JP3865478B2 - スクロール型圧縮機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両空調、一般冷凍空調、ヒートポンプ及びエアーコンプレッサ等に用いられるスクロール型圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の第1のタイプのスクロール型圧縮機は、一例として特開平8−49670号公報に記載されている。
【0003】
このスクロール型圧縮機は、底板及び渦巻部が一体形成された固定渦巻部材を兼用する第1のハウジングと、底板及び渦巻部を有する可動渦巻部材を収容する第2のハウジングとをそれらの渦巻部において互いにかみ合わせて、両ハウジング内に圧縮室を形成し、可動渦巻部材を固定渦巻部材の軸心の周りで公転させることにより、圧縮室を渦巻部の外周壁から中心側に移動させてガスの圧縮作用を行なうようにし、両ハウジングの断面形状をほぼ楕円状に構成したものである。
【0004】
従来の第2のタイプのスクロール型圧縮機について図5と図6を参照して説明する。
【0005】
固定渦巻部材11は、円板状底板12と一体に形成され、可動渦巻部材14は、底板15と一体に形成され、一定の旋回半径R0 で旋回可能に固定渦巻部材11にかみ合っている。円板状底板12の中心には、吐出孔13が開けられている。
【0006】
オルダムカップリングについて図6を参照して説明する。可動渦巻部材14と一体に形成された底板15には、X軸方向の両側にキー溝15a,15bが設けられ、また、偏心した位置にベアリングが嵌合するボス15bが設けられている。オルダムリング16には、X軸方向の両側にキー16a,16aが設けられ、また、Y軸方向の両側にキー16b,16bが設けられている。ハウジング17には、Y軸方向の両側にキー溝17a,17aが設けられている。
【0007】
底板15のキー溝15a,15aは、オルダムリング16のキー16a,16aに嵌合し、オルダムリング16のキー16b,16bは、ハウジング17のキー溝17a,17aに嵌合する。したがって、可動渦巻部材14は、ハウジング17に対してXY両軸方向に移動することができる。
【0008】
図5(b)において、オルダムリング16がY軸方向に往復動すると、可動渦巻部材14はオルダムカップリングにより回転を阻止されつつ、真円の旋回軌道上を駆動される。可動渦巻部材14とオルダムリング16の位相の推移後の状態を図5(c)と(d)に示す。なお、オルダムリング16の腕長さをAとする。
【0009】
オルダムリング16の往復動のため、可動渦巻部材14の1回転中に遠心力が変動し、振動が発生する。遠心力合力のY軸方向分力FY とX軸方向分力FX は、可動渦巻部材14及びこれに付随して旋回運動する部品の合計質量をma、オルダムリング16の質量をmb、可動渦巻部材14の旋回半径をRO 、可動渦巻部材14の角速度をωとすると、
FY =(ma+mb)RO ω2
FX =maRO ω2
の数式で表わされる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来の第1のタイプのスクロール型圧縮機では、可動渦巻部材は楕円の旋回軌跡上を運動するため、渦巻の位置(位相角)により遠心力が変化し、振動及び騒音が発生する。また、可動渦巻部材、固定渦巻部材及びハウジング等の圧縮機を構成する主要部品が、すべて楕円を基とした形状であるため、旋盤により容易には切削加工することができない。したがって、コストが高価となる。
【0011】
前記従来の第2のタイプのスクロール型圧縮機では、オルダムリングの往復動に起因する振動及び騒音が発生する。
【0012】
そこで、本発明は、前記従来の両スクロール型圧縮機の欠点を改良し、振動及び騒音が少ないオルダムカップリングを用いたスクロール型圧縮機を提供しようとするものであり、また、構成部品の切削加工を容易に行うことができるように図るものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記課題を解決するため、次の手段を採用する。
【0014】
(1)円板状底板に渦巻部を立設した構造で、ハウジング内に収容された固定渦巻部材と、前記固定渦巻部材との間に圧縮室を形成するように前記固定渦巻部材に対向して支持された可動渦巻部材とを備え、前記可動渦巻部材を自転不能かつ楕円軌道上を公転可能にするオルダムリングと摺動自在に嵌合するキー溝を備えた前記可動渦巻部材からなるオルダムカップリングを有するスクロール型圧縮機において、前記オルダムリングの往復動方向と前記可動渦巻部材の楕円旋回軌跡の短軸とが一致するスクロール型圧縮機。
【0015】
(2)前記可動渦巻部材及びこれに付随して楕円旋回運動する部品の合計質量をma、前記オルダムリングの質量をmb、楕円旋回軌跡の短軸半径をRY 、楕円旋回軌跡の長軸半径をRX とするとき、
RX =(1+mb/ma)RY
という関係が成立する前記(1)記載のスクロール型圧縮機。
【0016】
(3)前記可動渦巻部材及びこれと組合わされる固定渦巻部材の各渦巻壁は、前記オルダムリングの長軸方向の中心線に関して、最外周の各渦巻の巻き始めの点から各渦巻壁に沿った方向の180°までの範囲が真円を基礎円とするインボリュート曲線で、それより中心に向かっては前記真円の基礎円を前記オルダムリングの往復動方向で引き伸ばした楕円を基礎円とするインボリュート曲線で構成される前記(1)記載のスクロール型圧縮機。
【0019】
(4)前記可動渦巻部材及びこれと組合わされる固定渦巻部材の各渦巻壁は、前記オルダムリングの長軸方向の中心線に関して、最外周の各渦巻の巻き始めの点から各渦巻壁に沿った方向の180°までの範囲が円弧で、それより中心に向かっては真円の基礎円を前記オルダムリングの往復動方向で引き伸ばした楕円を基礎円とするインボリュート曲線で構成される前記(1)記載のスクロール型圧縮機。
【0020】
(5)前記可動渦巻部材及びこれと組合わされる固定渦巻部材の各渦巻壁は、全体の範囲が前記オルダムリングの往復動方向で圧縮された楕円を基礎円とするインボリュート曲線で構成される前記(1)記載のスクロール型圧縮機。
【0021】
(6)前記可動渦巻部材及びこれと組合わされる固定渦巻部材の各渦巻壁は、全体の範囲が楕円で構成される前記(1)記載のスクロール型圧縮機。
【0022】
(7)前記可動渦巻部材及びこれと組合わされる固定渦巻部材の各渦巻壁は、前記オルダムリングの長軸方向の中心線に関して、最外周の各渦巻の巻き始めの点から各渦巻壁に沿った方向の180°までの範囲が前記オルダムリングの往復動方向で圧縮された楕円を基礎円とするインボリュート曲線で、それより中心に向かっては楕円で構成される前記(1)載のスクロール型圧縮機。
【0023】
(8)前記可動渦巻部材及びこれと組合わされる固定渦巻部材の各渦巻壁は、前記オルダムリングの長軸方向の中心線に関して、最外周の各渦巻の巻き始めの点から各渦巻壁に沿った方向の180°までの範囲が楕円であり、それより中心に向かっては前記オルダムリングの往復動方向で圧縮された楕円を基礎円とするインボリュート曲線で構成される前記(1)記載のスクロール型圧縮機。
【0024】
【発明の実施の形態】
本発明の2つの実施の形態例について図1〜図4を参照して説明する。なお、オルダムカップリングは、従来の技術と同様であるため説明を省略する。ただし、可動渦巻部材の旋回運動が、従来の技術は真円であるのに対し、本発明は楕円である点で相違する。
【0025】
まず、本発明の可動渦巻部材の楕円旋回運動について図1を参照して説明する。
【0026】
可動渦巻部材は、楕円の軌跡上を旋回運動する。楕円上の点を(x,y)とすると、下記の数式1が成立する。
【0027】
【数1】
【0028】
原点Oから楕円の点まで距離lは、下記の数式2で与えられる。
【0029】
【数2】
【0030】
一般に回転運動する部材に働く遠心力Fは、部材の質量をm、回転半径(l)をr、角速度をωとすると、
F=mrω2
可動渦巻部材及びこれに付随して楕円旋回運動する部品の合計質量をma、オルダムリングの質量をmbとすると、遠心力合力のY軸方向分力Fy とX軸方向分力Fx は、
Fy =(ma+mb)lω2 sinθ
Fx =malω2 cosθ
となる。
【0031】
遠心力合力の差が顕著なθ=0°,θ=90°のときは、それぞれ
F=FY =(ma+mb)RY ω2
F=FX =maRX ω2
となる。
【0032】
RX =(1+mb/ma)RY
という関係があるときは、
FX =FY
となり、可動渦巻部材の1旋回運動中の遠心力(起振力)がほぼ一定となるため、これに見合ったカウンターウエイトによりバランスをとることができる。
【0033】
本発明の一実施の形態例における可動渦巻部材の位相角と遠心力との関係の計算結果を図4に示す。
【0034】
次に、本発明の第1実施の形態例について図1を参照して説明する。
【0035】
図2(a)において、固定渦巻部材1は、円板状底板2に渦巻部を立設した構造で、ハウジング内に収容されている。可動渦巻部材4は、固定渦巻部材1との間に圧縮室を形成するように固定渦巻部材1に対向して底板(図示せず)に支持され、楕円旋回可能に固定渦巻部材1にかみ合っている。円板状底板2の中心には、吐出孔3が開けられている。
【0036】
可動渦巻部材4及び固定渦巻部材1の各渦巻壁は、次のように構成される。
【0037】
(1)オルダムリングの長軸方向の中心線に関して、最外周の各渦巻の巻き始めの点から各渦巻壁に沿った方向の180°までの範囲が真円を基礎円とするインボリュート曲線で、それより中心に向かっては前記真円の基礎円を前記オルダムリングの往復動方向で引き伸ばした楕円を基礎円とするインボリュート曲線である。
【0040】
(2)オルダムリングの長軸方向の中心線に関して、最外周の各渦巻の巻き始めの点から各渦巻壁に沿った方向の180°までの範囲が円弧で、それより中心に向かっては真円の基礎円を前記オルダムリングの往復動方向で引き伸ばした楕円を基礎円とするインボリュート曲線である。
【0041】
可動渦巻部材4が楕円旋回運動を行うことができるように、渦巻壁のピッチ(2Rx ,2Ry )をX軸方向とY軸方向とで差をもたせる。
【0042】
渦巻壁の中央部の肉厚を旋回軌跡の楕円の短軸方向に増加することができる。
【0043】
オルダムリング16がY軸方向に往復動すると、可動渦巻部材4はオルダムカップリングにより回転を阻止されつつ、楕円の旋回軌道上を駆動される。可動渦巻部材4とオルダムリング16の位相の推移後の状態を図2(c)と(d)に示す。なお、オルダムリング16の腕長さをAとする。
【0044】
遠心力合力のY軸方向分力FY とX軸方向分力FX は、可動渦巻部材4及びそれに付随して旋回運動する部品の合計質量をma、オルダムリング16の質量をmb、可動渦巻部材4のY軸とX軸各方向の旋回半径をRY とRX 、可動渦巻部材4の角速度をωとすると、
FY =(ma+mb)RY ω2
FX =maRX ω2
の数式で表わされる。ただし、RY <RX とする。
【0045】
仮にRX =RO とすると、(A+RO )>(A+RY )となり、Y軸方向で圧縮機胴径の縮小が可能となるか、又は、キーの長さを長くしてキーにかかる面圧低減による耐久性向上が可能となる。
【0046】
また、(ma+mb)RY =maRY となる部品質量と旋回半径の関係が成立する場合、FY =FX となり、オルダムリング16の往復動に起因する可動渦巻部材4等の1旋回運動中の遠心力の変動はなく、振動及び騒音は発生しない。
【0047】
続いて、本発明の第2実施の形態例について図3を参照して説明する。ただし、第1実施の形態例と同様の事項の説明を省略する。
【0048】
可動渦巻部材4及び固定渦巻部材1の各渦巻壁は、次のように構成される。
【0049】
(3)全体の範囲がオルダムリングの往復動方向で圧縮された楕円を基礎円とするインボリュート曲線である。
【0050】
(4)全体の範囲が楕円である。
【0051】
(5)前記オルダムリングの長軸方向の中心線に関して、最外周の各渦巻の巻き始めの点から各渦巻壁に沿った方向の180°までの範囲が前記オルダムリングの往復動方向で圧縮された楕円を基礎円とするインボリュート曲線で、それより中心に向かっては楕円である。
【0052】
(6)前記オルダムリングの長軸方向の中心線に関して、最外周の各渦巻の巻き始めの点から各渦巻壁に沿った方向の180°までの範囲が楕円であり、それより中心に向かっては前記オルダムリングの往復動方向で圧縮された楕円を基礎円とするインボリュート曲線である。
【0053】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、次の効果を奏することができる。
【0054】
(1)振動及び騒音が少ないオルダムカップリングを用いたスクロール型圧縮機を提供することができる。
【0055】
(2)ハウジング、可動渦巻部材の底板及び固定渦巻部材の底板が円を基にした形状であるので、切削加工が容易である。
【0056】
(3)渦巻壁の中央部の肉厚の増加により、スクロール型圧縮機の耐久性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスクロール型圧縮機における可動渦巻部材の楕円旋回運動を説明するための図である。
【図2】本発明のスクロール型圧縮機の第1実施の形態例の要部の2つの位相角における各断面図を(a)〜(d)に示す。
【図3】本発明のスクロール型圧縮機の第2実施の形態例の要部の2つの位相角における各断面図を(a)〜(d)に示す。
【図4】本発明のスクロール型圧縮機の一実施の形態例における可動渦巻部材の位相角と遠心力との関係の計算結果を示すグラフである。
【図5】従来のスクロール型圧縮機の要部の2つの位相角における各断面図を(a)〜(d)に示す。
【図6】従来のスクロール型圧縮機におけるオルダムカップリングの分解斜視図である。
【符号の説明】
1 固定渦巻部材
2 円板状底板
3 吐出孔
4 可動渦巻部材
15a キー溝
16 オルダムリング
16a キー
Claims (8)
- 円板状底板に渦巻部を立設した構造で、ハウジング内に収容された固定渦巻部材と、前記固定渦巻部材との間に圧縮室を形成するように前記固定渦巻部材に対向して支持された可動渦巻部材とを備え、前記可動渦巻部材を自転不能かつ楕円軌道上を公転可能にするオルダムリングと摺動自在に嵌合するキー溝を備えた前記可動渦巻部材からなるオルダムカップリングを有するスクロール型圧縮機において、前記オルダムリングの往復動方向と前記可動渦巻部材の楕円旋回軌跡の短軸とが一致することを特徴とするスクロール型圧縮機。
- 前記可動渦巻部材及びこれに付随して楕円旋回運動する部品の合計質量をma、前記オルダムリングの質量をmb、楕円旋回軌跡の短軸半径をRY 、楕円旋回軌跡の長軸半径をRX とするとき、
RX =(1+mb/ma)RY
という関係が成立することを特徴とする請求項1記載のスクロール型圧縮機。 - 前記可動渦巻部材及びこれと組合わされる固定渦巻部材の各渦巻壁は、前記オルダムリングの長軸方向の中心線に関して、最外周の各渦巻の巻き始めの点から各渦巻壁に沿った方向の180°までの範囲が真円を基礎円とするインボリュート曲線で、それより中心に向かっては前記真円の基礎円を前記オルダムリングの往復動方向で引き伸ばした楕円を基礎円とするインボリュート曲線で構成されることを特徴とする請求項1記載のスクロール型圧縮機。
- 前記可動渦巻部材及びこれと組合わされる固定渦巻部材の各渦巻壁は、前記オルダムリングの長軸方向の中心線に関して、最外周の各渦巻の巻き始めの点から各渦巻壁に沿った方向の180°までの範囲が円弧で、それより中心に向かっては真円の基礎円を前記オルダムリングの往復動方向で引き伸ばした楕円を基礎円とするインボリュート曲線で構成されることを特徴とする請求項1記載のスクロール型圧縮機。
- 前記可動渦巻部材及びこれと組合わされる固定渦巻部材の各渦巻壁は、全体の範囲が前記オルダムリングの往復動方向で圧縮された楕円を基礎円とするインボリュート曲線で構成されることを特徴とする請求項1記載のスクロール型圧縮機。
- 前記可動渦巻部材及びこれと組合わされる固定渦巻部材の各渦巻壁は、全体の範囲が楕円で構成されることを特徴とする請求項1記載のスクロール型圧縮機。
- 前記可動渦巻部材及びこれと組合わされる固定渦巻部材の各渦巻壁は、前記オルダムリングの長軸方向の中心線に関して、最外周の各渦巻の巻き始めの点から各渦巻壁に沿った方向の180°までの範囲が前記オルダムリングの往復動方向で圧縮された楕円を基礎円とするインボリュート曲線で、それより中心に向かっては楕円で構成されることを特徴とする請求項1記載のスクロール型圧縮機。
- 前記可動渦巻部材及びこれと組合わされる固定渦巻部材の各渦巻壁は、前記オルダムリングの長軸方向の中心線に関して、最外周の各渦巻の巻き始めの点から各渦巻壁に沿った方向の180°までの範囲が楕円であり、それより中心に向かっては前記オルダムリングの往復動方向で圧縮された楕円を基礎円とするインボリュート曲線で構成されることを特徴とする請求項1記載のスクロール型圧縮機。
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