JP3871256B2 - 駐車場管理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、駐車場の駐車場管理装置に係る。特に駐車料金の精算処理装置の構造と車両の駐車ますの構造に特徴のある駐車場の駐車場管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
有料駐車場において車両の入出庫の管理と駐車料金の精算処理をおこなうのに駐車場管理装置が用いられる。
【0003】
駐車場管理装置には、駐車場全体の入出庫管理を駐車場に設けられた出入口で行う形式と、車両の入出庫管理を駐車ます毎に行う形式とがある。
後者の形式は、駐車ますのある階に応じて駐車料金を段階的に設定する等の駐車ます毎の管理に適している。
【0004】
後者の形式の駐車場管理装置の比較的小規模の駐車場に採用される例として、車両1台分の駐車スペース毎に区画された駐車ますにそれぞれ設けられ駐車ます内に入庫した車両を検知する在車センサと、駐車ます内の車両の出庫を遮断する車両ロック装置と、駐車ます毎に設けられた駐車料金を投入すると車両ロック装置を解除する駐車料金精算機兼制御部とを備えたものがある。
また、後者の形式の駐車場管理装置の比較的中規模の駐車場に採用される例として、車両1台分の駐車スペース毎に区画された駐車ますにそれぞれ設けられ駐車ます内に入庫した車両を検知する在車センサと、駐車ます内の車両の出庫を遮断する車両ロック装置と、駐車場所にただ一つ設けられ駐車ますの識別コードを入力させて精算処理を行ない車両ロック装置を解除する駐車料金精算機兼制御部とを備えたものがある。
【0005】
後者の形式の駐車場管理装置の比較的大規模な駐車場に採用される他の例として、車両1台分の駐車スペース毎に区画された駐車ますにそれぞれ設けられ駐車ます内に入庫した車両を検知する在車センサと、駐車ます内の車両の出庫を遮断する車両ロック装置と、駐車ます毎に異なる識別情報が記録された駐車券を抜き差し可能に保持する駐車券ホルダと、在車センサと車両ロック槽と駐車券ホルダとに接続され駐車ます内の車両入出庫を制御する駐車ます制御部と、駐車券を用いて精算処理を行う駐車料金精算機と、駐車ます制御部と駐車料金精算処理に接続され車両入出庫及び駐車料金精算処理を総括して制御するシステム制御部とを備え、駐車場入出口から駐車ますまでの間は、入出庫手続をおこなうことなく車両を移動させるものがある。
【0006】
上述の駐車場管理装置では、駐車券ホルダが駐車ます毎に設けられる。駐車券ホルダは駐車券が抜き差しされるのを検知し駐車券に記録された識別情報を読みだす機能を有する。駐車券には打ち抜き孔や磁気テープを用いて識別情報が記録されており、駐車券ホルダは、その情報を光学素子や磁気素子により読み取る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
後述の駐車ますに車両を駐車させる駐車場の駐車場管理装置の場合、不特定多数の利用者が駐車券を駐車券ホルダに抜き差しする操作をするので、操作に不慣れな利用者の操作動作が不良であるために、駐車券ホルダが駐車券に記録された識別情報を読み取れないことがあった。
また、光学素子や磁気素子を有する駐車券ホルダを車両の走行する環境に設置するので、埃や雨水により光学素子や磁気素子が誤作動しない様に管理するのが極めて煩雑であった。
また、駐車場では利用者が頻繁に駐車券を紛失するが、その度に識別情報を記録した駐車券を再発行する必要があり、その再発行が極めて煩雑な作業となる。また、そのため、駐車券を紛失した場合に、その駐車券に対応する駐車ますの駐車ロック装置を解除するのに時間を要し、利用者を待たせることとなる。
また、光学素子や磁気素子を有するために高価な駐車券ホルダを駐車ますの数と同数だけ設置する必要があり、駐車場管理装置が高価になってしまう。
また、利用者が駐車券を駐車ホルダに挿入したにもかかわらず駐車ロック装置が作動しなかった場合、利用者は、駐車場管理装置が誤作動したのか又は自分が誤った操作(例えば、異なる駐車ホルダに駐車券を挿入した)をしたのかの判断ができない。
【0008】
本発明は以上に述べた問題点に鑑み案出されたもので、従来の駐車ますに車両を駐車させる駐車場の駐車場管理装置にかわって、利用者にとって取り扱いが容易で、管理者にとって保守・運用が容易で、オーナーにとって安価な駐車場管理装置を提供しようとする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、車両を駐車させる駐車ますを複数有する駐車場を管理する駐車場管理装置であって、駐車ます毎に設置され対応する駐車ますに駐車した車両の出庫を阻止する阻止状態と自由にする自由状態とを択一的に選択できる車両ロック機構と、駐車ます毎に据え付けられ合致するキーが差し込まれた状態で回転することによってのみオンオフの切り替えが可能なキースイッチと、複数の駐車ますの駐車料金の精算処理を行う駐車料金精算機と、を備え、前記複数の駐車ますのうち少なくとも一部は前記駐車料金清算機の設置位置から見えない位置にあり、前記駐車ますが固有の駐車ます識別コードを付与され、前記駐車ます識別コードが前記キーに目視可能に添付されており、利用者が車両を駐車ますに駐車し、キースイッチに差し込まれたキーが利用者により回転させられてキースイッチがオフからオンに切り替えをされると、対応する車両ロック装置が阻止状態となり、前記駐車料金精算機は、前記利用者の駐車している前記駐車ます識別コードの入力を受け付けると前記駐車ます識別コードに対応する駐車ますに駐車する車両の駐車料金の精算処理を行うようになっており、前記駐車料金精算機が駐車ますに駐車した車両の駐車料金の精算処理を行った後に、前記駐車ますに据え付けられた前記キースイッチに、利用者が前記キースイッチをオンにしたときにキースイッチから抜くことによって所持していた前記キーが差し込まれて回転させられることにより前記キースイッチがオンからオフに切り替えをされると、前記車両ロック機構が前記阻止状態から前記自由状態に変更するものとした。
【0010】
上記本発明の構成により、車両ロック機構が駐車ますに駐車した車両の出庫を阻止する阻止状態と自由にする自由状態とを択一的に選択でき、キースイッチが駐車ます毎に据え付けられ合致するキーによってのみオンオフの切り替えが可能であり、駐車料金精算機が車両毎に駐車料金の精算処理を行い、前記駐車料金精算機が駐車ますに駐車した車両の駐車料金の精算処理を行った後に前記駐車ますに据え付けられた前記キースイッチがオンオフの切り替えをされると前記車両ロック機構が前記阻止状態から前記自由状態に変更するので、
駐車料金の精算処理の終わった後で、万人が操作を熟知しているキー操作により車両ロック機構を切り替えて、車両を駐車ますから出庫できるようにし、操作の誤りや誤作動が少なくなる。また、駐車ますの数と同数のキースイッチに汎用の部品を使用することができ、駐車場管理装置を極めて安価につくることができる。
【0011】
また、前記駐車料金精算機が前記駐車ます識別コードの入力を受け付けると前記駐車ます識別コードに対応する駐車ますに駐車する車両の駐車料金の精算処理を行うので、駐車ますの特定が容易かつ簡便な構造ででき、駐車料金の精算処理の終わったことを確認した後で、万人が操作を熟知しているキー操作により車両ロック機構を切り替えて、車両を駐車ますから出庫できるようにし、操作の誤りや誤作動が少なくなる。
【0012】
また、前記駐車ます識別コードが前記キーに目視可能に添付されているので、特に駐車ます識別コードを記憶していなくても、前記駐車料金精算機に前記駐車ます識別コードの入力をすることができ、また駐車ますを間違えることがない。
【0013】
さらに、本発明に係る駐車場管理装置は、互いに隣接したN個の駐車ますがひとかたまりとなっており、前記キーと前記キースイッチの合致する組み合わせがN組以下であるものとした。
上記本発明の構成により、前記キーと前記キースイッチの合致する組み合わせがN組以下であるので、キーを紛失しても、最多でN種類のキーを予備として準備しておけば、簡単に補充することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施形態を、図面を参照して説明する。なお、各図において、共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
【0015】
本発明の実施形態に係る駐車ますに車両を駐車させる駐車場の駐車場管理装置の構造を説明する。図1は、本発明の実施形態のシステム構成図である。図2と図3は、本発明の実施形態の作用説明図である。図4は、本発明の実施形態の一部構成図である。
【0016】
以下、駐車場が複数階の建物内に設置された自走式駐車場である場合を例にとり説明する。
駐車場は、駐車ます3に車両2を駐車させるものであり、各階毎に複数の駐車ます3が設けられる。車両が出入り可能な出口及び入口が建物の地上部に設けられ、その出口と入口とが道路と繋がっている。建物の各階には、車両が走行可能な通路が配置され、その通路に沿って複数の駐車ます3が配置される。駐車ます3とは、車両が駐車可能な様に区画された領域である。
駐車ます3は、例えば、駐車場の床面にペイント表示された枠線とタイヤ止ブロック等によって車両一台分の駐車スペースに区画され、車両2を安全且つ整然と駐車させることが可能になっている。
管理のために、所定の単位の駐車ますがブロック化され、各階毎に複数のブロックがある。
【0017】
駐車ます3には固有の駐車ます識別コードが割り当てられる。駐車ます識別コードは、例えば、階数とブロックと駐車ますの並びを組み合わせた文字列又は数字列である。駐車ます識別コードが駐車ますの前床面にペイントされたり、駐車ます識別コードが視認しやすい位置(例えば、後述する駐車ますユニット40のキースイッチ42が設けられている位置)に表示され、車両の利用者が目視で容易に駐車ますを識別できる様になっている。
駐車場を使用したい車両2は、道路から入口を経由して駐車場に入り、走行路を自走し、空いている駐車ます3に入り駐車をすることができる。車両の利用者は、車両から下りた際に、駐車ますの駐車ます識別コードを目視で確認でき、さらに後述するキー50に添付された文字列又は数字列により駐車ます識別コードを確認できる。
出庫する際は、車両2は、駐車ます3から出て、走行路を自走して、駐車場の出口から道路へ出ることができる。
【0018】
駐車場管理装置1は、駐車ます3に車両2を駐車させる駐車場を管理するものであり、主制御装置10と駐車料金精算機20と各階制御装置30と駐車ますユニット40とキー50とを備える。
【0019】
主制御装置10は、駐車ますの状況(例えば、駐車状況、入場時刻、精算時刻等)を監視し、データ(例えば、単位料金時間、定期券等)を設定し、領収金額を集計するものであり、駐車ますデータ部11と集計部12とで構成される。
駐車ますデータ部11は、任意の駐車料金体系を入力することで駐車場での時間当たりの駐車料金を決定する。例えば、低い階にある駐車ますの駐車料金を、高い階にある駐車ますの駐車料金よりも高くする。この様に駐車料金を設定すると、車両の利用者は、利便性が高く駐車料金の高い低い階の駐車ますに駐車するか、利便性が低く駐車料金が安い高い階の駐車ますに駐車するかを、都合により選択することができる。車両が駐車場の各階に均等に散らばって駐車するので、特定の階の駐車ますだけが満杯になることを避けることができ、利用者は快適に駐車場を利用でき、駐車場の利用の回転率が向上し、駐車料金の売り上げが向上する。
集計部12は、後述する駐車料金精算機20と通信によりデータを交換し、駐車時間と時間当たり駐車料金と定期券等の情報を加味して駐車料金を決定し、駐車料金精算機20の精算した駐車料金を集計する。
主制御装置10は、集計部12の集計情報により特定駐車ますの精算が完了を確認すると、後述する該当する各階制御装置30に特定駐車ますの精算完了信号を送る。
【0020】
駐車料金精算機20は、駐車場の利用者4の駐車料金の精算要求に応答して駐車料金の精算処理をおこなうもので、サービス券や定期券に対応した処理を行う。
利用者が例えばテンキーにより駐車ますに割り当てられた駐車ます識別コードを手入力すると、精算処理を開始する。
または、利用者がキー50を駐車料金精算機20の窓口に挿入すると、駐車料金精算機20が識別コード認識手段(例えば、画像処理装置)により駐車ます識別コードを読み取り、駐車ます識別コードが入力されると、精算処理を開始する。
駐車料金精算機20は、主制御装置10の集計部12と通信によりデータを交換し、駐車料金の請求を利用者に対しておこなう。利用者が、現金、サービス券または定期券、その他の手段により駐車料金の支払いをおこなう。
駐車料金精算機20は、精算処理が完了すると精算データを主制御装置10の集計部12へ送る。
【0021】
各階制御装置30は、主制御装置10からのデータを基に担当する階の駐車ますの駐車ますユニットの動作、通信を総括するものであって、各階に設置される制御装置である。各階制御装置30は、駐車ます制御部31と担当する階にある複数のブロック毎に割り当てられたます管理用端末32とを有する。駐車ます制御部31は、各ブロック毎にます管理用端末32を経由して複数の駐車ますユニット40を制御する。
【0022】
駐車ますユニット40は、各階制御装置30からの指令をうけて駐車ますを管理するもので、駐車ます毎に設けられ、在車センサ41とキースイッチ42と車両ロック装置43とを有する。
在車センサ41は、駐車ます3に車両2が在席しているか否かを検知するセンサであり、例えば、駐車ます3の床に据付けられたループコイル式の車両検知器である。在車センサ41が、駐車ます3への入庫や駐車ます3からの出庫を検知すると、駐車ますユニット40は、各階制御装置30へデータを送る。
キースイッチ42は、駐車ます毎に据え付けられ合致するキーによってのみオンオフの切り替えが可能なスイッチであり、例えばキーによって回転する回転スイッチである。キーを錠に差し込み、キーとキースイッチ42とが合致していれば、回転スイッチが回転でき、電気接点がオンオフの切り替えをする。
【0023】
隣合う駐車ます3のキースイッチ42とキー50の組み合わせが異なる様にするのが好ましい。この様にすると、利用者が誤って隣の駐車ます3のキースイッチ42にキー50を挿しても回転スイッチが回転せず。利用者が自分の誤操作に気がつく。
キー50とキースイッチ42の合致する組み合わせは、駐車場の駐車ますの総数の半分以下である。
さらに、互いに隣接したN個の駐車ますがひとかたまりとなっている場合に、キー50とキースイッチ42の合致する組み合わせはN組以下であるのが好ましい。さらに、その組み合わせはいわゆる向こう三軒両隣の駐車ますの総数である6個以下であるのが好まし。またさらに、その組み合わせは隣合う駐車ますの総数である3組であるのがより好ましい。
車両ロック装置43は、駐車ますに駐車した車両の出庫を阻止する阻止状態と自由にする自由状態とを択一的に選択できる機構であり、例えば、天井に設けられバーを水平に持ち上げた状態(自由状態に相当する。)から下方に向いた状態(阻止状態に対応する。)へ傾動することで、駐車ます3からの車両2の発進を妨げて車両をロックする起倒バー方式の機構である。
駐車料金精算機20が駐車ます3に駐車した車両2の駐車料金の精算処理を行った後に駐車ます3に据え付けられたキースイッチ42がオンオフの切り替えをされると車両ロック機構43が阻止状態から自由状態に変更する様になっている。
【0024】
キー50は、合致するキースイッチ42をオンオフの切り替えをすることのできる鍵であり、例えば、キースイッチがシリンダー式錠のついた回転スイッチであれば、キーはシリンダ式鍵である。
キー50には、対応付けがされた駐車ます3の駐車ます識別コードが目視可能に添付され、例えば、握り部に駐車ます識別コードである文字列または数字列が印刷されている。キー50は、印刷された数列である駐車ます識別コードを持った駐車ます2に設けられたキースイッチ42に合致する。
【0025】
次に、本願発明の実施形態の作用を、図を基に、説明する。図2は入場の手順に沿った説明図であり、図3は出場の手順に沿った説明図である。
図示する車両ロック装置は、床面からせり上がって車両の後輪の乗り越えを不可能にする形式のものである。
【0026】
入場の手順
(A)利用者4が車両2を駐車ます3に入庫する。在車センサ41が駐車ます3のある車両2を検知し、駐車ますユニット40を介してを各階制御装置30へ連絡する。
利用者4が車両2から降車する。
(B)利用者4が、駐車ますユニット40の音声指示または表示器(例えば、LEDでできた表示器)に表示された指示に促されて、キースイッチ42からキー50を抜く。キー50を抜く際に、例えば、「解除」から「ロック」へ回すと車両ロック装置43が阻止状態になり、車両2が駐車ます3から出庫できなくなる。
(C)利用者4は、キー50を所持したまま、駐車場から退場する。
【0027】
出場の手順
(D)利用者4が、各階に設けられた駐車料金精算機20のテンキーにより駐車ます識別コードを手入力する。この際、利用者4は、所持するキー50に添付された文字列または数字列により自分の車両の置いてある駐車ます3の駐車ます識別コードを目視で確認しつつ、手入力できるので、入力誤りを起こさない。
主制御装置10は、駐車料金精算機20からのデータを基に駐車料金を計算する。利用者4が駐車料金精算機20の指示により精算を完了すると、主制御装置10は、精算完了信号を各階制御装置30へ送る。
この際、利用者4がキー50を紛失している場合でも、駐車ます識別コードを記憶してさえいれば、テンキーにより駐車ます識別コードを手入力して、精算を行うことができる。
【0028】
(E)利用者4が、車両2の止めてある駐車ます3へ行き、駐車ますユニット40のキースイッチ42へキー50を挿入し、キースイッチ50をオンオフする。例えば、キースイッチ50を「ロック」から「解除」へ回転させると、キースイッチ50がオンオフの切り替えをする。
この際に、最も誤りやすい隣の駐車ます3のキースイッチ52へキー50を挿入すると、キースイッチ(回転スイッチ)が回転しないので、自分が誤ったキースイッチ42を選択しことに即座に気づくことが出来る。
利用者4がキー50を紛失している場合は、駐車場の管理者がマスターキーによりキースイッチ42を回転させる。さらに、駐車場の管理者が予備のキー50からキースイッチ42に合致するキーを探しだし、キースイッチ(回転スイッチ)52にさしておく。キー50とキースイッチ42の合致する組み合わせが駐車ますの総数以下、N個以下、6個以下または3個であるので、管理者は最多でその数の種類のキーを予備に持っていれば、すぐさまキー50を補充できる。
【0029】
(F)駐車ますユニット40は、各階制御装置30経由で精算完了信号を受け取っているので、キースイッチ50がオンオフの切り替えをしたのと同時に、車両ロック装置43を自由状態にかえる。
利用者4は、車両2が自由に出庫できる状態になったのを確認し、車両2を出庫させる。
【0030】
上述の実施形態の駐車場管理装置を用いれば、万人が操作方法を知っているキーによる操作により駐車ますでの入庫と出庫ができるので、操作に誤りがない。また、キーとキースイッチの組み合わせにより駐車ますユニットを操作するので、キーによりキースイッチがオンオフできないときに駐車ますを間違えたことに即座に気づくことができる。
また、利用者がキーを紛失しても、マスターキーにより駐車ますユニットを操作できる。
また、利用者がキーを紛失しても、簡単に予備のキーで補充することができる。
また、キーに駐車ます識別コードを添付されているので、駐車ます識別コードを特に覚えておく必要がない。
また、駐車ますの数と同数の駐車ますユニットを構成する部品が、一般的な制御盤用の安価な部品でだけで構成することができるので、駐車場制御装置の全体価格を下げることができる。
また、キースイッチを使用するので、車両が走行する埃の多い環境でも確実に機能するので、保守管理が容易である。
また、利用者がキーを落として泥だらけにしても、簡単にふき取るだけで確実に機能する。
【0031】
本発明は以上に述べた実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で各種の変更が可能である。
説明では、自走式駐車場での適用例を説明したがこれに限定されず、例えば、機械式駐車装置に適用しても良い。
また、1つの駐車ますは1台の車両が駐車できる領域を有しているとして説明したが、これに限定されず例えば、1つの駐車ますが複数の車両を駐車させる領域を有していてもよい。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の駐車ますに車両を駐車させる駐車場を管理する駐車場管理装置は、その構成により、以下の効果を有する。キースイッチを採用したので、駐車料金の精算処理の終わった後で、万人が操作を熟知しているキー操作により車両ロック機構を切り替えて、車両を駐車ますから出庫できるようにし、操作の誤りや誤作動が少なくなる。また、駐車ますの数と同数のキースイッチに汎用のキースイッチを使用することができ、駐車場管理装置を極めて安価につくることができる。また、駐車ます識別コードの入力で駐車料金精算機が精算処理を行なうので、駐車料金の精算処理の終わったことを確実に確認した後で、万人が操作を熟知しているキー操作により車両ロック機構を切り替えて、車両を駐車ますから出庫できるようにし、操作の誤りや誤作動が少なくなる。また、駐車ます識別コードが前記キーに目視可能に添付されているので、特に駐車ます識別コードを記憶していなくても、前記駐車料金精算機に前記駐車ます識別コードの入力をすることができ、また駐車ますを間違えることがない。また、前記キーと前記キースイッチの合致する組み合わせがN組以下であるので、キーを紛失しても、最多でN種類のキーを予備に準備しておけば、簡単に補充することができる。従って、利用者にとって取り扱いが容易で、管理者にとって保守・運用が容易で、オーナーにとって安価な駐車場管理装置を提供できる。
【0033】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のシステム構成図である。
【図2】本発明の実施形態の作用説明図である。
【図3】本発明の実施形態の作用説明図である。
【図4】本発明の実施形態の一部構成図である。
【符号の説明】
1 駐車場管理装置
2 車両
3 駐車ます
4 利用者
10 主制御装置
11 駐車ますデータ部
12 集計部
20 駐車料金精算機
30 各階制御装置
31 駐車ます制御部
32 ます管理用端末
40 駐車ますユニット
41 在車センサ
42 キースイッチ
43 車両ロック装置
50 キー

Claims (2)

  1. 車両を駐車させる駐車ますを複数有する駐車場を管理する駐車場管理装置であって、駐車ます毎に設置され対応する駐車ますに駐車した車両の出庫を阻止する阻止状態と自由にする自由状態とを択一的に選択できる車両ロック機構と、駐車ます毎に据え付けられ合致するキーが差し込まれた状態で回転することによってのみオンオフの切り替えが可能なキースイッチと、複数の駐車ますの駐車料金の精算処理を行う駐車料金精算機と、を備え、
    前記複数の駐車ますのうち少なくとも一部は前記駐車料金清算機の設置位置から見えない位置にあり、
    前記駐車ますが固有の駐車ます識別コードを付与され、前記駐車ます識別コードが前記キーに目視可能に添付されており、
    利用者が車両を駐車ますに駐車し、キースイッチに差し込まれたキーが利用者により回転させられてキースイッチがオフからオンに切り替えをされると、対応する車両ロック装置が阻止状態となり、
    前記駐車料金精算機は、前記利用者の駐車している前記駐車ます識別コードの入力を受け付けると前記駐車ます識別コードに対応する駐車ますに駐車する車両の駐車料金の精算処理を行うようになっており、
    前記駐車料金精算機が駐車ますに駐車した車両の駐車料金の精算処理を行った後に、前記駐車ますに据え付けられた前記キースイッチに、利用者が前記キースイッチをオンにしたときにキースイッチから抜くことによって所持していた前記キーが差し込まれて回転させられることにより前記キースイッチがオンからオフに切り替えをされると、前記車両ロック機構が前記阻止状態から前記自由状態に変更することを特徴とする駐車場管理装置。
  2. 互いに隣接したN個の駐車ますがひとかたまりとなっており、前記キーと前記キースイッチの合致する組み合わせがN組以下であることを特徴とする請求項1に記載の駐車場管理装置。
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