JP3871844B2 - 二次空気制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、両面を第1および第2圧力室に臨ませるダイヤフラムの中央部にロッドの一端が連結されるダイヤフラムアクチュエータを備え、エンジンの排気通路に外気を導入可能な二次空気供給通路に介設される二次空気制御装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、かかるダイヤフラムアクチュエータおよび二次空気制御装置が、たとえば特開昭53─148619号公報等で既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記従来のダイヤフラムアクチュエータでは、ダイヤフラムの中央部を両側から挟む一対のリテーナを相互に結合し、ロッドの一端が一方のリテーナに連結される構造となっており、ロッドの一端をダイヤフラムの中央部に連結するにあたり、部品点数が比較的多くなる。
【0004】
また上記特開昭53─148619号公報で開示された二次空気制御装置は、上述のダイヤフラムアクチュエータと、該ダイヤフラムアクチュエータに連結される開閉弁と、エンジンの排気通路に外気を導入可能な二次空気供給通路の途中に設けられて排気通路側への空気の流通だけを許容するリード弁とで構成されており、ダイヤフラムアクチュエータにおいてロッドおよびダイヤフラムの連結に要する部品点数が比較的多くなり、二次空気制御装置の組立工数が大となってしまう。
【0005】
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、部品点数および組立工数の低減を可能とした二次空気制御装置を提供することを的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記的を達成するために、請求項1の発明は、エンジンの吸気通路に通じる負圧室に一面を臨ませるダイヤフラムの中央部にロッドの一端が連結されて成るとともに前記吸気通路の負圧が急激に高くなるのに応じて前記負圧室の容積を減少する方向に前記ダイヤフラムを撓ませるダイヤフラムアクチュエータと、エンジンの排気通路に外気を導入可能な二次空気供給通路を遮断可能として前記ロッドの他端に固定される弁体を有するとともに前記吸気通路の負圧が急激に高くなるのに応じた前記ダイヤフラムアクチュエータの作動に応じて閉弁作動する開閉弁とを備える二次空気制御装置において、ボディと、該ボディに結合されて前記負圧室に臨む第1カバーとの間に前記ダイヤフラムの周縁部が挟持され、そのボディには、前記二次空気供給通路のうち前記排気通路に通じる下流側通路部に下流端が接続される空気流通路と、該空気流通路の上流端に通じる弁孔と、その弁孔を中央部に開口させた弁座と、該弁孔内に先端部が臨んでいて前記ロッドを軸方向摺動可能に嵌合させる支持筒部とが設けられ、前記ダイヤフラムの中央部には、該ダイヤフラムが前記ボディ側に撓んだときに該ボディに接触する環状の緩衝部が、ロッドの外周を囲繞するようにして一体に突設され、前記ダイヤフラムの他面とボディとの間に形成される圧力室を前記空気流通路に連通させる連通孔が、該ボディの該圧力室に臨む壁部に前記緩衝部及び支持筒部よりも径方向外側で形成され、前記二次空気供給通路のうち外気に連なる上流側通路部に通じるとともに前記弁座を臨ませた弁室を前記ボディとの間に形成する第2カバーが前記ボディに結合され、前記ロッドの一端は、該ロッドの軸部よりも大径の円板部を有して縦断面略T字状に形成されると共に、その円板部が、合成ゴム、天然ゴム又はエラストマーにより型成形される前記ダイヤフラムの中央部にモールド結合され、前記ロッドは、記弁孔を同軸に貫通して他端が前記弁室内に突出していると共に、該他端に前記弁体が固設され、前記弁体に対し弁座から離座する方向のばね力を発揮する戻しばねが、前記支持筒部の外周を囲繞して前記ボディおよび弁体間に設けられ、前記円板部には、前記型成形の際に前記合成ゴム、天然ゴム又はエラストマーを流入させる複数の貫通孔が、該円板部の周方向に互いに間隔をおいて設けられ、前記ダイヤフラムが、前記円板部の上面及び外周面の全体を覆う部分、並びに前記複数の貫通孔内に各々存する部分を有していて、それら部分が、同円板部の下面外周部を覆う前記緩衝部と一体に連続していることを特徴とする。
【0007】
上記構成によれば、ロッドおよびダイヤフラムの連結に、ロッドおよびダイヤフラム以外の他部品が不要であり、ダイヤフラムアクチュエータの部品点数を低減することができる。またダイヤフラムの型成形と同時にロッドがダイヤフラムに連結されるので、ダイヤフラムアクチュエータの組立工数を減少することができ、しかもロッドおよびダイヤフラムの連結部で負圧室および圧力室間での気密漏れが生じることを防止することができ、気密漏れの要因の1つを解消することができる。またダイヤフラムアクチェータのケーシングならびに開閉弁の弁ハウジングの一部にボディを共用化すること、ロッドの一端がダイヤフラムの中央部に直接連結されることにより、部品点数を少なくして二次空気制御装置を構成して組立工数を削減することが可能となる。
【0008】
さらに請求項の発明は、請求項の発明の構成に加えて、前記排気通路側への空気の流通だけを許容して前記空気流通路の下流端ならびに前記二次空気供給通路の下流側通路部間に介装されるリード弁を支持する弁支持板が、前記ボディならびに該ボディに結合される第3カバー間に挟持されることを特徴とし、かかる構成によれば、二次空気制御装置全体をコンパクトに構成して、二次空気制御装置のコンパクトな配置が可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明する。
【0010】
図1〜図3は本発明の一実施例を示すものであり、図1はエンジンおよび二次空気制御装置の接続関係を示す図、図2は二次空気制御装置の縦断面図、図3はロッドの斜視図である。
【0011】
先ず図1において、車両に搭載されるエンジンEの吸気ポート1には該吸気ポート1とともに吸気通路2を形成する吸気管3が接続され、吸気ポート1に燃料を噴射する燃料噴射弁4がエンジンEに取付けられ、吸気通路2の吸気量を制御するスロットル弁5が吸気管3に設けられる。また前記エンジンEの排気ポート6には該排気ポート6とともに排気通路7を形成する排気管8が接続される。
【0012】
エアクリーナ9で浄化された外気を排気通路7の排気脈動に応じて排気通路7に二次空気として供給するために、エアクリーナ9と前記排気通路7における排気ポート6との間は二次空気供給通路10を介して接続される。而してエジンの通常の運転時には排気ガス中の未燃成分の酸化処理が前記二次空気によって促進される。しかるにスロットル弁5を急閉することで吸気通路2の負圧が急激に高くなったときには、エンジンEに供給される混合気の燃料濃度が高くなり、排気通路7に排出される未燃成分が異常に増大し、前記二次空気供給通路10から供給される二次空気によって未燃成分が爆発的に燃焼して所謂アフターバーン現象が生じる可能性がある。このため吸気通路2の負圧が急激に高くなったときには二次空気供給通路10からの二次空気の供給を停止する必要がある。そこで、二次空気供給通路10には、排気脈動による二次空気の供給を可能とするとともに吸気通路2の負圧が急激に高くなったときには二次空気の供給を停止するための二次空気制御装置11が介設される。
【0013】
図2において、二次空気制御装置11は、ダイヤフラムアクチュエータ12と、該ダイヤフラムアクチュエータ12で閉弁駆動される開閉弁13と、前記排気通路7側への空気の流通だけを許容するリード弁14とで構成される。
【0014】
ダイヤフラムアクチュエータ12は、ケーシング15と、該ケーシング15で周縁部を挟持されたダイヤフラム16と、該ダイヤフラム16の中央部に一端が連結される金属製のロッド17とを備え、ダイヤフラム16は合成ゴム、天然ゴムまたはエラストマーにより型成形される。
【0015】
ケーシング15は、合成樹脂製のボディ18と、前記ダイヤフラム16の周縁部を相互間に気密に挟持して該ボディ18に締結される金属製の第1カバー19とから成るものであり、第1カバー19およびダイヤフラム16間には該ダイヤフラム16の一面を臨ませる負圧室としての第1圧力室20が形成され、ボディ18およびダイヤフラム16間には第2圧力室21が形成される。第1カバー19の中央部には、先端に絞り孔22を有する接続管部23が一体に形成されており、前記絞り孔22を介して第1圧力室20内に通じる負圧導入管路24の一端が接続管部23に接続され、該負圧導入管路24の他端は、図1で示すように、スロットル弁5よりも下流側で吸気通路2に通じるようにして吸気管3に接続される。これにより第1圧力室20には吸気通路2内の負圧が作用することになる。
【0016】
ロッド17は、ボディ18により軸方向移動可能に支承されており、該ロッド17の一端17aは第2圧力室21側で前記ダイヤフラム16の中央部に直接連結される。
【0017】
図3を併せて参照して、前記ロッド17の一端17aは、該ロッド17の軸部よりも大径の円板部を一体に固着することにより縦断面略T字状に形成されており、合成ゴム、天然ゴムまたはエラストマーにより型成形されるダイヤフラム16の中央部に、ロッド17の一端17aがモールド結合される。しかもロッド17の一端17aにおける前記円板部には、その周方向に互いに間隔をおいて複数の貫通孔25,25…が設けられる。
【0018】
またダイヤフラム16の中央部には、第1および第2圧力室20,21の圧力差に応じてダイヤフラム16がボディ18側に撓んだときにボディ18に接触する緩衝部26が、ロッド17を同軸に囲繞する円形にしてボディ18側に突出するようにして一体に形成される。而してダイヤフラム16は、前記円板部の上面及び外周面の全体を覆う部分と、同円板部の下面外周部を覆う前記緩衝部26と、前記複数の貫通孔25内に各々存する部分とを有していて、それら部分が互いに一体に連続している
【0019】
このようなダイヤフラムアクチュエータ12では、吸気通路2の負圧が急激に高くなったときには、ダイヤフラム16が第1圧力室20の容積を減少する方向に前記ダイヤフラム16が撓み、ロッド17が図2の上方に作動することになる。
【0020】
開閉弁13は、弁ハウジング27と、前記ロッド17の他端に固着される弁体28と、弁ハウジング27および弁体28間に設けられる戻しばね29とを備える。
【0021】
弁ハウジング27は、前記ボディ18と、該ボディ18に気密に締結される金属製の第2カバー30とで構成されるものであり、ボディ18には、空気流通路31と、空気流通路31を第2圧力室21に連通せしめる連通孔32と、空気流通路31の上流端に通じて前記ロッド17と同軸に配置される弁孔33と、前記空気流通路31とは反対側で前記弁孔33を中央部に開口させた弁座34と、前記弁孔33に一部を同軸に挿入せしめた支持筒部35とが設けられ、弁孔33を同軸に貫通するロッド17が前記支持筒部35内に軸方向摺動可能に嵌合される。前記連通孔32は、前記緩衝部26及び支持筒部35よりも径方向外側に形成される。
【0022】
前記ボディ18および第2カバー30間には、前記二次空気供給通路10のうちエアクリーナ9に連なる上流側通路部10aに通じる弁室36が形成され、前記弁座34は該弁室36に臨むようにしてボディ18に形成され、弁座34に着座することを可能として弁室36に収納される弁体28がロッド17の他端に固設される。
【0023】
また戻しばね29は、前記支持筒部35を囲繞するコイル状のものであり、弁体28を弁座34から離座せしめる方向、すなわちダイヤフラムアクチュエータ12のダイヤフラム16を第2圧力室21側に撓ませる方向のばね力を発揮してボディ18および弁体28間に設けられる。
【0024】
リード弁14は、弁孔40を中央部に有して円板状に形成される弁支持板37に、前記弁孔40の開閉を可能として支持されるものであり、弁支持板37は、前記弁孔40を空気流通路31の下流端に連通させるようにして、前記ボディ18ならびに該ボディ18に締結される金属製の第3カバー38間に気密に挟持される。また第3カバーおよび弁支持板37間には前記リード弁14を収納するとともに前記二次空気供給通路10のうち吸気通路2側の下流側通路部10bに通じる弁室39が形成される。すなわちリード弁14は、二次空気供給通路10のうち前記排気通路7に通じる下流側通路部10bとボディ18が備える空気流通路31の下流端との間に介装されるようにしてボディ18に取付けられる。
【0025】
次にこの実施例の作用について説明すると、ダイヤフラムアクチュエータ12では、ロッド17の一端17aがダイヤフラム16に直接連結されるので、ロッド17およびダイヤフラム16の連結にロッド17およびダイヤフラム16以外の他部品が不要であり、ダイヤフラムアクチュエータ12の部品点数を低減することができる。
【0026】
また合成ゴム、天然ゴムまたはエラストマーにより型成形されるダイヤフラム16の中央部に金属製のロッド17の一端17aがモールド結合されるので、ダイヤフラム16の成形と同時にロッド17がダイヤフラム16に連結されることになる。したがってダイヤフラムアクチュエータ12の組立工数を減少することができるとともに、ロッド17およびダイヤフラム16の連結部で第1圧力室20および第2圧力室21間での気密漏れが生じることを防止することができ、気密漏れの要因の1つを解消することができる。
【0027】
しかもロッド17の一端17aが縦断面略T字状に形成されているので、ロッド17の一端17aおよびダイヤフラム16の接合面積を比較的大きくすることが可能であり、ロッド17からダイヤフラム16に引張り荷重が作用したときにダイヤフラム16の中央部が局部的に撓むことを防止することが可能となるとともに、ロッド17の一端17aのダイヤフラム16へのモールド結合強度を増大することができる。
【0028】
さらにロッド17の一端17aに複数の貫通孔25,25…が設けられているので、ダイヤフラム16の型成形時に各貫通孔25,25…に合成ゴム、天然ゴムまたはエラストマーを流入させることでロッド17の一端17aのダイヤフラム16へのモールド結合強度をより増大することが可能となる。
【0029】
また第1および第2圧力室21の圧力差に応じてダイヤフラム16が撓んだときにケーシング15に接触する緩衝部26がダイヤフラム16の中央部に一体に形成されているので、ダイヤフラム16にその成形後に緩衝部材を接着するものに比べると、部品点数を低減することができるとともに緩衝部材の接着作業が不要となって組立工数を少なくすることができる。
【0030】
さらに上記ダイヤフラムアクチュエータ12、開閉弁13およびリード弁14で構成される二次空気制御装置11では、ダイヤフラムアクチュエータ12のケーシング15ならびに開閉弁13の弁ハウジング27の一部にボディ18を共用化するとともにリード弁14がボディ18に支持されており、ロッド17の一端17aがダイヤフラム16の中央部に直接連結されることと併せて、部品点数を少なくして二次空気制御装置11を構成し、組立工数を削減することが可能となるとともに、二次空気制御装置11全体をコンパクトに構成して、二次空気制御装置11のコンパクトな配置が可能となる。
【0031】
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
【0032】
【発明の効果】
以上のように発明によれば、ロッドおよびダイヤフラムの連結に、ロッドおよびダイヤフラム以外の他部品が不要であり、ダイヤフラムアクチュエータの部品点数を低減することができる。またダイヤフラムの型成形と同時にロッドがダイヤフラムに連結されるので、ダイヤフラムアクチュエータの組立工数を減少することができ、しかもロッドおよびダイヤフラムの連結部で負圧室および力室間での気密漏れが生じることを防止することができ、気密漏れの要因の1つを解消することができる。
【0033】
また特にロッドの一端は、該ロッドの軸部よりも大径の円板部を有して縦断面略T字状に形成されると共に、その円板部が、合成ゴム、天然ゴム又はエラストマーにより型成形されるダイヤフラム中央部にモールド結合され、円板部には、前記型成形の際に合成ゴム、天然ゴム又はエラストマーを流入させる複数の貫通孔が、該円板部の周方向に互いに間隔をおいて設けられ、ダイヤフラムが、円板部の上面及び外周面の全体を覆う部分、並びに円板部の複数の貫通孔内に各々存する部分を有していて、それら部分が、円板部の下面外周部を覆う緩衝部と一体に連続しているため、ロッドの一端およびダイヤフラムの接合面積を比較的大きくすることが可能であり、ロッドからダイヤフラムに引張り荷重が作用したときにダイヤフラムの中央部が局部的に撓むことを防止することが可能となるとともに、ロッドの一端のダイヤフラムへのモールド結合強度を増大することができる。その上、ダイヤフラムアクチェータのケーシングならびに開閉弁の弁ハウジングの一部にボディを共用化すること、ロッドの一端がダイヤフラムの中央部に直接連結されることにより、部品点数を少なくして二次空気制御装置を構成して組立工数を削減することが可能となる。
【0034】
また特に請求項の発明によれば、二次空気制御装置全体をコンパクトに構成して二次空気制御装置のコンパクトな配置が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 エンジンおよび二次空気制御装置の接続関係を示す図である。
【図2】 二次空気制御装置の縦断面図である。
【図3】 ロッドの斜視図である。
【符号の説明】
2・・・・吸気通路
7・・・・排気通路
10・・・二次空気供給通路
10a・・上流側通路部
10b・・下流側通路部
11・・・二次空気制御装置
12・・・ダイヤフラムアクチュエータ
13・・・開閉弁
14・・・リード弁
15・・・ケーシング
16・・・ダイヤフラム
17・・・ロッド
17a・・ロッドの一端
18・・・ボディ
19・・・第1カバー
20・・・負圧室としての第1圧力室
21・・・第2圧力室
25・・・貫通孔
26・・・緩衝部
28・・・弁体
29・・・戻しばね
30・・・第2カバー
31・・・空気流通路
32・・・連通孔
33・・・弁孔
34・・・弁座
35・・・支持筒部
36・・・弁室
37・・・弁支持板
38・・・第3カバー
E・・・・エンジン

Claims (2)

  1. ンジン(E)の吸気通路(2)に通じる負圧室(20)に一面を臨ませるダイヤフラム(16)の中央部にロッド(17)の一端(17a)が連結されて成るとともに前記吸気通路(2)の負圧が急激に高くなるのに応じて前記負圧室(20)の容積を減少する方向に前記ダイヤフラム(16)を撓ませるダイヤフラムアクチュエータ(12)と、エンジン(E)の排気通路(7)に外気を導入可能な二次空気供給通路(10)を遮断可能として前記ロッド(17)の他端に固定される弁体(28)を有するとともに前記吸気通路(2)の負圧が急激に高くなるのに応じた前記ダイヤフラムアクチュエータ(12)の作動に応じて閉弁作動する開閉弁(13)とを備える二次空気制御装置において、
    ボディ(18)と、該ボディ(18)に結合されて前記負圧室(20)に臨む第1カバー(19)との間に前記ダイヤフラム(16)の周縁部が挟持され、
    そのボディ(18)には、前記二次空気供給通路(10)のうち前記排気通路(7)に通じる下流側通路部(10b)に下流端が接続される空気流通路(31)と、該空気流通路(31)の上流端に通じる弁孔(33)と、その弁孔(33)を中央部に開口させた弁座(34)と、該弁孔(33)内に先端部が臨んでいて前記ロッド(17)を軸方向摺動可能に嵌合させる支持筒部(35)とが設けられ、
    前記ダイヤフラム(16)の中央部には、該ダイヤフラム(16)が前記ボディ(18)側に撓んだときに該ボディ(18)に接触する環状の緩衝部(26)が、ロッド(17)の外周を囲繞するようにして一体に突設され、
    前記ダイヤフラム(16)の他面とボディ(18)との間に形成される圧力室(21)を前記空気流通路(31)に連通させる連通孔(32)が、該ボディ(18)の該圧力室(21)に臨む壁部に前記緩衝部(26)及び支持筒部(35)よりも径方向外側で形成され、
    前記二次空気供給通路(10)のうち外気に連なる上流側通路部(10a)に通じるとともに前記弁座(34)を臨ませた弁室(36)を前記ボディ(18)との間に形成する第2カバー(30)が前記ボディ(18)に結合され、
    前記ロッド(17)の一端(17a)は、該ロッド(17)の軸部よりも大径の円板部を有して縦断面略T字状に形成されると共に、その円板部が、合成ゴム、天然ゴム又はエラストマーにより型成形される前記ダイヤフラム(16)の中央部にモールド結合され、 前記ロッド(17)は、記弁孔(33)を同軸に貫通して他端が前記弁室(36)内に突出していると共に、該他端に前記弁体(28)が固設され、
    前記弁体(28)に対し弁座(34)から離座する方向のばね力を発揮する戻しばね(29)が、前記支持筒部(35)の外周を囲繞して前記ボディ(18)および弁体(28)間に設けられ、
    前記円板部には、前記型成形の際に前記合成ゴム、天然ゴム又はエラストマーを流入させる複数の貫通孔(25)が、該円板部の周方向に互いに間隔をおいて設けられ
    前記ダイヤフラム(16)が、前記円板部の上面及び外周面の全体を覆う部分、並びに前記複数の貫通孔(25)内に各々存する部分を有していて、それら部分が、同円板部の下面外周部を覆う前記緩衝部(26)と一体に連続していることを特徴とする二次空気制御装置。
  2. 前記排気通路(7)側への空気の流通だけを許容して前記空気流通路(31)の下流端ならびに前記二次空気供給通路(10)の下流側通路部(10b)間に介装されるリード弁(14)を支持する弁支持板(37)が、前記ボディ(18)ならびに該ボディ(18)に結合される第3カバー(38)間に挟持されることを特徴とする、請求項記載の二次空気制御装置。
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