JP2008257792A - オーディオデータ再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】音楽の再生中に、ユーザが、再生位置を素早くジャンプさせることができるオーディオデータ再生装置を提供する。
【解決手段】オーディオデータ再生装置において、音楽の再生中に操作部がジャンプ指示を受け付けると、ジャンプ指示の受付けタイミングにおける再生中の位置aの隣りの第1の拍の位置a’に再生位置が到達するまでの間tに、制御部は、第1の拍の位置aから指定ジャンプ間隔すすんだ位置bの隣りの第2の拍の位置b’以降に光ディスクから再生される所定容量のオーディオ信号D2と、そのオーディオ信号D2から検出された拍のアドレス情報とをRAMに格納させる。そして、再生位置が第1の拍の位置a’に到達したタイミングDで、制御部は、出力端子からの、第1の拍以降の出力用オーディオ信号D1の出力を停止し、ただちに、出力端子からの、RAM内の第2の拍以降の出力用オーディオ信号D2の出力を開始させる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、オーディオデータの再生技術に係り、特に、曲の再生位置を素早く変更しても、テンポをずらさずによりなめらかに曲を連続的に再生可能なオーディオデータ再生装置に関する。
たとえばディスクジョッキー(Disc Jockey)等のユーザが、再生中のアナログレコードを通常の回転方向(時計周り方向)またはその反対方向(半時計周り方向)に手動で素早く強制的に回転させて、すれ音のような効果音(スクラッチ音)を生じさせたりすることがある。
このようなスクラッチ再生と同様な再生をCD(Compact Disc)で行うことができるCDプレーヤとして、たとえば、特許文献1記載のCDプレーヤが知られている。このCDプレーヤは、CDからの再生オーディオデータを、所定の時間分、メモリに格納しておき、ユーザが操作するジョグダイヤルの回転方向および回転速度に応じて、メモリからのオーディオデータの読み出し方向および読み出し速度を制御する。このため、ディスクジョッキー等のユーザは、ジョグダイヤルを順方向およびその逆方向に回転操作することにより、CDを用いて、アナログレコードのすれ音と同様な効果音(スクラッチ音)を発生させることができる。
ところで、このようなCDプレーヤにおいて、早送りまたは戻し再生の際、再生中の曲を寸断させずに再生位置を変更可能とする技術として、特許文献2記載の技術(以下、従来の再生位置変更技術)が知られている。
この再生位置変更技術によれば、指定曲全体の音楽信号およびその曲中のアクセント位置のタイムコードが、それぞれ、対応する記憶部にあらかじめ格納され、その曲の再生中に再生位置の変更が指示されると、再生位置直後のアクセント位置のタイムコードおよび移動先位置直後のアクセント位置のタイムコードが記憶部から読み出され、それらがフェードアウト開始位置およびフェードイン開始位置として設定される。そして、再生位置がフェードアウト開始位置に到達すると、CDから読み出される音楽信号のフェードアウト処理と、記憶部から読み出される、フェードイン開始位置以降の音楽信号のフェードイン処理とが行われる。このため、再生位置変更前後のアクセント位置が同期し、かつ、再生位置変更前後の音楽信号がシンクロクロスフェードして再生されるため、再生位置の変更の際、再生中の曲を寸断させず、かつ、なめらかな再生を続けることができる。
特開2001−312857号公報 特開平7−153191号公報
一般に、ディスクジョッキーは、例えばリスナーの反応等に応じて次々とCDや曲を変更しながら独自の演奏をしていくため、ときには、素早く音楽信号の再生位置を移動させ、その再生位置を確認する必要がある。
ところが、上記従来の再生位置変更技術によれば、ユーザが曲を指定した後、再生に先立ち、その指定曲全体の音楽信号がCDから読み出され、記憶部に格納されるとともに、その指定曲全体にわたるアクセント位置のタイムコードが抽出され、記憶部に格納される。再生位置のすばやい移動を求める演奏中のディスクジョッキーに、それに要する時間を待つ余裕があるとは限らない。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、ユーザが、音楽の再生中に、再生位置を素早くジャンプさせることができるオーディオデータ再生装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明では、出力用オーディオ信号の再生位置が、移動指示を受け付けたときの再生位置である第1の位置の隣の拍に移動するまでの間に、この第1の位置から所定間隔進んだ第2の位置の隣の拍以降の所定容量分のオーディオ信号を再生して、新たに記憶しておく。そして、出力用オーディオ信号の再生位置が第1の位置の隣の拍に移動したときに、再生中の出力用オーディオ信号の再生を停止し、この新たに記憶したオーディオ信号を、出力用オーディオ信号として再生する。
例えば、本発明は、音楽の再生中に、再生位置の移動指示を受け付けるオーディオデータ再生装置であって、
媒体から、前記音楽を表すオーディオ信号と、当該オーディオ信号の再生時間に関連する時間情報とを再生する再生部と、
前記再生部からのオーディオ信号から、前記音楽に含まれる拍を検出する拍検出部と、
前記再生部からのオーディオ信号を、所定容量、出力端子からの出力用オーディオ信号として記憶するとともに、当該オーディオ信号から前記拍検出部が検出した拍に対応して前記再生部が再生した時間情報を、当該拍のアドレス情報として記憶する記憶部と、
前記移動指示を受け付ける操作部と、
前記操作部が前記移動指示を受け付けた場合、前記出力用オーディオ信号の再生位置を、当該移動指示の受付タイミングにおいて再生中の第1の位置の隣の第1の拍の位置から、当該第1の位置よりも所定間隔進んだ第2の位置の隣の第2の拍の位置へ移動させる制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記出力用オーディオ信号の再生位置が、前記記憶部に記憶されている前記第1の拍のアドレス情報が表す位置に到達するまでの間に、新たな前記出力用オーディオ信号として、前記第2の拍以降に前記再生部が再生する前記所定容量のオーディオ信号を、前記記憶部に記憶すると共に、前記アドレス情報として、当該オーディオ信号から前記拍検出部が検出した拍に対応して前記再生部が再生した時間情報を、前記記憶部に格納させ、
前記出力用オーディオ信号の再生位置が、前記第1の拍のアドレス情報が表す位置に到達したとき、当該出力用オーディオ信号の前記出力端子からの出力を停止して、前記記憶部に新たに記憶された前記第2の拍以降の前記出力用オーディオ信号の、前記出力端子からの出力を開始させる。
本発明に係るオーディオデータ再生装置によれば、曲の再生中に、再生位置をすばやく変更することができる。
以下、添付の図面を参照しながら、本発明に係る実施の一形態について説明する。
まず、本実施の形態に係るオーディオデータ再生装置の構成について説明する。ここでは、CD等の光ディスクの記録信号を再生するオーディオデータ再生装置への適用例を挙げる。
図1は、本実施形態に係るオーディオデータ再生装置の構成を示したブロック図である。
このオーディオデータ再生装置は、装着された光ディスク15をチャックするターンテーブル1、ターンテーブル1を回転させるスピンドルモータ2、ターンテーブル1上の光ディスク15の記録信号を再生する光ピックアップ4、オーディオデータの再生に関する処理を行うオーディオデータ再生処理部16、オーディオデータ再生処理部16からのアナログオーディオ信号を出力する出力端子11、ディスクジョッキー等のユーザによる各種操作を受け付ける操作部14、ユーザに提示すべき各種情報(再生中のトラックの再生時間、トラックナンバー等)を表示する表示部13、を備えている。
オーディオデータ再生処理部16には、光ピックアップ4からのレーザ光4aがディスク15のピット列をトレースするようにトラッキングサーボ回路およびフォーカスサーボ回路(両サーボ回路とも不図示)を制御するとともに光ディスク15が所定の線速度で回転するようにスピンドルモータ2を制御するサーボ制御部3と、光ピックアップ4からのデジタルオーディオ信号を波形整形および増幅する再生アンプ5と、再生アンプ5からの出力に所定の信号処理(復調処理、フォーカスエラー信号およびトラッキングエラー信号等のエラー信号と同期信号の抜き出し処理等)および後述の拍検出処理を施す信号処理部6と、RAM(Random Access Memory)8、信号処理部6からのデジタルオーディオ信号を所定の容量ずつRAM8に一旦記憶させるとともにそのデジタルオーディオ信号をRAM8から読み出すメモリ制御部7と、メモリ制御部7によってRAM8から読み出されたデジタルオーディオ信号をDA変換するDAC(Digital Analog Converter)9と、DAC9からのアナログオーディオ信号を増幅して出力端子11へ出力するアンプ10と、操作部14が受け付けた操作等に応じて信号処理部6およびサーボ処理部3等を制御する制御部12と、が含まれている。
また、操作部14には、ユーザからの指示を受け付ける各種の操作ツールが設けられている。そのような操作ツールには、たとえば、オーディオ信号の再生に関する一般的な指示(再生指示/再生停止指示等)を受け付けるスイッチの他に、再生位置移動(以下、ジャンプ)の指示を受け付けるジャンプ指示受付け操作子、ジャンプ間隔の設定を受け付ける設定スイッチ、等が含まれている。また、ジャンプ開始位置およびジャンプ先位置を、あらかじめ検出された拍に同期させるか否かを選択可能にする場合、操作部14には、さらに、ジャンプ開始位置およびジャンプ先位置を拍に連動させるか否かの選択を受け付けるジャンプモード選択スイッチが含まれる。
つぎに、信号処理部6が実行する拍検出処理について説明する。
信号処理部6は、復調されたデジタルオーディオ信号の所定の周波数帯域の成分に含まれる拍の発生タイミングを検出し、その拍の位置を表すアドレス情報をRAM8に記憶させるべくメモリ制御部7に渡す。具体的には、以下の通りである。
つぎに、信号処理部6が実行する拍検出処理について説明する。
信号処理部6は、復調されたデジタルオーディオ信号の所定周波数帯域成分から、所定時間内における信号レベルの最大値を検出し、この最大値の、所定の割合の値(例えば、75%)を示すスライスレベル信号を生成する(1)。そして、新たに復調されたデジタルオーディオ信号の低周波数帯域成分信号とスライスレベル信号とを比較することにより、オーディオ信号が表す音楽のリズムに含まれる拍の発生タイミングを検出する(2)。このようにして拍を検出すると、新たな拍を検出すべく、これらの処理(1)(2)を繰り返すとともに、光ディスク15から読み出されたサブコードデータのうち、検出した拍に対応するデジタルオーディオ信号のサブコードデータから時間情報(トラック先頭の再生時間からの相対的な、オーディオ信号の再生時間を表す情報)を取り出し、この時間情報を、新たに検出した拍の位置を表すアドレス情報として、メモリ制御部7を介してRAM8に記憶する。
したがって、RAM8の記憶領域には、復調されたデジタルオーディオ信号を所定容量ずつ記憶するための第1の領域と、現在の再生位置を含む所定の時間内に検出された拍のアドレス情報を記憶するための第2の領域と、が含まれている。たとえば、30秒間分のデジタルオーディオ信号が第1の領域に記憶される場合、第2の領域には、第1の領域から既に読み出された30秒間分のオーディオ信号について検出された拍の位置を表すアドレス情報と、第1の領域に記憶されているオーディオ信号について検出された拍の位置を表すアドレス情報とが記憶される。
つぎに、このようなオーディオデータ再生装置において実行されるジャンプ処理について説明する。図2は、オーディオ信号が表す音楽に含まれる拍と、DAC9に出力されるオーディオ信号との関係を示した図であり、図3は、ジャンプ処理のフローチャートである。
ここでは、ユーザが設定スイッチを操作することにより、ジャンプ間隔としてあらかじめ1分間を設定し、その値が制御部12の内蔵メモリに保持されていることとする。
ユーザが、再生指示スイッチを押し下すと、操作部14は、それを検知し、オーディオデータ再生開始を制御部12に指示する。それに応じて、制御部12は、信号処理部6等を制御して、光ディスク15からTOCを読み込む。制御部12は、TOCの読み込みが終わると、信号処理部6およびメモリ制御部7を制御して、光ディスク1からオーディオ信号を1倍速以上で読み込み、読み込んだ所定容量のオーディオ信号をRAM8に記憶させるとともに、RAM8からオーディオ信号を読み出し、出力端子11からのアナログオーディオ信号の再生出力を開始する。上述したように、このとき、信号処理部6は、オーディオ信号が表す音楽に含まれる拍の発生タイミングを検出し、検出した拍の位置を表すアドレス情報をRAM8に記憶させている。
ここで、たとえば図2(A)に示すように、再生位置a(以下、ジャンプ指示受付け位置a)において、ユーザがジャンプ指示受付け操作子等を操作すると、操作部14は、それを検知し、ジャンプ処理の実行を制御部12に指示する(S30)。それに応じて、制御部12が、メモリ制御部7を制御して、RAM8から、ジャンプ指示受付け位置aの直後の拍(楽曲の再生方向について、ジャンプ指示受付け位置aに最も近い拍)のアドレス情報を読み出し、このアドレス情報が示す位置a’をジャンプ開始位置に設定する(S31)。そして、このジャンプ開始位置a’までのオーディオ信号D1をRAM8から読み出し、それをDAC9へと送る。これにより、ジャンプ指示受付け位置aからその直後の拍の位置a’までのアナログオーディオ信号が継続的に出力端子11から出力される(S32)。
この間Tに、制御部12は、メモリ制御部7を制御して、RAM8からオーディオ信号およびアドレス情報を消去するとともに、光ディスク15からオーディオ信号を所定の倍速で読み込み、図2(B)に示すように、ジャンプ指示受付け位置aから、音楽の再生方向に、指定ジャンプ間隔(1分間)に相当する時間だけタイムコードを進めた位置bの直後の拍(音楽の再生方向について、ジャンプ指示受付け位置aからタイムコード1分後の位置bに最も近い拍)の位置b’までサーチを行う。この位置b’をジャンプ先位置に設定し、サーチ終了位置b’以降の所定容量のオーディオ信号D2を、メモリ制御部7を介してRAM8に記憶させるとともに、サーチ終了位置b’を含む所定の時間内に検出された拍のアドレス情報をRAM8に記憶させる(S33)。
その後に、再生位置が、ジャンプ指示受付け位置aからその直後の拍の位置(ジャンプ開始位置)a’に到達すると(S34でYES)、制御部12は、メモリ制御部7を制御して、ただちに、ジャンプ前のオーディオ信号D1の出力を完了するとともに(S35)、ジャンプ指示受付け位置aからタイムコード1分後の位置bの直後の拍のアドレス情報が示す位置b’以降のオーディオ信号D2をRAM8から読み出し、それをDAC9へと送る(S36)。これにより、図2(C)に示すように、ジャンプ指示受付け位置aからその直後の拍の位置(ジャンプ先位置)a’までのオーディオ信号の再生出力が完了した後、音の途切れなく、ジャンプ指示受付け位置aからタイムコード1分後の位置bの直後の拍の位置(ジャンプ先位置)b’以降のオーディオ信号D2が再生出力される。そして、ジャンプ前後のオーディオ信号D1,D2の連結位置Cにおいて、ジャンプ前のオーディオ信号の拍とジャンプ後のオーディオ信号D2の拍とが同期するため、再生中の音楽のテンポ、すなわち、単位時間当たりの拍数(BPM:beat per munite)を乱すことなく一定に維持することができる。
このように、本実施の形態に係るジャンプ処理によれば、検出された拍にあわせてジャンプ開始位置およびジャンプ先位置が設定され、ジャンプ前のオーディオ信号の拍とジャンプ後のオーディオ信号の拍とを同期させるため、再生中の楽曲のBPMを乱すことなく一定に維持することができるとともに、ジャンプ開始位置までの再生動作が行われている間に、ジャンプ先位置以降の再生動作の準備が行われ、再生位置がジャンプ開始位置に到達したタイミングでただちに再生位置をジャンプ先位置にジャンプさせることができるため、ジャンプ時における音切れを防止することができる。すなわち、図4に示すように、ジャンプ開始位置までのオーディオ信号の再生動作が完了した後の時間tにジャンプ先位置以降のオーディオ信号の再生動作の準備を行う場合とは異なり、音楽の再生中に、再生位置をジャンプさせても、テンポ(拍)をずらさず、かつ、音切れなくなめらかに、曲の再生を継続させることができる。
ここで、ジャンプ指示受付け位置からジャンプ開始位置までのオーディオ信号の再生が行われている間に、ジャンプ先位置となる拍の位置のサーチ、および、ジャンプ先位置以降のオーディオ信号の読み出しが行われるため、あらかじめ曲全体のオーディオ信号およびその曲全体にわたる拍の位置のアドレス情報をRAMに記憶させておく必要がない。このため、演奏中のディスクジョッキーは、曲全体のオーディオ信号の読み出し等の前処理を行うことなく、曲の再生中に再生位置をすばやくジャンプさせることができる。また、オーディオデータ再生装置に、容量の大きなRAMを搭載する必要もない。
なお、本実施の形態においては、再生位置を先送り方向へジャンプさせる場合を例に挙げているが、再生位置を戻り方向にジャンプさせる場合においても、同様な効果を得ることができる。
また、本実施に形態においては、再生位置のジャンプ間隔として1分間を設定しているが、再生時間のジャンプ間隔は、1分に限らず、10秒間、20秒間、30秒間等の、ユーザの要求に応じた時間であればよい。
また、本実施の形態においては、光ディスクに記録されたオーディオ信号を再生するオーディオデータ再生装置への適用例に挙げたが、本発明は、ハードディスク、メモリ媒体等の他の媒体に記録された圧縮オーディオ信号を再生するオーディオデータ再生装置などの、光ディスク再生装置以外のオーディオデータ再生装置に適用することもできる。
また、操作部14にさらにジャンプモード選択スイッチを設けることにより、ユーザが、ジャンプ開始位置およびジャンプ先位置を拍に同期させるか否かを選択できるようにしてもよい。この場合、ジャンプ開始位置およびジャンプ先位置を拍に同期させるジャンプモードの選択をモード選択スイッチにより受け付けている状態で、ジャンプ指示受付け操作子がジャンプ指示を受け付けたときのみ、上述のジャンプ操作が行われるようにすればよい。そして、このジャンプモードが選択されていない状態でジャンプ指示受付け操作子がジャンプ指示を受け付けたときには、制御部12が、信号処理部6およびメモリ制御部7を制御することにより、ジャンプ指示受付け位置をジャンプ開始位置として、ジャンプ前オーディオ信号の再生動作をただちに終了させ、その後、ジャンプ先位置以降のオーディオ信号の再生動作の準備(ジャンプ開始位置からジャンプ間隔だけ進んだジャンプ先位置までのサーチ、RAM8へのジャンプ先位置以降のオーディオ信号の書き込み等)を行わせ、それから、ジャンプ開始位置からジャンプ先位置へ再生位置をジャンプさせるようにすればよい。
図1は、本発明の一実施形態に係るオーディオデータ再生装置の概略構成図である。 図2は、本発明の一実施形態に係るジャンプ処理における、オーディオ信号が表す音楽に含まれる拍と、出力オーディオ信号との関係を示した図である。 図3は、本発明の一実施の形態に係るジャンプ処理のフローチャートである。 図4は、オーディオ信号が表す音楽に含まれる拍と、ジャンプ前オーディオ信号の再生動作が終了してからジャンプ先オーディオ信号の再生準備を始めた場合における出力オーディオ信号との関係を示した図である。
符号の説明
1:ターンテーブル、2:スピンドルモータ、3:サーボ制御部、4:光ピックアップ、5:再生アンプ、6:信号処理部、7:メモリ制御部、8:RAM、9:DAC、10:アンプ、11:出力端子、12:制御部、13:表示部、14:操作部、15:光ディスク、16:オーディオデータ再生処理部

Claims (2)

  1. 音楽の再生中に、再生位置の移動指示を受け付けるオーディオデータ再生装置であって、
    媒体から、前記音楽を表すオーディオ信号と、当該オーディオ信号の再生時間に関連する時間情報とを再生する再生部と、
    前記再生部からのオーディオ信号から、前記音楽に含まれる拍を検出する拍検出部と、
    前記再生部からのオーディオ信号を、所定容量、出力端子からの出力用オーディオ信号として記憶するとともに、当該オーディオ信号から前記拍検出部が検出した拍に対応して前記再生部が再生した時間情報を、当該拍のアドレス情報として記憶する記憶部と、
    前記移動指示を受け付ける操作部と、
    前記操作部が前記移動指示を受け付けた場合、前記出力用オーディオ信号の再生位置を、当該移動指示の受付タイミングにおいて再生中の第1の位置の隣の第1の拍の位置から、当該第1の位置よりも所定間隔進んだ第2の位置の隣の第2の拍の位置へ移動させる制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記出力用オーディオ信号の再生位置が、前記記憶部に記憶されている前記第1の拍のアドレス情報が表す位置に到達するまでの間に、新たな前記出力用オーディオ信号として、前記第2の拍以降に前記再生部が再生する前記所定容量のオーディオ信号を、前記記憶部に記憶すると共に、前記アドレス情報として、当該オーディオ信号から前記拍検出部が検出した拍に対応して前記再生部が再生した時間情報を、前記記憶部に格納させ、前記出力用オーディオ信号の再生位置が、前記第1の拍のアドレス情報が表す位置に到達したとき、当該出力用オーディオ信号の、前記出力端子からの出力を停止し、前記記憶部に新たに記憶された前記第2の拍以降の出力用オーディオ信号の、前記出力端子からの出力を開始させることを特徴とするオーディオデータ再生装置。
  2. 請求項1記載のオーディオデータ再生装置であって、
    前記操作部は、再生位置の移動モードの選択を受け付け可能であり、
    前記制御部は、
    前記操作部において第1の移動モードが選択されている状態で、さらに前記移動指示を受け付けた場合に、前記出力用オーディオ信号の再生位置を、前記第1の拍の位置から前記第2の拍の位置へ移動させ、前記操作部において第2の移動モードが選択されている場合、前記出力用オーディオ信号の再生位置を、前記第1の位置から前記第2の位置へ移動させることを特徴とするオーディオデータ再生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015153442A (ja) * 2014-02-17 2015-08-24 Pioneer DJ株式会社 再生装置及び方法、並びにコンピュータプログラム

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