JP3874862B2 - 直流架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブル - Google Patents

直流架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブル Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は直流特性(直流破壊電圧)を向上させた直流架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】
図1は架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルの一例の断面図を示したものである。
銅線などの素線2を複数本撚り合わせた導体4上に順次、エチレン−酢酸ビニル共重合体などからなる内部半電導層6、ポリエチレンをジクルミパーオキサイド(以下、DCPと記す)などの架橋剤によって架橋させた架橋ポリエチレンからなる絶縁層8、前記内部半電導層6と同様の材料からなる外部半導電層10、銅テープなどからなる金属遮蔽層12、塩化ビニル樹脂から形成されたシース(被覆層)14が設けられて、この架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルが構成されている。
この架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルにおいて、前記導体4は陰極、金属遮蔽層12は陽極として働くようになっている。
【0003】
近年、架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルは、OFケーブルのように給油の必要がなく、取扱いが簡便なため広く用いられており、交流用としては500kV級のものが開発されている。
一方直流用としては、高電圧、大容量のOFケーブルが開発され、実用段階にまできているが、架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルは直流破壊電圧が低く、高電圧、大容量、例えば250kV以上の直流用電力ケーブルとしては十分な信頼性、安全性が得られないために実用化されていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は前記事情に鑑みてなされたもので、直流特性(直流破壊電圧)を向上させた直流架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題は、結晶化度30〜40のポリエチレン100重量部に対し、0.1〜0.8重量部の導電性添加剤が混合され、架橋された架橋ポリエチレンからなる絶縁層を有する直流架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルによって解決される。
【0006】
【発明の実施の形態】
架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルにおいて、直流破壊電圧が低下する原因のひとつとして空間電荷の蓄積があげられる。
すなわち、架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルの絶縁層に直流電圧を印加すると、電極からの電荷注入、双極子の反転、イオン性不純物の解離などにより電荷(空間電荷)が生じ、蓄積する。このときの絶縁層に蓄積する空間電荷の分布は、電極(陽極および陰極)近傍に各々の電極と逆極性の電荷が蓄積するヘテロ空間電荷分布であるので、絶縁層の内部電界が変歪され、陽極および陰極との両界面付近の内部電界が強調されて絶縁破壊がおこりやすくなるのである。
【0007】
本発明者らの検討によれば少量のカーボンブラック、酸化金属などの導電性添加剤を添加したポリエチレンを架橋させてなる絶縁層を有する架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルは、直流破壊電圧、空間電荷特性が向上することが確認されている。このときインパルス破壊電圧と体積抵抗率値はやや低下するが、総合的に、直流用としては従来の架橋ポリエチレンからなるものよりも優れた特性を有する架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルが得られる。
導電性添加剤は、架橋ポリエチレン中の架橋剤、老化防止剤の分解残渣などのイオン性不純物を吸着し、直流電圧が印加されてもイオン性不純物が解離して空間電荷が発生しないようにする働きをし、このため空間電荷の蓄積を抑制することができるものである。
【0008】
また、さらなる検討の結果、導電性添加剤の分散性が架橋ポリエチレンの直流特性に大きな影響をおよぼすことがわかった。これは分散性が向上することによって、架橋ポリエチレン全体に導電性添加剤が均等にいきわたり、多くのイオン性不純物が吸着されるようになるためである。
そこで、この分散性が向上するような条件について種々検討した結果、結晶部分の全質量がポリエチレン全体の質量に占める割合を表す結晶化度の小さいポリエチレンを用いた場合に導電性添加剤の分散性が良好となることを見いだした。
【0009】
すなわち、ポリエチレンは結晶性高分子であるので、無定形部分の中に多数の結晶化した小さな結晶部分(クリスタリット)が分散した微細構造となっている。
したがって、ポリエチレンに粉末状の添加剤を加えた場合、添加剤はポリエチレンの無定形部分中において、結晶部分相互の間に入り込むようにして分散する。したがって、結晶化度が小さい程無定型部分の割合が大きく、添加剤などが分散しやすくなるのである。
【0010】
従来、架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルの絶縁層は、密度0.92g/cc程度、結晶化度30〜40程度の低密度ポリエチレンから構成される場合がおおい。
これに対して本発明においては、DSCによって得られた測定値である結晶化度が40以下、好ましくは35以下、実質的には30〜40のポリエチレンを用いる。
30未満であることはポリエチレンの構造から難しく、また、インパルス破壊電圧が低下し、40をこえると直流特性向上効果が得られない。
【0011】
ポリエチレンはその製造方法、コモノマーの含有量や種類などによって分子構造が異なるため、密度と結晶化度が一慨に比例関係にあるわけではないが、通常、低密度である程結晶化度が小さくなる傾向を示す。したがって、本発明に用いられるポリエチレンの密度は、例えば0.895〜0.915g/ccの超低密度である。
【0012】
このように結晶化度が小さいポリエチレンにカーボンブラックなどの導電性添加剤を混合すると、ポリエチレンの無定形部分において十分に導電性添加剤が分散する。
また、このような結晶化度の小さいポリエチレンは、結晶が成長しにくい条件下で製造されたものであるので、ひとつひとつの結晶成分の大きさは通常の低密度ポリエチレンよりも小さいと考えられる。すなわち、小さい結晶部分の相互の間に導電性添加剤が入り込むことになるので、より均等に導電性添加剤が分散される。
【0013】
導電性添加剤としては、カーボンブラック、酸化金属などが用いられる。
カーボンブラックは特に限定されないが、ファーネス系カーボンブラックなどが好ましい。
酸化金属としては、酸化マグネシウムなどが用いられる。
【0014】
導電性添加剤の添加量は、イオン性不純物の吸着特性によって若干変化し、またこのとき必要なインパルス破壊電圧と体積抵抗率とが得られるように考慮する必要があるが、通常ポリエチレン100重量部に対して0.1〜0.8重量部、好ましくは0.1〜0.5重量部が目安とされる。0.1重量部未満であると添加効果が得られず、0.8重量部をこえると必要なインパルス破壊電圧と体積抵抗率が得られないことがある。
【0015】
また、十分な分散性を確保するためには、導電性添加剤の平均粒径は10〜100mμm、好ましくは19〜80mμmとされる。10mμm未満であると凝集性が大きくなり、100mμmをこえると分散性が低下する。
【0016】
本発明の直流架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルは、絶縁層を構成する材料以外は従来の架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルと同様の構造とすることができる。
以下図1を利用して本発明の直流架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルの一例について説明する。
この直流架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルは、素線2を複数本撚り合わせた導体4上に順次、内部半電導層6、絶縁層8、外部半導電層10、金属遮蔽層12、シース14が設けられて構成されている。
この実施例の直流架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルを構成する導体4の導体面積は800〜3000mm2とされ、絶縁層8の厚さは20〜25mmとされる。また、この直流架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルの外径は100mm程度とされる。
【0017】
前記絶縁層8は、例えば上述のベースとなるポリエチレンと導電性添加剤に係る条件を満足するように、低結晶化度のポリエチレンに、導電性添加剤が添加、混合され、さらに酸化防止剤などの老化防止剤、DCPなどの架橋剤が添加、混合された材料が架橋されてなる架橋ポリエチレンから構成されている。
【0018】
以下に、上述の直流架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルの製法の例について、手順を追って説明する。
最初に、導体4となる素線2を複数本撚り合わせて導体4とする。
この導体4上に、内部半導電層6となる未硬化のエチレン−酢酸ビニル共重合体などからなる半導電性組成物と、絶縁層8となる上述の低結晶化度のポリエチレンを主成分とする材料および外部半導電層10となる前記内部半電導層6と同様の半導電性組成物とを、3層押出被覆により被覆し、ついでこれを架橋装置に導き、前記絶縁層8の主材料である低結晶化度のポリエチレンを架橋させ、内部半電導層6、絶縁層8および外部半導電層10を形成する。
以下、常法により、この外部半導電層10上に金属遮蔽層12とシース14を形成して直流架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルとする。
【0019】
このような直流架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルにあっては、結晶度の小さいポリエチレンから絶縁層8が構成されているので、導電性添加剤の分散性が向上し、より多くのイオン性不純物が吸着されやすくなり、空間電荷の蓄積がおこりにくく、直流特性(直流破壊電圧)が向上する。このため、例えば500kV以上の高電圧用の直流架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルとして用いることが可能となる。
【0020】
【実施例】
以下、本発明を実施例を示して詳しく説明する。
(実施例1、比較例1、2)
図1に示した構造の直流架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルを製造した。
このとき、表1に示した3種類の材料を用いてそれぞれの直流架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルの絶縁層8を構成した。
この直流架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルは、試験用として実際のサイズよりも小さく形成し、導体面積:60mm2、絶縁層8の厚さ:3mm、外径:15mmであった。
【0021】
【表1】
Figure 0003874862
【0022】
このような架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルを5サンプルずつ用い、外導表面温度一定で、JIS C 3005にしたがって直流破壊電圧を測定し、1kv/1分ステップアップの条件で、インパルス破壊電圧を測定した。
また、外導表面温度90℃で30kv/mmの電圧を15分間印加した際の体積抵抗率を測定した。
結果を表2に示す。
【0023】
【表2】
Figure 0003874862
【0024】
(実施例2、比較例3、4)
表1に示した実施例1、比較例1、2の架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルの絶縁層材料と同様の材料を用いて架橋ポリエチレンからなる外径110mm、厚さ2mmの円板状のシートを作成した。
ついで、この表裏に直径30mmのアルミ電極を蒸着し、外導表面温度一定で、パルス静電応力法により、20mm/kvの電圧を1時間印加した際の接地前と接地後の空間電荷密度を測定した。
実施例1、比較例1、2の絶縁層材料は、実施例2、比較例3、4にぞれぞれ対応している。
この実施例2、比較例3、4の結果をそれぞれ図2〜4に示す。
図中実線a、b、cは、それぞれ実施例2、比較例3、4のシートの接地前の測定結果を示すもので、破線a’、b’、c’は、それぞれ実施例2、比較例3、4のシートの接地後の測定結果を示すものである。
【0025】
表2よりカーボンブラックを添加することによって直流破壊電圧が向上し、さらに結晶化度の小さいポリエチレンを用いることによって、より直流破壊電圧が向上することが明らかである。
また、インパルス破壊電圧は、カーボンブラックを添加することによってやや低下するが、結晶化度の小さいポリエチレンを用いることによって、通常の低密度ポリエチレンにカーボンブラックを添加したものよりも、インパルス破壊電圧が向上することがわかる。
また、体積抵抗率は、カーボンブラックを添加することによってやや低下するが、結晶化度の小さいポリエチレンを用いた場合は通常の低密度ポリエチレンにカーボンブラックを添加したものと同等の値が得られている。
【0026】
また、図2〜4より、空間電荷の蓄積(ヘテロ空間電荷分布)は、通常の低密度ポリエチレンを用いた場合と比較して、カーボンブラックを添加することによって減少し、さらに結晶化度の小さいポリエチレンを用いることによって、より空間電荷の蓄積が抑制されることが明らかである。
【0027】
【発明の効果】
本発明の直流架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルにあっては、導電性添加剤が混合された結晶度の小さいポリエチレンから絶縁層が構成されているので、絶縁層中の導電性添加剤の分散性が良好で、結果として良好な直流特性が得られるものである。このため、大容量、高電圧用の直流架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルとして用いることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブルの正断面図である。
【図2】 実施例2(低結晶化度のポリエチレンにカーボンブラックを添加した場合)の電荷密度の測定結果である。
【図3】 比較例3(通常の結晶化度のポリエチレンにカーボンブラックを添加した場合)の電荷密度の測定結果である。
【図4】 比較例4(通常の結晶化度のポリエチレンにカーボンブラックを添加しなかった場合)の電荷密度の測定結果である。
【符号の説明】
8・・・絶縁層

Claims (1)

  1. 結晶化度30〜40のポリエチレン100重量部に対し、0.1〜0.8重量部の導電性添加剤が混合され、架橋された架橋ポリエチレンからなる絶縁層を有することを特徴とする直流架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブル。
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