JP3867906B2 - 包装食品自動分別処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、スーパーマーケットやコンビニエンスストア等で販売されている包装食品(包装材により被服された食品)を、該包装材と食品とに自動的に分別するために使用される包装食品自動分別処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、包装材により被覆された食品を、包装材と食品とに自動的に分別する包装食品自動分別処理装置(以下、処理装置という。)が提案され、或いは実施されている。この処理装置は、スーパーマーケット等で売れ残った包装食品や正味期限が経過した包装食品、或いは、品質基準を満たさない包装食品を、分別処理するものであり、例えば、従来、特許第3166106号公報や特許第3227494号公報に開示されたものが提案されている。これらの処理装置は、包装食品が投入される投入口に連通した開口を有する処理槽を有し、この処理槽内には、モータにより駆動する回転軸が配設され、この回転軸には全て同一の長さ幅に成形された4つの回転羽根が固定されている。また、上記処理槽は、全体形状が略円筒状に成形されてなるものであり、樋状に成形された処理槽本体と、蝶番を介して開閉自在に配設されてなる蓋体とから構成され、上記処理槽本体には、分別された食品が排出される排出孔が形成され、上記蓋体には、分離された包装材が排出される排出路が形成されている。特に、特許第3227494号公報に開示された処理装置では、上記回転軸であって上記投入口に近い位置には、該投入口から投入された包装食品を破砕する多数の破砕刃が固定されている。
【0003】
したがって、上記従来の処理装置(特許第3166106号公報記載の処理装置)では、上記投入口から包装食品が投入されると、上記回転羽根の回転駆動により、該回転羽根の先端と処理槽の内周面とにより包装材と内部の食品とが破砕されるとともに、互いに分離し、破砕された食品は、上記処理槽本体に形成された排出孔から下方に排出され、包装材は上記排出路を通って、この処理装置の外部に排出される。特に、上記特許第3227494号公報に開示された処理装置では、投入口から投入された包装食品は、上記破砕刃の回転により細かく破砕され、その後に上記回転羽根により包装材と食品とに分離される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の各処理装置では、包装材と食品との分別率が極めて悪く、上記排出孔から排出された食品には包装材の破片や切れ端が混入する場合が多く、また、排出路から排出された包装材に食品が混入することがある。特に、上記特許第3227494号公報に開示された処理装置では、投入口から投入された包装食品は、上記破砕刃の回転により細かく破砕されることから、上述した分別率が大幅に低下しているのが実情である。
【0005】
そこで、本発明は、上述した従来の包装食品自動分別装置が有する課題を解決するために提案されたものであって、食品に包装材の破片や切れ端が混入することなく、分別率が極めて良好な新規な包装食品自動分別処理装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記の課題を解決するために提案されたものであって、第1の発明(請求項1記載の発明)は、包装材により被覆された食品が投入される投入口と、この投入口に連通してなるとともに上記食品が包装材と食品とに分別処理される円筒状の処理槽と、この処理槽に形成され上記分別後の食品が排出される排出孔及び分別後の包装材が排出される排出路と、上記処理槽内に配設され駆動手段により回転駆動する回転軸と、この回転軸に基端が固定され先端は上記処理槽の内周面側に位置する複数の回転羽根と、を備え、上記複数の回転羽根は、基端から先端までの長さが上記処理槽の内周面に近接した第1の回転羽根と、先端がこの第1の回転羽根よりも短くされてなる第2の回転羽根とから構成されてなるとともに、この第1の回転羽根と第2の回転羽根とは、上記回転軸の回転方向に交互に固定されてなることを特徴とするものである。すなわち、この第1の発明を構成する第1の回転羽根の基端から先端までの幅は、第2の回転羽根よりも短いものとされているとともに、第1の回転羽根と第 2 の回転羽根とは回転軸の回転方向に交互に固定されている
【0007】
この第1の発明では、投入口から投入された包装食品は、処理槽内において上記回転羽根により破砕され、包装材と食品とに分別され、この分別された食品は処理槽に形成された排出孔を介して処理槽の外部に排出され、また、包装材は、排出路から外部に排出される。このとき、この第1の発明では、第1の回転羽根は、先端が上記処理槽の内周面に近接している一方、第2の回転羽根は、該第1の回転羽根よりも短くされてなることから、従来の包装食品自動分別処理装置に比べ、包装材が細かく破砕されてしまうことがない。このため、回転羽根を高速回転させた場合であっても、排出孔から排出される食品の中に包装材が混入する可能性を大きく低減することができる。
【0008】
また、上記第1の発明では、第1の回転羽根と第2の回転羽根とは、上記回転軸の回転方向に交互に固定されてなることから、各回転羽根の一部に大きな負荷が掛かることがなく、また、安定した状態で包装食品を分別処理することが可能となる。なお、これらの回転羽根の数は、例えば、回転羽根の数が4つ存在する場合には、回転軸の回転方向に、第1の回転羽根、第2の回転羽根、第1の回転羽根、第2の回転羽根という順序で交互に配設されるものであり、回転羽根の数が、6つである場合には、同じように、交互に配設されていれば良い。
【0009】
また、第2の発明(請求項2記載の発明)は、上記第1の発明において、第1及び第2の回転羽根の先端には、それぞれ破砕刃が着脱可能に固定されてなるとともに、上記第2の回転羽根に固定された破砕刃は、上記第1の回転羽根に固定された破砕刃の長さよりも短いことを特徴とするものである。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態に係る包装食品自動分別処理装置(以下、処理装置という。)について、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0017】
この実施の形態に係る処理装置1は、図1に示すように、下部には、4つのキャスター2を備え、略ボックス状に成形された筐体3を外側に備えてなるものであり、この筐体3の正面の中央よりもやや左側には、正面カバー4が着脱可能に配設され、この正面カバー4の右側には、図示しない蝶番を介して開閉可能な正面側開閉扉5が設けられている。そして、この正面側開閉扉5の左端側には、開閉操作する際に使用者により把持される把手6が固定され、正面右側には、包装材排出管部7が形成されている。なお、この包装材排出管部7は、上記筐体3内に配設された後述する処理槽の排出路に連通してなるものであり、図2に示すように、上面には、上記処理槽内部で分別された包装材の排出状況をこの包装材排出管部7の上方から確認することができるように透明樹脂からなる透明板8が配設され、先端側下面には、排出口7aが形成されている。また、図1に示すように、この正面側開閉扉5の下方には、長方形状の切欠き5aが形成されている。この切欠き5aは、後述する処理槽の下方に配設されたトレーが出し入れされる部位である。なお、上記正面側開閉扉5の反対側には、この正面側開閉扉5と同じ大きさとなされた図示しない背面側開閉扉が配設されている。この背面側開閉扉も、把手が固定され、この把手を把持しながら後述する蝶番を介して開閉可能とされ、また、この背面側開閉扉の側方(正面側)には、図3に示すように、上記正面カバー4に対向してなる背面カバー9が着脱可能に配設されている。
【0018】
また、図4に示すように、この処理装置1の左側上部には、分別処理される図示しない包装食品が投入される投入口1aが形成されている。この投入口1aは、下方が開放され上面は上記筐体3の上面よりもやや高い位置に設置される天板部10aを備えた蓋部材10と、筐体3の左側板3aの上部側から左方向に突出した枠部3bとにより形成されてなるものでる。そして、上記蓋部材10を構成する上記天板部10aの下面には、図4及び図5に示すように、上記投入口1aを閉塞する閉塞板11が揺動自在に取り付けられている。この閉塞板11は、全体形状が長方形状に成形され、図示しない多数のスリットが形成されてなるとともに、上端は支軸12(図4参照)により揺動自在に支持され、作業者が包装食品を上記投入口1a内に投入する際に外側から押圧すると、図4中において、二点鎖線で示すように、上記支軸12を中心に内側に移動し、包装食品が通過すると自重により上記投入口1aを閉塞する(実線で示す)位置に復帰するよう構成されてなるものである。また、上記筐体3の左側板3aであって、上記投入口1aのやや下側には、図5に示すように、左開閉扉13が形成され、この左開閉扉13内には、制御盤14やスイッチ類15が配設されている。また、上記左開閉扉13の近傍には、上記制御盤14等に電気的に接続され、この処理装置1の駆動を開始する始動スイッチ16及び停止スイッチ17が設けられている。
【0019】
また、上記正面カバー4と背面カバー9との間には、図4に示すように、駆動モータ20が載置台21上に固定されている。この駆動モータ20は、本発明を構成する駆動手段であり、上記制御盤14に電気的に接続されている。また、この駆動モータ20の上方には、上記投入口1aが左側に形成されたホッパー22が形成されている。このホッパー22は、上方は開放されてなるとともに上記蓋部材10により閉塞されてなるものであり、上記正面カバー4と対向する図示しない正面側板部と、上記背面カバー9と対向する図示しない背面側板部と、底板部22aと、上記左側板3に対向してなる仕切り板23とから構成されている。そして、上記底板部22aは、上記投入口1aを形成する要素となされ前方にかけて徐々に低くなるように傾斜してなる第1の傾斜底板部22bと、この第1の傾斜底板部22bの前方から垂下してなる垂下板部22cと、この垂下板部22cの下端から前方側にかけて徐々に低くなるように傾斜してなる第2の傾斜板部22dとから構成されている。
【0020】
また、図4に示すように、上記筐体3内であって、上記正面側開閉扉5と図示しない背面側開閉扉との間には、本発明を構成する処理槽25が配設されている。この処理槽25は、上方が開放されてなる処理槽本体26と、この処理槽本体26に図示しない蝶番を介して開閉自在に連結され該処理槽本体26の上方を閉塞する蓋体27とを備えてなるものであり、全体形状は水平方向に長さを有するドラム状に成形されたものである。そして、上記処理槽本体26は、半円筒状に成形された底板部26a(図7及び図8参照)と、左側(投入口1a側)に形成され半円状に成形された左側半円板部26b(図6参照)と、この左側半円板部26bに対向してなる第1の右側半円板部26c(図10又は図11参照)とから構成され、また、上記蓋体27は、半円筒状に成形された天板部27a(図7及び図8参照)と、閉塞されることにより上記処理槽本体26を構成する第1の右側半円板部26cと同一平面上に位置する第2の右側半円板部27b(図10又は図11参照)とから構成されている。なお、図4に示すように、上記仕切り板23の下方には、上記蓋体27の内径寸法に対応した内径を有する半円状の開口部23aが形成され、この開口部23aの周囲には、上記蓋体27が処理槽本体26を閉塞した状態において処理槽25内に僅かに突出した円弧状の突出片23bが形成されている。したがって、上記投入口1aから投入された包装食品は、自重により上記ホッパー22内を通過し、上記仕切り板23に形成された開口部23aを通って上記処理槽25内に充填される。
【0021】
なお、上記処理槽本体26は、正面側においては、図6に示すように、正面側水平板部28aが上端に折曲形成された正面垂直固定板28により支持固定され、背面側おいては、図3に示すように、背面側水平板部29aが上端に折曲形成された背面垂直固定板29により支持固定されている。一方、上記蓋体27の正面には、図6に示すように、上記正面側水平板部28aと同じ長さ幅に成形され該正面側水平板部28a上に載置される蓋側水平板部30aと、この蓋側水平板部30aの基端から略直角に折曲され上記蓋体27の正面に固定されてなる固定板部30bと、上記蓋側水平板部30aの先端から下方に折曲されてなりこの蓋体27を開閉操作する際の把手31が溶接されてなる垂下板部30cとから構成され側面形状がクランク状に成形された把手固定部材30が溶接されている。そして、この把手固定部材30を構成する垂下板部30cの左右には、係止部(符号は省略する。)が固定され、上記正面側垂直固定板28には、この係止部に係止される係止片(符号は省略する。)を備え上記蓋体27による処理槽本体26の閉塞状態をロックするロック用金具32がそれぞれ配設されている。また、図3に示すように、上記背面側垂直固定板29の上端に形成された背面側水平板部29aの左右両側には、処理槽本体26と蓋体27とを回動可能に連結する蝶番33が固定されている。したがって、ロック用金具32を構成する係止片と把手固定部材30に固定された係止部とによるロック状態を解除し、図4に示す状態から、作業者が上記把手31を把持しながら蓋体27を上方に持ち上げることにより、該蓋体27は、上記左右の蝶番33を介して回動し、こうした操作により処理槽本体26は、図6に示すように、開放される。
【0022】
また、図4及び図6に示すように、上記把手固定部材30を構成する垂下板部30cの略中央には、パイプ支持金具38が固定され、このパイプ支持金具38上には、水道水が流通するコ字状のパイプ39が配管されている。そして、このパイプ39の両端は、それぞれ上記蓋体27に形成された挿通孔(符号は省略する。)に挿通され、該パイプ39の両端には、図7又は図8に示すように、蓋体27の内側に臨む(第1及び第2の)噴霧ノズル40,41が固定されている。上記第1の噴霧ノズル40は、処理槽25の左側(投入口1aに近い位置)に固定され、上記第2の噴霧ノズル41は、この第1の噴霧ノズル40の固定位置よりもやや右側に固定されている。そして、上記パイプ39の中途部であって上記第1の噴霧ノズル40の近傍には、該第1の噴霧ノズル40から噴霧される処理液(処理剤)の噴霧量を調節する調節用摘み42が形成され、同様に、上記第2の噴霧ノズル41の近傍にも、該第1の噴霧ノズル41から噴霧される処理液(処理剤)の噴霧量を調節する調節用摘み43が形成されている。また、上記パイプ39には、該パイプ39内に処理液を充填する給水ホース44の一端が固定され、この給水ホース44の他端側は、図6に示すように、上記仕切り板23に形成された貫通孔(符号は省略する。)に挿通されるとともに、図5に示すように、左側板3aに固定された給水金具34に接続されている。なお、この給水金具34は、図示しないホースを介して上水道と接続されるものであり、水量調節用のコック34aが形成されている。したがって、このコック34aを回動操作することにより、上水道からの処理水は、図示しないホース及び図4に示す給水ホース44を介してパイプ39内に供給され、図7又は図8に示す第1及び/又は第2の噴霧ノズル40,41から処理槽25内に噴霧される。
【0023】
また、上記処理槽本体26を構成する半円筒状に成形された底板部26aには、図9に示すように、多数の円形状の排出孔26dが穿設されている。これらの排出孔26dは、後述する回転羽根の回転により破砕された食品が排出される部位であり、本実施の形態においては、最も左側(投入口1a側)は比較的大きな排出孔26dとなされ、これらの比較的大きな排出孔26dの形成位置よりもやや右側には、上記排出孔26dよりも径の小さな排出孔26dが上記最も左側に形成された比較的大きな排出孔26dの形成範囲よりも広い範囲に亘って形成され、こうした比較的小さな排出孔26dの右側には、上記最も左側に形成された排出孔26dの大きさと同じ大きさとなされた排出孔26dが前記第1の右側半円板部26c近傍まで形成されている。なお、上記処理槽本体26の下側には、図1に示すように、上記排出孔26dから排出された食品が収容されるトレー45が配設されている。また、上記蓋体27の内周には、図6に示すように、第1乃至第3のガイドリブ46・・・48が溶接されている。これら第1乃至第3のガイドリブ46・・・48は、後述する回転羽根及び送風羽根の回転により上記処理槽25内の空気が、この処理装置1の左側から右側にガイドされるように、やや傾斜されている。また、こうした第1乃至第3のガイドリブ46・・・48が溶接された上記蓋体27の左側には、処理槽25内において食品と分離された図示しない包装材が排出される排出路50の基端が固定されている。この排出路50の基端は、図8に示すように、上記処理槽25と連通してなるものであり、先端は、正面側に突出しており、前記正面側開閉扉4が閉塞されることにより、図2に示すように、該正面側開閉扉4に形成された包装材排出管部7の基端側に挿入され、該包装材排出管部7に連通されるように構成されている。
【0024】
そして、上述のように構成された処理槽25内には、図4に示すように、前記駆動モータ20の回転軸20aに連結部材53を介して連結された回転軸54が水平方向に配設されている。この回転軸54は、左側中途部が前記処理槽本体26を構成する左側半円板部26bに固定された一方の軸受55に回転自在に支持され、右側は、前記第1の右側半円板部26cに固定された他方の軸受56に回転自在に支持されている。そして、この回転軸54には、上記処理槽25内において、図7に示すように、回転駆動する第1乃至第4の回転羽根61・・・64が固定されてなるとともに、図8に示すように、第1乃至第4の送風羽根61・・・64が固定されている。上記第1乃至第4の回転羽根57・・・60は、上記回転軸54の回転方向に等間隔にそれぞれ固定されてなるものであり、本実施の形態においては、回転軸54から先端までの長さ(幅)も同一とされている。そして、第1及び第3の回転羽根57,59(本発明を構成する第1の回転羽根)は、図10に示すように、それぞれ同一形状に成形されてなるとともに、一端(仕切り板23側)は、約15度傾斜してなり他端(排出路50側)は、垂直とされている。一方、図11に示すように、上記第2及び第4の回転羽根58,60(本発明を構成する第2の回転羽根)もそれぞれ同一形状に成形されてなるとともに、一端(仕切り板23側)は、約45度傾斜してなり他端(排出路51側)は、垂直とされている。また、上記第1及び第3の回転羽根57,59の先端には、図10に示すように、該第1及び第3の回転羽根57,59の長さと略同じ長さに成形された細長い長方形状の破砕刃65,66が、固定板67,68を介してボルト(符号は省略する。)により着脱可能に固定されている。これらの破砕刃65,66は、合成樹脂により成形されたものであり、上記ボルトが挿入され幅方向に長さを有する長孔65a,66aが一端側から他端側に亘って多数(5つ)並んで形成されており、先端は、上記処理槽25の内周面に近接した状態で固定されている。また、上記第2及び第4の回転羽根58,60の先端には、図11に示すように、該第2及び第4の回転羽根58,60の(水平方向の)長さよりも短いとともに、上記破砕刃65,66と同じ幅に成形された長方形状の破砕刃69,70が固定板71,72を介してボルト(符号は省略する。)により着脱可能に固定されている。これらの破砕刃69,70は、上記各破砕刃65,66と同じように、合成樹脂により成形されたものであり、上記ボルトが挿入され幅方向に長さを有する長孔69a,70aが一端側から他端側に亘って多数(3つ)並んで形成されており、先端は、上記第1及び第3の回転羽根57,59に固定された破砕刃65,66の先端よりも基端側(回転軸54側)に位置している。
【0025】
また、上記第1乃至第4の送風羽根61・・・64は、図8に示すように、それぞれ同一形状に成形されてなるものであり、上記回転軸56の他端側(排出路50側)に固定されている。なお、上記第1の送風羽根61は、図10に示すように、上記第1の回転羽根57に並んで、また、第3の送風羽根63は、第3の回転羽根59に並んでそれぞれ固定され、第2の送風羽根62は、図11に示すように、上記第2の回転羽根58に並んで、また、第4の送風羽根64は、第4の回転羽根60に並んでそれぞれ固定されている。そして、これら第1乃至第4の送風羽根61・・・64の先端には、先端が上記第1乃至第4の回転羽根57・・・60の先端に固定された破砕刃65,66,69,70先端よりも処理槽25の内周面に近接して固定された送風板75・・・78がボルト(符号は省略する。)により着脱可能に固定されている。そして、これらの送風板75・・・78には、上記ボルトが挿通される長孔75a,76a(送風板77,78に形成された長孔が図示しない。)が形成され、それぞれ上記回転軸54方向から処理槽25の内周面側に突出する長さが調節可能とされている。
【0026】
したがって、上述した実施の形態に係る処理装置1では、図5に示す始動スイッチ16をオン操作すると、図4に示す駆動モータ20の駆動が開始され、これに伴い上記処理槽25内に設けられた第1乃至第4の回転羽根57・・・60及び第1乃至第4の送風羽根61・・・64が回転駆動する。この状態において、この処理装置1の左側に形成された投入口1aから、包装食品を投入すると、該包装食品は、第1の傾斜底板部22b上及び第2の傾斜板部22d上を滑って、上記仕切り板23の下方に形成された開口部23aから処理槽25内に充填される。そして、上記包装食品は、上記第1乃至第4の回転羽根57・・・60の一端との当接乃至は衝突及び各破砕刃65,66,69,70の先端と処理槽25の内周面との当接乃至は衝突により、破砕されながら内部の食品と包装材とが分離され、破砕された食品は、上記処理槽本体26を構成する底板部26aに穿設された図9に示す排出孔26bから排出され、上記トレー45内に収容される。また、上記食品が包装されていた包装材は、上記第1乃至第4の送風羽根61・・・64の回転駆動と、上記蓋体27の内周に固定された第1乃至第3のガイドリブ46・・・48による風圧により、上記排出路50内に流入し、さらに前記正面側開閉扉4に形成された包装材排出管部7内を通過して外部に排出される。
【0027】
このとき、この実施の形態に係る処理装置1では、ホッパー22を構成する底板部22aは、上記投入口1aを形成する要素とされた第1の傾斜底板部22bと、垂下板部22cと、第2の傾斜板部22dとから構成されていることから、処理槽25内に充填され第1乃至第4の回転羽根57・・・60に衝突した際に飛散した食品は、上記垂下板部22cに当接することとなるので、上記投入口1aまで到る事を有効に防止することができ、さらに、投入口1aには、閉塞板11が揺動自在に取り付けられていることから、より一層食品が投入口1aから外部に飛散することを防止することができる。
【0028】
また、この処理装置1では、上記第1及び第3の回転羽根57,59の先端(破砕刃65,66の先端)は、処理槽25の内周面に近接し、第2及び第4の回転羽根58,60の先端(破砕刃69,70の先端)は、該第1及び第3の回転羽根57,59の先端(破砕刃65,66の先端)よりも回転軸54側に位置していることから、従来の処理装置のように、包装材が細かく破砕されてしまうことがない。したがって、食品と分別された包装材は、上記送風羽61・・・64及び送風板75・・・78の回転により処理槽25の左側から右側に移動する空気抵抗を大きく受け、処理槽本体26に形成された排出孔26dから脱落することなく、極めて効果的に上記排出路50及び包装材排出管部7内を通過して外部に排出させることができる。特に、この実施の形態に係る処理装置1では、上記排出孔26dは、全て同じ大きさとされておらず、図9に示すように、投入口1aに近い位置は、やや小さな排出孔26dが形成されていることから、例えば、発砲スチレン等の包装材が上記第1乃至第4の回転羽根57・・・60や或いは破砕刃65,66,69,70と衝突し、この結果細かい破片が発生しても、この破片が食品とともに排出孔26dから排出されるおそれを有効に防止することができる。
【0029】
さらに、本実施の形態に係る処理装置1では、上記破砕刃65,66,69,70は、第1乃至第4の回転羽根57・・・60に対して着脱可能に固定されていることから、長期間の使用により磨耗し変形し或いは割れた場合であっても、簡単に交換することが可能となる。また、これらの破砕刃65,66,69,70は、各長孔65a,66a,69a,70aにより、処理槽25の内周面側又はその逆方向にそれぞれ独立して位置調節可能とされていることから、分別処理する包装食品の種類や大きさ等により、最も適当な位置に固定することができ、より一層分別率を向上させることができる。
【0030】
なお、上記実施の形態に係る処理装置1では、本発明を構成する回転羽根を4つ設けた(第1乃至第4の回転羽根57・・・60とした)が、本発明を構成する回転羽根は、このように4つに限定されるものではないことは勿論、これらの回転羽根にそれぞれ破砕刃を設ける必要はない。すなわち、上述した実施の形態に係る処理装置1のように、先端が処理槽25の内周面に近接した破砕刃65,66を第1及び第3の回転羽根57,59に固定し、該破砕刃65,66の先端位置よりも回転軸54に近い位置となされた破砕刃69,70を第2及び第4の回転羽根58,60に固定する必要はなく、例えば、第1及び第3の回転羽根57,59そのものの先端が処理槽25の内周面に近接するように幅広に成形し、第2及び第4の回転羽根58,60を該第1及び第3の回転羽根57,59よりも狭い幅に成形したものであっても良い。
【0031】
【発明の効果】
前述した本発明の一実施の形態の説明からも明らかなように、本発明(請求項1記載の発明)では、投入口から投入された包装食品は、処理槽内において上記回転羽根により破砕され、包装材と食品とに分別され、この分別された食品は処理槽に形成された排出孔を介して処理槽の外部に排出され、また、包装材は、排出路から外部に排出される。このとき、この第1の発明では、第1の回転羽根は、先端が上記処理槽の内周面に近接している一方、第2の回転羽根は、該第1の回転羽根よりも短くされているとともに、第1の回転羽根と第2の回転羽根とは、上記回転軸の回転方向に交互に固定されてなることから、従来の包装食品自動分別処理装置に比べ、包装材が細かく破砕されてしまうことがない。このため、回転羽根を高速回転させた場合であっても、排出孔から排出される食品の中に包装材が混入する可能性を大きく低減することができる。
【0032】
また、第2の発明(請求項2記載の発明)では、第1及び第2の回転羽根の先端には、それぞれ破砕刃が着脱可能に固定されてなるとともに、上記第2の回転羽根に固定された破砕刃は、上記第1の回転羽根に固定された破砕刃の長さよりも短いことから、各回転羽根の一部に大きな負荷が掛かることがなく、また、安定した状態で包装食品を分別処理することが可能となるとともに、包装材が細かく破砕されてしまうことがない。このため、回転羽根を高速回転させた場合であっても、排出孔から排出される食品の中に包装材が混入する可能性を大きく低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る包装食品自動分別処理装置の正面図である。
【図2】図1に示す包装食品自動分別処理装置を構成する包装材排出管部を一部破断して示す右側面図である。
【図3】背面側開閉扉を取り外した状態における包装食品自動分別処理装置の背面図である。
【図4】正面側開閉扉及び正面カバーを取り外した状態における包装食品自動分別処理装置の正面図である。
【図5】包装食品自動分別処理装置を正面側から示す斜視図である。
【図6】蓋体を開放した状態を示す包装食品自動分別処理装置の斜視図である。
【図7】処理槽の内部構造の左側の要部を示す右側断面図である。
【図8】処理槽の内部構造の右側の要部を示す右側断面図である。
【図9】処理槽を構成する処理槽本体の構成を示す正面図である。
【図10】処理槽内部の構成を示す正面図である。
【図11】図11に示す処理槽内部の回転軸が90度回転した後の状態を示す正面図である。
【符号の説明】
1 包装食品自動分別処理装置
1a 投入口
20 駆動モータ
25 処理槽
26 処理槽本体
26d 排出孔
27 蓋体
50 排出路
57・・・60 第1乃至第4の回転羽根
61・・・64 第1乃至第4の送風羽根
65,66 破砕刃
65a,66a 長孔
69,70 破砕刃
69a,70a 長孔

Claims (2)

  1. 包装材により被覆された食品が投入される投入口と、この投入口に連通してなるとともに上記食品が包装材と食品とに分別処理される円筒状の処理槽と、この処理槽に形成され上記分別後の食品が排出される排出孔及び分別後の包装材が排出される排出路と、上記処理槽内に配設され駆動手段により回転駆動する回転軸と、この回転軸に基端が固定され先端は上記処理槽の内周面側に位置する複数の回転羽根と、を備え、
    上記複数の回転羽根は、先端が上記処理槽の内周面に近接した第1の回転羽根と、基端から先端までの長さがこの第1の回転羽根よりも短くされてなる第2の回転羽根とから構成されてなるとともに、この第1の回転羽根と第2の回転羽根とは、上記回転軸の回転方向に交互に固定されてなることを特徴とする包装食品自動分別処理装置。
  2. 前記第1及び第2の回転羽根の先端には、それぞれ破砕刃が着脱可能に固定されてなるとともに、上記第2の回転羽根に固定された破砕刃は、上記第1の回転羽根に固定された破砕刃の長さよりも短いことを特徴とする請求項1記載の包装食品自動分別処理装置。
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