには、ヘアーキャッチャ22を軸部21aに着脱可能に装着できる係止手段が設けられている。
【0016】
31で示すゴム管は、第1スイッチケース本体1の流出円筒部1bに一端がクリップ32で着脱可能に取り付けられ、他端が、後述するジョイント81にクリップ32で着脱可能に取り付けられ、スイッチケースからの水を後述する排水筒へ供給するものである。
なお、ゴム管31の長さは、スイッチケースを取り付ける位置と、排水筒を取り付ける位置とを考慮した長さとされている。
【0017】
41で示すプラスチックで成形された第1排水筒本体は、上面が開放した有底の円筒部41aと、この円筒部41aに下側で連通して半径方向へ延びた流入円筒部41bと、円筒部41aに下側で連通して流入円筒部41bと90度離れた半径方向へ延びた流出円筒部41cとで構成されている。
そして、円筒部41aには、上側の円周方向へ複数の係止孔41hが設けられ、内側に円周方向へ、間に流入円筒部41b、流出円筒部41cが位置して底から垂直に立ち上がった3つのガイド部41gが設けられている。
【0018】
なお、3つのガイド部41gは、後述する第2排水筒本体42に後述する排水孔本体44を螺合せても、排水孔本体44に衝合せずに、後述するステイリング51を上下に案内できるように設けられている。
そして、流入円筒部41bの先端側には、後述するジョイントナット82の係止孔82hに係合する複数の係合爪41nが円周方向に設けられている。
さらに、流出円筒部41cの先端の外周には、雄ねじが設けられている。
【0019】
42で示すプラスチックで成形された第2排水筒本体は、上面および下面が開放し、第1排水筒本体41の円筒部41a内へ挿入される円筒部42aと、この円筒部42aの上端に外側へ所定の幅で設けられたフランジ部42bとで構成されている。
そして、円筒部42aには、内周に雌ねじが設けられ、上側の外周に円周方向へ、第1排水筒本体41の係止孔41hに係合する複数の係合爪42nが複数の係止孔41hに対応させて設けられている。
【0020】
43で示すOリングは、第1排水筒本体41と第2排水筒本体42との間を水密に封止するものである。
上記した第1排水筒本体41、第2排水筒本体42およびOリング43で排水筒本体を構成する。
【0021】
44で示すプラスチックで成形された排水孔本体は、上面および下面が開放し、第2排水筒本体42の円筒部42a内へ挿入される円筒部44aと、この円筒部44aの上端に外側へ所定の幅で設けられたフランジ部44bとで構成されている。
そして、円筒部44aには、外周に第2排水筒本体42の雌ねじに螺合する雄ねじが設けられ、内周の下側に、内周面が下側へ拡開する傾斜面とされた係止部としての段部44sが周回して設けられている。
さらに、円筒部44aの内周の上端は、外側へ拡開する傾斜面とされている。
上記した排水筒本体および排水孔本体44で排水筒を構成する。
【0022】
51で示すプラスチックで成形された支持リングとしてのステイリングは、上面および下面が開放し、排水孔本体44の段部44s内へ下側から挿入可能な円筒部51aと、この円筒部51aの下端に外側へ所定の幅で設けられ、排水孔本体44の下端に当接する当接部としてのフランジ部51bとで構成されている。
そして、円筒部51aには、排水孔本体44の段部44sに係合する係合部としての係合爪51nが外周の円周方向へ複数突出させて設けられ、後述するホルダステイ52を位置決めする位置決め凹部51dが180度の位置関係で内周に2つ設けられるとともに、ホルダステイ52の保持爪52nが係合する係止孔51hが位置決め凹部51d内に180度の位置関係で2つ設けられている。
【0023】
また、フランジ部51bには、第1排水筒本体41のガイド部41gの1つと係合する係合凹部51gが縁に設けられ、平断面がU字状で半径方向へ延び、外側が開放してガイド部41gを挟む状態で係合する係合部51uが他の2つのガイド部41gに対応させて下面に垂下させて設けられている。
【0024】
52で示すプラスチックで成形されたホルダとしてのホルダステイは、ステイリング51の位置決め凹部51d内へ差し渡されるI字形状とされている。
そして、中心に上下方向へ貫通孔52aが設けられている。
さらに、長手方向の両端に、ステイリング51の上端に当接する当接部52bと、この当接部52bとでステイリング51の一部を保持し、係止孔51hに係合する保持爪52cとからなる係合部が設けられている。
【0025】
なお、貫通孔52aの上側の内側に爪部分を対向させた状態に、一対の係止爪52dが設けられている。
そして、ホルダステイ52は、流路を確保するため、必要部分を除いて肉抜きされている。
さらに、上記したステイリング51およびホルダステイ52で支持体を構成する。
【0026】
61で示すプラスチックで成形されたヘアーキャッチャは、インナワイヤ11の他端に取り付けられたピン13などが挿入される軸部62と、この軸部62の上側に位置し、後述する排水栓71の被案内羽根74aを案内するガイド溝63aが90度の間隔で設けられた軸部62を中心にした円形の支持部63と、軸部62の下側に位置し、被案内羽根74aの下端部を受容する貫通した溝64aが、ガイド溝63aの真下に位置させて4つ設けられた軸部62を中心にした円形の目皿部64とで構成されている。
【0027】
そして、目皿部64の外径は、排水孔本体44の内径よりも僅かに小さくされている。
また、支持部63の大きさは、被案内羽根74aの内側をガイドできればよいので、流路を確保するために極力小径であるのが望ましい。
【0028】
71で示す排水栓は、金属製のキャップ72と、パッキン73と、キャップ72に螺合し、キャップ72とでパッキン73を保持するプラスチックで成形したカラー74とで構成されている。
そして、カラー74の下面には、同心円上に90度の間隔で、半径方向へ延び、ヘアーキャッチャ61のガイド溝63a、溝64aで案内される4つの被案内羽根74aが設けられている。
この被案内羽根74aの外径は、排水孔本体44の内径よりも僅かに小さくされている。
【0029】
81で示すプラスチックで成形された筒状のジョイントは、プラスチックで成形された筒状のジョイントナット82で第1排水筒本体41の流入円筒部41bに取り付けられる。
そして、ジョイントナット82には、流入円筒部41bの係合爪41nが係合する複数の係止孔82hが複数の係合爪41nに対応させて設けられている。
83で示すプラスチックで成形されたサイレンサは、流入円筒部41bの先端の上側に位置決めされた状態でジョイント81によって固定される。
84で示すOリングは、流入円筒部41bとジョイント81との間を水密に封止するものである。
【0030】
91で示す取付部材は、アウタワイヤ12の他端をホルダステイ52の中心に取り付けるための種々の部材からなるものであり、外側の部材にホルダステイ52の係止爪52dが係合する周回した係合部91aが設けられている。
なお、アウタワイヤ12の一端にも、スイッチケース本体に取り付けるため、取付部材91と同様な取付部材が取り付けられる。
そして、各爪51n,52c,52dに所定の弾性を持たせるため、周囲の一部を除いて肉抜きがされている。
【0031】
次に、取付前のアッセンブリーの一例について説明する。
まず、両ワイヤ11,12の一端側にロック機構、ピン、取付部材およびホルダなどを取り付け、両ワイヤ11,12の他端側にピン13および取付部材91を取り付ける。
そして、アウタワイヤ12の他端側およびピン13を、例えば第2スイッチケース本体2に設けられたステイの間へ挿通し、アウタワイヤ12の一端側に取り付けたホルダをステイに固定する。
【0032】
さらに、アウタワイヤ12の他端側およびピン13を第1スイッチケース本体1の円筒部1aから流出円筒部1bへと挿通した後、Oリングを装着した第2スイッチケース本体2の円筒部を円筒部1aへ挿入してフランジ部2aを円筒部1aに当接させ、係合爪2nを係止孔1hに係合させると、スイッチケース本体を組み立てることができる。
そして、アウタワイヤ12の他端側およびピン13をゴム管31に挿通してゴム管31の一端に流出円筒部1bを圧入し、ゴム管31の一端をクリップ32で流出円筒部1bに固定する。
【0033】
次に、アウタワイヤ12の他端側、ピン13、およびゴム管31の他端側をもう1つのクリップ32、ジョイントナット82、ジョイント81に挿通し、ジョイント81の細径部側をゴム管31の他端に圧入した後、ゴム管31の他端をクリップ32でジョイント81に固定する。
そして、アウタワイヤ12の他端側およびピン13を、Oリング84を装着した第1排水筒本体41の流入円筒部41bから円筒部41aへ挿通し、流入円筒部41bの先端の上側にサイレンサ83を位置決めした後、例えば円筒部41aと流入円筒部41bとの中心線が形成する面が、第1スイッチケース本体1の中心線を通るようにジョイント81の太径部側を流入円筒部41bの先端に被せ、ジョイントナット82を流入円筒部41b側へ移動させて係合爪41nを係止孔82hに係合させると、第1排水筒本体41にジョイント81、ジョイントナット82およびサイレンサ83を取り付けることができる。
【0034】
次に、ステイリング51の位置決め凹部51dの間へ上側からホルダステイ52を圧入すると、保持爪52cが縮閉した後に係止孔51hの位置に到達して拡開し、当接部52bがステイリング51の上端に当接するので、ホルダステイ52を円周方向へ回動しない状態に、ステイリング51に固定できる。
このようにステイリング51に取り付けられたホルダステイ52の貫通孔52aへ下側から、アウタワイヤ12の他端側およびピン13を挿通し、取付部材91の係合部91aに係止爪52dを係合させると、取付部材91がホルダステイ52に回転可能に固定され、ピン13はステイリング51およびホルダステイ52の軸方向へ向いた状態になる。
【0035】
そして、ステイリング51を円筒部41aへ上側から挿入し、係合凹部51gおよび係合部51uを各ガイド部41gに対応させて係合させた後、さらにステイリング51を円筒部41aの底側へ挿入する。
次に、Oリング43を装着した第2排水筒本体42にアウタワイヤ12の他端側およびピン13を挿通させながら円筒部42aを円筒部41aへ挿入してフランジ部42bを円筒部41aに当接させ、係合爪42nを係止孔41hに係合させると、排水筒本体を組み立てることができ、アッセンブリーが完了する。
【0036】
次に、取付について説明する。
まず、第2排水筒本体42のフランジ部42bの上に所定のパッキンを載置してフランジ部42bを、水槽Bの底oの排水筒取付孔へ下側(裏側)から当てる。
そして、水槽Bの排水筒取付孔へ上側(表側)から所定のパッキンを装着した排水孔本体44を挿入した後、円筒部42aの内周に設けられた雌ねじに円筒部44aの外周に設けられた雄ねじを螺合させ、フランジ部42b,44bに水槽Bの底oを挟持させると、水槽Bの底oに排水筒を取り付けることができる。
【0037】
なお、排水筒を水槽Bの底oに取り付ける場合、第1排水筒本体41の流入円筒部41b、ジョイント81を、スイッチケースを取り付ける方向へ向かうように取り付けるのが望ましい。
次に、所定の治具を円筒部44aへ上側から挿入してステイリング51のフランジ部51bの下側に当て、治具を引き上げると、ステイリング51がガイド部41gで案内されることにより、係合爪51nが縮閉した後に段部44sの上に到達して拡開し、フランジ部51bがステイリング51の下端に当接するので、ステイリング51を排水孔本体44取り付けることができる。
【0038】
そして、第2スイッチケース本体2のフランジ部2aに所定のパッキンを当ててフランジ部2aを、水槽Bの周壁の所定位置に設けられたスイッチ取付孔へ裏側から当てる。
さらに、水槽Bのスイッチ取付孔へ表側から所定のパッキンを装着したスイッチケース取付筒体3を挿入した後、第2スイッチケース本体2の円筒部の内周に設けられた雌ねじに円筒部3aの外周に設けられた雄ねじを螺合させ、フランジ部2a,3bに水槽Bの周壁を挟持させると、水槽Bの周壁にスイッチケースを取り付けることができる。
【0039】
次に、操作ボタン21の軸部21aをヘアーキャッチャ22の軸部に挿通してヘアーキャッチャ22を軸部21aに取り付けた後、軸部21aをスイッチケース取付筒体3の円筒部3aに挿入し、インナワイヤ11の一端側に操作ボタン21を取り付ける。
なお、操作ボタン21を操作してロック機構をアンロック状態とし、排水栓71が排水筒の排水口を閉塞する状態にしておくものとする。
【0040】
そして、目皿部64側を下にしてヘアーキャッチャ61を、排水孔本体44の円筒部44aへ挿入し、ピン13および取付部材91を軸部62に挿入すると、目皿部64が円筒部44aの周面で案内され、ヘアーキャッチャ61はホルダステイ52の上に載置される。
さらに、各被案内羽根74a側の下端を支持部63の各ガイド溝63aに合わせ、排水栓71を垂下させると、各被案内羽根74a側が各ガイド溝63aおよび円筒部44aの周面で案内されて下降し、目皿部64の各溝64aに各被案内羽根74aの下端部が受容される。
【0041】
このように排水栓71を装着すると、パッキン73が円筒部44aの傾斜面に当接し、図1および図2に示す止水状態に取り付けることができる。
しかし、排水栓71は、パッキン73が円筒部44aの傾斜面に当接するのみで、他の部分からは浮いた状態となっている。
【0042】
次に、動作について説明する。
まず、図1および図2に示す止水状態で水槽Bに水を貯めると、水位が底oの方から上昇してくる。
そして、水位がスイッチケース取付筒体3の位置に到達すると、水はスイッチケース取付筒体3から第2スイッチケース本体2内へ流入し、第2スイッチケース本体2から第1スイッチケース本体1、ゴム管31、ジョイント81、第1排水筒本体41へと流れ、流出円筒部41cから排出される。
【0043】
このようにスイッチケース取付筒体3に流入する水に毛髪などが含まれていると、毛髪などはヘアーキャッチャ22で受け止められるので、後で取り除くことができる。
また、水槽Bに貯めた水を排水する場合は、図1に示す操作ボタン21を押し込んでロック機構を作動させてロック状態にすると、インナワイヤ11がアウタワイヤ12に案内されて所定距離前進し、ピン13も所定距離上昇する。
【0044】
このようにピン13が所定距離上昇する過程で、ピン13が軸部62に衝合してヘアーキャッチャ61を持ち上げ、支持部63がカラー74に衝合して排水栓71を持ち上げるので、パッキン73が円筒部44aの傾斜面から離れることにより、排水口が開放され、最終的に図7に示す状態となり、目皿部64の外周上端は、円筒部44aの垂直な周面の上端よりも下側に位置する。
したがって、ヘアーキャッチャ61は上昇位置でも機能し、水槽Bの水は排水孔本体44内へ流入し、排水孔本体44から第1排水筒本体41へと流れ、流出円筒部41cから排出される。
【0045】
このように排水孔本体44に流入する水に毛髪などが含まれていると、毛髪などはヘアーキャッチャ61で受け止められるので、水を排水させた後、排水栓71を取り外し、支持部63を摘んでヘアーキャッチャ61を取り外しことにより、毛髪などを取り除くことができる。
なお、ヘアーキャッチャ61および排水栓71の取付は、前述したようにして再度取り付けることができる。
【0046】
そして、再度操作ボタン21を押し込んでロック機構を作動させてアンロック状態にすると、インナワイヤ11がアウタワイヤ12に案内されて所定距離後退し、ピン13も所定距離下降するので、ヘアーキャッチャ61および排水栓71も下降し、排水栓71で排水口を閉塞し、図1および図2に示す状態になる。
【0047】
上述したように、この発明の一実施形態によれば、排水孔本体44に対してステイリング51(または支持体)をワンタッチで排水筒から抜けないように取り付けることができるとともに、ステイリング51に対してホルダステイ52をワンタッチで取り付けることができる。
そして、ホルダステイ52を平面形状でI字状に形成してステイリング51に取り付けたので、ホルダステイ52の両側に充分な流路を確保することができ、良好な排水性を確保することができる。
【0048】
また、排水孔本体44に対してステイリング51(または支持体)を回転できるように構成したので、水槽Bの厚さに関係なくホルダステイ52の長手方向を排水口の中心線と直交するアウタワイヤ12の水平方向へ向かせることができ、インナワイヤ11およびアウタワイヤ12が直線上に戻ろうとする反力によってホルダステイ52が排水孔本体44に対して傾かなくなるため、ピン13を介して排水栓71を排水口の中心線方向へ上下動させて排水口を確実な止水状態にして止水性を確保することができる。
【0049】
さらに、ステイリング51(または支持体)を排水筒内で排水口の円周方向へ回転できない構成にしたので、経時変化によってステイリング51(または支持体)が回転せず、ホルダステイ52の長手方向は排水口の中心線と直交するアウタワイヤ12の水平方向へ向いたままであるため、取付時に調整した止水性を維持することができる。
そして、アウトワイヤ12の端を支持した支持体またはホルダステイ52を、排水孔本体44に取り付ける構成にしたので、排水口からピン13までの長さを一定にすることができるため、排水口に対する排水栓71の止水位置と排水位置とを所期の位置に調整することなく設定することができる。
【0050】
上記した実施形態は、請求項2に対応する構成としたものであるが、ステイリング51とホルダステイ52とを一部品に構成すると、請求項1に対応する構成となり、また、ホルダステイ52を排水孔本体44に直接取り付けると、の構成になり、対応した効果を同様に得ることができる。
そして、請求項1の構成の場合、ガイド部41g、係合凹部51gおよび係合部51uを省いてもよい。
【0051】
また、請求項1の構成の場合、支持体は排水孔本体44に対して回転できなくてもよいので、排水孔本体44に設ける係止部と、支持体に設ける係合爪51nは他の態様であってもよい
【0052】
そして、請求項2の構成の場合、ステイリング51に対してホルダステイ52が円周方向へ回転しなければよいので、他の取付方であってもよい。
なお、洗面台の排水栓装置の例で説明したが、遠隔操作で排水栓を上下動させる浴槽などの他のものにも適用できることは言うまでもない。
【0053】
【発明の効果】
以上のように、請求項1の発明によれば、排水孔本体に対して支持体をワンタッチで排水筒から抜けないように取り付けることができる。
そして、アウトワイヤの端を支持した支持体を、排水孔本体に取り付ける構成にしたので、排水口からピンまでの長さを一定にすることができるため、排水口に対する排水栓の止水位置と排水位置とを所期の位置に調整することなく設定することができる。
【0056】
次に、請求項2の発明によれば、請求項1と同様な効果の他、支持体を排水筒内で排水口の円周方向へ回転できない構成にしたので、経時変化によって支持体が回転せず、ホルダの長手方向は排水口の中心線と直交するアウタワイヤの水平方向へ向いたままであるため、取付時に調整した止水性を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態である排水栓装置を水槽に取り付けて止水状態にした説明図である。
【図2】図1に示した排水栓装置の部分断面図である。
【図3】(a),(b),(c)は図2に示したステイリングの左半分を断面にした正面図、平面図、および(b)のA−A線による断面図である。
【図4】(a),(b),(c)は図2に示したホルダステイの右半分を断面にした正面図、平面図、および右半分を断面にした右側面図である。
【図5】(a),(b)は図2に示したヘアーキャッチャの正面図および平面図である。
【図6】(a),(b)は図2に示した排水栓の正面図および底面図である。
【図7】操作部を操作して排水口を開放させた排水状態の説明図である。
【符号の説明】
B 水槽
o 底
1 第1スイッチケース本体
2 第2スイッチケース本体
3 スイッチケース取付筒体
11 インナワイヤ
12 アウタワイヤ
13 ピン
21 操作ボタン
22 ヘアーキャッチ
31 ゴム管
32 クリップ
41 第1排水筒本体
41g ガイド部
42 第2排水筒本体
43 Oリング
44 排水孔本体
44a 円筒部
44s 段部
44b フランジ部
51 ステイリング
51a 円筒部
51n 係合爪
51d 位置決め凹部
51h 係止孔
51g 係合凹部
51u 係合
2 ホルダステイ
52a 貫通孔
52b 当接部
52c 保持爪
52d 係止爪
61 ヘアーキャッチャ
71 排水栓
81 ジョイント
82 ジョイントナット
84 Oリング
91 取付部材

Claims (2)

  1. 排水筒本体の内周に設けられた雌ねじに、前記排水筒本体とで排水筒を構成する排水孔本体の外周に設けられた雄ねじを螺合させて前記排水筒本体と前記排水孔本体とで水槽の底の一部を挟持し、前記排水筒の排水口を開閉する排水栓を上下動させるピンが取り付けられたインナワイヤを内蔵したアウタワイヤの端を、前記排水口の中心に支持する支持体を前記排水筒内に取り付けた排水栓装置において、
    前記排水孔本体の内周の下側に複数の係止部を設け、
    前記支持体に、前記係止部に対応する複数の係合爪および前記排水孔本体の下端部に当接する当接部を設け、
    前記排水筒本体内に前記支持体を収容させておき、前記排水筒本体の雌ねじに前記排水孔本体の雄ねじを螺合させて前記底の一部を挟持した状態で、前記支持体を上昇させて前記複数の係合爪を対応する前記複数の係止部に係合させて前記排水孔本体に前記支持体を取り付ける、
    ことを特徴とする排水栓装置。
  2. 排水筒本体の内周に設けられた雌ねじに、前記排水筒本体とで排水筒を構成する排水孔本体の外周に設けられた雄ねじを螺合させて前記排水筒本体と前記排水孔本体とで水槽の底の一部を挟持し、前記排水筒の排水口を開閉する排水栓を上下動させるピンが取り付けられたインナワイヤを内蔵したアウタワイヤの端を、前記排水口の中心に支持する支持体を前記排水筒内に取り付けた排水栓装置において、
    前記排水孔本体の内周の下側に略周回した係止部を設け、
    前記支持体を、前記排水孔本体の下端部に当接する当接部、前記係止部に沿って移動可能に係合する複数の係合部を有し、前記排水筒本体内に前記排水口の軸方向へ移動可能に支持される支持リングと、この支持リングの間に差し渡され、前記アウタワイヤの端を支持する平面形状がI字状で、前記排水口の中心と直交する前記アウタワイヤの水平方向に長手方向が沿う状態で前記支持リングに取り付けられるホルダとで構成し、
    前記排水筒本体内に前記支持体を収容させておき、前記排水筒本体の雌ねじに前記排水孔本体の雄ねじを螺合させて前記底の一部を挟持した状態で、前記支持体を上昇させて前記複数の係合部を前記係止部に係合させて前記排水孔本体に前記支持体を取り付ける、
    ことを特徴とする排水栓装置。
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