JP3871742B2 - 段差を緩和するブリッジ板架設装置並びに段差を緩和するブリッジ路形成方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、段差を緩和するブリッジ板架設装置並びに段差を緩和するブリッジ路形成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
土木工事現場や建築工事現場には、大小様々な上下段差がある。小さな段差ならさほど問題は無いが、段差が大きいと、作業者が歩きづらいだけでなく、台車や一輪車などの荷車が走行しづらく、段差を通行する毎に積載物が落ちないように手で押さえたり、段差を乗り上がり走行できないときは段差上面へ持ち上げたりしなければならず、走行がスムーズに行かなかったり、人手を要したりして作業能率が落ちてしまう。
【0003】
従来、このような段差の低所側に段差を緩和するため、たる木やパイプを並べたりするが、やはり前記問題を十分に解決するには至らないし、また、木板や金属製のステップ板などのブリッジ板を単に傾斜状態に架設したのでは、走行を繰り返すたびに位置ズレし段差から外れ落ちてしまうことがありかえって危険であった。
【0004】
本発明は、このような現状に鑑み、コストをかけることなく、このような段差にブリッジ板を安定性良く架設するこができる段差を緩和するブリッジ板架設装置並びに段差を緩和するブリッジ路形成方法を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
【0006】
上下段差Aの低所側に設置し得る台部1に取付部2を立設し、この取付部2の所定高さ位置に、少なくとも段差低所面6との間にブリッジ板5を傾斜状態に架設支承し得る単管パイプ3を上下段差Aの横幅方向に沿って略水平状態に支承固定し得るパイプ支承部4を設け、このパイプ支承部4は上下方向に複数設けてこのパイプ支承部4を選択して前記単管パイプ3を支承固定し得るように構成してこの水平架設する単管パイプ3の高さを調整設定し得るように構成し、この単管パイプ3に仮設足場用の足場板の端部の嵌合フック5Aを嵌合係止することで少なくとも段差低所面6とこの単管パイプ3との間に前記足場板を傾斜状態に架設配置して、この仮設足場用の足場板を前記ブリッジ板5としたこと特徴とする段差を緩和するブリッジ板架設装置に係るものである。
【0007】
また、前記単管パイプ3にこの単管パイプ3と前記上下段差Aの段差高所面7との間に高所側ブリッジ板8を傾斜状態に架設配置した構成としたことを特徴とする請求項1記載の段差を緩和するブリッジ板架設装置に係るものである。
【0008】
また、前記高所側ブリッジ板8として前記仮設足場用の足場板を採用し、この高所側ブリッジ板8の端部の嵌合フック8Aを前記単管パイプ3に嵌合係止して前記段差高所面7と前記単管パイプ3との間に高所側ブリッジ板8を傾斜状態に架設配置した構成としたことを特徴とする請求項2記載の段差を緩和するブリッジ板架設装置に係るものである。
【0009】
また、前記取付部2に前記単管パイプ3を下方から抱持支承し得るパイプ抱持嵌合凹部4Aを設けて前記パイプ支承部4を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の段差を緩和するブリッジ板架設装置に係るものである。
【0010】
また、前記取付部2に挿入孔9を設けてパイプ支承部4を設け、前記単管パイプ3に前記挿入孔9を着脱自在に挿入固定される突出係止部10を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の段差を緩和するブリッジ板架設装置に係るものである。
【0011】
また、前記突出係止部10として、前記単管パイプ3にボルト11を付設し、前記挿入孔9を上部が大きいカギ穴状に形成し、この挿入孔9の上部をボルト11の頭部より大きく形成し、挿入孔9の下部をボルト11の頭部より小さくボルト11の幹部より大きく形成したことを特徴とする請求項5記載の段差を緩和するブリッジ板架設装置に係るものである。
【0012】
また、請求項1〜6のいずれか1項に記載の段差を緩和するブリッジ板架設装置を対向状態に設置するか、或いは台部1にパイプ支承部4を夫々設けた取付部2を並設した構造とするかによって、単管パイプ3を浮上状態に支承固定し得るパイプ支承部4を上下段差Aの低所側に対向状態に配設し、このパイプ支承部4に前記単管パイプ3を上下段差Aの横幅方向に沿って略水平状態に架設配設し、少なくとも段差低所面6とこの単管パイプ3との間に前記足場板を傾斜状態に架設配置することを特徴とする段差を緩和するブリッジ路形成方法に係るものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
好適と考える本発明の実施の形態(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいてその作用効果を示して簡単に説明する。
【0014】
本製品を対向状態に設置するか、或いは台部1にパイプ支承部4を夫々設けた取付部2を並設した構造とするかによって、パイプ支承部4を上下段差Aの横幅方向に対向状態に配設し、このパイプ支承部4に単管パイプ3を支承固定し、この単管パイプ3を段差Aの横幅方向に沿って略水平状態に架設する。この単管パイプ3には、例えば、工事現場で多用されている仮設足場構築用の単管パイプを使用する。
【0015】
この単管パイプ3と段差Aの段差低所面6との間にブリッジ板5を傾斜状態に架設する。このブリッジ板5は、工事現場で多用されている仮設足場構築用の足場板を使用する。
【0016】
従って、この足場板の端部に設けられている嵌合フック5Aを前記単管パイプ3に嵌合係止してこの足場板をブリッジ板5として低所面6と単管パイプ3との間に傾斜架設する。
【0017】
また、例えばこの単管パイプ3と段差高所面7との間にも同様にして傾斜状態に高所側ブリッジ板8を傾斜架設する。この高所側ブリッジ板8も同様に足場板を使用し、その端部の嵌合フック8Aを単管パイプ3に嵌合係止して斜設する。
【0018】
従って、この場合には、単管パイプ3により支承されたブリッジ板5並びにこれと連設状態に配される高所側ブリッジ板8とが、荷車などが段差A上を走行できるブリッジ路(通行路)を形成することとなる。
【0019】
また、取付部2に挿入孔9を設けてパイプ支承部4を設け、単管パイプ3に挿入孔9を着脱自在に挿入固定される突出係止部10を設け、挿入孔9に突出係止部10を挿入して単管パイプ3を係止固定することにより、パイプ支承部4を突出しないように形成することが可能となり、台部1の持ち運び時にパイプ支承部4が邪魔になったり、パイプ支承部4に作業着が引っ掛かったりしない。
【0020】
また、突出係止部10として、前記単管パイプ3にボルト11を付設し、前記挿入孔9を上部が大きいカギ穴状に形成し、この挿入孔9の上部をボルト11の頭部より大きく形成し、挿入孔9の下部をボルト11の頭部より小さくボルト11の幹部より大きく形成することにより、突出係止部10はボルト11を単管パイプ3に付設するだけの簡単な構成により形成することができ、しかも挿入孔9に突出係止部10を挿入したときにボルト11の頭部が挿入孔9の周壁に引っ掛かって前記単管パイプ3がパイプ支承部4に抜け止め状態に係止固定されることとなる。
【0021】
【実施例】
本発明の具体的な実施例について図面に基づいて説明するが、段差を緩和するブリッジ板架設装置の具体的構成並びにその作動(使用方法など)を説明することにより、本発明の実施例について詳述する。
【0022】
本実施例は、台部1に取付部2を並設する構成を採用せず、本装置を二体並設設置することによりパイプ支承部4を対向状態に配設できるように構成している。
【0023】
従って、この本装置の並設設置間隔を調整することで、上下段差Aの横幅や或いは確保したいブリッジ路(通行路)の横幅や単管パイプ3の長さに応じて簡単に調整できるように構成している。
【0024】
先ず、具体的にこの本装置について説明する。
【0025】
図1〜5に図示した本実施例では、金属製のアングル材により三角枠状に構成した三角枠体1Aの底部の左右角部に前後方向に伸びるアングル材により構成した脚体1Bを設けて安定性良く設置可能な台部1を構成している。
【0026】
この台部1となる三角枠体1Aの内側一辺の傾斜枠部を取付部2としている。
【0027】
この取付部2にパイプ支承部形成材2Aを設け、この形成材2Aに前記単管パイプ3を下方から抱持支承し得るパイプ抱持嵌合凹部4Aを上下方向に多数間隔を置いて形成して多数のパイプ支承部4を設けている。
【0028】
従って、本実施例では、この多数のパイプ支承部4を選択して単管パイプ3を嵌合係止固定することにより、単管パイプ3の架設高さを段差Aの高さに応じて調整できるように構成している。
【0029】
尚、このようにパイプ支承部4を上下に複数設けずとも、パイプ支承部4自体やパイプ支承部4を設けた取付部2自体の高さが可変調整できるパイプ高さ位置調整機構を設けても良いが、本実施例では、できるだけコストをかけずしかも安定性が高く、支承強度が向上するように前述のような選択式の高さ調整機構としている。
【0030】
また、パイプ支承部4は、前述のようにパイプ抱持嵌合凹部4Aを設けることで形成しているため、製作コストも一層かからず、単管パイプの着脱も簡単で所謂上方からのワンタッチ嵌合により単管パイプ3が安定性良く支承固定されるように構成している。
【0031】
尚、この単管パイプ3がこのパイプ抱持嵌合凹部4Aから抜け外れないように抜け止め係止構造を施しても良いし、また、本装置自体嵩張らないように折り畳み可能となるように構成しても良い。
【0032】
本実施例は次のように使用できるように設計している。
【0033】
本装置を対向状態に設置してパイプ支承部4を上下段差Aの横幅方向に対向状態に配設し、このパイプ支承部4に単管パイプ3を支承固定し、この単管パイプ3を段差Aの横幅方向に沿って略水平状態に架設する。この単管パイプ3には、工事現場で多用されている仮設足場構築用の単管パイプを使用する。
【0034】
この単管パイプ3と段差Aの段差低所面6との間にブリッジ板5を傾斜状態に(例えば二枚並設状態に)架設する。このブリッジ板5には、図4に示すような工事現場できる多用されている仮設足場構築用の足場板を使用する。
【0035】
従って、この足場板の端部に設けられている嵌合フック5Aを前記単管パイプ3に嵌合係止してこの足場板をブリッジ板5として低所面6と単管パイプ3との間に傾斜架設する。
【0036】
また、この単管パイプ3と段差高所面7との間にも前記ブリッジ板5と連設状態となるようにして傾斜状態に高所側ブリッジ板8を傾斜架設する。この高所側ブリッジ板8には、図5に示すようにコーナーステップ(隙間板)と呼ばれているステップ板を使用し、その端部の嵌合フック8Aを単管パイプ3に嵌合係止して斜設する。
【0037】
従って、この場合には、単管パイプ3により支承されたブリッジ板5(足場板)並びにこれと連設状態に配される高所側ブリッジ板8(コーナーステップ)とが、荷車などが段差A上を走行できるブリッジ路(通行路)を形成することとなる。
【0038】
従って、本実施例は非常に簡単な現場での作業によりブリッジ路を形成でき、しかも本装置に取り付ける単管パイプ3もブリッジ板5も高所側ブリッジ板8も簡単に現場で入手可能であるため、一層現場での形成が容易であり、また予め専用のブリッジ板5・8を製作せずとも良いからコストがかからないといえる。
【0039】
また、低所側に長さの長い足場板をブリッジ板5として採用し、高所側に長さの短いコーナーステップを高所側ブリッジ板8として採用したから、単管パイプ3を上下段差Aの略段差高さに合致させるように設定することができると共に、意味なくブリッジ板5・8が長く斜設することもなく、走行し易いブリッジ路を形成でき、また、支承安定性も良いため安全性にも秀れる。
【0040】
また、図6,7には請求項8,9記載の発明に係る本実施例の別例を図示しており、前述した本実施例と同様に構成した台部1となる三角枠体1Aの内側一辺の傾斜枠部を取付部2とし、この取付部2に挿入孔9を上下方向に5箇所穿設してパイプ支承部4を設けている。
【0041】
この挿入孔9は、上部が大きいカギ穴状に形成されている。
【0042】
また、単管パイプ3として伸縮自在な二重構造の棒パイプ3Aを用いており、例えば伸ばした状態の棒パイプ3Aにブリッジ板5を傾斜状態に架設することにより、前述した本実施例より巾広のブリッジ路(通行路)を形成することができ、容易に適宜な巾のブリッジ路を形成することができる。
【0043】
また、この棒パイプ3Aの端部に連通孔を穿設し、この連通孔にボルト11を付設して突出係止部10を設けている。尚、本別例では棒パイプ3Aのもう一方の端部においては、棒パイプ3Aに被嵌する構造の突出係止部10が設けられた突出係止体10Aを付設している。
【0044】
そして、前記挿入孔9の上部はボルト11の頭部よりやや大きめに構成されており、挿入孔9の下部はボルト11に螺部が形成されている幹部よりやや大きくボルト11の頭部より小さく構成されている。
【0045】
従って、台部1に単管パイプ3を架設するときには、挿入孔9の上部より単管パイプ3に設けられたボルト11の頭部を挿入し、その後単管パイプ3を下方へ若干移動させるようにしてボルト11の幹部を挿入孔9の下部に係止させることにより、ボルト11の頭部が挿入孔9の周壁に引っ掛かって抜け止め係止されることとなる。
【0046】
従って、本別例は上述のように構成したから、パイプ支承部4が台部1の取付部2が設けられた取付面より突出しないように形成されて、台部1の持ち運び時にパイプ支承部4が邪魔になったり、パイプ支承部4に作業着が引っ掛かったりしない実用性,安全性に秀れたブリッジ板架設装置となる。
【0047】
また、挿入孔9は穿設するだけで形成することができ、突出係止部10はボルト11を単管パイプ3に付設するだけの簡単な構成により形成することができるから、本別例は量産性にも秀れることとなる。
【0048】
【発明の効果】
本発明は上述のように構成したから、単に単管パイプをパイプ支承部に支承固定するだけで単管パイプが水平状態に架設でき、この単管パイプにブリッジ板を傾斜状態に架設するだけで安定性良くブリッジ板を段差位置に架設固定することができるため、段差の問題を容易に解決でき、工事現場の作業能率や安全性を向上でき、しかも構造も簡単であり、量産性にも秀れるため、極めて実用性に秀れた段差を緩和するブリッジ板架設装置となる。
【0049】
しかも本発明においては、段差の高さに応じて適正に単管パイプの高さを調整してブリッジ板の斜設位置や傾斜勾配を調整できることになり、一層実用性に秀れた段差を緩和するブリッジ板架設装置となる。
【0050】
しかも本発明は、単管パイプもブリッジ板も工事現場で多用されており、簡単に入手可能となるから、コストがかかりにくく、現場での実施が容易となり、また、ブリッジ板の斜設が簡単にして一層安定性良く取り付けでき、極めて実用性に秀れた画期的な段差を緩和するブリッジ板架設装置となる。
【0051】
また、請求項2記載の発明においては、単管パイプと段差低所面とにブリッジ板を架設するに加えて、更に単管パイプと段差高所面との間にも高所側ブリッジ板を架設するため、一層段差の通行がスムーズとなり、前記作用・効果が確実に発揮される秀れた段差を緩和するブリッジ板架設装置となる。
【0052】
また、請求項3記載の発明においては、更に前述のようにこの高所側ブリッジ板も簡単に入手可能となるから、コストもかかりにくく、現場での実施が容易となり、一層極めて画期的な段差を緩和するブリッジ板架設装置となる。
【0053】
また、請求項4記載の発明においては、パイプ支承部を簡易に構成できると共に、単管パイプの着脱が非常に簡単となり一層実用性に秀れた段差を緩和するブリッジ板架設装置となる。
【0054】
また、請求項5記載の発明においては、挿入孔に突出係止部を挿入して単管パイプを係止固定することにより、パイプ支承部を突出しないように形成することが可能となり、台部の持ち運び時にパイプ支承部が邪魔になったり、パイプ支承部に作業着が引っ掛かったりしない実用性,安全性に秀れたブリッジ板架設装置となる。
【0055】
また、請求項6記載の発明においては、突出係止部はボルトを単管パイプに付設するだけの簡単な構成により形成することができ、しかも挿入孔に突出係止部を挿入したときにボルトの頭部が挿入孔の周壁に引っ掛かって前記単管パイプがパイプ支承部に抜け止め状態に係止固定されるから、大量生産が容易でしかも確実に単管パイプがパイプ支承部に係止固定されることとなる量産性,安全性に秀れたブリッジ板架設装置となる。
【0056】
また、請求項7記載の発明においては、コストをかけることなく簡単な作業で安定性に秀れたブリッジ板を段差位置に斜設でき、段差の問題を容易に解決でき工事現場の作業能率や安全性を向上できることとなる画期的な段差を緩和するブリッジ路形成方法となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施例の段差を緩和するブリッジ板架設装置の斜視図である。
【図2】 本実施例の使用状態の説明斜視図である。
【図3】 本実施例の使用状態の説明側面図である。
【図4】 本実施例のブリッジ板として使用する既存の足場板の斜視図である。
【図5】 本実施例の高所側ブリッジ板として使用する既存のコーナーステップ板の斜視図である。
【図6】 本実施例の別例の要部の説明斜視図である。
【図7】 本実施例の別例の説明斜視図である。
【符号の説明】
1 台部
2 取付部
3 単管パイプ
4 パイプ支承部
4A パイプ抱持嵌合凹部
5 ブリッジ板
5A 嵌合フック
6 段差低所面
7 段差高所面
8 高所側ブリッジ板
8A 嵌合フック
A 上下段差
9 挿入孔
10 突出係止部
11 ボルト
Claims (7)
- 上下段差の低所側に設置し得る台部に取付部を立設し、この取付部の所定高さ位置に、少なくとも段差低所面との間にブリッジ板を傾斜状態に架設支承し得る単管パイプを上下段差の横幅方向に沿って略水平状態に支承固定し得るパイプ支承部を設け、このパイプ支承部は上下方向に複数設けてこのパイプ支承部を選択して前記単管パイプを支承固定し得るように構成してこの水平架設する単管パイプの高さを調整設定し得るように構成し、この単管パイプに仮設足場用の足場板の端部の嵌合フックを嵌合係止することで少なくとも段差低所面とこの単管パイプとの間に前記足場板を傾斜状態に架設配置して、この仮設足場用の足場板を前記ブリッジ板としたこと特徴とする段差を緩和するブリッジ板架設装置。
- 前記単管パイプにこの単管パイプと前記上下段差の段差高所面との間に高所側ブリッジ板を傾斜状態に架設配置した構成としたことを特徴とする請求項1記載の段差を緩和するブリッジ板架設装置。
- 前記高所側ブリッジ板として前記仮設足場用の足場板を採用し、この高所側ブリッジ板の端部の嵌合フックを前記単管パイプに嵌合係止して前記段差高所面と前記単管パイプとの間に高所側ブリッジ板を傾斜状態に架設配置した構成としたことを特徴とする請求項2記載の段差を緩和するブリッジ板架設装置。
- 前記取付部に前記単管パイプを下方から抱持支承し得るパイプ抱持嵌合凹部を設けて前記パイプ支承部を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の段差を緩和するブリッジ板架設装置。
- 前記取付部に挿入孔を設けてパイプ支承部を設け、前記単管パイプに前記挿入孔を着脱自在に挿入固定される突出係止部を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の段差を緩和するブリッジ板架設装置。
- 前記突出係止部として、前記単管パイプにボルトを付設し、前記挿入孔を上部が大きいカギ穴状に形成し、この挿入孔の上部をボルトの頭部より大きく形成し、挿入孔の下部をボルトの頭部より小さくボルトの幹部より大きく形成したことを特徴とする請求項5記載の段差を緩和するブリッジ板架設装置。
- 請求項1〜6のいずれか1項に記載の段差を緩和するブリッジ板架設装置を対向状態に設置するか、或いは台部にパイプ支承部を夫々設けた取付部を並設した構造とするかによって、単管パイプを浮上状態に支承固定し得るパイプ支承部を上下段差の低所側に対向状態に配設し、このパイプ支承部に前記単管パイプを上下段差の横幅方向に沿って略水平状態に架設配設し、少なくとも段差低所面とこの単管パイプとの間に前記足場板を傾斜状態に架設配置することを特徴とする段差を緩和するブリッジ路形成方法。
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