JPH0311102A - スクロール流体機械 - Google Patents

スクロール流体機械

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Publication number
JPH0311102A
JPH0311102A JP14601189A JP14601189A JPH0311102A JP H0311102 A JPH0311102 A JP H0311102A JP 14601189 A JP14601189 A JP 14601189A JP 14601189 A JP14601189 A JP 14601189A JP H0311102 A JPH0311102 A JP H0311102A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scroll
spiral
pitch
volume
fluid machine
Prior art date
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Pending
Application number
JP14601189A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Tsunoda
昌之 角田
Shin Sekiya
慎 関屋
Yoshihisa Kitora
木藤良 善久
Toshihide Koda
利秀 幸田
Tetsuo Hirai
平井 哲夫
Mihoko Tanaka
田中 美保子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP14601189A priority Critical patent/JPH0311102A/ja
Publication of JPH0311102A publication Critical patent/JPH0311102A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、容積形流体機械の一種であるスクロール流体
機械に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に知られているスクロール流体機械の基本的な原理
は次に示す通りである。
ここで、スクロール流体機械の基本要素は、台5図に示
されており、同図において、符号1および2は各々が互
いに偏心して組み合わされ同一形状の渦巻体をもつ固定
スクロールと揺動スクロール、3はこれら両スクロール
1.2間に形成される圧縮室としてのチャンバー、4は
ボートである。
先ず、スクロール流体機械を揺動式の圧縮機として用い
た場合を考えると、固定スクロール1は空間に対して静
止しており、揺動スクロール2はその姿勢を空間に対し
て変化させない回転運動すなわち揺動運動を所定のクラ
ンク半径(揺動半径)で行い、第5図にO”、90’、
  180@、270”に示すように運動する。このと
き、揺動スクロール2の運動に伴って、固定スクロール
1および揺動スクロール2の間に形成される三日月状の
チャンバー3は順次容積を減じる。そして、チャンバー
3内に吸い込まれた流体は圧縮されてボート4から吐き
出される。
一方、膨張機として用いた場合には、第5図に0”、2
70 .180°、90°で示すように逆に運動し、流
体はボート4からチャンバー3内に吸い込まれて膨張し
て渦巻の外周に吐き出される。
これがスクロール流体機械の作動原理である。
なお、上記は便宜的に揺動式のスクロール流体機械とし
て説明したが、両スクロールを所定の距離だけ偏心して
組み合わせた状態で自転させる両回転式のスクロール流
体機械であっても、両スクロールが相対的に揺動運動を
行うという点で本質的な差異はない。
従来、この種のスクロール流体機械は圧縮機として第6
図に示すように構成されている。これを同図に基づいて
説明すると、同図において、符号IOは固定スクロール
、11は揺動スクロール、12はクランク軸、13はモ
ータロータ、14はモータステータ、15は揺動スクロ
ールの自転を防止し両スクロール10.11の角度位置
を保つオルダムリングである。また、16aおよび16
bは軸受支え、17はスラスト軸受、18は揺動軸受、
19は主軸受、20は副軸受である。
このように構成されたスクロール流体機械においては、
モータステータ14への通電によってモータロータ13
にトルクが発生し、このトルクによってクランク軸12
が回転する。このとき、揺動スクロール11がオルダム
リング15に案内されて自転することなく揺動運動し、
第5図に示すように両スクロール10.11間で圧縮作
用が行われる。
ところで、この種のスクロール流体機械においては、任
意の渦巻壁厚に対して両渦巻間の多点接触が幾何学的に
保証され、かつ加工し易いという利点があることから、
渦巻形状として径方向の渦巻ピッチが一定の寸法をもち
インボリュート(円の伸開線)あるいは円弧の組み合わ
せ(多角形の伸開線)からなるものが通常用いられてい
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかるに、従来のスクロール流体機械においては、両ス
クロールの渦巻体が一定の渦巻ピッチをもつ渦巻体によ
って形成されているものであるため、渦巻の平面形状を
決定するパラメータとしての渦巻ビフチp、渦巻壁の厚
さtおよび渦巻の巻数Nと、この他渦巻壁の高さhを決
定すると、渦巻ピッチル、渦巻の巻数Nおよび渦巻壁の
高さhが寸法的制約から、また渦巻壁の厚さtが強度的
な制約から行程容積(最外周の閉じ込め容積)や内部容
積比が一義的に決定され、渦巻形状設計の自由度が限定
されていた。
すなわち、一定のピッチをもつ渦巻では、圧縮機の場合
に所定の寸法(渦巻壁の高さhとスクロール外径)に対
して内部容積比を大きくするために、渦巻の巻数Nを大
きくする代わりに渦巻ピッチpを小さくする必要があり
、このため行程容積が小さくなる。また、渦巻の最内周
1巻分を取り除いた膨張機の場合にも、その行程容積(
最内周の閉じ込め容積)は寸法の面から制約を受ける。
このことは、インボリュートスクロール、円弧スクロー
ルの場合に言えることである。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、寸法
的な制約を受けても内部容積や行程容積の設計自由度を
高めることができるスクロール流体機械を提供するもの
である。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係るスクロール流体機械は、2つのスクロール
の渦巻体を、渦巻の伸開角に応じて変化するピッチをも
つ渦を体によって形成したものである。
〔作 用〕
本発明においては、行程容積や内部容積比が目的、用途
に適合する容積変化を実現する渦巻体を得ることができ
る。
[実施例〕 以下、本発明の構成等を図に示す実施例によって詳細に
説明する。
第1図は本発明に係るスクロール流体機械を膨張機型の
真空ポンプとして用いた場合のスクロール形状を示す平
面図で、同図以下において第5図と同一の部材について
は同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。同図にお
いて、破線で示す渦巻壁21の中心線間の距離pが渦巻
ピッチである。
この渦巻ピッチpは渦巻が外側に伸びるにつれて小さく
なる(p+〉pz)ように設定されており、このため2
つの渦巻壁21.22.(一方のみ第2図に図示)間で
多点接触が可能になる必要上渦巻壁2122の厚さtも
渦巻ピッチpと同様小さくなるように設定されている。
そして、この渦巻体のピッチP(θ)はP(θ)  =
  (1(θ)+t(θ−2π))/2+t(θ−π)
+2rの条件式を満足するピッチに設定されている。但
し、θは伸開角、rは揺動半径。
t(θ)は渦巻体の厚さを示す。
このように構成されたスクロール流体機械においては、
第2図(a)〜(dlに示すように揺動スクロールll
が複りのシールポイントを固定スクロール12に同時に
接触させて動作する。この場合、最内周の閉じ込め容積
(真空ポンプの場合の行程容積)が同程度の外形で一定
の渦巻ピッチをもつ渦巻壁を用いた場合と比較して大き
くなり、例えば排気速度等のポンプ性能面で有利である
。同図において、符号13は密閉空間である。
次に、本発明におけるスクロール流体機械を圧縮機とし
て実施した場合につき、第3図を用いて説明する。
すなわち、渦巻壁31のピッチピッチpは渦巻が外側に
伸びるにつれて大きくなる(p+<pz)ように設定さ
れており、このため2つの渦巻壁31(−方のみ図示)
間で多点接触が可能とする必要から渦巻壁31の厚さt
も渦巻が外側に伸びるにつれて大きくなるように設定さ
れている。この場合、最外周の閉じ込め容積と最内周の
閉じ込め容積との比(内部容積比)は、一定の渦巻ピッ
チをもつ渦巻壁である場合に比較して大きくなり、冷凍
等の低温用途に実施した場合に有利である。
したがって、本発明においては、行程容積や内部容積比
が目的、用途に適合する容積変化を実現する渦巻体を得
ることができる。このことは、第4図からも理解するこ
とができる。同図はクランク回転角に対する容積変化を
最内周の閉じ込め容積の比として表したものであり、容
積変化率が外側の渦巻ピッチpを大きくすると大きくな
り、小さくすると小さくなる。ここで、破線は従来の一
定ビッチ渦巻をもつ場合の容積変化を示す。
なお、本実施例においては、渦巻の巻数NとしてN=1
〜3.5の2.5巻数のものを使用する例を示したが、
本発明はこれに限定されるものでないことは勿論である
また、本実施例においては、揺動式のスクロール流体機
械である場合を示したが、本発明は両回転式のスクロー
ル流体機械であっても実施例と同様の効果を奏する。
さらに、本発明においては、圧縮機型や膨張機型のスク
ロール流体機械以外に移送機型のスクロール流体機械に
も適用することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、2つのスクロール
の渦巻体を、渦巻の伸開角に応じて変化するピッチをも
つ渦巻体によって形成したので、行程容積や内部容積比
が目的、用途に適合する容積変化を実現する渦巻体を得
ることができ、寸法的な制約を受けても内部容積や行程
容積の設計自由度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るスクロール流体機械を膨張機型の
真空ポンプとして用いた場合のスクロール形状を示す平
面図、第2図はその作動原理を説明するための平面図、
第3図は他の実施例を示す平面図、第4図はクランク回
転角と容積変化の関係を示す図、第5図は従来のスクロ
ール流体機械の作動原理を説明するための平面図、第6
図は従来のスクロール流体機械を示す断面図である。 11・・・・揺動スクロール、21・・・・渦巻壁、p
+ pl+ pz・・・・渦巻ピッチ。 代   理  人   大 岩 増 雄11;4瓜動ス
20−Jし 21弓aL硯 pl、p2:、:る、Lc・ゾテ (d) 第4

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 各々が互いに偏心して組み合わされ相対的に揺動運動す
    ることにより移動する密閉空間を形成する台板および渦
    巻体を有する2つのスクロールを備えたスクロール流体
    機械において、前記両スクロールの渦巻体を、渦巻の伸
    開角に応じて変化するピッチをもつ渦巻体によって形成
    したことを特徴とするスクロール流体機械。
JP14601189A 1989-06-07 1989-06-07 スクロール流体機械 Pending JPH0311102A (ja)

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JP14601189A JPH0311102A (ja) 1989-06-07 1989-06-07 スクロール流体機械

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JP14601189A JPH0311102A (ja) 1989-06-07 1989-06-07 スクロール流体機械

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JPH0311102A true JPH0311102A (ja) 1991-01-18

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JP14601189A Pending JPH0311102A (ja) 1989-06-07 1989-06-07 スクロール流体機械

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5458471A (en) * 1992-08-14 1995-10-17 Ni; Shimao Scroll-type fluid displacement device having high built-in volume ratio and semi-compliant biasing mechanism
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US6193487B1 (en) 1998-10-13 2001-02-27 Mind Tech Corporation Scroll-type fluid displacement device for vacuum pump application
US6345967B1 (en) * 1999-06-23 2002-02-12 Hitachi, Ltd., Trustee For Benefit Of Air Conditiong Systems Co., Ltd. Scroll type fluid machine having different wrap side surface clearances
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