JP3871865B2 - プラスチックボトル - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、容易に押潰し可能としたプラスチックボトルに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、プラスチック廃棄物の処理が大きな問題となり、使用済みプラスチック容器のリサイクルも実施されるようになっている。
また、廃棄物の容量を少なくするため、廃棄容器の押潰しが奨励実施されるようになっている。
そのため、容易に押潰し可能とした各種のプラスチック容器が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ブラスチック容器は、内容液を収納して一定の外観形状を維持し破損しないようにするため、一定の強度をもたせなければならないので、使用済みの空プラスチック容器を押潰し、容器容積を減少させるためには相当の押潰し力を必要とする。
とくに、大胴径のプラスチックボトルでは、ボトル胴壁の肉厚が厚く押潰しが困難であるという問題点があった。
【0004】
さらに、取手付のプラスチックボトルの場合には、取手とともに取手を形成する取手形成用穴部の下の壁面の変形が困難であるため、上部胴部の減容率を高めることができないという問題があった。
したがって、一般の家庭では、大胴径のプラスチックボトル、とくに取手付プラスチックボトル等は押潰さないでそのまま廃棄しているのが現状である。
そのため、プラスチック廃棄物が嵩高となり、その運搬効率がよくないという問題が解決できないでいる。
【0005】
これを解決するため、ボトル胴部を押潰して扁平廃棄ボトルとすること、さらに底壁に係止片を設け、該係止片をボトル口部内周に係止させ、丸め込まれた廃棄ボトルにすることも提案されているが、改善の余地が多く残されている。
【0006】
本発明は、上記の事情を考慮して、大胴径のプラスチックボトル、とくに取手付プラスチックボトルにおいて小容量の丸め込まれた廃棄ボトルにするためにボトルの口部と底部とを一層容易に係止できるようにすることを課題として、容器底部に係止手段を備え係止手段に対向する側の底端壁にえぐり部を設けた押潰し変形可能なプラスチックボトルを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の課題を解決するため、丸め込み押潰しが可能なプラスチックボトルとして、口部と肩部、胴部と底部とを備え、胴部を扁平に押潰し可能としたボトルであって、底部は、上方に凹んだ底壁と底端壁とからなり、底壁には係止片が突設され、係止片に対向する底端壁にはえぐり部が設けられており、係止片を口部内周または口部に取着したキャップ基体の内周に係合させるようにしたことを特徴とする構成を採用する。
【0008】
取手付プラスチックボトルの実施態様として、口部と胴部、底部と取手とを備えた押潰し可能なプラスチックボトルであって、胴部は、取手形成用穴部が形成された上部胴部と、下部胴部とからなり、胴部に折曲げリブを配設して胴壁が押潰し変形可能とされており、底部は、上方に凹んだ底壁と底端壁とからなり、底壁には係止片が突設され、係止片に対向する底端壁にはえぐり部が設けられており、係止片を口部内周または口部に取着したキャップ基体の内周に係合させるようにしたことを特徴とする構成を採用する。
【0009】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の第1実施形態について、図面を参照して説明する。
図1において、Aは、口部1と胴部2、底部3と胴部2をくり抜くように形成された取手4とを備えたボトル、Bは口部1に打栓により被嵌されるキャップ基体B1と被せ蓋B2とからなるキャップである。
ボトルAとキャップBは、ポリオレフィン系樹脂その他の合成樹脂が用いられ、ボトルAは、単層或いは積層としてブロー成形されている。
【0010】
口部1の外周には、キャップB取着のための嵌合環5と一定の間隔を設け対向するよう配設した一対の保持突条6が設けられている。
【0011】
胴部2は、取手4を形成した上部胴部7と円形の下部胴部8とからなっており、上部胴部7は、口部1に続く球帯状の肩壁9、換言すれば肩部と、該肩壁9に続く断面がほぼ角形の胴周壁10、および円形の膨出周壁11とからなっている。
【0012】
図1、3、5に示すように、胴周壁10は、正八角形の断面から取手形成用穴部12を取り除いた断面形状を有しており、肩壁9と膨出周壁11との間に連設された5つの側壁13と湾曲壁14とを備えている。
側壁13は、左側壁15aとそれに続く前後の傾斜壁15b,15c、および二つの前後壁16a,16bとからなり、ボトルの軸線を含む縦断面上において、肩壁9の下縁と膨出周壁11の上縁との間に延びる曲線を接続端縁17とする上下方向に僅かに湾曲した曲面によって形成されている。
なお、本明細書でいう左右前後は、ボトルの正面図、平面図におけるボトル中心線に対する位置、方向である。
【0013】
前後壁16a,bは、前記各側壁15a,b,cと同じ形状に湾曲した曲面を有し、傾斜壁15b,cと端縁17a,bで接続され、他方に円弧端縁18a,bを形成した曲面で形成されている。
湾曲壁14は、前後壁16a,bの円弧端縁18a,bに接続した曲面であって、該曲面の中央は、ボトルの軸線より所定間隔をおいて、上下方向にわずかに湾曲する曲線となっており、図5に示されるように、該曲線を中心に前後に延びる円弧を横断面形状とする湾曲面によって形成されている。
【0014】
湾曲壁14のほぼ中間に位置して、中央部を隔てて湾曲壁14と隣接する前後壁16a,bに延びる横リブ19が配設されている。
湾曲壁14の下方は、取手形成用穴部12の下面にまで延長しており、膨出周壁11に連設され、下部胴部8の右方部を被う壁面20となっている。
【0015】
図1、2、3に示すように、取手4は、前記湾曲壁14に対向して取手形成用穴部12を隔て、肩壁9と湾曲壁14の上端から膨出周壁11周縁の壁面20に接続するよう延設されており、その断面は、全体を通じて図5に示すように、内側と外側を径の異なる円弧とした断面弦月状に形成されている。
【0016】
取手4の長手方向中間部には、取手の両側に湾曲して膨出する中間膨出部21が形成されており、該中間膨出部21の表側には上方と下方との間で段が形成され、三日月状の段差壁22が設けられている。
取手4の上端内側には、湾曲壁14との接続部に沿って弧状の下リブ23が配設されている。
【0017】
図1、2に示すように、前記下部胴部8は、前記膨出周壁11に段差をもって続く円形の胴筒壁30と、該胴筒壁30より膨出するように形成された底部周壁31とからなっている。
胴筒壁30の前後面の中心部には、胴筒壁30上端から縦リブ32が下方に延びるよう配設され、その下端から一定の間隔を隔てた位置から左右に延びる傾斜リブ33a,bが配設され、底部周壁31の中間部まで延びている。
【0018】
胴筒壁30の右側周面30bには、前後の縦リブ32の上端を結んで右側周面中心線を最下点とする円弧の弧状リブ34が配設されており、縦リブ32a、32bの下端から一定の間隔を隔てて水平方向に横リブ35が配設されている。
胴筒壁30の左右の周面30a,bには、前後面の中心部を隔てて上下方向に等間隔に広巾の凹溝36が配設されている。
【0019】
横リブ19、35、縦リブ32、傾斜リブ33a,b、下リブ23および弧状リブ34は、図6に示すように断面が円弧状の押潰し変形用折曲げリブ37であって、押潰し変形にあたって横断方向にリブ断面が変形するとともに壁面との接続部38が屈曲し、折曲げリブ37を軸線として両側の壁面が内側または外側に容易に折り曲がるようになっている。
折り曲げ角度が大きくなると、折曲げリブ37の接続部38、あるいは円弧部39で弾性限界を越えて塑性変形が起こり、変形形状を維持することができるようになっている。
【0020】
図4、7に示すように、底部3は、底壁40と、該底壁40周縁に形成され胴部2の底部周壁31に続く底端壁41とからなっており、底壁40は、パーティングライン上でその中心より左側に偏寄して最も深く凹んだ底面部40aを位置させており、該底面部40aから底端壁41になだらかに連続する湾曲面で形成されている。
【0021】
底壁40の左側には、先端に鉤部42を具え、ほぼ水平方向に延びる係止片43がパーティングラインに沿って設けられている。
該係止片43の根本部は、底端壁41に近接して位置し、鉤部42は前記底面部40aに対応して位置し、上方に突出するように形成されている。
【0022】
底端壁41には、パーティングラインに対して前後に対向する位置に切欠部44が形成されており、係止片43に対向する底端壁41には、えぐり部45が形成されている。
えぐり部45は、断面弧状の湾曲面によって形成され、外端部では、その中心線は上方に湾曲するように延び、えぐり部45の湾曲面外端は、底部周壁31の中間にまで達し、接続周縁は山形状となっている。
えぐり部45の形状は、後述する丸め込み押潰し時に、底端壁41によって底端が肩壁又は口部周面に接触することを妨げないようにすることができればよく、
えぐり部45の底面は直線状でも曲線状でもよい。
【0023】
図8に示すように、キャップBは、キャップ基体B1と被せ蓋B2とからなっており、キャップ基体B1は、嵌着部50と、引き裂き線に沿って開口される注出孔51を形成した注出筒52と係合リング53とを具えている。
被せ蓋B2は、前記係合リング53に嵌着する側筒壁54と、注出孔51を密封する密封リング55を垂設した頂壁56とを具えている。
キャップBは、内容液充填後に打栓によって口部1に嵌着され、使用にあたって周知のように引き裂き線に沿って隔壁の除去部を取り去ることによって注出孔51が形成される。
【0024】
次に、ボトルの押潰し方法について図面を参照して説明する。
使用後のボトルの押潰しにあたって、キャップBの被せ蓋B2をはずした状態で、ボトルの右側、取手を上にしてボトルを机上に置いて押潰す。(ボトルを机上に置いたときには、ボトル軸線の左右が上下、前後が左右となるが、前述した呼び方をそのまま使用する。)
【0025】
押潰しは、まず、ボトル口部1または胴部2を押さえ、取手4の長手方向の中間部表側を押圧する。
取手4に折曲げ力が加えられると、取手4は下リブ23の部分で折り曲げられて傾斜し、中間膨出部21の段差壁22の下部分で胴部側に屈曲される。
【0026】
次に胴筒壁30上方の部分を押圧すると、膨出周壁11の右側部分と胴筒壁30の右側周面30bとの間に折曲げ力が働き、図9に示すように右側周面30bは、弧状リブ34を折り目として折り曲げられ、膨出周壁11の右側部分が下方に傾斜するように折り曲げられる。
【0027】
次いで胴筒壁30下方の部分を押圧すると、右側周面30bの下方は横リブ35を折り目として折り曲げられ、それにつれて底部周壁31が傾斜する。
そして、胴筒壁30の左側周面30aと右側周面30bは、縦リブ32を軸にして屈曲されて胴筒壁30は扁平にされ、それに応じて縦リブ32が前後に張り出すことになる。
【0028】
胴筒壁30の扁平化は、上部胴部7の胴周壁10に影響を及ぼすことになる。前後壁16は、湾曲壁14から延びる横リブ19によって横断方向には屈曲困難であるので、胴周壁10は、傾斜壁15b,cと前後壁16との接続端縁17a,bで屈曲して前後方向に膨出する。
【0029】
次に底部3を上方に折り曲げるようにすると、底部3は右側周面30bの横リブ35によって屈曲され、右側周面30bと底部周壁31の右部分が連続した面となり底壁40がさらに傾斜する。
かくして、胴部2は扁平胴部2aとなり、図10に示すような扁平ボトルを得ることができる。
その際、屈曲、膨出された部分は勿論、その他の個所で塑性変形が起こされ、扁平状態が維持され、この状態で廃棄することができる。
【0030】
次に、口部1と底部3を持って、ボトル全体を折り曲げ、口部1と底部3との間にモーメントを加えると、図11に示すように、底部3は、さらに押圧されて扁平になり、胴周壁10は、横リブ19を軸として屈曲され、それに応じて取手4も屈曲される。
取手4は、下リブ23と段差壁22の部分でさらに屈曲され、段差壁22の下端部が、中間膨出部21を巾方向に広げて塑性変形を生じさせ、取手4中間部の表裏面を平坦にして段差壁22背面部を胴周壁10の湾曲壁14に接圧させる。
【0031】
次いで、さらにモーメントMを加え、口部1と底部3とを丸め込むようにすると、扁平胴部2aの上部と下部は、さらに折り曲げられ、底壁40がキャップ基体B1周面に接するまで湾曲させることができる。
その際、右側の底端壁41にえぐり部45が形成されているため、底端壁41がボトル口部1の保持突条6或いは肩壁9に、衝接することなく底壁40を肩壁9すなわち肩部に滑らせながら、キャップ基体B1周面に接触させ、その接触位置を上下に自由に移動させることができる。
それによって、底壁40の係止片43をキャップ基体B1の注出筒52に極めて容易に係合させることができ、キャップを介して、口部1と底部3との係止状態を維持することができる。
【0032】
扁平押潰しにあたっては、扁平胴部2aは塑性変形をし、外力を加えない限り復元しないが、扁平胴部2aの湾曲は塑性変形までに至らない場合もあるから、口部1と底部3を係止させることによって、廃棄時に湾曲され丸め込まれた扁平胴部2aが、復元することを阻止する。
かくして、図12に示すような廃棄ボトルを極めて小容量に丸め込まれた廃棄ボトルとすることができるのである。
【0033】
前記のようにボトルの右側、取手を上にして机上に置いて押潰す場合は、ボトルの上方(右側)から押圧するだけで、左側ではその反作用として押圧力が作用するので押潰しは能率良く行われるが、ボトルを両手で把持して、前記の押潰し方法にしたがい順次に左右から押圧することによって押潰すことも可能である。
【0034】
次に、第2実施形態について説明する。
前記実施形態は、取手付プラスチックボトルに係わるものであるが、次に取手のない大胴径のプラスチックボトルについて説明する。
図13において、Aaはボトル、Bは前記実施形態で説明したキャップである。
以下相違点を中心に、主要な点について説明する。
【0035】
図13、14に示すように、ボトルAaは、口部60と肩部61、胴部62、底部63とを備えており、胴部62は、断面円形の胴周壁64と底部周壁65とから形成されている。
胴周壁64の前後面には、中心線上に縦リブ66が配設されており、縦リブ66の下端には、前実施形態と同様にリブ下端との間に一定の間隔をおいて斜め下方に延び底部周壁65に至る傾斜リブ67と、胴周壁64の右側面で横方向に延びる下横リブ68が配設されている。
【0036】
胴周壁64には、縦リブ66との間に一定の間隔をおいて、胴周壁64の横方向に延びる上横リブ69と中横リブ70が配設されている。
上記各リブは前実施形態における折曲げリブに相当し、同一の作用効果を有するものである。
上記各リブの間には、第1実施形態の凹溝36と同様の凹溝71が配設されている。
【0037】
底部63は、前実施形態と同一の構成であり、底壁72と底端壁73とからなり、底壁72の左側には先端に鉤部を設けた係止片74が設けられており、係止片74に対向する底端壁73には、えぐり部75が形成されている。
【0038】
使用後のボトルの押潰しにあたっては、机上に置いて、まず胴周壁64の上部を左右から押圧すると、胴周壁64は、上横リブ69によって前後方向に押し広げられ、縦リブ66を軸に屈曲される。
次いで、胴周壁64の中間部を左右から押圧すると、胴部62の中間部は、中横リブ70によって前後方向に押し広げられ、縦リブ66を軸に屈曲され、それにつれて胴周壁64の上方部も変形され扁平にされていく。
【0039】
次いで、胴周壁64の下方を左右から押圧すると、胴周壁64は下横リブ68によって前後方向に押し広げられ、胴部62の左右の胴壁は、縦リブ66を境に変形され、図15に示すように、胴部全体が扁平胴部62aとなる。
同時に、底部周壁65は、傾斜リブ67によって前後に拡げられるとともに、その左右の周壁は胴周壁64に連なり下横リブ68を軸として傾斜する。
次いで、底部63の右側面を上方に廻動すると、前記実施形態と同様に扁平化された廃棄ボトルを得ることができる。
【0040】
次に、口部60と底部63を持ってボトル全体を折り曲げ、口部60と底部63との間にモーメントを加えると、扁平胴部62aは、上横リブ69と中横リブ70とによって湾曲変形され、最後に底部63に設けた鉤部を有する係止片74を口部60上端縁に係止させることによって、図16に示すような丸め込まれた廃棄ボトルを得ることができる。
【0041】
前記各実施形態では、プラスチックボトルとして円形ボトルについて説明したが、胴部が押潰し可能であり、底部に係止片とえぐり部を形成したものであれば、ボトルの断面形状については、楕円形、角形その他の形状でもよい。
また、前記各実施形態では、底壁の係止片をキャップの内側に係合させるようにしたが、ボトルの素材樹脂とキャップの素材樹脂が異なる場合には、キャップ基体を公知の方法によって、容器口部から取り外して、係止片を容器口部内周に係合させるようにする。
【0042】
【発明の効果】
本発明は、上記のように構成されているから次の効果を奏する。
胴部を押潰して扁平な廃棄ボトルを得、底壁に設けた係止片をボトル口部に係合させることによって、小容量の丸め込まれた廃棄ボトルを得ることができた。
その際、底壁の係止片に対向する底端壁にえぐり部を形成したので、底壁を肩壁或いは口部のキャップ基体の周面に沿って自由に移動させることができ、係止片の係合がきわめて容易にできるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のボトルとキャップの正面図である。
【図2】ボトルの右側面図である。
【図3】ボトルの平面図である。
【図4】ボトルの底面図である。
【図5】上部胴部の説明図で、図2のA−A線におけるボトルの断面図である。
【図6】折曲げリブの説明図である。
【図7】ボトルの底部の縦断面図である。
【図8】キャップの説明図で、キャップ基体と被せ蓋を分離した一部断面正面図である。
【図9】取手の折曲げ時の説明図である。
【図10】胴部の押圧時の説明図である。
【図11】扁平胴部の湾曲時の説明図である。
【図12】丸め込まれた廃棄ボトルの説明図である。
【図13】別実施形態ボトルの正面図である。
【図14】同上ボトルの側面図である。
【図15】扁平胴部の湾曲時の説明図である。
【図16】丸め込まれた廃棄ボトルの説明図である。
【符号の説明】
A、Aa ボトル
B キャップ
B1 キャップ基体
B2 被せ蓋
1、60 口部
2、62 胴部
2a、62a 扁平胴部
3、63 底部
4 取手
7 上部胴部
8 下部胴部
9 肩壁
10、64 胴周壁
11 膨出周壁
12 取手形成用穴部
13 側壁
14 湾曲壁
19、35 横リブ
21 中間膨出部
23 下リブ
30 胴筒壁
31、65 底部周壁
32a,b、66 縦リブ
33a,b、67 傾斜リブ
34 弧状リブ
37 折曲げリブ
40、72 底壁
41、73 底端壁
42 鉤部
43、74 係止片
44 切欠部
45、75 えぐり部
52 注出筒
68 下横リブ
69 上横リブ
70 中横リブ

Claims (5)

  1. 口部と肩部、胴部と底部とを備え、胴部を扁平に押潰し可能としたボトルであって、
    底部は、上方に凹んだ底壁と底端壁とからなり、底壁には係止片が突設され、係止片に対向する底端壁にはえぐり部が設けられており、
    係止片を口部内周に係合させるようにしたことを特徴とする丸め込み押潰しが可能なプラスチックボトル。
  2. 口部と肩部、胴部と底部とを備え、胴部を扁平に押潰し可能としたボトルであって、
    底部は、上方に凹んだ底壁と底端壁とからなり、底壁には係止片が突設され、係止片に対向する底端壁にはえぐり部が設けられており、
    係止片を口部に取着したキャップ基体の内周に係合させるようにしたことを特徴とする丸め込み押潰しが可能なプラスチックボトル。
  3. 口部と胴部、底部と取手とを備えた押潰し可能なプラスチックボトルであって、
    胴部は、取手形成用穴部が形成された上部胴部と、下部胴部とからなり、胴部に折曲げリブを配設して胴壁が押潰し変形可能とされており、
    底部は、上方に凹んだ底壁と底端壁とからなり、底壁には係止片が突設され、係止片に対向する底端壁にはえぐり部が設けられており、
    係止片を口部内周に係合させるようにしたことを特徴とする丸め込み押潰しが可能なプラスチックボトル。
  4. 口部と胴部、底部と取手とを備え、口部にキャップを取着した押潰し可能なプラスチックボトルであって、
    胴部は、取手形成用穴部が形成された上部胴部と、下部胴部とからなり、胴部に折曲げリブを配設して胴壁が押潰し変形可能とされており、
    底部は、上方に凹んだ底壁と底端壁とからなり、底壁には係止片が突設され、係止片に対向する底端壁にはえぐり部が設けられており、
    係止片を口部に取着したキャップ基体の内周に係合させるようにしたことを特徴とする丸め込み押潰しが可能なプラスチックボトル。
  5. 取手が折曲げ可能とされていることを特徴とする請求項3または4記載の丸め込み押潰しが可能なプラスチックボトル。
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