JP3869705B2 - 密閉形ロータリ圧縮機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、密閉形ロータリ圧縮機に係わり、特に空気調和機、冷気応用製品等の冷凍機に用いる密閉形ロータリ圧縮機に好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の密閉形ロータリ圧縮機としては、実開昭63ー134188号公報(従来技術1)に示されているように、クランク軸を介して連結した電動機部及び圧縮機構部を密閉容器内に収納し、仕切り板を介在した二つの圧縮要素で圧縮機構部を形成し、吸込管路を通して圧縮要素に冷媒ガスを吸込み、圧縮して密閉容器内の空間に吐出するようにした密閉形ロータリ圧縮機において、二つの圧縮要素を構成するシリンダに吸込通路を形成し、この二つの吸込通路に独立した吸込管路をそれぞれ接続するようにしたものがある。
【0003】
また、従来の密閉形ロータリ圧縮機としては、特開昭63ー162991号公報(従来技術2)に示されているように、クランク軸を介して連結した電動機部及び圧縮機構部を密閉容器内に収納し、仕切り板を介在した二つの圧縮要素で圧縮機構部を形成し、吸込管路を通して圧縮要素に冷媒ガスを吸込み、圧縮して密閉容器内の空間に吐出するようにした密閉形ロータリ圧縮機において、吸込管路が圧縮要素に直接接続され、吸込室に接続されているものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来技術1の密閉形ロータリ圧縮機では、二つのシリンダに吸込通路を形成し、この吸込通路に独立した吸込管路をそれぞれ接続しているため、吸込管路が二つ必要であり、これに伴って大幅なコストアップを招いてしまうという課題があった。
【0005】
また、従来技術1では、軸方向に二つの吸込管路を並置しているため、二つの吸込管路の間を結ぶ線に内部圧力の集中応力が加わり、密閉容器が破損し易いという課題があった。特に、HCHC22冷媒の代わりにHFC410A冷媒を用いた場合、圧縮機動作圧力が約1.5倍となり、密閉容器内圧力が1.5倍となる。このため、従来技術1では、密閉容器の耐圧強度を増すことが必要であり、板厚の増加や剛性アップ形状のような特別の対応を要するという課題が発生する。
【0006】
さらには、従来技術1では、吸込管路をシリンダの吸込通路に接続する際に、密閉容器に固定されているベアリングとシリンダとの間で相対的にスライドする力が働くことになり、これらの間に変移が生じないように特別な組立て工程を要するという課題があった。
【0007】
一方、従来技術2の密閉形ロータリ圧縮機では、圧縮要素を構成するシリンダの厚みが仕切り板の厚みの半分以下で極めて薄いため、吸込通路を仕切り板に形成する場合に、吸込通路の流路断面積が小さくなり、これにより冷媒ガスの吸込抵抗を増大して圧縮性能が低下するという課題があった。
【0008】
また、従来技術2では、性能向上を図るための具体的な吸込通路の構造について開示されていない。
【0009】
本発明の第1の目的は、圧縮機性能を確保しつつ原価低減及び信頼性向上が図れる密閉形ロータリ圧縮機を提供することにある。
【0010】
本発明の第2の目的は、信頼性向上を図りつつ圧縮機性能の向上が図れる密閉形ロータリ圧縮機を提供することにある。
【0011】
本発明の第3の目的は、圧縮機性能を確保しつつ生産性の向上が図れる密閉形ロータリ圧縮機を提供することにある。
【0012】
なお、本発明はかかる目的に限定されるものではなく、前記以外の目的と有利点は以下の記述から明らかにされる。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明の密閉形ロータリ圧縮機は、クランク軸を介して連結した電動機部及び圧縮機構部を密閉容器内に収納し、仕切り板を介在した二つの圧縮要素で前記圧縮機構部を形成し、吸込管路を通して前記各圧縮要素に冷媒ガスを吸込み、圧縮して前記密閉容器内の空間に吐出するようにしたものにおいて、側面円周方向に二つ有する開口から中央に延びる吸込通路を前記仕切り板に形成し、前記各吸込通路に連通し且つ両側に分路して前記各圧縮要素の吸込室に連通する連通孔を形成し、前記密閉容器を貫通する前記吸込管路を前記各吸込通路にそれぞれ独立して接続したことにある。
また、本発明の密閉形ロータリ圧縮機は、クランク軸を介して連結した電動機部及び圧縮機構部を密閉容器内に収納し、前記圧縮機構部は仕切り板を介在した二つの圧縮要素を有し、吸込管路を通して前記各圧縮要素に冷媒ガスを吸込み、圧縮して前記密閉容器内の空間に吐出するようにした密閉形ロータリ圧縮機において、前記仕切り板を前記密閉容器に溶接などにより固定し、側面円周方向に二つ有する開口から中央に延びる吸込通路と、その前記各吸込通路に連通し且つ両側に分路して前記各圧縮要素の吸込室に連通する連通孔とを前記仕切り板に形成し、前記密閉容器を貫通する二つの前記吸込管路を前記各吸込通路にそれぞれ独立して接続したことにある。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の密閉形ロータリ圧縮機の複数の実施例を図を用いて説明する。なお、各実施例の図における同一符号は同一物または相当物を示す。
【0017】
まず、本発明の第1実施例の密閉形ロータリ圧縮機を図1から図6を用いて説明する。図1は本発明の第1実施例の密閉形ロータリ圧縮機を示す縦断面図、図2は図1の側面図、図3は図1のAーA断面図、図4は図1の密閉形ロータリ圧縮機に用いる仕切り板の平面図、図5は図4のBーB断面図、図6は図1の密閉形ロータリ圧縮機の容積効率を比較例と対比して示す特性図である。
【0018】
密閉形ロータリ圧縮機20は、圧縮機本体30及び気液分離器2を備えて構成されている。この密閉形ロータリ圧縮機20は空気調和機、冷気応用品などの冷凍機の冷凍サイクルの一部を構成する。そして、冷媒としては、HCHC系冷媒より地球環境に優しいHFC系冷媒(例えば、HFC410A冷媒)が用いられている。
【0019】
圧縮機本体30は、密閉容器1内に電動機部21及び圧縮機構部22を収納して構成される。電動機部21は固定子3及び回転子4を備えて構成されている。固定子3は容器筒部材1bに焼嵌め等により固定されており、回転子4はクランク軸7に圧入等により固定されている。回転子4上下端部には、バランスウエイト27が装着されている。
【0020】
密閉容器1は、容器下部材1aと、容器筒部材1bと、容器上部材1cとから構成されている。容器筒部材1bには容器上部材1cと容器下部材1aが嵌合され、その嵌合部が溶接されて内部が密閉される。容器筒部材1bは鉄板で上下が開口した円筒状に形成されている。
【0021】
そして、圧縮機構部22は、主ベアリング7、クランク軸5、副ベアリング11、二つのシリンダ8、8A、二つのローラ9、9a、二つのベーン17、及び一つの仕切り板10を主要構成要素として構成されている。圧縮機構部22は、仕切り板10の両側にシリンダ8、8A、ローラ9、9a、ベーン17が配置され、これらの外側に主ベアリング7及び副ベアリング11が配置されることにより構成された二つの圧縮要素を有している。このように、仕切り板10は二つの圧縮要素に挟まれた状態で共用されている。
【0022】
一方の圧縮要素の圧縮室は仕切り板10、シリンダ8、主ベアリング7、及びローラ9により構成され、他方の圧縮要素の圧縮室は仕切り板10、シリンダ8A、副ベアリング11、及びローラ9Aにより構成されている。
【0023】
そして、主ベアリング7は容器筒部材1bに溶接などにより固定され、この主ベアリング7にはクランク軸7が回転自在に嵌入されている。クランク軸7には180度ずれて偏心した二つの偏心部が形成され、この二つの偏心部にはローラ9、9Aが回転自在に嵌合されている。主ベアリング7に対してシリンダ8及び仕切り板10がボルト6により固定され、副ベアリング11に対してシリンダ8A及び仕切り板10がボルト6Aにより固定されている。従って、二つの圧縮要素は主ベアリング7により密閉容器1に固定されることとなる。
【0024】
シリンダ8、8Aのベーン溝にはベーン17が摺動自在に嵌入されている(図3参照)。ベーン17はスプリング18により押付けられ、各圧縮室を低圧室25と高圧室26とに区画している。このスプリング18の押付け力はローラ9、9Aに往復運動することによる慣性力と釣り合う程度の力に設定されている。そして、各低圧室25にはシリンダ吸込口14が設けられている。
【0025】
仕切り板10には、側面開口から中央に延びる一つの吸込通路12が形成されている。また、仕切り板10には、吸込通路12から両側に分路して各圧縮要素の吸込室25のシリンダ吸込口14に至る連通孔13が形成されている。この連通孔13は仕切り板10に垂直に形成されているので、その形成を極めて容易に行なうことができる。この吸込通路12及び連通孔13により仕切り板10における冷媒の流路が構成され、この流路は上下に対称になっている。
【0026】
吸込通路12の流路断面積を大きくするために、仕切り板10の厚みはシリンダ8、8Aの厚みより厚く形成されている。
【0027】
特に、従来技術1のような二つのシリンダにそれぞれ吸込通路を設けたものよりも吸込通路の流路断面積を大きくするために、本実施例では仕切り板10の厚みがシリンダ8、8Aの厚みの1.25倍以上に形成されている。
【0030】
上述したように仕切り板10の厚みを厚くすると、圧縮機構部22における振れ回りが大きくなるため、これに対応する大きさのバランスウエイト27が回転子4の上下端部に装着されている。
【0031】
気液分離器2は密閉容器1の側面にバンド等により固定されている。気液分離器2は上側に気液分離器吸込口15を有している。気液分離器4の下側から延びる冷媒配管2aは、接ぎパイプ23、シール部材24を介して仕切り板10の吸込通路12に接続されている。接ぎパイプ23は、外側接ぎパイプと内側接ぎパイプとを気密的に溶接して構成されている。外側接ぎパイプは密閉容器1に気密的に溶接され、内側接ぎパイプは冷媒配管2aに溶接されている。また、シール部材24は仕切り板10の吸込通路12内に嵌入して装着されている。なお、図1では、シール部材24内に圧入される冷媒配管2a部分は省略してある。
【0032】
このように、密閉容器1を貫通する吸込管路は、冷媒配管2a、接ぎパイプ23及びシール部材24などから構成されている。この吸込管路の具体的な形成方法を説明する。内側接ぎパイプと外側接ぎパイプとが銅ろう付けして接ぎパイプ23が形成される。次いで接ぎパイプ23を冷媒配管2aと嵌合して内側接ぎパイプと冷媒配管2aとの間が銅ろう付けされる。一方、シール部材24は仕切り板10が単独の状態で吸込通路12内に嵌入される。なお、このシール部材24は、図示していないが、入口側が拡管されていて冷媒配管2aが挿入され易いようになっている。仕切り板10が密閉容器1内に組み込まれた状態で、冷媒配管2aをシール部材24内に圧入すると共に、外側接ぎパイプを密閉容器1の穴(図示せず)に嵌入して当接する。当接した外側接ぎパイプに電極を当てて外側接ぎパイプと密閉容器1とを電気溶接することにより、外側接ぎパイプと密閉容器1とが気密的に固着される。これによって吸込管路の形成が最終的に完了する。
【0033】
上述した密閉形圧縮機20の動作を説明する。
【0034】
電動機21に通電されると、回転子4が固定子3より回転力を受けて回転され、回転子4に固定されたクランク軸5が回転される。クランク軸5の二つの偏心部の回転により、二つのローラ9、9Aが圧縮室内で偏心回動されると共に、ベーン17がベーン溝内で往復運動される。これにより、気液分離器2で気液分離された冷媒ガスが二つの圧縮要素の各低圧室25に吸込まれ、高圧室26に移行して吐出穴から高圧の冷媒ガスが密閉容器1内に吐出される。
【0035】
この冷媒ガスの吸込流れを具体的に説明する。吸込管路から吸込まれた冷媒ガスは吸込通路12から矢印19に示すように連通孔13で両側に分路され、シリンダ吸込口14、14Aを通って低圧室25に吸込まれる。
【0036】
この圧縮動作において、冷媒としてHFC系冷媒を用いているので、HCFC系冷媒を用いるものに比較して、一般に1.5倍の吐出圧力となり、従って密閉容器1内の空間が1.5倍の圧力の冷媒ガスで充満されることとなる。密閉容器1内の高圧冷媒ガスは、容器上部材1cに溶接などで取付けられた吐出パイプ16を介して外部高圧配管へと吐出される。
【0037】
本実施例の一つの吸込管路を仕切り板10に接続した場合の容積効率と、二つの吸込管路を二つのシリンダに独立して接続した従来技術1のような場合の容積効率とを比較した結果を図6に示す。図6から明らかなように、図6(a)に示す前者の容積効率は、図6(b)に示す後者の容積効率とほぼ同じ程度の性能を得られることが確認された。
【0038】
上述した本実施例では、圧縮要素を構成するシリンダ8の厚みより仕切り板10の厚みの方を厚くして吸込通路12を形成しているので、一つの吸込通路12でも、その流路断面積を大きく確保することができ、冷媒ガスの吸込抵抗を低減して圧縮機性能を向上できる。また、密閉容器1を貫通する吸込管路を一つで形成しているので、従来技術1と比較して、吸込管路を半減することができ、簡単な構造となって材料費、組立て加工費などに係る原価の低減を図ることができると共に、密閉容器1における二つの吸込管路の間の応力集中をなくすことができて耐圧強度を向上することができ、信頼性の向上を図ることができる。そして、地球環境に優しいHFC系冷媒を用いても十分に信頼性を確保することができる。
【0039】
次に、本実施例の仕切り板10の第1変形例を図7及び図8を参照しながら説明する。
【0040】
この第1変形例では、吸込通路12及び連通孔13で形成される仕切り板10の流路が略Y字形として両側に対称に形成されている。これにより、冷媒が吸込通路12から連通孔13で分路される際に、吸込流れ方向から緩やかに両側方向に分路されて流れ抵抗が上述した実施例よりも低減させることができる。従って、吸込圧力損失を低減させることができて圧縮機性能を向上することができる。そして、この流路は両側に対称であるため、二つの圧縮要素の性能を損なうことなく均等に発揮させることができる。なお、連通孔13は、吸込通路12に対して斜めにするだけであるため、比較的容易に形成できる。
【0041】
次に、本実施例の仕切り板10の第2変形例を図9及び図10を参照しながら説明する。
【0042】
この第2変形例では、第1変形例の略Y字形流路の分路部分がクランク軸5の回転方向(ローラ9の回動方向)に傾けて形成されている。これにより、吸込通路12から連通孔13で分路される際に、冷媒が低圧室25に順次吸込まれる方向に分路されて低圧室にスムースに吸込まれる。従って、第1変形例よりもさらに吸込圧力損失を低減させることができて圧縮機性能をより一層向上することができる。
【0043】
次に、本発明の密閉形ロータリ圧縮機の第2実施例を図11から図13を用いて説明する。この第2実施例は、次の述べる通り第1実施例と相違するものであり、その他の点については第1実施例と基本的には同一である。
【0044】
この第2実施例では、側面円周方向に二つ有する開口から中央に延びる吸込通路12が仕切り板10に形成されている。この二つの吸込通路12は放射状に形成され、この二つの吸込通路12の中央部側が共通の連通孔13に連通されている。そして、冷媒配管2aを含む前記吸込管路が密閉容器1を貫通して各吸込通路12にそれぞれ独立して接続されている。
【0045】
この第2実施例によれば、二つの吸込通路12を有しているので、第1実施例に比較して、一つの吸込通路12の流路断面積を小さくすることができる。これによって仕切り板10の厚みを薄くすることができる。そして、吸込通路12は放射状に延びているので、吸込通路12の開口部間の距離を大きくすることができ、密閉容器1における二つの独立した吸込管路の間の集中応力を小さくすることができる。これによって、信頼性を向上することができる。なお、一つの吸込通路12の流路断面積を第1実施例と同じにすれば二つの吸込通路12のトータル流路断面積を増大することができ、圧縮機性能を向上することができる。
【0046】
また、放射状に形成された二つの吸込通路12の中央部が共通の連通孔13に連通されているので、構造が簡単で安価な吸込構造とすることができる。そして、この連通孔13の流路断面積は、二つの吸込通路12の流路断面積の合計より大きく設定することにより、吸込抵抗を低いものとすることができる。
【0047】
次に、本発明の密閉形ロータリ圧縮機の第3実施例を図11から図13を用いて説明する。この第2実施例は、次に述べる通り第1実施例と相違するものであり、その他の点については第1実施例と基本的には同一である。
【0048】
この第3実施例では、仕切り板10が密閉容器1に固定されている。これにより、吸込管路を吸込通路12に接続する際に、吸込管路の接続荷重が仕切り板10に加わっても密閉容器1でその荷重が受け止められるので、仕切り板10とシリンダ8、8Aとベアリング7、11との間で相対的なスライド力が働くことがなく、これらの間に変位が生じることがない。従って、これらの組立てに特別な工程を要することがなく、これらの間の寸法精度を維持することができる。なお、シリンダ8、8A及びベアリング7、11は、ボルト6、6Aにより仕切り板10に固定されて支持されることとなる。
【0049】
また、側面開口から中央に延びる一つの吸込通路12が仕切り板10に形成されていると共に、吸込通路12に一つの吸込管路が接続されている。これに基づいて第1実施例と同様な効果を奏することができる。なお、図示例では、仕切り板10の厚みがシリンダ8、8Aよりも薄くなっているが、第1実施例と同様の厚みを採用すれば、その点に関して同様の効果を奏することができる。
【0050】
仕切り板10は密閉容器1の内径と同一外径の部分を有しており(図示例では仕切り板10の全外周が密閉容器1の全内周と合致している)、この一致している部分数箇所が密閉容器に溶接されている。そして、仕切り板10には、潤滑油用穴10aが数箇所形成されている。この潤滑油用穴10aにより潤滑油が仕切り板10の上下に貯溜され、圧縮機構部22全体に容易に潤滑油が供給される。
【0051】
また、第3実施例の変形例として、図示していないが、仕切り板を密閉容器に溶接などにより固定し、側面円周方向に二つ有する開口から中央に延びる吸込通路を仕切り板に形成し、密閉容器を貫通する吸込管路を各吸込通路にそれぞれ独立して接続するようにしてもよい。このようにすることにより、第3実施例に第2実施例の機能を合せ持たせることができる。
【0052】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、圧縮機性能を確保しつつ原価低減及び信頼性向上が図れる密閉形ロータリ圧縮機を得ることができる。
【0053】
また、本発明によれば、信頼性向上を図りつつ圧縮機性能の向上が図れる密閉形ロータリ圧縮機を得ることができる。
【0054】
また、本発明によれば、圧縮機性能を確保しつつ生産性の向上が図れる密閉形ロータリ圧縮機を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の密閉形ロータリ圧縮機を示す縦断面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図1のAーA断面図である。
【図4】図1の密閉形ロータリ圧縮機に用いる仕切り板の平面図である。
【図5】図4のBーB断面図である。
【図6】図1の密閉形ロータリ圧縮機の容積効率を比較例と対比して示す特性図である。
【図7】図4の仕切り板の第1変形例を示す平面図である。
【図8】図7のC−C断面図である。
【図9】図4の仕切り板の第2変形例を示す平面図である。
【図10】図9のD−D断面図である。
【図11】本発明の第2実施例の密閉形ロータリ圧縮機を示す側面図である。
【図12】図11のE−E断面における仕切り板を示す図である。
【図13】図12のF−F断面図である。
【図14】本発明の第3実施例の密閉形ロータリ圧縮機を示す断面図である。
【図15】図14のG−G断面図である。
【図16】図15のH−H断面図である。
【符号の説明】
1…密閉容器、2…気液分離器、2a…冷媒配管、3…固定子、4…回転子、5…クランク軸、6、6A…ボルト、7…主ベアリング、8、8A…シリンダ、9、9A…ローラ、10…仕切り板、11…副ベアリング、12…吸込通路、13…連通孔、14…シリンダ吸込口、15…気液分離器吸込口、16…吐出パイプ、17…ベーン、18…スプリング、19…冷媒流れ方向、20…密閉形ロータリ圧縮機、21…電動機部、22…圧縮機機構部、23…接ぎパイプ、24…シール部材、25…低圧室、26…高圧室、27…バランスウエイト、30…圧縮機本体。
Claims (4)
- クランク軸を介して連結した電動機部及び圧縮機構部を密閉容器内に収納し、前記圧縮機構部は仕切り板を介在した二つの圧縮要素を有し、吸込管路を通して前記各圧縮要素に冷媒ガスを吸込み、圧縮して前記密閉容器内の空間に吐出するようにした密閉形ロータリ圧縮機において、
前記仕切板は側面円周方向に二つ有する開口から中央に延びる吸込通路と、その前記各吸込通路に連通し且つ両側に分路して前記各圧縮要素の吸込室に連通する連通孔とを有し、前記密閉容器を貫通する二つの前記吸込管路を前記各吸込通路にそれぞれ独立して接続した
ことを特徴とする密閉形ロータリ圧縮機。 - 請求項1において、前記二つの吸込通路を放射状に形成すると共に、吸込通路の中央部側を共通の前記連通孔に連通したことを特徴とする密閉形ロータリ圧縮機。
- クランク軸を介して連結した電動機部及び圧縮機構部を密閉容器内に収納し、前記圧縮機構部は仕切り板を介在した二つの圧縮要素を有し、吸込管路を通して前記各圧縮要素に冷媒ガスを吸込み、圧縮して前記密閉容器内の空間に吐出するようにした密閉形ロータリ圧縮機において、
前記仕切り板を前記密閉容器に溶接などにより固定し、側面円周方向に二つ有する開口から中央に延びる吸込通路と、その前記各吸込通路に連通し且つ両側に分路して前記各圧縮要素の吸込室に連通する連通孔とを前記仕切り板に形成し、前記密閉容器を貫通する二つの前記吸込管路を前記各吸込通路にそれぞれ独立して接続した
ことを特徴とする密閉形ロータリ圧縮機。 - 請求項3において、前記圧縮要素を構成するシリンダ及びベアリングを前記仕切り板にボルトなどにより固定したことを特徴とするロータリ圧縮機。
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