JP3873621B2 - ロッドレンズ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、高屈折率を有して光学特性に優れたロッドレンズに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
硬性内視鏡等に用いられる観察光学系では、より多くの光を伝送し、明るい画像を得る必要があるため、これに用いられるリレーレンズ系の開口数(NA)を大きくする必要がある。
【0003】
そこで、上記リレーレンズ系として、図4に示すように、端面が凸状に形成された略円柱状のロッドレンズ21と凸レンズ22とを用いたものが知られている。このようなロッドレンズ21を用いたリレーレンズ系では、図5に示すように、凸レンズ22のみで構成されたリレーレンズ系に比べ、光路長Lが、通常の凸レンズ22のみを用いた時のL/n(nは上記ロッドレンズ21の素材の屈折率)と光学的にほぼ等しくなる。このため、ロッドレンズ21を用いたリレーレンズ系においては、通常の凸レンズ22のみを用いた場合と比べて、リレーレンズ系のNAがn倍、明るさがn2 倍となることが知られている。したがって、ロッドレンズ21には屈折率(n)の高い材料が望まれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来、ロッドレンズ21に用いられているガラスやプラスチックの屈折率(n)は1.5程度(日本国特許第2859621号公報参照)までであり、また、光学レンズでは、屈折率(n)が、最大1.8程度であるので、それらの様な素材を用いたロッドレンズ21においては、さらなる明るさを実現できず、得られた画像の品質をさらに向上させることができないという問題を有している。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明のロッドレンズは、以上の課題を解決するために、屈折率が1.9以上の透光性を備えた常誘電体からなる基材が略柱状に設けられ、基材の長手方向の端部に、レンズ状部が形成されていることを特徴としている。常誘電体とは、電界が印加されても誘電率が変化しないものであり、よって、複屈折を生じないものである。
【0006】
上記構成によれば、基材が常誘電体である、つまり複屈折を示さないことから、常誘電体の原料から基材に作製するときその結晶軸の方向を考慮する必要がなく、上記作製を簡便化できる。
【0007】
その上、上記構成では、屈折率が1.9以上であるので、上記構成を、例えば内視鏡のリレーレンズ系に用いた場合、従来より、上記リレーレンズ系を明るくできて得られた画像の品質を向上できる。
【0008】
上記ロッドレンズでは、基材は、ペロブスカイト型結晶構造を主結晶相とするものであることを特徴としている。上記ペロブスカイト型結晶構造には、複合ペロブスカイト型結晶構造が含まれる。
【0009】
上記構成によれば、基材が、ペロブスカイト型結晶構造を主結晶相とするものであるので、屈折率が1.9以上の透光性を備えた常誘電体とすることをより確実化できる。
【0010】
上記ロッドレンズにおいては、基材は、Ba(Mg,Ta)O3 系であることを特徴としている。上記ロッドレンズでは、基材は、Ba(Zn,Ta)O3 系であってもよい。上記構成によれば、上記組成を備えることにより、屈折率が1.9以上の透光性を備えた常誘電体とすることにより確実化できる。
【0011】
上記ペロブスカイト型結晶構造を主結晶相とするものとしては、AサイトにBa、Sr、Caの中から1種以上を含み、BサイトにZr、Sn、Hf、Ta、Zn、Nb、Mg、Ti、Al、希土類の中から1種以上を含む一般式ABO3 で表されるペロブスカイト型結晶構造を備えているものが望ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について図1ないし図3に基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0013】
本発明に係るロッドレンズでは、図1に示すように、透光性セラミックスからなる、屈折率1.9以上の透光性を備えた常誘電体である基材1が略柱状、より好ましくは円柱状に形成されている。この基材1の少なくとも一方の端部(長手方向の端部)に、外向きに凸となるレンズ状部2が形成されている。レンズ状部2は、その表面が球面形状となっており、その中心軸が基材1の中心軸にほぼ一致しており、かつ、レンズ状部2の頂点が基材1の中心軸上に位置するようになっている。
【0014】
このため、基材1が常誘電体である、つまり複屈折を示さないものであることから、上記ロッドレンズを作製するとき、複屈折を示すもの例えばLiNbO3 単結晶体を素材として用いた場合のように結晶軸の方向を考慮することを省けることから、上記作製を簡便化できる。
【0015】
その上、上記ロッドレンズでは、基材1の屈折率が1.9以上であるので、上記ロッドレンズを、例えば内視鏡のリレーレンズ系(凸レンズ22も含む)に用いた場合、従来より、上記リレーレンズ系を明るくできて得られた画像の品質を向上できる。なお、上記では、レンズ状部2が、外向きに凸の例を挙げたが、逆に凹状のレンズ形状にも適用可能である。
【0016】
次に、上記基材1の素材としてのBa(Mg,Ta)O3 系の複合ペロブスカイト型結晶構造を主結晶相とする透光性セラミックスについて以下に説明する。まず、原料粉末として、高純度のBaCO3 、SnO2 、ZrO2 、MgCO3 およびTa2 5 の各粉末を準備した。
【0017】
続いて、上記各原料粉末を、Ba〔(Snu Zr1-u x Mgy Taz v w なる組成式において、u=0.67、x=0.16、y=0.29、z=0.55、v=1.02、となる組成が得られるようにそれぞれ秤量し、一緒にボールミルで16時間湿式混合して混合物を得た。なお、wについては、焼成後において、ほぼ3となっている。x、y、zについては、x+y+z=1.00の関係を満たすものである。
【0018】
この混合物を乾燥した後、1300℃で3時間仮焼して仮焼物を得た。この仮焼物を水および有機バインダーと共に、ボールミルに入れ、16時間湿式粉砕して粉砕物を得た。有機バインダーとしては、結合剤としての機能を備え、かつ、焼結時に、焼結温度に達する前に、大気中で例えば500℃程度で大気中の酸素と反応して炭酸ガスや水蒸気等にガス化して消失するものであればよく、例えばエチルセルロース等が挙げられる。
【0019】
この粉砕物を乾燥した後、50メッシュの網(篩)を通して造粒し、得られた造粒粉末を、例えば2000kg/cm2 の圧力で、端部にレンズ状部2を備えた略柱状に成形して成形物を得た。その次に、この成形物を、同組成粉末中に埋め込んだ。
【0020】
上記の同組成粉末は上記成形物と同組成系に調整したものを焼成して得られた焼成物を粉砕したものであり、特に透光性を備えていなくともよい。上記同組成系としては、上記成形物と各成分が同一であれば、それらの組成比が相違していてもよいが、略同一のものが好ましい。したがって、同組成粉末中に埋め込んだ成形物は、上記成形物と同組成系に近接して配置され、焼成されることになる。
【0021】
この成形物を、焼成炉中において、上記同組成粉末と共に、まず、大気組成の雰囲気中にて、加熱して昇温させ成形物に含まれる有機バインダーを加熱により消失させる脱バインダーが生じる温度領域まで昇温させ、脱バインダー後、昇温させながら上記大気中に酸素を注入して酸素濃度を大気中の酸素濃度から上昇、例えば95%(容量%)に設定して、焼成炉中の焼成雰囲気を調整した。
【0022】
その後、上記焼成雰囲気を維持して、例えば1600℃の焼成温度まで焼成炉内を昇温し、その焼成雰囲気および焼成温度を維持しながら20時間、上記成形物を焼成して、上記成形物から焼結体を得た。
【0023】
このようにして、図1に示すように、本実施の形態に係る、Ba(Mg,Ta)O3 系の複合ペロブスカイト型結晶構造を主結晶相とする焼結体である透光性セラミックスからなる、端部にレンズ状部2を備えた基材1を作製した。
【0024】
また、上記透光性セラミックスを用いて、直線透過率、および屈折率を測定するための試料を調製した。この試料は、前記造粒粉末を、例えば2000kg/cm2 の圧力で、直径30mm、厚さ1.8mmの円板状に成形し、その成形物を同様に焼成して得られた焼結体の両面を鏡面研磨し、厚さ1.0mmに仕上げて調製された。
【0025】
上記試料について、直線透過率と屈折率をそれぞれ測定した。屈折率は、2.1であった。また、直線透過率は、図2に示すように、光の波長が300nmから900nmまでの範囲で40%以上、350nmから900nmまでの範囲で60%以上、380nmから900nmまでの範囲で70%以上であった。
【0026】
また、上記試料に対し、TEモードおよびTMモードの光を用いて屈折率をそれぞれ測定した。その結果を表1に示した。この表1の結果から、上記試料については、複屈折を示さないことが確認された。
【0027】
【表1】
Figure 0003873621
【0028】
直線透過率は、島津製分光光度計(UV−200S)を用いて測定波長λが180nm〜900nmの範囲で、また、屈折率はプリズムカプラー(Metricon社製、MODEL 2010)を用い、測定波長λが633nmで測定した。
【0029】
以下に、上記試料において、直線透過率がほぼ理論値であることについて説明する。まず、直線透過率の測定時には、空気中から試料に対し垂直に光が入射する。このため、屈折率(n)が2.1の場合、試料の表面と背面とでの反射率の合計が23%となる。よって、上記試料の直線透過率の理論値(理論最大値)は77%となる。
【0030】
上記試料では、その直線透過率が400nm以上において、ほぼ75%であり、理論値と同等の値を示した。このことは、上記試料の結晶内の欠陥がほとんど無いことを示しており、この試料が光学部品として利用可能であることを裏付けている。このような試料では、表面にAR(反射防止膜)コートを施すことで、ほぼ100%の直線透過率を有するものにできる。
【0031】
続いて、ロッドレンズにおいて、例えば内視鏡の光学系つまりリレーレンズ系に、図5に示すような凸レンズ22からのみ構成されたリレーレンズ系(各凸レンズ22間は空気となる)、図4に示すようなガラス(屈折率1.5)からなるロッドレンズ21を用いたリレーレンズ系、および上記の本発明に係るロッドレンズを用いたリレーレンズ系について、それぞれ光学系のNA、および明るさを比較した。その結果を表2に示した。
【0032】
【表2】
Figure 0003873621
【0033】
上記表2中の本発明とは、本実施の形態におけるBa(Mg,Ta)O3 系のものである。この表2の結果から、本発明に係るロッドレンズを用いることにより、光路長の短縮、NAおよび明るさを増加させることが可能なことが判る。
【0034】
上記透光性セラミックスの焼結体は、X線回折(XRD)による分析の結果、Ba(Mg,Ta)O3 系の結晶構造を有することが確認された。ここで、Baは、複合ペロブスカイト型結晶構造のAサイトに、また、MgとTaとがBサイトに入ることは、それらのイオン半径と原子価とから制約されるものである。
【0035】
上記焼成温度および焼成時間については、用いる組成により設定されるが、上記組成では1550℃〜1650℃の範囲内で、焼成時間を10時間以上焼成すればよい。上記条件にて焼成すれば、透光性の高い焼結体である基材1が得られる。上記基材1は、常誘電体の多結晶体であるため、複屈折を示さないものである。
【0036】
次に、前記の焼成雰囲気の酸素濃度の直線透過率に対する影響を調べた。まず、焼成雰囲気の酸素濃度を、種々代えて各試料をそれぞれ調製した。続いて、各試料の直線透過率を調べ、その結果を図3に示した。この結果では、酸素濃度と直線透過率との関係は正の相関を示し、焼成雰囲気の酸素濃度としては、45%以上(直線透過率20%以上が得られる範囲)が好ましく、75%以上(直線透過率60%以上が得られる範囲)がより好ましく、さらに90%以上がより好ましいことが分かった。
【0037】
また、上記では、基材1の透光性セラミックスとして、Ba(Mg,Ta)O3 系を用いた例を挙げたが、他の透光性セラミックスでもよく、例えば、Ba(Zn,Ta)O3 系の透光性セラミックスを用いることもできる。この透光性セラミックスの製造方法に基づいて説明すると以下の通りである。まず、原料として、高純度のBaCO3 、ZrO2 、ZnOおよびTa2 5 を準備した。
【0038】
続いて、これらの各原料を、Ba(Zrx Zny Taz a w なる組成式において、x=0.03、y=0.32、z=0.65、a=1.02、となる組成が得られるようにそれぞれ秤量し、それらを一緒にボールミルで16時間湿式混合して混合物を得た。なお、wについては、焼成後において、ほぼ3となっている。
【0039】
この混合物を乾燥した後、1200℃で3時間仮焼して仮焼物を得た。この仮焼物を水および有機バインダーと共に、ボールミルに入れ、16時間湿式粉砕して粉砕物を得た。この粉砕物を用いて、焼成温度を1500℃、焼成時間を10時間に代えた以外は、前述のBa(Mg,Ta)O3 系と同様にして試料を調製した。
【0040】
上記焼成温度および焼成時間については、用いる組成により設定されるが、上記組成では1500℃〜1600℃の範囲内で、かつ、焼成時間を5時間以上であればよい。上記条件にて焼成すれば、透光性の高い焼結体が得られる。
【0041】
この試料について同様に直線透過率と屈折率をそれぞれ測定した。上記試料の屈折率は2.1であった。また、直線透過率の結果では、直線透過率は400nmから900nmにおいて50%以上であった。以上のように、上記では、Ba(Zn,Ta)O3 系の透光性セラミックスの例を示しており、前記のBa(Mg,Ta)O3 系とは相違する複合ペロブスカイト型結晶相を主結晶相とする材料系においても、高い直線透過率および高屈折率のものが得られていることが判る。
【0042】
さらに、他のBa(Mg,Ta)O3 系の複合ペロブスカイト型結晶構造を主結晶相とする透光性セラミックスを用いた光導波路について説明すると以下の通りである。
【0043】
まず、原料として、高純度のBaCO3 、MgCO3 およびTa2 5 を準備した。続いて、上記各原料を、Ba(Mgy Taz v w なる組成式において、y=0.33、z=0.67、v=1.03となる組成が得られるようにそれぞれ秤量し、それらを一緒にボールミルで16時間湿式混合して混合物を得た。なお、wについては、焼成後においてほぼ3となっていた。この混合物を乾燥した後、1300℃で3時間仮焼して仮焼物を得た。この仮焼物を水および有機バインダーと共にボールミルに入れ、16時間湿式粉砕して粉砕物を得た。
【0044】
この粉砕物を用いて、前記のBa(Mg,Ta)O3 系と同様にして試料を調製した。その透光性セラミックスの直線透過率を測定した。その測定結果から、上記試料の直線透過率は20%程度であり、前述の透光性セラミックスより若干直線透過率が低くなっているが、上記試料の透光性セラミックスは、反射防止コートを施すことにより、光導波路の基材1の素材として用いることが可能なものである。
【0045】
なお、上記の各例では、特定の組成比を有する各透光性セラミックスの例を挙げたが、本発明のロッドレンズに用いる透光性セラミックスは、これらに限定されるものではない。
【0046】
さらに、上記の各例では、成形物を上記成形物と同組成系に近接して配置させるために、上記成形物を同組成粉末中に埋め込んだ例を挙げたが、上記に特に限定されるものではなく、例えば、上記成形物と同組成系の焼結体の板やサヤを用いてもよい。上記の板を用いる場合には、板の上に成形物を載置して焼成すればよく、また、上記のサヤを用いる場合には、そのサヤの中に成形物を載置して焼成すればよい。
【0047】
【発明の効果】
本発明のロッドレンズは、以上のように、屈折率が1.9以上の透光性を備えた常誘電体からなる基材が略柱状に設けられ、基材の長手方向の端部に、レンズ状部が形成されている構成である。
【0048】
それゆえ、上記構成は、基材が透光性を備えた常誘電体からなることによって、常誘電体の原料から基材に作製するときその結晶軸の方向を考慮する必要がなく、上記作製を簡便化できる。
【0049】
その上、上記構成では、屈折率が1.9以上であるので、上記構成を、例えば内視鏡のリレーレンズ系に用いた場合、従来より、上記リレーレンズ系を明るくできて、上記内視鏡にて得られる画像品質を向上できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のロッドレンズを用いたリレーレンズ系の概略正面図である。
【図2】上記ロッドレンズに用いた透光性セラミックスに関する、各波長での直線透過率を示すグラフである。
【図3】上記ロッドレンズに用いた透光性セラミックスにおける焼成雰囲気の酸素濃度と、直線透過率との関係を示すグラフである。
【図4】従来のリレーレンズ系の概略正面図である。
【図5】従来の他のリレーレンズ系の概略正面図である。
【符号の説明】
1 基材
2 レンズ状部

Claims (2)

  1. Ba(Mg,Ta)O 3 系のペロブスカイト型結晶構造を主結晶相とする、屈折率が1.9以上の透光性を備えた常誘電体からなる基材が略柱状に設けられ、
    基材の長手方向の端部に、レンズ状部が形成されていることを特徴とするロッドレンズ。
  2. Ba(Zn,Ta)O 3 系のペロブスカイト型結晶構造を主結晶相とする、屈折率が1.9以上の透光性を備えた常誘電体からなる基材が略柱状に設けられ、
    基材の長手方向の端部に、レンズ状部が形成されていることを特徴とするロッドレンズ。
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