JP3863346B2 - 温風暖房機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は温風を吹き出して室内を暖房する温風暖房機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来よりこの種のものに於いては、運転開始からの時間をカウントし、所定時間(3時間)の到来で自動的に運転を停止させる消し忘れタイマー手段を備えた燃焼機器のタイマー装置であって、時間の経過と共に操作部に設けた複数の表示ランプを順次消灯していって、運転停止が近いことを使用者に知らせるようにしたもの(特公平7−3151号)や、一つの表示ランプを通常の点灯表示から点滅表示に変えることで、消し忘れタイマー手段の残り時間を知らせるようにしたもの(特開平3−63417号)や、残り燃料が少なくなると自動消火させ表示ランプを点灯させるもの(実登2588169号)があり、機器の運転状況を表示ランプによって使用者に知らせようとするものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、この従来のものでは、消し忘れタイマー手段の運転停止までの残り時間が少ないことを表示する表示ランプは操作部に設けられているもので、この操作部は誤操作で容易にスイッチが押されないように蓋がつけられたり、機器の外面より内側に設けたりしているので、表示ランプが確認しにくかったり、確認できる視野角が非常に狭く不便なものであった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この発明はこの点に着目し上記課題を解決する為、請求項1では特にその構成を、機器の操作を行う操作部と、燃焼を行うバーナ部と、このバーナ部で発生した熱を温風として暖房に供する対流ファンと、運転状態及びタイマー消火までの時間や燃料量を発光色を変えて表示する一つの表示器とを備え、前記表示器を前記操作部とは独立して離れた器具本体前面で機器の正面、両側面、上面より確認可能に突出して設けたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
請求項1に係る発明によると、機器本体1の前面側上部に設けた機器の操作を行う操作部2と、燃焼を行うバーナ部9と、機器本体1背面側に設けられ前記バーナ部9で発生した熱を温風として暖房に供する対流ファン5と、運転中は緑色で点灯し、運転開始より所定時間経過で自動消火させる消し忘れタイマー手段34により自動消火する一定時間前から緑色で点滅し、さらに残燃料量が所定量以下になると赤色で点滅表示するカラー表示器46(運転状態を発光により表示する表示器)とを備え、前記カラー表示器46は発光部47(赤色LED50及び緑色LED51)と拡散レンズ48より構成され、この拡散レンズ48を機器の正面、両側面、上面より確認可能に突出して設けたものである。
【0008】
【実施例】
次に、本発明に係る発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
【0009】
1は温風暖房機本体で、2は前面上部に備えられた操作部、3は温風を案内するルーバ4が取り付けられた温風吹出口、5は背面の温風取入口6にファンガード7を介して取り付けられた対流ファン、8は前記温風取入口6と温風吹出口3とを連通する送風ボックス、9は前記送風ボックス8内にバーナヘッド10を突出して設けられたバーナ部、11は前記バーナヘッド10を囲堯して燃焼空間を形成する燃焼筒、12は前記送風ボックス8内で前記燃焼筒11の真上に配設された遮熱板である。
【0010】
前記機器本体1の外装体は、前面を覆う前パネル13と、上面を覆う上面板14と、側面及び背面を覆う背面板15とを置き台16の上に固定して構成されている。
【0011】
次に17は灯油などの液体燃料を供給するカートリッジ式タンク、18はこのカートリッジ式タンク17からの燃料を一時的に溜め置く固定タンク、19は固定タンク18内の燃料量が所定量以下になるとオンするフロートスイッチ、20は固定タンク18内の燃料を送油管21及び送油ノズル22を介してバーナ部9へ圧送する電磁ポンプ、23は燃焼用空気を送風管24を介して送風する燃焼ファンである。
【0012】
25は液体燃料を気化する気化器、26は前記気化器25を燃料が気化可能な温度まで加熱する気化ヒータ、27は前記気化器25の温度を検知する気化温度センサ、28はバーナヘッド8の外周に設けられた炎孔網、29は燃焼熱を気化器25へ回収する熱回収リング、30は気化ガスにスパーク放電して点火する点火器、31は炎の状態を監視するフレームロッドである。
【0013】
32はこの機器本体1の制御を行う制御装置であって、マイコン(図示せず)を中心に構成されている。33は前記操作部2に設けられた操作部基盤であり、操作部2に設けられた各種スイッチや表示ランプがこの操作部基盤33を介して前記制御装置32に接続されている。
【0014】
34は運転開始からの時間をカウントして所定時間(3時間)経過すると自動消火させる消し忘れタイマー手段で、35は予め設定されたタイマー時刻に機器の運転を開始させ、運転開始から所定時間(1時間)経過すると自動消火させるおはようタイマー手段で、36は残り燃料量が所定量以下になると前記電磁ポンプ20の駆動パルス数をカウント開始し、このカウントしたパルス数が所定値以上になると自動消火させる燃料切れ消火手段である。尚、この燃料切れ消火手段36は、残り燃料量が所定量以下になってから一定時間の経過で自動消火させるものや、残り燃料量が前記の所定量より少ない第2の所定量以下になったことを第2のフロートスイッチにより検知して自動消火させるものでもよい。
【0015】
前記操作部2には機器の運転/停止を指示する運転スイッチ37と、前記消し忘れタイマー手段34のカウント時間をリセットして再度所定時間(3時間)のカウントを開始させる延長スイッチ38と、前記おはようタイマー手段35を動作させるタイマースイッチ39と、運転スイッチ37に近接して設けられた運転ランプ40と、タイマースイッチ39に近接して設けられたタイマーランプ41と、室温や時刻を表示する数字表示部42と、給油という文字を表示する給油文字表示部43と、各スイッチの操作時や何等かの警告時に音を発するブザー44とが設けられており、前記数字表示部42と給油文字表示部43は液晶表示器45に設けられているものである。
【0016】
46は操作部2と温風吹出口3との間の中央部に設けられたカラー表示器で、運転中は視覚的に後退作用のある後退色の緑色に点灯し、且つ消し忘れタイマー手段34やおはようタイマー手段35による自動消火の一定時間前より緑色で点滅することにより消火を予告し、また残り燃料量が所定量以下となり燃料切れ消火手段36により消火する際には視覚的に進出作用のある進出色である赤色に点灯・点滅することで、より目に付きやすい色にて使用者に給油を促すものである。
【0017】
このカラー表示器46は、赤色及び緑色の二色に発光する発光部47とこの発光部46の光を周囲に拡散する拡散レンズ48とにより構成されている。
【0018】
この発光部47は、発光部基盤49に赤色LED50と緑色LED51を3個ずつ環状交互に配置してなり、また、この発光部47は送風ボックス8の上部空間で上面板14の前縁に取り付けられた前パネル13の取付金具兼操作部取付板52の下端から垂下された取付金具53の穴部54に発光部基盤49を取り付けた基盤取付部材55の爪部56を引っかけて固定されている。尚、この発光部基盤49は制御装置32の基盤(図示せず)にリード線で接続されている。
【0019】
前記拡散レンズ48は、前パネル13の発光部47に対向する位置に設けられた開口部57に係止爪58を引っかけて取り付けられており、さらに取付状態で機器の正面、両側面、上面より確認可能となるよう大きく突出するように、その正面側を周縁から中心部に向かって滑らかに盛り上がっていく略半球形状とし、また、背面は周縁より一まわり小さい範囲内に四角錐状の凹部59を多数設けプリズムとし、さらにシボ加工により微細な凹凸を設けて、光を正面側に均一に拡散させる拡散面60としており、背面側で受けた発光部47の複数のLEDからの分散した光を半球状の正面側に略均一に拡散させ、機器正面からの視認性を向上し且つ上方や側面からの視認性も向上させるものである。
【0020】
このようにカラー表示器46を機器本体1側の発光部47と、前パネル13側の拡散レンズ48とに分割してその間を開放状態にして構成しているので、発光部47での発熱がこもることがなく拡散レンズ48の耐熱性が低くてすみ、さらに、組立時は発光部47のリード線を制御装置32の基板に接続してから前パネル13を取り付けて、その後に拡散レンズ48を前パネル13に取り付けることができるので、前パネル13を機器本体1側に近づけた状態で保持してリード線を接続するという不安定な作業がなくなり、組立容易で生産性が向上すると共に、逆手順にて分解性も向上させることができ、従って整備性も向上する。
【0021】
次に、本実施例の作動について図8、図9のフローチャートに基づいて説明する。
【0022】
先ず、運転スイッチ37が押されると(ステップ1、以下S1と略す)、オン操作の確認音「ピッ」をブザー44から発し(S2)、運転スイッチ37近傍に設けられた運転ランプ40を遅い点滅周期(0.5秒オン/0.5秒オフ)で点滅開始し(S3)、気化ヒータ26に通電開始して気化器25の予熱を開始し(S4)、確認音により操作が受け付けられたことと運転ランプ40の点滅状態により気化器25が予熱状態に入ったことがわかる。
【0023】
次に、気化温度センサ27が点火可能な温度を検知して予熱が完了すると(S5)、カラー表示器46の緑色LED51を点灯し(S6)、運転ランプ40を点滅から点灯に変化させて(S7)、燃焼ファン23、電磁ポンプ20、点火器30、対流ファン5を駆動して点火動作を行う(S8)。このように、カラー表示器46を緑や青などの後退色で点灯することで視覚的にうるさくすることなく燃焼を行っていることを表示する。
【0024】
運転が開始されると前記消し忘れタイマー手段34を作動させて運転時間のカウントを開始し(S9)、次にフロートスイッチ19がオンしたかをチェックする(S10)。
【0025】
前記S10で燃料量がフロートスイッチ19がオンするレベルまで減っていないと、消し忘れタイマー手段34のカウント時間が消火時間の15分前に達しているかをチェックし(S11)、消火時間の15分前であったら、ブザー44から「ピー・ピー・ピー」という報知音を発生させ(S12)、カラー表示器46の緑色LED51を遅い点滅周期(2秒オン/1秒オフ)で点滅させ(S13)、室温を表示していた数字表示部42のセグメントに「OFF」の文字を点滅表示(0.5秒オン/0.5秒オフ)して(S14)、ブザー44による音とカラー表示器46による光と数字表示部42による文字表示により自動消火が近いことを使用者に確実に知らせる。
【0026】
そして、消し忘れタイマー手段34のカウント時間が消火時間の10分前に達したら(S15)、再びブザー44から「ピー・ピー・ピー」という報知音を発生させ(S16)、自動消火が近いことを使用者に知らせる。
【0027】
さらに、消し忘れタイマー手段34のカウント時間が消火時間の3分前に達したら(S17)、再びブザー44から「ピー・ピー・ピー」という報知音を発生させ(S18)、そしてカラー表示器46の緑色LED51を遅い点滅周期から速い点滅周期(1秒オン/0.5秒オフ)に変更して点滅させ(S19)、自動消火までの残り時間が短くなったことを視覚的にわかりやすく使用者に知らせることができる。
【0028】
そして、消し忘れタイマー手段34のカウント時間が消火時間をカウントしたら(S20)、ブザー44から「ピー・ピー・ピー」という報知音を発生させて(S21)自動消火を行うことを音で報知し、カラー表示器46の緑色LED51及び運転ランプ40を消灯させ(S22、S23)、数字表示部42の「OFF」文字表示を点滅状態から点灯状態へと変化させ(S24)、そして燃焼ファン23、電磁ポンプ20、対流ファン5を駆動停止して消火動作を行う(S25)。
【0029】
消火動作を行った後に、運転スイッチ37がオフされると(S26)、オフ操作の確認音「ピピッ」をブザー44から発生させ(S27)、数字表示部42の「OFF」文字表示を消灯させ、時計表示にする(S28)。このように「OFF」文字表示は運転スイッチ37がオフされるまで継続するので、機器の運転が消し忘れタイマー手段34により消火されたことを消火後にも知ることができる。
【0030】
次に、前記S10で固定タンク18内の残り燃料量が所定量以下でフロートスイッチ19がオンした場合について説明すると、ブザー44から「ピピピッ」という報知音を3回連続で発生させ(S29)、カラー表示器46の緑色LED51を消灯し(S30)、同時にカラー表示器46の赤色LED50を遅い点滅周期(2秒オン/1秒オフ)で点滅開始し(S31)、さらに給油文字表示部43の「給油」という文字を点滅表示(1秒オン/0.5秒オフ)開始する(S32)。
【0031】
このように、カラー表示器46の表示を通常運転中の後退色である緑色から進出色である赤色に変えることで、残り燃料量が少なくなったことを視覚的により積極的且つわかりやすく表示し、さらにブザー44による音とカラー表示器46による光と給油文字表示部43による「給油」という文字の表示により燃料切れによる自動消火が近いことを使用者に確実に知らせて給油を促す。
【0032】
次に、電磁ポンプ20の駆動パルス数をカウント開始し(S33)、このカウントしたパルス数が所定値以上かどうかを判定する(S34)。尚このカウントするパルス数の所定値は、固定タンク18内の燃料が完全に空にならないように設定されており、強燃焼で約20分、弱燃焼で約40分の燃焼が継続できる。
【0033】
ここでカウントしたパルス数が所定値に達した場合には(S34でYes)、ブザー44から「ピピピッ」という報知音を3回連続で発生させ(S35)、カラー表示器46の赤色LED50を遅い周期の点滅から速い周期(1秒オン/0.5秒オフ)の点滅に変えて点滅開始し(S36)、さらに運転ランプ40を点灯状態から速い点滅周期(0.2秒オン/0.2秒オフ)での点滅状態に変えて(S37)、燃料切れによる自動消火が行われることを視覚的にわかりやすく使用者に知らせた後に、燃焼ファン23、電磁ポンプ20、対流ファン5を駆動停止して消火動作を行う(S38)。
【0034】
この消火動作を行った後も、運転スイッチ37がオフされるまではカラー表示器46の赤色LED50及び運転ランプ40及び給油文字表示部43の「給油」という文字の点滅表示を継続するようにしているので、運転終了後もカラー表示器46の赤色LED50の速い点滅を継続して、消火時に使用者が機器本体1の近くにいなかった場合にも燃料切れで運転が停止したことを離れた位置からも明確にわかるように表示でき、さらに給油が必要であることを強く訴えることができ、使い勝手のよいものである。
【0035】
次に、運転スイッチ37がオフされると(S39)、オフ操作の確認音「ピピッ」を発生させ(S40)、カラー表示器46の赤色LED50及び運転ランプ40及び給油文字表示部43を消灯させる(S41、S42、S43)ので、使用者が給油を行う意志がないときは、運転スイッチ37をオフ操作すれば消灯させることができるので、カラー表示器46の赤色LED50の点滅表示が視覚的にうるさく感じ邪魔であるときにも容易に対応できるものである。
【0036】
このように、運転開始から所定時間の経過による自動消火の予告は前記カラー表示器46を緑色(緑、青などの後退色)に点滅することで行い、残り燃料量が少なくなったことによる自動消火の予告は前記カラー表示器46を赤色(赤、黄などの進出色)に点滅することで視覚に強く訴えて注意をより積極的に喚起可能にしたので、カラー表示器46の発色を確認すれば自動消火の予告の原因が明確にわかり、使用者は延長スイッチ38を押したり給油を行うなどして適切な対応をすることができ、使い勝手がよい。
【0037】
また、運転スイッチ37のオン操作で点灯(点滅)し、オフ操作で消灯して運転中であることを表示する運転ランプ40と、燃焼中であることを表示しさらに自動消火が行われることを予告するカラー表示器46とを独立して別体に設けたので、運転スイッチ37の操作の確認は運転スイッチ37の近傍に設けた運転ランプ40にて操作する手元で確認でき、また燃焼中であることと自動消火が行われることの予告はカラー表示器46にて離れた場所からも容易に確認でき、機器の現在の運転状態をより多く且つわかりやすく表示できるもので、非常に使い勝手がよいものである。
【0038】
次に、フロートスイッチ19がオンしてから消火するまでの約20〜40分の間に消し忘れタイマー手段34により自動消火される場合が考えられるが、この時の作動について説明する。
【0039】
前記S10でフロートスイッチ19がオンすると、ブザー44から「ピピピッ」という報知音を3回連続で発生させ(S29)、それまで点灯していたカラー表示器46の緑色LED51を消灯し(S30)、同時にカラー表示器46の赤色LED50を遅い点滅周期(2秒オン/1秒オフ)で点滅開始し(S31)、さらに給油文字表示部43の「給油」という文字を点滅表示(1秒オン/0.5秒オフ)開始し(S32)、そして電磁ポンプ20の駆動パルス数をカウント開始する(S33)。
【0040】
次にカウントしたパルス数が所定値以上かを判定し、ここでは所定値以下であるので(S34でNo)、消し忘れタイマー手段34のカウントした時間が消火時間の15分前であるかをチェックする(S44)。
【0041】
この消し忘れタイマー手段34のカウント時間が消火時間の15分前であった場合は(S44でYes)、ブザー44から「ピー・ピー・ピー」という報知音を発し(S45)、カラー表示器46の表示は変更せず赤色LED50の遅い点滅を継続した状態で、室温を表示していた数字表示部42のセグメントに「OFF」の文字を点滅表示させて(S46)、消し忘れタイマー手段34による自動消火が近いことを使用者に知らせる。
【0042】
そして再びS34に戻りパルス数が所定値に達していないのでS44へ進み、S44でNoであるのでS47へ進み、同じように消し忘れタイマー手段34のカウント時間が消火時間の10分前かどうかをチェックする。消火時間の10分前になると15分前と同様にカラー表示器46の表示は変更せず赤色LED50の遅い点滅を継続した状態でブザー44から「ピー・ピー・ピー」という報知音を発して(S48)消し忘れタイマー手段34による自動消火が近いことを使用者に知らせる。また消火時間の3分前も同様である。
【0043】
そして消し忘れタイマー手段34のカウント時間が消火時間に達すると(S50)、ブザー44から「ピー・ピー・ピー」という報知音を発し(S51)、カラー表示器46の赤色LED50及び運転ランプ40を消灯し(S52、S53)、数字表示部42の「OFF」文字表示を点滅から点灯に変えて(S54)、消し忘れタイマー手段34による自動消火が行われることを報知したら、燃焼ファン23、電磁ポンプ20、対流ファン5を駆動停止して消火動作を行う(S55)。
【0044】
消火動作を行った後に、運転スイッチ37がオフされると(S56)、オフ操作の確認音「ピピッ」を発生させ(S57)、数字表示部42の「OFF」文字表示及び給油文字表示部43を消灯させる(S58、S59)。このように「OFF」文字表示及び給油文字表示部43は運転スイッチ37がオフされるまで継続するので、機器の運転が消し忘れタイマー手段34により消火されたこと及び残り燃料量が少なくなっていることを消火後に知ることができる。
【0045】
尚、消し忘れタイマー手段34により報知音を発してから、消し忘れタイマー手段34の消火時間が来る前に(S44〜S50)、電磁ポンプ20のパルス数が所定値以上になった場合は、前記S34でYesとなり前記S35〜S43の動作を行い、カラー表示器46を赤色で速い点滅周期で点滅させるようにして、燃料切れで運転が停止したことを離れた位置からも明確にわかるように表示する。
【0046】
また、前記S10でフロートスイッチ19がオンする前に、消し忘れタイマー手段34により報知音を発してから消し忘れタイマー手段34の消火時間が来る前に(S11〜S20)、残り燃料量が減ってフロートスイッチ19がオンすると(S10でYes)、前記S29へ進み、カラー表示器46を赤色の遅い点滅周期で点滅させて、燃料切れ(S34でYes)か、運転開始から3時間経過(S50でYes)のどちらか早い方の消火制御を行う。
【0047】
このように、一度カラー表示器46を緑色で点滅表示を開始しても、残り燃料量が少なくなったときはカラー表示器46を赤色の点滅表示に変えて、消し忘れタイマー手段34による消火予告よりも残り燃料量が少なくなったことを優先してカラー表示器46に表示するようにしているので、残り燃料量が少なくなったことを確実に知ることができる。
【0048】
また、燃料切れ消火手段36により消火されたときは、給油を行わなければ再度運転開始してもすぐ消えてしまうので、給油の必要性を確実に報知するため消火後もカラー表示器46を進出色である赤色で速い点滅を行わせて燃料切れで消火したことを視覚的に積極的に報知し、また、消し忘れタイマー手段34により消火された時は、運転スイッチ37を再投入するだけで他の復帰作業を必要とせずに再度運転開始して運転継続できるので、カラー表示器46は消灯しておくものである。
【0049】
次に、タイマースイッチ39がオンされ、おはようタイマー手段35がセットされた場合について前記の消し忘れタイマー手段35による自動消火と違う部分について説明すると、図8のS1〜S9までが図10のS60〜S70に入れ替わるもので、先ず、タイマースイッチ39がオンされると(S60)、オン操作の確認音「ピッ」をブザー44から発し(S61)、タイマースイッチ39の近傍に設けられたタイマーランプ41を点灯する(S62)。
【0050】
そして、タイマー時刻に達すると(S63)、運転ランプ40を遅い点滅周期(0.5秒オン/0.5秒オフ)で点滅開始し(S64)、気化ヒータ26に通電開始して気化器25の予熱を開始し(S65)、気化温度センサ27が点火可能な温度を検知して予熱が完了すると(S66)、カラー表示器46の緑色LED51を点灯し(S67)、運転ランプ40を点滅から点灯に変化させて(S68)、燃焼ファン23、電磁ポンプ20、点火器30、対流ファン5を駆動して点火動作を行う(S69)。
【0051】
そして、運転開始から1時間のタイマー(便宜的に消し忘れタイマーと表す)のカウントを開始する。その後は消し忘れタイマーのカウント時間が1時間であることを除いて図8のS10以降と同一であるので説明を省略する。
【0052】
尚、このおはようタイマー手段35はタイマースイッチ39のオフ操作によって解除されるもので、運転スイッチ37のオフ操作では解除されず、翌日のタイマー時刻が来れば前記S63からのステップを繰り返して動作するものである。
【0053】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、運転状態を示す表示器が操作部と独立して設けられているので、操作部に設けられた他の表示ランプに紛れることなく表示器を容易に確認することができる。そして、表示器の表示形態を運転状態に応じて発色を変更するようにしているので、従来の点灯・点滅による表示のみならず表示器の色の違いにより運転状況を容易且つ明確に認識可能であり、また、運転状態を発光により表示する表示器を機器の正面、両側面、上面より確認可能に突出して設けたので、表示器を認識できる視野角を大幅に拡大でき、さらに表示器を機器前面略中央に設けたので、正面からの視認性が特によいと共に、上方や側面からの視認性も確保することが出来た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の温風暖房機の外観斜視図。
【図2】同本体の断面図。
【図3】同燃焼系の断面図。
【図4】同操作部の正面図。
【図5】同制御系の構成図。
【図6】同表示基盤の取付状態での正面図。
【図7】同拡散レンズの説明図。
【図8】同作動を示すフローチャート。
【図9】同作動を示すフローチャート。
【図10】同作動を示すフローチャート。
【符号の説明】
5 対流ファン
9 バーナ部
46 カラー表示器(表示器)

Claims (1)

  1. 機器の操作を行う操作部と、燃焼を行うバーナ部と、このバーナ部で発生した熱を温風として暖房に供する対流ファンと、運転状態及びタイマー消火までの時間や燃料量を発光色を変えて表示する一つの表示器とを備え、前記表示器を前記操作部とは独立して離れた器具本体前面で機器の正面、両側面、上面より確認可能に突出して設けたことを特徴とする温風暖房機。
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