JP2003045162A - ディスク再生装置の再生制御方法 - Google Patents

ディスク再生装置の再生制御方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トラックアップ、トラックダウン操作を行っ
て選曲する際に、利用者の使い勝手のよいディスク再生
装置を提供する。 【解決手段】 トラックダウンキーが押されたときに現
在のトラックの先頭に再生位置を移動するか、一つ前の
トラックの先頭に再生位置を移動するかを判断する基準
時間を、通常再生時には第1の判断基準時間(1秒)を
設定し(図1(a))、連続トラックアップ操作、また
は、連続トラックダウン操作後のトラックダウンキーが
押されたときには第2の判断基準時間(5秒)を設定す
る(図1(b))。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスク再生装置
に係り、特に、トラックアップキーおよびトラックダウ
ンキーを操作して、再生するトラックを順次切り替えて
選択するディスク再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、CDプレーヤやMDプレーヤなど
のディスク再生装置では、ディスクに収録されている複
数の曲(トラック)の中から、操作部に設けられたトラ
ックアップキー/トラックダウンキーを押下することに
より、再生するトラックを順次切り替えて選択すること
が可能である。
【0003】トラックアップキーが押された場合、ディ
スク再生位置を現在再生中のトラックの次のトラックの
先頭位置に移動し、また、トラックダウンキーが押され
た場合、現在再生中のトラックの再生時間に応じて、現
在トラックの再生時間が所定時間より小さい時には一つ
前のトラックの先頭にディスク再生位置を移動し、現在
のトラックの再生時間が所定時間より大きい時には、現
在のトラックの先頭にディスク再生位置を移動するよう
にしている。
【0004】つまり、現在のトラックの経過時間が所定
時間(例えば1秒)より小さいときにトラックダウンキ
ーが押されたら、一つ前のトラックの先頭位置に戻って
再生し、現在のトラックの経過時間が所定時間(1秒)
より大きいときにトラックダウンキーが押されたら、現
在のトラックの先頭位置に戻って再生するようになって
いる。
【0005】また、ディスクの最終トラックで、トラッ
クアップキーが押された場合には、ディスクの最初のト
ラックの先頭に再生位置を移動したり、ディスクの最初
のトラックでトラック先頭から所定時間内にトラックダ
ウンキーが押された場合には、ディスクの最終トラック
の先頭に再生位置を移動するようにしているものもあ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のCD
プレーヤ等のディスク再生装置では、トラックアップキ
ー/トラックダウンキーを操作してディスクに記録され
ている複数のトラックから所望のトラックを選択する場
合、予め所望の曲がディスクの何番目のトラックである
かを知っている場合には、現在のトラックから所望のト
ラックまでのトラック数の回数のキー入力を行えばよ
い。
【0007】しかし、所望の曲のトラックナンバーを明
確に憶えていない場合、例えば、所望の曲はディスクの
10曲目あたりに収録されていたというぐらいの記憶か
ら曲を探す場合には、トラックアップキーまたはトラッ
クダウンキーを操作して、10曲目(トラック10)ま
で、順次トラックを切り替えて再生させてみる。再生音
を聞いて、所望としていた曲であるか判断し、所望の曲
でない場合には、再びトラックアップキー、トラックダ
ウンキーを操作して、トラックを切り替えて音を聞いて
判断し再生するトラックを選択している。
【0008】所望の曲と思われるトラックまで連続でト
ラックアップを行い、そのトラックを再生して聴いてみ
る。再生音を聴いて、このトラックではないと判断した
場合、例えば、所望の曲はこのトラックより前のトラッ
クであることを思い出した場合、トラックダウンキーを
押下して前のトラックへ切り替えようとする。しかし、
従来、再生開始後に所定時間(1秒)経過してからトラ
ックダウンキーを押すと、そのトラックの先頭に戻って
しまうため、前のトラックに戻るためには2回のトラッ
クダウンキー操作をしなければならず、面倒であった。
【0009】そこで、トラックダウンキーを押したとき
に、そのトラックの先頭へ戻るようにするトラック開始
後の時間を1秒ではなく、音を聴いてから曲の判断でき
る程度の時間(例えば5秒)にすれば、1回のトラック
ダウンキー操作で、前のトラックへ移動できる。しか
し、トラック再生開始から5秒以内のトラックダウンキ
ー操作で前のトラックへ移動するようにすると、今度
は、通常のディスクの収録曲を続けて再生している場
合、再生トラックが切り替わり、新たなトラックの再生
がされてから5秒以内にこの曲の始めから聴き直したい
と思い、トラックダウンキーを操作すると、そのトラッ
クの先頭ではなく、そのトラックの前のトラックの先頭
に戻ってしまい不便である。
【0010】以上から、本発明の目的は、トラックアッ
プ操作、トラックダウン操作を行う際に、利用者の使い
勝手のよいディスク再生装置を提供することである。す
なわち、ディスクに記録された複数の曲の中から、トラ
ックアップキー/トラックダウンキーを操作して所望の
曲を探す場合に、キー操作回数をできるだけ少なくし、
利用者の使い勝手のよいディスク再生装置を提供するこ
とである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題は、本発明によ
れば、曲の再生中に次の曲の先頭からの再生への移行を
指示するトラックアップキーと、曲の再生中に該曲の再
生開始時点から基準時間以内に操作された場合には前の
曲の先頭位置からの再生への移行を指示し、前記基準時
間を過ぎて操作された場合には該曲の先頭位置からの再
生への移行を指示するトラックダウンキーとを備え、曲
の再生中に前記トラックアップキーが操作された場合に
次の曲の先頭位置からの再生へ移行し、前回のトラック
アップキー操作またはトラックダウンキー操作から所定
時間を過ぎた場合に前記基準時間を第1基準時間に設定
し、前回のトラックアップキー操作またはトラックダウ
ンキー操作から所定時間以内は前記基準時間を第2基準
時間に設定し、曲の再生開始時点から前記設定された基
準時間以内にトラックダウンキーが操作された場合には
前の曲の先頭位置からの再生へ移行し、前記設定された
基準時間を過ぎて操作された場合には該曲の先頭位置か
らの再生へ移行することにより達成される。
【0012】また、上記課題は本発明によれば、前記第
2基準時間は、前記第1基準時間より大きいことにより
達成される。
【0013】また、上記課題は本発明によれば、一曲目
の再生中において、一曲目の再生開始時点から前記設定
された基準時間以内にトラックダウンキーが操作された
場合には、最終曲の先頭位置からの再生へ移行すること
により達成することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】(a)概要説明 図1は、本発明のディスク再生装置におけるトラックダ
ウン操作時の動作の概要を説明する図である。図1
(a)は、ディスクに記録された曲を再生中にトラック
ダウンキーを入力した際、第1の判断基準時間を設定さ
れた場合の再生位置の移動位置を説明する図であり、従
来のトラックダウン操作と同様のものである。
【0015】あるトラック(曲)を再生している際に、
利用者が操作部に設けられたトラックダウンキーを押
す。トラック(曲)の先頭からの再生時間が第1の判断
基準時間(1秒)より小さいときにトラックダウンキー
が押された場合、現在の再生トラックの一つ前のトラッ
クの先頭に再生位置を移動する。一方、トラック先頭か
らの再生時間が第1の判断基準時間(1秒)より大きい
ときにトラックダウンキーが押された場合には、現在の
再生トラックの先頭に再生位置を移動する。
【0016】図1(b)は、複数回連続でトラックアッ
プ操作、または、トラックダウン操作を行った後に、所
定時間内にトラックダウンキーを押下した時の動作の説
明図である。ディスクに収録されている複数の曲の中か
ら所望の曲を探すために、利用者はトラックアップキー
またはトラックダウンキーを操作して、トラックナンバ
ーを順次切り替えて所望の曲のナンバーまで順次切り替
えて、そのトラックを再生させる。このとき、所望の曲
のトラックナンバーと思っていたものを聴いてみて所望
の曲ではないことが判明し、例えば、現在のトラックよ
り前のトラックであることを思い出した場合、トラック
ダウンキーを押すことになる。複数回のトラックアップ
操作、または、トラックダウン操作後は、図1(b)に
示すように、トラックダウンキーが押されたときに、そ
のトラックの先頭に移動するか、一つ前のトラックの先
頭に移動するかの判断基準時間を第2の判断基準時間
(5秒)にする。トラックダウンキーを押した時のトラ
ック(曲)の先頭からの再生時間が第2の判断基準時間
(5秒)より小さい場合、現在のトラックの一つ前のト
ラックの先頭に再生位置を移動し、トラックの先頭から
の再生時間が第2の判断基準時間(5秒)より大きい場
合には、現在のトラックの先頭に再生位置を移動する。
【0017】例えば、現在トラック1(曲1)を再生し
ているときに、トラックアップキー/トラックダウンキ
ーを操作して所望の曲を選択する場合を考えて、従来の
再生装置と、本発明の再生装置とを比較すると、図2に
示すようになる。図2(a)は、従来のディスク再生装
置の動作を示す図であり、図2(b)は、本発明のディ
スク再生装置の動作を示す図である。
【0018】従来のディスク再生装置の場合、利用者は
所望の曲のトラックナンバーが3曲目あたりであること
しか憶えていないとき、トラックアップキーを2回押下
して(図2(a)の、)、再生位置をトラック3の
先頭に移動させる。トラック3の再生が始まり、再生音
をしばらく聴いてみて、トラック3が所望の曲ではない
ことがわかり、また、所望の曲がこのトラックより一つ
前のトラックであることを思い出して、トラックダウン
キーを押下する(図2(a)の)。この時、トラック
3の再生時間が1秒を超えているため、トラック3の先
頭に再生位置が戻り、トラック2に再生位置を戻すに
は、トラックダウンキーをもう一度押すことになる(図
2(a)の)。
【0019】同様に、トラック1を再生しているところ
から、所望の曲を探す場合の動作は、本発明のディスク
再生装置では、図2(b)に示すような動作となる。ト
ラック1(曲1)を再生しているときに、トラックアッ
プキーを2回押下し(図2(b)の、)、トラック
3の先頭に再生位置を移動する。トラック3の再生音を
しばらく聴いて、所望の曲ではないことが分かり、ま
た、一つ前のトラックであることを思い出し、トラック
ダウンキーを押下する(図2(b)の)。この時、ト
ラック3(曲3)の再生時間が5秒以内であるので、一
つ前のトラック2の先頭に再生位置を移動する。このよ
うに、所望の曲をトラックアップまたはトラックダウン
操作で探す場合、本発明では、従来の4回のキー操作に
くらべて1回少ない3回のキー操作で、所望の曲を探し
出すことができる。
【0020】図3は、本発明のディスク再生装置の概略
構成を示す図である。同図において1はディスク、2は
ターンテーブル、3はディスクを一定の線速度で回転す
るスピンドルモータ、4はスピンドルモータに対し線速
度一定制御を行うスピンドルサーボ回路、5はディスク
にレーザビームを発射し反射ビームを検出する光ピック
アップである。6は光ピックアップをディスク半径方向
に送るスレッドモータ、7はスレッドモータに対しトラ
ックを追跡するためのスレッドサーボをかけるスレッド
サーボ回路、8はRFアンプ、9はRF信号を入力して
音楽データとサブコードデータの復調を行うディジタル
信号処理回路である。
【0021】10はフォーカスエラー信号FEを作成
し、該フォーカスエラー信号FEに基づき光ピックアッ
プ5に設けたフォーカスアクチュエータ(図示せず)を
駆動しフォーカスサーボを掛けるフォーカスサーボ回
路、11はフォーカスエラー信号FEを増幅してフォー
カスアクチュエータを駆動するサーボドライバである。
【0022】12はトラッキングエラー信号TEを作成
し、該トラッキングエラー信号TEに基づき光ピックア
ップ5に設けたトラッキングアクチュエータ(図示せ
ず)を駆動してトラッキングサーボを掛けるトラッキン
グサーボ回路、13はトラッキングアクチュエータを駆
動するサーボドライバである。
【0023】14はRF信号の下側エンベロープ検波を
行う検波回路、16は後述するシステムコントローラの
指令を受けて、各種サーボの立ち上げとピックアップサ
ーボ系の自動調整等を行うサーボコントローラ、17は
ディスクの挿入を検出するディスク挿入検知器、18は
システムコントローラの制御に従いディスク1をターン
テーブル2の上にローディングしたり、ターンテーブル
2からアンローディングしたりするローディング部、1
9はディスクを再生するために必要なシステム全体的な
制御を行うシステムコントローラ、20はTOC情報等
の記憶を行うRAM、21は各種操作を行う操作部であ
る。操作部21には、トラックアップキー、トラックダ
ウンキーが設けられており、利用者はトラックアップキ
ー、トラックダウンキーを押下することにより、ディス
クに記録されている複数のトラックを順次切り替えて再
生トラックを選択することができる。
【0024】システムコントローラ19は、電源投入時
やディスクローディング後にTOC(Table of
Contents)を読み込み、曲再生中にはサブコ
ードを読み込む。そして、読み込んだ各情報に基づいて
サーボコントラオーラ16に指示を与え、サーボコント
ローラ16は、スピンドルサーボ回路4、光ピックアッ
プ5、スレッドサーボ回路7、フォーカスサーボ回路1
0、トラッキングサーボ回路12等を制御して指示され
たトラックの再生を行う。なお、TOCとは、ディスク
の目次に相当するものであり、その内容としては、その
ディスクの最初の曲と最後の曲のトラック番号(通常最
初のトラック番号は「1」)と、そのディスクに入って
いる各曲の開始時間を示すタイムコードと、最後の曲の
終了時間を示すタイムコードとが記録されている。ま
た、サブコードとは、曲の頭出し機能や、予め設定され
た順序に従って曲を再生するプログラム機能等を実行す
る場合に利用されるコードである。このサブコードには
曲のトラック番号、曲の演奏時間を示すタイムコードお
よび各曲の演奏時間の累計を示すタイムコード等が記録
されている。
【0025】図4は、本発明のディスク再生装置の、ト
ラックアップ、トラックダウン動作を行う際の動作フロ
ーである。ここでは、ディスクに記録されている複数の
トラックの内、あるトラックを再生しているものとす
る。
【0026】ディスク再生中、システムコントローラ1
9は、利用者が操作部21に設けられたトラックアップ
キーが押されたか否かを判断し(ステップS101)、
トラックアップキーが押された場合、システムコントロ
ーラ19は、サブコードをサーチして次のトラックの先
頭位置を検出し、サーボコントローラ等を制御して次の
トラックの先頭へ再生位置を移動する(ステップS10
2)。
【0027】ステップS101で、トラックアップキー
が押されない場合、システムコントローラ19は操作部
21に設けられたトラックダウンキーが押されたか否か
を判断し(ステップS103)、トラックダウンキーが
押されない場合には、ステップS101にもどり、トラ
ックアップキーまたはトラックダウンキーが押されるの
を待機する。
【0028】ステップS103で、トラックダウンキー
が押された場合、システムコントローラ19は、前回の
トラックアップ操作またはトラックダウン操作がされて
から所定時間(例えば8秒)経過したか否かを判断する
(ステップS104)。
【0029】ステップ104で、前回のトラックアップ
操作、または、前回のトラックダウン操作が行われてか
ら、所定時間(8秒)経過している場合には、システム
コントローラ19は、現在の再生位置がトラック先頭か
ら第1の判断基準時間(1秒)を経過しているか否かを
判断する(ステップS105)。
【0030】ステップS104で、前回のトラックアッ
プ操作、または、トラックダウン操作が行われてから、
所定時間(8秒)経過していない場合には、システムコ
ントローラ19は、現在の再生位置がトラック先頭から
第2の判断基準時間(5秒)を経過しているか否かを判
断する(ステップS106)。
【0031】ステップS105で第1の判断基準時間内
(1秒以内)である場合、または、ステップS106で
第2の判断基準時間内(5秒以内)である場合、システ
ムコントローラ19はサブコードをサーチして現在再生
中のトラックの一つ前のトラックの先頭位置を検出し、
その位置へ再生位置を移動する(ステップS107)。
【0032】ステップS105で第1の判断基準時間以
上である場合、または、ステップS106で第2の判断
基準時間以上である場合、システムコントローラ19は
サブコードをサーチして現在再生中のトラックの先頭位
置を検出し、現在再生中のトラックの先頭へ再生位置を
移動する。その後、ステップS101にもどり、次のト
ラックアップキー操作、トラックダウンキー操作がある
まで待機する。
【0033】以上のようにすれば、トラックアップ、ト
ラックダウン操作により所望の曲を探す場合に、複数回
のトラック切り替え操作後の所定時間内にトラックダウ
ン操作を行った際に、前回のトラックアップ操作または
トラックダウン操作を行ってから所定時間内にトラック
ダウン操作を行う時間によって、現在のトラックの先頭
に再生位置を戻すか、一つ前のトラックの先頭に戻すか
を、トラック先頭からの再生時間の判断基準を切り替え
ることができ、所望の曲のトラックナンバーを明確に憶
えていない場合のトラックアップ・トラックダウン操作
による曲選択時の操作回数を少なくすることができる。
【0034】尚、上記実施例の説明においては、本発明
を適用したCDプレーヤを例として説明したが、MDプ
レーヤ等のトラックアップ、トラックダウンキーを操作
することで、再生するトラックを選択するディスク再生
装置であってもよい。
【0035】また、上記実施例の説明においては、トラ
ックダウンキーが押された際の動作切り替え基準時間で
ある第1判断基準時間を1秒、第2判断基準時間を5秒
として説明したが、これらの時間はそれぞれ1秒、5秒
でなく、他の時間でもよい。例えば第1判断基準時間を
0.5秒、第2判断基準時間を10秒としてもよい。
【0036】また、第1判断基準時間より第2判断基準
時間を大きくすることが好ましい。第2判断基準時間
は、曲を聴いてその曲が何であるかを判断できる程度の
時間であればよく、第1判断基準時間は、連続でトラッ
クアップ、トラックダウン操作を判断できる程度の時間
であればよい。
【0037】また、ディスクの最初のトラックにおい
て、トラックダウンキーが押された場合には、ディスク
の最終トラックを一つ前のトラックとして、本発明を適
用することも可能である。
【0038】以上、本発明を実施例により説明したが、
本発明は請求の範囲に記載した本発明の主旨に従い種々
の変形が可能であり、本発明はこれらを排除するもので
はない。
【0039】
【発明の効果】以上、本発明によれば、トラックダウン
キーが押されたときに、現在のトラックの先頭へ再生位
置を移動するのか、または、一つ前のトラックの先頭へ
再生位置を移動するのかの動作を切り替える際の現在の
トラック先頭からの再生時間の判断基準として、第1判
断基準時間と、第2判断基準時間とを設け、前回のトラ
ックアップ、または、トラックダウン操作から今回のト
ラックダウン操作までの時間に応じて前記判断基準時間
を第1判断基準と第2判断基準とで切り替えるようにし
たから、トラックアップ/ダウン操作によって再生トラ
ックを選択する際に、所望の曲のトラック番号を明確に
憶えていない場合にトラックダウン操作の回数を少なく
することができる。
【0040】つまり、トラック番号を明確に憶えていな
い曲をトラックアップ/トラックダウン操作によって所
望の曲を選択しようとした場合に、あるトラックを再生
して暫く再生音を聴いてから所望の曲はこの曲より前の
トラックであると判明した場合に、トラックダウンキー
を押して前のトラックへ再生位置を移動させる操作を1
回少なくすることができる。
【0041】また、本発明によれば、第2判断基準時間
を第1判断基準時間より大きくしたから、通常再生中の
トラックダウンキー押下では、従来の操作と同じ操作で
曲の頭出しを行うことができ、トラック番号を明確に憶
えていない曲を探す場合には、再生音を聴いて判断して
からトラックダウン操作を行っても、1回のトラックダ
ウン操作で1つ前のトラックの先頭へ再生位置を移動す
ることができ、便利である。
【0042】また、本発明によれば、ディスクの最初の
トラックで先頭からの再生時間が前記判断基準より小さ
いときにトラックダウンキーが押されたら、最終トラッ
クの先頭位置へ移動するようにしたから、トラックアッ
プまたはトラックダウン操作によって所望の曲を選択す
る際に便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスク再生装置におけるトラックダ
ウン操作時の動作の概要を説明する図である。
【図2】従来のディスク再生装置におけるトラックダウ
ン動作と本発明のディスク再生装置におけるトラックダ
ウン動作を示す図である。
【図3】本発明のディスク再生装置の概略構成を示す図
である。
【図4】本発明のディスク再生装置のトラックアップ、
トラックダウン動作を行う際の動作フローを示す図であ
る。
【符号の説明】
1・・・ディスク 3・・・スピンドルモータ 4・・・スピンドルサーボ回路 5・・・光ピックアップ 16・・・サーボコントローラ 19・・・システムコントローラ 21・・・操作部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】曲の再生中に次の曲の先頭からの再生への
    移行を指示するトラックアップキーと、曲の再生中に該
    曲の再生開始時点から基準時間以内に操作された場合に
    は前の曲の先頭位置からの再生への移行を指示し、前記
    基準時間を過ぎて操作された場合には該曲の先頭位置か
    らの再生への移行を指示するトラックダウンキーとを備
    え、 曲の再生中に前記トラックアップキーが操作された場合
    に次の曲の先頭位置からの再生へ移行し、 前回のトラックアップキー操作またはトラックダウンキ
    ー操作から所定時間を過ぎた場合に前記基準時間を第1
    基準時間に設定し、前回のトラックアップキー操作また
    はトラックダウンキー操作から所定時間以内は前記基準
    時間を第2基準時間に設定し、 曲の再生開始時点から前記設定された基準時間以内にト
    ラックダウンキーが操作された場合には前の曲の先頭位
    置からの再生へ移行し、前記設定された基準時間を過ぎ
    て操作された場合には該曲の先頭位置からの再生へ移行
    することを特徴とするディスク再生装置の再生制御方
    法。
  2. 【請求項2】前記第2基準時間は、前記第1基準時間よ
    り大きいことを特徴とする請求項1記載のディスク再生
    装置の再生制御方法。
  3. 【請求項3】一曲目の再生中において、一曲目の再生開
    始時点から前記設定された基準時間以内にトラックダウ
    ンキーが操作された場合には、最終曲の先頭位置からの
    再生へ移行することを特徴とする請求項1または請求項
    2記載のディスク再生装置の再生制御方法。
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