JP4014821B2 - 燃焼機器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は灯油等の燃料を燃焼させ室内の暖房を行う燃焼機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来よりこの種のファンヒータ等の燃焼機器に於いては、各種の運転状態を発光色を変えることで表示する大きめの表示器を、器具本体前面に備え、通常運転状態やセーブ運転状態や燃料切れ状態を表示するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところでこの従来のものでは、運転状態が表示器の発光色を見ただけでわかり使用勝手が良いと言う反面、表示器の発光が眩しすぎ特に就眠時には邪魔となったり、また、色が変わりすぎて落ち着かず表示器はいらないと言う意見も有り、全ての使用者が快適に使用出来る器具にはなっていなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この発明はこの点に着目し上記課題を解決するため、請求項1では特にその構成を、燃焼を行うバーナ部と、運転開始から所定時間経過すると自動消火する消し忘れタイマー手段と、室温が設定温度に達すると自動消火し、再び室温が設定温度以下に低下すると自動的に燃焼開始させるセーブ運転手段と、残り燃料量が少なくなると自動消火を行う燃料切れ消火手段とを備え、前記消し忘れタイマー手段の自動消火またはセーブ運転手段による消火を表示すると共に、燃料切れ消火手段により自動消火する前に自動消火が行われることを予告する共通のカラー表示器を備え、このカラー表示器は消し忘れタイマー手段による消火予告を第1の色で表示し、セーブ運転手段による消火を第2の色で表示し、燃料切れ消火手段による消火予告を第3の色で表示予告し、更に前記消し忘れタイマー手段による消火予告と前記燃料切れ消火手段による消火予告とが重複したときは、燃料切れ消火手段による消火予告を優先して第3の色で表示して予告するようにし、更にこのカラー表示器による表示を禁止する選択スイッチを設けたものである。
【0005】
また、請求項2では特にその構成を、燃焼を行うバーナ部と、運転開始から所定時間経過すると自動消火する消し忘れタイマー手段と、室温が設定温度に達すると自動消火し、再び室温が設定温度以下に低下すると自動的に燃焼開始させるセーブ運転手段と、残り燃料量が少なくなると自動消火を行う燃料切れ消火手段とを備え、前記消し忘れタイマー手段の自動消火またはセーブ運転手段による消火を表示すると共に、燃料切れ消火手段により自動消火する前に自動消火が行われることを予告する共通のカラー表示器を備え、このカラー表示器は消し忘れタイマー手段による消火予告を第1の色で表示し、セーブ運転手段による消火を第2の色で表示し、燃料切れ消火手段による消火予告を第3の色で表示予告し、更に前記消し忘れタイマー手段による消火予告と前記燃料切れ消火手段による消火予告とが重複したときは、燃料切れ消火手段による消火予告を優先して第3の色で表示して予告するようにし、更にこのカラー表示器の輝度を調節する輝度調節手段を設けたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
請求項1に係る発明によると、燃焼を行うバーナ部2と、通常運転モード中は緑色LE
D59を点灯させて表示すると共に、セーブ運転モード中は青色LED60を点灯させて表示し、更に燃料切れ時には赤色LED58を点灯させて表示する1つのカラー表示器54とを備え、このカラー表示器54による表示を禁止する選択スイッチ70を設け、選択スイッチ70を表示しない側に切替れば、出力停止手段71が制御装置32からカラー表示器54へ伝達される出力を停止し、カラー表示器54による表示がなくなるので、使用者自身がカラー表示器54の有無を選択出来、極めて使用勝手が良いものである。
【0008】
請求項2に係る発明によると、燃焼を行うバーナ部2と、通常運転モード中は緑色LE
D59を点灯させて表示すると共に、セーブ運転モード中は青色LED60を点灯させて表示し、更に燃料切れ時には赤色LED58を点灯させて表示する1つのカラー表示器54とを備え、このカラー表示器54による表示の輝度を調節する輝度調節手段72を設け、輝度調節手段72のボリュームを明と暗で調節すれば、カラー表示器54の表示輝度が変化して、使用者自身が好む表示輝度を選ぶことが出来、極めて使用勝手が良いものである。
【0010】
【実施例】
次に、本発明に係る発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
【0011】
1は温風暖房機本体で、2は前面上部に備えられた操作部、3は温風を案内するルーバ4が取り付けられた温風吹出口、5は背面の温風取入口6にファンガード7を介して取り付けられた対流ファン、8は前記温風取入口6と温風吹出口3とを連通する送風ボックス、9は前記送風ボックス8内にバーナヘッド10を突出して設けられたバーナ部、11は前記バーナヘッド10を囲堯して燃焼空間を形成する燃焼筒、12は前記送風ボックス8内で前記燃焼筒11の真上に配設された遮熱板である。
【0012】
前記機器本体1の外装体は、前面を覆う前パネル13と、上面を覆う上面板14と、側面及び背面を覆う背面板15とを置き台16の上に固定して構成されている。
【0013】
次に17は灯油などの液体燃料を供給するカートリッジ式タンク、18はこのカートリッジ式タンク17からの燃料を一時的に溜め置く固定タンク、19は固定タンク18内の燃料量が所定量以下になるとオンするフロートスイッチ、20は固定タンク18内の燃料を送油管21及び送油ノズル22を介してバーナ部9へ圧送する電磁ポンプ、23は燃焼用空気を送風管24を介して送風する燃焼ファンである。
【0014】
25は液体燃料を気化する気化器、26は前記気化器25を燃料が気化可能な温度まで加熱する気化ヒータ、27は前記気化器25の温度を検知する気化温度センサ、28はバーナヘッド8の外周に設けられた炎孔網、29は燃焼熱を気化器25へ回収する熱回収リング、30は気化ガスにスパーク放電して点火する点火器、31は炎の状態を監視するフレームロッドである。
【0015】
32はこの機器本体1の制御を行う制御装置であって、マイコン(図示せず)を中心に構成されている。33は前記操作部2に設けられた操作部基盤であり、操作部2に設けられた各種スイッチや表示ランプがこの操作部基盤33を介して前記制御装置32に接続されている。
【0016】
34は運転開始からの時間をカウントして所定時間(3時間)経過すると自動消火させる消し忘れタイマー手段で、通常運転モードを構成するものであり、35は予め設定されたタイマー時刻に機器の運転を開始させ、運転開始から所定時間(1時間)経過すると自動消火させるおはようタイマー手段で、36は残り燃料量が所定量以下になると前記電磁ポンプ20の駆動パルス数をカウント開始し、このカウントしたパルス数が所定値以上になると自動消火させる燃料切れ消火手段である。尚、この燃料切れ消火手段36は、残り燃料量が所定量以下になってから一定時間の経過で自動消火させるものや、残り燃料量が前記の所定量より少ない第2の所定量以下になったことをを第2のフロートスイッチにより検知して自動消火させるものでもよい。
【0017】
37は通常運転モード以外の運転モードを構成するセーブ運転手段で、サーミスタから成る室温センサ38により検出される室温と、アップスイッチ39とダウンスイッチ40から成る設定温度手段41によって任意に設定される設定温度とを比較して、室温が設定温度より3℃高くなると燃焼を自動的に消火させ、そして室温が設定温度より0.3℃以下に低下することで自動的に燃焼開始させ、燃料の無駄な消費を防止した省エネルギーの運転を可能としたものである。
【0018】
前記操作部2には機器の運転/停止を指示する運転スイッチ42と、前記消し忘れタイマー手段34のカウント時間をリセットして再度所定時間(3時間)のカウントを開始させる延長スイッチ43と、前記通常運転モードの消し忘れタイマー手段34の運転から、通常モード以外の運転モードであるセーブ運転手段37による運転に切替るセーブ運転スイッチ44と、前記おはようタイマー手段35を動作させるタイマースイッチ45と、運転スイッチ42に近接して設けられた運転ランプ46と、セーブ運転スイッチ44に接近して設けられたセーブ運転ランプ47と、タイマースイッチ45に近接して設けられたタイマーランプ48と、運転状態では室温と設定温度を表示し表示切替スイッチ49の切替で時刻を表示しおはようタイマー手段35のセットも可能とする数字表示部50と、給油という文字を表示する給油文字表示部51と、各スイッチの操作時や何等かの警告時に音を発するブザー52とが設けられており、前記数字表示部50と給油文字表示部51は液晶表示器53に設けられているものである。
【0019】
54は操作部2と温風吹出口3との間の中央部に設けられたカラー表示器で、消し忘れタイマー手段34による通常運転モードの運転中、またはおはようタイマー手段35による設定したタイマー時刻の到来の運転ては視覚的に後退作用のある後退色の緑色に点灯し、且つ消し忘れタイマー手段34及びおはようタイマー手段35による自動消火の一定時間前より緑色で点滅することにより消火を予告し、また残り燃料量が所定量以下となり燃料切れ消火手段36により消火する際には視覚的に進出作用のある進出色である赤色に点灯・点滅することで、より目に付きやすい色にて使用者に給油を促すものである。
【0020】
更に上記カラー表示器54は、セーブ運転手段37による通常運転モード以外の運転モードの運転では、緑色と同じく視覚的に後退作用のある後退色の青色に点灯し、且つ室温が設定温度以上に達した自動消火後も継続して点灯し、色の違いで通常運転モードの運転中とを区別すると共に、自動消火後も継続点灯することで、消火してもセーブ運転モードは継続中で室温が設定温度以下になれば再び自動的に燃焼開始することを表示するものであり、セーブ運転スイッチ44の押圧によるモード解除では、燃焼中では緑色に変わり、消火中では消灯し、運転スイッチ42のオフ操作及び消し忘れタイマー手段34による自動消火では、セーブ運転モードは記憶したまま青色の点灯は消灯するが、再運転時にはセーブ運転モードから運転し青色の点灯となる。
【0021】
またセーブ運転モード中のおはようタイマーでカラー表示器54は、タイマースイッチ45のオン操作で青色の点灯を消灯し、設定時刻到来の予熱開始と同時に青色の点灯を再開し、所定時間(1時間)経過で自動消火する一定時間前より青色の点滅を行い、所定時間経過で消灯するものである。
【0022】
このカラー表示器54は、赤色及び緑色及び青色の三色に発光する発光部55とこの発光部55の光を周囲に拡散する拡散レンズ56とにより構成されている。
【0023】
この発光部55は、発光部基盤57に赤色LED58と緑色LED59を3個ずつ環状交互に配置し、その中央に赤色LED58及び緑色LED59より輝度の高い青色LED60を設けてなり、また、この発光部55は送風ボックス8の上部空間で上面板14の前縁に取り付けられた前パネル13の取付金具兼操作部取付板61の下端から垂下された取付金具62の穴部63に発光部基盤57を取り付けた基盤取付部材64の爪部65を引っかけて固定されている。尚、この発光部基盤57は制御装置32の基盤(図示せず)にリード線で接続されている。
【0024】
前記拡散レンズ56は、前パネル13の発光部55に対向する位置に設けられた開口部66に係止爪67を引っかけて取り付けられており、さらに取付状態で機器の正面、両側面、上面より確認可能となるよう大きく突出するように、その正面側を周縁から中心部に向かって滑らかに盛り上がっていく略半球形状とし、また、背面は周縁より一まわり小さい範囲内に四角錐状の凹部68を多数設けプリズムとし、さらにシボ加工により微細な凹凸を設けて、光を正面側に均一に拡散させる拡散面69としており、背面側で受けた発光部55の複数のLEDからの分散した光を半球状の正面側に略均一に拡散させ、機器正面からの視認性を向上し且つ上方や側面からの視認性も向上させるものである。
【0025】
このようにカラー表示器54を機器本体1側の発光部55と、前パネル13側の拡散レンズ56とに分割してその間を開放状態にして構成しているので、発光部55での発熱がこもることがなく拡散レンズ56の耐熱性が低くてすみ、さらに、組立時は発光部55のリード線を制御装置32の基板に接続してから前パネル13を取り付けて、その後に拡散レンズ56を前パネル13に取り付けることができるので、前パネル13を機器本体1側に近づけた状態で保持してリード線を接続するという不安定な作業がなくなり、組立容易で生産性が向上すると共に、逆手順にて分解性も向上させることができ、従って整備性も向上する。
【0026】
70は操作部2に設けられた選択スイッチで、通常時は表示する側にセットされているが、この選択スイッチ70を表示しない側に切替ることで、出力停止手段71が作動して制御装置32からカラー表示器54へ伝達される出力遮断し、カラー表示器54による表示が行われないようになるものである。
【0027】
次に、本実施例のカラー表示器54による表示が行われる状態の作動について図8〜図13のフローチャートに基づいて説明する。
【0028】
先ず、運転スイッチ42が押されると(ステップ1、以下S1と略す)、消し忘れタイマー34がカウント開始し(S2)、オン操作の確認音「ピッ」をブザー52から発し(S3)、運転スイッチ42近傍に設けられた運転ランプ46を遅い点滅周期(0.5秒オン/0.5秒オフ)で点滅開始し(S4)、セーブ運転スイッチ44がオンされているかを検出し(S5)、YESではAフローチャートに進みNOでは、カラー表示器54の緑色LED59を点灯し(S6)、その後気化ヒータ26に通電開始して気化器25の予熱を開始し(S7)、確認音により操作が受け付けられたことと運転ランプ46の点滅状態により気化器25が予熱状態に入ったことがわかる。
【0029】
更に気化温度センサ27が点火可能な温度を検知して予熱が完了すると(S8)、運転ランプ46を点滅から点灯に変化させて(S9)、燃焼ファン23、電磁ポンプ20、点火器30、対流ファン5を駆動して点火動作を行う(S10)、このように、カラー表示器54を緑色の後退色で点灯することで視覚的にうるさくすることなく通常運転モードで運転ていることを表示し、Bフローチャートに進む。
【0030】
次にAフローチャートでは、S5でセーブ運転スイッチ44がオンされていれば、即ち通常運転モード以外の運転モードで運転中しているので、カラー表示器54の青色LED60を点灯させて表示し(S11)、そして気化ヒータ26が通電開始して気化器25の予熱を開始し(S12)、気化温度センサ27が点火可能な温度を検知して予熱が完了すると(S13)、運転ランプ46を点滅から点灯に変化させて(S14)、燃焼ファン23、電磁ポンプ20、点火器30、対流ファン5を駆動して通常運転モードと同じく点火動作を行う(S15)、このように、カラー表示器54を通常運転モード時の緑色とは色違いの青色の後退色で点灯させることで、視覚的にうるさくすることなく、通常運転モード以外のセーブ運転が行われていることを、遠くからでも見えるように表示するものである。
【0031】
そしてS16に進み、室温と設定温度とを比較し、室温が設定温度より3℃以上高いかを判断して、室温がそこまで達していなければ、NOでS17に進みセーブ運転スイッチ44がオフされたかを判断し、NOであれば燃焼を継続してBフローチャートに進み、YESであればカラー表示器54の青色を消灯し(S18)、カラー表示器54の緑色を点灯させ(S19)、その後Bフローチャートに進む。
【0032】
S16で室温が設定温度より3℃以上高ければ、YESで自動消火し(S20)、運転ランプ46が点灯から消灯に変化して(S21)、燃焼が停止したことを表示すると共に、カラー表示器54は継続して青色を点灯して、燃焼は停止しても通常モード以外のセーブ運転モードは継続していることを表示するものであり、S22では再びセーブ運転スイッチ44がオフされたかを判断し、YESではEフローチャートに進んで運転状態であるので燃焼開始の点火動作へ移行し、NOではS23に進み室温と設定温度とを比較して、室温が設定温度より0.3℃以下に低下すると、YESで自動的に燃焼を再開し(S24)、運転ランプ46は再び点灯して燃焼が再開したことを表示し(S25)、S16に戻るものであるが、カラー表示器54はこの時も青色点灯状態である。
【0033】
次にBフローチャートでは、通常運転モードの運転中はセーブ運転モードを何時でも受け付けるので、S26でセーブ運転スイッチ44がオンされたかを判断し、YESではCフローチャートに進み、NOではフロートスイッチ19がオンしたかをチェックする(S27)。
【0034】
前記S27で燃料量がフロートスイッチ19がオンするレベルまで減っていないと、消し忘れタイマー手段34のカウント時間が消火時間の15分前に達しているかをチェックし(S28)、消火時間の15分前であったら、ブザー52から「ピー・ピー・ピー」という報知音を発生させ(S29)、カラー表示器54の通常運転モード中は緑色LED59を、又セーブ運転モード中では青色LED60を遅い点滅周期(2秒オン/1秒オフ)で点滅させ(S30)、室温を表示していた数字表示部50のセグメントに「OFF」の文字を点滅表示(0.5秒オン/0.5秒オフ)して(S31)、ブザー52による音とカラー表示器54による光と数字表示部50による文字表示により自動消火が近いことを使用者に確実に知らせる。
【0035】
そして、消し忘れタイマー手段34のカウント時間が消火時間の10分前に達したら(S32)、再びブザー52から「ピー・ピー・ピー」という報知音を発生させ(S33)、自動消火が近いことを使用者に知らせる。
【0036】
さらに、消し忘れタイマー手段34のカウント時間が消火時間の3分前に達したら(S34)、再びブザー52から「ピー・ピー・ピー」という報知音を発生させ(S35)、そしてカラー表示器54の通常運転モード中は緑色LED59を、又セーブ運転モード中ては青色LED60を遅い点滅周期から速い点滅周期(1秒オン/0.5秒オフ)に変更して点滅させ(S36)、自動消火までの残り時間が短くなったことを視覚的にわかりやすく使用者に知らせることができる。
【0037】
そして、消し忘れタイマー手段34のカウント時間が消火時間をカウントしたら(S37)、ブザー52から「ピー・ピー・ピー」という報知音を発生させて(S38)自動消火を行うことを音で報知し、カラー表示器54の通常運転モード中は緑色LED59を、又セーブ運転中では青色LED60を消灯させ(S39)、運転ランプ46を消灯させ(S40)、数字表示部50の「OFF」文字表示を点滅状態から点灯状態へと変化させ(S41)、そして燃焼ファン23、電磁ポンプ20、対流ファン5を駆動停止して消火動作を行う(S42)。
【0038】
消火動作を行った後に、運転スイッチ42がオフされると(S43)、オフ操作の確認音「ピッ」をブザー52から発生させ(S44)、数字表示部50の「OFF」文字表示を消灯させ、時計表示し(S45)、以下Eフローチャートでスタートに戻る。
このように「OFF」文字表示は運転スイッチ42がオフされるまで継続するので、機器の運転が消し忘れタイマー手段34により消火されたことを消火後にも知ることができる。
【0039】
次に、前記S27で固定タンク18内の残り燃料量が所定量以下でフロートスイッチ19がオンした場合のDフローチャートについて説明すると、ブザー52から「ピピピッ」という報知音を3回連続で発生させ(S46)、カラー表示器54の緑色LED59を消灯し(S47)、同時にカラー表示器54の赤色LED58を遅い点滅周期(2秒オン/1秒オフ)で点滅開始し(S48)、さらに給油文字表示部51の「給油」という文字を点滅表示(1秒オン/0.5秒オフ)開始する(S49)。
【0040】
このように、カラー表示器54の表示を通常運転モード中の後退色である緑色、及びセーブ運転モード中の後退色である青色から進出色である赤色に変えることで、残り燃料量が少なくなったことを視覚的により積極的且つわかりやすく表示し、さらにブザー52による音とカラー表示器54による光と給油文字表示部51による「給油」という文字の表示により燃料切れによる自動消火が近いことを使用者に確実に知らせて給油を促す。
【0041】
次に、電磁ポンプ20の駆動パルス数をカウント開始し(S50)、このカウントしたパルス数が所定値以上かどうかを判定する(S51)。尚このカウントするパルス数の所定値は、固定タンク18内の燃料が完全に空にならないように設定されており、強燃焼で約20分、弱燃焼で約40分の燃焼が継続できる。
【0042】
ここでカウントしたパルス数が所定値に達した場合には(S51でYes)、ブザー52から「ピピピッ」という報知音を3回連続で発生させ(S52)、カラー表示器54の赤色LED58を遅い周期の点滅から速い周期(1秒オン/0.5秒オフ)の点滅に変えて点滅開始し(S53)、さらに運転ランプ46を点灯状態から速い点滅周期(0.2秒オン/0.2秒オフ)での点滅状態に変えて(S54)、燃料切れによる自動消火が行われることを視覚的にわかりやすく使用者に知らせた後に、燃焼ファン23、電磁ポンプ20、対流ファン5を駆動停止して消火動作を行う(S55)。
【0043】
この消火動作を行った後も、運転スイッチ42がオフされるまではカラー表示器54の赤色LED58及び運転ランプ46及び給油文字表示部51の「給油」という文字の点滅表示を継続するようにしているので、運転終了後もカラー表示器54の赤色LED58の速い点滅を継続して、消火時に使用者が機器本体1の近くにいなかった場合にも燃料切れで運転が停止したことを離れた位置からも明確にわかるように表示でき、さらに給油が必要であることを強く訴えることができ、使い勝手のよいものである。
【0044】
次に、運転スイッチ42がオフされると(S56)、オフ操作の確認音「ピッ」を発生させ(S57)、カラー表示器54の赤色LED58及び運転ランプ46及び給油文字表示部51を消灯させる(S58、S59、S60)ので、使用者が給油を行う意志がないときは、運転スイッチ42をオフ操作すれば消灯させることができるので、カラー表示器54の赤色LED58の点滅表示が視覚的にうるさく感じ邪魔であるときにも容易に対応できるものである。
【0045】
このように、運転開始から所定時間の経過による自動消火の予告は前記カラー表示器54を、その時の運転モードに応じた緑色又は青色の後退色を点滅させることで行い、残り燃料量が少なくなったことによる自動消火の予告は前記カラー表示器54を赤色(赤、黄などの進出色)に点滅することで視覚に強く訴えて注意をより積極的に喚起可能にしたので、カラー表示器54の発色を確認すれば、その時の運転モードと共に自動消火の予告の原因が明確にわかり、使用者は延長スイッチ43を押したり給油を行うなどして適切な対応をすることができ、使い勝手がよい。
【0046】
次に、フロートスイッチ19がオンしてから消火するまでの約20〜40分の間に消し忘れタイマー手段34により自動消火される場合が考えられるが、この時の作動について説明する。
【0047】
次にS51でカウントしたパルス数が所定値以上かを判定し、ここでは所定値以下であるので(S51でNo)、消し忘れタイマー手段34のカウントした時間が消火時間の15分前であるかをチェックする(S61)。
【0048】
この消し忘れタイマー手段34のカウント時間が消火時間の15分前であった場合は(S61でYes)、ブザー52から「ピー・ピー・ピー」という報知音を発し(S62)、カラー表示器54の表示は変更せず赤色LED58の遅い点滅を継続した状態で、室温を表示していた数字表示部50のセグメントに「OFF」の文字を点滅表示させて(S63)、消し忘れタイマー手段34による自動消火が近いことを使用者に知らせる。
【0049】
そしてGフローチャートで再びS51に戻りパルス数が所定値に達していないのでS61へ進み、S61でNoであるのでS64へ進み、同じように消し忘れタイマー手段34のカウント時間が消火時間の10分前かどうかをチェックする。消火時間の10分前になると15分前と同様にカラー表示器54の表示は変更せず赤色LED58の遅い点滅を継続した状態でブザー52から「ピー・ピー・ピー」という報知音を発して(S65)消し忘れタイマー手段34による自動消火が近いことを使用者に知らせる。また消火時間の3分前も同様である。(S66)
【0050】
そして消し忘れタイマー手段34のカウント時間が消火時間に達すると(S67)、ブザー52から「ピー・ピー・ピー」という報知音を発し(S68)、カラー表示器54の赤色LED58及び運転ランプ46を消灯し(S69、S70)、数字表示部50の「OFF」文字表示を点滅から点灯に変えて(S71)、消し忘れタイマー手段34による自動消火が行われることを報知したら、燃焼ファン23、電磁ポンプ20、対流ファン5を駆動停止して消火動作を行う(S72)。
【0051】
消火動作を行った後に、運転スイッチ42がオフされると(S73)、オフ操作の確認音「ピッ」を発生させ(S74)、数字表示部50の「OFF」文字表示及び給油文字表示部51を消灯させる(S75、S76)。このように「OFF」文字表示及び給油文字表示部51は運転スイッチ42がオフされるまで継続するので、機器の運転が消し忘れタイマー手段34により消火されたこと及び残り燃料量が少なくなっていることを消火後に知ることができる。
【0052】
尚、消し忘れタイマー手段34により報知音を発してから、消し忘れタイマー手段34の消火時間が来る前に(S61〜S67)、電磁ポンプ20のパルス数が所定値以上になった場合は、前記S51でYesとなり前記S52〜S60の動作を行い、カラー表示器54を赤色で速い点滅周期で点滅させるようにして、燃料切れで運転が停止したことを離れた位置からも明確にわかるように表示する。
【0053】
また、前記S27でフロートスイッチ19がオンする前に、消し忘れタイマー手段34により報知音を発してから消し忘れタイマー手段34の消火時間が来る前に(S28〜S37)、残り燃料量が減ってフロートスイッチ19がオンすると(S27でYes)、前記S46へ進み、カラー表示器54を赤色の遅い点滅周期で点滅させて、燃料切れ(S51でYes)か、運転開始から3時間経過(S67でYes)のどちらか早い方の消火制御を行う。
【0054】
このように、一度カラー表示器54を通常運転モード中は緑色で、又セーブ運転モード中は青色で点滅表示を開始しても、残り燃料量が少なくなったときはカラー表示器54を赤色の点滅表示に変えて、消し忘れタイマー手段34による消火予告よりも残り燃料量が少なくなったことを優先してカラー表示器54に表示するようにしているので、残り燃料量が少なくなったことを確実に知ることができる。
【0055】
また、燃料切れ消火手段36により消火されたときは、給油を行わなければ再度運転開始してもすぐ消えてしまうので、給油の必要性を確実に報知するため消火後もカラー表示器54を進出色である赤色で速い点滅を行わせて燃料切れで消火したことを視覚的に積極的に報知し、また、消し忘れタイマー手段34により消火された時は、運転スイッチ42を再投入するだけで他の復帰作業を必要とせずに再度運転開始して運転継続できるので、カラー表示器54は消灯しておくものである。
【0056】
次に、S26でセーブ運転スイッチ44がオンされたかを判断し、YESで進むCフローチャートについて説明すれば、通常運転モード中からセーブ運転モードへの切替であるから、カラー表示器54は先ず現在点灯中の緑色LED59を消灯し(S77)、青色LED60を点灯させる(S78)。
【0057】
そしてS79に進み、室温と設定温度とを比較し、室温が設定温度より3℃以上高いかを判断して、室温がそこまで達していなければ、NOでS80に進みセーブ運転スイッチ44がオフされたかを判断し、NOであれば燃焼を継続してBフローチャートに進み、YESであればカラー表示器54の青色を消灯し(S81)、カラー表示器54の緑色を点灯させ(S82)、その後Bフローチャートに進む。
【0058】
S79で室温が設定温度より3℃以上高ければ、YESで自動消火し(S83)、運転ランプ46が点灯から消灯に変化して(S84)、燃焼が停止したことを表示すると共に、カラー表示器54は継続して青色を点灯して、燃焼は停止しても通常モード以外のセーブ運転モードは継続していることを表示するものであり、S85では再びセーブ運転スイッチ44がオフされたかを判断し、YESではEフローチャートに進んで運転状態であるので燃焼開始の点火動作へ移行し、NOではS86に進み室温と設定温度とを比較して、室温が設定温度より0.3℃以下に低下すると、YESで自動的に燃焼を再開し(S87)、運転ランプ46は再び点灯して燃焼が再開したことを表示し(S88)、S79に戻るものであるが、カラー表示器54はこの時も青色点灯状態である。
【0059】
次に、タイマースイッチ45がオンされ、おはようタイマー手段35がセットされた場合について説明すると、運転開始させたい時刻を設定後にタイマースイッチ45がオンされると(S89)、オン操作の確認音「ピッ」をブザー52から発し(S90)、タイマースイッチ45の近傍に設けられたタイマーランプ48を点灯する(S91)。
【0060】
そして、タイマー時刻に達すると(S92)、運転ランプ46を遅い点滅周期(0.5秒オン/0.5秒オフ)で点滅開始し(S93)、気化ヒータ26に通電開始して気化器25の予熱を開始し(S94)、更にセーブ運転スイッチ44がオンされているかを判断し(S95)、YESではセーブ運転モードで運転が開始されるのでカラー表示器54の青色LED60を点灯させ(S96)、NOでは通常運転モードで運転が開始されるのでカラー表示器54の緑色LED59を点灯させ(S97)、おはようタイマー手段35での運転中でもどの運転モードで運転されているかを表示するものである。
【0061】
次に、気化温度センサ27が点火可能な温度を検知して予熱が完了すると(S98)、運転ランプ46が点滅から点灯に替わり(S99)、燃焼ファン23、電磁ポンプ20、点火器30、対流ファン5を駆動して点火動作を行う(S100)、そして運転開始から1時間のタイマー(便宜的に消し忘れタイマーと表す)のカウントを開始し(S101)、その後は消し忘れタイマーのカウント時間が1時間であることを除いて図10のS27以降と同一であるので説明を省略する。
【0062】
尚、このおはようタイマー手段35はタイマースイッチ45のオフ操作によって解除されるもので、運転スイッチ42のオフ操作では解除されず、翌日のタイマー時刻が来れば前記S92からのステップを繰り返して動作するものである。
【0063】
このように、カラー表示器54は通常運転モード中は緑色で点灯し、通常運転モード以外のセーブ運転モード中は青色で点灯して、運転モードの違いを点灯色を替えて表示し、遠くからでも現在の運転モードを容易に知ることが出来るようにして、使用勝手を良くしたものである。
【0064】
又、通常運転モードである消し忘れタイマー手段34による自動消火時には、通常運転モード自体が自動的に解除されることから、カラー表示器54の緑色の点灯表示は消灯させて、モード自体が解除されて消火したことを使用者に知らせることが出来、一方セーブ
運転モード中の室温が設定温度に達した自動消火では、カラー表示器54の青色の点灯表示は継続して表示させておくことで、モード自体は解除されておらず、室温が設定温度以下に低下すれば、再び自動的に燃焼が開始されることを知らせることが出来、消火しているので慌てて運転スイッチ42をオンしてしまうような誤操作を確実に防止することが出来るものである。
【0065】
更にカラー表示器54は残り燃料量が所定量以下であると通常運転モード時の緑色、或いはセーブ運転モード時の青色とは異なる第3の色である赤色を点灯表示するので、給油が必要であることをわかりやすく報知でき、さらに燃料切れによる自動消火後もこの色の点灯表示を継続すれば、自動消火の原因が燃料切れであることを離れた位置からも明確に認識することができ、使い勝手がよいものである。
【0066】
また、運転中であることを表示する前記第1の色及び第2の色を緑、青などの視覚的に後退作用のある後退色とし、残り燃料量が少なくなったことあるいは燃料切れで自動消火したことを表示する前記第3の色を赤や黄などの視覚的に進出作用のある進出色としたので、運転中であることを視覚的にうるさくすることなく表示できると共に、給油を行わなければいけないことを、より目に入りやすい色により視覚に強く訴えて確実に報知できる。
【0067】
尚、この実施例では通常運転モード以外の運転モードをセーブ運転のみとしたが、これに限定されることなく、例えば設定温度に達したら、検出室温或いは設定温度を自動変更して、燃焼量を周期的に変化させるゆらぎ省エネ運転や、部屋の広さに応じて最大燃焼量を可変する小部屋運転としても良く、又これらの運転の組み合わせ運転でも良く、更におはようタイマー運転をカラー表示器54の違う色点灯で表示しても良いことは勿論である。
【0068】
次に、カラー表示器54の表示をなくする作動について説明すれば、選択スイッチ70を表示しない側に切替れば、出力停止手段71が作動して消し忘れタイマー手段34、おはようタイマー手段35、燃料切れ消火手段36、セーブ運転手段37等の制御装置32からの出力が遮断される。
【0069】
これにより、カラー表示器54は前記したような表示は行わず、消灯状態を継続するが、各ランプや数字表示部50、給油文字表示部51、ブザー52は通常通りに作動するので、運転状態が全くわからなくなることはなく、カラー表示器54の発光が眩しすぎたり、就眠時邪魔な時にはこの表示を容易になくすことが出来、使用者の好みに応じた使用が可能で、またカラー表示器54が必要となれば選択スイッチ70を再び切替れば良いものである。
【0070】
次に、図14、15に示す輝度調節手段72を備えた実施例について、前記した実施例との相違部分のみを説明すれば、操作部2にはボリュームスイッチから成る輝度スイッチ73を位置させた輝度調節手段72を設け、この輝度調節手段72は輝度スイッチ73を明或いは暗側に操作することで、カラー表示器54の各LED輝度を調節して、使用者の好みに応じた輝度にすることが出来、以後はこの調節された輝度で前記フローチャート通りで、カラー表示器54は運転状態を表示するものである。
【0071】
次に、図16、17に示す自動輝度調節を備えた実施例について、同じく前記した実施例との相違部分のみを説明すれば、輝度スイッチ73の替わりに室内の明るさを検出する光センサ74を本体上部に設け、この光センサ74による検出値と予め記憶されている基準値とを演算部75で比較演算し、その偏差に応じて輝度調節手段72を制御してカラー表示器54の輝度を、今の室内の明るさに最適な輝度とするもので、室内が明るい時には輝度を上げて見やすくし、暗くなれば輝度を落として眩しさを和らげて就眠の邪魔にもならないようにするものであり、また自動的に行われるから極めて便利で使用勝手も良いものである。
【0072】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、カラー表示器はセーブ運転の燃焼中は緑色で点灯し、自動消火中は青色で点灯して、燃焼中と消火中であるが運転モードは記憶され室温が低下すれば自動的に再燃焼を開始する状態であることを、点灯色を替えて表示し、遠くからでも現在の運転状態を容易に知ることが出来るようにして、使用勝手を良くしたものである。
又、通常運転モードである消し忘れタイマー手段による自動消火時には、通常運転モード自体が自動的に解除されることから、カラー表示器54の緑色の点灯表示は消灯させて、モード自体が解除されて消火したことを使用者に知らせることが出来る。
更にカラー表示器は残り燃料量が所定量以下であると通常運転モード時及びセーブ運転の燃焼中の緑色とは異なる第3の色である赤色を点灯表示するので、給油が必要であることをわかりやすく報知でき、さらに燃料切れによる自動消火後もこの色の点灯表示を継続すれば、自動消火の原因が燃料切れであることを離れた位置からも明確に認識することができ、使い勝手がよいものである。
一方、一度カラー表示器54を通常運転モード中は緑色で、又セーブ運転モード中は青色で点滅表示を開始しても、残り燃料量が少なくなったときはカラー表示器54を赤色の点滅表示に変えて、消し忘れタイマー手段34による消火予告よりも残り燃料量が少なくなったことを優先してカラー表示器54に表示するようにしているので、残り燃料量が少なくなったことを確実に知ることができる。
更に、カラー表示器の点灯表示色を見れば今どの運転モードで運転しているかが、遠くからでも容易に知ることが出来ることは勿論、このカラー表示器による表示が必要なかったり邪魔な時には、スイッチ一つで容易に表示されないようにすることが出来、使用者の好みや使用状況に応じて使い分けられ就眠の邪魔にもならず、極めて使用勝手が良いものである。
【0073】
また、カラー表示器の表示をなくすことなく、その輝度のみを自由に調節出来るようにすれば、表示の機能はそのまま残しながら眩しさのみを和らげることが出来、就眠時にも邪魔にならず安眠出来るものであり、使用者の好みや使用状況に応じた仕様に出来、極めて使用勝手が良いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の温風暖房機の外観斜視図。
【図2】同本体の断面図。
【図3】同燃焼系の断面図。
【図4】同操作部の正面図。
【図5】同制御系の構成図。
【図6】同表示基盤の取付状態での正面図。
【図7】同拡散レンズの説明図。
【図8】同作動を示すフローチャート。
【図9】同作動を示すフローチャート。
【図10】同作動を示すフローチャート。
【図11】同作動を示すフローチャート。
【図12】同作動を示すフローチャート。
【図13】同作動を示すフローチャート。
【図14】他の実施例を示す操作部の正面図。
【図15】同制御系の構成図。
【図16】更に他の実施例を示す外観斜視図。
【図17】同制御系の構成図。
【符号の説明】
9 バーナ部
54 カラー表示器
58 赤色LED
59 緑色LED
60 青色LED
70 選択スイッチ
71 出力停止手段
72 輝度調節手段
73 輝度スイッチ
74 光センサー
75 演算部
Claims (2)
- 燃焼を行うバーナ部と、運転開始から所定時間経過すると自動消火する消し忘れタイマー手段と、室温が設定温度に達すると自動消火し、再び室温が設定温度以下に低下すると自動的に燃焼開始させるセーブ運転手段と、残り燃料量が少なくなると自動消火を行う燃料切れ消火手段とを備え、前記消し忘れタイマー手段の自動消火またはセーブ運転手段による消火を表示すると共に、燃料切れ消火手段により自動消火する前に自動消火が行われることを予告する共通のカラー表示器を備え、このカラー表示器は消し忘れタイマー手段による消火予告を第1の色で表示し、セーブ運転手段による消火を第2の色で表示し、燃料切れ消火手段による消火予告を第3の色で表示予告し、更に前記消し忘れタイマー手段による消火予告と前記燃料切れ消火手段による消火予告とが重複したときは、燃料切れ消火手段による消火予告を優先して第3の色で表示して予告するようにし、更にこのカラー表示器による表示を禁止する選択スイッチを設けたことを特徴とする燃焼機器。
- 燃焼を行うバーナ部と、運転開始から所定時間経過すると自動消火する消し忘れタイマー手段と、室温が設定温度に達すると自動消火し、再び室温が設定温度以下に低下すると自動的に燃焼開始させるセーブ運転手段と、残り燃料量が少なくなると自動消火を行う燃料切れ消火手段とを備え、前記消し忘れタイマー手段の自動消火またはセーブ運転手段による消火を表示すると共に、燃料切れ消火手段により自動消火する前に自動消火が行われることを予告する共通のカラー表示器を備え、このカラー表示器は消し忘れタイマー手段による消火予告を第1の色で表示し、セーブ運転手段による消火を第2の色で表示し、燃料切れ消火手段による消火予告を第3の色で表示予告し、更に前記消し忘れタイマー手段による消火予告と前記燃料切れ消火手段による消火予告とが重複したときは、燃料切れ消火手段による消火予告を優先して第3の色で表示して予告するようにし、更にこのカラー表示器の輝度を調節する輝度調節手段を設けたことを特徴とする燃焼機器。
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