JP3863395B2 - ディスク再生装置の再生制御方法 - Google Patents

ディスク再生装置の再生制御方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディスク再生装置に係り、特に、トラックアップキーおよびトラックダウンキーを操作して、再生するトラックを順次切り替えて選択するディスク再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、CDプレーヤやMDプレーヤなどのディスク再生装置では、ディスクに収録されている複数の曲(トラック)の中から、操作部に設けられたトラックアップキー/トラックダウンキーを押下することにより、再生するトラックを順次切り替えて選択することが可能である。
【0003】
トラックアップキーが押された場合、ディスク再生位置を現在再生中のトラックの次のトラックの先頭位置に移動し、また、トラックダウンキーが押された場合、現在再生中のトラックの再生時間に応じて、現在トラックの再生時間が所定時間より小さい時には一つ前のトラックの先頭にディスク再生位置を移動し、現在のトラックの再生時間が所定時間より大きい時には、現在のトラックの先頭にディスク再生位置を移動するようにしている。
【0004】
つまり、現在のトラックの経過時間が所定時間(例えば1秒)より小さいときにトラックダウンキーが押されたら、一つ前のトラックの先頭位置に戻って再生し、現在のトラックの経過時間が所定時間(1秒)より大きいときにトラックダウンキーが押されたら、現在のトラックの先頭位置に戻って再生するようになっている。
【0005】
また、ディスクの最終トラックで、トラックアップキーが押された場合には、ディスクの最初のトラックの先頭に再生位置を移動したり、ディスクの最初のトラックでトラック先頭から所定時間内にトラックダウンキーが押された場合には、ディスクの最終トラックの先頭に再生位置を移動するようにしているものもある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来のCDプレーヤ等のディスク再生装置では、トラックアップキー/トラックダウンキーを操作してディスクに記録されている複数のトラックから所望のトラックを選択する場合、予め所望の曲がディスクの何番目のトラックであるかを知っている場合には、現在のトラックから所望のトラックまでのトラック数の回数のキー入力を行えばよい。
【0007】
しかし、所望の曲のトラックナンバーを明確に憶えていない場合、例えば、所望の曲はディスクの10曲目あたりに収録されていたというぐらいの記憶から曲を探す場合には、トラックアップキーまたはトラックダウンキーを操作して、10曲目(トラック10)まで、順次トラックを切り替えて再生させてみる。再生音を聞いて、所望としていた曲であるか判断し、所望の曲でない場合には、再びトラックアップキー、トラックダウンキーを操作して、トラックを切り替えて音を聞いて判断し再生するトラックを選択している。
【0008】
所望の曲と思われるトラックまで連続でトラックアップを行い、そのトラックを再生して聴いてみる。再生音を聴いて、このトラックではないと判断した場合、例えば、所望の曲はこのトラックより前のトラックであることを思い出した場合、トラックダウンキーを押下して前のトラックへ切り替えようとする。しかし、従来、再生開始後に所定時間(1秒)経過してからトラックダウンキーを押すと、そのトラックの先頭に戻ってしまうため、前のトラックに戻るためには2回のトラックダウンキー操作をしなければならず、面倒であった。
【0009】
そこで、トラックダウンキーを押したときに、そのトラックの先頭へ戻るようにするトラック開始後の時間を1秒ではなく、音を聴いてから曲の判断できる程度の時間(例えば5秒)にすれば、1回のトラックダウンキー操作で、前のトラックへ移動できる。しかし、トラック再生開始から5秒以内のトラックダウンキー操作で前のトラックへ移動するようにすると、今度は、通常のディスクの収録曲を続けて再生している場合、再生トラックが切り替わり、新たなトラックの再生がされてから5秒以内にこの曲の始めから聴き直したいと思い、トラックダウンキーを操作すると、そのトラックの先頭ではなく、そのトラックの前のトラックの先頭に戻ってしまい不便である。
【0010】
以上から、本発明の目的は、トラックアップ操作、トラックダウン操作を行う際に、利用者の使い勝手のよいディスク再生装置を提供することである。すなわち、ディスクに記録された複数の曲の中から、トラックアップキー/トラックダウンキーを操作して所望の曲を探す場合に、キー操作回数をできるだけ少なくし、利用者の使い勝手のよいディスク再生装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題は、本発明によれば、曲の再生中に次の曲の先頭からの再生への移行を指示するトラックアップキーと、曲の再生中に該曲の再生開始時点から基準時間以内に操作された場合には前の曲の先頭位置からの再生への移行を指示し、前記基準時間を過ぎて操作された場合には該曲の先頭位置からの再生への移行を指示するトラックダウンキーとを備え、曲の再生中に前記トラックアップキーが操作された場合に次の曲の先頭位置からの再生へ移行し、前回のトラックアップキー操作またはトラックダウンキー操作から所定時間を過ぎた場合に前記基準時間を第1基準時間に設定し、前回のトラックアップキー操作またはトラックダウンキー操作から所定時間以内は前記基準時間を第2基準時間に設定し、曲の再生開始時点から前記設定された基準時間以内にトラックダウンキーが操作された場合には前の曲の先頭位置からの再生へ移行し、前記設定された基準時間を過ぎて操作された場合には該曲の先頭位置からの再生へ移行することにより達成される。
【0012】
また、上記課題は本発明によれば、前記第2基準時間は、前記第1基準時間より大きいことにより達成される。
【0013】
また、上記課題は本発明によれば、一曲目の再生中において、一曲目の再生開始時点から前記設定された基準時間以内にトラックダウンキーが操作された場合には、最終曲の先頭位置からの再生へ移行することにより達成することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
(a)概要説明
図1は、本発明のディスク再生装置におけるトラックダウン操作時の動作の概要を説明する図である。
図1(a)は、ディスクに記録された曲を再生中にトラックダウンキーを入力した際、第1の判断基準時間を設定された場合の再生位置の移動位置を説明する図であり、従来のトラックダウン操作と同様のものである。
【0015】
あるトラック(曲)を再生している際に、利用者が操作部に設けられたトラックダウンキーを押す。トラック(曲)の先頭からの再生時間が第1の判断基準時間(1秒)より小さいときにトラックダウンキーが押された場合、現在の再生トラックの一つ前のトラックの先頭に再生位置を移動する。一方、トラック先頭からの再生時間が第1の判断基準時間(1秒)より大きいときにトラックダウンキーが押された場合には、現在の再生トラックの先頭に再生位置を移動する。
【0016】
図1(b)は、複数回連続でトラックアップ操作、または、トラックダウン操作を行った後に、所定時間内にトラックダウンキーを押下した時の動作の説明図である。
ディスクに収録されている複数の曲の中から所望の曲を探すために、利用者はトラックアップキーまたはトラックダウンキーを操作して、トラックナンバーを順次切り替えて所望の曲のナンバーまで順次切り替えて、そのトラックを再生させる。このとき、所望の曲のトラックナンバーと思っていたものを聴いてみて所望の曲ではないことが判明し、例えば、現在のトラックより前のトラックであることを思い出した場合、トラックダウンキーを押すことになる。複数回のトラックアップ操作、または、トラックダウン操作後は、図1(b)に示すように、トラックダウンキーが押されたときに、そのトラックの先頭に移動するか、一つ前のトラックの先頭に移動するかの判断基準時間を第2の判断基準時間(5秒)にする。トラックダウンキーを押した時のトラック(曲)の先頭からの再生時間が第2の判断基準時間(5秒)より小さい場合、現在のトラックの一つ前のトラックの先頭に再生位置を移動し、トラックの先頭からの再生時間が第2の判断基準時間(5秒)より大きい場合には、現在のトラックの先頭に再生位置を移動する。
【0017】
例えば、現在トラック1(曲1)を再生しているときに、トラックアップキー/トラックダウンキーを操作して所望の曲を選択する場合を考えて、従来の再生装置と、本発明の再生装置とを比較すると、図2に示すようになる。図2(a)は、従来のディスク再生装置の動作を示す図であり、図2(b)は、本発明のディスク再生装置の動作を示す図である。
【0018】
従来のディスク再生装置の場合、利用者は所望の曲のトラックナンバーが3曲目あたりであることしか憶えていないとき、トラックアップキーを2回押下して(図2(a)の▲1▼、▲2▼)、再生位置をトラック3の先頭に移動させる。トラック3の再生が始まり、再生音をしばらく聴いてみて、トラック3が所望の曲ではないことがわかり、また、所望の曲がこのトラックより一つ前のトラックであることを思い出して、トラックダウンキーを押下する(図2(a)の▲3▼)。この時、トラック3の再生時間が1秒を超えているため、トラック3の先頭に再生位置が戻り、トラック2に再生位置を戻すには、トラックダウンキーをもう一度押すことになる(図2(a)の▲4▼)。
【0019】
同様に、トラック1を再生しているところから、所望の曲を探す場合の動作は、本発明のディスク再生装置では、図2(b)に示すような動作となる。
トラック1(曲1)を再生しているときに、トラックアップキーを2回押下し(図2(b)の▲1▼、▲2▼)、トラック3の先頭に再生位置を移動する。トラック3の再生音をしばらく聴いて、所望の曲ではないことが分かり、また、一つ前のトラックであることを思い出し、トラックダウンキーを押下する(図2(b)の▲3▼)。この時、トラック3(曲3)の再生時間が5秒以内であるので、一つ前のトラック2の先頭に再生位置を移動する。
このように、所望の曲をトラックアップまたはトラックダウン操作で探す場合、本発明では、従来の4回のキー操作にくらべて1回少ない3回のキー操作で、所望の曲を探し出すことができる。
【0020】
図3は、本発明のディスク再生装置の概略構成を示す図である。
同図において1はディスク、2はターンテーブル、3はディスクを一定の線速度で回転するスピンドルモータ、4はスピンドルモータに対し線速度一定制御を行うスピンドルサーボ回路、5はディスクにレーザビームを発射し反射ビームを検出する光ピックアップである。6は光ピックアップをディスク半径方向に送るスレッドモータ、7はスレッドモータに対しトラックを追跡するためのスレッドサーボをかけるスレッドサーボ回路、8はRFアンプ、9はRF信号を入力して音楽データとサブコードデータの復調を行うディジタル信号処理回路である。
【0021】
10はフォーカスエラー信号FEを作成し、該フォーカスエラー信号FEに基づき光ピックアップ5に設けたフォーカスアクチュエータ(図示せず)を駆動しフォーカスサーボを掛けるフォーカスサーボ回路、11はフォーカスエラー信号FEを増幅してフォーカスアクチュエータを駆動するサーボドライバである。
【0022】
12はトラッキングエラー信号TEを作成し、該トラッキングエラー信号TEに基づき光ピックアップ5に設けたトラッキングアクチュエータ(図示せず)を駆動してトラッキングサーボを掛けるトラッキングサーボ回路、13はトラッキングアクチュエータを駆動するサーボドライバである。
【0023】
14はRF信号の下側エンベロープ検波を行う検波回路、16は後述するシステムコントローラの指令を受けて、各種サーボの立ち上げとピックアップサーボ系の自動調整等を行うサーボコントローラ、17はディスクの挿入を検出するディスク挿入検知器、18はシステムコントローラの制御に従いディスク1をターンテーブル2の上にローディングしたり、ターンテーブル2からアンローディングしたりするローディング部、19はディスクを再生するために必要なシステム全体的な制御を行うシステムコントローラ、20はTOC情報等の記憶を行うRAM、21は各種操作を行う操作部である。操作部21には、トラックアップキー、トラックダウンキーが設けられており、利用者はトラックアップキー、トラックダウンキーを押下することにより、ディスクに記録されている複数のトラックを順次切り替えて再生トラックを選択することができる。
【0024】
システムコントローラ19は、電源投入時やディスクローディング後にTOC(Table of Contents)を読み込み、曲再生中にはサブコードを読み込む。そして、読み込んだ各情報に基づいてサーボコントラオーラ16に指示を与え、サーボコントローラ16は、スピンドルサーボ回路4、光ピックアップ5、スレッドサーボ回路7、フォーカスサーボ回路10、トラッキングサーボ回路12等を制御して指示されたトラックの再生を行う。なお、TOCとは、ディスクの目次に相当するものであり、その内容としては、そのディスクの最初の曲と最後の曲のトラック番号(通常最初のトラック番号は「1」)と、そのディスクに入っている各曲の開始時間を示すタイムコードと、最後の曲の終了時間を示すタイムコードとが記録されている。また、サブコードとは、曲の頭出し機能や、予め設定された順序に従って曲を再生するプログラム機能等を実行する場合に利用されるコードである。このサブコードには曲のトラック番号、曲の演奏時間を示すタイムコードおよび各曲の演奏時間の累計を示すタイムコード等が記録されている。
【0025】
図4は、本発明のディスク再生装置の、トラックアップ、トラックダウン動作を行う際の動作フローである。ここでは、ディスクに記録されている複数のトラックの内、あるトラックを再生しているものとする。
【0026】
ディスク再生中、システムコントローラ19は、利用者が操作部21に設けられたトラックアップキーが押されたか否かを判断し(ステップS101)、トラックアップキーが押された場合、システムコントローラ19は、サブコードをサーチして次のトラックの先頭位置を検出し、サーボコントローラ等を制御して次のトラックの先頭へ再生位置を移動する(ステップS102)。
【0027】
ステップS101で、トラックアップキーが押されない場合、システムコントローラ19は操作部21に設けられたトラックダウンキーが押されたか否かを判断し(ステップS103)、トラックダウンキーが押されない場合には、ステップS101にもどり、トラックアップキーまたはトラックダウンキーが押されるのを待機する。
【0028】
ステップS103で、トラックダウンキーが押された場合、システムコントローラ19は、前回のトラックアップ操作またはトラックダウン操作がされてから所定時間(例えば8秒)経過したか否かを判断する(ステップS104)。
【0029】
ステップ104で、前回のトラックアップ操作、または、前回のトラックダウン操作が行われてから、所定時間(8秒)経過している場合には、システムコントローラ19は、現在の再生位置がトラック先頭から第1の判断基準時間(1秒)を経過しているか否かを判断する(ステップS105)。
【0030】
ステップS104で、前回のトラックアップ操作、または、トラックダウン操作が行われてから、所定時間(8秒)経過していない場合には、システムコントローラ19は、現在の再生位置がトラック先頭から第2の判断基準時間(5秒)を経過しているか否かを判断する(ステップS106)。
【0031】
ステップS105で第1の判断基準時間内(1秒以内)である場合、または、ステップS106で第2の判断基準時間内(5秒以内)である場合、システムコントローラ19はサブコードをサーチして現在再生中のトラックの一つ前のトラックの先頭位置を検出し、その位置へ再生位置を移動する(ステップS107)。
【0032】
ステップS105で第1の判断基準時間以上である場合、または、ステップS106で第2の判断基準時間以上である場合、システムコントローラ19はサブコードをサーチして現在再生中のトラックの先頭位置を検出し、現在再生中のトラックの先頭へ再生位置を移動する。その後、ステップS101にもどり、次のトラックアップキー操作、トラックダウンキー操作があるまで待機する。
【0033】
以上のようにすれば、トラックアップ、トラックダウン操作により所望の曲を探す場合に、複数回のトラック切り替え操作後の所定時間内にトラックダウン操作を行った際に、前回のトラックアップ操作またはトラックダウン操作を行ってから所定時間内にトラックダウン操作を行う時間によって、現在のトラックの先頭に再生位置を戻すか、一つ前のトラックの先頭に戻すかを、トラック先頭からの再生時間の判断基準を切り替えることができ、所望の曲のトラックナンバーを明確に憶えていない場合のトラックアップ・トラックダウン操作による曲選択時の操作回数を少なくすることができる。
【0034】
尚、上記実施例の説明においては、本発明を適用したCDプレーヤを例として説明したが、MDプレーヤ等のトラックアップ、トラックダウンキーを操作することで、再生するトラックを選択するディスク再生装置であってもよい。
【0035】
また、上記実施例の説明においては、トラックダウンキーが押された際の動作切り替え基準時間である第1判断基準時間を1秒、第2判断基準時間を5秒として説明したが、これらの時間はそれぞれ1秒、5秒でなく、他の時間でもよい。例えば第1判断基準時間を0.5秒、第2判断基準時間を10秒としてもよい。
【0036】
また、第1判断基準時間より第2判断基準時間を大きくすることが好ましい。第2判断基準時間は、曲を聴いてその曲が何であるかを判断できる程度の時間であればよく、第1判断基準時間は、連続でトラックアップ、トラックダウン操作を判断できる程度の時間であればよい。
【0037】
また、ディスクの最初のトラックにおいて、トラックダウンキーが押された場合には、ディスクの最終トラックを一つ前のトラックとして、本発明を適用することも可能である。
【0038】
以上、本発明を実施例により説明したが、本発明は請求の範囲に記載した本発明の主旨に従い種々の変形が可能であり、本発明はこれらを排除するものではない。
【0039】
【発明の効果】
以上、本発明によれば、トラックダウンキーが押されたときに、現在のトラックの先頭へ再生位置を移動するのか、または、一つ前のトラックの先頭へ再生位置を移動するのかの動作を切り替える際の現在のトラック先頭からの再生時間の判断基準として、第1判断基準時間と、第2判断基準時間とを設け、前回のトラックアップ、または、トラックダウン操作から今回のトラックダウン操作までの時間に応じて前記判断基準時間を第1判断基準と第2判断基準とで切り替えるようにしたから、トラックアップ/ダウン操作によって再生トラックを選択する際に、所望の曲のトラック番号を明確に憶えていない場合にトラックダウン操作の回数を少なくすることができる。
【0040】
つまり、トラック番号を明確に憶えていない曲をトラックアップ/トラックダウン操作によって所望の曲を選択しようとした場合に、あるトラックを再生して暫く再生音を聴いてから所望の曲はこの曲より前のトラックであると判明した場合に、トラックダウンキーを押して前のトラックへ再生位置を移動させる操作を1回少なくすることができる。
【0041】
また、本発明によれば、第2判断基準時間を第1判断基準時間より大きくしたから、通常再生中のトラックダウンキー押下では、従来の操作と同じ操作で曲の頭出しを行うことができ、トラック番号を明確に憶えていない曲を探す場合には、再生音を聴いて判断してからトラックダウン操作を行っても、1回のトラックダウン操作で1つ前のトラックの先頭へ再生位置を移動することができ、便利である。
【0042】
また、本発明によれば、ディスクの最初のトラックで先頭からの再生時間が前記判断基準より小さいときにトラックダウンキーが押されたら、最終トラックの先頭位置へ移動するようにしたから、トラックアップまたはトラックダウン操作によって所望の曲を選択する際に便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスク再生装置におけるトラックダウン操作時の動作の概要を説明する図である。
【図2】従来のディスク再生装置におけるトラックダウン動作と本発明のディスク再生装置におけるトラックダウン動作を示す図である。
【図3】本発明のディスク再生装置の概略構成を示す図である。
【図4】本発明のディスク再生装置のトラックアップ、トラックダウン動作を行う際の動作フローを示す図である。
【符号の説明】
1・・・ディスク
3・・・スピンドルモータ
4・・・スピンドルサーボ回路
5・・・光ピックアップ
16・・・サーボコントローラ
19・・・システムコントローラ
21・・・操作部

Claims (3)

  1. 曲の再生中に次の曲の先頭からの再生への移行を指示するトラックアップキーと、曲の再生中に該曲の再生開始時点から基準時間以内に操作された場合には前の曲の先頭位置からの再生への移行を指示し、前記基準時間を過ぎて操作された場合には該曲の先頭位置からの再生への移行を指示するトラックダウンキーとを備え、
    曲の再生中に前記トラックアップキーが操作された場合に次の曲の先頭位置からの再生へ移行し、
    前回のトラックアップキー操作またはトラックダウンキー操作から所定時間を過ぎた場合に前記基準時間を第1基準時間に設定し、前回のトラックアップキー操作またはトラックダウンキー操作から所定時間以内は前記基準時間を第2基準時間に設定し、
    曲の再生開始時点から前記設定された基準時間以内にトラックダウンキーが操作された場合には前の曲の先頭位置からの再生へ移行し、前記設定された基準時間を過ぎて操作された場合には該曲の先頭位置からの再生へ移行することを特徴とするディスク再生装置の再生制御方法。
  2. 前記第2基準時間は、前記第1基準時間より大きいことを特徴とする請求項1記載のディスク再生装置の再生制御方法。
  3. 一曲目の再生中において、一曲目の再生開始時点から前記設定された基準時間以内にトラックダウンキーが操作された場合には、最終曲の先頭位置からの再生へ移行することを特徴とする請求項1または請求項2記載のディスク再生装置の再生制御方法。
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