JP3868750B2 - コネクタのレバー保護構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、雌雄のコネクタ同士が嵌合する際に一方のコネクタに仮係止されたレバーの仮係止アームが他方のコネクタで損傷されるのを防止するコネクタのレバー保護構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、回動されるレバーのテコの作用を利用して雌雄のコネクタ同士を低挿入力で嵌合させるコネクタとしては、図24に示すようなものが提案されている。このコネクタは、自動車などのインストルメントパネル101に対して取り付けられる第1コネクタ102と、この第1コネクタ102に嵌合する第2コネクタ103とから構成される。
【0003】
第1コネクタ102は、コネクタ本体104に形成した支持軸105に一対の係合用レバー106、106を回動自在に取り付け、この係合用レバー106、106に係合した前係当突起107と後係当突起108とでインストルメントパネル101を挟み込むようにしてインストルメントパネル101に取り付けられている。係合用レバー106には、仮係止アーム106Aが形成されており、この仮係止アーム106Aがコネクタ本体104に突設された仮係止突起104Aに仮係止されるようになっている。コネクタ本体104には、複数の端子収容室が設けられており、それぞれの端子収容室に雌端子が収納配置されている。
【0004】
第2コネクタ103は、第1コネクタ102に嵌合するフード部として形成され、フード部内に上記雌端子に接続される雄端子113が複数配設されている。この第2コネクタ103には、第2コネクタ103を第1コネクタ102に押し付けて挿入したときに、係合用レバー106に設けられた係合突起109を案内する案内溝110が形成されている。また、第2コネクタ103の上下内壁中央には、第1コネクタ102がフード内に挿入されたときに、仮係止アーム106Aをコネクタ本体104から浮かせて仮係止アーム106Aと仮係止突起104Aとの仮係止を解除させる仮係止解除板114が形成されている。
【0005】
また、第2コネクタ103には、係合用レバー106、106に設けられたレバー回動用突起111に当接して係合用レバー106、106を回動させる係合受け部112、112が形成されている。
【0006】
上記第1コネクタ102に第2コネクタ103を押し付けていくと、レバー回動用突起111、111が係合受け部112、112に押されて、係合用レバー106、106が支持軸105、105を中心としてそれぞれ互いに離れる方向に回動させられる。これら係合用レバー106、106の回動により、第2コネクタ103が第1コネクタ102に引き込まれていく。最終的には、第1コネクタ102と第2コネクタ103とが嵌合して雌端子と雄端子とが結合するようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記したコネクタでは、図25に示すように、係合用レバー106、106が仮係止された第1コネクタ102と、第2コネクタ103とを嵌合させるように操作した際に、第2コネクタ103が第1コネクタ102に対して斜めに傾いていると、第2コネクタ102に形成された仮係止解除板114が、係合用レバー106の前端に位置する仮係止アーム106Aに突き当たってしまう。このため、仮係止アーム106Aが仮係止解除板114によって変形させられたり、破損させられるという虞れがあった。
【0008】
そこで、本発明は、コネクタ同士が嵌合する際に一方のコネクタに仮係止された係合用レバーの仮係止アームが損傷されるのを防止できるコネクタのレバー保護構造を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、対をなして互いに嵌合する雌雄のコネクタのうち一方のコネクタのコネクタ本体に、仮係止アームを有する係合用レバーが回動可能に軸支されると共に前記コネクタ本体に突設された仮止め用突起に仮係止アームを当接させて仮係止状態とされ、他方のコネクタに前記仮係止アームの仮係止状態を解除する仮係止解除部を備えたコネクタであって、前記係合用レバーにおける前記仮係止アームよりも嵌合方向前側に、前記仮係止アームより先に前記仮係止解除部に接触する保護用突片が形成されており、前記両コネクタの嵌合が適正に行われた場合には、前記仮係止解除部が前記保護用突片及び前記仮係止アームを前記コネクタ本体から浮き上がらせて前記仮止め用突起との係止状態を解除させ、一方のコネクタが他方のコネクタに対して傾いて挿入された場合には、前記仮係止解除部が前記保護用突片に接触して前記仮係止アームを保護することを特徴とする。
【0010】
このような構成の請求項1記載のコネクタのレバー保護構造では、雌雄のコネクタ同士が嵌合する際に、一方のコネクタのコネクタ本体に仮係止された係合用レバーの前端に形成された保護用突片に、他方のコネクタの仮係止解除部が当接するため、仮係止アームが仮係止解除部で損傷されるのを防止できる。
【0011】
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載のコネクタのレバー保護構造であって、前記保護用突片の先端部に、前記コネクタ本体に対して前記係合用レバーを組み付ける組付治具に案内される案内用テーパ面が形成されていることを特徴とする。
【0012】
したがって、請求項2記載の発明では、請求項1記載の発明の作用に加えて、保護用突片の先端部に形成された案内用テーパ面が組付治具に案内されるため、係合用レバーを容易にコネクタ本体へ装着することが可能となる。また、保護用突片は、組付治具が仮係止アームに直接接触するのを防止して仮係止アームを保護する作用がある。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るコネクタのレバー保護構造の詳細を図面に示す実施形態に基づいて説明する。
【0014】
図1〜図23は、本発明に係るレバー保護構造を備えるコネクタの実施形態を示している。本実施形態のコネクタは、図1及び図2に示すように、例えば自動車のステー部材側に設けられたインストルメントパネルである被取付け部10と、この被取付け部10に取り付けられる第1コネクタ20と、この第1コネクタ20に結合させられる第2コネクタ50とから大略構成されている。
【0015】
(被取付け部10の構成)
まず、被取付け部10の構成について図1〜図6を用いて説明する。図1は、被取付け部10を前面側から見た斜視図である。図2及び図3は、被取付け部10を裏面側から見た斜視図である。また、図4は被取付け部10の側面図、図5は被取付け部10の背面図、図6は被取付け部10の平面図である。なお、本実施形態においては、別途用意した被取付け部10を自動車のステー部材に固定して用いる構成であるが、ステー部材に被取付け部10が一体的に形成されている構成であってもよい。
【0016】
被取付け部10には、略矩形状の被取付け穴11と、この被取付け穴11の左右両側部のそれぞれに前方へ膨出するように形成された係当段部12、12とが形成されている。図3及び図5に示すように、被取付け穴11における上下縁のそれぞれの中央には、後述する第1コネクタ20に装着された係合用レバー30の回動を許容するレバー回動凹部13が形成されている。被取付け穴11の上下縁に形成されたレバー回動凹部13の底面同士の距離は、第1コネクタ20の厚さ寸法より所定寸法だけ長く設定されている。被取付け穴11の上縁におけるレバー回動凹部13の両側には、係合用レバー30の回動を規制する回動規制段部14A、14Bが形成されている。
【0017】
また、被取付け穴11の下縁におけるレバー回動凹部13の両側には、係合用レバー30の回動を規制する回動規制段部15A、15Bが形成されている。なお、被取付け穴11の上縁における回動規制段部14Bの中間部には、誤組付防止用凹部16が形成されている。この誤組付防止用凹部16には、後述する第1コネクタ20の係合用レバー30の誤組付防止リブ34dが適正な組付状態のみに挿入され得るようになっている。さらに、回動規制段部14A、14Bの幅方向外側には、後述する第1コネクタ20の案内用突堤部23が挿入される案内用凹部17がそれぞれ形成されている。すなわち、被取付け穴11の上下縁には、上下に対向するように対をなす案内用凹部17、17が左右に一対ずつ形成されている。
【0018】
係当段部12は、案内用凹部17より幅方向外側に位置する被取付け穴11の略コ字形状をなす3辺からなる開口縁18から前方(車室内側)へ向けて延伸された側壁19と、3辺から延伸された3つの側壁19の前端縁で形成される領域に亙って被取付け部10のパネル面と略平行をなすように形成された矩形状の係当板12Aとからなる。なお、この係当板12Aの裏面には、後述する第1コネクタ20の係当脚部26が係当するようになっている。
【0019】
(第1コネクタ20の構成)
次に、図1、図2及び図7〜図18を用いて、第1コネクタ20の構成について説明する。第1コネクタ20は、図7に示すように、略直方体形状の第1コネクタ本体21と、この第1コネクタ本体21の上下面で回動可能に支持された係合用レバー30とから構成されている。第1コネクタ本体21と係合用レバー30とは、ともに合成樹脂で形成されている。
【0020】
なお、図8〜図12は、第1コネクタ本体21に係合用レバー30が装着されていない状態を示している。この第1コネクタ20は、上記した被取付け部10に対して、後述するように被取付け穴11の後側から挿入して係合させられるようになっている。
【0021】
図1、図7、図8及び図10に示すように、第1コネクタ本体21は、複数の端子収容室22がそれぞれ前後方向に沿って形成されている。これら端子収容室22のそれぞれには、図示しない雌端子金具が収納、保持されている。これら雌端子金具は、第2コネクタ50側の雄端子金具51と結合して、電気的に接続されるようになっている。
【0022】
第1コネクタ本体21の上下面における幅方向の両側部には、第2コネクタ50内に案内される案内用突堤部23が前後方向に沿って形成されている。なお、第1コネクタ本体21の上面に形成された案内用突堤部23、23は、上方へ向けて突設され、第1コネクタ本体21の下面に形成された案内用突堤部23、23は、下方へ向けて突設されている。
【0023】
本実施形態において、第1コネクタ本体21は、図8〜図11に示すように、左右に二分割されたコネクタユニット21A、21Bで構成されている。これらコネクタユニット21A、21Bは、図11に示すように、互いに隣接する側部に形成された、被係合部21aと係合部21bとが係合することにより、一体に結合するようになっている。なお、図11は図10のA−A断面図である。
【0024】
本実施形態では、一方のコネクタユニット21Aにおける上下面の結合方向の前端部に、第1コネクタ20を第2コネクタ50内へ案内する案内テーパ面24aを有すると共に、係合用レバー30の逆回り動作を規制するストッパ24が上下に突設されている。なお、ストッパ24の後面には、後述するように、係合用レバー30側に形成された周縁段部43が差し込まれる案内凹部24Aが、ストッパ24の幅方向に沿って形成されている。
【0025】
他方のコネクタユニット21Bにおける上下面の結合方向の前端部には、前記ストッパ24と同様の案内テーパ面25aを有する案内突部25が上下に突設されている。なお、図12に示すように、上記した案内用突堤部23の前端部には、これら案内テーパ面24a、25aと同様の案内テーパ面23aが形成されている。なお、本実施形態においては、第1コネクタ本体21が2つのコネクタユニット21A、21Bの結合により構成されているが、第1コネクタ本体21は一体的に成形されたものを用いても勿論よい。
【0026】
そして、第1コネクタ本体21の結合方向後側の端部両側(コネクタユニット21A、21Bの後端部外側)には、それぞれ側方へ突出するように係当脚部26が設けられている。この係当脚部26は略長方形状の板片であり、中央部に結合方向前方へ向けて膨出する係当バネ部26aが形成されている。なお、図11に示すように、この係当バネ部26aは、係当脚部26と一体的に成形されたものである。また、この係当バネ部26aは、係当脚部26の基部側の辺縁でこの係当脚部26と連続一体となるように成形され、他の周縁(3辺)は係当脚部26から切り離されている。この係当バネ部26aは、上記したように係当脚部26から結合方向前方へ膨出しているため、被取付け部10側の係当段部12における係当板12Aの裏面に反発力をもって係当し得るようになっている。なお、本実施形態では、係当脚部26は、第1コネクタ本体21の両側後端部から後方に向けて延伸された延伸部27の後端部に一体に形成されている。
【0027】
また、図8及び図9に示すように、第1コネクタ本体21における上下面の後部中央(コネクタユニット21Aの後端部における隅部)には、係合用レバー30を回動可能に支持するための回転支持軸28が突設されている。さらに、第1コネクタ21(コネクタユニット21A)の上下面における回転支持軸28の側方には、この回転支持軸28に回動可能に支持される係合用レバー30を仮止めするための仮止め用突起29A、29Bが突設されている。
【0028】
(係合用レバー30の構成)
次に、係合用レバー30の構成を説明する。図13〜図18に示すように、この係合用レバー30は、互いに平行をなす同一形状の一対のレバープレート部31、31と、これらレバープレート部31、31の端部同士を連結するように一体的に形成された連結プレート部32とからなる。この係合用レバー30は、反発性を有する合成樹脂で一体に成形されている。
【0029】
なお、図13は係合用レバー30を連結プレート部32と反対側から見た状態を示す斜視図であり、図14は係合用レバー30を連結プレート部32側から見た状態を示す斜視図である。また、図15は係合用レバー30の平面図、図16は図15に示す矢印a方向から係合用レバー30を見た状態を示す正面図、図17は図15に示す矢印b方向から係合用レバー30を見た状態を示す側面図、図18は図15に示す矢印c方向から係合用レバー30を見た状態を示す側面図である。
【0030】
一対のレバープレート部31、31のそれぞれには、第1コネクタ本体21の上下面に突設された回転支持軸28が挿入される軸穴33が形成されている。係合用レバー30は、図7に示すように、第1コネクタ本体21の上下面に沿うように配置されたレバープレート部31の軸穴33に回転支持軸28が挿入されることにより、第1コネクタ本体21に対して回動し得るように取り付けられる。上記した連結プレート部32は、このように回転支持軸28に枢支されたレバープレート部31、31の自由端同士を連結している。そして、これらレバープレート部31、31の自由端側は、第1コネクタ本体21の後端部より後方(第1コネクタ20の結合方向に対して後方)へ突出するように設定されている。
【0031】
係合用レバー30における一方のレバープレート部31の自由端部の表面には、図13に示すように、後係当突部34が突設され、他方のレバープレート部31の自由端部の表面には、図14に示すように、後係当突部35が突設されている。一方のレバープレート部31に設けられた後係当突部34は、図13に示すように、仮係当部34aと湾曲係当部34bと補強部34cとが連続して平面L字状に形成されると共に、仮係当部34aの前面の所定位置に前方へ突出するよう誤組付防止リブ34dが形成されてなる。なお、誤組付防止リブ34dは、レバープレート部31から仮係当部34aと同等の高さまで立ち上がるように形成されている。この誤組付防止リブ34dは、後述するように、被取付け穴11に対して第1コネクタ20の向きが適正である場合に、第1コネクタ20が被取付け部10に仮係止された状態において被取付け部10に形成された誤組付防止用凹部16内に挿入され得るように設定されている。
【0032】
他方のレバープレート部31に設けられた後係当突部35は、図14に示すように、仮係当部35aと湾曲係当部35bと補強部35cとが連続して平面L字状に形成される。なお、後係当突部35は、後係当突部34のような誤組付防止リブ34dを備えていない。このため、一方のレバープレート部31と他方のレバープレート部31とが上下逆に組み付けられた場合に、第1コネクタ20が被取付け部10に誤って取り付けられることを防止することが可能となる。
【0033】
また、係合用レバー30におけるそれぞれのレバープレート部31には、前係当アーム36、36が設けられている。これら前係当アーム36、36は、レバープレート部31における軸穴33の近傍からレバープレート部31の自由端側へ向けて延伸するように形成されている。この前係当アーム36は、軸穴33の近傍側の端部でレバープレート部31に一体的に連続する可撓性アーム部36aと、可撓性アーム部36aの自由端下部から更にレバープレート部31の自由端側へ延伸されるセンタリング用舌片部36bとを備えてなる。これら可撓性アーム部36a及びセンタリング用舌片部36bは、レバープレート部31と同じ合成樹脂で一体に成形されている。
【0034】
上記した可撓性アーム部36aは比較的厚みを有し、自由端側へ向けて漸次レバープレート部31から離れるように斜めに形成されると共に、自由端側へ向けて漸次肉厚となるように形成されている。なお、可撓性アーム部36aは、レバープレート部31の表裏方向に反発性を有している。そして、可撓性アーム部36aの自由端は、その先に延伸されるセンタリング用舌片部36bに対して段をなす前係当部36cとなっている。互いに対向するレバープレート部31、31のセンタリング用舌片部36b、36b同士は、互いに略平行をなすように形成されている。そして、これらセンタリング用舌片部36b、36b同士の距離は、被取付け部10におけるレバー回動凹部13、13の縁部同士の距離よりも長く設定されている。このため、第1コネクタ20が被取付け部10に仮係止されたときに、センタリング用舌片部36b、36bの反発力によって、第1コネクタ20を被取付け部10に対して上下中立位置に保持するようになっている。
【0035】
この前係当部36cは、第1コネクタ20を被取付け部10に組み付けたときに、被取付け部10の前面に係当するようになっている。そして、前係当部36cが被取付け部10の前面に係当している場合には、前方から被取付け部10のの前面を見たときに、レバー回動凹部13よりも前側に前係当部36cが目視できるようになっている。このように前側から前係当部36cを目視できるため、第1コネクタ20が被取付け部10に仮係止されていることが認識できるようになっている。
【0036】
また、前係当部36cは、上記のように被取付け部10の前面に係当した状態で、第1コネクタ20に第2コネクタ50を嵌合する際の力点として作用するようになっている。
【0037】
さらに、互いに対向するレバープレート部31、31のそれぞれの対向外側面には、前係当部36cと軸穴33とを結ぶ線の側方の領域で、且つ軸穴33を中心として前係当部36cと略直角をなす位置に、図13〜図15に示すように、レバープレート部31の周縁より軸穴33へ向けて切り欠かれるように形成された仮止め用切欠き部37、38が仮係止アーム39を介して形成されている。また、仮止め用切欠き部38を隔てて仮係止アーム39と反対側に保護用突片40が形成されている。
【0038】
レバープレート部31、31にそれぞれ形成された仮止め用切欠き部37、37には、第1コネクタ本体21と係合用レバー30とが仮止めされた状態において、第1コネクタ本体21に形成された仮止め用突起29A、29Bが配置される凹部である。すなわち、仮止め用切欠き部37内に仮止め用突起29Aが配置されるようにすることで、仮係止アーム39が仮止め用突起29Aに係当して係合用レバー30が仮止めされるようになっている。なお、仮係止アーム39は、仮止め用切欠き部37、38を形成することにより形成されたものであり、レバープレート部31の表裏面方向に可撓性並びに反発性を有している。
【0039】
なお、後述するように、この仮係止アーム39は、第1コネクタ20と第2コネクタ50とが結合する際に、第2コネクタ50側に形成された後述する仮係止解除板55で第1コネクタ本体21から浮き上がるように撓ませた状態で仮止め用突起29Aを乗り越えられるようになっている。このように仮係止アーム39が仮止め用突起29Aを乗り越えることで、第1コネクタ本体21と係合用レバー30との仮止め状態を解除させるようになっている。
【0040】
保護用突片40は、図15に示すように、略矩形状をなすレバープレート部31の前側の一方の隅部に配置、形成され、上記仮係止アーム39の前側に位置する。また、この保護用突片40は、レバープレート部31から仮突片用突片39と略同一長さだけ延伸されており、第1コネクタ20と第2コネクタ50とが結合する際に、第2コネクタ50側の仮係止解除板55によって、第1コネクタ本体21から浮き上がるように撓ませられるようになっている。さらに、この保護用突片40の前部コーナ位置には、治具案内用テーパ面40Aが形成されている。この治具案内用テーパ面40Aは、図19に示すように、第1コネクタ本体21に対して、係合用レバー30を組み付ける際に用いる組付治具56に案内されるガイド面として機能する。
【0041】
また、レバープレート部31における仮係止アーム39の基部近傍には、第1コネクタ20と第2コネクタ50とが結合する際に、第2コネクタ50に係当するレバー回動用突起41が突設されている。このレバー回動用突起41は、第2コネクタ50側に押されることにより、係合用レバー30を軸穴33及び回転支持軸28を中心として回転させる回転力を伝達する作用点としての機能を果たすようになっている。
【0042】
さらに、レバープレート部31における前側の他方の隅部は、円周の略四分の一の範囲のアール面42が形成されている。このアール面42が形成された縁部に沿って所定範囲に、レバープレート部31の厚さより薄い厚さの周縁段部43が形成されている。この周縁段部43は、係合用レバー30が第1コネクタ本体21に装着されたときに、第1コネクタ本体21のストッパ24の後面に形成された案内凹部24A内に差し込まれるようになっている。このように周縁段部43がストッパ24の案内凹部24Aに差し込まれることにより、レバープレート部31が第1コネクタ本体21から浮き上がるのを阻止して、係合用レバー30が第1コネクタ本体21から離脱するのを防止する機能を果たす。
【0043】
レバープレート部31は、周縁段部43が形成された範囲で、案内凹部24Aに沿って移動(回転移動)が可能とされているが、ストッパ24とレバープレート部31の前側縁部とが当接することにより、移動(回転)範囲が規定されている。具体的には、図1、図2及び図7に示すように、第1コネクタ本体21に突設された仮止め用突起29A、29Bが、係合用レバー30のレバープレート部31に形成された仮止め用切欠き部37内に位置し、且つ、図7に示すように係合用レバー30が仮係止アーム39に仮止め用突起29A、29Bが当接した位置から太い矢印dの方向に所定角度だけ回転が許容されるようになっている。因に、レバープレート部31がこのような回転が許容されるのは、第2コネクタ50側の仮係止解除板55の作用により、保護用突片40及び仮係止アーム39が第1コネクタ本体21から浮き上がったときに可能となる。
【0044】
また、レバープレート部31における前側の他方の隅部には、係合突起44が突設されている。この係合突起44は、第1コネクタ20と第2コネクタ50とが結合するに際して、係合用レバー30の回動に伴うてこの作用により、第2コネクタ50を第1コネクタ20側に近づける作用を果たす。
【0045】
上述したように係合用レバー30は、第1コネクタ本体21に対して組付治具56を用いて組付けられるようになっている。その際に、図19に示すように、係合用レバー30の保護用突片40に形成された治具案内用テーパ面40Aが組付治具56の案内面56Aに沿って案内されて係合用レバー30が第1コネクタ本体21に装着されるようになっている。このようにして係合用レバー30を組付治具56を用いて第1コネクタ本体21に装着されることにより、第1コネクタ20を容易に作成することができる。
【0046】
(第2コネクタ50の構成)
次に、図1及び図2を用いて第2コネクタ50の構成について説明する。第2コネクタ50は、略角筒形状であり、第1コネクタ20を内部に挿入することにより、第1コネクタ20の端子収容室22内に収容された図示しない雌端子金具と結合する複数の雄端子金具51を有している。また、第2コネクタ50の上下内壁面の両側には、第1コネクタ本体21の上下面の両側に形成された案内用突堤部23、23が案内、挿入される案内用溝部52、52が形成されている。
【0047】
また、第2コネクタ50の上下内壁面のそれぞれには、第1コネクタ20に装着されている係合用レバー30に形成された係合突起44が係合する係合受け部53が形成されている。この係合受け部53の側部には、仮止め状態の係合用レバー30に突設された係合突起44が挿入、案内される係合用溝部54が形成されている。
【0048】
また、第2コネクタ50の上下内壁面のそれぞれには、第1コネクタ本体21に対して仮係止状態にある係合用レバー30の保護用突片40及び仮係止アーム39を第1コネクタ本体21から浮き上がらせて、仮係止を解除するための仮係止解除板55が、仮係止状態にある保護用突片40と対応する位置に形成されている。
【0049】
係合用溝部54から挿入される係合突起44は、第1コネクタ20と第2コネクタ50との嵌合に伴う係合用レバー30の回動に伴って、係合受け部53における第2コネクタ50の内側へ向く周面に沿って移動する。このとき、係合突起44は、係合用レバー30が第2コネクタ50の押圧力により回動されることに生じるてこの作用により、係合受け部53を第1コネクタ20側へ向けて押圧する作用を有する。
【0050】
さらに、上記した係合受け部53の前端面は、係合用レバー30に突設されたレバー回動用突起41に係当するように設定されている。このため、第2コネクタ50を第1コネクタ20に押し付けると、係合受け部53がレバー回動用突起41を押して係合用レバー30を回動支持軸28を支点として回動させる作用を有する。
【0051】
(第1コネクタ20を仮係止する手順、作用及び動作)
次に、本実施形態において第1コネクタ20を被取付け部10に仮係止する手順及び作用・動作を説明する。
【0052】
まず、図3に示すような被取付け部10において、係当段部12が突設されていない裏面側から第1コネクタ20を被取付け穴11内に挿入する。このとき、第1コネクタ20に装着されている係合用レバー30は、被取付け穴11への挿入に際してぐらついたり第1コネクタ本体21に対してフリー(回動自在)にならないように、図7に示すように第1コネクタ本体21に仮止めされている。
【0053】
具体的には、係合用レバー30の仮係止アーム39の後側面は、第1コネクタ本体21の上下面に突設された仮止め用突起29A、29Bと当接している。加えて、係合用レバー30の保護用突片40の前側面は、第1コネクタ本体21の前端部の上下に形成されたストッパ24の後側面に当接している。この結果、係合用レバー30は、回転支持軸28を回転軸として時計回り方向および反時計回り方向のいずれにも回動することが阻止された状態、すなわち仮止め状態となっている。
【0054】
このように、係合用レバー30が仮止めされた第1コネクタ20は、第1コネクタ本体21の前端部から被取付け穴11に挿入される。被取付け穴11へ第1コネクタ20を挿入するに従って、前係当アーム36における可撓性アーム部36aの外側の斜面が、被取付け穴11におけるレバー回動凹部13の縁部に摺接する。
【0055】
さらに、第1コネクタ20を挿入すると、上下の可撓性アーム部36a、36aの外側面同士の距離が、被取付け穴11における上下のレバー回動凹部13の縁部間の距離より長くなっているため、可撓性アーム部36a、36aの距離が短くなる方向へ反発力を蓄積しつつともに変形する(撓む)。
【0056】
そして、第1コネクタ20が被取付け穴11内を前方へ進むにつれて、前係当アーム36における前係当部36cがレバー回動凹部13の縁部を通過すると、可撓性アーム部36a、36aを抑える作用が無くなるため、蓄積された反発力によって互いに離れる方向へ復帰動作を行う。
【0057】
すると、前係当アーム36におけるセンタリング用舌片部36b、36bが、レバー回動凹部13の縁部に係当する。このとき、可撓性アーム部36a、36aは、完全に復帰状態とはならずに、幾分かの反発力を蓄積した状態となっている。このため、第1コネクタ本体21は、係合用レバー30におけるセンタリング用舌片部36b、36bにより、被取付け穴11の上下方向の中間の位置に保持される(センタリングされる)。このとき、係合用レバー30の一対のレバープレート部31に形成された後係当突部34、35における仮係当部34a、35aは、被取付け部10の裏面(レバー回動凹部13の縁部裏面)に係当する。
【0058】
また、このとき、第1コネクタ本体21の後部両側に形成された係当脚部26の係当バネ部26aは、被取付け部10の係当段部12の係当板12Aの裏面側に反発力をもって当接するようになっている。この結果、第1コネクタ20は、被取付け部10に仮係止された状態となる。
【0059】
なお、図21は被取付け部10に第1コネクタ20が仮係止された状態を前方から見た正面図である。図21に示すように、仮係止された状態では、前方から可撓性アーム部36aが視認することができ、仮係止されていることを容易に確認することができる。また、このように被取付け部10に第1コネクタ20が仮係止された状態の側面は図22に示すようになっている。この状態では、図21のB−B断面図である図23に示すように、被取付け部10が、前係当アーム36の前係当部36c、36cと、後係当突部34、35の仮係当部34a、35aとで挟持されている。このため、第1コネクタ20が被取付け部10に確実に仮係止されている。
【0060】
また、後係当突部34に形成された誤組付防止リブ34dは、被取付け部10に形成された誤組付防止用凹部16内に収容される(図1、図2、図20、図21参照)。誤組付防止用凹部16は、被取付け穴11の上縁のみに形成されているため、誤って第1コネクタ20が上下反転して組付けられた場合に、誤組付防止リブ34dが被取付け穴11の下縁裏面に当たって第1コネクタ20の挿入を阻止するため、誤組付が防止できるようになっている。また、被取付け部10に対して適合しない他の規格のコネクタが組付けられようとする場合にも、コネクタの誤組付を防止することができる。
【0061】
このように被取付け部10に仮係止された第1コネクタ20に第2コネクタ50を結合させるには、周知のように第2コネクタ50の前端開口部内に第1コネクタ20を嵌合させればよい。
【0062】
なお、本実施形態では、係合用レバー30おける仮係止アーム39の前側に保護用突片40を配置、形成しているため、第2コネクタ50側の仮係止解除板55が直接、仮係止アーム39に突き当たることがない。このため、第2コネクタ50が第1コネクタ20に対して傾いて挿入された場合に、仮係止アーム39が仮係止解除板55で損傷されたり、仮止め状態が誤って解除されてしまうことを防止することができる。
【0063】
そして、第1コネクタ20と第2コネクタ50との嵌合が適正に行われた場合には、第2コネクタ50側の仮係止解除板55が保護用突片40及び仮係止アーム39を第1コネクタ本体21から浮き上がらせて、仮止め用突起29A、29Bとの係止状態が解除される。
【0064】
さらに、第1コネクタ20に第2コネクタ50が嵌合すると、係合用レバー30のレバー回動用突起41が、第2コネクタ50の係合受け部53の前端面で押されて、係合用レバー30が回動を行う。すると、仮止め用突起29A、29Bに当接していた、仮係止アーム39、39は、それぞれ仮係止用突起29A、29Bを乗り越えて係合用レバー30が第1コネクタ本体21に仮止めされていた状態が解除される。
【0065】
第2コネクタ50を第1コネクタ20側へ押圧すると、被取付け部10の前面を前係当部36cが滑って係合用レバー30の回転方向に移動する。これに伴って、後係当突部34、35は、被取付け部10の裏面側に沿って回転移動する。この後係当突部34、35が回転移動する際には、湾曲係当部34b、35bが被取付け部10の裏面に常に接した状態で移動する。このため、係合用レバー30が回転しても、第1コネクタ20は被取付け部10から離脱することなく保持された状態を維持することができる。
【0066】
このような係合用レバー30の回転に伴って、係合用レバー30の係合突起44は第2コネクタ50の係合受け部53の周面に沿って移動し且つ係合受け部53を第1コネクタ20側へ押圧する。この結果、係合用レバー30のテコの作用によって、第2コネクタ50と第1コネクタ20とを小さな押圧力で確実に結合させることができる。
【0067】
以上、本発明を適用した具体的な実施形態について説明したが、上述の実施形態に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。
【0068】
例えば、上記した実施形態では、第1コネクタ20に雌端子金具を収容、配置し、第2コネクタ50に雄端子金具を収容、配置したが、その逆の構成としてもよい。また、上記した実施形態では、第1コネクタ20において係合用レバー30を1つ設けた構成であるが、係合用レバーを左右に1つずつ対をなすように組みつけた構成としてもよい。
【0069】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、請求項1記載の発明によれば、一方のコネクタのコネクタ本体に仮係止された係合用レバーの前端に形成された保護用突片に、他方のコネクタの仮係止解除部が当接するため、仮係止アームが仮係止解除部で損傷されるのを防止する効果がある。
【0070】
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加えて、保護用突片の先端部に形成された案内用テーパ面が組付治具に案内されるため、係合用レバーを容易にコネクタ本体へ装着できるという効果がある。また、保護用突片が仮係止アームの保護機能と組付案内機能とを有するため、係合用レバー及びコネクタの小型化、軽量化を図ることができる。さらに、請求項2記載の発明によれば、保護用突片より組付治具が仮係止アームに直接接触するのを防止して仮係止アームを保護する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るレバー保護構造を備えるコネクタの実施形態を示す斜視図である。
【図2】実施形態に係るコネクタを斜め後方側から見た状態を示す斜視図である。
【図3】実施形態に係るコネクタに用いられる被取付け部を背面側から見た状態を示す斜視図である。
【図4】実施形態に係るコネクタに用いられる被取付け部の側面図である。
【図5】実施形態に係るコネクタに用いられる被取付け部の背面図である。
【図6】実施形態に係るコネクタに用いられる被取付け部の平面図である。
【図7】実施形態における第1コネクタを示す斜視図である。
【図8】実施形態における第1コネクタ本体を示す斜視図である。
【図9】実施形態における第1コネクタ本体を示す平面図である。
【図10】実施形態における第1コネクタ本体を示す正面図である。
【図11】図10のA−A断面図である。
【図12】実施形態における第1コネクタ本体を示す側面図である。
【図13】実施形態における係合用レバーを斜め前方から見た状態を示す斜視図である。
【図14】実施形態における係合用レバーを斜め後方から見た状態を示す斜視図である。
【図15】実施形態における係合用レバーの平面図である。
【図16】図15の矢印a方向から見た状態を示す側面図である。
【図17】図15の矢印b方向から見た状態を示す側面図である。
【図18】図15の矢印c方向から見た状態を示す側面図である。
【図19】実施形態における第1コネクタ本体に係合用レバーを組み付ける状態を示す斜視図である。
【図20】実施形態における第1コネクタの支持構造を示す平面図である。
【図21】実施形態における第1コネクタの支持構造を示す正面図である。
【図22】実施形態における第1コネクタの支持構造を示す側面図である。
【図23】図21のB−B断面図である。
【図24】従来のコネクタを示す分解斜視図である。
【図25】従来のコネクタの嵌合操作を示す断面説明図である。
【符号の説明】
20 第1コネクタ
21 第1コネクタ本体
30 係合用レバー
39 仮係止アーム
40 保護用突片
40A 案内用テーパ面
55 仮係止解除板
56 組付治具
Claims (2)
- 対をなして互いに嵌合する雌雄のコネクタのうち一方のコネクタのコネクタ本体に、仮係止アームを有する係合用レバーが回動可能に軸支されると共に前記コネクタ本体に突設された仮止め用突起に仮係止アームを当接させて仮係止状態とされ、他方のコネクタに前記仮係止アームの仮係止状態を解除する仮係止解除部を備えたコネクタであって、
前記係合用レバーにおける前記仮係止アームよりも嵌合方向前側に、前記仮係止アームより先に前記仮係止解除部に接触する保護用突片が形成されており、
前記両コネクタの嵌合が適正に行われた場合には、前記仮係止解除部が前記保護用突片及び前記仮係止アームを前記コネクタ本体から浮き上がらせて前記仮止め用突起との係止状態を解除させ、
一方のコネクタが他方のコネクタに対して傾いて挿入された場合には、前記仮係止解除部が前記保護用突片に接触して前記仮係止アームを保護する
ことを特徴とするコネクタのレバー保護構造。 - 請求項1記載のコネクタのレバー保護構造であって、
前記保護用突片の先端部に、前記コネクタ本体に対して前記係合用レバーを組み付ける組付治具に案内される案内用テーパ面が形成されていることを特徴とするコネクタのレバー保護構造。
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